JP3310852B2 - 建設機械の故障診断装置 - Google Patents
建設機械の故障診断装置Info
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-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/26—Indicating devices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
Description
の建設機械に搭載される電子部品や油圧部品などの複数
の部品の故障診断を行なう建設機械の故障診断装置に関
する。
品や油圧部品などの複数の部品からの電気信号に基づい
て該部品の異常を検知する制御手段と、この制御手段に
コネクタを介して着脱可能に接続される携帯用故障診断
手段とで構成される建設機械の故障診断装置が知られて
いる。かかる既知の故障診断装置では、任意の電子部
品、例えばブーム角度を検出するブーム角センサの電気
系統に異常が起きた場合、エラーデータを予め決められ
た優先順位にしたがって制御手段で記憶しておき、建設
機械の保守を担当する保守員が携帯用故障診断手段を前
記制御手段に接続したとき、前記エラーデータを前記制
御手段から読み出して故障診断手段の表示部に表示する
ようになっている。したがって、ブーム角センサが断線
異常を生じてセンサ用電源がショートした後、他の角度
センサの異常が検知された場合は、故障診断手段を制御
手段に接続したときに、これらセンサ用電源、ブームセ
ンサ、他のセンサ等の各エラーデータが制御手段で決め
られた優先順位に基づいて表示される。
来技術として、例えば特公平7−18780公報および
実公平7−23718号公報に記載されているものが挙
げられる。
来の建設機械の故障診断装置では、複数の部品に異常が
発生した場合、これらのエラーデータが制御手段で決め
られた優先順位に基づいて表示されるため、保守員は初
めに発生した異常がどの部品であるかを特定できず、異
常の根本的な原因を推定するのが難しいという問題があ
った。例えば、センサ用電源、ブームセンサ、他のセン
サ等の各エラーコードが表示された場合、これらセンサ
用電源、ブームセンサ、他のセンサ等をそれぞれ点検す
る必要があり、煩雑な手間やかなりの時間がかかるとい
う問題があった。
みてなされたもので、その目的は、建設機械に搭載され
た複数の部品に異常が発生した場合、これら部品のエラ
ーデータを異常が検知された順に表示でき、異常の根本
的な原因を容易に推定可能な建設機械の故障診断装置を
提供することにある。
異常が発生したとき、これら部品のエラーコードを時系
列的な順位にしたがって記憶しておき、必要に応じてこ
れらエラーコードを時系列表示することとする。このよ
うにすると、例えば、ブーム角センサが断線異常を生じ
てセンサ用電源がショートした後、他の角度センサに異
常が発生した場合、これらブーム角センサの異常、セン
サ用電源のショートおよび他の角度センサの各エラーコ
ードが異常の発生した順に記憶され、該記憶されたエラ
ーコードを読み出して表示することにより、最初に異常
の発生した部品がブーム角センサであり、次いでセンサ
用電源のショートおよび他の角度センサに異常が発生し
たことが瞬時に確認され、一連の異常発生の履歴を系統
的に把握して、異常の根本的な原因を容易に推定するこ
とができる。
では、建設機械に搭載された複数の部品からの電気信号
に基づいて異常を検知する制御手段を備え、この制御手
段に前記部品のエラーコードを時系列的な順位にしたが
って記憶する記憶部を設けてある。
建設機械の運転室内に設置されたモニタなどに時系列表
示しても良いが、前記制御手段にコネクタを介して着脱
可能に接続される携帯用故障診断手段の表示部に時系列
表示するようにすると、建設機械の保守を担当する保守
員にとって都合が良い。
図1は本発明の一実施例に係る建設機械の故障診断装置
のブロック図、図2は図1の故障診断装置に備えられる
記憶部の記憶内容を示す説明図、図3は図1の故障診断
装置を備えた建設機械の運転室内を前方から見た説明図
である。
断装置1は、記憶部2を有する制御手段3と、この制御
手段3にコネクタ4を介して着脱可能に接続される携帯
用故障診断手段6とから構成されており、この携帯用故
障診断手段6は表示部5を有する。前記制御手段3に
は、ブーム角センサ7、アーム角センサ8、および図示
しない他の電子部品や油圧部品などの複数の部品が電気
的に接続され、該制御手段3によりこれら部品の異常を
検知するとともに、他の表示部9を有するモニタ10も
電気的に接続されている。前記故障診断手段6を除く制
御手段3、コネクタ4、センサ7,8などの部品および
モニタ10は建設機械に配設されており、例えば、図3
に示す油圧ショベルの運転室内では、右操作レバー11
の前方にモニタ10が設置されており、このモニタ10
の表示部9に油圧ショベルの旋回中心からバケットまで
の距離や該バケットの高さなどのデータが表示されるよ
うになっている。一方、前記故障診断手段6は通常時に
コネクタ4から切り離され、建設機械の保守を担当する
保守員が携帯するようになっている。
度センサ7,8などの各部品の異常が発生した順に記憶
部2のアドレスA1〜Anの大きい数へと順次書き込む
プログラムを有し、これによって、記憶部2は複数のエ
ラーコードを時系列的な順位にしたがって記憶するよう
になっている。例えば、1番目に生じた異常のエラーコ
ードを第1のアドレスA1に記憶し、2番目に異常が生
じた異常のエラーコードを第2のアドレスA2に記憶
し、同様にしてn番目に生じた異常のエラーコードを第
nのアドレスAnに記憶する。
センサ7の断線異常が生じた後、アーム角センサ8の断
線異常が生じた場合、これらの異常を制御手段3が検知
し、まず記憶部2の第1記憶アドレスA1にブーム角セ
ンサ7のエラーコード「40」を記憶し、次いで第2記
憶アドレスA2にアーム角センサ8のエラーコード「7
0」を記憶する。そして、保守員が故障診断手段6をコ
ネクタ4を介して制御手段3に接続すると、制御手段3
の記憶部2に記憶されたデータが読み出され、表示部5
にアドレスA1のエラーコード「40」、アドレスA2
のエラーコード「70」の如く異常の発生した順に時系
列表示される。
サ7,8などの複数の部品に異常が発生すると、故障診
断手段6の表示部5にエラーコードが異常の発生した順
番に表示されるため、建設機械の保守を担当する保守員
は一連の異常発生の履歴を系統的に把握することがで
き、異常の根本的な原因を容易に推定して修理時間を大
幅に短縮することができる。
故障診断手段6の表示部5に各部品のエラーコードを時
系列表示するようにしたが、該エラーコードをモニタ1
0の表示部9に時系列表示することもでき、この場合、
前記故障診断手段6は必ずしも必要ではなくなるので省
略してもよい。
建設機械に搭載された複数の部品に異常が発生した場
合、異常が発生した順番に表示されるエラーコードに基
づいて、一連の異常発生の履歴を系統的に把握すること
ができるため、異常の根本的な原因が容易に推定され、
故障した部品の修理を迅速に行うことができる。
してエラーコードを表示するようにすると、故障診断手
段を携帯する保守員が部品の修理を行なう際に、前記エ
ラーコードを活用することができる。
置のブロック図である。
内容を示す説明図である。
内を前方から見た説明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 建設機械に搭載される複数の部品の故障
診断を行なう建設機械の故障診断装置において、 前記部品からの電気信号に基づいて異常を検知する制御
手段を備え、この制御手段に前記部品のエラーコードを
時系列的な順位にしたがって記憶する記憶部を設けたこ
とを特徴とする建設機械の故障診断装置。 - 【請求項2】 請求項1の記載において、前記制御手段
にコネクタを介して着脱可能に接続される携帯用故障診
断手段を備え、この故障診断手段に前記記憶部に記憶さ
れた順位にしたがって前記エラーコードを表示する表示
部を設けたことを特徴とする建設機械の故障診断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06130196A JP3310852B2 (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | 建設機械の故障診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06130196A JP3310852B2 (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | 建設機械の故障診断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09256422A JPH09256422A (ja) | 1997-09-30 |
JP3310852B2 true JP3310852B2 (ja) | 2002-08-05 |
Family
ID=13167235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06130196A Expired - Fee Related JP3310852B2 (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | 建設機械の故障診断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3310852B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11303151A (ja) * | 1998-04-17 | 1999-11-02 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 建設機械の表示制御装置 |
JP5058104B2 (ja) * | 2008-09-09 | 2012-10-24 | 住友建機株式会社 | 建設機械における電装品配設構造 |
-
1996
- 1996-03-18 JP JP06130196A patent/JP3310852B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09256422A (ja) | 1997-09-30 |
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