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JP3306162B2 - 高効率給湯装置 - Google Patents

高効率給湯装置

Info

Publication number
JP3306162B2
JP3306162B2 JP8923093A JP8923093A JP3306162B2 JP 3306162 B2 JP3306162 B2 JP 3306162B2 JP 8923093 A JP8923093 A JP 8923093A JP 8923093 A JP8923093 A JP 8923093A JP 3306162 B2 JP3306162 B2 JP 3306162B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
water
water supply
ejector
bathtub
Prior art date
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Application number
JP8923093A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06272965A (ja
Inventor
修 福田
重信 奥田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Gas Co Ltd filed Critical Osaka Gas Co Ltd
Priority to JP8923093A priority Critical patent/JP3306162B2/ja
Publication of JPH06272965A publication Critical patent/JPH06272965A/ja
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Publication of JP3306162B2 publication Critical patent/JP3306162B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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  • Bathtub Accessories (AREA)
  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
  • Details Of Fluid Heaters (AREA)
  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱交換器を二段にして
排熱を回収するようにした高効率の給湯装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のこの種の高効率給湯装置を
示したもので、ガスバーナ1で加熱される給湯用熱交換
器を上下二段2a,2bに分け、その中間部に上段の熱
交換器2aで発生する凝縮水を受ける受け皿3を設ける
と共に、この受け皿3に連結された排水管7に中和器1
1を介装したものである。これは、通常200℃で廃棄
される排ガスを上段に付加された熱交換器2aに通し
て、排ガス温度が100℃以下になるまで排熱を回収す
るものであり、その時発生する凝縮水は、排ガス中のN
OxやSOxなどが溶け込んで強酸性となっているため
に、これが下段の熱交換器2bやガスバーナ1を腐食し
ないように、受け皿3で受けて、凝縮水中和器5で中和
処理したのち、下水へ排水している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述の従来構成
は、凝縮水中和器11が大形で設置場所をとる上に、処
理量が多いために中和器11を構成しているマグネシウ
ム棒の間隙が酸化物によって目詰まりを起こし易く、消
耗が激しいという問題があった。本発明は上記の問題点
を解消して中和器を小型化ることができる高効率給湯
装置を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による高効率給湯
装置は、図1に示すように、ガスバーナ1で加熱される
給湯用熱交換器を上下二段2a,2bに分け、その中間
部に上段の熱交換器2aで発生する凝縮水を受ける受け
皿3を設け、給湯配管4から分岐した浴槽給湯配管5に
エゼクター6を介装して、このエゼクター6の注入口に
上記受け皿3からの排水管7を接続することにより、浴
槽8へ供給される温水に凝縮水を混入せしめると共に
上記排水管7に介装した貯水タンク9のオーバーフロー
管10を中和器11に接続して、余剰の凝縮水を中和処
理したのち外部へ排出するようにしたものである。
【0005】
【作用】上記構成において、浴槽給湯時には凝縮水をエ
ゼクター6により吸引して浴槽8の湯に混入させること
ができるので、凝縮水中和器11の能力を節減して小型
化できる。この場合、凝縮水はPH値=3の強酸である
が、例えば1回の「お湯はり」で発生する凝縮水の量は
数10ミリリットル程度であり、一方浴槽には通常15
0リットル程度の水が使用され、また一般家庭において
入浴に使用される水量は全使用量の約半分であるから、
凝縮水は1000〜2000倍程度に希釈されることと
なってPH値=6以上となり、飲用としても問題にはな
らない。また給湯栓13のみを使用している間は、凝縮
水を貯湯タンク9に溜めておき、浴槽使用時にこれを消
することができるので、更に中和器11を小型化でき
る。更にシャワー用給湯配管12を凝縮水吸引用エゼク
ター6の下流側から分岐させて、シャワーを多用する夏
期においても凝縮水を浴槽給湯配管5で希釈処理できる
ようにすれば、上記貯水タンク9の使用と相まって、中
和器11を省略することも可能となる。
【0006】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示したもので、ガ
スバーナ1で加熱される給湯用熱交換器は上下二段2
a,2bに分けられており、下段で温水を80〜90℃
まで加熱して200℃前後まで温度低下した排ガスは、
上段で水道水を予熱して、例えば70〜90℃まで温度
低下し、その際に排ガス中に含まれていた水蒸気が凝縮
して、上下の熱交換器2a,2bの中間に設けられてい
る受け皿3に流下し、一旦貯水タンク9に溜められたの
ち、排水管7によってエゼクター6の注入口へ送られ
る。一方熱交換器2a,2bを経た給湯配管4から、浴
槽給湯配管5が分岐されており、浴槽給湯配管5には逆
止弁14を介して凝縮水吸引用エゼクター6が介装さ
れ、このエゼクター6の注入口に受け皿3からの排水管
7が接続されている。エゼクターは、断面積を小さくし
て流速を大きくした隘路に、側方から注入路を開口させ
たものであり、この場合は水道圧によって浴槽8へ供給
される温水に凝縮水を吸引させるようにしたものであ
る。
【0007】貯水タンク9には、上部にオーバーフロー
管10が接続されており、浴槽8が使用されずに給湯栓
13のみが使用されている間は、貯水タンク9に凝縮水
が溜るので、余った凝縮水をオーバーフローさせ、中和
器11に送って中和処理したのち外部へ排出する。また
エゼクター6の下流側の浴槽給湯配管5からシャワー用
給湯配管12が分岐されており、夏期などに浴槽を使用
せずシャワーを多用する家庭でも、冬期と同様に浴槽給
湯配管5で凝縮水が処理されるようになっており、従っ
てこの場合には、ユーザの選択によって中和器11を省
略することも可能である。
【0008】本発明では、浴槽の湯に排ガス中の炭酸ガ
スを溶解させる所謂炭酸風呂の機能を持たせている。す
なわち浴槽給湯配管5の上記シャワー給湯配管12への
分岐点の下流側には、「お湯はり」電磁弁15を介し
て、第二のエゼクターすなわち排ガス吸引用エゼクター
16が介装され、上下の熱交換器2a,2bを通った排
ガスの一部が、このエゼクター16の注入口に導入され
ており、更にその下流側に気水分離器17が介装されて
いる。気水分離器17としては、エア抜き弁あるいは上
部にエア抜き孔を有する貯水タンクを用いることができ
る。エゼクター16と気水分離器17の間の配管内で、
温水中に排ガス中の炭酸ガスが溶解し、余剰のガスが気
水分離器17から外部に排出される。なお中和器11を
省略する場合には、凝縮水吸引用エゼクター6から排ガ
スを吸引することも起こり得るので、排ガス吸引用エゼ
クター16を使用しない場合でも、気水分離器17は設
けておく必要がある。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば上述のように、高効率給
湯のために発生する凝縮水を、浴槽給湯時にエゼクター
により吸引して浴槽の湯に混入させることができる
に、給湯栓のみを使用している間は凝縮水を貯湯タンク
に溜めておいて、浴槽使用時にこれを消化することがで
きるので、従来大きな設置スペースを必要とする上に、
損耗の激しかった凝縮水中和器を小型化することができ
という利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の系統図。
【図2】従来例の系統図。
【符号の説明】
1 ガスバーナ 2a 上段熱交換器 2b 下段熱交換器 3 受け皿 4 給湯配管 5 浴槽給湯配管 6 凝縮水吸引用エゼクター 7 排水管 8 浴槽 9 貯水タンク 10 オーバーフロー管 11 中和器 12 シャワー給湯配管 13 給湯栓 14 逆止弁 15 「お湯はり」電磁弁 16 排ガス吸引用エゼクター 17 気水分離器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24H 9/00 A47K 3/00 F24H 1/10 - 1/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスバーナで加熱される給湯用熱交換器
    を上下二段に分け、その中間部に上段の熱交換器で発生
    する凝縮水を受ける受け皿を設けて、給湯配管から分岐
    した浴槽給湯配管にエゼクターを介装し、該エゼクター
    の注入口に上記受け皿からの排水管を接続することによ
    り、浴槽へ供給される温水に上記凝縮水を混入せしめる
    と共に、上記排水管に貯水タンクを介装し、該貯水タン
    クのオーバーフロー管を中和器に接続して、余剰の凝縮
    水を中和処理したのち外部へ排出するようにしたことを
    特徴とする高効率給湯装置。
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