JP3383966B2 - プレフィルドシリンジ - Google Patents
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- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
- A61M5/178—Syringes
-
- A—HUMAN NECESSITIES
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- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
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- A61M5/28—Syringe ampoules or carpules, i.e. ampoules or carpules provided with a needle
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- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
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- A61M5/178—Syringes
- A61M5/31—Details
- A61M5/32—Needles; Details of needles pertaining to their connection with syringe or hub; Accessories for bringing the needle into, or holding the needle on, the body; Devices for protection of needles
- A61M5/34—Constructions for connecting the needle, e.g. to syringe nozzle or needle hub
- A61M5/348—Constructions for connecting the needle, e.g. to syringe nozzle or needle hub snap lock, i.e. upon axial displacement of needle assembly
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- A61M2005/3103—Leak prevention means for distal end of syringes, i.e. syringe end for mounting a needle
- A61M2005/3104—Caps for syringes without needle
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、予め注射液の充填され
たシリンジに関する。より詳しくは、本発明は、シリン
ジ外筒をガラスで形成した上、注射針取付部の位置およ
び形状を任意に選択できるようにしたプレフィルドシリ
ンジの改良に関する。
たシリンジに関する。より詳しくは、本発明は、シリン
ジ外筒をガラスで形成した上、注射針取付部の位置およ
び形状を任意に選択できるようにしたプレフィルドシリ
ンジの改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ガラス製シリンジ外筒を用いたプ
レフィルドシリンジの製造に際して、注射針取付部は、
ルアーチップという外形がテーパ状に縮径した中空のノ
ズルに形成されるが、このルアーチップＬの形成は、ガ
ラス管を加工して図１０に示すような形状に形成する場
合や、シリンジ外筒の口部に図１１に示すようなルアー
チップ部材Ｌ１を挿着して口部とルアーチップ部材Ｌ１
の間にパッキンＰを噛ませ、アルミ製のカシメ具Ｆで固
定する場合、ガラス管の口部に図１２に示すような硬質
プラスチツク製のルアーチップ付きゴム栓押え部材Ｌ２
を圧入する場合などがある。
レフィルドシリンジの製造に際して、注射針取付部は、
ルアーチップという外形がテーパ状に縮径した中空のノ
ズルに形成されるが、このルアーチップＬの形成は、ガ
ラス管を加工して図１０に示すような形状に形成する場
合や、シリンジ外筒の口部に図１１に示すようなルアー
チップ部材Ｌ１を挿着して口部とルアーチップ部材Ｌ１
の間にパッキンＰを噛ませ、アルミ製のカシメ具Ｆで固
定する場合、ガラス管の口部に図１２に示すような硬質
プラスチツク製のルアーチップ付きゴム栓押え部材Ｌ２
を圧入する場合などがある。
【０００３】図１０の場合、ガラス管を加熱、溶融して
型押しする方法であるため、寸法精度が出ず、従って、
相手部品（針のハブ、雌型ルアーコネクターなど）と嵌
合する部分は、砥石などで研磨して寸法精度を上げる必
要があった。そして、研磨加工は自動化が困難であり、
個別に全数の性能チェックを行う必要があるため、極め
て生産性が低く、コストが高くつくものであった。ま
た、図１１の場合は、カシメ具として金属のアルミを用
いているため、ルアーチップ部材をガラス管の口部に巻
締める際にアルミの微粉末が発生し、無菌室を汚染した
り、異物として薬液中に混入したりする虞があり、ま
た、分別廃棄を行う必要がある、などの欠点を有してい
た。また、図１２の場合も、ガラス管口部のフランジの
外径の寸法精度が要求されるため、研磨が行われてお
り、また、硬質プラスチツク（ポリカーボネートなど）
製のルアーチップを無理に圧入しているため、ゴム栓押
えの圧入部分にクラックが発生することが多く問題であ
った。また、ガラス製シリンジ外筒のチップの位置は、
ガラスの加工上、ガラス管の中心線上になるため、一般
に容量２０ml以上のシリンジでは、人体に注射する際
に、注射針を刺通しにくいという問題があった。
型押しする方法であるため、寸法精度が出ず、従って、
相手部品（針のハブ、雌型ルアーコネクターなど）と嵌
合する部分は、砥石などで研磨して寸法精度を上げる必
要があった。そして、研磨加工は自動化が困難であり、
個別に全数の性能チェックを行う必要があるため、極め
て生産性が低く、コストが高くつくものであった。ま
た、図１１の場合は、カシメ具として金属のアルミを用
いているため、ルアーチップ部材をガラス管の口部に巻
締める際にアルミの微粉末が発生し、無菌室を汚染した
り、異物として薬液中に混入したりする虞があり、ま
た、分別廃棄を行う必要がある、などの欠点を有してい
た。また、図１２の場合も、ガラス管口部のフランジの
外径の寸法精度が要求されるため、研磨が行われてお
り、また、硬質プラスチツク（ポリカーボネートなど）
製のルアーチップを無理に圧入しているため、ゴム栓押
えの圧入部分にクラックが発生することが多く問題であ
った。また、ガラス製シリンジ外筒のチップの位置は、
ガラスの加工上、ガラス管の中心線上になるため、一般
に容量２０ml以上のシリンジでは、人体に注射する際
に、注射針を刺通しにくいという問題があった。
【０００４】
【発明の解決しようとする課題】本発明者らは上記の課
題を解決するものとして既に、ガラス製シリンジ外筒の
ルアーチップやフランジの研磨を必要とせず、分別廃棄
が容易で、異物の混入の虞のない、安価なプレフィルド
シリンジを提案している。また、ルアーチップの位置お
よび形状を任意に選択できるようにしたプレフィルドシ
リンジを提案している（特願平６−５２７８６号）。す
なわち、ガラス製のシリンジ外筒と、このシリンジ外筒
の先端の薬液吐出口に液密に取り付けられたチップ部材
と、このチップ部材と薬液吐出口の間を液密にシールす
るシール部材と、このシール部材を薬液吐出口にかしめ
て固定するためのキャップ状部材および、チップ部材の
先端の注射針取付部を密封する密封部材を含んでなり、
内部に薬液が充填されており、シリンジ外筒の後端開口
が液密に挿着されたプランジャによって閉鎖されたプレ
フィルドシリンジである。しかしながら、上記のプレフ
ィルドシリンジは、チップ部材の注射針取付部に取り付
けた密封部材が任意に脱着可能になっているので、内部
に収容された薬液を改竄される虞があり、また薬液の汚
染の問題がある。本発明は特願平６−５２７８６号のプ
レフィルドシリンジを改良し、上記問題点を解消するこ
とを目的とする。
題を解決するものとして既に、ガラス製シリンジ外筒の
ルアーチップやフランジの研磨を必要とせず、分別廃棄
が容易で、異物の混入の虞のない、安価なプレフィルド
シリンジを提案している。また、ルアーチップの位置お
よび形状を任意に選択できるようにしたプレフィルドシ
リンジを提案している（特願平６−５２７８６号）。す
なわち、ガラス製のシリンジ外筒と、このシリンジ外筒
の先端の薬液吐出口に液密に取り付けられたチップ部材
と、このチップ部材と薬液吐出口の間を液密にシールす
るシール部材と、このシール部材を薬液吐出口にかしめ
て固定するためのキャップ状部材および、チップ部材の
先端の注射針取付部を密封する密封部材を含んでなり、
内部に薬液が充填されており、シリンジ外筒の後端開口
が液密に挿着されたプランジャによって閉鎖されたプレ
フィルドシリンジである。しかしながら、上記のプレフ
ィルドシリンジは、チップ部材の注射針取付部に取り付
けた密封部材が任意に脱着可能になっているので、内部
に収容された薬液を改竄される虞があり、また薬液の汚
染の問題がある。本発明は特願平６−５２７８６号のプ
レフィルドシリンジを改良し、上記問題点を解消するこ
とを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するために、先端の薬液吐出口がバイアルの口部状に
形成されたガラス製シリンジ外筒と、前記シリンジ外筒
の薬液吐出口に装着される軸方向に透孔が形成されたシ
ール部材と、下端内壁および下端部外壁にそれぞれ係合
爪および係止手段を備え軸方向にスリットが形成された
スカートと天面と該天面の外側に突設された注射針取付
部と天面の内側に突設され前記シール部材の透孔に挿着
される薬液導出部を有しており、該薬液導出部、天面お
よび注射針取付部を貫通して薬液通路が形成された、前
記シール部材の上から前記薬液吐出口に取り付けられ前
記シリンジ外筒の薬液吐出口の外壁に沿ってスライド可
能なチップ部材と、天面とスカートを有し該スカートの
下端にフランジ状の凸部が形成された、前記チップ部材
の注射針取付部を密封する密封部材および、下端内壁に
前記係止手段と係合する係合爪を備えたスカートと透孔
の形成された天面を有しており、前記シリンジ外筒の薬
液吐出口に前記チップ部材を取り付け固定するとともに
その天面で前記密封部材の凸部を押圧して該チップ部材
に前記密封部材を取付け固定する押さえ部材、とを含ん
でなり、前記押さえ部材を前記チップ部材に冠着してそ
の外壁に沿って下方にスライドさせることにより、該チ
ップ部材のスカートを内側に変形させて該チップ部材の
係合爪を前記薬液吐出口に係合させ、チップ部材を前記
シリンジ外筒の薬液吐出口に液密に取り付けることを特
徴とするプレフィルドシリンジを採用している。ここ
で、注射針取付部の位置はこれを偏心して形成してもよ
い。
決するために、先端の薬液吐出口がバイアルの口部状に
形成されたガラス製シリンジ外筒と、前記シリンジ外筒
の薬液吐出口に装着される軸方向に透孔が形成されたシ
ール部材と、下端内壁および下端部外壁にそれぞれ係合
爪および係止手段を備え軸方向にスリットが形成された
スカートと天面と該天面の外側に突設された注射針取付
部と天面の内側に突設され前記シール部材の透孔に挿着
される薬液導出部を有しており、該薬液導出部、天面お
よび注射針取付部を貫通して薬液通路が形成された、前
記シール部材の上から前記薬液吐出口に取り付けられ前
記シリンジ外筒の薬液吐出口の外壁に沿ってスライド可
能なチップ部材と、天面とスカートを有し該スカートの
下端にフランジ状の凸部が形成された、前記チップ部材
の注射針取付部を密封する密封部材および、下端内壁に
前記係止手段と係合する係合爪を備えたスカートと透孔
の形成された天面を有しており、前記シリンジ外筒の薬
液吐出口に前記チップ部材を取り付け固定するとともに
その天面で前記密封部材の凸部を押圧して該チップ部材
に前記密封部材を取付け固定する押さえ部材、とを含ん
でなり、前記押さえ部材を前記チップ部材に冠着してそ
の外壁に沿って下方にスライドさせることにより、該チ
ップ部材のスカートを内側に変形させて該チップ部材の
係合爪を前記薬液吐出口に係合させ、チップ部材を前記
シリンジ外筒の薬液吐出口に液密に取り付けることを特
徴とするプレフィルドシリンジを採用している。ここ
で、注射針取付部の位置はこれを偏心して形成してもよ
い。
【０００６】
【作用】上記の構成によれば、押さえ部材をチップ部材
の外壁に沿って下方にスライドさせるだけの簡単な操作
で、チップ部材をシリンジ外筒の薬液吐出口に液密に取
り付けることができる。すなわち、チップ部材の注射針
取付部と薬液導出部にそれぞれ密封部材とシール部材を
装着し、さらに、押さえ部材をこのチップ部材に密封部
材の上から浅く冠着したものを用意し（図６）、これを
シリンジ外筒の薬液吐出口にあてがって下方に押すと、
チップ部材はシリンジ外筒の薬液吐出口に沿って下方に
移動し、薬液導出部に装着されたシール部材が薬液吐出
口に挿着され、その先端面と内壁をシールする位置で停
止する（図７）。チップ部材の下方移動が止まると押さ
え部材がチップ部材の外壁に沿って移動し、このチップ
部材のスカートを内側に変形させながら下方にスライド
する。押さえ部材が図８に示すような位置に来ると、押
さえ部材の下方移動が停止してその係合爪がチップ部材
のスカートの下端部に形成された係止手段と係合し取外
し不能となる。この時、チップ部材の係合爪は薬液吐出
口に係合されるが、押さえ部材を取り外さない限りチッ
プ部材が外れることはない。
の外壁に沿って下方にスライドさせるだけの簡単な操作
で、チップ部材をシリンジ外筒の薬液吐出口に液密に取
り付けることができる。すなわち、チップ部材の注射針
取付部と薬液導出部にそれぞれ密封部材とシール部材を
装着し、さらに、押さえ部材をこのチップ部材に密封部
材の上から浅く冠着したものを用意し（図６）、これを
シリンジ外筒の薬液吐出口にあてがって下方に押すと、
チップ部材はシリンジ外筒の薬液吐出口に沿って下方に
移動し、薬液導出部に装着されたシール部材が薬液吐出
口に挿着され、その先端面と内壁をシールする位置で停
止する（図７）。チップ部材の下方移動が止まると押さ
え部材がチップ部材の外壁に沿って移動し、このチップ
部材のスカートを内側に変形させながら下方にスライド
する。押さえ部材が図８に示すような位置に来ると、押
さえ部材の下方移動が停止してその係合爪がチップ部材
のスカートの下端部に形成された係止手段と係合し取外
し不能となる。この時、チップ部材の係合爪は薬液吐出
口に係合されるが、押さえ部材を取り外さない限りチッ
プ部材が外れることはない。
【０００７】
【実施例】次に本発明の実施例について図面に基づいて
説明する。図１は本発明の一実施例に係るプレフィルド
シリンジの縦断面図であり、図２は図１に示すチップ部
材の平面図、図３は図２の断面図、図４は図２の底面
図、図５は図１に示す密封部材と押さえ部材の関係を示
す図であり、図６〜図８は本発明のシリンジ外筒にチッ
プ部材を取り付ける工程を示す説明図である。また、図
９は本発明の他の実施例の要部を示す縦断面図である。
図１に示すように本発明のプレフィルドシリンジは、ガ
ラス製のシリンジ外筒１と、このシリンジ外筒１の先端
の薬液吐出口１１に液密に取り付けられたチップ部材２
と、このチップ部材２と薬液吐出口１１の間を液密にシ
ールするシール部材（パッキン４）と、チップ部材２の
先端の注射針取付部２３を密封する密封部材（ゴムキャ
ップ５）および、シリンジ外筒１の薬液吐出口１１にチ
ップ部材２を取付け固定するとともにこのチップ部材２
にゴムキャップ５を取付け固定する押さえ部材３とを含
んでなる。シリンジ外筒１の内部には薬液（図示してい
ない）が充填されており、その後端開口は液密に挿着さ
れたプランジャ６によって閉鎖されている。
説明する。図１は本発明の一実施例に係るプレフィルド
シリンジの縦断面図であり、図２は図１に示すチップ部
材の平面図、図３は図２の断面図、図４は図２の底面
図、図５は図１に示す密封部材と押さえ部材の関係を示
す図であり、図６〜図８は本発明のシリンジ外筒にチッ
プ部材を取り付ける工程を示す説明図である。また、図
９は本発明の他の実施例の要部を示す縦断面図である。
図１に示すように本発明のプレフィルドシリンジは、ガ
ラス製のシリンジ外筒１と、このシリンジ外筒１の先端
の薬液吐出口１１に液密に取り付けられたチップ部材２
と、このチップ部材２と薬液吐出口１１の間を液密にシ
ールするシール部材（パッキン４）と、チップ部材２の
先端の注射針取付部２３を密封する密封部材（ゴムキャ
ップ５）および、シリンジ外筒１の薬液吐出口１１にチ
ップ部材２を取付け固定するとともにこのチップ部材２
にゴムキャップ５を取付け固定する押さえ部材３とを含
んでなる。シリンジ外筒１の内部には薬液（図示してい
ない）が充填されており、その後端開口は液密に挿着さ
れたプランジャ６によって閉鎖されている。
【０００８】シリンジ外筒１は両端の開口したガラス製
の筒状の容器であり、先端の薬液吐出口１１はバイアル
の口部状に形成されており、その先端側壁は外側に環状
に突出している。そして、後端にはフランジ１２が形成
されており、後端開口からはプランジャ６が液密に挿着
されている。このプランジャ６はプランジャロッド６２
とこのプランジャ・ロッド６２の先端に取り付けられた
ガスケット６１からなり、ガスケット６１がシリンジ外
筒１の内腔を摺動するようになっている。このガスケッ
ト６１は、通常、天然ゴムや、合成ゴムの例えばブチル
ゴムやイソプレンゴム、あるいはエラストマー等のゴム
状弾性体で形成されており、先端側が円錐状に形成さ
れ、後端にはプランジャ・ロッド６２のヘッド６３を接
続するための凹部６４が形成されている。
の筒状の容器であり、先端の薬液吐出口１１はバイアル
の口部状に形成されており、その先端側壁は外側に環状
に突出している。そして、後端にはフランジ１２が形成
されており、後端開口からはプランジャ６が液密に挿着
されている。このプランジャ６はプランジャロッド６２
とこのプランジャ・ロッド６２の先端に取り付けられた
ガスケット６１からなり、ガスケット６１がシリンジ外
筒１の内腔を摺動するようになっている。このガスケッ
ト６１は、通常、天然ゴムや、合成ゴムの例えばブチル
ゴムやイソプレンゴム、あるいはエラストマー等のゴム
状弾性体で形成されており、先端側が円錐状に形成さ
れ、後端にはプランジャ・ロッド６２のヘッド６３を接
続するための凹部６４が形成されている。
【０００９】シリンジ外筒１の先端の薬液吐出口１１に
は、シール部材としてのパッキン４が取り付けられてい
る。パッキン４は薬液吐出口１１の先端面をシールする
フランジ状の天面４１と薬液吐出口１１の内壁をシール
する脚部４２からなり、軸方向に透孔４３が形成されて
いる。脚部４２の外径は薬液吐出口１１の内径と略同径
になっており、透孔４３の大きさはこれに挿着されるチ
ップ部材２の薬液導出部２６の外径より若干小さくなっ
ている。パッキン４はガスケット６１と同様のゴム状弾
性体で形成される。尚、シール部材として従来技術の図
１１に示すような軸上に薬液吐出口１１の内径と同径の
貫通孔が形成された円板状のパッキンＰを採用してもよ
い。
は、シール部材としてのパッキン４が取り付けられてい
る。パッキン４は薬液吐出口１１の先端面をシールする
フランジ状の天面４１と薬液吐出口１１の内壁をシール
する脚部４２からなり、軸方向に透孔４３が形成されて
いる。脚部４２の外径は薬液吐出口１１の内径と略同径
になっており、透孔４３の大きさはこれに挿着されるチ
ップ部材２の薬液導出部２６の外径より若干小さくなっ
ている。パッキン４はガスケット６１と同様のゴム状弾
性体で形成される。尚、シール部材として従来技術の図
１１に示すような軸上に薬液吐出口１１の内径と同径の
貫通孔が形成された円板状のパッキンＰを採用してもよ
い。
【００１０】チップ部材２はパッキン４の上から薬液吐
出口１１に取り付けられ薬液吐出口１１にパッキン４を
圧着するもので、一般にポリプロピレンやポリエチレ
ン、ポリカーボネート、ＡＢＳ樹脂等の可撓性樹脂で形
成された通常キャップ状の部材であり、天面２１とスカ
ート２２、天面２１の外側に突出形成された注射針取付
部２３、天面２１の内側に突出形成された薬液導出部２
６からなり、シリンジ外筒１の薬液吐出口１１の外壁に
沿ってスライド可能になっている。スカート２２はその
下方に向かってテーパ状に緩やかに拡径して形成されて
おり、その下端内壁および下端部外壁にはそれぞれシリ
ンジ外筒１の薬液吐出口１１と係合する係合爪２４およ
び後述の押さえ部材３の係合爪３５と係合する係止手段
２２２が設けられ、スカート２２が外側に撓むことがで
きるようにその軸方向に１個または複数のスリット２８
が形成されている。スリット２８の数は３〜４個が好ま
しい。薬液通路２５は薬液導出部２６、天面２１および
注射針取付部２３を貫通して形成されており、シリンジ
外筒１内に収容された薬液はこの薬液通路２５を通って
注出されるようになっている。注射針取付部２３は薬液
通路２５の形成されたパイプ状の突起であって、通常外
径が先端方向にテーパ状に縮径されており、たとえばゴ
ムキャップ５などの密封部材で閉鎖されている。容量の
大きいシリンジ外筒１の場合には、注射針を患者の皮膚
などに刺入し易くするために、図９に示すように注射針
取付部２３および薬液導出部２６をチップ部材２の天面
２１の軸に対して偏心して形成してもよい。スカート２
２下端内壁の係合爪２４は、チップ部材２がシリンジ外
筒１の薬液吐出口１１の外壁に沿ってスライドしてスラ
イド終了地点に達した時に、薬液吐出口１１と係合する
ようになっている。また、スカート２２下端部外壁の係
止手段２２２は、押さえ部材３がチップ部材２のスカー
ト２２に沿ってスライドしてスライド終了地点に達した
時に、押さえ部材２の係合爪３５と係合するようになっ
ている。尚、必要ならば、天面２１に成型時の引抜き用
の窓２７を設けてもよく、また、スカート２２の上部に
後述の押さえ部材３の係合爪３５と取り外し可能に係合
する浅い係合溝２２１を設けてもよい。係合溝２２１を
設けた場合、チップ部材２に押さえ部材３を取り付けた
状態にしておくことができるので、押さえ部材３とパッ
キン４、ゴムキャップ５をチップ部材２に取り付けてお
けば、一回の操作でチップ部材２と押さえ部材３および
パッキン４をシリンジ外筒１の薬液吐出口１１に取り付
けることができる。
出口１１に取り付けられ薬液吐出口１１にパッキン４を
圧着するもので、一般にポリプロピレンやポリエチレ
ン、ポリカーボネート、ＡＢＳ樹脂等の可撓性樹脂で形
成された通常キャップ状の部材であり、天面２１とスカ
ート２２、天面２１の外側に突出形成された注射針取付
部２３、天面２１の内側に突出形成された薬液導出部２
６からなり、シリンジ外筒１の薬液吐出口１１の外壁に
沿ってスライド可能になっている。スカート２２はその
下方に向かってテーパ状に緩やかに拡径して形成されて
おり、その下端内壁および下端部外壁にはそれぞれシリ
ンジ外筒１の薬液吐出口１１と係合する係合爪２４およ
び後述の押さえ部材３の係合爪３５と係合する係止手段
２２２が設けられ、スカート２２が外側に撓むことがで
きるようにその軸方向に１個または複数のスリット２８
が形成されている。スリット２８の数は３〜４個が好ま
しい。薬液通路２５は薬液導出部２６、天面２１および
注射針取付部２３を貫通して形成されており、シリンジ
外筒１内に収容された薬液はこの薬液通路２５を通って
注出されるようになっている。注射針取付部２３は薬液
通路２５の形成されたパイプ状の突起であって、通常外
径が先端方向にテーパ状に縮径されており、たとえばゴ
ムキャップ５などの密封部材で閉鎖されている。容量の
大きいシリンジ外筒１の場合には、注射針を患者の皮膚
などに刺入し易くするために、図９に示すように注射針
取付部２３および薬液導出部２６をチップ部材２の天面
２１の軸に対して偏心して形成してもよい。スカート２
２下端内壁の係合爪２４は、チップ部材２がシリンジ外
筒１の薬液吐出口１１の外壁に沿ってスライドしてスラ
イド終了地点に達した時に、薬液吐出口１１と係合する
ようになっている。また、スカート２２下端部外壁の係
止手段２２２は、押さえ部材３がチップ部材２のスカー
ト２２に沿ってスライドしてスライド終了地点に達した
時に、押さえ部材２の係合爪３５と係合するようになっ
ている。尚、必要ならば、天面２１に成型時の引抜き用
の窓２７を設けてもよく、また、スカート２２の上部に
後述の押さえ部材３の係合爪３５と取り外し可能に係合
する浅い係合溝２２１を設けてもよい。係合溝２２１を
設けた場合、チップ部材２に押さえ部材３を取り付けた
状態にしておくことができるので、押さえ部材３とパッ
キン４、ゴムキャップ５をチップ部材２に取り付けてお
けば、一回の操作でチップ部材２と押さえ部材３および
パッキン４をシリンジ外筒１の薬液吐出口１１に取り付
けることができる。
【００１１】注射針取付部２３に密封部材（ゴムキャッ
プ５）を装着したチップ部材２にはゴムキャップ５の上
から押さえ部材３が取り付けられる。押さえ部材３はシ
リンジ外筒１の薬液吐出口１１にチップ部材２を取付け
固定するとともにこのチップ部材２にゴムキャップ５を
取付け固定している。ゴムキャップ５はチップ部材２の
注射針取付部２３に装着される密封部材の一例であり、
通常シール部材（パッキン）と同様のゴム状弾性体で形
成されており、天面５１とスカート５２からなる。そし
てスカート５２の下端には、後述の押さえ部材３によっ
てチップ部材２に押圧される部分として、環状凸部５３
が形成されており、必要ならば、ゴムキャップ５を取り
外し易いように環状凸部５３の上部にＲ部５４を設けて
もよい。押さえ部材３はチップ部材２と同様の合成樹脂
で形成されており、透孔３４の形成された天面３１とス
カート３２からなる。天面３１には透孔３４の内側にゴ
ムキャップ５の環状凸部５３を上から押さえてチップ部
材２の天面２１に押圧する突起部３３が形成されてい
る。押さえ部材３がチップ部材２のスカート２２の外壁
に沿って下方にスライドしたときに、スカート２２（下
方に向かってテーパ状に拡径している）が押圧されて内
側に撓み、その係合爪２４がシリンジ外筒１の薬液吐出
口１１と係合するようになっている。一方、押さえ部材
３の下端内壁に形成された係合爪３５は、押さえ部材３
がチップ部材２のスカート２２の外壁をスライドして、
丁度押さえ部材３の天面３１の内側がチップ部材２の天
面２１と衝突する位置で、チップ部材２の下端部外壁に
形成された係止手段２２２（たとえばアンダーカット）
と係合されるようになっている。
プ５）を装着したチップ部材２にはゴムキャップ５の上
から押さえ部材３が取り付けられる。押さえ部材３はシ
リンジ外筒１の薬液吐出口１１にチップ部材２を取付け
固定するとともにこのチップ部材２にゴムキャップ５を
取付け固定している。ゴムキャップ５はチップ部材２の
注射針取付部２３に装着される密封部材の一例であり、
通常シール部材（パッキン）と同様のゴム状弾性体で形
成されており、天面５１とスカート５２からなる。そし
てスカート５２の下端には、後述の押さえ部材３によっ
てチップ部材２に押圧される部分として、環状凸部５３
が形成されており、必要ならば、ゴムキャップ５を取り
外し易いように環状凸部５３の上部にＲ部５４を設けて
もよい。押さえ部材３はチップ部材２と同様の合成樹脂
で形成されており、透孔３４の形成された天面３１とス
カート３２からなる。天面３１には透孔３４の内側にゴ
ムキャップ５の環状凸部５３を上から押さえてチップ部
材２の天面２１に押圧する突起部３３が形成されてい
る。押さえ部材３がチップ部材２のスカート２２の外壁
に沿って下方にスライドしたときに、スカート２２（下
方に向かってテーパ状に拡径している）が押圧されて内
側に撓み、その係合爪２４がシリンジ外筒１の薬液吐出
口１１と係合するようになっている。一方、押さえ部材
３の下端内壁に形成された係合爪３５は、押さえ部材３
がチップ部材２のスカート２２の外壁をスライドして、
丁度押さえ部材３の天面３１の内側がチップ部材２の天
面２１と衝突する位置で、チップ部材２の下端部外壁に
形成された係止手段２２２（たとえばアンダーカット）
と係合されるようになっている。
【００１２】次に、本発明のプレフィルドシリンジの組
み立てについて図６〜８を用いて説明する。先ず、図６
に示すような、チップ部材２の薬液導出部２６にパッキ
ン４を装着し注射針取付部２３にゴムキャップ５を装着
した後押さえ部材３を浅く冠着したものを用意し、これ
をシリンジ外筒１の薬液吐出口１１にあてがって下方に
押すと、チップ部材２はシリンジ外筒１の薬液吐出口１
１に沿って下方に移動し、図７に示すような位置で停止
する。この時、パッキン４は薬液吐出口１１に挿着され
る。そして、チップ部材２の下方移動が止まると、押さ
え部材３はチップ部材２のスカート２２の外壁に沿って
下方にスライドし、このスカート２２を内側に変形させ
てその係合爪２４を薬液吐出口１１に強固に係合させ
る。押さえ部材３の下方移動は、押さえ部材３の天面３
１の内側がチップ部材２の天面２１と衝突する位置（図
８参照）で停止して、その係合爪３５がチップ部材２の
下端の係止手段２２２と係合し、シリンジ外筒１の薬液
吐出口１１に強固に取り付けられる。
み立てについて図６〜８を用いて説明する。先ず、図６
に示すような、チップ部材２の薬液導出部２６にパッキ
ン４を装着し注射針取付部２３にゴムキャップ５を装着
した後押さえ部材３を浅く冠着したものを用意し、これ
をシリンジ外筒１の薬液吐出口１１にあてがって下方に
押すと、チップ部材２はシリンジ外筒１の薬液吐出口１
１に沿って下方に移動し、図７に示すような位置で停止
する。この時、パッキン４は薬液吐出口１１に挿着され
る。そして、チップ部材２の下方移動が止まると、押さ
え部材３はチップ部材２のスカート２２の外壁に沿って
下方にスライドし、このスカート２２を内側に変形させ
てその係合爪２４を薬液吐出口１１に強固に係合させ
る。押さえ部材３の下方移動は、押さえ部材３の天面３
１の内側がチップ部材２の天面２１と衝突する位置（図
８参照）で停止して、その係合爪３５がチップ部材２の
下端の係止手段２２２と係合し、シリンジ外筒１の薬液
吐出口１１に強固に取り付けられる。
【００１３】
【発明の効果】以上説明してきたことから明らかなよう
に、本発明のプレフィルドシリンジは、ガラス製シリン
ジ外筒の薬液吐出口に合成樹脂製チップ部材を取り付け
るに際して、薬液吐出口にパッキンを取付け、このパッ
キンの透孔にチップ部材の薬液導出部を挿着し、さらに
チップ部材の注射針取付部にゴムキャップを取り付け、
押さえ部材をこのゴムキャップの上から被せてチップ部
材のスカートに沿ってスライドさせることにより薬液吐
出口にチップ部材を取り付ける形態のものであるから、
従来のものより寸法精度があまくてもよく、部品点数
も少なく、組立が容易で大量生産に適しているので、ガ
ラス製のシリンジ外筒を備えたプレフィルドシリンジを
安価に提供することができる、注射針取付部を偏心さ
せることができるので、大容量のガラス製シリンジ外筒
を備えたプレフィルドシリンジを作成することができ
る、注射針取付部の形状を任意の形状に選択すること
ができるので、容量の大きなシリンジ外筒にも適用でき
る、などの利点を有する。また、ゴムキャップを押さえ
部材で押圧してチップ部材に取付け固定しており、ゴム
キャップを一旦取り外すと取り付け不能になるので、
使用前のゴムキャップ取外しによる薬液の改竄、汚染の
問題を回避することができるなどの利点を有する。ま
た、金属部材を使用していないので、分別廃棄を必要
としないなどの利点を有する。
に、本発明のプレフィルドシリンジは、ガラス製シリン
ジ外筒の薬液吐出口に合成樹脂製チップ部材を取り付け
るに際して、薬液吐出口にパッキンを取付け、このパッ
キンの透孔にチップ部材の薬液導出部を挿着し、さらに
チップ部材の注射針取付部にゴムキャップを取り付け、
押さえ部材をこのゴムキャップの上から被せてチップ部
材のスカートに沿ってスライドさせることにより薬液吐
出口にチップ部材を取り付ける形態のものであるから、
従来のものより寸法精度があまくてもよく、部品点数
も少なく、組立が容易で大量生産に適しているので、ガ
ラス製のシリンジ外筒を備えたプレフィルドシリンジを
安価に提供することができる、注射針取付部を偏心さ
せることができるので、大容量のガラス製シリンジ外筒
を備えたプレフィルドシリンジを作成することができ
る、注射針取付部の形状を任意の形状に選択すること
ができるので、容量の大きなシリンジ外筒にも適用でき
る、などの利点を有する。また、ゴムキャップを押さえ
部材で押圧してチップ部材に取付け固定しており、ゴム
キャップを一旦取り外すと取り付け不能になるので、
使用前のゴムキャップ取外しによる薬液の改竄、汚染の
問題を回避することができるなどの利点を有する。ま
た、金属部材を使用していないので、分別廃棄を必要
としないなどの利点を有する。
【図１】本発明の一実施例に係るプレフィルドシリンジ
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図２】図１に示すチップ部材の平面図である。
【図３】図２の断面図である。
【図４】図２の底面図である。
【図５】図１に示す密封部材と押さえ部材の関係を示す
拡大図である。
拡大図である。
【図６】本発明のシリンジ外筒にチップ部材を取り付け
る工程を示す説明図である。
る工程を示す説明図である。
【図７】本発明のシリンジ外筒にチップ部材を取り付け
る工程を示す説明図である。
る工程を示す説明図である。
【図８】本発明のシリンジ外筒にチップ部材を取り付け
る工程を示す説明図である。
る工程を示す説明図である。
【図９】本発明の他の実施例の要部を示す縦断面図であ
る。
る。
【図10】従来のプレフィルドシリンジの一例を示す説明
図である。
図である。
【図11】従来のプレフィルドシリンジの他の例を示す説
明図である。
明図である。
【図12】従来のプレフィルドシリンジのさらに他の例を
示す説明図である。
示す説明図である。
１ シリンジ外筒
２ チップ部材
２３ 注射針取付部
２４ 係合爪
２５ 薬液通路
２６ 薬液導出部
２８ スリット
２２２ 係止手段
３ 押さえ部材
３３ 突起部
３４ 透孔
３５ 係合爪
４ シール手段（パッキン）
５ 密封部材（ゴムキャップ）
５３ 環状凸部
６ プランジャ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平６−54908（ＪＰ，Ａ)
特開 平５−237188（ＪＰ，Ａ)
実開 平２−58446（ＪＰ，Ｕ)
実開 平２−49540（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭59−2343（ＪＰ，Ｕ)
特表 平６−500939（ＪＰ，Ａ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
A61M 5/178
A61J 1/05
A61M 5/34
Claims (2)
- 【請求項１】 先端の薬液吐出口がバイアルの口部状に
形成されたガラス製シリンジ外筒と、前記シリンジ外筒
の薬液吐出口に装着される軸方向に透孔が形成されたシ
ール部材と、下端内壁および下端部外壁にそれぞれ係合
爪および係止手段を備え軸方向にスリットが形成された
スカートと天面と該天面の外側に突設された注射針取付
部と天面の内側に突設され前記シール部材の透孔に挿着
される薬液導出部を有しており、該薬液導出部、天面お
よび注射針取付部を貫通して薬液通路が形成された、前
記シール部材の上から前記薬液吐出口に取り付けられ前
記シリンジ外筒の薬液吐出口の外壁に沿ってスライド可
能なチップ部材と、天面とスカートを有し該スカートの
下端にフランジ状の凸部が形成された、前記チップ部材
の注射針取付部を密封する密封部材および、下端内壁に
前記係止手段と係合する係合爪を備えたスカートと透孔
の形成された天面を有しており、前記シリンジ外筒の薬
液吐出口に前記チップ部材を取り付け固定するとともに
その天面で前記密封部材の凸部を押圧して該チップ部材
に前記密封部材を取付け固定する押さえ部材、とを含ん
でなり、前記押さえ部材を前記チップ部材に冠着してそ
の外壁に沿って下方にスライドさせることにより、該チ
ップ部材のスカートを内側に変形させて該チップ部材の
係合爪を前記薬液吐出口に係合させ、チップ部材を前記
シリンジ外筒の薬液吐出口に液密に取り付けることを特
徴とするプレフィルドシリンジ。 - 【請求項２】 注射針取付部の位置をチップ部材の軸か
ら偏心させてなる請求項１に記載のプレフィルドシリン
ジ。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13797594A JP3383966B2 (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | プレフィルドシリンジ |
| US08/449,545 US5624405A (en) | 1994-05-27 | 1995-05-24 | Prefilled syringe and syringe tip assembly |
| DE69504241T DE69504241T2 (de) | 1994-05-27 | 1995-05-24 | Vorgefüllte Spritze |
| EP95107993A EP0685237B1 (en) | 1994-05-27 | 1995-05-24 | Prefilled syringe |
| CN95107144A CN1129458C (zh) | 1994-05-27 | 1995-05-26 | 预充液注射器 |
| CA002150288A CA2150288A1 (en) | 1994-05-27 | 1995-05-26 | Prefilled syringe |
| KR1019950013371A KR100361384B1 (ko) | 1994-05-27 | 1995-05-26 | 사전충전형주사기 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13797594A JP3383966B2 (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | プレフィルドシリンジ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07313596A JPH07313596A (ja) | 1995-12-05 |
| JP3383966B2 true JP3383966B2 (ja) | 2003-03-10 |
Family
ID=15211123
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13797594A Expired - Fee Related JP3383966B2 (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | プレフィルドシリンジ |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5624405A (ja) |
| EP (1) | EP0685237B1 (ja) |
| JP (1) | JP3383966B2 (ja) |
| KR (1) | KR100361384B1 (ja) |
| CN (1) | CN1129458C (ja) |
| CA (1) | CA2150288A1 (ja) |
| DE (1) | DE69504241T2 (ja) |
Cited By (1)
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| CN101454037B (zh) * | 2006-06-01 | 2012-03-28 | 西拉格国际有限公司 | 带有接合盖件的注射器承载器的注射装置 |
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| DE19638940C2 (de) * | 1996-09-23 | 1999-01-07 | Vetter & Co Apotheker | Vorgefüllte Spritze für medizinische Zwecke |
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