JP3399126B2 - 回路遮断器 - Google Patents
回路遮断器Info
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- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H71/00—Details of the protective switches or relays covered by groups H01H73/00 - H01H83/00
- H01H71/10—Operating or release mechanisms
- H01H71/12—Automatic release mechanisms with or without manual release
- H01H71/126—Automatic release mechanisms with or without manual release actuated by dismounting of circuit breaker or removal of part of circuit breaker
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- Breakers (AREA)
Description
特にその取付位置から取り外そうとすると、自動的に引
き外しを行なう回路遮断器の安全装置に関する。
公報に示された従来の回路遮断器を示す断面図である。
図において、1はベース、2はカバーであり合成樹脂材
料で形成されている。3は固定接触子、4は可動接触子
でありシャント5を介してバイメタル6に接続されてい
る。7〜9は導体である。10は作動機構であり、ハンド
ル11、開放自在レバー12、およびトグル機構(図示せ
ず)等により構成されている。13は引き外しユニットで
あり、引き外しバー14およびラッチレバー15等により構
成されている。16は安全装置すなわち引き外しバー・イ
ンターロックであり、アクチュエータ17、ばね18、筐体
19により構成されている。アクチュエータ17は上端部に
フック形状の当接表面17a を有し、引き外しバー14のイ
ンターロック表面14a と係合している。また、アクチュ
エータ17の下端部17b はベース1の底壁に設けた孔部1a
内を下方向に延び、ばね18の作用に抗して取り付け壁部
20と係合する図示の位置に保持されている。なお、安全
装置すなわち引き外しバー・インターロック16は、回路
遮断器が引き外されているか否かを前もって確かめずに
遮断器を取り付け壁部20から取り外すことが時としてあ
り、回路遮断器を取り外そうとすると自動的に引き外し
が起こるようにして、電気工事等に関わる人員を保護す
るために設けられるものである。
れ、周知の開閉動作を行なうものである。また、引き外
しバー・インターロック16は、回路遮断器本体を取り付
け壁部20から取り外そうとすると、下端部17b がばね18
の付勢力により破線の位置17cに移動して、アクチュエ
ータ17の当接表面17a が引き外しバー14のインターロッ
ク表面14a に対して移動し、引き外しバー14を回路遮断
器の引き外し位置の方向に回転させトリップ動作する。
路遮断器では、引き外しバー・インターロック16がアク
チュエータ17、ばね18、筐体19等により構成されている
が、組み立てに際し、アクチュエータ17の当接表面17a
を引き外しバー14のインターロック表面14a と係合させ
て組み立てなければならないために、作動機構10および
引き外しユニット13等をベース1内に組み立てる時に一
緒に組み込まなければならないという問題点があった。
ためになされたもので、第1の目的は、安全装置すなわ
ち引き外しバー・インターロックを、回路遮断器本体の
ベース底面から容易に組み込める回路遮断器を得るもの
である。また、第2の目的は、安全装置すなわち引き外
しバー・インターロックを回路遮断器本体に組み込むの
に際し、誤組み付けを生じない回路遮断器を得るもので
ある。
器においては、ベースとカバーよりなる絶縁筐体の内部
に、固定接触子に対して接離する可動接触子と、この可
動接触子を駆動する開閉機構と、過電流に応動して上記
開閉機構を作動させる引きは外し装置とを収納し、取り
付け部材に装着した回路遮断器において、上記ベースの
底面側に開口部を形成し、この開口部に、上記回路遮断
器を取り付け部材から取り外した時に移動するロッド
と、このロッドと一体的に組み込まれ、かつ上記ロッド
に応動して上記開閉機構を作動させるアクチュエータと
を有する安全装置を挿着したものである。
形成し、上記安全装置をベースに挿着する途上におい
て、上記突部が上記ベースの壁面と係合するものであ
る。
に傾斜部を形成し、安全装置をベースに挿着する途上に
おいて、上記傾斜部が安全装置のアクチュエータと係合
するものである。
は、安全装置がユニット化された状態でベースの底面か
ら開口部に挿着される。
た突部は、安全装置をベースに挿着する途上において、
ベースの壁面と係合することにより、アクチュエータと
トリップバーの係合位置関係が正規の位置になるように
導く。
に形成した傾斜部は、安全装置をベースに挿着する途上
において、安全装置のアクチュエータと係合することに
より、アクチュエータとトリップバーの係合位置関係が
正規の位置になるように導く。
を示すもので、図において、21はベース、22はカバーで
あり、いずれも合成樹脂材料で形成された絶縁筐体であ
る。23は固定接触子、24は可動接触子であり、可撓導体
25を介してシャント端子(図示せず)に接続され、シャ
ント端子は引き外し装置26のヒータ26a の下端部(図示
せず)に接続されている。27は導体であり、一端部はヒ
ータ26a に接続され、他端部は端子28に接続されてい
る。29は開閉機構であり、トリップバー30、掛け金31、
クレドル32等で構成されている。
ュエータ35、ロッド36、押しばね37により一体に構成さ
れている。フレーム34は合成樹脂材料で形成され、弾力
性のある2個の取付爪34a ,34b および貫通孔34c を有
し、ベース21の開口部21a に挿入されている。アクチュ
エータ35は合成樹脂材料で形成され、トリップバー30の
作動腕30a に係合する操作腕35a およびロッド36に係合
してロッド36の上下方向の変位に連動するアーム35b を
有し、軸38によりフレーム34に回動自在に支承されてい
る。ロッド36は合成樹脂材料で形成され、フレーム34の
貫通孔34c に遊嵌された大径部36a 、アクチュエータ35
のアーム35b を駆動する案内溝36b 、小径のガイドピン
36c を有し、ガイドピン36c はベース21のガイド孔21b
に挿入されている。押しばね37はガイドピン36c に挿入
され、ロッド36を常時矢印方向に押し下げている。39は
回路遮断器本体の取り付け壁部である。なお、本実施例
では回路遮断器本体の取り付け部材を取り付け壁部39と
して構成したが、取り付け部材としては差込み端子台等
がある。
は、ヒータ26a に電流が流れると、引き外し装置26の電
磁引き外し作用または熱動引き外し作用によりトリップ
バー30が反時計方向に回動され、トリップバー30と掛け
金31の係合が外れて、掛け金31は時計方向に回動し、ク
レドル32が開放され、自動遮断が行なわれる。
り付け壁部39から取り外そうとすると、図2に示すよう
にロッド36が押しばね37の付勢力により矢印方向に移動
して、アクチュエータ35の操作腕35a がトリップバー30
の作動腕30a に係合し、トリップバー30が反時計方向に
回動され、トリップバー30と掛け金31の係合が外れて、
掛け金31は時計方向に回動し、クレドル32が開放され、
トリップ動作する。
ム34、アクチュエータ35、ロッド36、押しばね37により
一体に構成されているので、組み立てに際し、回路遮断
器本体を組み立てた後で、ベース21の底面側から開口部
21a に安全装置33を挿入するだけで、容易に組み込むこ
とができる。また、ロッド36のガイドピン36c はベース
21のガイド孔21b に常時挿入されているので、ロッド36
が突出時にもロッドの先端がガイド孔21bに係合されて
おり、ロッドの横方向の倒れを防止することができる。
要部断面図であり、安全装置33を組み込む途中の状態を
示したものである。図において、アクチュエータ35の操
作腕35aは一点鎖線で示すようにトリップバー30の作動
腕30aのA側に位置するように組み立てられるのが正規
の状態であるが、実線のようにB側に組み立てられる場
合がある。万一、B側の位置に組み込まれた場合には、
矢印Cの方向にロッド36の下端面を押してアクチュエー
タ35を矢印Dの方向に回転させ、正規の位置に戻そうと
しても、トリップバー30の作動腕30aに当り正規の位置
に戻すことができない。
る回路遮断器の要部断面図であり、安全装置33を組み込
む途中の状態を示したものである。図において、アクチ
ュエータ35には突部35c が形成されている。この実施例
によれば、安全装置33を回路遮断器本体のベース21の開
口部21a に挿入して、フレーム34の下端面34d を矢印E
の方向に押し込んで行くと、アクチュエータ35の突部35
c がベース21の壁面21c に当接して摺動しながら押し込
まれ、アクチュエータ35の操作腕35a は必ずトリップバ
ー30の作動腕30a のA側に位置するように組み立てるこ
とができる。
る回路遮断器の要部断面図であり、安全装置33を回路遮
断器本体へ組み込む途中の状態を示したものである。図
において、トリップバー30の作動腕30a には傾斜部30b
が形成されている。この実施例によれば、安全装置33を
回路遮断器本体のベース21の開口部21a に挿入して、フ
レーム34の下端面34d を矢印Eの方向に押し込んで行く
と、アクチュエータ35の操作腕35a の先端がトリップバ
ー30の傾斜部30b に当接して摺動しながら押し込まれ、
アクチュエータ35の操作腕35a は必ずトリップバー30の
作動腕30a のA側に位置するように組み立てることがで
きる。
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
の開口部に挿入することにより、遮断器本体を組み立て
た後でもベースの底面側から容易に安全装置を組み立て
ることができる。
た突部は、安全装置をベースに挿着する途上において、
ベースの壁面と係合することにより、アクチュエータと
トリップバーの係合位置関係が正規の位置になるように
導くので、誤組み付けを防止することができる。
に形成した傾斜部は、安全装置をベースに挿着する途上
において、安全装置のアクチュエータと係合することに
より、アクチュエータとトリップバーの係合位置関係が
正規の位置になるように導くので、誤組み付けを防止す
ることができる。
断面図であり、取り付け壁に装着された状態を示すもの
である。
断面図であり、取り付け壁から取り外した状態を示すも
のである。
図であり、安全装置を組み込む途中の状態を示したもの
である。
図であり、安全装置を組み込む途中の状態を示したもの
である。
図であり、安全装置を組み込む途中の状態を示したもの
である。
Claims (3)
- 【請求項1】 ベースとカバーよりなる絶縁筐体の内部
に、固定接触子に対して接離する可動接触子と、この可
動接触子を駆動する開閉機構と、過電流に応動して上記
開閉機構を作動させる引きは外し装置とを収納し、取り
付け部材に装着した回路遮断器において、上記ベースの
底面側に開口部を形成し、この開口部に、上記回路遮断
器を取り付け部材から取り外した時に移動するロッド
と、このロッドと一体的に組み込まれ、かつ上記ロッド
に応動して上記開閉機構を作動させるアクチュエータと
を有する安全装置を挿着したことを特徴とする回路遮断
器。 - 【請求項2】 安全装置のアクチュエータに突部を形成
し、上記安全装置をベースに挿着する途上において、上
記突部が上記ベースの壁面と係合することを特徴とする
請求項1記載の回路遮断器。 - 【請求項3】 開閉機構のトリップバーの作動腕に傾斜
部を形成し、安全装置をベースに挿着する途上におい
て、上記傾斜部が安全装置のアクチュエータと係合する
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の回路遮
断器。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP32697394A JP3399126B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 回路遮断器 |
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JP32697394A Expired - Fee Related JP3399126B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 回路遮断器 |
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-
1994
- 1994-12-28 JP JP32697394A patent/JP3399126B2/ja not_active Expired - Fee Related
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