JP3311746B2 - 柔軟なポリウレタンフォーム - Google Patents
柔軟なポリウレタンフォームInfo
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- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G18/00—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
- C08G18/06—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
- C08G18/08—Processes
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は特定のポリイソシアネート組成物を用いて製
造された柔軟なポリウレタンフォームに関する。好適な
触媒と添加剤の存在下における有機ポリイソシアネート
とポリエーテル−ポリオールとの反応による発泡したま
たは圧縮型のポリウレタン樹脂の製造は、関連技術文献
から周知である。
造された柔軟なポリウレタンフォームに関する。好適な
触媒と添加剤の存在下における有機ポリイソシアネート
とポリエーテル−ポリオールとの反応による発泡したま
たは圧縮型のポリウレタン樹脂の製造は、関連技術文献
から周知である。
欧州特許出願第10,850号明細書には、ある種類の液体
ポリイソシアネートであって、特に表面欠陥が最少であ
ることを特徴とする低温熟成した柔軟なポリウレタン樹
脂の製造に用いられるものが開示されている。
ポリイソシアネートであって、特に表面欠陥が最少であ
ることを特徴とする低温熟成した柔軟なポリウレタン樹
脂の製造に用いられるものが開示されている。
この特許出願明細書に開示されているポリイソシアネ
ート組成物は、 A. ジフェニル−メタン−ジイソシアネートと、、当量
が750〜3000の範囲内であるポリプロピレンジオールま
たはトリオール50〜100重量％と分子量が750〜3000の範
囲内であるポリオキシエチレンジオールまたはトリオー
ル０〜50重量％を含む平均官能価が２〜３のポリオキシ
アルキレンポリオールとの反応生成物であって、前記の
反応生成物中の遊離NCO基の含量が８〜26重量％の範囲
内であるものを90〜50重量％と、 B. ジフェニル−メタン−ジイソシアネート30〜65重量
％と官能価が２より大きいポリメチレン−ポリフェニル
−ポリイソシアネート70〜35重量％とを含む組成物の10
〜50重量％とからなるものである。
ート組成物は、 A. ジフェニル−メタン−ジイソシアネートと、、当量
が750〜3000の範囲内であるポリプロピレンジオールま
たはトリオール50〜100重量％と分子量が750〜3000の範
囲内であるポリオキシエチレンジオールまたはトリオー
ル０〜50重量％を含む平均官能価が２〜３のポリオキシ
アルキレンポリオールとの反応生成物であって、前記の
反応生成物中の遊離NCO基の含量が８〜26重量％の範囲
内であるものを90〜50重量％と、 B. ジフェニル−メタン−ジイソシアネート30〜65重量
％と官能価が２より大きいポリメチレン−ポリフェニル
−ポリイソシアネート70〜35重量％とを含む組成物の10
〜50重量％とからなるものである。
前記のポリイソシアネート組成物は、通常の条件下で
有機ポリオールと反応させることによりポリウレタンの
製造における、または、特に、重縮合中に好適な発泡剤
を反応混合物に加えるポリウレタンフォームの製造にお
ける、イソシアネート成分として用いられる。
有機ポリオールと反応させることによりポリウレタンの
製造における、または、特に、重縮合中に好適な発泡剤
を反応混合物に加えるポリウレタンフォームの製造にお
ける、イソシアネート成分として用いられる。
しかしながら、これらの組成物から得られるフォーム
は気泡構造が極めて閉塞的であり、フォームの気泡を破
壊して、これらの気泡の内部に残っている起泡性ガスの
散逸を助長するには、叩解（beating）またはマングリ
ング（mangling）のような追加の処理が必要である。
は気泡構造が極めて閉塞的であり、フォームの気泡を破
壊して、これらの気泡の内部に残っている起泡性ガスの
散逸を助長するには、叩解（beating）またはマングリ
ング（mangling）のような追加の処理が必要である。
本発明者は、極めて開放的な気泡構造を有する柔軟な
ポリウレタンフォーム成形物であって、引き続き如何な
るマングリング操作も必要としないものを生成させるこ
とができるポリイソシアネート組成物は、遊離のNCO基
の含量が26.5〜33重量％の範囲内である改質ポリイソシ
アネートから出発することによって得られるものである
ことを見出した。
ポリウレタンフォーム成形物であって、引き続き如何な
るマングリング操作も必要としないものを生成させるこ
とができるポリイソシアネート組成物は、遊離のNCO基
の含量が26.5〜33重量％の範囲内である改質ポリイソシ
アネートから出発することによって得られるものである
ことを見出した。
それ故、本発明の目的は、 金型から抜き取る時点で極めて開放的な気泡構造を有
する柔軟なポリウレタンフォームであって、触媒、発泡
安定剤および発泡剤の存在下、 ｉ） （ａ） 有機ジイソシアネートと官能価が少なく
とも２のポリエーテル−ポリオールとの反応生成物であ
って、該反応生成物の遊離NCO基の含量が26.5〜33重量
％であるもの90〜50重量％と、 （ｂ） 一般式 （式中、ｎは１以上の整数である）を有するポリメチレ
ン−ポリフェニル−ポリイソシアネートの混合物10〜50
重量％とを含んで成るポリイソシアネート組成物と、 ii） ヒドロキシまたはアミン官能価が少なくとも２で
あり、分子量が1000〜8000である少なくとも一種類のポ
リエーテルポリオール、 とを反応させる工程を含んでなる方法により得られるポ
リウレタンフォームである。
する柔軟なポリウレタンフォームであって、触媒、発泡
安定剤および発泡剤の存在下、 ｉ） （ａ） 有機ジイソシアネートと官能価が少なく
とも２のポリエーテル−ポリオールとの反応生成物であ
って、該反応生成物の遊離NCO基の含量が26.5〜33重量
％であるもの90〜50重量％と、 （ｂ） 一般式 （式中、ｎは１以上の整数である）を有するポリメチレ
ン−ポリフェニル−ポリイソシアネートの混合物10〜50
重量％とを含んで成るポリイソシアネート組成物と、 ii） ヒドロキシまたはアミン官能価が少なくとも２で
あり、分子量が1000〜8000である少なくとも一種類のポ
リエーテルポリオール、 とを反応させる工程を含んでなる方法により得られるポ
リウレタンフォームである。
特に、成分（ａ）90〜75重量％と成分（ｂ）10〜25重
量％とを含んで成り、成分（ａ）の遊離NCO基の含量が2
6.5〜31％の範囲内であるポリイソシアネート組成物を
使用するのが好ましい。
量％とを含んで成り、成分（ａ）の遊離NCO基の含量が2
6.5〜31％の範囲内であるポリイソシアネート組成物を
使用するのが好ましい。
ポリウレタンフォームを生成することができる任意の
有機ジイソシアネートを本発明の組成物の成分（ａ）の
製造に用いることができるが、芳香族ジイソシアネー
ト、環状脂肪族ジイソシアネートおよび対応するそのア
ルキル置換誘導体が好ましい。
有機ジイソシアネートを本発明の組成物の成分（ａ）の
製造に用いることができるが、芳香族ジイソシアネー
ト、環状脂肪族ジイソシアネートおよび対応するそのア
ルキル置換誘導体が好ましい。
特に、一般式 OCN−Ｒ−NCO （II） （式中、Ｒはアルキル置換されていてもよい５〜25個の
炭素原子を有する環状脂肪族または芳香族基である）を
有する低分子量ジイソシアネート、例えばメタ−および
／またはパラ−フェニレン−ジイソシアネート、2,4−
トルエン−ジイソシアネートの単独または2,6−トルエ
ン−ジイソシアネート異性体と混合物したもの、4,4′
−ジフェニル−メタン−ジイソシアネートの単独または
2,4′−ジフェニル−メタン−ジイソシアネート異性体
と混合物したもの、4,4′−ジ−シクロヘキシル−メタ
ン−ジイソシアネート、１−イソシアナト−３−イソシ
アナト−メチル−3,3,5−トリメチル−シクロヘキサン
（イソホロン−ジイソシアネート）などを用いることが
できる。
炭素原子を有する環状脂肪族または芳香族基である）を
有する低分子量ジイソシアネート、例えばメタ−および
／またはパラ−フェニレン−ジイソシアネート、2,4−
トルエン−ジイソシアネートの単独または2,6−トルエ
ン−ジイソシアネート異性体と混合物したもの、4,4′
−ジフェニル−メタン−ジイソシアネートの単独または
2,4′−ジフェニル−メタン−ジイソシアネート異性体
と混合物したもの、4,4′−ジ−シクロヘキシル−メタ
ン−ジイソシアネート、１−イソシアナト−３−イソシ
アナト−メチル−3,3,5−トリメチル−シクロヘキサン
（イソホロン−ジイソシアネート）などを用いることが
できる。
一般式（II）を有するジイソシアネートであってその
使用が好ましいものは4,4′−ジフェニルメタン−ジイ
ソシアネート（MDI）の単独のものまたは少なくとも５
重量％のその2,4′−異性体と混合したものである。
使用が好ましいものは4,4′−ジフェニルメタン−ジイ
ソシアネート（MDI）の単独のものまたは少なくとも５
重量％のその2,4′−異性体と混合したものである。
前記の（ａ）項の改質ポリイソシアネートを得るため
に本発明によって用いられるポリエーテル−ポリオール
は、好ましくは、線形または分岐鎖を有し、分子量が10
00〜8000の範囲内であり、架橋剤、例えばグリセロー
ル、トリメチロール−プロパン、ペンタエリスリトール
などの存在下または不存在下にて、アルキレンオキシ
ド、例えばC1〜C6アルキレンオキシド、特にプロピレン
オキシド（50重量％以下の量のエチレンオキシドと混合
することも可能）から得られる。
に本発明によって用いられるポリエーテル−ポリオール
は、好ましくは、線形または分岐鎖を有し、分子量が10
00〜8000の範囲内であり、架橋剤、例えばグリセロー
ル、トリメチロール−プロパン、ペンタエリスリトール
などの存在下または不存在下にて、アルキレンオキシ
ド、例えばC1〜C6アルキレンオキシド、特にプロピレン
オキシド（50重量％以下の量のエチレンオキシドと混合
することも可能）から得られる。
好ましいポリエーテル−ポリオールは、線形構造を有
し、分子量が2000のポリオキシ−プロピレン−グリコー
ル（PPG）である。
し、分子量が2000のポリオキシ−プロピレン−グリコー
ル（PPG）である。
前記の（ａ）項の改質ポリイソシアネートは、反応温
度が50〜100℃の範囲内、好ましくは60〜80℃の範囲内
で、NCO基の含量が上記の範囲内にある最終生成物を生
成するような有機ジイソシアネートのポリエーテルポリ
オールに対する重量比とすることによって得ることがで
きる。
度が50〜100℃の範囲内、好ましくは60〜80℃の範囲内
で、NCO基の含量が上記の範囲内にある最終生成物を生
成するような有機ジイソシアネートのポリエーテルポリ
オールに対する重量比とすることによって得ることがで
きる。
一般式（Ｉ）のポリメチレン−ポリフェニル−ポリイ
ソシアネートは先行技術から知られている生成物であっ
て、ホスゲンとアニリン−ホルムアルデヒド縮合物との
反応によって得られ、平均官能価が2.6〜2.8である。こ
れらの生成物の例は、モンテディペ（Montedipe）社よ
り「テジモン（Tedimon）31」、アイ・シー・アイ（I.
C.I.）社より「スープラセク（Suprasec）DNR」および
バイエル（Bayer）社より「デスモデュール（Desmodu
r）44 V 20」という商品名で市販されているものであ
る。
ソシアネートは先行技術から知られている生成物であっ
て、ホスゲンとアニリン−ホルムアルデヒド縮合物との
反応によって得られ、平均官能価が2.6〜2.8である。こ
れらの生成物の例は、モンテディペ（Montedipe）社よ
り「テジモン（Tedimon）31」、アイ・シー・アイ（I.
C.I.）社より「スープラセク（Suprasec）DNR」および
バイエル（Bayer）社より「デスモデュール（Desmodu
r）44 V 20」という商品名で市販されているものであ
る。
本発明によれば、上記ポリイソシアネート組成物
（ｉ）を用いてポリウレタン樹脂を製造することがで
き、特に当業者に周知の従来技法によってこれをポリエ
ーテル−ポリオールと反応させることによって柔軟な発
泡樹脂を製造することができる。
（ｉ）を用いてポリウレタン樹脂を製造することがで
き、特に当業者に周知の従来技法によってこれをポリエ
ーテル−ポリオールと反応させることによって柔軟な発
泡樹脂を製造することができる。
柔軟なポリウレタンフォームを製造することができる
技法としては、サンダース（Saunders）とフリッシュ
（Frisch）著「ポリウレタン、化学および技術（Polyur
ethane,Chemistry and Technology）」、インターサイ
エンス（Interscience）、ニュー・ヨーク、1964年に記
載されている方法がある。
技法としては、サンダース（Saunders）とフリッシュ
（Frisch）著「ポリウレタン、化学および技術（Polyur
ethane,Chemistry and Technology）」、インターサイ
エンス（Interscience）、ニュー・ヨーク、1964年に記
載されている方法がある。
本発明のポリウレタンフォームは、上記成分（ｉ）と
（ii）とを実質的に当量比で、特にNCO/OHの当量比が0.
9〜1.1で反応させることにより得ることができる。
（ii）とを実質的に当量比で、特にNCO/OHの当量比が0.
9〜1.1で反応させることにより得ることができる。
成分（ii）のポリエーテルポリオールは２〜６の範囲
の官能価を有しており、グリコール、トリオール、テト
ロール、ポリアミン、アルカノールアミンまたはこれら
の混合物からなる群から選ばれた少なくとも２個の活性
水素原子を有する開始剤を用い、C2〜C6アルケンオキシ
ドの縮合により得られる。上記開始剤の具体例として
は、ジプロピレングリコール、1,4−ブチレングリコー
ル、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリ
スリトール、ソルビトール、エチレンジアミン、トリエ
タノールアミン等が挙げられる。
の官能価を有しており、グリコール、トリオール、テト
ロール、ポリアミン、アルカノールアミンまたはこれら
の混合物からなる群から選ばれた少なくとも２個の活性
水素原子を有する開始剤を用い、C2〜C6アルケンオキシ
ドの縮合により得られる。上記開始剤の具体例として
は、ジプロピレングリコール、1,4−ブチレングリコー
ル、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリ
スリトール、ソルビトール、エチレンジアミン、トリエ
タノールアミン等が挙げられる。
好ましいポリエーテルポリオール（ii）は、分子量10
00〜6000のポリオキシプロピレングリコールおよび／ま
たはポリオキシエチレングリコールである。
00〜6000のポリオキシプロピレングリコールおよび／ま
たはポリオキシエチレングリコールである。
本発明のポリイソシアネート組成物によって得られる
ポリウレタンフォームは、金型の開放時、特に開放的な
気泡構造を示すので、マングリングまたはプレスの処理
を連続して行う必要はない。
ポリウレタンフォームは、金型の開放時、特に開放的な
気泡構造を示すので、マングリングまたはプレスの処理
を連続して行う必要はない。
本発明を一層よく理解し且つ本発明を実施するため、
本発明を下記の幾つかの例示用の実施例において記載す
るが、これらの実施例は制限的なものではない。
本発明を下記の幾つかの例示用の実施例において記載す
るが、これらの実施例は制限的なものではない。
実施例１（比較例） 4,4′−MDIと2,4′−MDIとの比率が80/20の異性体混
合物59.2重量部と、分子量が2000の線形PPG40.8重量部
とを70℃、２時間の反応時間で遊離NCOの最終含量が18,
2％となる迄反応させて改質MDIを得た。
合物59.2重量部と、分子量が2000の線形PPG40.8重量部
とを70℃、２時間の反応時間で遊離NCOの最終含量が18,
2％となる迄反応させて改質MDIを得た。
ポリメチレン−ポリフェニル−ポリイソシアネート
（テジモン31）53.8重量部をこの生成物に加えて、遊離
NCO22.7％を含む最終組成物（イソシアネート１）を得
た。
（テジモン31）53.8重量部をこの生成物に加えて、遊離
NCO22.7％を含む最終組成物（イソシアネート１）を得
た。
実施例２（比較例） 4,4′−MDIと2,4′−MDIとの（比率が80/20の）異性
体混合物72.4重量部と、分子量が2000の線形PPG27.6重
量部とを70℃で２時間の反応時間で遊離NCOの最終含量
が23.2％となる迄反応させて改質MDIを得た。
体混合物72.4重量部と、分子量が2000の線形PPG27.6重
量部とを70℃で２時間の反応時間で遊離NCOの最終含量
が23.2％となる迄反応させて改質MDIを得た。
次に、ポリメチレン−ポリフェニル−ポリイソシアネ
ート（テジモン31）53.8重量部をこの中間生成物に加え
て、遊離NCO含量が25.8％である最終組成物を得た（イ
ソシアネート２）。
ート（テジモン31）53.8重量部をこの中間生成物に加え
て、遊離NCO含量が25.8％である最終組成物を得た（イ
ソシアネート２）。
実施例３（比較例） 4,4′−MDIと2,4′−MDIとの（比率が80/20の）異性
体混合物79.8重量部と、分子量が2000の線形PPG20.2重
量部とを70℃で２時間の反応時間で遊離NCOの最終含量
が26.0％となる迄反応させて改質MDIを得た。
体混合物79.8重量部と、分子量が2000の線形PPG20.2重
量部とを70℃で２時間の反応時間で遊離NCOの最終含量
が26.0％となる迄反応させて改質MDIを得た。
次に、ポリメチレン−ポリフェニル−ポリイソシアネ
ート（テジモン31）100重量部をこの中間生成物に加え
て、遊離NCO含量が28.5％である最終組成物を得た（イ
ソシアネート２）。
ート（テジモン31）100重量部をこの中間生成物に加え
て、遊離NCO含量が28.5％である最終組成物を得た（イ
ソシアネート２）。
実施例４ 4,4′−MDIと2,4′−MDIとの（比率が80/20の）異性
体混合物82.6重量部と、分子量が2000の線形PPG17.4重
量部とを70℃で２時間の反応時間で遊離NCOの最終含量
が27.0％となる迄反応させて改質MDIを得た。
体混合物82.6重量部と、分子量が2000の線形PPG17.4重
量部とを70℃で２時間の反応時間で遊離NCOの最終含量
が27.0％となる迄反応させて改質MDIを得た。
次に、ポリメチレン−ポリフェニル−ポリイソシアネ
ート（テジモン31）44.5重量部をこの中間生成物に加え
て、遊離NCO含量が28.2％である最終組成物を得た（イ
ソシアネート４）。
ート（テジモン31）44.5重量部をこの中間生成物に加え
て、遊離NCO含量が28.2％である最終組成物を得た（イ
ソシアネート４）。
実施例５ 4,4′−MDIと2,4′−MDIとの（比率が80/20の）異性
体混合物85.1重量部と、分子量が2000の線形PPG14.9重
量部とを70℃で２時間の反応時間で遊離NCOの最終含量
が28.0％となる迄反応させて改質MDIを得た。
体混合物85.1重量部と、分子量が2000の線形PPG14.9重
量部とを70℃で２時間の反応時間で遊離NCOの最終含量
が28.0％となる迄反応させて改質MDIを得た。
次に、ポリメチレン−ポリフェニル−ポリイソシアネ
ート（テジモン31）45.8重量部をこの中間生成物に加え
て、遊離NCO含量が29％である最終組成物を得た（イソ
シアネート５）。
ート（テジモン31）45.8重量部をこの中間生成物に加え
て、遊離NCO含量が29％である最終組成物を得た（イソ
シアネート５）。
実施例６ 4,4′−MDIと2,4′−MDIとの（比率が80/20の）異性
体混合物92重量部と、分子量が2000の線形PPG8重量部と
を70℃で２時間の反応時間で遊離NCOの最終含量が30.6
％となる迄反応させて改質MDIを得た。
体混合物92重量部と、分子量が2000の線形PPG8重量部と
を70℃で２時間の反応時間で遊離NCOの最終含量が30.6
％となる迄反応させて改質MDIを得た。
次に、ポリメチレン−ポリフェニル−ポリイソシアネ
ート（テジモン31）49.5重量部をこの中間生成物に加え
て、遊離NCO含量が30.7％である最終組成物を得た（イ
ソシアネート６）。
ート（テジモン31）49.5重量部をこの中間生成物に加え
て、遊離NCO含量が30.7％である最終組成物を得た（イ
ソシアネート６）。
実施例７ 前記１〜６の組成物を用いて、下記の組成を有する配
合ポリオールと反応させることによって、嵩密度が45g/
lである標準的な形状の自動車シート用の発泡樹脂を製
造した。
合ポリオールと反応させることによって、嵩密度が45g/
lである標準的な形状の自動車シート用の発泡樹脂を製
造した。
ポリオキシプロピレン グリコール／ポリオキシ エチレングリコール ト リオール、分子量6000 （１） 100 重量部 −H2O 3.1重量部 −触媒 DABCO 33 LV （２） 0.9重量部 −触媒 NIAX A1 （３） 0.3重量部 −シリコーン KS 43 （４） 0.3重量部 −CFC 11 （５） 12 重量部 −NCO指数 100 成形条件は下記の通りであった。
−成分の温度:22℃ −金型の温度:40℃ −発泡樹脂の見掛けの嵩密度:46g/l 観察された性能データーを下表に示す。
（１） グレンジオン（GLENDION）FG 5963:モンテジプ
製品、 （２） 触媒DABCO 33 LV:エアー・プロダクツ（AIR PR
ODUCTS）製品、 （３） 触媒 NIAX A1:ユー・シー・シー（U.C.C.）製
品、 （４） シリコーンKS 43:バイエル製品、 （５） アルゴフレン（ALGOFRENE）11:モンテフルオス
（MONTEFLUOS）製品。
製品、 （２） 触媒DABCO 33 LV:エアー・プロダクツ（AIR PR
ODUCTS）製品、 （３） 触媒 NIAX A1:ユー・シー・シー（U.C.C.）製
品、 （４） シリコーンKS 43:バイエル製品、 （５） アルゴフレン（ALGOFRENE）11:モンテフルオス
（MONTEFLUOS）製品。
フロントページの続き (72)発明者 ジャンフラビーオ、ルナルドン イタリー国パドバ、ビア、ミラッツォ、 26 (56)参考文献 特開 昭59−80426（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−112616（ＪＰ，Ａ) 特開 昭54−137100（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−29417（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−145557（ＪＰ，Ａ) 欧州公開10850（ＥＰ，Ａ１)
Claims (6)
- 【請求項１】金型から抜き取る時点で開放的な気泡構造
を有する柔軟なポリウレタンフォームであって、触媒、
発泡安定剤および発泡剤の存在下、 ｉ） （ａ） 有機ジイソシアネートと官能価が少なく
とも２のポリエーテル−ポリオールとの反応生成物であ
って、該ポリエーテル−ポリオールが線形または分岐鎖
を有し、分子量が1000〜8000の範囲内であり、（C1〜
C6）−アルキレンオキシドから得られるものであり、か
つ該反応生成物の遊離NCO基の含量が26.5〜33重量％で
あるもの90〜50重量％と、 （ｂ）一般式 【化１】 （式中、ｎは１以上の整数である）を有するポリメチレ
ン−ポリフェニル−ポリイソシアネートの混合物10〜50
重量％とを含んで成るポリイソシアネート組成物と、 ii） ヒドロキシまたはアミン官能価が少なくとも２で
あり、分子量が1000〜8000である少なくとも一種類のポ
リエーテルポリオール、 とを反応させる工程を含んでなる方法により得られるポ
リウレタンフォーム。 - 【請求項２】ポリイソシアネート組成物が、成分（ａ）
90〜75重量％と、成分（ｂ）10〜25重量％とを含んで成
り、成分（ａ）の遊離NCO基の含量が26.5〜31％の範囲
内である、請求項１に記載のポリウレタンフォーム。 - 【請求項３】成分（ａ）における有機ジイソシアネート
が、芳香族および環状脂肪族ジイソシアネートおよび対
応するそのアルキル置換誘導体から成る群から選択され
る、請求項１または２に記載のポリウレタンフォーム。 - 【請求項４】成分（ａ）における有機ジイソシアネート
が、4,4′−ジフェニルメタン−ジイソシアネートの単
独または少なくとも５重量％の2,4′−ジフェニルメタ
ン−ジイソシアネート異性体と混合したものである、請
求項３に記載のポリウレタンフォーム。 - 【請求項５】成分（ａ）におけるポリエーテル−ポリオ
ールが、線形構造を有し分子量が2000のポリオキシ−プ
ロピレン−グリコールである、請求項１に記載のポリウ
レタンフォーム。 - 【請求項６】ポリメチレン−ポリフェニル−ポリイソシ
アネートがホスゲンとアニリン−ホルムアルデヒド縮合
体との反応によって得られ、平均官能価が2.6〜2.8であ
る、請求項１〜５のいずれか１項に記載のポリウレタン
フォーム。
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