JP3357226B2 - 耐リジング性と表面性状に優れたFe−Cr合金 - Google Patents
耐リジング性と表面性状に優れたFe−Cr合金Info
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Description
たFe−Cr合金で、特に耐リジング性と表面性状に優
れたFe−Cr合金に関する。
Fe−Cr合金は耐食性や耐熱性に優れた材料で、家庭
用品、自動車部品などのほか広い範囲の産業分野におい
て使用されている。しかしながら、この種鋼材は、加工
性に欠点を有しており、例えば、薄鋼板でプレス加工な
どの加工が施されるとリジングと呼ばれる肌荒れ状の表
面欠陥が生じやすく、深絞り加工などの強加工が施され
る用途には不向きであった。
みがなされている。耐リジング性を向上させるために、
成分元素を特定したものとして、例えば、特開昭52−
24913号公報には、C:0.03〜0.08%、
N:0.01%以下、S:0.008%以下、P:0.
03%以下、Si:0.4%以下、Mn:0.5%以
下、Ni:0.3%以下、Cr:15〜20%、Al:
2×N〜0.2%を含有し、残部Feおよび不可避的不
純物からなる加工性に優れたフェライト系ステンレス鋼
が提案されている。また、特開平7−18385号公報
には3〜60%CrでC、S、O、を低減しNを0.0
03〜0.5%とし残部Feおよび不可避的不純物から
なる耐リジング性に優れたFe−Cr合金が提案されて
いる。これらの技術は成分限定により耐リジング性の改
善を試みたものであるが、耐リジング性以外の特性すべ
てには優れていないという点で問題を残していた。
号公報には、Alを含有するフェライト系ステンレス鋼
について、製造プロセスのうち、スラブ加熱温度を95
0℃から1100℃に限定した熱間圧延を施すことによ
るリジングの少ないフェライト系ステンレス鋼の製造方
法が提案されている。この技術は、スラブ加熱温度を低
温に保持することにより、結晶粒を微細にしてリジング
の発生を少なくしようとするものであるが、圧延温度も
低くなるため鋼板表面の欠陥が著しく増大するという点
で問題があった。
れた技術では、耐リジング性の改善は若干あるものの、
十分とは言えないうえに、さらに材料として、伸び、r
値などの成形加工性、耐食性、ヘゲなどの鋼板にした時
の表面性状など、耐リジング性とともに他の特性も優れ
た材料が提供されていたとは言えないのが現状である。
結果、本発明は、上記した問題点を有利に解決し、従来
にくらべ著しく耐リジング性が向上し、かつ良好な耐食
性や成形加工性を有し、良好な表面性状を有する鋼板が
得られるFe−Cr合金を提供することを目的とした。
的、とりわけ耐リジング性の向上について鋭意研究を重
ねた。以下に、本発明の基礎となった実験について述べ
る。16.4%Cr−Fe合金(0.0032%C−
0.38%Si−0.27%Mn−0.003%S−
0.005%O−0.017%Al)をベースにTi量
を変化した薄板を作製し、耐リジング性を評価した。な
お、リジング性は、JIS5号引張試験片を各板から採
取し、20%引張歪を加えたときのリジングを目視にて
標準サンプルと比較し評価した。評点が小さいほどリジ
ングが小さいことを意味する。その結果を図3に示す。
(%)}/〔C(%)+N(%)〕で整理すると、この
値が4以上でリジンググレードが1.0以下となり、耐
リジング性が著しく向上することがわかった。すなわ
ち、炭窒化物を形成するために、C+N量と関連してT
iを添加することにより、耐リジング性が向上する。つ
ぎに、17.1〜17.3%Cr−Fe合金(0.41
〜0.55%Si−0.15〜0.30%Mn−0.0
01〜0.003%S−0.003〜0.005%O−
0.011〜0.015%Al)(合金A)および2
2.5〜22.7%Cr−Fe合金(0.35〜0.4
5%Si−0.50〜0.65%Mn−0.002〜
0.004%S−0.004〜0.006%O−0.0
11〜0.015%Al)(合金B)をベースに、Ti
を{Ti(%)−2×S(%)−3×O(%)}/〔C
(%)+N(%)〕が4〜8の範囲になるように調整し
て、C、N量を変化した薄板を作製し、耐リジング性を
評価した。その結果を図1に示す。
満では、耐リジング性は不十分である。N/Cが2以上
でリジンググレードが1以下となり、耐リジング性が向
上することがわかる。また、17.8%Cr−Fe合金
(0.41%Si−0.37%Mn−0.004%S−
0.005%O−0.011%Al)をベースに、Ti
を{Ti(%)−2×S(%)−3×O(%)}/〔C
(%)+N(%)〕が6.5〜7.5の範囲になるよう
に含有し、かつN/Cを2以上で、C+N量を変化した
薄板を作製し、耐リジング性を評価した。その結果を図
2に示す。これから、Tiを調整して、N/Cを2以上
とし、C+Nが0.006%以上で耐リジング性が向上
している。
N量およびN/Cが上記した条件すべてを満足したとき
はじめて耐リジング性の向上が得られるという知見を得
た。本発明は、上記した実験をもとに構成されたもので
ある。すなわち、本発明は、重量%で、C:0.01%
以下、Si:1.0%以下、Mn:1.0%以下、S:
0.006%以下、Cr:9%以上50%以下、Al:
0.07%以下、N:0.02%以下、O:0.01%
以下で、かつ、C、Nを、N(%)/C(%)≧2、 0.006 ≦〔C(%)+N(%)〕≦0.025 を満足する条件で、さらに、Tiを {Ti(%)−2×S(%)−3×O(%)}/〔C
(%)+N(%)〕≧4、〔Ti(%)〕×〔N
(%)〕≦30×10-4 を満足する条件で含有し、残部Feおよび不可避的不純
物からなることを特徴とする耐リジング性および表面性
状に優れたFe−Cr合金であり、さらに、本発明は、
重量%で、C:0.01%以下、Si:1.0%以下、
Mn:1.0%以下、S:0.006%以下、Cr:9
%以上50%以下、Al:0.07%以下、N:0.0
2%以下、O:0.01%以下で、かつ、C、Nを、 N(%)/C(%)≧2、 0.006 ≦〔C(%)+N(%)〕≦0.025 を満足する条件で、さらに、Tiを {Ti(%)−2×S(%)−3×O(%)}/〔C
(%)+N(%)〕≧4、〔Ti(%)〕×〔N
(%)〕≦30×10-4 を満足する条件で含有し、さらに、Ca:0.005%
以下、Mg:0.005%以下、B:0.005%以下
の1種または2種以上を含有し、残部Feおよび不可避
的不純物からなることを特徴とする耐リジング性および
表面性状に優れたFe−Cr合金である。
る。 C:0.01%以下 Cは、本発明において重要な元素である。伸び、r値と
いった成形加工性、耐食性からは、低い方が好ましい。
0.01%を超えると上記した性質が劣化するため上限
とした。 Si:1.0%以下 Siは、脱酸剤として作用し、また強度を増加させる
が、1%を超えると延性が低下するため上限とした。強
度と延性の点から0.05%から0.7%が好ましい。 Mn:1.0%以下 Mnは、脱酸剤として作用し、また強度を増加させる。
しかし、1%を超えると延性が低下するとともに、耐食
性も低下するため、上限とした。強度と耐食性の観点か
らは、0.05%〜0.7%がより好ましい。 S:0.006%以下 Sは、一般的に介在物を形成して材質に悪影響を与える
ほか、耐食性、特に耐孔食性を低下させるため低い方が
好ましい。また、本発明では、Tiを添加するため、T
iSを形成し、C、Nに有効に作用するTiを減少させ
るため、低い方が好ましい。0.006%超えるとその
影響が顕著になるため、上限とした。 Cr:9%以上50%以下 Crは、合金の耐食性、耐熱性の向上に有効に作用する
元素で、9%以上必要とするが、50%を超えると圧延
による製造が困難になるため、9%〜50%の範囲とし
た。 Al:0.07%以下 Alは、脱酸剤として作用するが、0.07%を超えて
添加すると生成する介在物が大きくなり、耐食性が低下
するうえ、鋼板表面にヘゲ状の欠陥が生じやすくなるた
め、0.07%を上限とした。溶接時のスラグスポット
の点から0.05%以下が望ましい。 N:0.02%以下 Nは、本発明において重要な元素である。伸び、r値と
いった成形加工性、耐食性からは、低い方が好ましい。
0.02%を超えると上記した性質が劣化するため上限
とした。 O:0.01%以下 Oは、不純物元素として低いほど好ましい。多いと、介
在物を形成し耐食性を低下させるとともに、板表面のヘ
ゲ状欠陥の原因となるため、0.01%を上限とした。 N(%)/C(%)≧2、 0.006 ≦〔C(%)+N(%)〕≦0.025 本発明の主眼である耐リジング性の改善のためには、C
とNの関係を規定する必要がある。耐リジング性は、N
に対するCの比が2以上の場合に著しい向上がみられる
ため、2以上とした。また、N/Cが2以上の場合でも
C+N量が0.006%未満では、著しい耐リジング向
上効果を期待できないため、0.006を下限とした。
しかし、C+N量が0.025%を超えると伸びおよび
r値の低下を生じるため上限とした。 {Ti(%)−2×S(%)−3×O(%)}/〔C
(%)+N(%)〕≧4、〔Ti(%)〕×〔N
(%)〕≦30×10-4 Tiは、本発明の主要元素であり、炭窒化物を形成し耐
リジング性を高めるのに有効である。しかし、Tiは、
S、Oとの結合力も強いため、TiS、TiO2 となる
Ti量を考慮する必要がある。耐リジング性を表すリジ
ンググレードは、{Ti(%)−2×S(%)−3×O
(%)}/〔C(%)+N(%)〕の値で整理すると、
図3に示すように、この値を4以上とすることにより、
リジンググレードは1.0以下になる。4未満では、著
しい耐リジング性の向上は得られない。Ti量の下限は
C、N、S、O量との関係で決定されるが、耐リジング
性の点からは0.05%以上が好ましい。また、Tiは
多量添加すると、粗大なTiNの析出に起因すると思わ
れるストリンガー状の欠陥が板表面に生成し表面性状を
劣化させる。そのため、Tiは〔Ti(%)〕×〔N
(%)〕≦30×10-4で満足される値を上限とした。 Ca:0.005%以下、Mg:0.005%以下、
B:0.005%以下の1種または2種以上 Ca、Mg、Bは、Ti含有鋼の連続鋳造の際に発生し
やすいTi系介在物の晶析付着によるイマージョンノズ
ルの閉塞を防止するのに微量添加で有効に作用する。そ
の効果は、それぞれ、0.0003%以上でより顕著と
なるため、0.0003%以上添加することが望まし
い。しかし、0.005%を超えると耐食性、特に耐孔
食性が著しく低下するため、上限とした。なお、耐孔食
性からは、これら元素の合計が0.005%以下とする
ことが好ましい。
ただし、Ni、V、Mo、Nb、Cuは、不可避的不純
物として許容される範囲で含有してもよい。その範囲
は、Ni≦0.3%、V≦0.3%、Mo≦0.3%、
Nb≦0.02% Cu≦0.3%である。Pは、合金
を脆化させるためできるだけ低く、好ましくは0.05
%以下に抑えるのがよい。
方法により製造できるがこれに限定されるものではな
い。製鋼法としては、RH脱ガス法、VOD法など、鋳
造法は生産性、品質上連続鋳造法が好ましい。また、所
定の板厚の製品とするため、熱間圧延、冷間圧延などが
実施できる。製品としては、熱延板、冷延板、溶接パイ
プ、シームレスパイプおよびそれらの表面処理板などが
可能である。
づいて説明する。 (実施例1)表1に示す化学成分のFe−Cr合金を、
RH脱ガスおよび/又はVOD法、連続鋳造法で、約2
00mm厚のスラブとした。このスラブを1120〜1
240℃に加熱保持後、仕上げ圧延温度770〜900
℃の熱間圧延を施し板厚4mmの熱延板とした。さら
に、800〜1000℃の再結晶焼鈍後、酸洗・冷間圧
延により1.0mm厚の冷延板とした。これら冷延板
を、さらに、800〜1000℃で再結晶焼鈍を施した
のち、酸洗を行い各種試験に供した。各種試験の結果を
表1に示す。なお、表面仕上げはいずれも2Bである。
また、各種試験方法は下記の試験方法を採用した。 (1)耐リジング性 JIS5号引張試験片を各板から採取し、20%引張歪
を加えたときのリジングを目視にて標準サンプルと比較
し評価した。評点が小さいほどリジングが小さいことを
意味する。 (2)r値 JIS13号B引張試験片を板のL方向、C方向、45
度方向から採取し、15%引張歪を与えr値を測定し、
各方向での値を平均し評価した。 (3)表面性状 板表面を目視により観察し、ストリンガー状欠陥の有無
で評価した。評点は、A:欠陥なし(表面性状良)、
B:欠陥少量発生(表面性状やや不良)、C:欠陥多数
発生(表面性状不良)である。
く優れており(リジンググレード1.0以下)、さらに
板表面の性状も良好である。また、r値も高い値を示し
ていることがわかる。 (実施例2)表2に示す化学成分のFe−Cr合金を、
RH脱ガスおよび/又はVOD法、連続鋳造法で、約2
00mm厚のスラブとした。この際、連続鋳造時のノズ
ル閉塞度を、鋳込み量を50tonとしたときの、K値
〔=1−(鋳込み後のノズル内径)/(鋳込み前のノズ
ル内径)〕で評価した。このスラブを、実施例1と同じ
条件で熱間圧延・焼鈍・酸洗・冷間圧延・焼鈍により
1.0mm厚の冷延焼鈍板とした。なお、表面仕上げは
いずれも2Bである。この冷延焼鈍板を、50℃、5%
NaCl水溶液のSST(塩水噴霧試験)を50時間行
い、目視により、表面の発錆状況を評価した。評価は、
A:発錆全くなし、B:若干発錆、C:著しく発錆、を
用いた。これらの結果を表2に示す。
生ぜず、また耐食性も良好である。
ジング性を有しかつ良好な耐食性や成形加工性、良好な
表面性状を有するFe−Cr合金を提供でき、従来成形
できなかった難加工部材への適用が可能になった。
フ。
3×O(%)}/〔C(%)+N(%)〕値の関係を示
すグラフ。
Claims (2)
- 【請求項1】 重量%で、 C:0.01%以下、 Si:1.0%以下、 Mn:1.0%以下、 S:0.006%以下、 Cr:9%以上50%以下、 Al:0.07%以下、 N:0.02%以下、 O:0.01%以下で、 かつ、C、Nを、 N(%)/C(%)≧2、 0.006 ≦〔C(%)+N(%)〕≦0.025 を満足する条件で、さらに、Tiを {Ti(%)−2×S(%)−3×O(%)}/〔C
(%)+N(%)〕≧4、〔Ti(%)〕×〔N
(%)〕≦30×10-4 を満足する条件で含有し、残部Feおよび不可避的不純
物からなることを特徴とする耐リジング性および表面性
状に優れたFe−Cr合金。 - 【請求項2】 重量%で C:0.01%以下、 Si:1.0%以下、 Mn:1.0%以下、 S:0.006%以下、 Cr:9%以上50%以下、 Al:0.07%以下、 N:0.02%以下、 O:0.01%以下で、 かつ、C、Nを、 N(%)/C(%)≧2、 0.006 ≦〔C(%)+N(%)〕≦0.025 を満足する条件で、さらに、Tiを {Ti(%)−2×S(%)−3×O(%)}/〔C
(%)+N(%)〕≧4、〔Ti(%)〕×〔N
(%)〕≦30×10-4 を満足する条件で含有し、さらに、Ca:0.005%
以下、Mg:0.005%以下、B:0.005%以下
の1種または2種以上を含有し、残部Feおよび不可避
的不純物からなることを特徴とする耐リジング性および
表面性状に優れたFe−Cr合金。
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