JP3367134B2 - 自励式交流発電機の励磁電流制御装置 - Google Patents
自励式交流発電機の励磁電流制御装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自励式交流発電機の励磁
電流制御装置に関する。
電流制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自励式交流発電機は構成が簡単であるも
のの、発電立ち上がり時に励磁コイルに流れる励磁電流
が小さく、低回転における発電能力が弱い欠点をもつ。
この問題を改善するため、本出願人の出願になる特開昭
55−139035号公報は、図7に示すように1個の
抵抗100と2個のダイオード101、102からなる
整流器で各アーマチャコイル103の発電電圧を整流
し、この整流電圧を抵抗104を通じてスイッチングト
ランジスタ105のベースに給電している。これにより
発電開始に際して、残留磁気により生じた発電電圧は抵
抗100、104を通じてスイッチングトランジスタ1
05のベースに印加され、スイッチングトランジスタ1
05が作動して励磁コイル106に励磁電流が通電さ
れ、発電電圧が増強される。 また、更なる励磁電流増
大のためにスイッチングトランジスタ105と並列にバ
イパス抵抗107が接続されている。
のの、発電立ち上がり時に励磁コイルに流れる励磁電流
が小さく、低回転における発電能力が弱い欠点をもつ。
この問題を改善するため、本出願人の出願になる特開昭
55−139035号公報は、図7に示すように1個の
抵抗100と2個のダイオード101、102からなる
整流器で各アーマチャコイル103の発電電圧を整流
し、この整流電圧を抵抗104を通じてスイッチングト
ランジスタ105のベースに給電している。これにより
発電開始に際して、残留磁気により生じた発電電圧は抵
抗100、104を通じてスイッチングトランジスタ1
05のベースに印加され、スイッチングトランジスタ1
05が作動して励磁コイル106に励磁電流が通電さ
れ、発電電圧が増強される。 また、更なる励磁電流増
大のためにスイッチングトランジスタ105と並列にバ
イパス抵抗107が接続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た公報の励磁電流制御装置は、トランジスタ105をオ
ンさせるために、発電電圧は抵抗100、104の電圧
降下とトランジスタ105のVbeとの和を超える必要
があり、低温ではVbeが増大するために発電立ち上が
り回転数すなわちトランジスタ105がオンして励磁コ
イルに励磁電流を通電する回転数が増大してしまうとい
う欠点があった。
た公報の励磁電流制御装置は、トランジスタ105をオ
ンさせるために、発電電圧は抵抗100、104の電圧
降下とトランジスタ105のVbeとの和を超える必要
があり、低温ではVbeが増大するために発電立ち上が
り回転数すなわちトランジスタ105がオンして励磁コ
イルに励磁電流を通電する回転数が増大してしまうとい
う欠点があった。
【0004】また、アーマチャコイル103の各相に1
つの抵抗100と2つのダイオード101、102を接
続する必要があり、発電機1の部品構成が複雑になると
いう欠点を持っている。本発明は上記問題点に鑑みなさ
れたものであり、従来より格段に低い回転数からの発電
立ち上がりが可能で自励式交流発電機の部品構成を簡単
にできる励磁電流制御装置を提供することをその目的と
している。
つの抵抗100と2つのダイオード101、102を接
続する必要があり、発電機1の部品構成が複雑になると
いう欠点を持っている。本発明は上記問題点に鑑みなさ
れたものであり、従来より格段に低い回転数からの発電
立ち上がりが可能で自励式交流発電機の部品構成を簡単
にできる励磁電流制御装置を提供することをその目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の自励式交流発電
機の励磁電流制御装置は、バッテリの高位端に整流発電
電流を供給する三相全波整流器付の交流発電機の励磁コ
イルと直列接続されて前記バッテリの高位端から前記励
磁コイルへの通電を断続制御するスイッチングトランジ
スタを備え、イグニッションスイッチをもたない自励式
交流発電機の励磁電流制御装置において、前記発電機の
1相発電電圧又は中性点電圧が0.7Vより小さく設定
された所定のしきい値レベルを超える場合に発電開始信
号を出力する発電開始判別手段と、前記発電開始信号の
受信により導通して前記バッテリの高位端から前記スイ
ッチングトランジスタの制御端子に給電することにより
前記スイッチングトランジスタを導通させる制御スイッ
チとを備えることを特徴としている。
機の励磁電流制御装置は、バッテリの高位端に整流発電
電流を供給する三相全波整流器付の交流発電機の励磁コ
イルと直列接続されて前記バッテリの高位端から前記励
磁コイルへの通電を断続制御するスイッチングトランジ
スタを備え、イグニッションスイッチをもたない自励式
交流発電機の励磁電流制御装置において、前記発電機の
1相発電電圧又は中性点電圧が0.7Vより小さく設定
された所定のしきい値レベルを超える場合に発電開始信
号を出力する発電開始判別手段と、前記発電開始信号の
受信により導通して前記バッテリの高位端から前記スイ
ッチングトランジスタの制御端子に給電することにより
前記スイッチングトランジスタを導通させる制御スイッ
チとを備えることを特徴としている。
【0006】 好適な態様において、前記スイッチングト
ランジスタ駆動回路は、前記制御スイッチの作動後、前
記制御スイッチの導通を持続させるとともに、前記1相
発電電圧又は中性点電圧が所定時間以上所定レベル以下
に低下した場合に前記制御スイッチの導通を遮断するホ
ールド回路を備える。好適な態様において、前記発電開
始判別手段は、前記発電機の1相発電電圧又は中性点電
圧がベース電極と、前記しきい値レベルに相当するしき
い値電圧との差を検出するpnpトランジスタのペアか
らなる差動入力段をもち、前記制御スイッチを制御する
コンパレータからなる。
ランジスタ駆動回路は、前記制御スイッチの作動後、前
記制御スイッチの導通を持続させるとともに、前記1相
発電電圧又は中性点電圧が所定時間以上所定レベル以下
に低下した場合に前記制御スイッチの導通を遮断するホ
ールド回路を備える。好適な態様において、前記発電開
始判別手段は、前記発電機の1相発電電圧又は中性点電
圧がベース電極と、前記しきい値レベルに相当するしき
い値電圧との差を検出するpnpトランジスタのペアか
らなる差動入力段をもち、前記制御スイッチを制御する
コンパレータからなる。
【0007】
【作用】自励式交流発電機は三相全波整流器の出力端か
ら整流発電電流をバッテリに供給する。スイッチングト
ランジスタを断続することにより、バッテリ又は三相全
波整流器から励磁コイルに給電される励磁電流が断続さ
れ、発電電圧が調節される。
ら整流発電電流をバッテリに供給する。スイッチングト
ランジスタを断続することにより、バッテリ又は三相全
波整流器から励磁コイルに給電される励磁電流が断続さ
れ、発電電圧が調節される。
【0008】本発明の特徴の一つをなす発電開始判別手
段は、発電機の1相発電電圧又は中性点電圧が所定レベ
ルを超えたかどうかを判別して超えた場合に発電開始信
号を出力する。本発明の他の特徴をなすベース電流制御
スイッチは、三相全波整流器の出力端すなわちバッテリ
の高位端とスイッチングトランジスタのベースとを電流
制限抵抗を介して接続しており、このベース電流制御ス
イッチは発電開始信号の入力により導通してスイッチン
グトランジスタを導通させ、励磁コイルに励磁電流を流
し、発電を立ち上げる。
段は、発電機の1相発電電圧又は中性点電圧が所定レベ
ルを超えたかどうかを判別して超えた場合に発電開始信
号を出力する。本発明の他の特徴をなすベース電流制御
スイッチは、三相全波整流器の出力端すなわちバッテリ
の高位端とスイッチングトランジスタのベースとを電流
制限抵抗を介して接続しており、このベース電流制御ス
イッチは発電開始信号の入力により導通してスイッチン
グトランジスタを導通させ、励磁コイルに励磁電流を流
し、発電を立ち上げる。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自励式交
流発電機の励磁電流制御装置は、発電開始判別手段によ
り発電機の1相発電電圧又は中性点電圧の所定レベル超
過を検出し、この超過検出時に、三相全波整流器の出力
端すなわちバッテリの高位端から電流制限抵抗を介して
スイッチングトランジスタにベース電流を供給する構成
を採用しているので、従来より格段に低回転数において
励磁コイルに励磁電流を通電して発電を立ち上げること
が可能となる。
流発電機の励磁電流制御装置は、発電開始判別手段によ
り発電機の1相発電電圧又は中性点電圧の所定レベル超
過を検出し、この超過検出時に、三相全波整流器の出力
端すなわちバッテリの高位端から電流制限抵抗を介して
スイッチングトランジスタにベース電流を供給する構成
を採用しているので、従来より格段に低回転数において
励磁コイルに励磁電流を通電して発電を立ち上げること
が可能となる。
【0010】すなわち、本発明では発電機の発電電圧は
単なる発電開始を示す制御信号として機能するのみであ
って、従来のようにスイッチングトランジスタのベース
にベース電流を供給する電力源として機能する必要は無
いので、発電電圧がスイッチングトランジスタのVbe
(ベース/エミッタ順バイアス電圧、約0.7V)や抵
抗の電圧降下を超過する値とする必要は無く、従来より
低い発電電圧での励磁電流通電が可能となり、これによ
り発電立ち上がり回転数を低下することができる。
単なる発電開始を示す制御信号として機能するのみであ
って、従来のようにスイッチングトランジスタのベース
にベース電流を供給する電力源として機能する必要は無
いので、発電電圧がスイッチングトランジスタのVbe
(ベース/エミッタ順バイアス電圧、約0.7V)や抵
抗の電圧降下を超過する値とする必要は無く、従来より
低い発電電圧での励磁電流通電が可能となり、これによ
り発電立ち上がり回転数を低下することができる。
【0011】
【実施例】(実施例1)本発明の自励式交流発電機の励
磁電流制御装置の一実施例を図1を参照して説明する。
自励式交流発電機1は車両用エンジンにより駆動される
ものであって、スター接続された三相のアーマチャコイ
ル11の各相発電電圧は三相全波整流器12で整流され
た後、電源ラインL1を通じてバッテリ3に供給され
る。
磁電流制御装置の一実施例を図1を参照して説明する。
自励式交流発電機1は車両用エンジンにより駆動される
ものであって、スター接続された三相のアーマチャコイ
ル11の各相発電電圧は三相全波整流器12で整流され
た後、電源ラインL1を通じてバッテリ3に供給され
る。
【0012】励磁電流制御装置2について以下に説明す
る。アーマチャコイル11の一つから出力される1相発
電電圧Vacは抵抗r1を通じてコンパレータ(本発明
でいう発電開始判別手段)4の−入力端に入力され、基
準電圧V1と比較される。基準電圧V1は0.7V以
下、ここでは0.4Vとされており、1相発電電圧Va
cが0.4V以上となるとコンパレータ4はローレベル
出力電圧(本発明でいう発電開始信号)をベース電流制
限抵抗r2を通じてpnpトランジスタ(本発明でいう
ベース電流制御スイッチ)6のベースに印加し、トラン
ジスタ6をオンする。なお、コンパレータの待機時消費
電流は充分に小さく設定されており、また、0.4Vと
いった低電圧で作動可能なようにその入力段はpnpト
ランジスタのペアからなる差動入力段が採用されてい
る。
る。アーマチャコイル11の一つから出力される1相発
電電圧Vacは抵抗r1を通じてコンパレータ(本発明
でいう発電開始判別手段)4の−入力端に入力され、基
準電圧V1と比較される。基準電圧V1は0.7V以
下、ここでは0.4Vとされており、1相発電電圧Va
cが0.4V以上となるとコンパレータ4はローレベル
出力電圧(本発明でいう発電開始信号)をベース電流制
限抵抗r2を通じてpnpトランジスタ(本発明でいう
ベース電流制御スイッチ)6のベースに印加し、トラン
ジスタ6をオンする。なお、コンパレータの待機時消費
電流は充分に小さく設定されており、また、0.4Vと
いった低電圧で作動可能なようにその入力段はpnpト
ランジスタのペアからなる差動入力段が採用されてい
る。
【0013】オンしたトランジスタ6は電源ラインL1
から内部電源ラインL2に給電し、内部電源ラインL2
をバッテリ電圧に近いレベルとする。この内部電源ライ
ンL2はベース電流制限抵抗r3を通じてスイッチング
トランジスタ7のベースに接続されており、オンしたト
ランジスタ6はスイッチングトランジスタ7をオンさ
せ、オンしたスイッチングトランジスタ7は電源ライン
L1から励磁コイル13に励磁電流を通電させ、これに
より、磁界が強化され発電電圧が比例して増大する。
から内部電源ラインL2に給電し、内部電源ラインL2
をバッテリ電圧に近いレベルとする。この内部電源ライ
ンL2はベース電流制限抵抗r3を通じてスイッチング
トランジスタ7のベースに接続されており、オンしたト
ランジスタ6はスイッチングトランジスタ7をオンさ
せ、オンしたスイッチングトランジスタ7は電源ライン
L1から励磁コイル13に励磁電流を通電させ、これに
より、磁界が強化され発電電圧が比例して増大する。
【0014】また、内部電源ラインL2は抵抗r4とダ
イオードD1を通じてコンパレータ4の−入力端にフィ
ードバックされており、これにより内部電源ラインL2
がハイレベルとなると、コンパレータ1は持続してロー
レベルを出力する。ただし、抵抗r4とダイオードD1
との接続節点Aはエミッタ接地のnpnトランジスタ8
0のコレクタに接続されて、トランジスタ80により電
位制御されている。そして、このトランジスタ80のベ
ースはコンパレータ82により制御され、コンパレータ
82の+入力端には基準電圧V2(ここでは6V)が入
力されている。
イオードD1を通じてコンパレータ4の−入力端にフィ
ードバックされており、これにより内部電源ラインL2
がハイレベルとなると、コンパレータ1は持続してロー
レベルを出力する。ただし、抵抗r4とダイオードD1
との接続節点Aはエミッタ接地のnpnトランジスタ8
0のコレクタに接続されて、トランジスタ80により電
位制御されている。そして、このトランジスタ80のベ
ースはコンパレータ82により制御され、コンパレータ
82の+入力端には基準電圧V2(ここでは6V)が入
力されている。
【0015】一方、1相発電電圧Vacは、ダイオード
D2で半波整流された後、互いに並列接続されたコンデ
ンサc及び放電抵抗r5に印加され、これにより、コン
デンサcに1相発電電圧Vacの整流電圧Vcが蓄積さ
れ、この整流電圧cがコンパレータ82の−入力端に印
加される。結局、図2に示すように、1相発電電圧Va
cがコンパレータ4を反転させてトランジスタ6がオン
すると、スイッチングトランジスタ7がオンし、同時に
コンパレータ82に電源電圧が印加されてトランジスタ
80がオンした状態となり、この状態では、1相発電電
圧Vacの変化に追従してコンパレータ4が断続し、ス
イッチングトランジスタ7が断続する。
D2で半波整流された後、互いに並列接続されたコンデ
ンサc及び放電抵抗r5に印加され、これにより、コン
デンサcに1相発電電圧Vacの整流電圧Vcが蓄積さ
れ、この整流電圧cがコンパレータ82の−入力端に印
加される。結局、図2に示すように、1相発電電圧Va
cがコンパレータ4を反転させてトランジスタ6がオン
すると、スイッチングトランジスタ7がオンし、同時に
コンパレータ82に電源電圧が印加されてトランジスタ
80がオンした状態となり、この状態では、1相発電電
圧Vacの変化に追従してコンパレータ4が断続し、ス
イッチングトランジスタ7が断続する。
【0016】1相発電電圧Vacが更に増大して、整流
電圧VcがV2を超えるとトランジスタ80がオフして
接続節点Aの電位が上昇し、接続節点Aからダイオード
D1を通じてコンパレータ4の−入力端にハイレベル電
位がフィードバックされ、これにより、1相発電電圧V
acがV1以下となる期間においてもトランジスタ6の
導通が持続される。
電圧VcがV2を超えるとトランジスタ80がオフして
接続節点Aの電位が上昇し、接続節点Aからダイオード
D1を通じてコンパレータ4の−入力端にハイレベル電
位がフィードバックされ、これにより、1相発電電圧V
acがV1以下となる期間においてもトランジスタ6の
導通が持続される。
【0017】発電機1の回転が停止すれば、コンデンサ
cが放電してコンパレータ82がトランジスタ80をオ
ンし、接続節点Aがローレベルとなり、コンパレータ4
がローレベルを出力し、トランジスタ6がオフして元に
戻る。なお、整流発電電圧が上昇し過ぎると、電源ライ
ンL1から抵抗r6、ツェナーダイオードD3、抵抗r
7を通じて電流が流れる。その結果、ツェナーダイオー
ドD3と抵抗r7との接続節点からトランジスタ5のベ
ースに給電されて、トランジスタ5がオンし、トランジ
スタ5はスイッチングトランジスタ7のベース電位を引
き下げてスイッチングトランジスタ7をオフし、発電電
圧を抑制制御する。
cが放電してコンパレータ82がトランジスタ80をオ
ンし、接続節点Aがローレベルとなり、コンパレータ4
がローレベルを出力し、トランジスタ6がオフして元に
戻る。なお、整流発電電圧が上昇し過ぎると、電源ライ
ンL1から抵抗r6、ツェナーダイオードD3、抵抗r
7を通じて電流が流れる。その結果、ツェナーダイオー
ドD3と抵抗r7との接続節点からトランジスタ5のベ
ースに給電されて、トランジスタ5がオンし、トランジ
スタ5はスイッチングトランジスタ7のベース電位を引
き下げてスイッチングトランジスタ7をオフし、発電電
圧を抑制制御する。
【0018】以上説明したこの実施例の励磁電流制御装
置では、1相発電電圧Vacの僅かの上昇を検出してト
ランジスタ6をオンしてスイッチングトランジスタ7を
オンしているので、低回転数で励磁電流通電を開始する
ことが可能となり、発電立ち上がり回転数を従来より大
幅に低下することができる。また、1相発電電圧Vac
の僅かの上昇により、トランジスタ6を通じてスイッチ
ングトランジスタ7のベースに1相発電電圧Vacに比
較して格段に高いバッテリ電圧を印加できるので、発電
機1の低回転数の状態においてスイッチングトランジス
タ7に充分大きなベース電流を通電でき、大きな励磁電
流を確保することができる。
置では、1相発電電圧Vacの僅かの上昇を検出してト
ランジスタ6をオンしてスイッチングトランジスタ7を
オンしているので、低回転数で励磁電流通電を開始する
ことが可能となり、発電立ち上がり回転数を従来より大
幅に低下することができる。また、1相発電電圧Vac
の僅かの上昇により、トランジスタ6を通じてスイッチ
ングトランジスタ7のベースに1相発電電圧Vacに比
較して格段に高いバッテリ電圧を印加できるので、発電
機1の低回転数の状態においてスイッチングトランジス
タ7に充分大きなベース電流を通電でき、大きな励磁電
流を確保することができる。
【0019】更に、トランジスタ6の導通によりコンパ
レータ4のローレベル出力を持続させるとともに発電停
止時にこの持続を解除するホールド回路8を備えている
ので、1相発電電圧Vacで発電検出しているにもかか
わらず、スイッチングトランジスタ7を持続してオンす
ることができる。なお、このホールド回路8は図示する
ように、抵抗r4、ダイオードD1、トランジスタ8
0、コンパレータ82、コンデンサc、抵抗r5、ダイ
オードD2からなる。コンパレータ4、82は機能的に
等価な差動アンプで代用可能である。 (実施例2)他の実施例を図3を参照して説明する。た
だし、実施例1の構成要素と類似機能の構成要素には同
一符号を付す。
レータ4のローレベル出力を持続させるとともに発電停
止時にこの持続を解除するホールド回路8を備えている
ので、1相発電電圧Vacで発電検出しているにもかか
わらず、スイッチングトランジスタ7を持続してオンす
ることができる。なお、このホールド回路8は図示する
ように、抵抗r4、ダイオードD1、トランジスタ8
0、コンパレータ82、コンデンサc、抵抗r5、ダイ
オードD2からなる。コンパレータ4、82は機能的に
等価な差動アンプで代用可能である。 (実施例2)他の実施例を図3を参照して説明する。た
だし、実施例1の構成要素と類似機能の構成要素には同
一符号を付す。
【0020】この励磁電流制御装置2は、実施例1の励
磁電流制御装置2において使用された抵抗r4、r1及
びダイオードD1の代わりに、抵抗r8を設けた点とコ
ンパレータ82の入力の極性が異なっている。すなわ
ち、トランジスタ80のコレクタは抵抗r8を通じてト
ランジスタ6のベースに接続されている。
磁電流制御装置2において使用された抵抗r4、r1及
びダイオードD1の代わりに、抵抗r8を設けた点とコ
ンパレータ82の入力の極性が異なっている。すなわ
ち、トランジスタ80のコレクタは抵抗r8を通じてト
ランジスタ6のベースに接続されている。
【0021】この装置の動作を説明すれば、1相発電電
圧Vacが基準電圧V1を超えるとコンパレータ4がト
ランジスタ6をオンさせ、トランジスタ6はスイッチン
グトランジスタ7をオンするとともに、コンパレータ8
2を作動させる。1相発電電圧Vacの更なる上昇によ
り整流電圧Vcが基準電圧V2を超えると、トランジス
タ80がオンし、トランジスタ80が抵抗r8を通じて
トランジスタ6のベースをローレベルとしてトランジス
タ6のオンを持続させる。
圧Vacが基準電圧V1を超えるとコンパレータ4がト
ランジスタ6をオンさせ、トランジスタ6はスイッチン
グトランジスタ7をオンするとともに、コンパレータ8
2を作動させる。1相発電電圧Vacの更なる上昇によ
り整流電圧Vcが基準電圧V2を超えると、トランジス
タ80がオンし、トランジスタ80が抵抗r8を通じて
トランジスタ6のベースをローレベルとしてトランジス
タ6のオンを持続させる。
【0022】発電が停止すると、整流電圧Vcが低下し
てトランジスタ80がオフし、トランジスタ6がオフす
る。 (実施例3)他の実施例を図4を参照して説明する。た
だし、実施例1の構成要素と類似機能の構成要素には同
一符号を付す。
てトランジスタ80がオフし、トランジスタ6がオフす
る。 (実施例3)他の実施例を図4を参照して説明する。た
だし、実施例1の構成要素と類似機能の構成要素には同
一符号を付す。
【0023】この励磁電流制御装置2は、実施例1の励
磁電流制御装置2において使用されたホールド回路8の
構成を変更したものである。すなわち、この実施例のホ
ールド回路8は、コンパレータ4の出力端とエミッタ接
地のnpnトランジスタ80のベースを接続するコンデ
ンサc1を有し、トランジスタ80のベースは抵抗r9
を通じて接地されている。トランジスタ80のコレクタ
はベース電流制限抵抗r2を通じてトランジスタ6のベ
ースに接続され、また、トランジスタ80のコレクタは
コンデンサc2を通じて接地されている。コンデンサc
1と抵抗r9は微分回路を構成する。なお、抵抗r1は
省略可能である。
磁電流制御装置2において使用されたホールド回路8の
構成を変更したものである。すなわち、この実施例のホ
ールド回路8は、コンパレータ4の出力端とエミッタ接
地のnpnトランジスタ80のベースを接続するコンデ
ンサc1を有し、トランジスタ80のベースは抵抗r9
を通じて接地されている。トランジスタ80のコレクタ
はベース電流制限抵抗r2を通じてトランジスタ6のベ
ースに接続され、また、トランジスタ80のコレクタは
コンデンサc2を通じて接地されている。コンデンサc
1と抵抗r9は微分回路を構成する。なお、抵抗r1は
省略可能である。
【0024】この装置の動作を説明すれば、1相発電電
圧Vacが基準電圧V1を超えるとコンパレータ4がコ
ンデンサc1を通じてトランジスタ80のベースにパル
ス電圧を出力し、トランジスタ80を一時的にオンし、
これによりトランジスタ6がオンし、同時にコンデンサ
c2が放電される。そしてコンデンサc2はトランジス
タ6のベース電流により抵抗r2を通じて充電され、こ
れによりトランジスタ6は持続してオンし、スイッチン
グトランジスタ7を持続してオンさせ、励磁コイルに励
磁電流を通電する。
圧Vacが基準電圧V1を超えるとコンパレータ4がコ
ンデンサc1を通じてトランジスタ80のベースにパル
ス電圧を出力し、トランジスタ80を一時的にオンし、
これによりトランジスタ6がオンし、同時にコンデンサ
c2が放電される。そしてコンデンサc2はトランジス
タ6のベース電流により抵抗r2を通じて充電され、こ
れによりトランジスタ6は持続してオンし、スイッチン
グトランジスタ7を持続してオンさせ、励磁コイルに励
磁電流を通電する。
【0025】すなわち、コンデンサc2の充電時定数が
1相発電電圧Vacの1周期より長ければ、コンデンサ
c2が充電されてトランジスタ6がオフする前にトラン
ジスタ80がコンデンサc2を放電するので、トランジ
スタ6の持続導通が可能となる。発電が停止すれば、ト
ランジスタ80がオンせず、コンデンサc2の電位がハ
イレベルとなってトランジスタ6が遮断される。
1相発電電圧Vacの1周期より長ければ、コンデンサ
c2が充電されてトランジスタ6がオフする前にトラン
ジスタ80がコンデンサc2を放電するので、トランジ
スタ6の持続導通が可能となる。発電が停止すれば、ト
ランジスタ80がオンせず、コンデンサc2の電位がハ
イレベルとなってトランジスタ6が遮断される。
【0026】図5に、この励磁電流制御装置の各部電圧
波形図を示す。回転時において、1相発電電圧Vacが
基準電圧V1を超えるとコンパレータ4からのパルス入
力によりトランジスタ80のコレクタ電位はローレベル
(L)となるが、上記パルス消滅によりトランジスタ8
0はオフし、コンデンサc2はトランジスタ6のベース
電流により充電され、その結果、トランジスタ6は1相
発電電圧Vacのピーク電圧が基準電圧V1を超過する
場合、常時オンすることができる。
波形図を示す。回転時において、1相発電電圧Vacが
基準電圧V1を超えるとコンパレータ4からのパルス入
力によりトランジスタ80のコレクタ電位はローレベル
(L)となるが、上記パルス消滅によりトランジスタ8
0はオフし、コンデンサc2はトランジスタ6のベース
電流により充電され、その結果、トランジスタ6は1相
発電電圧Vacのピーク電圧が基準電圧V1を超過する
場合、常時オンすることができる。
【0027】一方、図5に示すように発電停止時におい
て発電機1の三相全波整流器12を通してバッテリ3か
らの微小なリーク電流の流入によりコンパレータ4の+
入力端の電位が緩慢に上昇する場合、トランジスタ80
のベースには1パルスが入力されるのみであり、トラン
ジスタ80は短時間オンするだけであり、トランジスタ
6、スイッチングトランジスタ7は一度だけ短時間オン
するだけであり、DC電力消費を低減することができ
る。 (実施例4)他の実施例を図6を参照して説明する。た
だし、実施例3の構成要素と類似機能の構成要素には同
一符号を付す。
て発電機1の三相全波整流器12を通してバッテリ3か
らの微小なリーク電流の流入によりコンパレータ4の+
入力端の電位が緩慢に上昇する場合、トランジスタ80
のベースには1パルスが入力されるのみであり、トラン
ジスタ80は短時間オンするだけであり、トランジスタ
6、スイッチングトランジスタ7は一度だけ短時間オン
するだけであり、DC電力消費を低減することができ
る。 (実施例4)他の実施例を図6を参照して説明する。た
だし、実施例3の構成要素と類似機能の構成要素には同
一符号を付す。
【0028】この励磁電流制御装置2は、発電開始検出
回路(本発明でいう発電開始判別手段)4aにより実施
例1のコンパレータ4を置換し、発電開始検出回路4a
から出力される発電開始信号S1をホールドするホール
ド回路8aにより実施例1のホールド回路8を置換し、
npnエミッタホロワトランジスタ(本発明でいうベー
ス電流制御スイッチ)6aにより実施例1のpnpトラ
ンジスタ6を置換したものである。
回路(本発明でいう発電開始判別手段)4aにより実施
例1のコンパレータ4を置換し、発電開始検出回路4a
から出力される発電開始信号S1をホールドするホール
ド回路8aにより実施例1のホールド回路8を置換し、
npnエミッタホロワトランジスタ(本発明でいうベー
ス電流制御スイッチ)6aにより実施例1のpnpトラ
ンジスタ6を置換したものである。
【0029】以下、動作を説明する。トランジスタ90
のオンにより、コンデンサc4が放電される。これによ
りトランジスタ80がオフし、ベース電流制限抵抗r1
6を通じてエミッタホロワトランジスタ6aにベース電
流が供給されてトランジスタ6aがオンし、スイッチン
グトランジスタ7がオンし、励磁コイル13に励磁電流
が給電される。
のオンにより、コンデンサc4が放電される。これによ
りトランジスタ80がオフし、ベース電流制限抵抗r1
6を通じてエミッタホロワトランジスタ6aにベース電
流が供給されてトランジスタ6aがオンし、スイッチン
グトランジスタ7がオンし、励磁コイル13に励磁電流
が給電される。
【0030】図7に示す従来例と比較すると発電を検出
できる1相発電電圧は、ほぼ同等であるが、従来例で必
要であったアーマチャコイル103に接続されたダイオ
ード101、102が不要となるため発電機1の部品構
成を簡単にすることができる。1相発電電圧Vacが低
下すると、トランジスタ90が以前のようにオフし、コ
ンデンサc4が抵抗r14を通じて充電される。 しか
し、コンデンサc4と抵抗r14とからなる積分回路の
時定数は1相発電電圧Vacの周期より長く設定されて
おり、コンデンサc4の充電電圧によりトランジスタ8
0がオンする前に、トランジスタ90が再度オンしてコ
ンデンサc4が放電される。これにより、トランジスタ
6a、スイッチングトランジスタ7の持続導通が可能と
なる。
できる1相発電電圧は、ほぼ同等であるが、従来例で必
要であったアーマチャコイル103に接続されたダイオ
ード101、102が不要となるため発電機1の部品構
成を簡単にすることができる。1相発電電圧Vacが低
下すると、トランジスタ90が以前のようにオフし、コ
ンデンサc4が抵抗r14を通じて充電される。 しか
し、コンデンサc4と抵抗r14とからなる積分回路の
時定数は1相発電電圧Vacの周期より長く設定されて
おり、コンデンサc4の充電電圧によりトランジスタ8
0がオンする前に、トランジスタ90が再度オンしてコ
ンデンサc4が放電される。これにより、トランジスタ
6a、スイッチングトランジスタ7の持続導通が可能と
なる。
【0031】発電が停止すると、トランジスタ90のオ
フが持続し、コンデンサc4の電位は上昇し、トランジ
スタ80がオンし、トランジスタ6aはオフし、スイッ
チングトランジスタ7がオフし、励磁コイル13への通
電が停止される。なお、抵抗r14,r15は、小型の
トランジスタ80のベース電流を供給できればよく、充
分高抵抗値に設定してDC電力消費が削減される。
フが持続し、コンデンサc4の電位は上昇し、トランジ
スタ80がオンし、トランジスタ6aはオフし、スイッ
チングトランジスタ7がオフし、励磁コイル13への通
電が停止される。なお、抵抗r14,r15は、小型の
トランジスタ80のベース電流を供給できればよく、充
分高抵抗値に設定してDC電力消費が削減される。
【図1】実施例1を示す回路図である。
【図2】実施例1の各部電圧波形図である。
【図3】実施例2を示す回路図である。
【図4】実施例3を示す回路図である。
【図5】実施例3の各部電圧波形図である。
【図6】実施例4を示す回路図である。
【図7】従来の励磁電流制御装置を示す回路図である。
1 発電機(自励式交流発電機)
2 励磁電流制御装置
3 バッテリ
4 コンパレータ(発電開始判別手段)
6 トランジスタ(ベース電流制御スイッチ)
7 スイッチングトランジスタ
8 ホールド回路
13 励磁コイル
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H02P 9/08
H02J 7/16
H02P 9/14
Claims (3)
- 【請求項1】 バッテリの高位端に整流発電電流を供給
する三相全波整流器付の交流発電機の励磁コイルと直列
接続されて前記バッテリの高位端から前記励磁コイルへ
の通電を断続制御するスイッチングトランジスタを備
え、イグニッションスイッチをもたない自励式交流発電
機の励磁電流制御装置において、 前記発電機の1相発電電圧又は中性点電圧が0.7Vよ
り小さく設定された所定のしきい値レベルを超える場合
に発電開始信号を出力する発電開始判別手段と、前記発電開始信号 の受信により導通して前記バッテリの
高位端から前記スイッチングトランジスタの制御端子に
給電することにより前記スイッチングトランジスタを導
通させる制御スイッチとを備えることを特徴とする自励
式交流発電機の励磁電流制御装置。 - 【請求項2】 前記スイッチングトランジスタ駆動回路
は、前記制御スイッチの作動後、前記制御スイッチの導
通を持続させるとともに、前記1相発電電圧又は中性点
電圧が所定時間以上所定レベル以下に低下した場合に前
記制御スイッチの導通を遮断するホールド回路を備える
請求項1記載の自励式交流発電機の励磁電流制御装置。 - 【請求項3】 前記発電開始判別手段は、前記発電機の
1相発電電圧又は中性点電圧がベース電極と、前記しき
い値レベルに相当するしきい値電圧との差を検出するp
npトランジスタのペアからなる差動入力段をもち、前
記制御スイッチを制御するコンパレータからなる請求項
1又は2記載の自励式交流発電機の励磁電流制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06409593A JP3367134B2 (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 自励式交流発電機の励磁電流制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06409593A JP3367134B2 (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 自励式交流発電機の励磁電流制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06276796A JPH06276796A (ja) | 1994-09-30 |
JP3367134B2 true JP3367134B2 (ja) | 2003-01-14 |
Family
ID=13248180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06409593A Expired - Fee Related JP3367134B2 (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 自励式交流発電機の励磁電流制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3367134B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP3736011B2 (ja) * | 1997-03-21 | 2006-01-18 | 株式会社デンソー | 車両用発電制御装置 |
JP4192439B2 (ja) * | 2000-06-19 | 2008-12-10 | 株式会社デンソー | 車両用交流発電機の制御装置 |
FR2810813B1 (fr) * | 2000-06-26 | 2003-10-31 | Denso Corp | Regulateur de tension d'un generateur a courant alternatif pour vehicule |
US6707276B2 (en) | 2000-06-26 | 2004-03-16 | Denso Corporation | Voltage regulator of AC generator having circuit for detecting voltage induced in field coil |
JP4438261B2 (ja) * | 2001-08-31 | 2010-03-24 | 株式会社デンソー | 車両用交流発電機 |
US7564224B2 (en) | 2005-11-08 | 2009-07-21 | Denso Corporation | Power-generator control method and apparatus using externally applied periodic signal |
US7877170B2 (en) * | 2007-05-24 | 2011-01-25 | Verdant Power | Remanent voltage generator tachometer and control for induction machine |
US10014807B2 (en) * | 2016-06-06 | 2018-07-03 | Deere & Company | System and method for an inverter for self-excitation of an induction machine |
-
1993
- 1993-03-23 JP JP06409593A patent/JP3367134B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06276796A (ja) | 1994-09-30 |
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