JP3327048B2 - アンテナ装置 - Google Patents
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Description
(TDMA)などの無線機に搭載されるアンテナ装置に
関するものである。
の一例を示すブロック図であり、アンテナ選択ダイバー
シチ受信構成になっている。図において、1は送信信号
を変調・増幅しアンテナへ出力する送信部TX、2は入
力電波を増幅・復調する第1の受信部RX1、3は同じ
く入力電波を増幅・復調する第2の受信部RX2、4は
送信部1の出力端と受信部1の入力端をそれぞれアンテ
ナに整合させて接続する送受信共用分波器(デュプレク
サ)DPLX、5は送受信共用の第1のアンテナANT
1、6は受信専用の第2のアンテナANT2、7は第1
の受信部2と第2の受信部3の出力を選択的に切り替え
て、いわゆるアンテナ選択ダイバーシチ受信動作を行う
ための受信部切替スイッチである。
造の一例を一部破断して示す斜視図であり、5が送受信
共用の第1のアンテナ、6が受信専用の第2のアンテナ
である。
機の送信時においては、送信信号は送信部1で変調・増
幅され、その出力はデュプレクサ4にて必要帯域外のス
プリアス成分を除去した後、第1のアンテナ5から電波
として放射される。一方、受信時には、第1のアンテナ
5にて受信された電波は、デュプレクサ4にて帯域制限
された後、第1の受信部2に入力され、増幅・復調が行
われる。また、第2のアンテナ6にて受信された電波
は、第2の受信部3に入力され、増幅・復調が行われ
る。この第1の受信部2の出力と第2の受信部3の出力
のうち良好な特性が期待される出力を受信部切替スイッ
チ7が選択して切り替え、アンテナ選択ダイバーシチ受
信動作を行う。この際の切替タイミングはTDMAの受
信タイムスロット毎など実施されるアンテナ選択ダイバ
ーシチ受信の方式により各種あり、また、切替選択の判
断基準としては一般に受信電界強度、回線の誤り率など
が利用される。
あり、送受信共用の第1のアンテナ5はホイップアンテ
ナ、受信専用の第2のアンテナ6は筺体内に内蔵した板
状逆Fアンテナでアンテナ選択ダイバーシチ受信を実現
している。全2重通信であるTDMA無線通信では、一
般に送信と受信では搬送周波数が異なるため、送受信共
用の第1のアンテナ5には送受信両周波数帯域をカバー
する広帯域性が必要とされる。しかしながら、図23に
示したホイップアンテナ5では、共振周波数はホイップ
アンテナ自身の物理的な長さ・寸法に依存し、かつ単一
共振点しか持たないため、図24に示す通り送受信両周
波数帯域において最良の性能を満足させることは難し
い。アンテナ性能は空間あるいは送受信機との整合の良
さを示す反射損失(VSWR)値が小さい程良いことを
示す。このため、図25に示すような2共振特性を持つ
アンテナも種々考えられているが、この場合各々の共振
に対する性能評価値(Q値)が1共振のものに比べて高
くなるため、帯域内での放射効率やVSWR特性などの
偏差が大きく、また温度変化や製造上のばらつきによる
共振周波数のずれが放射効率やVSWR特性などのアン
テナ特性の劣化に顕著に影響する。図24、図25はそ
れぞれ単一共振点、および2共振点を持つアンテナの反
射損失(VSWR)特性を示すもので、縦軸にVSWR
値、横軸に送受信周波数をとり、fRXは受信周波数、
fTXは送信周波数を示す。アンテナ性能はVSWR値
が小さい(図では下方向)程良いことを示している。
う際には、アンテナ選択ダイバーシチ受信構成に供され
る送受信共用の第1のアンテナ5と受信専用の第2のア
ンテナ6の相互相関ができるだけ無いことが要求され
る。ところが、図23に示したような小形の無線機で
は、第1のアンテナ5と第2のアンテナ6は互いに空間
的に近接して配置されざるを得ず、相互相関が大きくな
る傾向にある。また、一方のアンテナの放射パターン、
放射効率などのアンテナ特性に他方のアンテナの存在が
影響を及ぼしアンテナ特性の劣化をもたらす。
以上のように構成されているので、送受信の周波数帯域
が離れている場合、両周波数帯域において最良の特性を
満足させることが困難であった。また、アンテナ選択ダ
イバーシチ受信を行う際、小形の無線機ではアンテナ選
択ダイバーシチ受信用の複数のアンテナが相互に影響を
及ぼし、アンテナ特性が劣化するなどの問題点があっ
た。
ためになされたもので、TDMAの送受信の各々におい
て最良のアンテナ特性を実現できるとともに、アンテナ
選択ダイバーシチ受信の場合にも、アンテナ相互の影響
を少なくする、あるいは良い影響が出るような設定を可
能として、放射効率、放射パターンなどのアンテナ特性
を向上できるアンテナ装置を得ることを目的とする。
装置は、第1のアンテナと電気長を切り替える手段を有
する第2のアンテナを備え、第2のアンテナの電気長を
切り替える構成としたものである。
る手段を有する第2のアンテナを備え、第2のアンテナ
の電気長をTDMAの送受信タイミングに応じて切り替
える構成としたものである。
る手段を有する第2のアンテナを備え、第2のアンテナ
の電気長をアンテナ選択ダイバーシチ受信の受信選択の
有無に応じて切り替える構成としたものである。
り替える手段を有する第2のアンテナの電気長を切り替
え、第1のアンテナに対する第2のアンテナの影響を制
御する。
2のアンテナの電気長をTDMAの送受信タイミングに
応じて切り替え、第1のアンテナに対する第2のアンテ
ナの影響を制御する。
2のアンテナの電気長をアンテナ選択ダイバーシチ受信
の受信選択の有無に応じて切り替え、第1のアンテナに
対する第2のアンテナの影響を制御する。
について説明する。図1は実施例1のTDMA無線機の
構成を示すブロック図で、図2は同じくその動作を説明
するタイミング図である。図1において、1は送信信号
を変調・増幅しアンテナへ出力する送信部、2は入力電
波を増幅・復調する受信部、4は送信部1の出力端と受
信部2の入力端をそれぞれアンテナに整合させて接続す
る送受信共用分波器(デュプレクサ)、50は電気長を
切り替える手段を有する送受信共用のアンテナ、10は
アンテナ50の電気長を切り替える電気長切替信号であ
る。図2において、11はTDMAの当該無線機が電波
を放射することができる送信タイムスロットT、12は
当該無線機が電波を受信することができる受信タイムス
ロットR、13は当該無線機が自局チャネルに関する送
受信に与らない時間枠、すなわちアイドルタイムスロッ
トIである。なお、アイドルタイムスロット13中に、
周辺基地局の電界強度を測定するために、無線機は受信
動作を行う例もある。42はTDMA無線機がダイバー
シチ受信動作をする場合のダイバーシチ切替判定期間で
ある。また、アンテナ50の電気長を切り替える電気長
切替信号10が、送信タイムスロット11に対応するタ
イミングにアンテナ50の電気長をlTに、受信タイム
スロット12など送信タイムスロット11以外のタイミ
ングにアンテナ50の電気長をlRに切り替えることを
示している。
0は、2種類の電気長lTとlRを有し、電気長切替信
号10によりいずれかの電気長に切り替えることが可能
な手段を有する。すなわち、アンテナ50が電気長lT
に切り替えられているときは、アンテナ50は送信周波
数fTXに共振し、電気長lRに切り替えられていると
きには、受信周波数fRXに共振する。本実施例のTD
MA無線機は送信部1の出力と受信部2の入力がデュプ
レクサ4を介してこのアンテナ50に接続されている。
電気長切替信号10は、TDMAフレームに同期してお
り、図2に示すように、送信タイムスロット11では、
電気長切替信号10はアンテナ50の電気長をlTとな
るように切り替える。この時のアンテナのVSWR特性
は図3の実線で示される通り、アンテナ50は送信周波
数fTXで最良となる特性を示す1共振アンテナとして
動作する。時間が進み送信タイムスロット11から、受
信タイムスロット12あるいはアイドルタイムスロット
13に推移すると、電気長切替信号10はアンテナ50
の電気長をlRとなるように切り替える。この時のアン
テナ50のVSWR特性は図3の一点鎖線で示される通
り、アンテナ50は受信周波数fRXで最良となる特性
を示す1共振アンテナとして動作する。このように、T
DMAのフレームフォーマットにしたがって、アンテナ
長を切り替えることにより、アンテナ50は送信タイム
スロット11においても、また受信タイムスロット12
においても、各々の周波数で最良のアンテナ特性が実現
される。
気長を切り替える手段を有するアンテナ50の第1の具
体的な構成例を示す図である。図4において14はプリ
ント基板等板状の基材、15はこの基材の上に印刷配線
された導体からなる第1のアンテナ素子、16はこの第
1のアンテナ素子と同様に上記基材14上に形成される
が、その長さが異なる第2のアンテナ素子であり、17
は電気長切替信号10により前記アンテナ素子15、1
6を切り替える切替スイッチである。第1のアンテナ素
子15の長さは送信周波数fTXの波長λTの1/4、
第2のアンテナ素子16の長さは、受信周波数fRXの
波長λRの1/4に設定され、第1のアンテナ素子15
が上記電気長lTに、第2のアンテナ素子16が上記電
気長lRにそれぞれ対応する。切替スイッチ17は小形
化をはかるため一般にGaAsMESFET等の半導体
素子によって構成され、共通接続端子と第1のアンテナ
素子15あるいは第2のアンテナ素子16いずれかが選
択的に接続される。本例では共通接続端子はデュプレク
サ4に接続され、電気長切替信号10により送信タイム
スロット11では第1のアンテナ素子15が、受信タイ
ムスロット12およびアイドルタイムスロット13では
第2のアンテナ素子16が選択されるよう切り替えられ
る。なお、アンテナ素子の設定を1/4波長ベースとし
たが他に1/2波長、1/8波長などの例も可能であ
る。
せられる電気長を切り替える手段を有するアンテナ50
の第2の具体的な構成例を示す図である。図5において
18は棒状の基材、19はこの基材の周囲に螺旋状に巻
回された導線からなる第1のアンテナ素子、20はこの
第1のアンテナ素子と同様に上記基材18の周囲に巻回
されるが、その長さが第1のアンテナ素子19と異なる
第2のアンテナ素子である。第1のアンテナ素子19は
電気長がlT、第2のアンテナ素子20は電気長がlR
に対応するよう導線の長さ、間隔が調整される。半導体
素子等からなる切替スイッチ17により共通接続端子と
第1のアンテナ素子19あるいは第2のアンテナ素子2
0のいずれかが選択的に接続される。本例では共通接続
端子はデュプレクサ4に接続され、電気長切替信号10
により送信タイムスロット11では第1のアンテナ素子
19が、受信タイムスロット12およびアイドルタイム
スロット13では第2のアンテナ素子20が選択される
よう切り替えられ、第1の実施例と同様の効果を奏す
る。
せられる電気長を切り替える手段を有するアンテナ50
の第3の具体的な構成例を示す図である。図6において
21a、21bは2つの部分に分かれた棒状導体等から
なるアンテナ素子、22はこのアンテナ素子21a、2
1bの間に設置されたコイル、23はこのコイルの両端
に接続されたON/OFF動作が可能なスイッチであ
る。スイッチ23がONのとき、アンテナ素子21a、
21bは直結され、電気長がlTとなる。スイッチ23
がOFFの時、アンテナ素子21a、21bはコイル2
2を介して接続され、電気長がlRとなる。図6のアン
テナ50は、図1のアンテナ50として用いられ、電気
長切替信号10により送信タイムスロット11ではスイ
ッチ23をONとしてアンテナの電気長をlTとし、受
信タイムスロット12およびアイドルタイムスロット1
3ではスイッチ23をOFFとして電気長をlRとする
ことにより、実施例1と同様の効果を奏する。
せられる電気長を切り替える手段を有するアンテナ50
の第4の具体的な構成例を示す図である。図7は図6に
示したアンテナに類似するが、コイル22の無い点が異
なる。スイッチ23がOFFの時、アンテナ素子21
a、21bは分断され、アンテナとしての電気長はlT
となる。スイッチ23がONの時、アンテナ素子21a
と21bが接続され、アンテナとしての電気長はlRと
なる。図7のアンテナ50は、図1のアンテナ50とし
て用いられ、電気長切替信号10により送信タイムスロ
ット11ではスイッチ23をOFFとしてアンテナの電
気長をlTとし、受信タイムスロット12およびアイド
ルタイムスロット13ではスイッチ23をONとして電
気長をlRとすることにより、実施例1と同様の効果を
奏する。
供せられる電気長を切り替える手段を有するアンテナ5
0の第5の具体的な構成例を示す図である。図8に示す
アンテナ50はダイポールアンテナで、24は給電側ア
ンテナ素子、25aは第1の接地側アンテナ素子、25
bは第2の接地側アンテナ素子、17は切替スイッチで
ある。第1の接地側アンテナ素子25aは送信周波数f
TXの波長λTの1/4、第2の接地側アンテナ素子2
5bは受信周波数fTXの波長λRの1/4の長さを有
し、電気長は各々lT、lRである。図8のアンテナ5
0は、図1のアンテナ50として用いられ、電気長切替
信号10により送信タイムスロット11では第1の接地
側アンテナ素子25aが選択され、受信タイムスロット
12およびアイドルタイムスロット13では第2の接地
側アンテナ素子25bが選択されることにより、実施例
1と同様の効果を奏する。なお、本実施例では接地側ア
ンテナ素子を切り替えたが、給電側アンテナ素子を切り
替えてもよく、また、接地側または給電側の片方のアン
テナ素子でなく両方のアンテナ素子を切り替えてもよ
い。
び図10について説明する。図9は実施例6のTDMA
無線機の構成を示すブロック図で、図10は同じくその
動作を説明するタイミング図である。図9の本実施例で
は受信特性を向上させるためアンテナ選択ダイバーシチ
受信構成となっており、アンテナ選択ダイバーシチ受信
を行うための第2のアンテナ60、第2の受信部3およ
び受信部を切り替える切替スイッチ7が図1に追加され
ている。また電気長切替信号10により電気長を切り替
えるアンテナは第1のアンテナ5ではなく、第2のアン
テナ60である。すなわち、第2のアンテナ60は、2
種類の電気長l1とl2を有し、電気長切替信号10に
よりいずれかの電気長に切り替えることが可能な手段を
有する。図10において、11はTDMAの当該無線機
が電波を放射することができる送信タイムスロット、1
2は当該無線機が電波を受信することができる受信タイ
ムスロット、13は当該無線機が自局チャネルに関する
送受信に与らない時間枠であるアイドルタイムスロット
である。アンテナ60の電気長を切り替える電気長切替
信号10が、送信タイムスロット11に対応するタイミ
ングにアンテナ60の電気長はl1に、受信タイムスロ
ット12など送信タイムスロット11以外のタイミング
にアンテナ60の電気長はl2に切り替えることを示
す。すなわち、アンテナ60が受信タイムスロット12
またはアイドルタイムスロット13等において電気長l
2に切り替えられているときは、アンテナ60は受信周
波数fRXに共振するように設定されており、受信周波
数で最良のアンテナ特性が得られるアンテナ装置として
動作する。
は、送信は第1のアンテナ5を用いて行われるため、本
来ならば第2のアンテナ60は関与しない。ところが、
従来例にて説明したとおり、小形の無線機においては、
第1のアンテナ5と第2のアンテナ60は空間的に近接
するため、相互に影響を及ぼす。すなわち、第2のアン
テナ60の共振周波数、放射効率、放射パターン等のア
ンテナ特性が、送信タイムスロット11における第1の
アンテナ5の、ひいては無線機としてのアンテナ特性を
左右する。ところが、従来例では、図22の第2のアン
テナ6は、受信時のアンテナ特性のみを考慮して設計さ
れており、たとえば電気長がl2に相当する値に固定さ
れているため、送信タイムスロット11において送信す
るアンテナ5に対して悪影響を及ぼす可能性が大きい。
これを改善するため、本実施例では、図10に示す通
り、送信タイムスロット11においては、第2のアンテ
ナ60の電気長をl1に切り替えるようにする。ここ
で、電気長l1は、送信時、第2のアンテナ60の第1
のアンテナに対する影響を小さくするように、あるいは
積極的に好影響を与えるように設定される。以上の動作
により、TDMAのアンテナ選択ダイバーシチ受信構成
において、送受信ともにアンテナ特性を向上させること
ができる。
る電気長を切り替える手段を有する第2のアンテナ60
の第1の具体的な構成例を示す図である。図11に示す
本アンテナ60は、いわゆる板状逆Fアンテナで、26
は放射板、27は地板、28は放射板と地板を接続する
接地導体、29は放射板26上の第1の給電点、30は
放射板26上の第2の給電点、17は給電点の位置を切
り替える切替スイッチである。アンテナ60は第1の給
電点29と第2の給電点30のいずれを選択するかによ
り、2種類の電気長l1とl2を切り替えることが可能
である。アンテナ60は、図9の第2のアンテナ60と
して用いられ、送信タイムスロット11と受信タイムス
ロット12およびアイドルタイムスロット13において
放射板26の給電点を切り替えることにより、TDMA
のアンテナ選択ダイバーシチ受信構成において、送受信
ともにアンテナ特性を向上させることができる。なお、
板状逆Fアンテナでは、接地導体28と給電点が近い
程、共振周波数が下がる。したがって、図11に示した
実施例では給電点29を選択した時の方が、より長い電
気長になる。
供せられる電気長を切り替える手段を有する第2のアン
テナ60の第2の具体的な構成例を示す図である。図1
1の例では給電点を切り替えたが、本例では、放射板2
6の接地点を切り替える。31は放射板26上の第1の
接地点、32は放射板26上の第2の接地点、33は給
電点、34は相補的にON/OFF動作をすることによ
り接地点を切り替えるスイッチである。すなわち、スイ
ッチ34内の第1のスイッチ34aがONの時、第2の
スイッチ34bはOFFとなり、逆に第1のスイッチ3
4aがOFFの時、第2のスイッチ34bはONとな
る。なお、ONは閉結,OFFは開放に相当する。この
スイッチ34を用いて、放射板26上の第1の接地点3
1と放射板26上の第2の接地点32のいずれを接地す
るかを選択することにより、板状逆Fアンテナである第
2のアンテナ60において2種類の電気長l1とl2を
切り替えることが可能である。アンテナ60は、図9の
第2のアンテナ60として用いられ、送信タイムスロッ
ト11と受信タイムスロット12およびアイドルタイム
スロット13において放射板26の接地点を切り替える
ことにより、実施例6と同様の効果を奏する。
供せられる電気長を切り替える手段を有する第2のアン
テナ60の第3の具体的な構成例を示す図である。図1
3において、35は放射板26上の第2の接地点、36
はON/OFF動作をするスイッチである。通常の接地
導体28とは別に設けられた第2の接地点35を、スイ
ッチ36のON/OFFにより接地するか否かにより、
板状逆Fアンテナである第2のアンテナ60において2
種類の電気長l1とl2を切り替える。アンテナ60
は、図9の第2のアンテナ60として用いられ、たとえ
ば受信タイムスロット12およびアイドルタイムスロッ
ト13においてスイッチ36をOFF、送信タイムスロ
ットにおいてスイッチ36をONすることにより、実施
例6と同様の効果を奏する。
よび図15について説明する。図14は実施例9のTD
MA無線機の構成を示すブロック図で、図15は同じく
その動作を説明するタイミング図である。図14におい
て、37は第2のアンテナ6を終端する終端インピーダ
ンスZL、38は第2のアンテナ6と上記終端インピー
ダンス37あるいは第2の受信部3とを選択的に切り替
える切替スイッチである。また、39は図15に示す通
りTDMAフレームに同期し、送信タイムスロット11
であるか受信タイムスロット12およびアイドルタイム
スロット13であるかによってアンテナ6の接続先を切
り替える上記切替スイッチ38の切替信号である。
テナ選択ダイバーシチ受信構成時、送信タイムスロット
11における第2のアンテナ60の第1のアンテナ5に
対する影響を軽減、あるいは性能向上に利用するため
に、第2のアンテナ60の電気長を切り替えたが、図1
4、図15に示した本例では、送信タイムスロット11
において第2のアンテナ6の終端インピーダンス37を
切り替えることによって、第2のアンテナ6の特性を切
り替える。すなわち、図15に示す通り、切替信号39
を用いて、受信タイムスロット12およびアイドルタイ
ムスロット13では、第2のアンテナ6が第2の受信部
3に接続され、送信タイムスロット11では第2のアン
テナ6が終端インピーダンス37に接続されるよう切替
スイッチ38を動作させる。終端インピーダンス37の
値は、送信時、第2のアンテナ6の第1のアンテナ5に
対する悪影響を軽減するかあるいは好影響を与えるよう
に設定される。以上の動作により、TDMAのアンテナ
選択ダイバーシチ受信構成時、送信を行う第1のアンテ
ナ5が第2のアンテナ6の悪影響を受けずまたは好影響
を受けてアンテナ特性を向上させることができる。
および図17について説明する。図16は実施例10の
TDMA無線機の構成を示すブロック図で、図17は同
じくその動作を説明するタイミング図である。 本実施
例では受信特性を向上させるためアンテナ選択ダイバー
シチ受信構成となっており 図16、17において、5
1は電気長を切り替える手段を有する送受信共用の第1
のアンテナおよびその動作状態、61は電気長を切り替
える手段を有する受信専用の第2のアンテナおよびその
動作状態、40は受信アンテナを第1のアンテナ51に
するか第2のアンテナ61にするかを切り替えるアンテ
ナ切替スイッチおよびその動作状態、41はアンテナ選
択ダイバーシチ受信構成の場合における受信アンテナの
選択を行うダイバーシチ切替信号およびその動作状態を
それぞれ示す。また、42はダイバーシチ切替判定期間
である。
スロット11、受信タイムスロット12の区別により、
アンテナの電気長あるいは終端インピーダンスを切り替
えたが、本例では、アンテナ選択ダイバーシチ受信動作
に合わせてアンテナの電気長を切り替えるものである。
一般に、TDMAにおいてアンテナ選択ダイバーシチ受
信を行う場合、受信タイムスロット12の直前に設けら
れた判定期間42を利用し、この期間に、アンテナの選
択が行われる。 まず、期間42aにおいて第1のアン
テナ51を受信部2に接続し、電界強度を測定する。続
いてダイバーシチ切替信号41を受け期間42bにおい
て第2のアンテナ61を受信部2に接続し、再度電界強
度を測定する。前者と後者の電界強度を比較し、電界強
度の値の大きなほうのアンテナを受信タイムスロット1
2で使用するように判定する。図17では、その結果、
第1のアンテナ51が選択された場合を示している。な
お、判定期間42の設定や判定の頻度等についてはアン
テナ選択ダイバーシチ受信の方式により各種存在する。
また判定基準についても電界強度のほか誤り率等が利用
される場合がある。
気長l1とl2を有する。電気長は送受信共用の第1の
アンテナ51自身が送受信を行うに適した電気長であ
り、電気長l2は第2のアンテナ61を用いて受信を行
う際に、第1のアンテナ51の影響を軽減、あるいは良
好な影響を与える電気長である。また、受信専用の第2
のアンテナ61は、2種類の電気長l3とl4を有す
る。電気長l3は、第2のアンテナ61自身が受信を行
うに適した電気長であり、電気長l4は第1のアンテナ
51を用いて送受信を行う際に、第2のアンテナ61の
影響を軽減、あるいは良好な影響を与える電気長であ
る。
ンテナを切り替えるアンテナ切替スイッチ40と2つの
アンテナ51、61の電気長の切り替えは、図17に示
すように、すべてダイバーシチ切替信号41によって、
連動して制御される。すなわち、図17中の11、1
2、42aの期間に示す通り、切替スイッチ40が第1
のアンテナ51と受信部2を接続する時、第1のアンテ
ナ51の電気長はl1、第2のアンテナ61の電気長は
l4が選択される。この時、2つのアンテナ51、61
は共に第1のアンテナ51を用いた受信に好適な特性と
なる。また、図17中の42bの期間に示す通り、切替
スイッチ40が、第2のアンテナ61と受信部2を接続
する時、第1のアンテナ51の電気長はl2、第2のア
ンテナ61の電気長はl3が選択される。この2つの切
り替え動作により、2つのアンテナ51、61は共に第
2のアンテナ61を用いた受信に好適な特性となるよう
に選択される。
受信動作において、非選択側の受信アンテナの電気長を
切り替えることにより、非選択側の送受信あるいは受信
アンテナの影響を軽減、あるいは積極的に利用して、選
択側のアンテナのアンテナ特性を向上させることができ
る。なお、本実施例ではTDMA無線機におけるアンテ
ナ選択ダイバーシチ受信構成の例で説明したが、TDM
A以外の無線機のアンテナ選択ダイバーシチ受信構成に
も適用できる。
ば、図4〜図8、第2のアンテナ61として、たとえ
ば、図11〜図13に示したアンテナを用いることがで
きる。
および図19について説明する。図18は実施例11の
TDMA無線機の構成を示すブロック図で、図19は同
じくその動作を説明するタイミング図である。本実施例
では受信特性を向上させるためアンテナ選択ダイバーシ
チ受信構成となっており、図18、19において、40
は受信アンテナを第1のアンテナ5にするか第2のアン
テナ6にするかを切り替えるアンテナ切替スイッチおよ
びその動作状態、41はアンテナ選択ダイバーシチ受信
構成の場合における受信アンテナの選択を行うダイバー
シチ切替信号およびその動作状態である。43は送受信
共用の第1のアンテナ5に接続された第1の終端切替ス
イッチおよびその動作状態、44は受信専用の第2のア
ンテナ6に接続された第2の終端切替スイッチおよびそ
の動作状態であり、45は第1の終端インピーダンスZ
1、46は第2の終端インピーダンスZ2である。
バーシチ受信時の非選択側アンテナの電気長を切り替え
たが、本例では、非選択側アンテナの終端インピーダン
スを切り替える。第1の終端インピーダンス45は、第
1のアンテナ5に接続された場合には、第2のアンテナ
6を用いた受信に際して、第1のアンテナ5の影響を軽
減、あるいは良好な影響を与えうる値に設定する。また
第2の終端インピーダンス46は、第2のアンテナ6に
接続された場合には、第1のアンテナ5を用いた受信に
際して、第2のアンテナ6の影響を軽減、あるいは良好
な影響を与えうる値に設定する。
イッチ40が第1のアンテナ5の系統と受信部2を接続
する時、図19中11、12、42aの期間で示す通
り、第1の終端切替スイッチ43は、第1のアンテナ5
とデュプレクサ4を接続し、第2の終端切替スイッチ4
4は、第2のアンテナ6と、第2の終端インピーダンス
46を接続するよう、制御される。この動作により、第
2のアンテナ6の影響を軽減、あるいは積極的に利用し
て、第1のアンテナ5のアンテナ特性を向上させること
ができる。また、アンテナ切替スイッチ40が第2のア
ンテナ6の系統と受信部2を接続する時、図19中42
bの期間で示す通り、第1の終端切替スイッチ43は、
第1のアンテナ5と第1の終端インピーダンス45を接
続し、第2の終端切替スイッチ44は、第2のアンテナ
6をアンテナ切替スイッチ40を介して受信部2に接続
するよう制御される。この動作により、第1のアンテナ
5の影響を軽減、あるいは積極的に利用して、第2のア
ンテナ6のアンテナ特性を向上させることができる。
受信動作において、非選択側のアンテナの終端インピー
ダンスを切り替えることにより、非選択側のアンテナの
影響を軽減、あるいは積極的に利用することができ、選
択側のアンテナのアンテナ特性を向上させることができ
る。なお、本実施例ではTDMA無線機におけるアンテ
ナ選択ダイバーシチ受信構成の例で説明したが、TDM
A以外の無線機のアンテナ選択ダイバーシチ受信構成に
も適用できる。
を示すブロック図である。図において、47は電気長を
切り替える手段を有した、直接送受信動作を行わないが
第1のアンテナに好影響を及ぼすダミーアンテナANT
−Dであり、第2のアンテナに相当する。
は互いに影響が及ぶよう空間的に近接して配置される。
ダミーアンテナ47は2種類の電気長l1とl2をも
ち、l1は送信周波数帯において第1のアンテナ5の特
性を向上させることができる電気長、l2は受信周波数
帯において第1のアンテナ5の特性を向上させることが
できる電気長に設定する。2種類の電気長l1とl2
は、実施例1あるいは実施例6と同様に、TDMAフレ
ームに同期した切替信号10よって切り替えられる。す
なわち、送信タイムスロット11においてはダミーアン
テナの電気長l1が、受信タイムスロット12およびア
イドルタイムスロット13においてはダミーアンテナ4
7の電気長l2が選択され、第1のアンテナ5は送受信
ともにアンテナ特性を向上させることができる。なお、
本例では第1のアンテナをTDMA無線機における送受
信共用アンテナの例で説明したが、TDMA以外の無線
機の場合あるいは送受信別のアンテナ構成の場合にも適
用できる。
を示すブロック図である。図において、48は接続先で
ある第1、第2の終端インピーダンスへの接続を切り替
える手段を有し、直接送受信動作を行わないが第1のア
ンテナに好影響を及ぼすダミーアンテナでであり、第2
のアンテナに相当する。49は終端切替スイッチ、38
0は第1の終端インピーダンスZT、381は第2の終
端インピーダンスZRである。
ーアンテナ48に接続されて、送信周波数帯において、
第1のアンテナ5の特性を向上させることができる値、
第2の終端インピーダンス381は、ダミーアンテナ4
8に接続されて受信周波数帯において、第1のアンテナ
5の特性を向上させることができる値に設定する。TD
MAの送受信状態を切り替える切替信号10により、送
信タイムスロット11では第1の終端インピーダンス3
80、受信タイムスロット12およびアイドルタイムス
ロット13では第2の終端インピーダンス381が、そ
れぞれダミーアンテナ48と接続されるように終端切替
スイッチ49は動作し、第1のアンテナ5は送受信とも
にアンテナ特性を向上させることができる。なお、本例
では第1のアンテナをTDMA無線機における送受信共
用アンテナの例で説明したが、TDMA以外の無線機の
場合あるいは送受信別のアンテナ構成の場合にも適用で
きる。
当て送信周波数fTXは受信周波数fRXより高いと仮
定して、アンテナの電気長の選択を説明したが、周波数
割り当てが送受信で逆になる場合は、アンテナの電気長
の選択が前記説明に対し逆になることは言うまでもな
い。
気長lRまたはl2に切り替えるように説明したが、適
用されるTDMA無線通信システムのアイドルタイムス
ロット13の使い方によっては電気長lTまたはl1に
切り替える場合もある。さらに、アイドルタイムスロッ
ト13の間に電気長の切替が発生する場合もある。
長を切り替える手段を有する第2のアンテナの電気長を
切り替え、第1のアンテナに対する第2のアンテナの影
響を制御することにより、第1のアンテナのアンテナ性
能が向上する。
2のアンテナの電気長をTDMAの送受信タイミングに
応じて切り替え、第1のアンテナに対する第2のアンテ
ナの影響を制御することにより、第1のアンテナのアン
テナ性能が向上する。
2のアンテナの電気長をアンテナ選択ダイバーシチ受信
の受信選択の有無に応じて切り替え、第1のアンテナに
対する第2のアンテナの影響を制御することにより、第
1のアンテナのアンテナ性能が向上する。
いたTDMA無線機のブロック図である。
イミング図である。
VSWR特性を示す図である。
体的な構成例を示す構成図である。
体的な他の構成例を示す構成図である。
体的な他の構成例を示す構成図である。
体的な他の構成例を示す構成図である。
体的な他の構成例を示す構成図である。
用いたTDMA無線機のブロック図である。
タイミング図である。
具体的な構成例を示す構成図である。
具体的な他の構成例を示す構成図である。
具体的な他の構成例を示す構成図である。
を用いたTDMA無線機のブロック図である。
るタイミング図である。
を用いたTDMA無線機のブロック図である。
るタイミング図である。
を用いたTDMA無線機のブロック図である。
るタイミング図である。
を用いたTDMA無線機のブロック図である。
を用いたTDMA無線機のブロック図である。
を示すブロック図である。
断して示す斜視図である。
図である。
図である。
ス 39、接続先切替信号 40、アンテナ切替スイッチ 41、ダイバーシチ切替信号 42、ダイバーシチ受信判定期間 47、電気長を切り替える手段を有するダミーアンテナ 48、ダミーアンテナ 50、51、60、61、電気長を切り替える手段を有
するアンテナ
Claims (3)
- 【請求項1】 無線機に用いられるアンテナ装置におい
て、第1のアンテナと電気長を切り替える手段を有する
第2のアンテナを備え、第2のアンテナの電気長を切り
替え、第1のアンテナとの相関の最適化を図ることを特
徴とするアンテナ装置。 - 【請求項2】 TDMAの無線機に用いられるアンテナ
装置において、第1のアンテナと電気長を切り替える手
段を有する第2のアンテナを備え、第2のアンテナの電
気長をTDMAの送信タイミングに応じて切り替え、第
1のアンテナとの相関の最適化を図ることを特徴とする
アンテナ装置。 - 【請求項3】 無線機に用いられるアンテナ装置におい
て、第1のアンテナと電気長を切り替える手段を有する
第2のアンテナを備え、第2のアンテナの電気長をアン
テナ選択ダイバーシチ受信の受信選択の有無に応じて切
り替え、第1のアンテナとの相関の最適化を図ることを
特徴とするアンテナ装置。
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