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JP3373519B2 - 自動循環弁の改良 - Google Patents

自動循環弁の改良

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Publication number
JP3373519B2
JP3373519B2 JP51701894A JP51701894A JP3373519B2 JP 3373519 B2 JP3373519 B2 JP 3373519B2 JP 51701894 A JP51701894 A JP 51701894A JP 51701894 A JP51701894 A JP 51701894A JP 3373519 B2 JP3373519 B2 JP 3373519B2
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JP
Japan
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valve body
main
circulation
outlet
fluid
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JP51701894A
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JPH08505971A (ja
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ジェイ. マックスウェル,ホレイス
Original Assignee
キーストーン インターナショナル ホールディングス コーポレイション
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K17/00Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves
    • F16K17/02Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves opening on surplus pressure on one side; closing on insufficient pressure on one side
    • F16K17/04Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves opening on surplus pressure on one side; closing on insufficient pressure on one side spring-loaded
    • F16K17/0473Multiple-way safety valves
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D7/00Control of flow
    • G05D7/01Control of flow without auxiliary power
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D7/00Control of flow
    • G05D7/01Control of flow without auxiliary power
    • G05D7/0126Control of flow without auxiliary power the sensing element being a piston or plunger associated with one or more springs
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    • Y10T137/2579Flow rate responsive
    • Y10T137/2582Including controlling main line flow
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10T137/86759Reciprocating
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は自動循環弁に関し、特に遠心ポンプ装置のバ
イパス循環流量を制御するための循環弁に関する。
遠心ポンプの過熱を防止し水圧の安定性を維持するた
めに遠心ポンプに循環弁が使用される。ポンプの過熱は
ポンプを通過する流体により発生する熱エネルギの伝達
により生じる。適切に構成されたシステムにおける通常
の運転条件(下流の装置からポンプへの通常の流量要
求)では、ポンプに伝達された熱を吸収し運び去りポン
プの過熱を防止するのに充分な流量が通過する。然しな
がら、ポンプに要求される流量が低下すると、移動する
速度が低下した流体または滞留する流体が、ポンプ内に
長い時間滞在して、より大きな熱を吸収して温度が上昇
する。ポンプ内の流体の温度が上昇すると、その蒸気圧
が高くなり、ポンプのインペラやハウジングを損傷する
キャビテーションが発生する。
低流量条件では、また、従来から内部循環として知ら
れる現象が生じる。低流量条件では、ポンプ内で水力学
的特異点が発生する。この特異点は低流量にて最適化さ
れていないポンプの内部形状に応答して生じ、一般的に
ポンプハウジングの吐出口近傍においてインペラから流
体が吐き出される領域で発生する。この現象は内部循環
として知られ、ポンプのインペラを損傷するキャビテー
ションを発生させる。
循環弁は、下流側のポンプへの流量要求が低流量とな
ったときに、ポンプが充分な流量を維持できるようにす
る第2の流路を設けることにより、ポンプの過熱を防止
し水力学的安定性を維持する。一般的に用いられる形式
の循環弁は、米国特許公報第4095611号、同4941502号に
開示されている流量調節弁である。これらの公報は、入
口と、出口と、循環出口と、メイン弁体と、スロット状
に形成されたオリフィスを有するバイパス要素とを具備
している。こうした弁はポンプの下流に配設される。流
体はポンプから前記入口を通過して弁内部に流入し、下
流の流量要求に適合した流量にてメイン出口から流出す
る。循環出口は、低圧容器またはポンプ入口などの第2
の流路に連結されており、メイン出口への流量要求が低
い場合に流体は前記第2の流路へ振り分けられる。
メイン弁体が前記入口とメイン出口との間の流量を検
知する。下流からの流量要求が通常の流量である場合に
は、メイン弁体を横断する差圧により弁体が開きメイン
弁出口へ流体が流通することが可能となる。同時にバイ
パス弁体が閉じて循環出口へ流通することが防止され
る。反対に、下流からの流量要求が低流量である場合に
は、メイン弁体が閉鎖位置(着座位置)に戻り、バイパ
ス弁体が開いて循環出口から第2の流路への流体の流通
が可能となる。更に、メイン弁体は、着座している間、
ポンプが停止したときにインペラの逆転を防止する逆止
弁として作用する。
前記循環弁を使用することには、バイパス弁体に流体
の圧力による不均衡な力が負荷され、バイパス弁体が開
放位置または閉鎖位置に移動するとき、その動作が不安
定となる問題がある。これにより、弁の循環作用と締切
作用が害される。バイパス弁体は、その中空軸にスロッ
ト状に形成された複数のオリフィスを有している。この
オリフィスを通じて、低流量の間、弁入口から循環出口
へ流体が流通する。静止部材に対して中空軸を調節する
ことにより前記オリフィスは開閉する。閉鎖位置にある
とき前記静止部材は前記オリフィスを閉鎖する。オリフ
ィスの壁面に作用する流体からの力が等しくない。特
に、バイパス弁体がバイパス開放位置またはバイパス閉
鎖位置に移動するときに圧力が等しくなくなる。これに
より、中空軸に正味の力が作用し、軸の動作を不安定と
なり循環弁の性能が害される。
従って、本発明の目的は循環弁を改良することにあ
る。
本発明の他の目的は、バイパス弁体が円滑に動作する
循環弁を提供することである。
更に本発明の他の目的は、信頼性を高めるために、バ
イパス弁体のオリフィスに作用する流体の圧力を釣り合
うように構成した循環弁用バイパス弁体を提供すること
である。
本発明の他の目的、利点、新規な特徴は以下の記載を
詳細に調べることにより当業者には明らかとなる。本発
明の目的および利点は添付された特許請求の範囲にから
明らかとなる。
発明の開示 本発明によれば、過熱または水力学的不安定性から遠
心ポンプを保護するための自動循環弁が改良される。本
発明の自動循環弁は、入口と、メイン出口と、循環出口
と、前記入口と前記メイン出口との間を流通する流体の
流れ応答して動作するメイン弁体と、前記メイン弁体の
動作に応動し前記入口と前記循環出口との間を流通する
流体の流れを調整するバイパス弁体とを具備している。
前記バイパス弁体は、第1と第2のオリフィス開口部を
具備しており、該オリフィス開口部を通過して循環流れ
が流通する。2つのオリフィス開口部は、一方のオリフ
ィス開口部に作用する流体の圧力による力が他方のオリ
フィス開口部に作用する流体の圧力の力により釣り合わ
うように構成されており、これにより、バイパス弁が主
流の変化に合わせて円滑に動作するので循環弁が改良さ
れる。
図面の簡単な説明 既述した発明の開示および以下に記載する発明の詳細
な説明は、添付図面を参照することにより理解されよ
う。本発明を説明するために、本発明の好ましい実施例
を添付図面に示すが、本発明が図示される構成に限定さ
れないことは理解されよう。
図1は本発明による循環弁の断面図であり、メイン弁
体の閉鎖位置とバイパス弁体の閉鎖位置を示す図であ
る。
図2は部分的に開いた位置にあるバイパス弁体の拡大
断面図である。
発明の詳細な説明 図1を参照すると、本発明による循環調節弁10は本体
12と、本体12に取り付けられた閉蓋部材14とを具備して
いる。閉蓋部材14は、本体12に螺合したり或いはボルト
等のあらゆる適切な取り付け手段によって本体12に取り
付けることができる。循環弁10は入口16と、メイン出口
18と、循環出口20とを有している。入口16は遠心ポンプ
から流体の供給を受けるために、遠心ポンプの下流側に
配設されている。メイン出口18を通過して、ポンプの下
流に配設された流体を必要とする流量需要源に供給され
る。流量要求が低流量の間、循環出口18を通過して流体
が低圧容器へ送り出され或いはポンプの入口へ戻る。添
付図面では、前記入口および2つの出口にフランジ部が
形成されているが、他の適当な配管連結手段を使用する
ことができる。
入口16とメイン出口18との間にメイン通路22が形成さ
れている。メイン通路22は下部メイン通路24と、以下に
説明するメイン弁体28により分割された上部メイン通路
26とを備えている。下部メイン通路24から循環出口20へ
バイパス通路30が設けられている。バイパス通路30は、
以下に説明するバイパス弁体32により下部メイン通路24
から分離されている。
内部弁体、すなわち、メイン通路22に配設され、そこ
を流通する流体の流れに応答して移動するメイン弁体28
と、メイン弁体28の動作に応答して下部メイン通路24と
循環通路30との間を流通する流体の流量を制御するよう
に配置されたバイパス弁32とを含む内部弁体が循環流量
を調整する。
メイン弁体28は、円形状のディスク34と、頂部36と、
シール面38とを備えている。シール面38は、メイン弁体
28が完全に閉鎖位置にあるとき、メイン弁体28を弁座40
に対してシールする。弁座40は、図示するように、本体
12の一部として形成されているが、取外し可能な独立の
弁座要素として設けてもよい。
バイパス弁体32は、メイン弁体28と共に動作するよう
に該メイン弁体に取り付けられると共に、円筒状の軸部
42を具備している。軸部42は、循環弁10の鉛直中止軸線
44に沿って下部メイン通路24内に配設されている。軸部
42は、下部軸室46と上部軸室48から成る2つの中空室を
具備している。下部軸室46と上部軸室48は分離部材50に
より分離されており、各々の端部において螺着または溶
接された栓部材51a、51bにより密封されている。下部軸
室46は、スロット状に形成されたされた複数のオリフィ
ス52aを介して下部メイン通路24に、そして円形の開口
部54aを介して循環通路30に連通している。上部軸室48
は、円形の開口部54bを介して下部メイン通路24に、そ
して複数のオリフィス52bを介して循環通路30に連通し
ている。
バイパス弁体32は、円筒形の軸ガイドブッシュ56a、5
6bにより、鉛直中心軸線44に沿って鉛直方向に動作でき
るように案内、支持されている。軸ガイドブッシュ56
a、56bは、本体12と一体的に形成された軸ガイド部57に
取着されている。軸ガイド部57には、環状の中間空洞58
が形成されており、該空洞58は循環通路30と連通し、か
つ、その一部を構成している。
バイパス弁体32の鉛直方向の動作は、該バイパス弁体
32が取り付けられたメイン弁体28の動作により制御され
る。メイン弁体28は、シール面38が弁座40に着座して完
全に閉じた閉鎖位置と、頂部36が閉蓋ハブ62の底面に当
接して完全に開いた開放位置との間で移動することがで
きる。閉蓋ハブ62は閉蓋部材14の一部を構成し上部メイ
ン通路26内に配設されている。
コイルバネ64が、一端において閉蓋ハブ62に取着さ
れ、他端においてメイン弁体28に取り付けられている。
コイルバネ64は圧縮されてメイン弁体28を閉鎖位置に付
勢している。
循環弁10の性能は特定の適用例に適合するように変え
ることができる。流体が流通するディスク34と本体12と
の間の空間を変えるために、環状の挿入部材65を図1に
示すように加えることができる。この挿入部材が、メイ
ン弁体28を通過する流体の流量に対してメイン弁体28の
動作を制御する。挿入部材65は、例えばシート状の金属
など適当な材料から特定の要求を満たすように形成する
ことが可能である。循環弁10は、また、循環出口20にオ
リフィス板67を加えることにより、循環通路30における
流体の特定の圧力または流量もしくは圧力および流量に
適合するように容量を変えることができる。
本発明の循環弁の好ましい実施例を説明したが、以下
にその作用を説明する。図1を参照すると、入口16はポ
ンプの吐出口に接続されている。メイン出口18は下流に
配置された流体需要源に接続されている。循環出口20は
低圧容器またはポンプの吸入口側に接続されている。
図1において、メイン弁体28は閉じている。と言うの
は、入口16を流入する流体に対する下流側からの要求が
無いためである。下流側からの要求がない場合には、上
部メイン通路26および下部メイン通路24における流体の
圧力は等しい。ディスク34に負荷される圧力は釣り合っ
ており、コイルバネ64がメイン弁体28を閉鎖位置に付勢
する。メイン弁体28と共に動作するバイパス弁体32は開
放位置へ下方に移動する。
開放位置においてバイパス弁体32は下部メイン通路24
から循環通路30へ流体を流通させる。これにより、入口
16から流入する流体は循環出口20から排出される。軸室
46、48が循環流れのために循環通路30への独立した2つ
の通路を構成している。オリフィス52aを通じて下部メ
イン通路24から下部軸室46へ流体が流入し、円形の開口
部54aを通じて循環通路30へ流出することができる。ま
た、円形の開口部54bを通じて下部メイン通路24から上
部軸室48へ流体が流入し、オリフィス52bを通じて循環
通路30へ流出することができる。下部および上部軸室は
通路として、入口16からの流体を等しく通過させること
ができる。
メイン出口18の下流へ流体を流通させる要求が生じる
と、下部通路24と上部通路26との間に差圧が生じる。こ
れにより、ディスク34に正味の力が負荷される。この流
体の力がコイルバネ64のディスク34への付勢力を超える
と、メイン弁体28およびバイパス弁体32は中心軸線44に
沿って上方へメイン弁体の開放位置の方向に移動する。
これにより、バイパス弁体が閉鎖位置へ移動する。
バイパス弁体が完全に閉鎖されると(図示せず)、オ
リフィス52a、52bが軸ガイドブッシュ56a、56bに隣接す
る位置に置かれ、オリフィス52a、52bが完全に閉鎖され
る。これにより、流体がここを通過することができなく
なる。
開放位置と閉鎖位置との中間にあるときは、バイパス
弁体32が部分的に開いている。すなわち、オリフィス52
a、52bが、図2に示すように、軸ガイドブッシュ56a、5
6bにより部分的に閉じられている。バイパス弁体32を通
過する循環流れの流量は、軸ガイドブッシュ56a、56bに
より閉じられていないオリフィス52a、52bの面積に依存
している。バイパス弁体が中間位置にある間は、オリフ
ィス52a、52bの壁面に流体の圧力による力が作用する。
以下に説明するように、この力が釣り合うのでメイン弁
体およびバイパス弁体の動作を安定化することができ
る。
バイパス弁体が、ある開いた位置にあるとき、つま
り、バイパス弁体が完全には閉じていないとき、下部通
路24内の高圧の流体は低圧の循環通路30に流入する。流
体の圧力低下は、主としてバイパス弁体の開度に依存し
ている。つまり、図1に示すように、バイパス弁体が完
全に開いた開放位置にあるときには、オリフィス52a、5
2bの面積に、そして、図2に示すように、バイパス弁体
が部分的に開いているときには、軸ガイドブッシュ56
a、56bにより閉じられていないオリフィス56a、56bの面
積に依存している。図2において、軸ガイドブッシュ56
a、56bの端部は破線66a、66bにより示されており、これ
が、バイパス弁体が部分的に開いているときの制限的な
開口部分の頂端部となる。
図1において、バイパス弁体32は完全に開いた開放位
置にあり、オリフィス52aの下壁面68aと上壁面70a(図
2の68a、70a参照)とにより開口部分が決定される。上
記の壁面は軸の側壁の厚さ72と、オリフィスの幅74とに
より決定される。下壁面68aと上壁面70aは、下部通路24
側の高い圧力の流体と、下部軸室46側の低い圧力の流体
に曝される。下壁面68aに作用する力と上壁面70aに作用
する力は、互いに同じ大きさで反対方向の力である。こ
の2つの力は互いに釣り合い、バイパス弁体32にはオリ
フィスから正味の力が作用することがない。
バイパス弁体が完全に開いたときオリフィス52bもま
た同様に作用する。オリフィス52bの下壁面68bに作用す
る力は上壁面70bに作用する力と釣り合い、バイパス弁
体32にはオリフィス52bから正味の力が作用しない。
バイパス弁体32が完全に閉じると、軸ガイドブッシュ
56a、56bにより完全に閉じられる。オリフィス52aの下
壁面および上壁面は低圧の流体に曝されている。これに
対して、オリフィス52bの下壁面および上壁面は高圧の
流体に曝されている。完全に開いた場合と同様に、2つ
のオリフィスの各々の壁面に作用する流体の圧力は互い
に釣り合い、バイパス弁体32には正味の力は作用しな
い。
バイパス弁体が部分的に開いている場合には、然しな
がら、前記オリフィスの各々に正味の力が作用する。図
2を参照すると、制限された開口部分が、オリフィス52
aの下壁面68aと、軸ガイドブッシュ56aの端部66aとによ
り決定され、該開口部分を横断して圧力低下が生じる。
オリフィス52aの各々の上壁面70aは、循環通路30内の流
体の圧力と概ね等しい低圧の流体のみに曝されている。
これに対して下壁面68aは第1には下側メイン通路24の
高い圧力の作用を受ける。この上壁面70aと下壁面68aと
の間の圧力差が、オリフィス52aの各々の壁面に作用す
る正味の力を生み出す。この力はバイパス弁体32を下方
へ完全に開いた開放位置へ付勢する。もし釣合がとれて
いないと、バイパス弁体32が所望の動作を行わない。
オリフィス52aに作用する圧力差による正味の力を釣
り合わせるための手段が、第2の組のオリフィス52によ
り構成される。第2の組のオリフィス52bは、オリフィ
ス52aに作用する正味の力と等しく、かつ、反対方向の
力を発生させる。図2に示すように、制限された開口部
分が軸ガイドブッシュ56bの端部66bとオリフィス52bの
下壁面68bとにより決定され、該開口部分を横断して高
圧の軸室48から低圧の循環通路30に圧力低下が生じる。
上壁面70bは、下部メイン通路24内の流体の圧力と概ね
等しい上部軸室48の高圧の流体に曝される。これに対し
て、下壁面68bは第1には循環通路30内の低い圧力の流
体に曝される。上壁面70bと下壁面68bとの間の圧力差
が、オリフィス52aに作用する正味の力と同じ大きさで
反対方向の正味の力を発生させ、バイパス弁体32を上方
に閉鎖位置へ向けて付勢する。こうしてオリフィス52a
に作用する力が釣りあうこととなる。然しながら、上述
した一方の組のオリフィスに作用する圧力差による正味
の力の合計が、他の組のオリフィスに作用する正味の力
の合計により釣り合う限り、実際上は、釣り合わせるた
めに必要なオリフィスの個数は等しくなくともよい。上
記オリフィスに作用する力が釣り合うのでバイパス弁体
の動作が安定する。
本実施例では、また、メイン弁体28の動作を不安定に
する分割部材50や栓部材51aに作用する圧力による力も
釣り合う。栓部材51aの外側端面76に作用する下部メイ
ン通路24内の高い圧力と、栓部材51aの内側端面78に作
用する下部軸室46内の低い圧力との間の圧力差により栓
部材51aは開放位置へ付勢される。これは、分割部材の
上面80に作用する上部軸室48内の高い圧力と、分割部材
の下面82に作用する下部軸室46内の低い圧力との間の圧
力差による弁体28を上方に閉鎖位置に付勢する力により
釣り合う。
本発明の好ましい実施例を説明したが、本発明の精神
と範囲とを逸脱することなく、種々の変更と改良とが可
能であることは当業者の当然とするところである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−120516(JP,A) 特開 昭60−203577(JP,A) 特開 昭56−82913(JP,A) 特表 平4−505952(JP,A) 米国特許4779639(US,A) 米国特許4967783(US,A) 国際公開88/2831(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05D 7/01

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動循環弁において、 入口と、メイン出口と、循環出口と、 前記入口と前記メイン出口との間を流通する流体の流れ
    応答して動作するメイン弁体と、 前記メイン弁体の動作に応動し前記入口と前記循環出口
    との間を流通する流体の流れを調整するバイパス弁体で
    あって、オリフィス開口部が形成されたバイパス弁体
    と、 前記オリフィス開口部に作用する流体の圧力による力を
    釣り合わせる釣合手段とを具備して成り、 前記釣合手段が前記バイパス弁体に形成された第2のオ
    リフィス開口部を有して成る自動循環弁。
  2. 【請求項2】前記釣合手段が、更に、2つの中空室を具
    備して成り、前記第1のオリフィス開口部が第1の中空
    室と連通可能に設けられ、前記第2のオリフィス開口部
    が第2の中空室と連通可能に設けられている請求項1に
    記載の自動循環弁。
  3. 【請求項3】前記自動循環弁が、更に、前記メイン弁体
    と該自動循環弁の内壁との間の流体が流通する空間を制
    御するための挿入部材を具備する請求項2に記載の自動
    循環弁。
  4. 【請求項4】前記自動循環弁が、更に、オリフィスプレ
    ートを具備して成り該オリフィスプレートを通過して循
    環流体が流通する請求項1に記載の自動循環弁。
  5. 【請求項5】自動循環弁、すなわち、入口と、メイン出
    口と、循環出口と、前記入口と前記メイン出口との間を
    流通する流体の流れ応答して動作するメイン弁体とを有
    する自動循環弁の循環流れを制御するためのバイパス弁
    体において、 軸と、前記軸内に形成された中空室と、 前記中空室を介して前記入口と前記循環出口との間が連
    通できるように設けられた第1と第2のオリフィス開口
    部とを具備して成り、 前記第1のオリフィス開口部が、前記第2のオリフィス
    開口部に作用する流体の圧力による力を釣り合わせるバ
    イパス弁体。
  6. 【請求項6】前記バイパス弁体が、更に、第2の中空室
    を具備しており、前記第1のオリフィス開口部が前記中
    空室の一方と連通し、前記第2のオリフィス開口部が前
    記第2の中空室と連通して成る請求項5に記載のバイパ
    ス弁体。
  7. 【請求項7】自動循環弁において、 入口と、メイン出口と、循環出口と、 前記入口と前記メイン出口との間を流通する流体の流れ
    応答して動作するメイン弁体と、 前記メイン弁体の動作に応動し前記入口と前記循環出口
    との間を流通する流体の流れを調整するバイパス弁体と
    を具備しており、 前記バイパス弁が、第1と第2の中空室を有する軸と 前記第1の中空室に設けられ、前記入口と前記第1の中
    空室との間を連通させる第1のオリフィス開口部と、 前記第2の中空室に設けられ、前記第2の中空室と前記
    循環出口との間を連通させる第2のオリフィス開口部と
    を具備し、 前記第2のオリフィス開口部に作用する流体の圧力によ
    る力が、前記第1のオリフィス開口部に作用する流体に
    よる力と釣り合うように改良された自動循環弁。
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