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JP3396141B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3396141B2
JP3396141B2 JP35366496A JP35366496A JP3396141B2 JP 3396141 B2 JP3396141 B2 JP 3396141B2 JP 35366496 A JP35366496 A JP 35366496A JP 35366496 A JP35366496 A JP 35366496A JP 3396141 B2 JP3396141 B2 JP 3396141B2
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image
cleaning blade
lubricant
image carrier
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修 木崎
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
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    • G03G21/0029Details relating to the blade support

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは、
像担持体に当接するクリーニングブレードにより該像担
持体上に残留するトナーを除去するクリーニング装置を
備えた画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置として、像
担持体上の残留トナーを除去する目的で一般的に使用さ
れているクリーニングブレード、特にカウンターブレー
ドの使用初期における巻き込みを防止するために、像担
持体の表面およびクリーニングブレードの表面にセッテ
ィングパウダーを塗布することにより、クリーニングブ
レードの当接部における摩擦力を低下させるものが知ら
れている。上記セッティングパウダーとしては、例えば
ポリフッ化ビニリデン樹脂粉末(商品名:カイナー)な
どが用いられる。このクリーニングブレードなどに塗布
するセッティングパウダーは、その性質上、像担持体あ
るいはクリーニングブレードの表面に十分に塗布されて
いないと効果が低い反面、その塗布量が多すぎると潤滑
剤の凝集によるクリーニング不良が発生しやすくなると
いう不具合があった。特に、像担持体を一様に帯電する
帯電手段として接触式の帯電部材(例えば帯電ローラ)
を採用する場合、上記セッティングパウダーの塗布量が
多すぎると、上記クリーニングブレードの像担持体表面
移動方向下流側でセッティングパウダーがクリーニング
ブレードから脱落し、上記帯電部材に付着し、画像欠陥
が発生してしまうという不具合があった。このため、上
記セッティングパウダーの塗布量はなるべく微量が望ま
しいが、従来設定されていたセッティングパウダーの塗
布範囲の下限側で、上記使用初期におけるクリーニング
ブレードの巻き込みが発生してしまうおそれがあった。
【0003】そこで、上記セッティングパウダーの塗布
不足による上記クリーニングブレードと像担持体との間
の摺動摩擦に起因したクリーニングブレードのめくれや
欠けによる画像不良を防止するために、上記クリーニン
グブレードの当接する像担持体の表面にトナー供給用の
トナー像パターンを形成し、該クリーニングブレードの
当接位置に潤滑剤としてのトナーを強制的に供給し、該
クリーニングブレードの摩擦力を低下させる画像形成装
置が知られている(例えば、特開平1−108592号
公報、特開平6−194917号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記特開平
1−108592号公報、特開平6−194917号公
報などに開示されている従来の画像形成装置において
は、経時において上記潤滑剤として供給したトナーが過
剰気味になり、トナー飛散などの不具合が発生する場合
があった。本発明者らが、このトナー飛散などの不具合
の発生原因を調べたところ、次に示すように像担持体お
よびクリーニングブレードの摩耗が関係していることが
わかった。
【0005】使用初期の状態では像担持体の表面性が良
いため、上記トナーなどの潤滑剤の供給の有無によって
像担持体とクリーニングブレードとの摩擦係数が大きく
変わる傾向にあり、わずかのきっかけでクリーニングブ
レードが巻き込まれやすい。
【0006】一方、経時においては、像担持体およびク
リーニングブレードの表面がトナーなどによって研磨さ
れ、像担持体の表面が粗くなるため、両者の間の摩擦係
数が低下し、クリーニングブレードは巻き込まれにくく
なる。したがって、クリーニングブレードの当接位置に
供給するトナーなどの潤滑剤の必要量は少なくて済むよ
うになってくる。また、像担持体の表面層(感光体層)
の膜厚が摩耗して減少することによって像担持体の光感
度が低下する。したがって、トナー濃度制御用のトナー
像パターンを形成し、そのトナー像パターンのトナー付
着量に基づいて現像装置へのトナー補給を制御する場
合、上記像担持体の光感度の低下により、現像装置内の
トナー濃度が所定濃度であるにもかかわらず上記トナー
像パターンの現像濃度が低下し、現像装置にトナーが過
剰気味に補給され、トナー飛散が発生しやすくなる。さ
らに、経時においては、現像剤の劣化によってトナー帯
電能力が低下するため、トナー飛散が増加する傾向にあ
る。
【0007】このように、経時においては、上記クリー
ニングブレード巻き込みを防止する目的でクリーニング
ブレードの当接位置にトナーなどの潤滑剤を供給するこ
とが不要となるだけでなく、逆に、クリーニングブレー
ドの長手方向の両端より外の領域までトナーが飛散し、
像担持体に付着してしまう場合があった。
【0008】近年、オゾンレスの目的で転写ベルトや転
写ローラ等の接触式の転写部材が採用されているが、例
えば、このような転写部材を採用した画像形成装置にお
いて上記トナー飛散が発生すると、上記転写部材に飛散
トナーが直接転写され、転写部材のフィルミング、機内
汚染等の弊害が発生するおそれがある。
【0009】本発明は以上の背景のもとでなされたもの
であり、その目的は、経時において、クリーニングブレ
ードによる像担持体表面のクリーニング性能を維持する
とともに、クリーニングブレードと像担持体との間の摩
擦係数を低下させるために供給するトナー等の潤滑剤の
飛散を少なくすることができる画像形成装置を提供する
ことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、像担持体に当接するクリーニン
グブレードにより該像担持体上に残留するトナーを除去
するクリーニング装置を備えた画像形成装置において、
上記クリーニングブレードと像担持体との間の摩擦係数
を低下させるために該クリーニングブレードが当接する
像担持体表面に潤滑剤を供給する潤滑剤供給手段と、上
記像担持体の駆動時間を積算する駆動時間積算手段と、
上記駆動時間積算手段の積算結果に基づいて、上記潤滑
剤供給手段による潤滑剤供給を制御する制御手段とを設
、上記駆動時間積算手段の積算結果が規定値に達した
ときに、上記潤滑剤供給手段による潤滑剤の供給を禁止
することを特徴とするものである。また、請求項2の発
明は、像担持体に当接するクリーニングブレードにより
該像担持体上に残留するトナーを除去するクリーニング
装置を備えた画像形成装置において、上記クリーニング
ブレードと像担持体との間の摩擦係数を低下させるため
に該クリーニングブレードが当接する像担持体表面に潤
滑剤を供給する潤滑剤供給手段と、上記像担持体の駆動
時間を積算する駆動時間積算手段と、上記駆動時間積算
手段の積算結果に基づいて、上記潤滑剤供給手段による
潤滑剤供給を制御する制御手段とを設け、上記潤滑剤供
給手段が、上記クリーニングブレードの当接する像担持
体の表面に上記潤滑剤としてのトナーを供給するための
トナー供給用のトナー像パターンを像担持体上に形成す
る手段であり、上記駆動時間積算手段の積算結果に基づ
いて、上記トナー像パターンの形成条件を変更すること
を特徴とするものである。上記潤滑剤供給手段として
は、例えば、上記クリーニングブレードの当接する像担
持体の表面に上記潤滑剤としてのトナーを供給するため
のトナー供給用のトナー像パターンを像担持体上に形成
する手段を用いることができる。
【0011】請求項1及び2の画像形成装置では、クリ
ーニング装置のクリーニングブレードが当接する像担持
体表面に潤滑剤供給手段で潤滑剤を供給し、クリーニン
グブレードと像担持体との摩擦係数を低下させ、クリー
ニングブレードの使用初期における巻き込みを防止す
る。そして、装置本体に新品の像担持体をセットしてか
らの像担持体の駆動時間を駆動時間積算手段で積算す
る。この積算結果から、通常の画像形成動作における像
担持体の駆動時間だけでなくサービスマン等による装置
の調整時等における像担持体の駆動時間も積算した時
間、すなわち像担持体とクリーニングブレードが実際に
摺擦した時間を把握することができる。この像担持体の
駆動時間の積算結果に基づき、上記潤滑剤供給手段によ
る潤滑剤供給を制御し、不必要な潤滑剤をクリーニング
ブレードが当接する像担持体の表面に供給しないように
する。
【0012】
【0013】特に、請求項の画像形成装置では、上記
駆動時間積算手段の積算結果が、潤滑剤の供給が必要な
くなる駆動時間の積算時間として予め設定した規定値に
達したときに、上記潤滑剤供給手段による潤滑剤の供給
を禁止し、クリーニングブレードが当接する像担持体の
表面に潤滑剤を供給しないようにする。
【0014】
【0015】特に、請求項の画像形成装置では、クリ
ーニングブレードの当接する像担持体の表面にトナー供
給用のトナー像パターンを形成し、上記潤滑剤としてト
ナーをクリーニングブレードの当接位置に供給すること
により、クリーニングブレードと像担持体との間の摩擦
係数を低下させ、クリーニングブレードの使用初期にお
ける巻き込みを防止する。そして、上記駆動時間積算手
段の積算結果に基づき、該駆動時間が長くなるに従って
上記トナー像パターンの形成条件を変更する。例えば、
上記トナー像パターンの形状を小さくしたり、トナー像
パターンにおけるトナー付着量を少なくしたり、トナー
像パターンの形成する時間間隔を長くしたりする。この
ようにトナー供給用のトナー像パターンの形成条件を変
更することにより、不必要な潤滑剤をクリーニングブレ
ードが当接する像担持体の表面に供給しないようにす
る。
【0016】請求項の発明は、上記潤滑剤供給手段と
して、上記クリーニングブレードの当接する像担持体の
表面に上記潤滑剤としてのトナーを供給するためのトナ
ー供給用のトナー像パターンを像担持体上に形成する手
段と、トナー濃度制御用のトナー像パターンを像担持体
上に形成する手段とを備えた請求項1又は2の画像形成
装置において、上記トナー供給用のトナー像パターン
を、上記トナー濃度制御用のトナー像パターンの形成動
作と同期させて形成することを特徴とするものである。
【0017】この請求項の画像形成装置では、上記ト
ナー供給用のトナー像パターンを、上記トナー濃度制御
用のトナー像パターンの形成動作と同期させて形成する
ことにより、上記トナー濃度制御用のトナー像パターン
の形成動作に合わせて上記トナー供給用のトナー像パタ
ーンの形成制御を実行し、該トナー濃度制御用のトナー
像パターンの形成に用いるデータを若干修正するだけ
で、両トナー像パターンを形成できるようにする。
【0018】請求項の発明は、上記クリーニングブレ
ードを像担持体に対して接離させるブレード接離手段を
備えた請求項1又は2の画像形成装置において、上記ブ
レード接離手段により上記クリーニングブレードを像担
持体表面に接触させたときにのみ、上記像担持体の駆動
時間を積算することを特徴とするものである。
【0019】この請求項の画像形成装置では、上記ブ
レード接離手段により上記クリーニングブレードを像担
持体に接触させたときにのみ、上記像担持体の駆動時間
を積算することにより、像担持体とクリーニングブレー
ドが実際に摺擦した時間をより正確に把握する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を画像形成装置とし
ての複写機に適用した実施形態について説明する。図1
は本実施形態に係る複写機の概略構成図である。この複
写機は、像担持体としての感光体ドラム11の表面に対
して接触回転する帯電手段としての帯電ローラ12、図
示しない露光装置、感光体ドラム11上の静電潜像を現
像する現像装置14、感光体ドラム11上のトナー像を
転写紙Tに転写する転写装置15、感光体ドラム11の
表面に当接するクリーニングブレード16Aにより感光
体ドラム11の表面を清掃するクリーニング装置として
のクリーニングユニット16等を備えている。
【0021】上記感光体ドラム11は、外周面にOPC
等を光導電層を有するドラム状の像担持体であり、複写
動作時は図中時計方向に回転する。上記帯電ローラ12
は、複写動作時に高圧電圧が印加され、感光体ドラム1
1の表面に一様に電荷(本例ではマイナス電荷)を付与
して帯電する。
【0022】図示しない光源としてのハロゲンランプに
より照射された原稿は、図示しない第1ミラー〜第6ミ
ラーにより感光体ドラム11上に投影される。その投影
の際の光の強弱により、感光体ドラム11上のマイナス
電荷が部分的に消滅し、静電潜像が形成される。この静
電潜像のうち不要部分(転写紙エリアよりも大きい部
分)に対してイレーサ23の所定のランプを点灯し、そ
の部分の電荷を除去する。
【0023】上記現像装置14の内部にはトナーが収容
されており、現像スリーブ14A上の回転によって、ト
ナーを感光体ドラム11の表面に供給し、感光体ドラム
11上に形成されている静電潜像を可視像化する。感光
体ドラム11上のトナー像は該ドラム11の回転により
転写装置15の転写位置に搬送される。この転写に先立
って、転写効率を向上させるために感光体ドラム11の
表面がPLT17によって光除電される。そして、給紙
ユニット19から給紙ローラ19Aでレジストローラ2
0まで搬送され待機していた転写紙Tは、感光体ドラム
11上の画像とタイミングを合わせてレジストローラ2
0により送り出される。
【0024】転写装置15の転写ベルト15Aと感光体
ドラム11とのニップ部に転写紙Tの先端が進入すると
同時に、バイアスローラ15Bに転写バイアス電圧が印
加され、転写ベルト15A上に感光体ドラム11上のト
ナーと逆極性の電荷が付与され、転写紙Tへの転写が行
われる。転写ベルト15Aの駆動ローラ15F側には、
ポリウレタンゴムからなるクリーニングブレード15D
が当接している。転写ベルト15Aの表面には、フッ素
系樹脂(ポリフッ化ビニリデン)のコーティングが施さ
れており、クリーニングブレード15Dに対する摩擦係
数μを十分に低くしている。転写ベルト15Aに残留し
た異物(トナー、紙粉など)はクリーニングブレード1
5Dで除去され、下方に位置する受け部15Eに溜めら
れる。
【0025】転写紙Tに転写されずに感光体ドラム11
に残留したトナーなどは、クリーニング装置16のクリ
ーニングブレード16Aで除去され、スパイラル部材1
6Bで集められ、搬送パイプ22内を搬送コイル21で
搬送され、現像装置14内に戻されて再利用される。最
後に、感光体ドラム11は、除電ランプ(QL)18に
より全面露光され、残留電荷が消去されて次のコピーに
備えられる。
【0026】なお、本実施形態では、クリーニングブレ
ード16Aと感光体ドラム11が常時接触するようにク
リーニング装置16を構成しているが、図2に示すよう
に、クリーニングブレード16Aが感光体ドラム11へ
の当接位置と離間位置とを取り得るようにクリーニング
ブレード16Aを駆動するブレード接離手段を設けても
よい。図2において、ブレード接離手段は、支持軸16
Cを中心として回動自在に設けられた回動板16Dを有
しており、この回動板16Dとブレード取り付け板16
Eがネジにより固定されている。そして、回動板16D
の上記支持軸16Cとは反対側の端部には、ソレノイド
16Fが連結されている。このソレノイド16FのON
/OFFにより、回動板16Dが回転し、感光体ドラム
11とクリーニングブレード16Aが当接位置又は離間
位置に移動する。
【0027】図3は、本実施形態に係る複写機の制御系
のブロック図である。制御手段としての主制御部400
は、全体の総括的な信号処理を行うCPU40、該CP
Uで実行されるプログラムを格納するためのROM4
1、ワークエリア等に利用される読み書き可能なRAM
42、入力インターフェース43、出力インターフェー
ス44、タイマー51、電源を切っても記憶内容が保持
される不揮発RAM52等により構成されている。
【0028】複写機本体の操作部に設けられたテンキー
スイッチ45、モードスイッチ46からの設定信号が入
力インターフェース43を介してCPU40に取り入れ
られると、各種モード、複写枚数等の複写条件が認識さ
れる。また、装置本体のメインモータ48の電源47、
帯電ローラ12の高圧電源49、イレーサ23、現像装
置14、転写装置15等に対して、CPU40から出力
インターフェース44を介して感光体ドラム11上への
トナー像形成および転写紙Tへのトナー像転写等の関わ
る制御信号が送られる。図2に示すようにクリーニング
ブレード16Aの接離手段を設けた場合には、クリーニ
ングブレードを駆動するためのソレノイド16Fにも制
御信号が送られる。
【0029】また、図4に示すように、イレーサ23は
複数のLED23Aが感光体ドラム11の軸方向に配列
されたいわゆるLEDアレイ構造となっている。各LE
D23Aは、感光体ドラム11上に対応する位置が予め
決定されており、出力インターフェース44に対し、L
ED点灯パターンに対応するデータを出力ことにより、
感光体ドラム11上のトナー付着パターンをコントロー
ルできる。
【0030】また、現像装置14は、現像スリーブ14
Aを回転させるための現像クラッチ(CL)53と、現
像スリーブ14Aに現像バイアス電圧を印加する現像高
圧電源54とを備えている。また、転写装置15は、転
写ベルト15Aを感光体ドラム11に接離させるための
転写ベルト接離クラッチ(CL)55と、転写ベルト1
5Aへ電荷を付与するための転写バイアス電圧をバイア
スローラ16Bに印加する転写高圧電源56とを備えて
いる
【0031】また、感光体ドラム11の駆動時間を積算
する駆動時間積算手段は、タイマー51により一定時間
の間隔で割り込み信号がCPU40の割り込み端子に入
力され、CPU40側でタイマーデータ(RAM42又
は不揮発RAM52にそのデータの格納領域が割り付け
られている)を割り込みごとにカウントアップするよう
に構成されている。但し、本実施形態では、無条件にタ
イマーデータをカウントアップするのではなく、メイン
モータ電源47をONし、メインモータ48を駆動させ
る(感光体ドラム11を回転させる)ための出力インタ
ーフェース44のポートがアクティブ(メインモータ4
8を回転させる状態)となっている場合に、カウントア
ップするようにしている。
【0032】図5は、本実施形態に係る複写機の制御の
フローチャートである。図5において、クリーニングブ
レード16Aの当接位置に潤滑剤としてのトナーを供給
するためのトナー供給用のトナー像パターンの作成を行
うタイミングであると判断したとき(ステップS1)
は、不揮発RAM52中の変数「NV_ドラム回転時
間」に記憶されている感光体ドラム11の回転駆動時間
の積算値と、トナー供給を禁止するタイミングとして予
め設定した規定値との比較を行う(ステップS2)。上
記感光体ドラム11の回転駆動時間の積算値が上記規定
値を超えていたら、クリーニング装置16のクリーニン
グブレード16Aの当接位置にトナーを供給するための
処理(ステップS3)を実行しないように制御する。
【0033】上記規定値は、予めROM41等の格納し
てもいいし、あるいはサービスマンにより設定可能なデ
ータの場合は不揮発RAM52に格納し可変可能なデー
タとしてもいい。
【0034】また、図5中のステップS1における「ト
ナー供給用のパターン作成タイミングか?」の判断は、
例えば、コピー中における感光体ドラム11上の紙間エ
リアである非画像領域や、コピー終了直前の非画像領域
であるか否かにより行うことができる。
【0035】図6は、図5のステップS3のトナー供給
用のトナー像パターン形成処理の一例を示すフローチャ
ートである。ここでは、イレーサ23により上記トナー
像パターンを形成する例について示す。図6のステップ
S11のパターン形成のための前処理としては、帯電ロ
ーラ12への帯電電圧の印加、現像装置14の現像スリ
ーブ14Aへの現像バイアス電圧の印加、現像スリーブ
14Aの回転のための現像クラッチのON処理等が挙げ
られる。また、ステップS17のパターン形成のための
後処理では、ステップS11で起動したアクチュエータ
関連のOFF処理を行うことになる。
【0036】図6のステップS12〜S16において
は、イレーサ23による感光体ドラム11へのトナー像
パターンの形成を行う。ステップS12およびS15で
イレーサ23によるトナー像パターンの形成のONおよ
びOFFのタイミング信号を生成する。そして、ステッ
プS12のONからS15のOFFまでの時間に、ステ
ップS13で決定されたパターンデータを出力インター
フェース44に出力し、イレーサ23を点灯させること
で所定のトナー供給用のトナー像パターンを感光体ドラ
ム11上に形成することができる。
【0037】図7は、上記図6のステップS13のパタ
ーンデータ生成のフローチャートである。ステップS2
1からS23までは感光体ドラム11の駆動時間の積算
値により点灯データを切り換えるための判定処理であ
る。なお、パターンデータの切り替え用の時間データ
(レベルi)は、レベルi<レベルi+1の関係にあ
る。これにより、ステップS24からS27までにおい
て、感光体ドラム11の駆動時間の積算値に応じて点灯
パターンデータを切り換えることができる。このパター
ンデータを出力インターフェース44に出力し、イレー
サ23を点灯させることで所定形状のトナー像パターン
を形成することができる。
【0038】以上、本実施形態によれば、感光体ドラム
11の駆動時間の積算値に基づいて上記トナー供給用の
トナー像パターンの形成動作のON/OFF、又は上記
トナー供給用のトナー像パターンの形状を制御すること
により、不必要なトナーをクリーニングブレード16A
が当接する感光体ドラム11の表面に供給しないように
し、経時における感光体ドラム表面の摩耗等によるトナ
ーの飛散を少なくすることができる。また、経時におけ
るトナーの過剰供給によるクリーニングブレード16A
のクリーニング性能の低下を防止できる。
【0039】また、本実施形態によれば、感光体ドラム
11の駆動時間の積算値に基づいて制御しているので、
画像形成回数に基づいて制御する場合に比して、上記ク
リーニングブレード16Aと感光体ドラム11の摺擦時
間(摩耗程度)をより正確に把握でき、上記経時におけ
る感光体ドラム表面の摩耗によるトナーの飛散をより確
実に少なくすることができる。特に、コピー中の転写紙
と転写紙との間の長さに依存することなくクリーニング
ブレード16Aと感光体ドラム11の摺擦時間(摩耗程
度)を把握できる。また特に、画像形成動作以外の画像
制御のための各種調整モードの実行時におけるクリーニ
ングブレード16Aと感光体ドラム11との接触状態も
考慮して上記クリーニングブレード16Aと感光体ドラ
ム11の摺擦時間(摩耗程度)を把握できる。
【0040】更に、上記感光体ドラム11の駆動時間の
積算値は、主制御部400の不揮発RAM52に格納さ
れ、通常、定期メンテナンスの対象となっており、比較
的管理されたデータである。したがって、上記感光体ド
ラム11の駆動時間の積算値のデータの信頼度は比較的
高い。また、感光体ドラム11に不具合があって交換し
たとしても、上記感光体ドラム11の駆動時間の積算値
はサービスマンによってクリアされるので、クリーニン
グブレード16Aと感光体ドラム11の摺擦時間(摩耗
程度)を正確に把握でき、上記クリーニングブレード1
6Aのめくれおよび経時におけるトナー飛散を確実に防
止できる。
【0041】なお、上記トナー供給用のトナー像パター
ンは、感光体ドラム11の長手方向の全域にわたって形
成してもいいが、クリーニングブレード16Aのめくれ
や巻き込みが長手方向の端部で発生しやすいので、この
クリーニングブレード16Aの端部が当接する感光体ド
ラム11の表面にのみ形成してもよい。
【0042】また、図8に示すように、クリーニングブ
レード16Aの当接部へのトナー供給用のトナー像パタ
ーン形成を、トナー濃度制御用のトナー像パターンの形
成に同期させて行うように制御してもよい。図8におい
て、まずトナー濃度制御用のトナー像パターンの形成開
始をチェックする。図9(a)および(b)はトナー濃
度制御用のトナー像パターンを形成するタイミングの具
体例を示すタイムチャートである。図中の符号Pで示す
ところで、トナー濃度制御用のトナー像パターンを形成
している。図9(a)では、規定枚数(例えば10枚)
以上のコピーを行い、且つそのジョブが終了した後に、
トナー濃度制御用のトナー像パターンを形成している。
一方、図9(b)では、1ジョブのコピー中でも規定枚
数毎に紙間でトナー濃度制御用のトナー像パターンを形
成している。
【0043】次のステップS33およびS34は、それ
ぞれ図5のステップS2およびS3と同じ制御であり、
上記トナー濃度制御用のトナー像パターンの形成と同期
して上記トナー供給用のトナー像パターンを形成してい
る。また、ステップS32およびS35は、それぞれト
ナー濃度制御用の作成のための前処理と後処理である。
ステップS32の前処理では、帯電ローラ12への高圧
電圧の印加、現像装置14の現像スリーブ14Aへの現
像バイアス電圧の印加、現像スリーブ14Aの回転のた
めの現像クラッチ53のON処理等を行い、ステップS
35の後処理では、ステップS32で起動したアクチュ
エータ関連のOFF処理を行う。
【0044】トナー濃度制御モードでは、上記感光体ド
ラム11上に形成したトナー濃度制御用のトナー濃度パ
ターンにおける画像濃度を光センサを用いて検知する。
この光センサの検知結果に基づいて、次の所定枚数のコ
ピーにおけるトナー補給を制御する。例えば、トナー濃
度制御用のトナー濃度パターンの画像濃度が濃くなるに
したがって上記光センサの出力電圧が小さくなる場合、
該光センサの出力電圧が所定の制御基準値よりも大きい
ときに、現像剤中のトナー濃度が標準よりも低いと判断
し、次のトナー濃度パターン形成までの各コピー動作時
に、所定量のトナーを補給する。一方、上記光センサの
出力電圧が所定の制御基準値よりも小さいときには、現
像剤中のトナー濃度が標準よりも高いと判断し、トナー
の補給を行わない。
【0045】上記図8の制御フローを実行する場合は、
トナー濃度制御用のトナー像パターンの形成動作に合わ
せてトナー供給用のトナー像パターンの形成動作を実行
することにより、該トナー濃度制御用のトナー像パター
ンの形成に用いるデータを若干修正するだけで、両トナ
ー像パターンを形成できるので、上記トナー供給用のト
ナー像パターンの形成のための個別のシーケンス制御が
必要なくなり、制御プログラムの作成が容易になる。
【0046】また、上記図3に示すクリーニングブレー
ド16Aの接離手段を設けたクリーニング装置を用いる
場合は、図10に示すように、クリーニングブレード1
6Aを感光体ドラム11表面に接触させたときにのみ、
感光体ドラム11の駆動時間を積算するのが好ましい。
図10において、電源ONを確認したら、タイマー51
関連の初期化処理を行った後、タイマカウントアップを
禁止状態にしておく(ステップS41〜S43)。次
に、感光体ドラム11の駆動時間の積算値が入力される
不揮発RAM52内の変数(NV_ドラム回転時間)の
内容をクリアする要求がなされているか否かを判断し、
クリア要求がある場合には、NV_ドラム回転時間をク
リアし、クリア要求がない場合にはそのまま次の工程に
進む(ステップS44,S45)。このステップS44
およびS45は、感光体ドラム11の定期メンテナンス
のための制御フローであり、感光体ドラム11の交換時
にサービスマンによって入力されたクリア要求データに
基づいて上記NV_ドラム回転時間がクリアされる。
【0047】次に、感光体ドラム11が駆動中であるか
否かを判断し、駆動中であれば、更にクリーニングブレ
ード16Aを接離可能なクリーニング装置か否かを判断
する(ステップS46,S47)。このステップS47
で、クリーニングブレード16Aを接離可能なタイプで
ないクリーニング装置16すなわちクリーニングブレー
ド16Aが常時感光体ドラム11の表面に接触している
クリーニング装置16を用いていると判断した場合は、
タイムカウントアップを許可し、感光体ドラム11の駆
動時間をカウントし、上記不揮発RAM52内のNV_
ドラム回転時間内のデータを更新する(ステップS4
8)。
【0048】一方、上記ステップS47で、クリーニン
グブレード16Aを接離可能なクリーニング装置16を
用いていると判断した場合は、更にクリーニングブレー
ド16Aが感光体ドラム11に接触しているか否かを判
断し(ステップS49)、接触中であれば、タイムカウ
ントアップを許可し、感光体ドラム11の駆動時間をカ
ウントし、上記不揮発RAM52内のNV_ドラム回転
時間内のデータを更新する(ステップS48)。
【0049】また、上記ステップS46で感光体ドラム
11が駆動中でないと判断した場合、および上記ステッ
プS49でクリーニングブレード16Aが感光体ドラム
11に接触していないと判断した場合は、タイマー51
によるタイムカウントアップを禁止する(ステップS5
0)。
【0050】上記図10の制御を行う場合は、ブレード
接離手段によりクリーニングブレード16Aを感光体ド
ラム11に接触させたときにのみ、感光体ドラム11の
駆動時間を積算することにより、感光体ドラム11とク
リーニングブレード16Aが実際に摺擦した時間(摩耗
の程度)をより正確に把握できるので、上記経時におけ
る感光体ドラム表面の摩耗によるトナー飛散をより確実
に少なくすることができる。
【0051】なお、上記実施形態では、複写機の場合に
ついて説明したが、本発明は、他のプリンターなどの画
像形成装置にも同様に適用できる。また、上記実施形態
では、潤滑剤としてトナーを供給するものについて説明
したが、感光体ドラム11の駆動時間の積算値に基づい
て、トナー以外の潤滑剤をクリーニングブレード16A
の当接位置に供給するように構成してもよい。
【0052】
【発明の効果】請求項1乃至4の発明によれば、クリー
ニングブレードの使用初期における巻き込みを防止する
ことができるとともに、像担持体の駆動時間の積算値に
基づいて潤滑剤供給手段による潤滑剤供給を制御するこ
とにより、不必要な潤滑剤をクリーニングブレードが当
接する像担持体の表面に供給しないようにするので、経
時における像担持体表面の摩耗等による潤滑剤の飛散を
少なくすることができるという効果がある。また、経時
における潤滑剤の過剰供給によるクリーニングブレード
のクリーニング性能の低下を防止できるという効果があ
る。さらに、上記像担持体の駆動時間の積算結果に基づ
いて制御しているので、画像形成回数に基づいて制御す
る場合に比して、上記クリーニングブレードと像担持体
の摺擦時間(摩耗程度)をより正確に把握でき、上記経
時における像担持体表面の摩耗による潤滑剤の飛散をよ
り確実に少なくすることができるという効果がある。
【0053】特に、請求項の発明によれば、上記駆動
時間積算手段の積算結果が規定値に達したときに、上記
潤滑剤供給手段による潤滑剤の供給を禁止し、クリーニ
ングブレードが当接する像担持体の表面に潤滑剤を供給
しないので、経時における像担持体表面の摩耗等による
潤滑剤の飛散を少なくすることができるという効果があ
る。
【0054】特に、請求項の発明によれば、上記駆動
時間積算手段の積算結果に基づいて、該駆動時間が長く
なるに従って上記トナー像パターンの形成条件を変更
し、不必要な潤滑剤をクリーニングブレードが当接する
像担持体の表面に供給しないので、経時における像担持
体表面の摩耗等によるトナー飛散を少なくすることがで
きるという効果がある。
【0055】特に、請求項の発明によれば、トナー濃
度制御用のトナー像パターンの形成動作に合わせてトナ
ー供給用のトナー像パターンの形成動作を実行し、該ト
ナー濃度制御用のトナー像パターンの形成に用いるデー
タを若干修正するだけで、両トナー像パターンを形成で
きるので、上記トナー供給用のトナー像パターンの形成
のための個別のシーケンス制御が必要なくなり、制御プ
ログラムの作成が容易になるという効果がある。
【0056】特に、請求項の発明によれば、ブレード
接離手段によりクリーニングブレードを像担持体に接触
させたときにのみ、像担持体の駆動時間を積算すること
により、像担持体とクリーニングブレードが実際に摺擦
した時間(摩耗の程度)をより正確に把握できるので、
上記経時における像担持体表面の摩耗による潤滑剤の飛
散をより確実に少なくすることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る複写機の概略構成図。
【図2】変形例に係るクリーニング装置の概略構成図。
【図3】同複写機の制御系のブロック図。
【図4】イレーサの内部回路図。
【図5】同複写機のトナー供給制御のフローチャート。
【図6】同トナー供給制御におけるパターン作成処理の
フローチャート。
【図7】同トナー供給制御におけるパターンデータ作成
処理のフローチャート。
【図8】変形例に係るトナー供給制御のフローチャー
ト。
【図9】(a)および(b)は、トナー濃度制御用のト
ナー像パターン形成のタイミング例を示すタイムチャー
ト。
【図10】他の変形例に係るトナー供給制御のフローチ
ャート。
【符号の説明】
11 感光体ドラム 12 帯電ローラ 13 イレーサ 14 現像装置 15 転写装置 16 クリーニング装置 16A クリーニングブレード 400 主制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/00 G03G 21/00 370 - 540 G03G 21/10 - 21/12 G03G 21/14

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体に当接するクリーニングブレード
    により該像担持体上に残留するトナーを除去するクリー
    ニング装置を備えた画像形成装置において、 上記クリーニングブレードと像担持体との間の摩擦係数
    を低下させるために該クリーニングブレードが当接する
    像担持体表面に潤滑剤を供給する潤滑剤供給手段と、 上記像担持体の駆動時間を積算する駆動時間積算手段
    と、 上記駆動時間積算手段の積算結果に基づいて、上記潤滑
    剤供給手段による潤滑剤供給を制御する制御手段とを設
    上記駆動時間積算手段の積算結果が規定値に達したとき
    に、上記潤滑剤供給手段による潤滑剤の供給を禁止する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】像担持体に当接するクリーニングブレード
    により該像担持体上に残留するトナーを除去するクリー
    ニング装置を備えた画像形成装置において、 上記クリーニングブレードと像担持体との間の摩擦係数
    を低下させるために該クリーニングブレードが当接する
    像担持体表面に潤滑剤を供給する潤滑剤供給手段と、 上記像担持体の駆動時間を積算する駆動時間積算手段
    と、 上記駆動時間積算手段の積算結果に基づいて、上記潤滑
    剤供給手段による潤滑剤供給を制御する制御手段とを設
    け、 上記潤滑剤供給手段が、上記クリーニングブレードの当
    接する像担持体の表面に上記潤滑剤としてのトナーを供
    給するためのトナー供給用のトナー像パターンを像担持
    体上に形成する手段であり、 上記駆動時間積算手段の積算結果に基づいて、上記トナ
    ー像パターンの形成条件を変更 することを特徴とする画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】上記潤滑剤供給手段として、上記クリーニ
    ングブレードの当接する像担持体の表面に上記潤滑剤と
    してのトナーを供給するためのトナー供給用のトナー像
    パターンを像担持体上に形成する手段と、トナー濃度制
    御用のトナー像パターンを像担持体上に形成する手段と
    備えた請求項1又は2の画像形成装置において、 上記トナー供給用のトナー像パターンを、上記トナー濃
    度制御用のトナー像パターンの形成動作と同期させて形
    することを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】上記クリーニングブレードを像担持体に対
    して接離させるブレード接離手段を備えた請求項1又は
    2の画像形成装置において、 上記ブレード接離手段により上記クリーニングブレード
    を像担持体表面に接触させたときにのみ、上記像担持体
    の駆動時間を積算することを特徴とする画像形成装置。
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