JP3318921B2 - スタイレットおよびスタイレット用コネクター - Google Patents
スタイレットおよびスタイレット用コネクターInfo
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- JP3318921B2 JP3318921B2 JP03254295A JP3254295A JP3318921B2 JP 3318921 B2 JP3318921 B2 JP 3318921B2 JP 03254295 A JP03254295 A JP 03254295A JP 3254295 A JP3254295 A JP 3254295A JP 3318921 B2 JP3318921 B2 JP 3318921B2
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- Japan
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- stylet
- catheter
- connector
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- bent
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M25/00—Catheters; Hollow probes
- A61M25/01—Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
- A61M25/0102—Insertion or introduction using an inner stiffening member, e.g. stylet or push-rod
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61J—CONTAINERS SPECIALLY ADAPTED FOR MEDICAL OR PHARMACEUTICAL PURPOSES; DEVICES OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR BRINGING PHARMACEUTICAL PRODUCTS INTO PARTICULAR PHYSICAL OR ADMINISTERING FORMS; DEVICES FOR ADMINISTERING FOOD OR MEDICINES ORALLY; BABY COMFORTERS; DEVICES FOR RECEIVING SPITTLE
- A61J15/00—Feeding-tubes for therapeutic purposes
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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- A61J15/00—Feeding-tubes for therapeutic purposes
- A61J15/0003—Nasal or oral feeding-tubes, e.g. tube entering body through nose or mouth
- A61J15/0007—Nasal or oral feeding-tubes, e.g. tube entering body through nose or mouth inserted by using a guide-wire
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-
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- Veterinary Medicine (AREA)
- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、カテーテル内腔に挿入
して使用するスタイレットおよびこのスタイレットを保
持するためのコネクターに関する。より詳しくは、高カ
ロリー輸液用静脈カテーテルの内腔に挿入してこれに剛
性を付与させるのに好適なスタイレットの改良、および
このスタイレットをその内腔で保持固定し、その内腔を
通してカテーテルに液体を流通させることのできるコネ
クターに関する。
して使用するスタイレットおよびこのスタイレットを保
持するためのコネクターに関する。より詳しくは、高カ
ロリー輸液用静脈カテーテルの内腔に挿入してこれに剛
性を付与させるのに好適なスタイレットの改良、および
このスタイレットをその内腔で保持固定し、その内腔を
通してカテーテルに液体を流通させることのできるコネ
クターに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、高カロリー輸液用静脈カテーテル
や気管チューブなどの挿管の際、カテーテルが軟性であ
るため、屈曲して施行しにくいことが多く、挿管しやす
くするために、カテーテル内に金属製針金状のものを入
れてカテーテルに剛性を付与し、さらには必要に応じて
その形状を任意に屈曲させて、例えば気管内挿管の場合
には患者の喉頭展開時の気道形態に合わせた形状に屈曲
させていた。しかしながら、スタイレットは、通常、ス
テンレスなどの金属からなる線状物であり、先端が鋭角
に突き出たものであるため、従来のスタイレットでは、
挿管に際してスタイレットがカテーテル先端から突き出
て血管壁や気管壁を傷つける虞があった。また、使用時
にプライミング操作のためにヘパリン加生食を充填して
用いる場合があるが、従来のスタイレットでは、その際
にスタイレットをカテーテルから抜去する必要があるた
め、操作性に問題があった。さらに、従来のスタイレッ
トでは、例えば、鎖骨下静脈よりアプローチして上大動
脈の正しい位置にカテーテルを進入させようとした場
合、正確に所望の位置までカテーテルを進めることが出
来るようになるためには、かなりの経験を必要としてい
た。
や気管チューブなどの挿管の際、カテーテルが軟性であ
るため、屈曲して施行しにくいことが多く、挿管しやす
くするために、カテーテル内に金属製針金状のものを入
れてカテーテルに剛性を付与し、さらには必要に応じて
その形状を任意に屈曲させて、例えば気管内挿管の場合
には患者の喉頭展開時の気道形態に合わせた形状に屈曲
させていた。しかしながら、スタイレットは、通常、ス
テンレスなどの金属からなる線状物であり、先端が鋭角
に突き出たものであるため、従来のスタイレットでは、
挿管に際してスタイレットがカテーテル先端から突き出
て血管壁や気管壁を傷つける虞があった。また、使用時
にプライミング操作のためにヘパリン加生食を充填して
用いる場合があるが、従来のスタイレットでは、その際
にスタイレットをカテーテルから抜去する必要があるた
め、操作性に問題があった。さらに、従来のスタイレッ
トでは、例えば、鎖骨下静脈よりアプローチして上大動
脈の正しい位置にカテーテルを進入させようとした場
合、正確に所望の位置までカテーテルを進めることが出
来るようになるためには、かなりの経験を必要としてい
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の事情に
鑑みてなされたもので、血管を損傷する虞のないスタイ
レットを提供することを目的とする。また、プライミン
グ操作の際にスタイレットをカテーテルから抜去する必
要のないスタイレット用コネクターを提供することを目
的とする。また、安全、正確かつ容易に所望の位置まで
カテーテルを進めることの出来るスタイレットを提供す
ることを目的とする。
鑑みてなされたもので、血管を損傷する虞のないスタイ
レットを提供することを目的とする。また、プライミン
グ操作の際にスタイレットをカテーテルから抜去する必
要のないスタイレット用コネクターを提供することを目
的とする。また、安全、正確かつ容易に所望の位置まで
カテーテルを進めることの出来るスタイレットを提供す
ることを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するために、プライミングの際にスタイレットをカテ
ーテルから抜き去りしなくても良いように、一端にその
内腔が確保されるようにスタイレット本体を接続するス
タイレット本体取付部を有し、他端に薬液注入口を有し
てなる管状体であって、前記スタイレット本体取付部
は、管状体と一体かつ同心状に形成されており、軸上に
スタイレット本体を挿着するための透孔が設けられると
ともに該透孔に並行して２つの薬液通路が設けられてお
り、スタイレット本体取付部側の管状体外壁にフード状
のカテーテル固定手段が回動自在に取付られてなるスタ
イレット用コネクターを採用している。 また、血管を損
傷する虞がないスタイレットとして、このコネクター
に、折り曲げた部分が丸くなるように２つ折りされた金
属の線状物の撚り線からなり、前記線状物の折り曲げ部
分を先端とし、該先端部が所定の位置で所定角度折り曲
げられてなるスタイレット本体、を接続してなるスタイ
レットを採用している。さらには、このスタイレットの
コネクターに、スタイレット本体の先端部の曲げ方向を
示すマークを設けることにより、スタイレット本体の曲
がった方向を手元で確認できるようにしている（操作が
容易になる）。
決するために、プライミングの際にスタイレットをカテ
ーテルから抜き去りしなくても良いように、一端にその
内腔が確保されるようにスタイレット本体を接続するス
タイレット本体取付部を有し、他端に薬液注入口を有し
てなる管状体であって、前記スタイレット本体取付部
は、管状体と一体かつ同心状に形成されており、軸上に
スタイレット本体を挿着するための透孔が設けられると
ともに該透孔に並行して２つの薬液通路が設けられてお
り、スタイレット本体取付部側の管状体外壁にフード状
のカテーテル固定手段が回動自在に取付られてなるスタ
イレット用コネクターを採用している。 また、血管を損
傷する虞がないスタイレットとして、このコネクター
に、折り曲げた部分が丸くなるように２つ折りされた金
属の線状物の撚り線からなり、前記線状物の折り曲げ部
分を先端とし、該先端部が所定の位置で所定角度折り曲
げられてなるスタイレット本体、を接続してなるスタイ
レットを採用している。さらには、このスタイレットの
コネクターに、スタイレット本体の先端部の曲げ方向を
示すマークを設けることにより、スタイレット本体の曲
がった方向を手元で確認できるようにしている（操作が
容易になる）。
【０００５】
【作用】上記構成によれば、先端となる折り曲げ部分が
丸くなるように金属の線状物を２つ折りしてなるスタイ
レット本体が採用されているので、カテーテルを血管内
に挿入していく際に、スタイレットが万一カテーテルの
先端より突出した場合でも、血管壁を傷つけることがな
い。また、一端にその内腔が確保されるようにスタイレ
ット本体を接続するスタイレット本体取付部を有し、他
端に薬液注入口を有してなる管状体であって、スタイレ
ット本体取付部側の管状体外壁にフード状のカテーテル
固定手段が回動自在に取り付けられてなるスタイレット
用コネクターを採用すれば、薬液を薬液流通用の内腔を
通してカテーテルの内腔に注入することができるので、
プライミング操作の際にカテーテルからスタイレットを
抜去する必要がない。また、スタイレット本体の先端部
が所定の位置で所定角度折り曲げられるとともに、コネ
クターにスタイレット本体の先端部の曲げ方向を示すマ
ークが設けられているので、例え未熟練の者でも安全、
正確かつ容易に正しい位置（例えば上大静脈）にカテー
テルを進入させることができる。
丸くなるように金属の線状物を２つ折りしてなるスタイ
レット本体が採用されているので、カテーテルを血管内
に挿入していく際に、スタイレットが万一カテーテルの
先端より突出した場合でも、血管壁を傷つけることがな
い。また、一端にその内腔が確保されるようにスタイレ
ット本体を接続するスタイレット本体取付部を有し、他
端に薬液注入口を有してなる管状体であって、スタイレ
ット本体取付部側の管状体外壁にフード状のカテーテル
固定手段が回動自在に取り付けられてなるスタイレット
用コネクターを採用すれば、薬液を薬液流通用の内腔を
通してカテーテルの内腔に注入することができるので、
プライミング操作の際にカテーテルからスタイレットを
抜去する必要がない。また、スタイレット本体の先端部
が所定の位置で所定角度折り曲げられるとともに、コネ
クターにスタイレット本体の先端部の曲げ方向を示すマ
ークが設けられているので、例え未熟練の者でも安全、
正確かつ容易に正しい位置（例えば上大静脈）にカテー
テルを進入させることができる。
【０００６】
【実施例】次に本発明の実施例について図面に基づいて
説明する。図１は本発明の一実施例に係るスタイレット
の平面図であり、図２は図１のスタイレットの先端部分
の拡大図である。また、図３は図１に示すコネクターの
拡大平面図、図４は図３のＸ−Ｘ線断面図、図５は図３
に示すコネクターを軸上先端方向から見た状態の拡大図
である。また、図６は図１に示すスタイレットをカテー
テルに挿着した状態を示す図である。本発明のスタイレ
ットＳは、図１に示すように、スタイレット本体１とコ
ネクター２からなっており、スタイレット本体１は好ま
しくは先端部１１が所定の位置で所定の角度折り曲げら
れている。スタイレット本体１は、図２に示すように、
２つ折りされた金属の線状物であり、先端１２が丸くな
っている。コネクター２は、スタイレット本体取付部２
４と薬液注入口２５を有する管状体であり、スタイレッ
ト本体取付部２４側の管状体外壁にはフード状のカテー
テル固定手段２３が回動自在に設けられている。スタイ
レットＳの使用に際しては、図６に示すように、スタイ
レット本体１をカテーテル３の内腔にコネクター３１側
から挿着して、コネクター３１をカテーテル固定手段２
３に係合すればよい。
説明する。図１は本発明の一実施例に係るスタイレット
の平面図であり、図２は図１のスタイレットの先端部分
の拡大図である。また、図３は図１に示すコネクターの
拡大平面図、図４は図３のＸ−Ｘ線断面図、図５は図３
に示すコネクターを軸上先端方向から見た状態の拡大図
である。また、図６は図１に示すスタイレットをカテー
テルに挿着した状態を示す図である。本発明のスタイレ
ットＳは、図１に示すように、スタイレット本体１とコ
ネクター２からなっており、スタイレット本体１は好ま
しくは先端部１１が所定の位置で所定の角度折り曲げら
れている。スタイレット本体１は、図２に示すように、
２つ折りされた金属の線状物であり、先端１２が丸くな
っている。コネクター２は、スタイレット本体取付部２
４と薬液注入口２５を有する管状体であり、スタイレッ
ト本体取付部２４側の管状体外壁にはフード状のカテー
テル固定手段２３が回動自在に設けられている。スタイ
レットＳの使用に際しては、図６に示すように、スタイ
レット本体１をカテーテル３の内腔にコネクター３１側
から挿着して、コネクター３１をカテーテル固定手段２
３に係合すればよい。
【０００７】次に本発明の実施例について図面に基づい
て説明する。スタイレット本体１は、例えばステンレス
などの金属から形成された線状物を、折り曲げた部分が
丸くなるように２つ折りし、更にこれを螺旋状に織り込
むことにより撚り線に仕上げたもので、折り曲げた部分
をスタイレット本体１の先端１２にしている。撚り線の
ピッチＰは、線状体の形成材料やサイズによって異なる
が、例えば直径0.2mm のステンレス線を用いた場合に
は、５〜８mm、好ましくは６mmが良い。スタイレット本
体１は、正確に所望の位置までカテーテルを進めること
ができるようにするために、先端部１１を所定の位置で
所定角度折り曲げられていてもよい。スタイレット本体
１のサイズは、例えば上大静脈用のスタイレットの場
合、長さ３００mm程度が好ましく、この場合の先端部１
１の折り曲げ位置は、先端１２から１２mm程度が好まし
く、曲げ角度は通常１０〜１５°程度である。
て説明する。スタイレット本体１は、例えばステンレス
などの金属から形成された線状物を、折り曲げた部分が
丸くなるように２つ折りし、更にこれを螺旋状に織り込
むことにより撚り線に仕上げたもので、折り曲げた部分
をスタイレット本体１の先端１２にしている。撚り線の
ピッチＰは、線状体の形成材料やサイズによって異なる
が、例えば直径0.2mm のステンレス線を用いた場合に
は、５〜８mm、好ましくは６mmが良い。スタイレット本
体１は、正確に所望の位置までカテーテルを進めること
ができるようにするために、先端部１１を所定の位置で
所定角度折り曲げられていてもよい。スタイレット本体
１のサイズは、例えば上大静脈用のスタイレットの場
合、長さ３００mm程度が好ましく、この場合の先端部１
１の折り曲げ位置は、先端１２から１２mm程度が好まし
く、曲げ角度は通常１０〜１５°程度である。
【０００８】スタイレット本体１を支持固定するコネク
ターとしては、スタイレット本体１の基端部を接続する
スタイレット本体取付部と、カテーテル３との接続手段
を備えたものが採用される。本発明のコネクター２は、
プライミング操作の際にスタイレットＳをカテーテル３
から抜去しなくてもよいように改良されたもので、ポリ
プロピレンやポリエチレン、ポリエステル、ＡＢＳ樹脂
などの合成樹脂や金属で形成された管状体である。すな
わち、図３〜図５に示すように、コネクター２は内腔
（薬液通路２７）を有しており、その先端部２１にはス
タイレット本体１の基端部を接続するスタイレット本体
取付部２４が設けられている。このスタイレット本体取
付部２４は、薬液通路２７を確保するために管状体と一
体かつ同心状に形成されており（図４、図５参照）、軸
上にはスタイレット本体１を挿着するための透孔２４１
が設けられている。また、コネクター２の先端部２１は
雄型のルアーテーパになっており、カテーテル３のコネ
クター３１（雌型ルアーテーパになっている）と確実に
接続できるようになっている。
ターとしては、スタイレット本体１の基端部を接続する
スタイレット本体取付部と、カテーテル３との接続手段
を備えたものが採用される。本発明のコネクター２は、
プライミング操作の際にスタイレットＳをカテーテル３
から抜去しなくてもよいように改良されたもので、ポリ
プロピレンやポリエチレン、ポリエステル、ＡＢＳ樹脂
などの合成樹脂や金属で形成された管状体である。すな
わち、図３〜図５に示すように、コネクター２は内腔
（薬液通路２７）を有しており、その先端部２１にはス
タイレット本体１の基端部を接続するスタイレット本体
取付部２４が設けられている。このスタイレット本体取
付部２４は、薬液通路２７を確保するために管状体と一
体かつ同心状に形成されており（図４、図５参照）、軸
上にはスタイレット本体１を挿着するための透孔２４１
が設けられている。また、コネクター２の先端部２１は
雄型のルアーテーパになっており、カテーテル３のコネ
クター３１（雌型ルアーテーパになっている）と確実に
接続できるようになっている。
【０００９】コネクター２の基端部２２には薬液注入口
２５（雌型のルアーテーパになっている）が設けられて
おり、管状体の外壁にはこの薬液注入口２５に隣接また
は近接して二条ネジ２２１が突設されている。薬液注入
口２５にシリンジ等の薬液注入手段（図示していない）
を接続すれば、コネクター２を介してカテーテル３に生
理食塩水またはヘパリン加生理食塩水等の薬液を注入で
きるようになっており、二条ネジ２２１は、例えばロッ
ク式シリンジやロック式三方活栓等のロックコネクター
との接続を可能にしている。カテーテル３の進入操作を
容易にするために、基端部２２にスタイレット本体１の
先端部１１の曲げ方向を示すマーク２６を設けてもよ
い。
２５（雌型のルアーテーパになっている）が設けられて
おり、管状体の外壁にはこの薬液注入口２５に隣接また
は近接して二条ネジ２２１が突設されている。薬液注入
口２５にシリンジ等の薬液注入手段（図示していない）
を接続すれば、コネクター２を介してカテーテル３に生
理食塩水またはヘパリン加生理食塩水等の薬液を注入で
きるようになっており、二条ネジ２２１は、例えばロッ
ク式シリンジやロック式三方活栓等のロックコネクター
との接続を可能にしている。カテーテル３の進入操作を
容易にするために、基端部２２にスタイレット本体１の
先端部１１の曲げ方向を示すマーク２６を設けてもよ
い。
【００１０】コネクター２の先端部２１側の管状体外壁
にはフード状のカテーテル固定手段２３が摺動自在に取
り付けられている。このカテーテル固定手段２３はコネ
クター２に接続されたカテーテル３の脱落を防止するも
ので、管状体の軸方向に移動可能になっており、かつ管
状体から脱落不能になっている。カテーテル固定手段２
３のフード部分の内壁には雌ネジ２３１が設けられてお
り、カテーテル３のコネクター３１外壁に設けられた雄
型結合手段（図示していない、二条ネジや雄ネジなどが
採用される）と係合するようになっている。
にはフード状のカテーテル固定手段２３が摺動自在に取
り付けられている。このカテーテル固定手段２３はコネ
クター２に接続されたカテーテル３の脱落を防止するも
ので、管状体の軸方向に移動可能になっており、かつ管
状体から脱落不能になっている。カテーテル固定手段２
３のフード部分の内壁には雌ネジ２３１が設けられてお
り、カテーテル３のコネクター３１外壁に設けられた雄
型結合手段（図示していない、二条ネジや雄ネジなどが
採用される）と係合するようになっている。
【００１１】
【発明の効果】以上説明してきたことから明らかなよう
に、本発明のスタイレットを採用することにより、ス
タイレットの先端が丸く形成されているので、カテーテ
ルの先端からスタイレットが突き出ても血管が損傷され
ることがない、スタイレットの先端を任意の位置でか
つ任意の角度に折り曲げる構成を採用すれば、カテーテ
ルを血管内などに進入させるときの誤動作が少なくなる
ので、正しい位置に容易にカテーテルを進入させること
ができる、薬液注入口を有するコネクターを採用すれ
ば、スタイレットをカテーテル内に挿着したままプライ
ミング操作ができるので、操作性が大幅に向上し、ま
た、手術の時間も短縮出来る、薬液注入口を有するコ
ネクターを採用すれば、スタイレットを抜去することな
くプライミング操作を行うことができるので、二次感染
の危険を回避することができ、また、衛生的である、な
どの利益を得ることができる。
に、本発明のスタイレットを採用することにより、ス
タイレットの先端が丸く形成されているので、カテーテ
ルの先端からスタイレットが突き出ても血管が損傷され
ることがない、スタイレットの先端を任意の位置でか
つ任意の角度に折り曲げる構成を採用すれば、カテーテ
ルを血管内などに進入させるときの誤動作が少なくなる
ので、正しい位置に容易にカテーテルを進入させること
ができる、薬液注入口を有するコネクターを採用すれ
ば、スタイレットをカテーテル内に挿着したままプライ
ミング操作ができるので、操作性が大幅に向上し、ま
た、手術の時間も短縮出来る、薬液注入口を有するコ
ネクターを採用すれば、スタイレットを抜去することな
くプライミング操作を行うことができるので、二次感染
の危険を回避することができ、また、衛生的である、な
どの利益を得ることができる。
【図１】本発明の一実施例に係るスタイレットの平面図
である。
である。
【図２】図１のスタイレットの先端部分の拡大図であ
る。
る。
【図３】図１に示すコネクターの拡大平面図である。
【図４】図３のＸ−Ｘ線断面図である。
【図５】図３に示すコネクターを軸上先端方向から見た
状態の拡大図である。
状態の拡大図である。
【図６】図１に示すスタイレットをカテーテルに挿着し
た状態を示す図である。
た状態を示す図である。
１ スタイレット本体 １１ 先端部 １２ 先端 ２ コネクター ２３ カテーテル固定手段 ２４ スタイレット本体取付部 ２５ 薬液注入口 ２６ マーク ３ カテーテル
Claims (3)
- 【請求項１】 一端にその内腔が確保されるようにスタ
イレット本体を接続するスタイレット本体取付部を有
し、他端に薬液注入口を有してなる管状体であって、前
記スタイレット本体取付部は、管状体と一体かつ同心状
に形成されており、軸上にスタイレット本体を挿着する
ための透孔が設けられるとともに該透孔に並行して２つ
の薬液通路が設けられており、スタイレット本体取付部
側の管状体外壁にフード状のカテーテル固定手段が回動
自在に取付られてなるスタイレット用コネクター。 - 【請求項２】 折り曲げた部分が丸くなるように２つ折
りされた金属の線状物の撚り線からなり、前記線状物の
折り曲げ部分を先端とし、該先端部が所定の位置で所定
角度折り曲げられてなるスタイレット本体を、請求項１
に記載のコネクターに接続してなるスタイレット。 - 【請求項３】 コネクターにスタイレット本体の先端部
の曲げ方向を示すマークが設けられてなる請求項２に記
載のスタイレット。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03254295A JP3318921B2 (ja) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | スタイレットおよびスタイレット用コネクター |
| DE69629970T DE69629970T2 (de) | 1995-02-21 | 1996-02-15 | Stilett und seine Verbinder |
| EP96102270A EP0728496B1 (en) | 1995-02-21 | 1996-02-15 | Stylet and connector therefor |
| US08/868,536 US6245029B1 (en) | 1995-02-21 | 1997-06-04 | Stylet and connector therefor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03254295A JP3318921B2 (ja) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | スタイレットおよびスタイレット用コネクター |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08224312A JPH08224312A (ja) | 1996-09-03 |
| JP3318921B2 true JP3318921B2 (ja) | 2002-08-26 |
Family
ID=12361829
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03254295A Expired - Lifetime JP3318921B2 (ja) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | スタイレットおよびスタイレット用コネクター |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6245029B1 (ja) |
| EP (1) | EP0728496B1 (ja) |
| JP (1) | JP3318921B2 (ja) |
| DE (1) | DE69629970T2 (ja) |
Cited By (1)
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