JP3385875B2 - 打込機 - Google Patents
打込機Info
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- Japan
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- air
- driving machine
- compressed air
- driving
- nozzle
- Prior art date
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- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
Description
出できるエアダスタ機構を有する打込機に関するもので
ある。
の一例を示す。空気式打込機の動作について説明する。
セフティアーム21の先端21aを図示しない被打込材
に押し当て、更にトリガレバー5を操作すると制御弁4
が開き、主弁上室8内の圧縮空気が空気通路6を介して
大気に放出される。このため主弁7が急激に上昇して開
き、蓄圧室3の圧縮空気がシリンダ11内に流入して、
ピストン9及びドライバーブレード10が急激に下降
し、テールカバー20内に挿入されている図示しない止
具を被打込材に打込む。トリガレバー5を戻すと制御弁
4が閉じ、蓄圧室3の圧縮空気が主弁上室8へ流入し
て、主弁7が下降して閉じ、ピストン9及びドライバー
ブレード10は図に示す上死点へ戻り、同時にピストン
9上部の圧縮空気は排気口から大気に放出される。
除塵等の作業を行う箇所にノズル14を向け放出弁13
を操作すると、図示しない圧縮機から図示しないエアホ
ースを介して供給された圧縮空気は、放出弁13から空
気通路15を介してノズル14から急激に放出され、粉
塵等が除去できる。
従来例として、実公平8−8069号を挙げその実施例
を示す図6を参照して説明する。内部にエアモータ等を
内蔵するインパクトレンチ本体23の下側面にはシリン
ダ部材30が装着されており、シリンダ部材30に筒状
のノズル14が伸縮可能に装着されている。すなわち前
記ノズル14の先端部はシリンダ部材30から突出して
おり、そのノズル14の基端部にはシリンダ部材30の
内周面に摺動するピストン部14aを有し、ピストン部
14aとシリンダ部材30の端壁との間にはスプリング
33が介装されており、スプリング33によってノズル
14の大部分がシリンダ部材30内に収納される方向に
付勢されている。一方インパクトレンチのハンドル部2
5に設けられている圧縮空気通路26はその途中で2つ
に分岐され、一方がエアモータに連通され、他方がシリ
ンダ部材30のシリンダ室30aに連通されている。前
記分岐部には操作つまみ31が設けられ、操作つまみ3
1を操作することにより連通し、また前記分岐した圧縮
空気通路26の一方を選択的に圧縮空気供給側に連通さ
せる切替弁32が設けられている。
で特にフローリング施工におけるフロア材の下地材への
打込作業では、下地材上に飛散している木屑等によるフ
ロア材の浮き上がりを防ぐために、下地材上をエアダス
タで清掃してからフロア材をセットし、打込機で止具を
打込んでいる。通常一作業において、多数のフロア材を
連続して取り付けるため、1枚固定するごとに打込機と
エアダスタを交互に持ち替える必要があり、作業効率の
低下、疲労しやすい等の問題があった。
の圧縮空気を流出させる構造であるため、特にエアホー
スの内径が細い場合やエアホースの全長が長い場合には
除塵作業中に圧力の低下を起こし易く、充分な放出力を
確保できないという欠点があった。
式工具は、ボール弁28が本体の動作を制御する役割
と、ノズル14からのエアブローを制御する役割を兼用
することになり、切替弁32を切替えて、打込み動作と
エアブローを選択する構造となる。この場合、常に切替
弁32の切替がいずれの方向になっているか確認後、ト
リガレバー27を操作する必要があり、操作がわずらわ
しく、また確認を怠った場合、エアブローのつもりが本
体が動作してしまう欠点があった。エアインパクトレン
チの場合本体が動作したとしても特に問題は発生しない
が、打込機に本構造を採用した場合、誤って打込機本体
が動作してしまう恐れがあり、特にフローリング施工の
場合等には、フロア材表面に傷をつけてしまい、施工の
やり直し等が発生するという問題があった。
をなくし、打込機の作業性を向上させると共に誤操作の
少ないエアダスタ機構を有する打込機を提供することで
ある。
アダスタ機構を設けることで達成される。また打込機の
制御弁とは独立したエアダスタ用の放出弁を設けること
により達成される。更に打込機本体を構成するカバーや
ハウジング等の一部品内にエアダスタ用の放出弁、ノズ
ル及びこれらを連通する空気通路を設けることにより達
成される。
〜図3を参照して説明する。図示しない圧縮機から図示
しないエアホースを介して供給される圧縮空気は、ハウ
ジング1の蓄圧室3に蓄積される。圧縮空気は制御弁
4、空気通路6を介して主弁上室8に入り、主弁7をシ
リンダ11上面に押し付ける。この状態では主弁7とシ
リンダ11の上面は密閉されており、圧縮空気はシリン
ダ11内に入らないのでピストン9は駆動されない。ト
リガレバー5はセフティアーム21の操作と協働し、引
いたり戻したりすることで制御弁4を開閉させ、主弁上
室8を蓄圧室3と大気とに選択的に連通させる。
体で結合されている。シリンダ11の中間及び下部には
各々中間穴11a及び下部穴11bが形成され、中間穴
11aの周囲には逆止Oリング18が設けられ、シリン
ダ11とハウジング1の間には、周知の如く、ピストン
9下降時に中間穴11aから供給される圧縮空気を蓄え
る戻り空気室17が設けられている。シリンダ11下方
にはピストン9の下降時の衝撃を緩和するピストンダン
パ19を設けられている。
10の案内穴を有するテールカバー20等で構成される
射出部と、図示しない止具を貯えるマガジン22が設け
られている。
付固定され、主弁上室8及び蓄圧室3の一部を有するカ
バー2が配設されている。カバー2には、打込機を片手
で保持したままの状態で、保持した手の親指もしくは人
差指の可動範囲内に放出弁13の操作子12を、打込制
御用の制御弁4とは独立して設け、またカバー2の凹部
には圧縮空気を放出するノズル14が設けられている。
ノズル14と放出弁13は空気通路15で連通してお
り、放出弁13は蓄圧室3にも連通している。
込機による打込み動作を図1を参照して説明する。まず
図示しない被打込材にセフティアーム21の先端21a
を押し当てセフティアーム21を押し上げる。この状態
でトリガレバー5を引くと主弁上室8内の圧縮空気が空
気通路6、制御弁4を介して大気に放出され、主弁7が
上昇して圧縮空気が急激にシリンダ11内のピストン9
上側に流入してピストン9と一体のドライバブレード1
0が急激に下降する。ドライバブレード10は下死点ま
で下降しながらテールカバー20内の図示しない止具を
打ち込む。
空気が空気通路6を介して主弁上室8に流入し、主弁7
を閉じる。同時に排気口を開きシリンダ11内のピスト
ン9上側の圧縮空気を大気に放出し、ピストン9を上死
点に戻す。以上の流れで1回の打込み行程が終了する。
込機の除塵動作を図3を参照して説明する。まず除塵等
の作業を行う箇所にノズル14を向け、打込機本体を保
持した手で放出弁13の操作子12を押すと、蓄圧室3
に蓄えられた圧縮空気は空気通路15を介してノズル1
4先端の開口部より急激に放出され、所定箇所の粉塵、
木屑等を除去する。
機構を設けたので、フローリング施工のような打込作業
と清掃作業を交互に行う必要がある時、打込機及びエア
ダスタを持ち替えたり特別な操作をすることなく、本体
を保持したまま打込作業と清掃作業を適宜行うことがで
きる。エアダスタ機構は、容積の大きい蓄圧室から圧縮
空気を導いているため、蓄圧室を有しない既存のエアダ
スタより、エアダスタ使用による空気圧力の低下がしに
くく、安定した放出力を得ることができる。
アダスタ機構を制御する放出弁の操作弁が夫々独立して
いるため、操作を誤まる恐れが少なくなる。更に本発明
においては、エアダスタ機構をカバーやハウジングのよ
うな一部品内に設けているため、主要な部品を交換する
ことなく容易かつ安価に従来の打込機にも取付け可能で
ある。従って既に販売された打込機でも容易、安価に機
能を追加することができる。
図。
レンチを示す断面図。
弁、12は操作子、13は放出弁、14はノズル、15
は空気通路である。
Claims (3)
- 【請求項1】 圧縮空気を蓄える蓄圧室と、円筒状のシ
リンダ内に往復動可能に設けられたピストンと、シリン
ダ内のピストン上側に蓄圧室の圧縮空気を入気及び排気
させる動作を制御する制御弁とを有し、制御弁の操作に
連動したピストンの動作により止具を被打込材に打込む
打込機であって、 前記蓄圧室に空気通路を介して連通するノズルと、蓄圧
室と空気通路間に設けられ、蓄圧室と空気通路間を開閉
する放出弁とを備え、放出弁の操作により蓄圧室内の圧
縮空気をノズルから放出できるようにしたことを特徴と
する打込機。 - 【請求項2】 打込機本体を片手で保持したままの状態
で、保持した手の親指もしくは人差指の可動範囲内に前
記放出弁の操作子を設けると共に放出弁を制御弁とは独
立して設けたことを特徴とする請求項1記載の打込機。 - 【請求項3】 前記放出弁、ノズル及び空気通路を打込
機本体を構成するカバーやハウジングの一部品に設けた
ことを特徴とする請求項1記載の打込機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP26390196A JP3385875B2 (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | 打込機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP26390196A JP3385875B2 (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | 打込機 |
Publications (2)
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JPH10109280A JPH10109280A (ja) | 1998-04-28 |
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Family
ID=17395840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26390196A Expired - Lifetime JP3385875B2 (ja) | 1996-10-04 | 1996-10-04 | 打込機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2008108188A1 (ja) | 2007-03-08 | 2008-09-12 | Max Co., Ltd. | 空気圧工具 |
US7950557B2 (en) | 2006-12-07 | 2011-05-31 | Max Co., Ltd. | Pneumatic tool with air duster |
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-
1996
- 1996-10-04 JP JP26390196A patent/JP3385875B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JPH10109280A (ja) | 1998-04-28 |
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