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JP3313455B2 - カテーテル型超音波探触子 - Google Patents

カテーテル型超音波探触子

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Publication number
JP3313455B2
JP3313455B2 JP14516193A JP14516193A JP3313455B2 JP 3313455 B2 JP3313455 B2 JP 3313455B2 JP 14516193 A JP14516193 A JP 14516193A JP 14516193 A JP14516193 A JP 14516193A JP 3313455 B2 JP3313455 B2 JP 3313455B2
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JP
Japan
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tube
piezoelectric vibrator
catheter
ultrasonic probe
type ultrasonic
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JP14516193A
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安津夫 飯田
孚城 志村
寛 石川
憲二 川辺
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Fukuda Denshi Co Ltd
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Fukuda Denshi Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カテーテル型超音波探
触子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】人体中の血管や体腔内に挿入して所定部
位の超音波断層像等を得るために使用されるカテーテル
型超音波探触子の従来例を図7に示す。この従来例にお
いて、柔軟なチューブ1の先端部には、体外の装置本体
15からの信号により駆動される圧電振動子3が固定さ
れ、その後方には、反射面4aが楕円形状となるように
円柱体を切断した形状の超音波反射体4が配置される。
なお、図7において8は装置本体15と圧電振動子3を
接続するケーブルを示す。
【0003】上記圧電振動子3からの超音波ビームをラ
ジアル・スキャンさせるために、超音波反射体4は、軸
受16により回転自在に支持されており、装置本体15
側のモータ17の回転動力をフレキシブル・シャフト1
8を介して超音波反射体4に伝達する。
【0004】しかし、上述した従来例においては、フレ
キシブル・シャフト18は、動力伝達のために所定の剛
性を必要とするために、全体の剛性も高くなってしま
い、人体の深部まで挿入できなかったり、あるは血管を
傷つける可能性があるばかりか、曲がりくねった血管等
に挿入し、カテーテルの曲率が小さい場合等には、フレ
キシブル・シャフト18がチューブ1内壁との摩擦で円
滑に回転できなくなり、超音波反射体4の回転むらによ
る画像のみだれを惹起してしまうという欠点を有するも
のであった。
【0005】また、かかる欠点を解消するために、チュ
ーブ1の先端部内にモータ17を構成して超音波ビーム
をスキャンさせる構造も提案されているが、ロータ、ス
テータ等を構成要素とするモータ17をチューブ1内に
配置するためには、一定の容積を必要とするために、超
音波探触子の外径が大きくなってしまうという欠点を有
するものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の欠点
を解消すべくなされたものであって、柔軟、かつ、細径
で製造効率の高いカテーテル型超音波探触子を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上記目的
は、実施例に対応する図1に示すように、チューブ1
と、音響ヘッド部2とを有し、前記音響ヘッド部2は、
超音波ビームを送受信する圧電振動子3と、圧電振動子
3の前方に回転自在に配置される超音波反射体4と、外
部に設けた固定子によって形成される磁場により回転駆
動されて前記超音波反射体4を回転させる永久磁石5
と、少なくとも超音波反射体4と圧電振動子3との間の
空隙部に封入される液状の音響媒体6とをケース7内に
収納して形成され、かつ、前記音響ヘッド部2は、圧電
振動子3に接続されるケーブル8をチューブ1内に挿通
させて、該チューブ1の先端に接合されるカテーテル型
超音波探触子を提供することにより達成される。
【0008】
【作用】本発明に係るカテーテル型超音波探触子は、圧
電振動子3等の構成部材を予め組み込んだ音響ヘッド部
2をチューブ1の先端に固定することにより形成され
る。この結果、細径のチューブ1先端への部品組み込み
等が不要となり、製造効率が向上する。
【0009】また、スキャンビームを形成する超音波反
射体4は、外部に設けた固定子によって駆動され、チュ
ーブ1内にモータ17の全てを構成する場合に比して細
径化、小型化が図られる。
【0010】また、請求項記載の発明において、探触
子は、外壁部にガイドワイヤ9を挿通させる挿通孔10
を有しており、ガイドワイヤ9を使用した探触子の挿入
を可能としている。
【0011】さらに、請求項記載の発明において、前
記超音波反射体4の回転軸は、音響ヘッド部2の中心軸
に対して偏心した位置に配置される。回転中心の偏心に
より、ビーム発信位置と音響窓間の距離が変化し、この
変化に基づく画像の変化から探触子の正確な位置、姿勢
の認知が可能となる。
【0012】また、請求項記載の発明において、チュ
ーブ1の先端には、外部の固定子からの磁場により駆動
される圧電振動子3が揺動自在に保持され、探触子より
前方のセクタ画像を得ることが可能となる。
【0013】請求項記載の発明において、上記圧電振
動子3等は、音響ヘッド部2内に組み込まれており、該
音響ヘッド部2をチューブ1先端に固定することにより
探触子が形成され、製造効率の向上等が図られる。
【0014】また、請求項記載の発明において、ケー
ブル8の圧電振動子3への接続部位には、ケーブル8の
余長を吸収する余長吸収スペース13が設けられ、圧電
振動子3が揺動動作をする際のケーブル8の受傷が防が
れる。
【0015】請求項記載の発明において、圧電振動子
3の音響送受信面3aと音響窓との距離は、圧電振動子
3の揺動角度により異なるように形成される。この結
果、ビーム発信位置と音響窓間の距離が変化し、この変
化に基づく画像の変化から探触子の正確な位置、姿勢の
認知が可能となる。
【0016】さらに、請求項記載の発明において、探
触子は外壁部にガイドワイヤ9を挿通させる挿通孔10
を有し、ガイドワイヤ9により所定部位にガイド可能と
される。
【0017】請求項記載の発明において、圧電振動子
3の揺動面はガイドワイヤ9と交叉していて、ガイドワ
イヤ9画像を含む受信像を得ることが可能であり、該受
信像から探触子の位置、姿勢を正確に認知することが可
能となる。
【0018】また、請求項10記載の発明において、音
響ヘッド部2とチューブ1との接合部位は、可撓性を有
しており、音響ヘッド部2は、チューブ1の中心軸に対
して首振り変位が可能とされる。この結果、探触子を血
管等の曲率に合わせて変形させることが可能となり、よ
り深部への挿入が可能となる。
【0019】さらに、請求項11記載の発明において、
チューブ1には、X線吸収能に優れた材料を混入した合
成樹脂材により形成されており、探触子の位置の把握が
容易になる。
【0020】また、請求項12記載の発明において、超
音波を送受信する音響窓の一部に他の部位とは超音波伝
搬特性の異なるマーカー14が形成される。マーカー1
4は、例えば超音波を反射することにより、画像上にそ
の位置を示し、観測者は、これに基づいて探触子の挿入
姿勢を検知することができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の望ましい実施例を添付図面に
基づいて詳細に説明する。本発明に係るカテーテル型超
音波探触子は、図1に示すように、柔軟なチューブ1
と、このチューブ1の先端に固定される音響ヘッド部2
とから構成される。
【0022】音響ヘッド部2は、収納筒12の先端開口
をキャップ部材11により閉塞したケース7と、ケース
7内に収容される永久磁石5、超音波反射体4、および
チューブ1内に挿通されるケーブル8に接続される圧電
振動子3とからなる。
【0023】ケース7を構成する収納筒12、およびキ
ャップ部材11は、血液の凝集しにくい例えばウレタン
系合成樹脂材により形成され、キャップ部材11と収納
筒12との接合は、エポキシ系の接着剤等により接着さ
れる。また、収納筒12は、超音波の送受信時の音響窓
となるために、可及的に肉厚を薄く形成するのが望まし
い。
【0024】一方、永久磁石5は、人体外部に配置され
る固定子と協働してモータ17を構成するもので、キャ
ップ部材11の後部壁面に突出する回転軸11aにより
回転自在に支持され、上記固定子により形成される磁場
により回転駆動される。
【0025】超音波反射体4は、反射面4aが楕円形状
となるように円柱体を切断した形状に形成されており、
例えば反射面4aの背面壁を永久磁石5に接着する等し
て永久磁石5と一体化され、永久磁石5の回転に伴って
回転するようにされる。
【0026】上記超音波反射体4は、反射面4aを後方
に向けて配置されており、圧電振動子3は、音響送受信
面3aを超音波反射体4の反射面4aに向けて配置され
る。この実施例に係る圧電振動子3は、音響送受信面3
aに曲率を持たせて体内の所定部位に焦点を結ぶように
したフォーカス型振動子であり、望ましくは、送信時の
超音波の背面へのまわり込みを防止するためのバッキン
グ材が端子形成面に配置される。
【0027】また、上記圧電振動子3の背面を収納筒1
2の内壁に突設された封止用フランジ19に接合するこ
とにより、収納筒12内は密閉状とされており、該収納
筒12の空隙には、人体と音響インピーダンスが略等し
く、かつ、人体に漏れても人体に影響のない材料、すな
わち、水あるいは生理食塩水等の音響媒体6が封入され
る。
【0028】以上のように構成される音響ヘッド部2
は、予めサブアッセンブリされ、チューブ1の先端に固
定されて超音波探触子が形成される。音響ヘッド部2の
チューブ1への固定は、接着、あるいは溶着等の周知の
手段によることが可能である。
【0029】また、上記チューブ1にBaBr2等のX
線を吸収する材料を混入しておくと、X線で観察する際
にカテーテルの位置を正確に知ることが可能となり、診
断上好都合となる。
【0030】さらに、図2に示すように、チューブ1の
先端、および音響ヘッドの一部あるいは全部にガイドワ
イヤ9を挿通させるための挿通孔10を形成すると、カ
テーテルをより正確に所定の部位にガイドすることがで
きる。
【0031】さらに、図3に示すように、チューブ1の
先端の断面形状を先端に行くにしたがって薄肉としたエ
ッジ状とするとともに、音響ヘッド部2の対応部位にテ
ーパ部20を形成し、これらを嵌合させた状態で結合し
た場合には、音響ヘッド部2は、チューブ1の中心軸に
対して首振り状に変位することが可能となるので、血管
の湾曲部に沿ってカテーテルをより挿入しやすくするこ
とができる。
【0032】しかして、この実施例におけるカテーテル
型超音波探触子は、先ず、体内の所望の部位に挿入され
た後、体外の固定子(ステータ)を駆動すると、該カテ
ーテルを包含する領域に発生する磁場により、カテーテ
ル内の永久磁石5と超音波反射体4が中心軸回りに回転
し、所定部位へのラジアルスキャンビームが発信され
る。
【0033】この場合、音響窓となる収納筒12の内壁
に超音波を反射するマーカー14を形成しておくと、圧
電振動子3の受信信号に現われる窓の反射エコーから、
超音波反射体4の回転角度等、カテーテルの血管内での
挿入姿勢を知ることが可能となり、得られた断層像の位
置をより詳細に特定することできる。
【0034】なお、上記マーカー14の形成は、収納筒
12に特別な材料を配置することによっても可能である
が、図4(a)に示すように、収納筒12の内壁の断面
形状を一部変化させることによっても実現することがで
きる。また、同様の効果は、図4(b)に示すように、
超音波反射体4の回転中心4bを収納筒12の中心軸1
2aに対してδだけ偏心させることによっても実現可能
である。
【0035】図5に本発明の第2の実施例を示す。な
お、本実施例の説明において、上記実施例と同一の構成
は、図中に同一の符号を付して説明を省略する。この実
施例は、カテーテルの挿入部位から前方に向かって超音
波をセクタスキャンするのに適した変形を示すもので、
チューブ1の先端には、振動子収容凹部21が凹設され
る。
【0036】振動子収容凹部21は、図6に示すよう
に、圧電振動子3の外径よりやや大径に形成されてお
り、対向する内壁面に外方に向けて開放されたヒンジ支
持溝22を備える。
【0037】一方、圧電振動子3は、図5(a)に示す
ように、側壁に円柱状のヒンジ部23を、音響送受信面
3aの背面側に端子24を備えており、チューブ1内に
挿通されるケーブル8が端子24に接続される。
【0038】後述するように、圧電振動子3が揺動した
際のケーブル8への負荷を軽減するために、上記ケーブ
ル8は、圧電振動子3の接合部位近傍に余長が生じる状
態で圧電振動子3に接続されており、さらに、該余長部
分を吸収するために、チューブ1には、振動子収容凹部
21を後方に延長して余長吸収スペース13が形成され
る。
【0039】上記圧電振動子3は、ヒンジ部23をチュ
ーブ1のヒンジ支持溝22内に嵌合させて所定位置に保
持され、チューブ1の前方開放端にキャップ部材11が
装着される。キャップ部材11は、背面にヒンジ押さえ
25を有しており、チューブ1先端に接合された状態
で、ヒンジ支持溝22の壁面と協働して圧電振動子3の
ヒンジ部23を挟持し、該圧電振動子3を揺動自在に保
持する。
【0040】また、チューブ1の余長吸収スペース13
の壁面とケーブル8との間の隙間には、シール材26が
充填され、上記圧電振動子3とキャップ部材11との間
隙には、生理食塩水等の音響媒体6が封止される。
【0041】したがってこの実施例において、カテーテ
ルを体内の所望の部位に挿入した後、体外の固定子(ス
テータ)を駆動すると、永久磁石5を備えた圧電振動子
3が揺動し、前方に向かってセクタスキャンビームが発
信される。
【0042】なお、この実施例においても、音響窓とな
るキャップ部材11にマーカー14を形成しておくと、
圧電振動子3の受信信号に現われる窓の反射エコーか
ら、超音波反射体4の揺動角度等、カテーテルの血管内
での挿入姿勢を知ることが可能となり、得られた断層像
の位置をより詳細に特定することできる。
【0043】さらに、上述した説明において圧電振動子
3等の各構成部材は、チューブ1の先端に直接組み込ま
れているが、上述した第1の実施例に示したように、こ
れら各構成部材を予めケース7内にサブアッセンブリし
ておき、チューブ1の先端に接合することにより製造す
ることも可能である。
【0044】なお、これら前方に向かって超音波ビーム
をセクタスキャンする場合には、セクタ領域内にガイド
ワイヤ9が配置されるように挿通孔10の位置を設定し
ておくと、ガイドワイヤ9の位置を超音波画像に捕える
ことが可能となる。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、外部の固定子の磁場により超音波反射体、あ
るいは圧電振動子を回転駆動するために、カテーテルを
小型化することができる。
【0046】また、予め音響ヘッド部に各構成要素を組
み込んでおく場合には、製造効率を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す断面図である。
【図2】図1の変形例を示す図で、(a)は断面図、
(b)は(a)のB−B線断面図である。
【図3】図1のさらに他の変形例を示す図である。
【図4】音響ヘッド部の変形例を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施例を示す図で、(a)は断
面図、(b)は圧電振動子を示す斜視図である。
【図6】図5の分解斜視図である。
【図7】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 チューブ 2 音響ヘッド部 3 圧電振動子 3a 音響送受信面 4 超音波反射体 5 永久磁石 6 音響媒体 7 ケース 8 ケーブル 9 ガイドワイヤ 10 挿通孔 11 キャップ部材 12 収納筒 13 余長吸収スペース 14 マーカー
フロントページの続き (72)発明者 川辺 憲二 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−344974(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 8/00 - 8/15

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チューブ(1)と、音響ヘッド部(2)
    とを有し、 前記音響ヘッド部(2)は、超音波ビームを送受信する
    圧電振動子(3)と、 圧電振動子(3)の前方に回転自在に配置される超音波
    反射体(4)と、 外部に設けた固定子によって形成される磁場により回転
    駆動されて前記超音波反射体(4)を回転させる永久磁
    石(5)と、 少なくとも超音波反射体(4)と圧電振動子(3)との
    間の空隙部に封入される液状の音響媒体(6)とをケー
    ス(7)内に収納して形成され、 かつ、前記音響ヘッド部(2)は、圧電振動子(3)に
    接続されるケーブル(8)をチューブ(1)内に挿通さ
    せて、該チューブ(1)の先端に接合されるカテーテル
    型超音波探触子であって、 外壁部にガイドワイヤ(9)を挿通させる挿通孔(1
    0)が形成され、ガイドワイヤ(9)により所定部位に
    ガイド可能としたカテーテル型超音波探触子。
  2. 【請求項2】 前記超音波反射体(4)の回転軸は、音
    響ヘッド部(2)の中心軸に対して偏心した位置に配置
    される請求項1記載のカテーテル型超音波探触子。
  3. 【請求項3】 ケーブル(8)が挿通されるチューブ
    (1)と、 ケーブル(8)に接続され、音響送受信面(3a)をチ
    ューブ(1)の開放端に向けて、該チューブ(1)の先
    端部に揺動自在に収納される圧電振動子(3)と、 外部に設けた固定子によって形成される磁場により駆動
    されて前記圧電振動子(3)をチューブ(1)の中心軸
    に対して揺動させる永久磁石(5)と、 前記チューブ(1)の開放端を閉塞するキャップ部材
    (11)と、 前記圧電振動子(3)とキャップ部材(11)との間の
    空隙部に封入される液状の音響媒体(6)とを有する
    テーテル型超音波探触子。
  4. 【請求項4】 収納筒(12)と、 音響送受信面(3a)を収納筒(12)の開放端に向け
    て、該収納筒(12)の先端部に揺動自在に収納される
    圧電振動子(3)と、 外部に設けた固定子によって形成される磁場により駆動
    されて前記圧電振動子 (3)を収納筒(12)の中心軸
    に対して揺動させる永久磁石(5)と、 前記収納筒(12)の開放端を閉塞するキャップ部材
    (11)と、 前記圧電振動子(3)とキャップ部材(11)との間の
    空隙部に封入される液状の音響媒体(6)とにより音響
    ヘッド部(2)が形成され、 該音響ヘッド部(2)は、圧電振動子(3)に接続され
    るケーブル(8)をチューブ(1)内に挿通させて、該
    チューブ(1)の先端に接合される カテーテル型超音波
    探触子。
  5. 【請求項5】 前記ケーブル(8)の圧電振動子(3)
    への接続部位には、ケーブル(8)の余長を吸収する余
    長吸収スペース(13)が設けられる請求項3または4
    記載のカテーテル型超音波探触子。
  6. 【請求項6】 前記圧電振動子(3)の音響送受信面
    (3a)と音響窓との距離は、圧電振動子(3)の揺動
    角度により異なっている請求項3、4または5記載の
    テーテル型超音波探触子。
  7. 【請求項7】 外壁部にガイドワイヤ(9)を挿通させ
    る挿通孔(10)が形成され、ガイドワイヤ(9)によ
    り所定部位にガイド可能とした請求項3、4、5または
    6記載のカテーテル型超音波探触子。
  8. 【請求項8】 前記圧電振動子(3)の揺動面はガイド
    ワイヤ(9)と交叉しており、 ガイドワイヤ(9)画像を含む受信像を得ることが可能
    な請求項7記載の カテーテル型超音波探触子。
  9. 【請求項9】 前記音響ヘッド部(2)は、チューブ
    (1)の先端に接着して固定される請求項1または4記
    載のカテーテル型超音波探触子。
  10. 【請求項10】 前記音響ヘッド部(2)とチューブ
    (1)との接合部位は、可撓性を有しており、音響ヘッ
    ド部(2)は、チューブ(1)の中心軸に対して首振り
    変位が可能である請求項9記載のカテーテル型超音波探
    触子。
  11. 【請求項11】 前記チューブ(1)は、X線吸収能に
    優れた材料を混入した合成樹脂材により形成される請求
    項1、2、3、4、5、6、7、8、9または10記載
    カテーテル型超音波探触子。
  12. 【請求項12】 超音波を送受信する音響窓の一部に他
    の部位とは超音波伝 搬特性の異なるマーカー(14)が
    形成され、該マーカー(14)による画像から挿入姿勢
    を検知可能とした請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9、10または11記載のカテーテル型超音波探触
    子。
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