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JP3331690B2 - 加工機 - Google Patents

加工機

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JP3331690B2
JP3331690B2 JP21630593A JP21630593A JP3331690B2 JP 3331690 B2 JP3331690 B2 JP 3331690B2 JP 21630593 A JP21630593 A JP 21630593A JP 21630593 A JP21630593 A JP 21630593A JP 3331690 B2 JP3331690 B2 JP 3331690B2
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JP
Japan
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jig
work
cutting oil
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rotary
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秀俊 戸上
正樹 酒井
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Suzuki Motor Co Ltd
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Suzuki Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加工ヘッドに装着され
た回転刃具によって、筒状を呈するワークの内周面を加
工するよう構成された加工機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の加工機、例えばエンジンのシリ
ンダブロックを対象としたポート面取り加工機では、ワ
ーク(シリンダブロック)のセットされたワーク取付け
治具を、治具回転ユニットによりベッドに対して適宜回
転させながら、加工ヘッドに装着した超硬ロータリーバ
ー等の回転刃具によって、シリンダブロックのボアに形
成された各ポートの面取り加工を実施している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、シリンダブ
ロックに対して面取り加工を実施する際、回転刃具の潤
滑・冷却を目的として多量の切削油が使用されるが、従
来の加工機において切削油を一旦貯溜しておくための切
削油タンクは、ベッドの後方(背後側)に配置されるこ
とが一般的であり、よって加工機を設置する場合に広い
占有スペースを必要とする不都合があった。本発明は上
記実状に鑑みて、切削油タンクの設置に伴う占有スペー
スの増大を防止できる加工機を提供することを目的とす
る。
【0004】一方、上記ワーク取付け治具は、作動流体
によって動作するワーク保持用のクランパーを具備し、
かつ治具回転ユニットの回転軸に設置されているため、
上記ワーク取付け治具のクランパーへは、上記回転軸を
介して作動流体を供給する必要がある。しかし、上記治
具回転ユニットの回転軸は、加工機のベッドに設置され
たユニットベースに対して、回転端なしに回転し得るよ
う構成されているため、従来の加工機ではユニットベー
スから回転軸へ作動流体を供給するべく、ユニットベー
スと回転軸との間を全周に亘ってシールするとともに回
転軸の外周に通路を形成する、従来から周知の構成を採
用しており、構造が極めて複雑なものとなる不都合を免
れなかった。本発明は上記実状に鑑みて、構造の複雑化
を招来することなく、治具回転ユニットの回転軸を介し
てワーク取付け治具に作動流体を供給し得る加工機を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に関わる加工機で
は、ワーク取付け治具に切削油の通過を許容する解放部
を設けるとともに、治具回転ユニットの回転軸にワーク
取付け治具の解放部に臨む中央孔を設け、さらにベッド
の内部に切削油タンクと該切削油タンクに治具回転ユニ
ットからの切削油を案内するガイド部材を設けている。
さらに、本発明に関わる加工機では、変形自在なパイプ
の一端および他端を、治具回転ユニットのユニットベー
スおよび回転軸の底部に各々回転継手を介して接続する
とともに、上記パイプの全長を少なくとも回転軸の回動
に伴って一端と他端とが最も離間した距離より長く設定
し、このパイプと回転軸とを介してユニットベースから
ワーク取付け治具に作動流体を供給するよう構成してい
る。
【0006】
【作用】ワークに供給した切削油を、ワーク取付け治具
および治具回転ユニットの内部を通して、ベッドの内部
に設けられた切削油タンクに流し込むことにより、加工
機の占有スペースを可及的に小さくできる。また、回転
軸の回転に追従してパイプが自由に変形することによ
り、複雑な構成を要することなく、治具回転ユニットに
おけるユニットベースから、回転軸を介してワーク取付
け治具に作動流体を供給することができる。
【0007】
【実施例】以下、一実施例を示す図面に基づいて、本発
明を詳細に説明する。図1ないし図15は、本発明に関
わる加工機を、雪上車搭載用のエンジンにおけるシリン
ダブロックを加工対象のワークとし、ボアに形成された
各ポートのエッジ部を面取りするためのポート面取り加
工機に適用した例を示している。
【0008】上記ポート面取り加工機1は、図1ないし
図4に示す如く、フロア上に設置されたベッド10、お
よび該ベッド10に治具回転ユニット20を介して設置
されたワーク取付け治具30を備えるとともに、上下方
向と水平方向との2軸方向に沿って移動に設けられた加
工ヘッド40を具備しており、この加工ヘッド40には
回転刃具(超硬ロータリーバー)50が装着されてい
る。
【0009】そして、上記ポート面取り加工機1では、
ワーク(シリンダブロック)100のセットされたワー
ク取付け治具30を、治具回転ユニット20によってベ
ッド10に対し適宜回転させつつ、加工ヘッド40に装
着した回転刃具50により、ワーク100における各ポ
ートの面取り加工を実施している。
【0010】上記ベッド10は、図1ないし図4に示す
如くロアベッド11とアッパベッド12とから構成され
ている。上記ロアベッド11は、それ自身が潤滑油タン
クを構成しており、清掃等の作業を考慮してメインテナ
ンス用ハッチ11Aが設けられ、かつ底板11Bに傾斜
が形成されている一方、上記アッパベッド12の内部に
は、後に詳述するように切削油を上記ロアベッド11
(切削油タンク)に導くガイド部材としてのプレート1
2Aが傾斜した態様で設けられている。
【0011】ここで、上記ポート面取り加工機1では、
ロアベッド11が潤滑油タンクを構成、言い換えればベ
ッド10の内部に潤滑油タンクを設けたので、ベッドの
後方(背後側)に潤滑油タンクを配置していた従来の加
工機に比べ、遥かに狭いスペースにも設置が可能であ
る。
【0012】図5ないし図7に示すように、治具回転ユ
ニット20はユニットベース21と回転軸22とを具備
しており、上記ユニットベース21は上述したベッド1
0におけるアッパベッド12の上部に固定設置されてい
る一方、上記回転軸22はユニットベース21に対して
回転自在に支承されている。
【0013】また、上記回転軸22は、その上部に後述
するワーク取付け治具30が固定設置されているととも
に、ユニットベース21に設けられた駆動モータ23に
駆動プーリ24aとベルト24bと従動プーリ24cと
を介して連係され、作業状況に合わせてワーク100の
姿勢を変化させるべく適宜に回動される。
【0014】さらに、上記回転軸22の中央域には、上
下方向に延びて貫通する中央孔22Aが設けられてお
り、この中央孔22Aは上述したベッド10におけるプ
レート12Aの上方域に占位している。
【0015】図5と図8ないし図11とに示す如く、上
記ワーク取付け治具30はベース部31と交換部32と
から構成されている。ベース部31は、ベースブロック
31Aとプッシュプレート31Bとを有しており、該プ
ッシュプレート31Bはベースブロック31Aに固設さ
れたエアシリンダアクチュエータ31Cによって進退動
作される。なお、図9の符号31Dはプッシュプレート
31Bに設けられた一対のガイドロッドである。
【0016】また、上記ベースブロック31Aの中央域
には、図5ないし図8に示すように上下方向に貫通する
解放部31Eが形成されており、この解放部31Eは上
記治具回転ユニット20における回転軸22の中央孔2
2Aと連通している。
【0017】一方、上記ワーク取付け治具30における
交換部32は、図8および図11に示す如く、ベースブ
ロック31Aに取付けられた基準プレート32Aと、プ
ッシュプレート31Cに取付けられたクランププレート
32Bとを有しており、これら基準プレート32Aおよ
びクランププレート32Bには、プレート状の固定側ラ
フガイド32Cおよび可動側ラフガイド32Dが各々取
り付けられている。
【0018】上記クランププレート32Bがエアシリン
ダアクチュエータ31Cの動作に基づいて基準プレート
32Aに近接すると、図8および図11に示す如く基準
プレート32Aとクランププレート32Bとは、ワーク
(シリンダブロック)100のスカート部100Sを外
周からクランプする。また、このとき固定側ラフガイド
32Cと可動側ラフガイド32Dとは、図8に示すよう
にワーク100における排気口100oと吸気口100
iをそれぞれ覆う位置に占位する。
【0019】図8に示すように、上記ワーク取付け治具
30のベース部31におけるベースブロック31Aに
は、エアシリンダアクチュエータ31Cに作動エアを供
給するエア通路31Fが形成されており、このエア通路
31Fとエアシリンダアクチュエータ31Cとは、図8
および図9に示すようにエアホース31Gを介して互い
に接続されている。
【0020】一方、図5に示すように、治具回転ユニッ
ト20における回転軸22の周壁内部には、上記ベース
部31のエア通路31Fと連通する態様で、エア通路2
2B上下に貫通形成されており、このエア通路22Bは
後述するパイプ25を介してユニットベース21のエア
通路21Aに接続され、さらに上記エア通路21Aはエ
アホース26を介してエア供給源(図示せず)に接続さ
れている。
【0021】図5に示すように、上記パイプ25の一端
(右端部)は、回転継手27を介してユニットベース2
1に設けられたエア通路21Aに接続されている一方、
上記パイプ25の他端(左端部)は、回転軸22に設け
られたエア通路22Bに、該回転軸22の周壁底面に取
付けられた回転継手28を介して接続されている。
【0022】さらに上記パイプ25は、容易に変形し得
る配管用ナイロンチューブ等から形成されているととも
に、図7に示すように回転軸22の回転に伴って、回転
継手27と回転継手28とが互いに最も離隔した状態に
おいても、上記回転継手27と回転継手28とを確実に
接続し得る長さに設定されており、もって回転軸22が
ユニットベース21に対して回転する際、上記パイプ2
5は図7において各鎖線で示す如く自在に変形して回転
軸22に追従することとなる。
【0023】ここで、上記ポート面取り加工機1では、
治具回転ユニット20のユニットベース21と回転軸2
2とを、上記回転軸22の回転に追従して自由に変形す
るパイプ25によって接続したので、従来の加工機に比
較して簡潔な構成によって、治具回転ユニット20のユ
ニットベース21から、回転軸22を介してワーク取付
け治具30へ作動エアを供給することが可能となった。
【0024】一方、加工ヘッド40は、図12および図
13に示すように、ベースフレーム41と主軸ガイドス
リーブ42とを有しており、この主軸ガイドスリーブ4
2には主軸43が回転自在に支承され、この主軸43の
先端には回転刃具(超硬ロータリーバー)50が装着さ
れている。
【0025】上記主軸43は、ベースフレーム41に設
けられた駆動モータ44に、駆動プーリ45aとベルト
45bと従動プーリ45cとを介して連係されており、
上記回転刃具50は駆動モータ44の回転に基づいて 1
4000rpm 程度の高速で回転される。
【0026】主軸ガイドスリーブ42の基部には、底部
の解放された箱形状を呈するケーシング60が取り付け
られており、上記ケーシング60は加工ヘッド40がワ
ーク100に対する所定の作業位置に占位した状態にお
いて、図12に示す如くワーク100の周囲を覆うとと
もに、上記ワーク100における上方部、詳しくは該ワ
ーク100のボア(中央孔)100Aにおける上部の開
口を覆うよう構成されている。
【0027】また、上記ケーシング60の内部には、図
12に示すように分岐パイプ71が取り付けられてお
り、この分岐パイプ71からは後述する刃具カバー80
へ切削油を導入させるための複数本のガイドチューブ7
2,72…が延び、また上記分岐パイプ71には図13
に示す如く切削油供給源(図示せず)から延びるフレキ
シブルホース73が接続されており、これらフレキシブ
ルホース73、分岐パイプ71およびガイドチューブ7
2により、切削油を刃具カバー80へ供給するための切
削油供給手段70が構成されている。
【0028】一方、上記加工ヘッド40における主軸ガ
イドスリーブ42の先端部には、図12に示す如く刃具
カバー80が設けられており、この刃具カバー80は図
14および図15に示すように、ワーク100のボア1
00Aに加工ヘッド40が挿入された際に、上記回転刃
具50においてボア100Aと対向する部位以外の露出
部分を囲繞する態様で構成されている。
【0029】上記刃具カバー80は、一対のフランジ8
0a,80aを介して主軸ガイドスリーブ42にボルト
止めされており、図14に示すように解放側の縁部80
bは面取り加工時においてボア100Aと可及的に近接
する態様で形成されているとともに、回転刃具50を囲
繞している外壁80cの下方部も、上記回転刃具50に
可及的に近接する態様で形成されている。
【0030】さらに、上記刃具カバー80の内部には、
外壁80cとガイド板80dとによって切削油通路80
Aが画成されており、この切削油通路80Aには、上述
した切削油供給手段70を構成するガイドチューブ7
2,72…の端部が挿入されている。
【0031】ポート面取り加工機1の稼働時において、
上記ガイドチューブ72,72…を介して刃具カバー8
0の内部に切削油が供給されると、この切削油は上記刃
具カバー80における切削油通路80Aを通って回転刃
具50に噴射される。
【0032】ここで、上述した如く刃具カバー80とボ
ア100A、および刃具カバー80と回転刃具50との
隙間が狭く設定されているので、上記刃具カバー80の
内部からは切削油が容易に流れ出ず、回転刃具50は刃
具カバー80の内部に溜まった切削油に浸る格好となる
ために、100Aの内周面と回転刃具50との接触部分
(加工部位)に切削油が確実に供給されることとなる。
【0033】また、上記刃具カバー80によって回転刃
具50における外周の大部分が覆われ、かつ上述の如く
刃具カバー80内の切削油に回転刃具50が浸る格好と
なるため、切粉や切削油の飛散を最小限に抑えることが
できる。
【0034】一方、上記ワーク100におけるボア10
0Aの上部開口は、加工ヘッド40をワーク100に対
する所定の作業位置に占位させた際、上述した如くケー
シング60によって覆われるため、加工作業時に上記ボ
ア100Aからワーク100の外部に切削油が飛散する
こと未然に防止することができる。
【0035】さらに、上記ワーク100における吸気口
100iおよび排気口100oは、該ワーク100をワ
ーク取付け治具30にセットした際、上述した如く固定
側ラフガイド32Cおよび可動側ラフガイド32Dによ
って覆われるため、加工作業時に上記吸・排気口からワ
ーク100の外部に切削油が飛散すること未然に防止す
ることができる。
【0036】一方、上記ワーク100の加工部位に供給
されたのち、ボア100Aの内部から流れ出る切削油
は、上述したワーク取付け治具30の解放部31Eを通
過し、次いで上述した治具回転ユニット20における回
転軸22の中央孔22Aを通過して、ベッド10のプレ
ート12Aに流れ落ちる。
【0037】プレート12Aに流れ落ちた切削油は、該
プレート12Aに案内されて切削油タンクを構成してい
るロアベッド11の内部に流れ込み、こののち図示して
いない還流設備を介して、再び加工ヘッド40に設けら
れた刃具カバー80の内部にに送り込まれる。
【0038】ここで、上記ポート面取り加工機1では、
ワークに供給した切削油を、ワーク取付け治具30の解
放部31Eと、治具回転ユニット20における回転軸2
2の中央孔22Aとを介して、ベッド10の内部におい
て切削油タンクを構成するロアベッド11に流し込んで
いるので、ベッドの後方に潤滑油タンクを配置していた
従来の加工機に比べ、加工機の占有スペースを小さくす
ることができる。
【0039】なお、本発明に関わる加工機は、実施例に
示したエンジンブロックを加工対象としたポート面取り
加工機のみならず、筒状を呈するワークの内周面を回転
刃具により加工するよう構成された種々の加工機におい
ても有効に適用し得ることは勿論である。
【0040】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明に関わる
加工機では、ワーク取付け治具に切削油の通過を許容す
る解放部を設け、かつ治具回転ユニットの回転軸にワー
ク取付け治具の解放部に臨む中央孔を設け、さらにベッ
ドの内部に切削油タンクと該切削油タンクに治具回転ユ
ニットからの切削油を案内するガイド部材を設け、ワー
クに供給した切削油を、ワーク取付け治具および治具回
転ユニットの内部を通して、ベッドの内部に設けられた
切削油タンクに流し込むよう構成したことにより、加工
機の占有スペースを可及的に小さくすることが可能とな
った。さらに、本発明に関わる加工機では、変形自在な
パイプの一端および他端を、治具回転ユニットのユニッ
トベースおよび回転軸の底部に各々回転継手を介して接
続し、かつパイプの全長を少なくとも回転軸の回動に伴
って一端と他端とが最も離間した距離より長く設定し、
このパイプと回転軸とを介してユニットベースからワー
ク取付け治具に作動流体を供給するよう構成したことに
より、複雑な構成を要することなく治具回転ユニットに
おけるユニットベースから回転軸を介してワーク取付け
治具に作動流体を供給することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わる加工機を示す要部断面正面図。
【図2】本発明に関わる加工機を示す右側面図。
【図3】本発明に関わる加工機を示す要部断面左側面
図。
【図4】本発明に関わる加工機を示す概念的な全体平面
図。
【図5】本発明に関わる加工機の治具回転ユニットおよ
びワーク取付け治具の要部を破断して示す側面図。
【図6】本発明に関わる加工機の治具回転ユニットを示
す全体平面図。
【図7】本発明に関わる加工機の治具回転ユニットを示
す要部底面図。
【図8】本発明に関わる加工機のワーク取付け治具を示
す断面側面図。
【図9】本発明に関わる加工機のワーク取付け治具にお
けるベース部を示す平面図。
【図10】本発明に関わる加工機のワーク取付け治具に
おけるベース部を示す端面図。
【図11】本発明に関わる加工機のワーク取付け治具に
おける交換部を示す平面図。
【図12】本発明に関わる加工機の加工ヘッドを示す断
面側面図。
【図13】本発明に関わる加工機の加工ヘッドを示す全
体平面図。
【図14】(a)および(b)は、本発明に関わる加工
機の加工ヘッドおよび刃具カバーを示す要部断面側面図
および底面図。
【図15】(a)および(b)は、本発明に関わる加工
機の刃具カバーを示す断面側面図および底面図。
【符号の説明】
1…ポート面取り加工機(加工機)、 10…ベッド、 11…ロアベッド(切削油タンク)、 12A…プレート(ガイド部材)、 20…治具回転ユニット、 21…ユニットベース、 22…回転軸、 22A…中央孔、 25…パイプ、 27,28…回転継手、 30…ワーク取付け治具、 31…ベース部、 31E…解放部、 32…交換部、 40…加工ヘッド、 50…回転刃具、 100…ワーク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23Q 11/10 B23C 1/14 B24B 9/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工ヘッドに装着された回転刃具に
    より、筒状を呈するワークの内周面を加工するよう構成
    された加工機であって、 上記ワークを載置した状態で保持するとともに、上記ワ
    ークから下方へ流れ出る切削油の通過を許容する解放部
    を有するワーク取付け治具と、 上部に上記ワーク取付け治具が設置されるとともにユニ
    ットベースに対して回転自在に設けられ、さらに上記ワ
    ーク取付け治具の上記解放部に臨んで上下に貫通する中
    央孔を有する回転軸を備えて成る治具回転ユニットと、 上部に上記治具回転ユニットが設置され、内部に切削油
    タンクを有するとともに、上記治具回転ユニットから流
    れ出る切削油を上記切削油タンクに導くガイド部材を備
    えたベッドとを具備し、 変形自在なパイプの一端を上記ユニットベースに回転継
    手を介して接続する一方、上記パイプの他端を上記回転
    軸における上記中央孔を避けた底部に回転継手を介して
    接続するとともに、上記パイプの全長を少なくとも上記
    回転軸の回動に伴って一端と他端とが最も離間した距離
    より長く設定し、上記パイプおよび上記回転軸を介して
    上記ユニットベースから上記ワーク取付け治具に作動流
    体を供給するよう構成したことを特徴とする加工機。
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CN114248123B (zh) * 2021-12-28 2023-04-28 江苏南高智能装备创新中心有限公司 一种冷却效果好且具有安全防护功能的数控加工设备

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