JP3358059B2 - ディスクカートリッジ - Google Patents
ディスクカートリッジInfo
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- disk
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Description
気ディスク等の記憶媒体であるディスクがハードケース
に出し入れ可能に収容されているディスクカートリッジ
に関する。
ば特開平5−242626号公報に公知であり、本体ケ
ースの後側端部にディスクを交換目的で出し入れ可能に
するための開口部を有し、この開口部が枢軸まわりに回
動する蓋で開閉できるものとしてある。
クカートリッジではディスクを取り出す際、蓋を最大開
き角(180度)に開いた状態で、不用意に開口部を下
向きにすると、ディスクが開口部から下方へ落下して破
損するおそれがある。また、ディスクを取り出すとき不
注意で手がディスクの記録・再生エリアに触れるおそれ
があった。
スクを安全にかつ手に触れることなく出し入れできるデ
ィスクカートリッジを提供することにある。
てのディスク2が回転自在に収容される本体ケース1
が、上ケース1aと下ケース1bとを一体的に結合して
なり、上ケース1aおよ び下ケース1bには、前側部の
左右方向中央部から後方に向けて信号読書用の窓3を開
口してあり、上ケース1aの上面のほぼ中央および下ケ
ース1bの下面のほぼ中央には、駆動軸挿入孔4を開口
してあり、前記窓3および前記駆動軸挿入孔4が、本体
ケース1の前側で左右にスライド開閉するシャッター5
で塞がれる構造のディスクカートリッジを対象とする。
ジにおいて、本体ケース1の後側面7にディスク2を出
し入れするための開口部9を設けてあり、本体ケース1
の内部に前記開口部9を介して抜き差し自在に装着され
るディスクホルダ10を備えており、このディスクホル
ダ10は、ホルダ本体10aの後端に前記開口部9を閉
じる形の蓋部11を有し、ホルダ本体10aの左右に本
体ケース1の左右側壁15・15の内面に沿うよう前方
へ向かって突設されていて、前記ディスク2の外周を径
方向外側から抱合する拡縮変形自在な左右一対の弾性ア
ーム12を有し、一対の弾性アーム12は、これの先端
部の対向間隔がディスク2の外径よりも小さく寸法設定
されていて、ディスク2の中心より本体ケース内奥側の
外周上の二点P1 ・P2 を、ディスク2がディスクホル
ダ10から脱落しないように抱合保持し、弾性アーム1
2・12のディスク抱合面側に、先端側から見たときデ
ィスク2の外周縁部の表裏面を受ける溝13・13が設
けられており、ホルダ本体10aの内側における弾性ア
ーム12・12間の中央部位に溝21を設けてあり、ホ
ルダ本体10aの前記溝21と左右の弾性アーム12の
前記溝13・13とで、ディスク2の外周上の三点を、
ディスク2が上下方向に抜け外れないように挟むことに
より、本体ケース1からディスクホルダ10を抜き外す
際に、ディクス2がディスクホルダ10に保持された状
態で抜き出され、ディスクホルダ10上のディスク2
は、弾性アーム12・12が拡開変形することで前記デ
ィスクホルダ10から離脱させることができるようにし
たことを特徴とする。
す際に、左右の弾性アーム12・12で抱合保持された
ディスク2の外周部は、表裏面が溝13・13で受け止
められている。したがって、いま本体ケース1からディ
スクホルダ10を水平姿勢で抜き出したとき、ディスク
ホルダ10からディスク2が垂直方向すなわち下向きに
脱落することがない。ディスクホルダ10からは弾性ア
ーム12・12を拡開変形させてディスク2を外すこと
ができる。本体ケース1内にディスク2を収容するに
は、ディスク2をディスクホルダ10の一対の弾性アー
ム12・12間で径方向外側から抱合保持し、本体ケー
ス1にディスクホルダ10を弾性アーム12・12側か
ら差し込む。
ジは、図1に示すように、薄型四角形状の本体ケース1
の内部に、上下両面に映像・音声・情報等の信号が記憶
される光ディスク等のディスク2が回転自在に収容され
る。図3に示すように、本体ケース1はプラスチック製
の上ケース1aと下ケース1bとを突き合わせて一体的
に結合してなる。上ケース1aおよび下ケース1bに
は、前側部の左右方向中央部から後方に向けて信号読書
用の窓3を開口してあり、上ケース1aの上面のほぼ中
央および下ケース1bの下面のほぼ中央には、駆動軸挿
入孔4を開口してある。不使用時には、これら窓3およ
び駆動軸挿入孔4が本体ケース1の前側で左右方向にス
ライド開閉するシャッター5で塞がれる。上ケース1a
および下ケース1bの各内面には、図4に示すごとくボ
ス6が駆動軸挿入孔4を囲むように突設されている。
後側面7にはディスク2を出し入れするための開口部9
がその左右方向全長にわたって設けてある。この開口部
9はプラスチック製のディスクホルダ10で開閉され
る。ディスクホルダ10は、平板状のホルダ本体10a
の後端に開口部9を全面的に閉じる形の蓋部11を有
し、ホルダ本体10aの左右に本体ケース1の左右の側
壁15・15の内面に沿うように前方へ向かって突設さ
れた一対の拡縮変形自在な弾性アーム12・12を有す
る。
の先端部の対向間隔がディスク2の外径よりも小さく寸
法設定されていて、図2に示すごとくディスク2の中心
より本体ケース内奥側の外周上の2点P1 ・P2 を抱合
保持する。図5に示すように、各弾性アーム12のディ
スク抱合面側の先端または全長にわたって溝13を凹設
してあり、この溝13は先端側から見たとき断面台形に
形成されて溝外方へ向かって漸次拡がる傾きをもつ上下
の斜面14・14を有し、この上下の斜面14・14間
でディスク2の外周を抱合する。溝13は断面台形に代
えて、断面V形状に形成することもできる。
れの左右側壁15・15の各内面の前端寄り部位に、デ
ィスクホルダ10の弾性アーム12・12を拡開させる
ための解除部材16を設ける。この解除部材16は開口
部9と向き合う面に斜面17が形成されていて、側壁1
5の内面と該斜面17との間に鋭角の凹み19が形成さ
れている。弾性アーム12の先端には、前記解除部材1
6の斜面17に接当係合する斜面20を設ける。
ス1内に開口部9を介して差し込むに伴い、弾性アーム
12・12を左右側壁15・15の各内面に沿って挿入
すると、弾性アーム12・12の先端が解除部材16・
16の斜面17・17に当接する(図2中の二点鎖線状
態)。更に弾性アーム12・12を本体ケース1の内奥
へ深く挿入するに伴い、弾性アーム12・12の先端が
解除部材16・16の斜面17・17上を滑りながらデ
ィスク2の外周上の二点P1 ・P2 から離れる方向へ拡
開変形する。図1に示すごとくディスクホルダ10を完
全に差し込み終えると同時に、弾性アーム12・12の
先端の斜面20・20が解除部材16・16の斜面17
・17に面接触して凹み19・19に係合し、これにて
弾性アーム12・12の先端が拡開状態に保持される。
これでディスク2が回転自由な状態になる。弾性アーム
12・12どうしは、ホルダ本体10aの前面に設けた
凹円弧状の面22でつなぎ、この面22によりディスク
2は本体ケース1内の中央部に位置決めされるととも
に、ディスク2が開口部9の方向へ移動するのを規制で
きる。
ディスクホルダ10を抜き出す。ディスクホルダ10の
抜き出しに伴い、一対の弾性アーム12・12の先端部
は解除部材16・16から離されてその弾性復元力で縮
小変形し、縮小変形により弾性アーム12・12がディ
スク2の中心より本体ケース内奥側の外周上二点P1・
P2 を抱合保持する。したがって、ディスクホルダ10
の抜き出しに伴いディスク2は一対の弾性アーム12・
12間で抱合保持された状態で取り出される。その際、
図5に示すごとくディスク2を一対の弾性アーム12・
12間で抱合するとき、溝13の下側の斜面14でディ
スク2が本体ケース1の内底面から持ち上げられている
ため、ディスク2は本体ケース1の内底面のボス6に干
渉することなく取り出される。ディスクホルダ10を本
体ケース1から完全に抜き出した後は、一対の弾性アー
ム12・12を手で拡開変形させることでディスク2を
ディスクホルダ10から離脱させることができる。図6
に示すごとくホルダ本体10aの前面内側における弾性
アーム12・12間の中央部位には溝21を設け、この
溝21と前記二つの溝13とでディスク2の外周三点を
はさむことにより、ディスク2をより確実に保持できて
安全に出し入れできる。
は、図3に示すごとくディスク2をディスクホルダ10
の一対の弾性アーム12・12間で抱合保持し、開口部
9にディスクホルダ10を弾性アーム12・12側から
差し込む。ディスクホルダ10を完全に差し込むと、図
1に示すごとく解除部材16・16により一対の弾性ア
ーム12・12が拡開変形してディスク2が回転自由な
状態になる。
ピン形状に変更することもできる。また図7に示すよう
に、弾性アーム12・12の各先端の上下面にピン23
を突設する一方、本体ケース1の内部の上下面に、前記
ピン23を案内する溝24を設けて、その溝24の内奥
部に設けた円弧溝部24aで弾性アーム12が拡開変形
するようにしてもよい。
は、ディスク2の外周を径方向外側から抱合保持する左
右一対の弾性アーム12を有するので、本体ケース1に
はディスクホルダ10を手に持って抜き差しすること
で、ディスク2をこれに手を触れることなく、また落下
させることなく本体ケース1に対して安全に出し入れで
きる。すなわち、本体ケース1からディスクホルダ10
を抜き外す際には、ディスク2の外周縁部の表裏面が左
右一対の弾性アーム12の溝13・13で上下方向へ脱
落しないように保持されているので、本体ケース1から
ディスクホルダ10をディスク2ごと取り出せる。そし
て、ディスク2を交換する際には、本体ケース1外にお
いて左右の弾性アーム12を径方向外側に拡開変形させ
ることにより、ディスクホルダ10から該当のディスク
2を離脱させることができる。ディスク2を本体ケース
1内に収容する際には、ディスクホルダ10の一対の弾
性アーム12間でディスク2を抱合保持した状態におい
て、本体ケース1内にディスクホルダ10をこれの弾性
アーム12側から差し込むだけでよい。本体ケース1へ
のディスクホルダ10の出し入れ時に、左右の弾性アー
ム12・12は本体ケース1の左右側壁15・15の内
面に沿うようになっているので、本体ケース1に対して
ディスクホルダ10を円滑に出し入れすることができ
る。本体ケース1にディスク2を保持したディスクホル
ダ10を出し入れする際に、ディスク2の外周縁部の表
裏面は両弾性アーム12・12の溝13・13で本体ケ
ース1の上下の内壁面に摺接しないよう受け止められて
いるので、ディスク2の記録面が傷付くことはない。デ
ィスク2はディスクホルダ10側に載置される形式では
ないから、この点でもディスク2の記録面が傷付き難い
ものとなる。
図である。
ある。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 記憶媒体としてのディスクが回転自在に
収容される本体ケースが、上ケースと下ケースとを一体
的に結合してなり、 前記上ケースおよび前記下ケースには、前側部の左右方
向中央部から後方に向けて信号読書用の窓を開口してあ
り、 前記上ケースの上面のほぼ中央および前記下ケースの下
面のほぼ中央には、駆動軸挿入孔を開口してあり、 前記窓および前記駆動軸挿入孔が、前記本体ケースの前
側で左右にスライド開閉するシャッターで塞がれる構造
のディスクカートリッジにおいて、 前記本体ケースの後側面には、前記ディスクを出し入れ
するための開口部を設けてあり、 前記本体ケースの内部に前記開口部を介して抜き差し自
在に装着されるディスクホルダを備えており、 前記ディスクホルダは、ホルダ本体の後端に前記開口部
を閉じる形の蓋部を有し、前記ホルダ本体の左右に前記
本体ケースの左右側壁の内面に沿うよう前方へ向かって
突設されていて、前記ディスクの外周を径方向外側から
抱合する拡縮変形自在な左右一対の弾性アームを有し、 一対の前記弾性アームは、これの先端部の対向間隔が前
記ディスクの外径よりも小さく寸法設定されていて、前
記ディスクの中心より本体ケース内奥側の外周上の二点
を、前記ディスクが前記ディスクホルダから脱落しない
ように抱合保持し、 前記弾性アームのディスク抱合面側に、先端側から見た
とき前記ディスクの外周縁部の表裏面を受ける溝が設け
られており、 前記ホルダ本体の内側における前記弾性アーム間の中央
部位に溝を設けてあり、 前記ホルダ本体の前記溝と左右の前記弾性アームの溝と
で、前記ディスクの外周上の三点を、前記ディスクが上
下方向に抜け外れないように挟むことにより、前記本体
ケースから前記ディスクホルダを抜き外す際に、前記デ
ィクスが前記ディスクホルダに保持された状態で抜き出
され、 前記ディスクホルダ上の前記ディスクは、前記弾性アー
ムが拡開変形することで前記ディスクホルダから離脱さ
せることができるようにしたことを特徴とするディスク
カートリッジ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001114778A JP3358059B2 (ja) | 2001-04-13 | 2001-04-13 | ディスクカートリッジ |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Family Applications (1)
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Country | Link |
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-
2001
- 2001-04-13 JP JP2001114778A patent/JP3358059B2/ja not_active Expired - Fee Related
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