JP3365428B2 - 高周波パワーアンプのバイアス制御回路 - Google Patents
高周波パワーアンプのバイアス制御回路Info
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- H03F1/0205—Modifications of amplifiers to raise the efficiency, e.g. gliding Class A stages, use of an auxiliary oscillation in transistor amplifiers
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- H03F1/30—Modifications of amplifiers to reduce influence of variations of temperature or supply voltage or other physical parameters
- H03F1/301—Modifications of amplifiers to reduce influence of variations of temperature or supply voltage or other physical parameters in MOSFET amplifiers
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- H03F2200/481—A resistor being used as sensor
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- H03F2200/483—A shunting switch being paralleled to the sensor
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Amplifiers (AREA)
- Transmitters (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、デジタル携帯電話に
好適な高周波パワーアンプのバイアス制御回路に関す
る。
好適な高周波パワーアンプのバイアス制御回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】携帯電話や自動車電話などのデジタルセ
ルラーフォンシステムにおいては、一般に送信と受信と
を同一の周波数とし、いわゆるピンポン伝送を行うTD
MA方式が採用されている。すなわち、例えば図5に示
すように、1つのチャンネル(周波数)が、時間的に送
信タイムスロットTと、受信タイムスロットRと、アイ
ドルタイムスロットIとの繰り返しに分割される。そし
て、移動局は、送信タイムスロットTに基地局への送信
を行い、受信タイムスロットRに基地局からの受信を行
う。
ルラーフォンシステムにおいては、一般に送信と受信と
を同一の周波数とし、いわゆるピンポン伝送を行うTD
MA方式が採用されている。すなわち、例えば図5に示
すように、1つのチャンネル(周波数)が、時間的に送
信タイムスロットTと、受信タイムスロットRと、アイ
ドルタイムスロットIとの繰り返しに分割される。そし
て、移動局は、送信タイムスロットTに基地局への送信
を行い、受信タイムスロットRに基地局からの受信を行
う。
【0003】図6は、その移動局の送信回路の一例を示
す。すなわち、図6において、10はその送信回路を示
し、送話器11からの音声信号がデジタル処理回路12
に供給されて所定のフォーマットで、送信タイムスロッ
トTごとの間欠的なデジタル信号に変換され、このデジ
タル信号が変調回路13に供給されて直交変調された送
信信号S13に変換される。そして、この送信信号S13
が、電力増幅用の高周波パワーアンプ14→アイソレー
タ15→アンテナ共用器16の信号ラインを通じて送受
信アンテナ17に供給され、基地局へと送信される。な
お、送信に使用される周波数帯は例えば940〜960MHzで
ある。
す。すなわち、図6において、10はその送信回路を示
し、送話器11からの音声信号がデジタル処理回路12
に供給されて所定のフォーマットで、送信タイムスロッ
トTごとの間欠的なデジタル信号に変換され、このデジ
タル信号が変調回路13に供給されて直交変調された送
信信号S13に変換される。そして、この送信信号S13
が、電力増幅用の高周波パワーアンプ14→アイソレー
タ15→アンテナ共用器16の信号ラインを通じて送受
信アンテナ17に供給され、基地局へと送信される。な
お、送信に使用される周波数帯は例えば940〜960MHzで
ある。
【0004】この場合、送信信号S13は被直交変調信号
であって振幅成分を有するので、アンプ14は送信信号
S13をリニアに電力増幅する必要があり、このため、ア
ンプ14はA級ないしAB級で動作する必要がある。
であって振幅成分を有するので、アンプ14は送信信号
S13をリニアに電力増幅する必要があり、このため、ア
ンプ14はA級ないしAB級で動作する必要がある。
【0005】ところが、パワーアンプ14の最終段を構
成する電力増幅用のトランジスタは、かなりの電力を扱
うので、トランジスタ自身の発熱により、その温度がか
なり変化する。そして、一般に、トランジスタの動作点
は温度により変化する。
成する電力増幅用のトランジスタは、かなりの電力を扱
うので、トランジスタ自身の発熱により、その温度がか
なり変化する。そして、一般に、トランジスタの動作点
は温度により変化する。
【0006】そこで、図6の送信回路10には、バイア
ス制御回路20が設けられ、この制御回路20により、
アンプ14を構成する電力増幅用のトランジスタのアイ
ドル電流の大きさが、所定値に制御され、アンプ14が
温度にかかわらずA級ないしAB級で動作するようにさ
れている。
ス制御回路20が設けられ、この制御回路20により、
アンプ14を構成する電力増幅用のトランジスタのアイ
ドル電流の大きさが、所定値に制御され、アンプ14が
温度にかかわらずA級ないしAB級で動作するようにさ
れている。
【0007】そして、以上のような条件を満たすパワー
アンプ14及び制御回路20として、図7〜図9に示す
ような回路が考えられている。なお、これらの図は、簡
単のため、原理的な接続あるいは構成を示す。すなわ
ち、図7の回路においては、Q1が最終段の電力増幅用
のトランジスタであり、Q2はそのベースバイアス用の
トランジスタ、D1は温度補償用のダイオードである。
そして、このダイオードD1の端子電圧を含む電圧が、
トランジスタQ2にそのベース・エミッタ間電圧として
供給されるので、温度変化があっても、トランジスタQ
2のコレクタ電流は所定値に安定化される。そして、こ
のコレクタ電流は、トランジスタQ1のベース電流でも
あるから、トランジスタQ1のアイドル電流(コレクタ
電流)も温度変化に対して安定化されることになる。
アンプ14及び制御回路20として、図7〜図9に示す
ような回路が考えられている。なお、これらの図は、簡
単のため、原理的な接続あるいは構成を示す。すなわ
ち、図7の回路においては、Q1が最終段の電力増幅用
のトランジスタであり、Q2はそのベースバイアス用の
トランジスタ、D1は温度補償用のダイオードである。
そして、このダイオードD1の端子電圧を含む電圧が、
トランジスタQ2にそのベース・エミッタ間電圧として
供給されるので、温度変化があっても、トランジスタQ
2のコレクタ電流は所定値に安定化される。そして、こ
のコレクタ電流は、トランジスタQ1のベース電流でも
あるから、トランジスタQ1のアイドル電流(コレクタ
電流)も温度変化に対して安定化されることになる。
【0008】また、図8の回路においては、Q3が最終
段の電力増幅用のトランジスタであり、ダイオードD3
により得られる電圧が、トランジスタQ3にベースバイ
アス電圧として供給される。したがって、温度変化があ
っても、トランジスタQ3のアイドル電流は所定値に安
定化される。
段の電力増幅用のトランジスタであり、ダイオードD3
により得られる電圧が、トランジスタQ3にベースバイ
アス電圧として供給される。したがって、温度変化があ
っても、トランジスタQ3のアイドル電流は所定値に安
定化される。
【0009】さらに、図9の回路においては、Q4が最
終段の電力増幅用のMOS-FETであり、サーミスタ
R4の端子電圧が、FET(Q4)にゲートバイアス電圧
として供給される。したがって、温度変化があっても、
FET(Q4)のアイドル電流は所定値に安定化され
る。
終段の電力増幅用のMOS-FETであり、サーミスタ
R4の端子電圧が、FET(Q4)にゲートバイアス電圧
として供給される。したがって、温度変化があっても、
FET(Q4)のアイドル電流は所定値に安定化され
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図7の回路
は、トランジスタQ1がA級で動作する場合には有効で
あるが、AB級で動作させようとしても、トランジスタ
Q1のコレクタ電流は、送信信号S13のレベルにしたが
って変化するので、AB級で動作させることはできな
い。
は、トランジスタQ1がA級で動作する場合には有効で
あるが、AB級で動作させようとしても、トランジスタ
Q1のコレクタ電流は、送信信号S13のレベルにしたが
って変化するので、AB級で動作させることはできな
い。
【0011】また、図7の回路においては、温度補償用
のダイオードD1を、トランジスタQ2に熱結合する必要
があり、図8及び図9の回路においては、温度補償用の
ダイオードD3あるいはサーミスタR4を、トランジスタ
Q3あるいはFET(Q4)に熱結合する必要があるが、
図7の回路において熱結合されるトランジスタQ2は単
なる制御用のトランジスタであるのに対し、図8及び図
9の回路において熱結合されるトランジスタQ3あるい
はFET(Q4)は送信信号S13を電力増幅するトラン
ジスタなので、図8及び図9の回路においては、信号S
13の干渉やリークなどを避けるため、素子や回路の実装
あるいは配置に、特別の工夫が必要となる。
のダイオードD1を、トランジスタQ2に熱結合する必要
があり、図8及び図9の回路においては、温度補償用の
ダイオードD3あるいはサーミスタR4を、トランジスタ
Q3あるいはFET(Q4)に熱結合する必要があるが、
図7の回路において熱結合されるトランジスタQ2は単
なる制御用のトランジスタであるのに対し、図8及び図
9の回路において熱結合されるトランジスタQ3あるい
はFET(Q4)は送信信号S13を電力増幅するトラン
ジスタなので、図8及び図9の回路においては、信号S
13の干渉やリークなどを避けるため、素子や回路の実装
あるいは配置に、特別の工夫が必要となる。
【0012】しかも、図9の回路においては、さらに、
サーミスタR4の温度特性を調整してFET(Q4)の温
度特性に合わせる必要があり、生産性に問題がある。
サーミスタR4の温度特性を調整してFET(Q4)の温
度特性に合わせる必要があり、生産性に問題がある。
【0013】この発明は、以上のような問題点を一掃し
ようとするものである。
ようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明においては、例
えば、所定の繰り返し周期で間欠的に供給される高周波
信号を、リニアに電力増幅する高周波パワーアンプのバ
イアス制御回路において、送信タイムスロットの先頭部
における所定の期間に、上記電力増幅用素子に所定の値
のバイアス電圧を供給して上記電力増幅用素子のアイド
ル電流を所定の値に設定するバイアス電圧設定回路と、
上記高周波信号が上記電力増幅用素子に実質的に供給さ
れていないとみなせる期間の、上記バイアス電圧をサン
プリング・ホールドするサンプリング・ホールド回路と
を有し、上記高周波信号が上記電力増幅用素子に供給さ
れている期間に、上記サンプリング・ホールド回路の出
力電圧を上記電力増幅用素子にそのバイアス電圧として
供給するようにした高周波パワーアンプのバイアス制御
回路とするものである。
えば、所定の繰り返し周期で間欠的に供給される高周波
信号を、リニアに電力増幅する高周波パワーアンプのバ
イアス制御回路において、送信タイムスロットの先頭部
における所定の期間に、上記電力増幅用素子に所定の値
のバイアス電圧を供給して上記電力増幅用素子のアイド
ル電流を所定の値に設定するバイアス電圧設定回路と、
上記高周波信号が上記電力増幅用素子に実質的に供給さ
れていないとみなせる期間の、上記バイアス電圧をサン
プリング・ホールドするサンプリング・ホールド回路と
を有し、上記高周波信号が上記電力増幅用素子に供給さ
れている期間に、上記サンプリング・ホールド回路の出
力電圧を上記電力増幅用素子にそのバイアス電圧として
供給するようにした高周波パワーアンプのバイアス制御
回路とするものである。
【0015】
【作用】高周波信号S13が電力増幅用素子Q14に実質的
に供給されていないとみなせる期間τに、電力増幅用素
子Q14のバイアス電圧が設定され、高周波信号S13が電
力増幅用素子Q14に実質的に供給されているみなせる期
間に、その電力増幅用素子Q14のバイアス電圧がサンプ
リング・ホールド回路22により保持される。
に供給されていないとみなせる期間τに、電力増幅用素
子Q14のバイアス電圧が設定され、高周波信号S13が電
力増幅用素子Q14に実質的に供給されているみなせる期
間に、その電力増幅用素子Q14のバイアス電圧がサンプ
リング・ホールド回路22により保持される。
【0016】
【実施例】図1に示す例においては、パワーアンプ14
の最終段がソース接地のFET(Q14)により構成され
るもので、FET(Q14)のゲートが抵抗器R14を通じ
て接地され、そのソースが接地され、そのドレインがコ
イルL14に接続される。そして、変調回路13からの送
信信号S13が、パワーアンプ14のドライブ段141を
通じてFET(Q14)のゲートに供給され、そのドレイ
ン出力がアイソレータ15に供給される。
の最終段がソース接地のFET(Q14)により構成され
るもので、FET(Q14)のゲートが抵抗器R14を通じ
て接地され、そのソースが接地され、そのドレインがコ
イルL14に接続される。そして、変調回路13からの送
信信号S13が、パワーアンプ14のドライブ段141を
通じてFET(Q14)のゲートに供給され、そのドレイ
ン出力がアイソレータ15に供給される。
【0017】また、31は電源用の電池、32はマイク
ロコンピュータなどにより構成されたシステムコントロ
ーラを示す。
ロコンピュータなどにより構成されたシステムコントロ
ーラを示す。
【0018】そして、バイアス制御回路20が、バイア
ス電圧設定回路22と、サンプリング・ホールド回路2
3とにより、次のように構成される。すなわち、電池3
1が、スイッチ回路21及び抵抗器R22を通じてコイル
L14に接続される。また、スイッチ回路21の出力側
と、接地との間に、温度補償用のダイオードD22と、抵
抗器R23、R24とが直列接続され、抵抗器R23、R24の
接続中点が、トランジスタQ22のベースに接続され、そ
のエミッタが素子R22、L14の接続中点に接続され、そ
のコレクタが抵抗器R25を通じて電池31とは逆極性の
電圧端子T22に接続される。こうして、バイアス設定回
路22が構成される。
ス電圧設定回路22と、サンプリング・ホールド回路2
3とにより、次のように構成される。すなわち、電池3
1が、スイッチ回路21及び抵抗器R22を通じてコイル
L14に接続される。また、スイッチ回路21の出力側
と、接地との間に、温度補償用のダイオードD22と、抵
抗器R23、R24とが直列接続され、抵抗器R23、R24の
接続中点が、トランジスタQ22のベースに接続され、そ
のエミッタが素子R22、L14の接続中点に接続され、そ
のコレクタが抵抗器R25を通じて電池31とは逆極性の
電圧端子T22に接続される。こうして、バイアス設定回
路22が構成される。
【0019】さらに、トランジスタQ22のコレクタに、
サンプリング・ホールド回路23が接続され、このサン
プリング・ホールド回路23の出力電圧V23が、バッフ
ァ用のボルテージフォロワ24及びコイルL15を通じて
FET(Q14)のゲートにそのバイアス電圧として供給
される。
サンプリング・ホールド回路23が接続され、このサン
プリング・ホールド回路23の出力電圧V23が、バッフ
ァ用のボルテージフォロワ24及びコイルL15を通じて
FET(Q14)のゲートにそのバイアス電圧として供給
される。
【0020】さらに、シスコン32から、例えば図2A
に示すように、送信タイムスロットTの期間に“H”と
なるパルスP21が取り出させるとともに、図2Bに示す
ように、送信タイムスロットTの開始時点から所定の短
い期間τに“H”となるパルスP23が取り出される。そ
して、パルスP21がスイッチ回路21にその制御信号と
して供給されてP21=“H”の期間、スイッチ回路21
はオンとされる。また、パルスP23がサンプリング・ホ
ールド23にその制御信号として供給され、サンプリン
グ・ホールド23の入力電圧のうちP23=“H”の期間
の電圧がサンプリングされ、そのサンプリングされた電
圧が、P23=“L”の期間、ホールドされる。
に示すように、送信タイムスロットTの期間に“H”と
なるパルスP21が取り出させるとともに、図2Bに示す
ように、送信タイムスロットTの開始時点から所定の短
い期間τに“H”となるパルスP23が取り出される。そ
して、パルスP21がスイッチ回路21にその制御信号と
して供給されてP21=“H”の期間、スイッチ回路21
はオンとされる。また、パルスP23がサンプリング・ホ
ールド23にその制御信号として供給され、サンプリン
グ・ホールド23の入力電圧のうちP23=“H”の期間
の電圧がサンプリングされ、そのサンプリングされた電
圧が、P23=“L”の期間、ホールドされる。
【0021】さらに、この例においては、処理回路12
から出力されるデジタル信号は、図2Cに示すように、
送信タイムスロットTのうち、少なくとも開始期間τを
除く期間に出力される。
から出力されるデジタル信号は、図2Cに示すように、
送信タイムスロットTのうち、少なくとも開始期間τを
除く期間に出力される。
【0022】このような構成によれば、送信タイムスロ
ットTになると、パルスP21によりスイッチ回路21が
オンになり、トランジスタQ22及びFET(Q14)にそ
れらの動作電圧が供給されるようになる。すると、トラ
ンジスタQ22は、ダイオードD22の端子電圧を含む電圧
によりベースバイアスされるので、トランジスタQ22の
コレクタには、温度にかかわらず一定のコレクタ電流が
流れ、この場合、そのコレクタは、温度にかかわらず一
定のコレクタ電圧V22となる。
ットTになると、パルスP21によりスイッチ回路21が
オンになり、トランジスタQ22及びFET(Q14)にそ
れらの動作電圧が供給されるようになる。すると、トラ
ンジスタQ22は、ダイオードD22の端子電圧を含む電圧
によりベースバイアスされるので、トランジスタQ22の
コレクタには、温度にかかわらず一定のコレクタ電流が
流れ、この場合、そのコレクタは、温度にかかわらず一
定のコレクタ電圧V22となる。
【0023】そして、期間τには、そのコレクタ電圧V
22が、サンプリング・ホールド回路23→ボルテージフ
ォロワ24→コイルL15のラインを通じてFET(Q1
4)にそのゲートバイアス電圧として供給され、FET
(Q14)には、そのバイアス電圧に対応した大きさのド
レイン電流I14が流れる。
22が、サンプリング・ホールド回路23→ボルテージフ
ォロワ24→コイルL15のラインを通じてFET(Q1
4)にそのゲートバイアス電圧として供給され、FET
(Q14)には、そのバイアス電圧に対応した大きさのド
レイン電流I14が流れる。
【0024】そして、このとき、FET(Q14)のドレ
イン電流I14が例えば増加すると、これにより抵抗器R
22における電圧降下が大きくなってトランジスタQ22の
ベースバイアス電圧は小さくなるので、そのコレクタ電
流は減少してコレクタ電圧V22は低下する。すると、こ
れはFET(Q14)のゲートバイアス電圧の低下である
から、そのドレイン電流I14が減少する。つまり、FE
T(Q14)には、抵抗器R22を通じてフィードバックが
かかり、そのドレイン電流I14は、温度変化に対して安
定化されている。
イン電流I14が例えば増加すると、これにより抵抗器R
22における電圧降下が大きくなってトランジスタQ22の
ベースバイアス電圧は小さくなるので、そのコレクタ電
流は減少してコレクタ電圧V22は低下する。すると、こ
れはFET(Q14)のゲートバイアス電圧の低下である
から、そのドレイン電流I14が減少する。つまり、FE
T(Q14)には、抵抗器R22を通じてフィードバックが
かかり、そのドレイン電流I14は、温度変化に対して安
定化されている。
【0025】そして、期間τを過ぎると、サンプリング
・ホールド回路23により、期間τの電圧V22が、ボル
テージフォロワ24及びコイルL15を通じてFET(Q
14)のゲートにそのバイアス電圧として供給され、この
バイアス電圧によりFET(Q14)にはドレイン電流I
14が流れる。
・ホールド回路23により、期間τの電圧V22が、ボル
テージフォロワ24及びコイルL15を通じてFET(Q
14)のゲートにそのバイアス電圧として供給され、この
バイアス電圧によりFET(Q14)にはドレイン電流I
14が流れる。
【0026】すなわち、サンプリング・ホールド回路2
3において、期間τに、コレクタ電圧V22がサンプリン
グされるとともに、そのサンプリングされた電圧V22
は、次の期間τまでホールドされるので、サンプリング
・ホールド回路23からは、図2Dに示すように、期間
τにおけるコレクタ電圧V22に等しい大きさの直流電圧
V23が出力され、この電圧V23が、ボルテージフォロワ
24を通じてFET(Q14)のゲートにそのバイアス電
圧として供給される。したがって、FET(Q14)のド
レイン電流I14は、期間τに所定値に安定化されるとと
もに、その期間τのドレイン電流I14を与えるゲートバ
イアス電圧V23が、期間τが過ぎてもFET(Q14)に
供給されるので、この期間τを過ぎてからもドレイン電
流I14は、温度変化に対して安定である。
3において、期間τに、コレクタ電圧V22がサンプリン
グされるとともに、そのサンプリングされた電圧V22
は、次の期間τまでホールドされるので、サンプリング
・ホールド回路23からは、図2Dに示すように、期間
τにおけるコレクタ電圧V22に等しい大きさの直流電圧
V23が出力され、この電圧V23が、ボルテージフォロワ
24を通じてFET(Q14)のゲートにそのバイアス電
圧として供給される。したがって、FET(Q14)のド
レイン電流I14は、期間τに所定値に安定化されるとと
もに、その期間τのドレイン電流I14を与えるゲートバ
イアス電圧V23が、期間τが過ぎてもFET(Q14)に
供給されるので、この期間τを過ぎてからもドレイン電
流I14は、温度変化に対して安定である。
【0027】そして、期間τには、バイアス電圧V23に
よりFET(Q14)をA級で動作させることができ、図
2Eに示すように、バイアス電圧V23に対応した大きさ
のドレイン電流I14、すなわち、アイドル電流を流すこ
とができる。しかし、期間τが過ぎると、FET(Q1
4)に送信信号S13が供給されるようになるので、図2
Eに示すように、FET(Q14)のドレイン電流I14
は、アイドル電流の大きさを越えるとともに、送信信号
S13のレベルに比例した大きさとなる。すなわち、この
とき、FET(Q14)はAB級で動作し、電力効率が向
上している。
よりFET(Q14)をA級で動作させることができ、図
2Eに示すように、バイアス電圧V23に対応した大きさ
のドレイン電流I14、すなわち、アイドル電流を流すこ
とができる。しかし、期間τが過ぎると、FET(Q1
4)に送信信号S13が供給されるようになるので、図2
Eに示すように、FET(Q14)のドレイン電流I14
は、アイドル電流の大きさを越えるとともに、送信信号
S13のレベルに比例した大きさとなる。すなわち、この
とき、FET(Q14)はAB級で動作し、電力効率が向
上している。
【0028】こうして、このバイアス制御回路20によ
れば、送信信号S13が電力増幅用のFET(Q14)に実
質的に供給されていないとみなせる期間τに、FET
(Q14)のゲートバイアス電圧V23を制御してFET
(Q14)のアイドル電流を所定の値に設定し、このとき
のゲートバイアス電圧V23をサンプリング・ホールド
し、このサンプリング・ホールド電圧V23を、送信信号
S13が供給されている期間の、FET(Q14)にそのゲ
ートバイアス電圧V23として供給しているので、広い範
囲の温度に対してFET(Q14)のアイドル電流を設定
値に保持することができる。
れば、送信信号S13が電力増幅用のFET(Q14)に実
質的に供給されていないとみなせる期間τに、FET
(Q14)のゲートバイアス電圧V23を制御してFET
(Q14)のアイドル電流を所定の値に設定し、このとき
のゲートバイアス電圧V23をサンプリング・ホールド
し、このサンプリング・ホールド電圧V23を、送信信号
S13が供給されている期間の、FET(Q14)にそのゲ
ートバイアス電圧V23として供給しているので、広い範
囲の温度に対してFET(Q14)のアイドル電流を設定
値に保持することができる。
【0029】また、FET(Q14)のアイドル電流を温
度変化にかかわらず設定値に保持することができるの
で、パワーアンプ14の効率を一定に保つことができ
る。さらに、期間τごとに、すなわち、間欠的な送信信
号S13の送信ごとに、温度補償が更新されるので、急激
な温度変化に対しても、FET(Q14)のアイドル電流
を設定値に保持することができる。また、FET(Q1
4)のアイドル電流が温度の影響を受けることがないの
で、送信回路10を温度変化の大きい自動車のトランク
ルームなどに配置して使用することができる。しかも、
FET(Q14)に対する温度補償の保証量を調整する必
要がないので、生産性が向上する。
度変化にかかわらず設定値に保持することができるの
で、パワーアンプ14の効率を一定に保つことができ
る。さらに、期間τごとに、すなわち、間欠的な送信信
号S13の送信ごとに、温度補償が更新されるので、急激
な温度変化に対しても、FET(Q14)のアイドル電流
を設定値に保持することができる。また、FET(Q1
4)のアイドル電流が温度の影響を受けることがないの
で、送信回路10を温度変化の大きい自動車のトランク
ルームなどに配置して使用することができる。しかも、
FET(Q14)に対する温度補償の保証量を調整する必
要がないので、生産性が向上する。
【0030】図3に示す例においては、フィードバック
用の抵抗器R22に並列にスイッチ回路41が接続される
とともに、パルスP23がスイッチ回路41にその制御信
号として供給され、スイッチ回路41はP23=“L”の
ときオンとされ、P23=“H”のときオフとされる。
用の抵抗器R22に並列にスイッチ回路41が接続される
とともに、パルスP23がスイッチ回路41にその制御信
号として供給され、スイッチ回路41はP23=“L”の
ときオンとされ、P23=“H”のときオフとされる。
【0031】したがって、この例によれば、期間τには
上述と同様の動作が行われてFET(Q14)にバイアス
電圧V23が供給される。しかし、送信信号S13の期間に
は、抵抗器R22がスイッチ回路41によりショートさ
れ、電池31の電圧が抵抗器R22により降圧されずにF
ET(Q14)に供給されるので、電源電圧の使用効率が
向上する。
上述と同様の動作が行われてFET(Q14)にバイアス
電圧V23が供給される。しかし、送信信号S13の期間に
は、抵抗器R22がスイッチ回路41によりショートさ
れ、電池31の電圧が抵抗器R22により降圧されずにF
ET(Q14)に供給されるので、電源電圧の使用効率が
向上する。
【0032】さらに、図4に示す例においては、コレク
タ電圧V22に対するサンプリング・ホールド回路23を
デジタル回路により実現した場合である。すなわち、ト
ランジスタQ22のコレクタ電圧V22が、A/Dコンバー
タ51に供給されてデジタルデータD22とされ、このデ
ータD22がラッチ用のメモリ52に供給されて期間τに
おけるデータD22が、パルスP23によりメモリ52にラ
ッチされるとともに、メモリ52から繰り返し取り出さ
れる。
タ電圧V22に対するサンプリング・ホールド回路23を
デジタル回路により実現した場合である。すなわち、ト
ランジスタQ22のコレクタ電圧V22が、A/Dコンバー
タ51に供給されてデジタルデータD22とされ、このデ
ータD22がラッチ用のメモリ52に供給されて期間τに
おけるデータD22が、パルスP23によりメモリ52にラ
ッチされるとともに、メモリ52から繰り返し取り出さ
れる。
【0033】そして、この繰り返し取り出されたデータ
D22が、D/Aコンバータ53に供給されて期間τの電
圧V22に対応し時間的に連続する電圧、すなわち、サン
プリング・ホールド電圧V23が取り出され、この電圧V
23がFET(Q14)のゲートにそのバイアス電圧として
供給される。
D22が、D/Aコンバータ53に供給されて期間τの電
圧V22に対応し時間的に連続する電圧、すなわち、サン
プリング・ホールド電圧V23が取り出され、この電圧V
23がFET(Q14)のゲートにそのバイアス電圧として
供給される。
【0034】なお、上述においては、パワーアンプ14
の最終段が、シングル接続のFET(Q14)であった
が、これは、プッシュプル接続やバイポーラトランジス
タとすることもできる。
の最終段が、シングル接続のFET(Q14)であった
が、これは、プッシュプル接続やバイポーラトランジス
タとすることもできる。
【0035】
【発明の効果】送信信号S13が電力増幅用のFET(Q
14)に実質的に供給されていないとみなせる期間に、F
ET(Q14)のゲートバイアス電圧V23を制御してFE
T(Q14)のアイドル電流を所定の値に設定し、このと
きのゲートバイアス電圧V23をサンプリング・ホールド
し、このサンプリング・ホールド電圧を、送信信号S13
が供給されている期間の、FET(Q14)にそのゲート
バイアス電圧V23として供給しているので、広い範囲の
温度に対してFET(Q14)のアイドル電流を設定値に
保持することができる。
14)に実質的に供給されていないとみなせる期間に、F
ET(Q14)のゲートバイアス電圧V23を制御してFE
T(Q14)のアイドル電流を所定の値に設定し、このと
きのゲートバイアス電圧V23をサンプリング・ホールド
し、このサンプリング・ホールド電圧を、送信信号S13
が供給されている期間の、FET(Q14)にそのゲート
バイアス電圧V23として供給しているので、広い範囲の
温度に対してFET(Q14)のアイドル電流を設定値に
保持することができる。
【0036】また、FET(Q14)のアイドル電流を温
度変化にかかわらず設定値に保持することができるの
で、パワーアンプ14の効率を一定に保つことができ
る。さらに、間欠的な送信信号S13の送信ごとに、温度
補償が更新されるので、急激な温度変化に対しても、F
ET(Q14)のアイドル電流を設定値に保持することが
できる。また、FET(Q14)のアイドル電流が温度の
影響を受けることがないので、送信回路10を温度変化
の大きい自動車のトランクルームなどに配置して使用す
ることができる。しかも、FET(Q14)に対する温度
補償の保証量を調整する必要がないので、生産性が向上
する。
度変化にかかわらず設定値に保持することができるの
で、パワーアンプ14の効率を一定に保つことができ
る。さらに、間欠的な送信信号S13の送信ごとに、温度
補償が更新されるので、急激な温度変化に対しても、F
ET(Q14)のアイドル電流を設定値に保持することが
できる。また、FET(Q14)のアイドル電流が温度の
影響を受けることがないので、送信回路10を温度変化
の大きい自動車のトランクルームなどに配置して使用す
ることができる。しかも、FET(Q14)に対する温度
補償の保証量を調整する必要がないので、生産性が向上
する。
【図1】この発明の一例を示す回路図である。
【図2】図1の例を説明するための波形図である。
【図3】この発明の他の例の一部を示す回路図である。
【図4】この発明の他の例の一部を示す回路図である。
【図5】TDMAシステムを説明するための図である。
【図6】送信回路の一例を示す系統図である。
【図7】従来例を示す回路図である。
【図8】従来例を示す回路図である。
【図9】従来例を示す回路図である。
10 送信回路
13 変調回路
14 パワーアンプ
20 バイアス制御回路
22 バイアス電圧設定回路
23 サンプリング・ホールド回路
24 ボルテージフォロワ
32 システムコントローラ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平3−6109(JP,A)
国際公開92/17944(WO,A1)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H03F 1/30
H04B 1/04
H04B 1/16
H03F 3/193
H03F 3/20
Claims (3)
- 【請求項1】所定の繰り返し周期で間欠的に供給される
高周波信号を、リニアに電力増幅する高周波パワーアン
プのバイアス制御回路において、 送信タイムスロットの先頭部における所定の期間に、上
記電力増幅用素子に所定の値のバイアス電圧を供給して
上記電力増幅用素子のアイドル電流を所定の値に設定す
るバイアス電圧設定回路と、 上記高周波信号が上記電力増幅用素子に実質的に供給さ
れていないとみなせる期間の、上記バイアス電圧をサン
プリング・ホールドするサンプリング・ホールド回路と
を有し、 上記高周波信号が上記電力増幅用素子に供給されている
期間に、上記サンプリング・ホールド回路の出力電圧を
上記電力増幅用素子にそのバイアス電圧として供給する
ようにした高周波パワーアンプのバイアス制御回路。 - 【請求項2】請求項1のバイアス制御回路において、 上記バイアス電圧設定回路が、温度補償用のダイオード
と、 このダイオードの端子電圧を含む電圧がバイアス電圧と
して供給されるトランジスタと、 上記電力増幅用素子に流れる出力電流を、上記トランジ
スタにフィードバックする回路とを有し、 上記トランジスタの出力電圧を上記サンプリング・ホー
ルド回路に供給し、 上記高周波信号が上記電力増幅用素子に供給されている
期間には、上記フィードバックする回路にかかわらず電
源電圧を上記電力増幅用素子に供給するようにした高周
波パワーアンプのバイアス制御回路。 - 【請求項3】請求項1あるいは請求項2のバイアス制御
回路において、 上記サンプリング・ホールド回路を、 入力電圧をA/D変換するA/Dコンバータと、 このA/Dコンバータの出力データをホールドするメモ
リと、 このメモリのホールドしたデータをD/A変換するD/
Aコンバータとから構成するようにした高周波パワーア
ンプのバイアス制御回路。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35206592A JP3365428B2 (ja) | 1992-12-09 | 1992-12-09 | 高周波パワーアンプのバイアス制御回路 |
DE69315042T DE69315042T2 (de) | 1992-12-09 | 1993-11-25 | Schaltungsanordnung zur Steuerung der Vorspannung eines Leistungsverstärkers für Hochfrequenzsignale |
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US08/158,766 US5406225A (en) | 1992-12-09 | 1993-11-30 | Bias control circuit for radio-frequency power amplifier |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publication Number | Publication Date |
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ID=18421545
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---|---|
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EP (1) | EP0601410B1 (ja) |
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- 1992-12-09 JP JP35206592A patent/JP3365428B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH06177658A (ja) | 1994-06-24 |
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