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JP3363682B2 - 磁石発電機 - Google Patents

磁石発電機

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JP3363682B2
JP3363682B2 JP34876095A JP34876095A JP3363682B2 JP 3363682 B2 JP3363682 B2 JP 3363682B2 JP 34876095 A JP34876095 A JP 34876095A JP 34876095 A JP34876095 A JP 34876095A JP 3363682 B2 JP3363682 B2 JP 3363682B2
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K21/00Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets
    • H02K21/02Details
    • H02K21/04Windings on magnets for additional excitation ; Windings and magnets for additional excitation
    • H02K21/046Windings on magnets for additional excitation ; Windings and magnets for additional excitation with rotating permanent magnets and stationary field winding

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、磁石発電機に関
し、例えば、オートバイ等の軽自動車のエンジンや汎用
エンジンに連携するものに利用して有効な技術に関す
る。 【0002】 【従来の技術】一般に、発電機がオートバイ等の軽自動
車のエンジンに連携される場合には、構造簡単にして所
望の出力が得られるため、磁石発電機が広く使用されて
いる。従来のこの種の磁石発電機は、発電子コイルが巻
装された固定子と、固定子の外側にて回転自在に支持さ
れた磁性材料からなるヨークに永久磁石が周方向に間隔
を置かれて同心円に配設されている回転子とを備えてお
り、回転子の永久磁石の回転によって発電子コイルにて
発電されているように構成されている。 【0003】ところで、四輪自動車に搭載されているオ
ルタネータ等の界磁コイルを有する発電機においては、
界磁コイルに流れる界磁電流を制御することにより、回
転数や負荷の変動に対し出力電圧を一定に維持すること
ができる。これに対して、磁石発電機においては界磁が
永久磁石によって形成されるため界磁の制御が不可能で
ある。そこで、磁石発電機においては出力側に電圧調整
器を介設して発電コイルを短絡することにより、電圧を
一定に維持することが実施されている。 【0004】しかしながら、従来の磁石発電機において
は、軽自動車側から要求される最大出力値に見合う能力
を有する磁石発電機が軽自動車に搭載された場合には、
磁石発電機の最大能力にて発電され、その最大電力のう
ち余分の電力が短絡制御される電圧調整器によって熱と
して廃棄されることになるため、発電効率が低下し、そ
の結果、エンジンの出力損失や燃費が低下といった問題
がある。 【0005】ここで、特開平7−59314号公報にお
いては、回転子に各永久磁石との間に磁性材料からなる
各制御磁極がそれぞれ介設され、固定子とヨーク底部と
の空間に界磁制御コイルが、それへの通電により発生す
る磁束が回転子のヨークおよび制御磁極を通る閉磁路を
形成するように配設されている磁石発電機が提案されて
いる。この磁石発電機によれば、界磁制御コイルに通電
する電流の方向と大きさとを制御することによって界磁
力を適正化して発電電力を調整することができる。すな
わち、強力な磁束が必要な磁石発電機と、磁束が弱くて
済む磁石発電機との間の異なる条件を、界磁制御コイル
への通電による磁力の増減制御によって所望に調整する
ことができる。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た磁石発電機においては、単に永久磁石と同じ極孤角の
制御磁極が介設されているに過ぎないため、界磁極を全
て永久磁石で構成したものよりも、同一の体格で比較し
て出力が若干低くなる問題点がある。そこで、界磁極を
全て永久磁石で構成したものと同一の体格で同等の出力
が得られる出力調整可能な磁石発電機の開発が望まれて
いる。 【0007】本発明の目的は、回転子の界磁極を全て永
久磁石で構成したものと同等の体格で同等の出力が得ら
れる出力調整可能な磁石発電機を提供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明に係る磁石発電機
は、交互に配列された永久磁石の極弧角θmと制御磁極
の極弧角θpとを相異なる値に設定し、両者の極弧角に
対する永久磁石の極弧角θmの比率を0.55≦θm/
(θm+θp)≦0.7としたことを特徴とする。 【0009】前記した手段において、永久磁石の極弧角
θmはバッテリーの充放電バランスを考慮して、エンジ
ンアイドリング回転時の磁石発電機の出力が等角(永久
磁石の極弧角θmと制御磁極の極弧角θpとが等しい角
度)の20%アップとなる点を下限として設定し、その
設定におけるエンジン定格出力時の発電機出力と同等の
出力をエンジン定格出力時に得られる点を上限として設
定されているので、永久磁石の極弧角θmと制御磁極の
極弧角θpとが等しいときよりも発電出力を高めること
ができる。 【0010】 【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態である
磁石発電機を示しており、(a)は一部省略正面図、
(b)はその側面断面図である。図2は図1に示す磁石
発電機の極弧角別出力特性線図である。図3は磁石発電
機の極弧角と出力との関係を示す特性線図であり、
(a)はエンジンアイドリング回転数相当の1000
(rpm)時の特性線図、(b)はエンジン定格出力回
転数相当の5000(rpm)時の特性線図である。図
4は極弧角と出力制御幅との関係を示す特性線図であ
る。図5は極弧角を変化させたときの静的有効磁束を示
す特性線図である。 【0011】本実施形態において、本発明に係る磁石発
電機は、二輪車等の軽自動車に搭載するのに好適なもの
として構成されている。この磁石発電機3はエンジンの
エンジンケース(図示せず)に配されて固定される固定
子と、エンジンのクランク軸(図示せず)に連結される
回転子とを備えている。そして、磁石発電機はクランク
軸を介してエンジンに駆動されて発電し得るように構成
されている。 【0012】この磁石発電機3の回転子4は発電機の界
磁子とエンジンのフライホイールとを兼ねるように構成
されている。回転子4は鉄等の磁性材料が用いられて有
底の短尺円筒形状に形成されているヨーク5と、このヨ
ーク5の底壁の内面に同心的に配されて一体的に突設さ
れている円筒形状のボス部材6とを備えている。ボス部
材6がクランク軸にテーパ結合されてボルト等の締結手
段(図示せず)によって締結されることにより、回転子
4はクランク軸に一体回転されるように固定されてい
る。 【0013】ヨーク5の底部内周には樹脂等の非磁性材
料が用いられて形成された支持リング7が嵌入されて固
定されている。この支持リング7の上には界磁極を構成
するための永久磁石8と、鉄等の磁性材料(透磁率が大
きい材料)が用いられて形成された制御磁極9とが複数
個同数個宛、周方向において交互に配されて固定されて
いる。これらの永久磁石8と制御磁石9とは極孤角θm
とθpとが互いに相異なる大きさの円弧形の直方体形状
に形成されており、永久磁石8の極孤角θmおよび制御
磁極9の極弧角θpは後述する所定の値を満足するよう
にそれぞれ設定されている。また、隣合う永久磁石8、
8同士は同極に配置されており、対極はその間の制御磁
極9によって形成されるようになっている。 【0014】この磁石発電機3の電機子としての固定子
11は鉄等の磁性材料が用いられて大略星形の短尺円盤
形状に形成されているコア13を備えている。コア13
はエンジンケースの外面にクランク軸と同心的に配され
て当接され、締結手段としてのボルト12によって締結
されて固定されている。そして、エンジンケースに固定
された固定子11の外側には回転子4が、その外周を取
り囲むように配された状態になっており、回転子4はク
ランク軸の駆動によって固定子11の周囲を回転するよ
うになっている。 【0015】コア13は鉄等の磁性材料からなる薄板が
多数枚積層されて一体化されており、ドーナツ形状に形
成された本体14を備えている。コア本体14の外周に
は複数本の突極15が放射状に突設されている。各突極
15には発電子コイル16が三相でかつデルタ結線また
はスター結線巻きにそれぞれ捲線されており、この発電
子コイル16は整流器、電圧調整器を介してバッテリー
や負荷(いずれも図示せず)に接続されている。なお、
図1(a)においては、便宜上、発電子コイル16の図
示が省略されている。 【0016】コア本体14におけるエンジンケースと反
対側の端面には、界磁磁束を制御するための界磁制御コ
イル17が円筒形状に形成され、かつ、同心的に配され
てボルト12によって固定されている。界磁制御コイル
17の捲線方法は固定子11および回転子4に対して同
心円になっている。したがって、界磁制御コイル17の
磁束Fは、その大部分がコア13の本体14、制御磁極
9に対向する突極15、回転子4の制御磁極9、ヨーク
5、ボス部材6およびコア13を経由する閉磁路をそれ
ぞれ形成することになる。 【0017】次に、永久磁石8の極孤角θmおよび制御
磁極9の極孤角θpの設定について詳細に説明する。制
御磁極を有し界磁制御コイルによって出力を調整する磁
石発電機の出力を永久磁石だけで界磁極が構成された磁
石発電機と同等の体格で増加させるために種々の研究を
したところ、永久磁石8の極孤角θmおよび制御磁極9
の極孤角θpと出力との間に以下の関係があることが本
発明者によって究明された。本発明はこの究明に基づい
て創作されたものである。 【0018】永久磁石8の極弧角θmと制御磁極9の極
弧角θpとの比を種々に変えて、磁石発電機3の回転数
N(rpm)と出力電流I(A)との関係を測定したと
ころ、図2に示されている各出力特性曲線が得られた。
ここで、各出力特性曲線は磁石発電機3が5分間暖機運
転された後に、磁石発電機3を14Vの一定電圧に保
ち、界磁制御コイル17に直流電流が流されたときの特
性曲線をそれぞれ示している。図2において、特性曲線
Aは「永久磁石8の極弧角θm:制御磁極9の極弧角θ
p=50:50」の場合を示し、以下、特性曲線Bは
「θm:θp=53:47」、特性曲線Cは「θm:θ
p=58:42」、特性曲線Dは「θm:θp=62:
38」、特性曲線Eは「θm:θp=67:33」、特
性曲線Fは「θm:θp=71:29」の場合をそれぞ
れ示している。 【0019】図2によれば、界磁制御コイル17に流す
電流Ifとして、電流If=−2Aのときよりも電流I
f=0Aとしたときの方が出力電流が高くなり、さら
に、電流If=0Aのときよりも、電流If=+2Aと
したときの方が出力電流が高くなっていることが理解さ
れる。ここで、電流Ifの正負符号は、発電機の有効磁
束を増加させる方向、すなわち、制御磁極9に永久磁石
8と異極を発生させる方向がプラスである。 【0020】また、どの電流Ifの値においても、低回
転数から高回転数の領域にわたって特性曲線Aよりも他
の特性曲線、特に、特性曲線C、D、E、Fが高い値を
示していることが理解される。すなわち、永久磁石8の
極弧角θmと制御磁極9の極弧角θpとを等しく設定す
るよりも、永久磁石8の極弧角θmを制御磁極9の極弧
角θpよりも大きくした方が出力電流が高くなることが
究明されたことになる。 【0021】そこで、極孤角と出力との関係を究明した
ところ、図3(a)、(b)の各特性曲線が得られた。
図3(a)によれば、磁石発電機3がアイドリング状態
(約1000rpm)で運転された場合に、永久磁石8
の極弧角θmの比率を上げて行くにしたがって出力電流
が増加し、極弧角θmが60%を越えたところから出力
電流が飽和することが理解される。なお、電流Ifは2
A、電圧は14Vである。 【0022】また、図3(b)によれば、磁石発電機3
が定格(5000rpm)で運転された場合には、永久
磁石8の極弧角θmの比率を上げて行くにしたがって出
力電流Iが増加し、極弧角θmが62%付近でピークと
なり、極弧角θmのそれ以上の増加にしたがって今度は
出力電流が低下することが理解される。 【0023】次に、定格(5000rpm)出力時の出
力制御幅、すなわち、最大出力と最小出力との差を極弧
角θm毎に測定したところ、図4に示されている特性曲
線が得られた。 【0024】図4によれば、最高出力という観点および
出力制御幅という観点から永久磁石8の極弧角θmにつ
いて評価すると、極弧角θmの値は60%前後が最適で
あることが究明されたことになる。 【0025】次に、永久磁石8の極弧角θmを変化させ
たときの静的有効磁束を測定したところ、図5に示され
ている測定結果が得られた。 【0026】図5によれば、有効磁束の値は永久磁石8
の極弧角θmの値が60〜70%の間にピークを有する
ことが分かる。この理由は、永久磁石8と制御磁極9と
を隣接させると、永久磁石8の端部は制御磁極9により
磁気的に短絡され、永久磁石8の大きさが実質的に小さ
くなるためであると考えられる。つまり、この磁気的短
絡分を見込んで、永久磁石8の極弧角θmの値を制御磁
極9の極孤角θpの値よりも大きく設定する方が永久磁
石8の有効磁束に対する寄与率が大きくなる。 【0027】さらに、制御磁極9は永久磁石8よりも飽
和磁束密度の値が高いので、制御磁極9は相対的に永久
磁石8よりも磁極面積すなわち極弧角が小さくても済む
ことになる。これに対して、永久磁石8は磁束量を増や
すためには磁極面積を大きくしなければならない。これ
らの理由により、永久磁石8の極弧角θmを制御磁極9
の極弧角θpよりも大きくする方が界磁力のバランス
(永久磁石8からの磁束と界磁制御コイル17からの磁
束とのバランス)が良好になり、結果的に高出力となる
ことが究明された。 【0028】図2〜図5に示されている実験結果から、
本発明においては、永久磁石8の極弧角θmと制御磁極
9の極弧角θpの比率は以下の点が考慮されて設定され
る。まず、バッテリーの充放電バランスを考慮し(放電
しやすい条件)、アイドリング時(1000rpm)の
出力が等角(θm=θp)の20%アップとなるポイン
トを下限すると、極弧角θmは55%となる。一方、定
格出力(5000rpm)時の出力(実質的には磁石発
電機3の最高出力)が極弧角θmが55%のときと同等
の出力となるポイントを上限とすると、極弧角θmは7
0%となる。つまり、永久磁石8の極弧角θmと制御磁
極9の極弧角θpとは次の式(1)を満足するように設
定することが望ましい。 0.55≦θm/(θm+θp)≦0.7・・・(1) 【0029】次に作用を説明する。エンジンによってク
ランク軸が回転されると、回転子4は回転される。そし
て、回転子4の回転に伴って、発電子コイル16に起電
力が発生し、この起電力が発電電力としてバッテリーや
負荷に供給される。ここで、界磁制御コイル17がバッ
テリーに電気的に接続されていない場合には、界磁制御
コイル17による磁束が界磁に作用しないため、回転子
4における磁束量は各永久磁石8の磁束量に依存した状
態になっている。 【0030】次に、制御磁極9が永久磁石8と異極にな
るように界磁制御コイル17が通電されると、前述した
ように、界磁制御コイル17による磁束Fは大部分が制
御磁極9を通る閉磁路を形成する。したがって、発電子
コイル16に鎖交する磁束は永久磁石8による磁束に界
磁制御コイル17による磁束Fが重畳されたものとな
り、界磁制御コイル17に通電する電流に応じて磁束が
増えた分だけ磁束変化が大きくなり、発電子コイル16
に生じる発電電流が増加されることになる。 【0031】一方、制御磁極9が永久磁石8と同極にな
るように(前述とは逆方向に)界磁制御コイル17に通
電されると、発電子コイル16には永久磁石8による磁
束と界磁制御コイル17による磁束F’とが差動的に鎖
交することになり、界磁制御コイル17に通電される電
流に応じて磁束が減少する分磁束変化が小さくなり、発
電子コイル16に生じる発電電流が減少されることにな
る。 【0032】このように、磁石発電機3の出力は界磁制
御コイル17に通電される電流の方向と大きさによって
増減調整することができる。この出力の増減調整技術に
よれば、従来のように磁石発電機3を最大要求電力に合
わせた設定としなくても済むため、その最大電力のうち
余分の電力を電圧調整器によって熱として廃棄するのを
抑止ないしは抑制するとができる。その結果、磁石発電
機としての発電効率を高めることができ、その分エンジ
ンのパワーを上げられ、ひいては軽自動車の燃費を高め
ることができる。しかも、永久磁石8の極弧角θmが制
御磁極9の極弧角θpよりも大きく設定されている磁石
発電機は、回転子4の界磁極を全て永久磁石で構成した
ものと同等の体格であって、永久磁石8の極弧角θmと
制御磁極9の極弧角θpとが等しい磁石発電機よりも大
幅に出力を大きくすることができる。 【0033】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
永久磁石の極弧角θmと制御磁極の極弧角θpとの和に
対する永久磁石の極弧角θmが占める割合の範囲を0.
55〜0.7に設定することにより、界磁極を全て永久
磁石で構成したものと同一の体格であって、永久磁石の
極弧角と制御磁極の極弧角がともに等しい磁石発電機よ
りも大幅に出力を大きくすることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施形態である磁石発電機を示して
おり、(a)は一部省略正面図、(b)はその側面断面
図である。 【図2】最適値を求めるための極弧角別出力特性線図で
ある。 【図3】同じく極弧角と出力との関係を示す特性線図で
あり、(a)はアイドリング時の特性線図、(b)は定
格出力時の特性線図である。 【図4】同じく極弧角と出力制御幅との関係を示す特性
線図である。 【図5】同じく極弧角を変化させたときの静的有効磁束
を示す特性線図である。 【符号の説明】 3…磁石発電機、4…回転子、5…ヨーク、6…ボス部
材、7…支持リング、8…永久磁石、9…制御磁極、1
1…固定子、12…ボルト、13…コア、14…コア本
体、15…突極、16…発電子コイル、17…界磁制御
コイル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 21/22 H02K 1/27 502

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 発電子コイルが巻装されている固定子
    と、固定子の外側にて回転自在に支持された磁性材料か
    らなる有底円筒形状のヨークに永久磁石が周方向に間隔
    を置かれて同心円に配設されている回転子とを備えてお
    り、回転子の永久磁石の回転により発電子コイルにて発
    電されるように構成され、回転子には各永久磁石の間に
    磁性材料からなる各制御磁極がそれぞれ介設されてお
    り、他方、固定子とヨーク底部との空間には界磁制御コ
    イルがそれへの通電により発生する磁束が回転子のヨー
    クおよび制御磁極を通る閉磁路を形成するように配設さ
    れている磁石発電機において、 前記永久磁石の極弧角θmと前記制御磁極の極弧角θp
    とが相異なる値に設定され、両者の極弧角に対する前記
    永久磁石の極弧角θmの比率が0.55≦θm/(θm
    +θp)≦0.7に設定されていることを特徴とする磁
    石発電機。
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