JP3361041B2 - ライブラリ装置用カートリッジ移送ロボットおよびライブラリ装置 - Google Patents
ライブラリ装置用カートリッジ移送ロボットおよびライブラリ装置Info
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Description
リッジ,光ディスクカートリッジ等のカートリッジを多
数格納するライブラリ装置内において、そのカートリッ
ジを収納棚やカートリッジ投入/排出機構やデッキの間
で移送するためのカートリッジ移送ロボット、および、
そのカートリッジ移送ロボットを有するライブラリ装置
に関する。
記憶装置として機能するもので、その筐体(ロッカ)内
の収納棚に、例えば磁気テープを記憶媒体として収容す
るカートリッジを数千巻保管し、各カートリッジ内の記
憶媒体に対して記録データの書込/読出等のアクセスが
自動で行なわれている。
カートリッジを格納する収納棚(ストレージユニット)
がそなえられるほか、カートリッジを外部から装置内へ
投入もしくは装置内から外部へ排出するための機構〔例
えば、CAS(Cartridge Access Station),DEE(Di
rect Entry/Exit),FES(Forced Exit Station)〕
や、カートリッジ内の記憶媒体(磁気テープ)に対して
記録データの書込/読出等のアクセスを行なう複数の磁
気テープデッキ(以下、単にデッキという)や、これら
の収納棚やカートリッジ投入/排出機構やデッキの間で
カートリッジを移送するカートリッジ移送ロボット〔自
動搬送ロボット;以下、アクセッサ(ACC)という〕
がそなえられている。
等から、あるカートリッジに対するアクセス要求を受け
ると、アクセッサが、収納棚へ移動して対象カートリッ
ジを探し、そのカートリッジを、ハンド機構により把持
した状態でデッキまで移送してからそのデッキに挿入す
る。これにより、デッキにおいて、カートリッジ内の記
憶媒体(磁気テープ)に対する処理が行なわれる。処理
を終了してデッキから排出されたカートリッジは、再び
アクセッサのハンド機構により把持され、このアクセッ
サにより収納棚まで移送されて所定位置に収納される。
図7および図8に示すように構成されている。つまり、
カートリッジ(図示省略)に上下から当接してこのカー
トリッジを把持する上下一対のハンド部材100a,1
00bがそなえられ、これらのハンド部材100a,1
00bは、直動ベアリング(LMガイド)110を介し
て上下方向に摺動可能にハンドベース(図示省略)に取
り付けられている。ハンド部材100a,100bの間
には複数本(図7では3本)のバネ120が介設され、
このバネ120によりハンド部材100a,100bは
カートリッジを把持する閉方向に付勢されている。
に取り付けられる1本のガイドレール111と、このガ
イドレール111に沿って上下方向に案内されて摺動す
る2つのブロック(ベアリング)112a,112bと
から構成され、これらのブロック112a,112b
に、ハンド部材100a,100bがそれぞれ取り付け
られている。
端面からはロッド130a,130bがそれぞれ突設さ
れている。ハンド部材100a,100bは、それぞれ
ロッド130a,130bを介して図示省略の開閉機構
に接続され、この開閉機構により、バネ120の付勢力
に対抗して上下方向に開閉駆動されるようになってい
る。
グ110を成すガイドレール111の長さでハンド機構
の厚さが決まる。図7や図8に示すように直動ベアリン
グ110を1本だけそなえた構成では、各ブロック11
2a,112bに作用する荷重のために各ブロック11
2a,112bが大きくなり、ガイドレール111の長
さが長く、つまりはハンド機構が厚くなる。
構も提案されている。この図9に示すハンド機構では、
直動ベアリング110を2本使用し、各直動ベアリング
110に沿って案内されるブロック112a,112b
を小さくすることにより、ガイドレール111の長さを
短くできる。しかし、このように2本の直動ベアリング
110,110を並列させて使用すると、2本のガイド
レール111の取付面の平行度と平面度とが極めて精密
に設定されていない限り、ガイドレール111に沿って
摺動する各ブロック112a,112bの摺動抵抗が大
きくなる。
は、図7〜図9に示すハンド部材100a,100bが
カートリッジを把持する際にこのカートリッジに当接す
る面(掴みしろ)の面積は大きく、特に強力な把持力を
ハンド部材100a,100bからカートリッジに作用
させる必要はなかった。しかし、アクセッサのハンド機
構を小型・軽量化するに伴い、前記掴みしろの面積も小
さくなっている。従って、カートリッジの搬送中や挿抜
時にハンド機構によりカートリッジを確実に把持できる
ように、強力な把持力をカートリッジに作用させること
が必要である。
ハンド部材100a,100b間のバネ120の本数を
増やしたり、バネ120として強力なものを選択したり
することが考えられるが、バネ120の本数を増やす場
合、バネ120を設置するためにスペースを取られてし
まい、ハンド機構を小型化できなくなる。また、強力な
バネを使用するとしても、バンド機構の厚さに対するハ
ンド部材100a,100bの開き量が少なくなりバネ
自体の自由長を長く取れなくなるほか、少ない撓みで強
力な力を得られるバネでなければならないといった制約
があり、バネの設計自由度が極めて少ない。寸法条件に
よっては適当なバネを設計できなくなってしまう。
ステムにおける情報量の増大に伴い、オペレータを必要
とすることなく記録/再生を自在に行なえる状態で情報
を保管する手段として、上述のような完全自動化された
ライブラリ装置が出現し、大量のカートリッジを保管で
きるようになっているが、今後は、ライブラリ装置にお
いて、限られた設置スペースに、より大量のカートリッ
ジを収納できるようにすることが望まれている。カート
リッジの収納効率を向上するためには、収納棚におい
て、より高密度にセルを配置することが必要不可欠であ
る。
ジを挿抜するためには、アクセッサのハンド機構の動作
範囲をより広くできるようにすることが不可欠になり、
ハンド機構自体を小型軽量でかつ薄型にすることが必須
となる。また、ハンド機構を小型化してもカートリッジ
を確実に把持できるようにすることが望まれている。本
発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、ハン
ド部材の動作性能を損なうことなくハンド機構の小型・
薄型化を実現するほか、少ないスペースで強力な把持力
をハンド部材に付勢できるようにしてハンド機構の小型
・軽量化に伴いカートリッジの掴みしろの面積が小さく
なってもカートリッジを確実に把持できるようにした、
ライブラリ装置用カートリッジ移送ロボットを提供する
とともに、そのカートリッジ移送ロボットを有するライ
ブラリ装置を提供することを目的とする。
に、本発明のライブラリ装置用カートリッジ移送ロボッ
ト(請求項1)は、記憶媒体を収容するカートリッジを
格納する収納棚とカートリッジを投入/排出するための
カートリッジ投入/排出機構とカートリッジ内の記憶媒
体に対するアクセスを行なうデッキとを有するライブラ
リ装置内においてカートリッジを移送すべく、カートリ
ッジを把持して挿抜するハンド機構を含むピッカ部と、
ピッカ部を所定位置に移動させるための移動機構とをそ
なえてなるものであって、ハンド機構が、カートリッジ
に上下から当接してカートリッジを把持しうる上下一対
のハンド部材と、これら上下一対のハンド部材に対応し
て設けられ、上下一対のハンド部材をそれぞれハンドベ
ースに対して上下方向に摺動可能に取り付ける、一対の
直動ベアリングと、上下一対のハンド部材を開閉駆動す
る開閉機構とを有して構成され、上下一対のハンド部材
が、それぞれ、対応する個々の前記直動ベアリングによ
り独立に案内されるとともに、各々のハンド部材が、他
方のハンド部材に対応する前記直動ベアリングの前面ま
で延在するように形成され、且つ、該一対の直動ベアリ
ングが左右に配置され、上下一対のハンド部材を閉じた
状態で、上下一対のハンド部材における左右一対の直動
ベアリングへの取付部が相互に干渉し合わないように形
成されるとともに、該左右一対の直動ベアリングのブロ
ックが該上下一対のハンド部材のそれぞれ上方及び下方
にはみ出さないように形成されていることを特徴として
いる。
3)は、記憶媒体を収容するカートリッジを格納する収
納棚と、カートリッジを投入/排出するためのカートリ
ッジ投入/排出機構と、カートリッジ内の記憶媒体に対
するアクセスを行なうデッキと、これらの収納棚,カー
トリッジ投入/排出機構およびデッキの間でカートリッ
ジを移送すべくカートリッジを把持して挿抜するハンド
機構を含むピッカ部とこのピッカ部を所定位置に移動さ
せるための移動機構とを有するカートリッジ移送ロボッ
トとをそなえてなるものであって、そのカートリッジ移
送ロボットのハンド機構が、カートリッジに上下から当
接してカートリッジを把持しうる上下一対のハンド部材
と、これら上下一対のハンド部材に対応して設けられ、
上下一対のハンド部材をそれぞれハンドベースに対して
上下方向に摺動可能に取り付ける、一対の直動ベアリン
グと、上下一対のハンド部材を開閉駆動する開閉機構と
を有して構成され、上下一対のハンド部材が、それぞ
れ、対応する個々の前記直動ベアリングにより独立に案
内されるとともに、各々のハンド部材が、他方のハンド
部材に対応する前記直動ベアリングの前面まで延在する
ように形成され、且つ、該一対の直動ベアリングが左右
に配置され、上下一対のハンド部材を閉じた状態で、上
下一対のハンド部材における左右一対の直動ベアリング
への取付部が相互に干渉し合わないように形成されると
ともに、該左右一対の直動ベアリングのブロックが該上
下一対のハンド部材のそれぞれ上方及び下方にはみ出さ
ないように形成されていることを特徴としている。
送ロボット(請求項1)およびライブラリ装置(請求項
3)では、左右一対の直動ベアリングが、それぞれ独立
に上下一対のハンド部材を案内するので、各直動ベアリ
ングを成すガイドレールの取付面の平行度や平面度を精
密に設定しなくても摺動抵抗が増大することがない。ま
た、各々のハンド部材が、他方のハンド部材に対応する
直動ベアリングの前面まで延在する構成において、上下
一対のハンド部材を閉じた状態で、上下一対のハンド部
材における左右一対の直動ベアリングへの取付部が相互
に干渉し合わないように形成されるとともに、該左右一
対の直動ベアリングのブロックが該上下一対のハンド部
材のそれぞれ上方及び下方にはみ出さないように形成さ
れているので、ハンド機構を薄型化することができる。
ッジ移送ロボット(請求項2)は、前述と同様のライブ
ラリ装置内においてカートリッジを移送すべく、カート
リッジを把持して挿抜するハンド機構を含むピッカ部
と、このピッカ部を所定位置に移動させるための移動機
構とをそなえてなるものであって、ハンド機構が、カー
トリッジに上下から当接してカートリッジを把持しうる
上下一対のハンド部材と、これらの上下一対のハンド部
材を上下方向に摺動可能に取り付けられるハンドベース
と、カートリッジを把持する閉方向に上下一対のハンド
部材を付勢する付勢機構と、上下一対のハンド部材を開
閉駆動する開閉機構とを有して構成され、付勢機構が、
該上下一対のハンド部材を引き寄せて該カートリッジを
把持する力を発生させる第1バネ及び第2バネを備え、
該第1バネが、上側のハンド部材とハンドベースとの間
に介設されて上側のハンド部材を下方へ付勢するととも
に、該第2バネが、下側のハンド部材とハンドベースと
の間に介設されて下側のハンド部材を上方へ付勢し、且
つ、これらの第1バネおよび第2バネを上下一対のハン
ド部材よりも後方へ向かって水平に延設するようにして
構成されていることを特徴としている。
4)は、その内部で用いられるカートリッジ移送ロボッ
トのハンド機構が、カートリッジに上下から当接してカ
ートリッジを把持しうる上下一対のハンド部材と、これ
らの上下一対のハンド部材を上下方向に摺動可能に取り
付けられるハンドベースと、カートリッジを把持する閉
方向に上下一対のハンド部材を付勢する付勢機構と、上
下一対のハンド部材を開閉駆動する開閉機構とを有して
構成され、付勢機構が、該上下一対のハンド部材を引き
寄せて該カートリッジを把持する力を発生させる第1バ
ネ及び第2バネを備え、該第1バネが、上側のハンド部
材とハンドベースとの間に介設されて上側のハンド部材
を下方へ付勢するとともに、該第2バネが、下側のハン
ド部材とハンドベースとの間に介設されて下側のハンド
部材を上方へ付勢し、且つ、これらの第1バネおよび第
2バネを上下一対のハンド部材よりも後方へ向かって水
平に延設するようにして構成されていることを特徴とし
ている。
送ロボット(請求項2)およびライブラリ装置(請求項
4)では、付勢機構が、上下一対のハンド部材を引き寄
せて該カートリッジを把持する力を発生させる第1バネ
及び第2バネを備えるとともに、これらの第1バネおよ
び第2バネが、ハンド部材よりも後方側(ハンド部材相
互間の空間の外部)における余剰スペースに配置するこ
とにより、少ないスペースで強力な把持力をハンド部材
に付勢することができる。
施の形態を説明する。 〔1〕ライブラリ装置の全体構成の説明 図2は本実施形態を適用されるライブラリ装置の全体構
成を模式的に示す斜視図であり、この図2に示すよう
に、本実施形態のライブラリ装置1は、多数の磁気テー
プカートリッジ(図示省略;記憶媒体として磁気テープ
を収容するカートリッジ)を格納し、各磁気テープカー
トリッジに対して記録データの書込/読出等のアクセス
を行なうものである。
右2つのアクセッサユニット(以下、それぞれLAU,
RAUと略記)2および3と、カートリッジストレージ
ユニット(以下、CSUと略記)4と、テープドライブ
マウントユニット(以下、TMUと略記)5と、アクセ
ッサエクステンドユニット(以下、AEUと略記)6と
を連結して構成されるとともに、これらのユニット2〜
6内を移動してカートリッジを移送するカートリッジ移
送ロボット(自動搬送ロボット;以下、単にアクセッサ
という)7を左右に1台ずつ有している。
クセッサ7のガレージとしての機能を果たすほか、RA
U3の表側(外部空間側、つまりオペレータが操作する
側)には、ライブラリ装置1に対しカートリッジの投入
もしくは排出を行なうための上下一対のカートリッジ投
入/排出機構〔CAS(Cartridge Access Station)〕1
1,11と、不良カートリッジを強制的に外部へ排出す
るためのカートリッジ強制排出機構〔FES(Forced Ex
it Station)〕13とがそなえられている。また、LA
U2の表側にもFES13がそなえられている。
るもので、本実施形態では、カートリッジ直接投入/排
出機構〔DEE(Direct Entry/Exit)〕12を上下に5
台ずつ合計10台有している。各DEE12は、ライブ
ラリ装置1に対して複数のカートリッジの同時投入もし
くは同時排出を行なうべく、複数のカートリッジを収納
したマガジン(図示省略)をセットされるものである。
側壁面には、多数のカートリッジを収納すべく多数のセ
ルを有する収納棚(図示省略)が設けられ、CAS11
やDEE12から投入されたカートリッジは、アクセッ
サ7により収納棚の所定セルに格納されるようになって
いる。TMU5は、複数(図2中では6台)の磁気テー
プデッキ(以下、単にデッキという)5aを有してお
り、各デッキ5aは、アクセッサ7により移送されてき
たカートリッジ内の磁気テープに対して記録データの書
込/読出処理を行なうものである。
供給する電源(図示省略)や、アクセッサ7を制御する
ためのコントローラ(図示省略)を有している。これら
のユニット2〜6は、相互に連結され、その裏面側(前
述した表側の反対側)を壁面等に接触させるようにして
配置され、ライブラリ装置1を形成している。また、ラ
イブラリ装置1内には、ユニット2〜6を貫通するアク
セッサ7のための動作空間(アクセッサ通路)9が形成
され、この動作空間9の底面上には、各アクセッサ7が
動作空間9内を移動できるように各アクセッサ7を案内
するレール(Xレール)8が付設されている。
て挿抜するハンド機構7dを有するほか、このハンド機
構7dを含むハンドアセンブリ7aを所定位置に移動さ
せるべく、Xレール8に沿って水平方向に移動する台車
7bと、この台車7b上でハンドアセンブリ7aを鉛直
方向に案内する垂直コラム7cとを移動機構として有し
ている。本発明は、このアクセッサ7に関するものであ
り、その構成や動作については、図1および図3〜図6
を参照しながら後述する。
では、CAS11やDEE12から投入されるカートリ
ッジは、アクセッサ7のハンド機構7dにより把持され
て取り出され、アクセッサ7により動作空間9を通じて
収納棚の所定セルに挿入・格納される。そして、収納棚
の各セルに格納された多数のカートリッジの中から、上
位装置により指定されたカートリッジが、アクセッサ7
のハンド機構7dにより把持されて取り出され、アクセ
ッサ7により動作空間9を通じてTMU5のデッキ5a
まで移送されデッキ5aに挿入される。
された磁気テープに対する記録/再生処理が行なわれた
後には、このデッキ5a内のカートリッジが、デッキ5
aから排出され、アクセッサ7のハンド機構7dにより
把持されて取り出され、アクセッサ7により動作空間9
を通じて収納棚の所定セルに挿入・格納される。なお、
収納棚に格納されているカートリッジをライブラリ装置
1の外部へ排出する際には、排出対象のカートリッジ
は、アクセッサ7のハンド機構7dにより把持されて収
納棚から取り出され、アクセッサ7により動作空間9を
通じてCAS11またはDEE12まで移送され、CA
S11またはDEE12の所定位置(セル)に挿入され
る。
図3に示すように、アクセッサ7は、前述した通り、ハ
ンド機構7dを含むハンドアセンブリ7aや、台車7
b,垂直コラム7cから構成されている。ハンドアセン
ブリ7aは、支持ベース7e上に、チルトベース7fを
介して、ハンド機構7dを含むピッカ部7gを載置して
構成されている。
eは、垂直コラム7cに沿って鉛直方向に形成されたガ
イドレール7hに案内されながら上下方向にスライド移
動できるように、垂直コラム7cに装着されている。ま
た、支持ベース7eは、ベルト(図示省略;垂直コラム
7cの上下位置に内蔵された上下一対のプーリに巻回さ
れたベルト)に連結されている。このベルトを昇降駆動
用モータ7iにより回動させることで、支持ベース7e
つまりはハンドアセンブリ7aの全体が、上下方向に移
動して所定高さに位置決めされるように構成されてい
る。
体的に連結され、垂直コラム7cを支持しながらXレー
ル8に沿って走行するものである。この台車7bには、
Xレール8を上下から挟み込みながら台車7bの走行に
伴って回動する上下一対の走行ローラ7j,7jが、前
後2組枢着されている。また、Xレール8には、その長
手方向に沿って走行駆動用ラック(図示省略)が形成さ
れている。そして、台車7bには、そのラックに歯合し
て走行駆動用モータ7kにより回転駆動されるピニオン
(図示省略)がそなえられている。
には、Xレール8と平行にトップレール14が敷設され
ている。そして、垂直コラム7cの上端側には、そのト
ップレール14を左右から挟み込みながら台車7bの走
行に伴って回動する左右一対のガイドローラ7m,7m
が、前後2組枢着されている。従って、走行駆動用モー
タ7kがピニオンを回転駆動することにより、ピニオン
と走行駆動用ラックとが歯み合いながら、アクセッサ7
の全体がXレール8に沿って移動する。また、昇降駆動
用モータ7iがベルトを回動させることにより、ハンド
アセンブリ7aの全体が垂直コラム7cに沿って上下方
向に移動する。このようにして、ハンドアセンブリ7a
(ハンド機構7dを含むピッカ部7g)が、Xレール8
と垂直コラム7cとを含む面内の所定位置に移動して位
置決めされる。
ンド機構7dの要部構成について説明する。図1および
図4は本発明の第1実施形態としてのライブラリ装置用
カートリッジ移送ロボット(アクセッサ7)におけるハ
ンド機構7dを示すもので、図1はその要部を模式的に
示す斜視図、図4は図1のIV矢視図である。
1実施形態のアクセッサ7におけるハンド機構7dは、
上下一対のハンド部材20A,20Bと、左右一対の直
動ベアリング(LMガイド,リニアウェイ)21A,2
1Bと、開閉機構22とを有して構成されている。ここ
で、上下一対のハンド部材20A,20Bは、それぞれ
カートリッジ(図示省略)に上下から当接してこのカー
トリッジを把持しうるものである。これらのハンド部材
20A,20Bの間には3本のバネ23が介設され、こ
れらのバネ23によりハンド部材20A,20Bはカー
トリッジを把持する閉方向に付勢されている。
は、それぞれ、上下一対のハンド部材20A,20Bを
ハンドベース(図示省略;図6の符号31参照)に対し
て上下方向に摺動可能に取り付けるためのもので、ハン
ドベース側に固定されるガイドレール21a−1,21
b−1と、ハンド部材20A,20B側に取り付けられ
るブロック(ベアリング)21a−2,21b−2とか
ら構成されている。ブロック21a−2,21b−2
は、それぞれ、ガイドレール21a−1,21b−1に
沿って上下方向に案内されて摺動するようになってい
る。そして、図1から明らかなように、各々のハンド部
材20A,20Bは、他方のハンド部材20B,20A
に対応する直動ベアリング21B,21Aの前面まで延
在するように形成されている。なお、直動ベアリング2
1B,21Aの前面とは、ハンド部材20B,20Aと
の取り付け面を指すこととする。また、これも図1から
明らかなように、ブロック21a−2,21a−2は、
上下一対のハンド部材20A,20Bのそれぞれ上方及
び下方にはみ出さないように形成されている。
Bを開閉駆動するためのもので、上下一対のカムフォロ
ア25a,25bと、カム26と、モータ27とから構
成されている。上下一対のカムフォロア25a,25b
は、それぞれ、ロッド24a,24bを介して取り付け
られ、これらのカムフォロア25a,25bの相互間に
カム26が配設されている。
0Bをバネ23の付勢力に対抗して開いた状態にするよ
うにカムフォロア25a,25bの間隔を調整する長径
部と、ハンド部材20A,20Bをバネ23の付勢力に
より閉じた状態にするようにカムフォロア25a,25
bの間隔を調整する短径部とが形成されている。また、
モータ27は、カム26に形成された長径部と短径部と
のいずれか一方をカムフォロア25a,25bの間に配
置させるべく、カム26を回転駆動するものである。
A,20Bが、それぞれ、左右一対の直動ベアリング2
1A,21Bにより独立に(別体として)案内されると
ともに、ハンド部材20A,20Bを閉じた状態(カム
26の短径部をカムフォロア25a,25b間に配置し
た状態)で、ハンド部材20A,20Bにおける直動ベ
アリング21A,21Bへの取付部20a,20bが相
互に干渉し合わないように形成されている。
側には、ブロック21a−2,21b−2をそれぞれ取
り付けられる取付部20a,20bが鉛直面内に延在す
るように形成されており、これらの取付部20a,20
bが、ハンド部材20A,20Bを閉じた状態で互い違
いに噛み合うようになっている。上述のごとく構成され
たハンド機構7dを有するアクセッサ7では、モータ2
7によりカム26の長径部をカムフォロア25a,25
b間に配置した場合、カム26によりカムフォロア25
a,25bの間隔が押し拡げられてハンド部材20A,
20Bが開放される。カートリッジをハンド機構7dに
より把持する際には、開放状態のハンド部材20A,2
0Bの相互間にカートリッジを挿入してから、モータ2
7によりカム26を回転してカム26の短径部をカムフ
ォロア25a,25b間に配置することで、ハンド部材
20A,20Bが、バネ23の付勢力を受けてカートリ
ッジに上下から当接し、カートリッジを把持する。
は、左右一対の直動ベアリング21A,21Bが、それ
ぞれ独立にハンド部材20A,20Bを案内するので、
これらの直動ベアリング21A,21Bを成すガイドレ
ール21a−1,21b−1の取付面の平行度や平面度
を精密に設定しなくても摺動抵抗が増大することがな
い。
状態で、ハンド部材20A,20Bにおける取付部20
a,20bが相互に干渉し合わないので、ハンド機構7
dを薄型化することができる。つまり、本実施形態で
は、ハンド部材20A,20Bを閉じた状態で、ブロッ
ク21a−2,21b−2がほぼ同じ高さで隣接するよ
うに配置される。
は、その厚さが、上下に配置された2つのブロック11
2a,112bの長さと、ハンド部材100a,100
bの移動量(開き幅範囲)との総和となっていたのに対
し、図1や図4に示す本実施形態では、1個分のブロッ
ク21a−2もしくは21b−2の長さと、ハンド部材
20A,20Bの移動量(開き幅範囲)との総和がハン
ド機構7dの厚さとなる。つまり、直動ベアリング21
A,21Bを成すブロック1個分だけハンド機構7dを
薄く構成することができるのである。
のアクセッサ7によれば、上下一対のハンド部材20
A,20Bを上下に案内すべく2分割した直動ベアリン
グ21A,21Bを用いるとともに、ハンド部材20
A,20Bの閉鎖時において直動ベアリング21A,2
1Bの取付部20a,20bが相互に干渉しないように
形成されているので、ハンド機構7dの厚さを薄くする
ことができるほか、2本の直動ベアリング21A,21
Bを使用してもそれぞれが独立しており、これらの直動
ベアリング21A,21B相互間の位置ずれ(平行度や
平面度のずれ)に伴って摺動抵抗が発生することもな
い。これにより、ハンド部材20A,20Bの動作性能
を損なうことなくハンド機構7dの小型・薄型化するこ
とができ、さらにはライブラリ装置1の小型化や低コス
ト化に寄与する。
施形態としてのライブラリ装置用カートリッジ移送ロボ
ット(アクセッサ7)におけるハンド機構7dについて
説明する。ここで、図5はそのハンド機構7dを模式的
に示す側面図、図6はそのハンド機構7dの要部を一部
破断して模式的に示す斜視図である。
1実施形態のアクセッサ7におけるハンド機構7dは、
上下一対のハンド部材30a,30bと、ハンドベース
31と、直動ベアリング32と、付勢機構33と、開閉
機構(図示省略)とを有して構成されている。上下一対
のハンド部材30a,30bは、それぞれカートリッジ
(図示省略)に上下から当接してこのカートリッジを把
持しうるもので、本実施形態では図7〜図9に示した従
来構造とほぼ同様に構成されている。
示した従来構造と同様にして上下一対のハンド部材30
a,30bを、ハンドベース31に対して上下方向に摺
動可能に取り付けるためのもので、ハンドベース41側
に取り付けられる1本のガイドレール32cと、このガ
イドレール32cに沿って上下方向に案内されて摺動す
る2つのブロック(ベアリング)32a,32bとから
構成され、これらのブロック32a,32bに、ハンド
部材30a,30bがそれぞれ取り付けられている。
bを、カートリッジを把持する閉方向に付勢するもの
で、第1バネ34a,第2バネ34b,ワイヤ35a,
35bおよび滑車36a,36bから構成されている。
第1バネ34aは、上側のハンド部材30aとハンドベ
ース31との間に介設されて上側のハンド部材30aを
下方へ付勢するものであり、第2バネ34bは、下側の
ハンド部材30bとハンドベース31との間に介設され
て下側のハンド部材30bを上方へ付勢するものであ
る。すなわち、第1バネ34a及び第2バネ34bは、
後述の記載からも明らかなように、上下一対のハンド部
材30a,30bを引き寄せて、カートリッジを把持す
る力を発生させることになる。
も、ハンド部材30a,30bよりも後方(図5の右
方)へ向かって水平に延設され、その後端をハンドベー
ス31の後端立設部31aに連結されるとともに、その
前端を、それぞれワイヤ35a,35bを介してハンド
部材30aの下面およびハンド部材30bの上面に連結
されている。
36a,36bに案内されて鉛直方向から水平方向へ向
きを変え、ハンド部材30a,30bとバネ34a,3
5bとを連結している。なお、図5では、滑車36aと
36bとを異なる高さに配置した状態で図示している
が、実際には、図6に示すように、滑車36a,36b
は、ほぼ同じ高さに同軸的に配置されている。
図示を省略しているが、図1や図4を参照しながら前述
した第1実施形態の開閉機構22とほぼ同様に構成され
ている。上述のように、本実施形態のアクセッサ7にお
けるハンド機構7dでは、付勢機構33を成し上下のハ
ンド部材30a,30bを引き寄せる力(カートリッジ
把持力)を発生させる第1バネ34aおよび第2バネ3
4bが、ハンド部材30a,30bよりも後方側(ハン
ド部材30a,30bの外部)における余剰スペースに
配置されている。ハンド部材30a,30bの上下移動
量d1,d2に伴って発生する力は、第1バネ34aお
よび第2バネ34bの伸縮によって得られる。
内(ハンド部材相互間)にそなえられていた付勢機構
を、ハンド部材30a,30b相互間の空間よりも後方
の外部空間(余剰スペース)に配置することにより、付
勢機構33のバネ34a,34bとして自由長の長いも
のを使用することが可能になる。従って、少ないスペー
スで強力な把持力をハンド部材30a,30bに付勢す
ることができるので、カートリッジの掴みしろの面積が
小さくなってもカートリッジを確実に把持でき、強力な
把持力のハンド機構7dを容易に小型・薄型化すること
ができ、ライブラリ装置1の小型化や低コスト化に寄与
する。
グ21A,21Bの配置構造)と第2実施形態による構
造(付勢機構33の配置構造)とを組み合わせてアクセ
ッサ7のハンド機構7dを構成してもよく、この場合、
ハンド機構7dを、さらに小型・薄型化することができ
る。
れるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種
々変形して実施することができる。
リ装置用カートリッジ移送ロボット(請求項1)および
ライブラリ装置(請求項3)によれば、上下一対のハン
ド部材が、それぞれ、対応する個々の直動ベアリングに
より独立に案内されるとともに、各々のハンド部材が、
他方のハンド部材に対応する前記直動ベアリングの前面
まで延在するように形成され、且つ、一対の直動ベアリ
ングが左右に配置され、上下一対のハンド部材を閉じた
状態で、上下一対のハンド部材における左右一対の直動
ベアリングへの取付部が相互に干渉し合わないように形
成されるとともに、該左右一対の直動ベアリングのブロ
ックが該上下一対のハンド部材のそれぞれ上方及び下方
にはみ出さないように形成されているので、ハンド部材
の動作性能を損なうことなくハンド機構の小型・薄型化
することができ、ひいてはライブラリ装置の小型化や低
コスト化に寄与する。
ッジ移送ロボット(請求項2)およびライブラリ装置
(請求項4)によれば、付勢機構が、上下一対のハンド
部材を引き寄せて該カートリッジを把持する力を発生さ
せる第1バネ及び第2バネを備えるとともに、これらの
第1バネおよび第2バネが、ハンド部材よりも後方側
(ハンド部材相互間の空間の外部)における余剰スペー
スに配置することにより、少ないスペースで強力な把持
力をハンド部材に付勢することができるので、カートリ
ッジの掴みしろの面積が小さくなってもカートリッジを
確実に把持できる。従って、強力な把持力のハンド機構
を容易に小型・薄型化することができ、ライブラリ装置
の小型化や低コスト化に寄与する。
用カートリッジ移送ロボット(アクセッサ)におけるハ
ンド機構の要部を模式的に示す斜視図である。
構成を模式的に示す斜視図である。
用カートリッジ移送ロボット(アクセッサ)におけるハ
ンド機構を模式的に示す側面図である。
破断して模式的に示す斜視図である。
模式的に示す斜視図である。
部を示す正面図である。
ロボット) 7a ハンドアセンブリ 7b 台車(移動機構) 7c 垂直コラム 7d ハンド機構 7e 支持ベース 7f チルトベース(チルト機構) 7g ピッカ部 7h ガイドレール 7i 昇降駆動用モータ(移動機構) 7j 走行ローラ 7k 走行駆動用モータ(移動機構) 7m ガイドローラ 8 レール(Xレール) 9 動作空間(アクセッサ通路) 11 カートリッジ投入/排出機構(CAS) 12 カートリッジ直接投入/排出機構(DEE) 13 カートリッジ強制排出機構(FES) 14 トップレール 20A,20B ハンド部材 20a,20b 取付部 21A,21B 直動ベアリング(LMガイド,リニア
ウェイ) 21a−1,21b−1 ガイドレール 21a−2,21b−2 ブロック 22 開閉機構 23 バネ 24a,24b ロッド 25a,25b カムフォロア 26 カム 27 モータ 30a,30b ハンド部材 31 ハンドベース 31a 後端立設部 32 直動ベアリング(LMガイド,リニアウェイ) 32a,32b ブロック 32c ガイドレール 33 付勢機構 34a 第1バネ 34b 第2バネ 35a,35b ワイヤ 36a,36b 滑車
Claims (4)
- 【請求項1】 記憶媒体を収容するカートリッジを格納
する収納棚と該カートリッジを投入/排出するためのカ
ートリッジ投入/排出機構と該カートリッジ内の記憶媒
体に対するアクセスを行なうデッキとを有するライブラ
リ装置内において該カートリッジを移送すべく、該カー
トリッジを把持して挿抜するハンド機構を含むピッカ部
と、該ピッカ部を所定位置に移動させるための移動機構
とをそなえてなるカートリッジ移送ロボットであって、 該ハンド機構が、 該カートリッジに上下から当接して該カートリッジを把
持しうる上下一対のハンド部材と、 該上下一対のハンド部材に対応して設けられ、該上下一
対のハンド部材を、それぞれ、ハンドベースに対して上
下方向に摺動可能に取り付ける、一対の直動ベアリング
と、 該上下一対のハンド部材を開閉駆動する開閉機構とを有
して構成され、 該上下一対のハンド部材が、それぞれ、対応する個々の
前記直動ベアリングにより独立に案内されるとともに、
各々のハンド部材が、他方のハンド部材に対応する前記
直動ベアリングの前面まで延在するように形成され、且
つ、 該一対の直動ベアリングが左右に配置され、該上下一対
のハンド部材を閉じた状態で、該上下一対のハンド部材
における該左右一対の直動ベアリングへの取付部が相互
に干渉し合わないように形成されるとともに、該左右一
対の直動ベアリングのブロックが該上下一対のハンド部
材のそれぞれ上方及び下方にはみ出さないように形成さ
れていることを特徴とする、ライブラリ装置用カートリ
ッジ移送ロボット。 - 【請求項2】 記憶媒体を収容するカートリッジを格納
する収納棚と該カートリッジを投入/排出するためのカ
ートリッジ投入/排出機構と該カートリッジ内の記憶媒
体に対するアクセスを行なうデッキとを有するライブラ
リ装置内において該カートリッジを移送すべく、該カー
トリッジを把持して挿抜するハンド機構を含むピッカ部
と、該ピッカ部を所定位置に移動させるための移動機構
とをそなえてなるカートリッジ移送ロボットであって、 該ハンド機構が、 該カートリッジに上下から当接して該カートリッジを把
持しうる上下一対のハンド部材と、 該上下一対のハンド部材を上下方向に摺動可能に取り付
けられるハンドベースと、 該カートリッジを把持する閉方向に該上下一対のハンド
部材を付勢する付勢機構と、 該上下一対のハンド部材を開閉駆動する開閉機構とを有
して構成され、 該付勢機構が、該上下一対のハンド部材を引き寄せて該
カートリッジを把持する力を発生させる第1バネ及び第
2バネを備え、該第1バネが、上側の該ハンド部材と該
ハンドベースとの間に介設されて上側の該ハンド部材を
下方へ付勢するとともに、該第2バネが、下側の該ハン
ド部材と該ハンドベースとの間に介設されて下側の該ハ
ンド部材を上方へ付勢し、且つ、これらの第1バネおよ
び第2バネを該上下一対のハンド部材よりも後方へ向か
って水平に延設するようにして構成されていることを特
徴とする、ライブラリ装置用カートリッジ移送ロボッ
ト。 - 【請求項3】 記憶媒体を収容するカートリッジを格納
する収納棚と、 該カートリッジを投入/排出するためのカートリッジ投
入/排出機構と、 該カートリッジ内の記憶媒体に対するアクセスを行なう
デッキと、 これらの収納棚,カートリッジ投入/排出機構およびデ
ッキの間で該カートリッジを移送すべく、該カートリッ
ジを把持して挿抜するハンド機構を含むピッカ部と、該
ピッカ部を所定位置に移動させるための移動機構とを有
するカートリッジ移送ロボットとをそなえてなるライブ
ラリ装置であって、 該カートリッジ移送ロボットの該ハンド機構が、 該カートリッジに上下から当接して該カートリッジを把
持しうる上下一対のハンド部材と、 該上下一対のハンド部材に対応して設けられ、該上下一
対のハンド部材を、それぞれ、ハンドベースに対して上
下方向に摺動可能に取り付ける、一対の直動ベアリング
と、 該上下一対のハンド部材を開閉駆動する開閉機構とを有
して構成され、 該上下一対のハンド部材が、それぞれ、対応する個々の
前記直動ベアリングにより独立に案内されるとともに、
各々のハンド部材が、他方のハンド部材に対応する前記
直動ベアリングの前面まで延在するように形成され、且
つ、 該一対の直動ベアリングが左右に配置され、該上下一対
のハンド部材を閉じた状態で、該上下一対のハンド部材
における該左右一対の直動ベアリングへの取付部が相互
に干渉し合わないように形成されるとともに、該左右一
対の直動ベアリングのブロックが該上下一対のハンド部
材のそれぞれ上方及び下方にはみ出さないように形成さ
れていることを特徴とする、ライブラリ装置。 - 【請求項4】 記憶媒体を収容するカートリッジを格納
する収納棚と、 該カートリッジを投入/排出するためのカートリッジ投
入/排出機構と、 該カートリッジ内の記憶媒体に対するアクセスを行なう
デッキと、 これらの収納棚,カートリッジ投入/排出機構およびデ
ッキの間で該カートリッジを移送すべく、該カートリッ
ジを把持して挿抜するハンド機構を含むピッカ部と、該
ピッカ部を所定位置に移動させるための移動機構とを有
するカートリッジ移送ロボットとをそなえてなるライブ
ラリ装置であって、 該カートリッジ移送ロボットの該ハンド機構が、 該カートリッジに上下から当接して該カートリッジを把
持しうる上下一対のハンド部材と、 該上下一対のハンド部材を上下方向に摺動可能に取り付
けられるハンドベースと、 該カートリッジを把持する閉方向に該上下一対のハンド
部材を付勢する付勢機構と、 該上下一対のハンド部材を開閉駆動する開閉機構とを有
して構成され、 該付勢機構が、該上下一対のハンド部材を引き寄せて該
カートリッジを把持する力を発生させる第1バネ及び第
2バネを備え、該第1バネが、上側の該ハンド部材と該
ハンドベースとの間に介設されて上側の該ハンド部材を
下方へ付勢するとともに、該第2バネが、下側の該ハン
ド部材と該ハンドベースとの間に介設されて下側の該ハ
ンド部材を上方へ付勢し、且つ、これらの第1バネおよ
び第2バネを該上下一対のハンド部材よりも後方へ向か
って水平に延設するようにして構成されていることを特
徴とする、ライブラリ装置。
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