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JP3316792B2 - 床暖房用床材 - Google Patents

床暖房用床材

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Publication number
JP3316792B2
JP3316792B2 JP34711296A JP34711296A JP3316792B2 JP 3316792 B2 JP3316792 B2 JP 3316792B2 JP 34711296 A JP34711296 A JP 34711296A JP 34711296 A JP34711296 A JP 34711296A JP 3316792 B2 JP3316792 B2 JP 3316792B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soundproofing
floor
metal foil
floor heating
wood
Prior art date
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Application number
JP34711296A
Other languages
English (en)
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JPH10183968A (ja
Inventor
耕平 柴田
Original Assignee
サンポット株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by サンポット株式会社 filed Critical サンポット株式会社
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  • Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
  • Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)
  • Panels For Use In Building Construction (AREA)
  • Floor Finish (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、重量衝撃による音
の伝達を抑制すると共に、床上で運動するときの衝撃を
吸収するため、木質系表面材とその裏面に接着して設け
た防音兼緩衝材とで構成した床暖房用床材に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、医療、福祉施設の床面、体育館の
床、または一般家庭用の床に、床暖房パネルを敷設する
ことが行われている。この場合、福祉施設では、高齢者
の転倒による骨折等を防ぐため、又体育館では激しい運
動による衝撃を吸収するため、又一般家庭では階上の衝
撃音を吸収するため、木質系表面材その裏面に、不織布
等からなる防音兼緩衝材を設けたものは知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、不織布、発砲
ウレタン等からなる防音兼緩衝材は、防音性並びに緩衝
性に優れるが断熱性にも優れている。このため、防音兼
緩衝材あると、伝熱効率が下がり、木質系表面材の表面
温度を上げるに時間がかかる等の不具合がある。
【0004】そこで、熱伝導率の良いアルミ箔その他の
金属箔を用いて床暖房パネルの熱を、木質系表面材に伝
えるようにすることが考えられる。
【0005】しかし、木質系表面材と防音兼緩衝材と
を、一体にすべく金属箔を施した面で、木質系表面材に
貼付ると、該アルミ箔の熱膨脹によって、木質系表面材
が反るという不具合を生じる。
【0006】本発明はかかる不具合を解消した床暖房用
床材を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はかゝる目的を達
成するため、請求項1記載の発明は、床暖房パネル上に
敷設する床を、多数の長尺の床材を組合わせて構成し、
該床材を木質系表面材とその裏面に接着して設けた不織
布等からなる防音兼緩衝材とで構成したものにおいて、
該防音兼緩衝材の上面と下面に、これを覆うアルミ箔そ
の他の金属箔を設け、該防音兼緩衝材の上下面に位置す
る金属箔を少なくともその一部で連続させると共に、少
なくとも該木質系表面材に接着する上面の金属箔に、防
音兼緩衝材の長手方向に直交する多数のスリットを施し
たことを特徴とし、かかる構成を備えることで、熱によ
って金属箔が長手方向に伸びても、該スリット部分でこ
れを分断できるため、金属箔が伸びることにより木質系
表面材が反るという不具合を解消出来る。
【0008】
【実施の形態】本発明の実施の形態を図に付き説明す
る。図に示す実施の形態に付き説明する。図面で1はゴ
ムチップと木チップとで構成したゴムチップパネル等に
温水管1aを嵌め込んで構成した床暖房パネル、2は該
床暖房パネル1上に敷設する床を示し、該床2は、多数
の長尺の床材3を組合わせて構成する。該床材3は木質
系表面材4とその裏面に接着して設けた不織布等からな
る防音兼緩衝材5とで構成される。
【0009】この防音兼緩衝材5は前述したように、防
音性並びに緩衝性に優れるが断熱性にも優れている。こ
のため、防音兼緩衝材5があると、伝熱効率が下がり、
木質系表面材4の表面温度を上げるに時間がかかる等の
不具合がある。そこで、該防音兼緩衝材5の上面と下面
に、これを熱伝導性の良いアルミ箔、銅箔その他の金属
箔6を設け、該金属箔6で、床暖房パネル1からの熱を
木質系表面材4に伝えるようにした。
【0010】すると、該木質系表面材4と防音兼緩衝材
5を一体にする関係上、該金属箔6を木質系表面材4の
裏面並びに防音兼緩衝材5に接着しなければ成らなず、
該金属箔6の熱膨脹による伸びで、木質系表面材4が反
るという不具合を生じる。
【0011】そこで、該木質系表面材4に接着する上面
の金属箔6に、床材3の長手方向と直交する多数のスリ
ット7を設けた。
【0012】なお、金属箔6としては、5μ乃至75μ
程度のアルミ箔を用い、防音兼緩衝材5の上下面に設け
た金属箔6は少なくとも一部で連続させた。これを説明
すると、図3に示すものは、防音兼緩衝材5の下面から
側面に沿い且つ上面に臨むように金属箔6を巻付けた。
【0013】しかし、これは図4に示すごとく、防音兼
緩衝材5の下面から両側を通り防音兼緩衝材5の上面で
金属箔6の両端が重なる、換言すれば、金属箔6で床暖
房用防音兼緩衝材4を包むように設けても良い。
【0014】かくするときは、金属箔6の熱膨張による
長さ方向の伸びを、該スリット7で分断できて、金属箔
6の伸びに伴う木質系表面材4の反りを解消出来る。
【0015】なお、木質系表面材4の裏面にも、その長
手方向に直交する多数の溝4aを設けて、木質系表面材
4自体が熱膨脹によって反るのを防いだ。
【0016】なお、4bは木質系表面材4の長手方向の
一側側面と幅方向の一側側面に沿って設けた溝、4cは
木質系表面材4の長手方向の他側側面と幅方向の他側側
面に設けたほぞを示し、溝4bにほぞ4cを順次挿込む
ことで、床暖房パネル1上に床2を敷設する。
【0017】又、前記床材3の長手方向と直交する多数
のスリット7は、防音兼緩衝材5の上面の金属箔6だけ
でなく下面の金属箔6に設けると更に良い。
【0018】
【発明の効果】このように、請求項1に記載の発明によ
るときは、防音兼緩衝材の上下面に施した互いに連なる
金属箔によって、床暖房パネルからの熱を木質系表面材
に伝えることができて、木質系表面材4の温度の上昇時
間を高めることができると共に、金属箔が熱膨脹によっ
て長手方向に伸びることがあっても、その伸びを金属箔
に施したスリットによって、分断することができ、金属
箔が伸びることにより表面材が反るという不具合をなく
し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明実施の形態を示す一部を切除した斜視
【図2】 防音兼緩衝材のみを取出した斜視図
【図3】 使用状態の斜視図
【図4】 図3のA−A線拡大截断面図
【図5】 他の実施の態様の防音兼緩衝材のみを取出し
た斜視図
【符号の説明】
1 床暖房パネル 2 床 3 床材 4 木質系表面材 5 防音兼緩衝材 6 金属箔 7 スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04F 15/04 601 E04F 15/18 602 E04F 15/18 F24D 3/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床暖房パネル上に敷設する床を、多数の
    長尺の床材を組合わせて構成し、該床材を木質系表面材
    とその裏面に接着して設けた不織布等からなる防音兼緩
    衝材とで構成したものにおいて、該防音兼緩衝材の上面
    と下面に、これを覆うアルミ箔その他の金属箔を設け、
    該防音兼緩衝材の上下面に位置する金属箔を少なくとも
    その一部で連続させると共に、少なくとも該木質系表面
    材に接着する上面の金属箔に、防音兼緩衝材の長手方向
    に直交する多数のスリットを施したことを特徴とする床
    暖房用床材。
JP34711296A 1996-12-26 1996-12-26 床暖房用床材 Expired - Fee Related JP3316792B2 (ja)

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KR101000679B1 (ko) * 2010-03-09 2010-12-10 한봉식 기능성 강화마루 바닥재 및 그 시공방법

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