JP3352669B1 - 伝動装置用サンドイッチ成形ガイド - Google Patents
伝動装置用サンドイッチ成形ガイドInfo
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Abstract
成形することができ、強固な機械的強度と優れた摺接
性、耐摩耗性を兼ね備え、軽量で耐久性にも優れた伝動
装置用サンドイッチ成形ガイドを提供すること。 【解決手段】 チェーンが摺接して走行するスライドレ
ール体11とこれに一体不可分に添設されたレール支持
体12とで構成される伝動装置用サンドイッチ成形ガイ
ド10において、前記スライドレール体11が耐摩耗性
と耐熱性を有する第1の高分子材料を主成分とする材料
からなり、前記レール支持体12が第1の高分子材料を
主成分とする材料より高い強度を有する第2の高分子材
料を主成分とする材料からなり、前記スライドレール体
11とレール支持体12とがサンドイッチ成形法により
射出成形して互いに密着接合したものである。
Description
トと従動側スプロケットとに周回して循環走行するチェ
ーン、あるいは、駆動側プーリと従動側プーリとに周回
して循環走行するベルトなどの動力伝達媒体によって動
力を伝達する自動車用エンジンなどの伝動装置に用いら
れるものであって、更に詳しくは、このようなチェー
ン、ベルトなどの動力伝達媒体を摺接状態で走行させな
がら案内又は緊張する固定ガイド又は可動ガイドとして
用いられる伝動装置用プラスチック製ガイドに関する。
動媒体によって動力伝達する自動車用エンジンなどの伝
動装置には、動力伝動媒体を摺接走行させる可動ガイ
ド、固定ガイドなどの伝動装置用ガイドがエンジンブロ
ック壁などの躯体フレームに取付ボルト、ピンなどで取
り付けられている。そして、このような伝動装置に用い
られるテンショナレバーなどの可動ガイドは、循環走行
する動力伝達媒体の張り過ぎ、緩み過ぎなどに起因する
伝動障害を防止するために動力伝達媒体に対して適切な
伝動張力を付与しており、また、ガイドレールなどの固
定ガイドは、循環走行する動力伝達媒体の振動騒音、横
振れ、噛み外れなどを防止するために動力伝達媒体に対
して所定の走行軌跡にガイド規制している。
用プラスチック製ガイド(テンショナーレバー)100
は、チェーンを動力伝達媒体とする伝動装置の可動ガイ
ドとして単一の合成樹脂で成形されたものである。この
ような伝動装置用プラスチック製ガイド100は、走行
するチェーンCに摺接するスライドレール体101と、
このスライドレール体101の裏面側に長手方向に亘っ
て設けられたレール支持体102とで構成され、更に、
このレール支持体102には、エンジンブロック壁に取
り付けて可動ガイドとして機能させるための取付孔10
3を有するボス部102aと、循環走行するチェーンの
張り過ぎ、緩み過ぎなどに起因する伝動障害を防止して
適切なチェーン張力を付与するテンショナ(図示しない
が)を当接させるためのテンショナ当接部102bと、
補強機能と軽量化を兼ね備えた補強リブ102cが形成
されている。
装置用プラスチック製ガイド100は、単一の合成樹脂
で一体成形されているため、例えば、自動車用エンジン
などの大凡200゜C程度の高温環境下においてチェー
ンCが摺接するスライドレール体101に対して要求さ
れる摺接性、耐摩耗性と、このスライドレール体101
を支持するレール支持体102に対して要求される強度
特性等を高いレベルで両立させて維持することは困難で
あった。例えば、この伝動装置用プラスチック製ガイド
100を摺接性、耐摩耗性に優れたプラスチックのみで
成形すると、機械的強度が劣り、また、この強度不足を
補うために断面寸法を大きくすると、ガイドの厚みが増
大して大型化し、エンジンブロック壁への組み付け時に
おける占有スペースが大きくなるという問題点があっ
た。
伝動装置用プラスチック製ガイドとして、高強度の合成
樹脂からなる支持体とこの支持体に連結された耐摩耗性
の合成樹脂からなるスライドライニング体とを備え、こ
れらの支持体とスライドライニング体が成形されたその
一方を金型として用いて他方を射出成形したスライドレ
ール(特許第2818795号公報参照)が提案された
り、あるいは、鋼板などを芯材としてインサート成形し
たチェーンテンショナ(特開平8−254253号公報
参照)が提案されたり、更には、滑路ライニング本体が
嵌め合わせ形摩擦係止方式でキャリヤに結合されたガイ
ドレール(特開平9−324839号公報参照)などが
提案されていた。
公報に開示されているスライドレールは、支持体とスラ
イドライニング体とを、成形されたその一方を金型とし
て用いて他方を射出成形する、所謂、2段階成形してい
るため、両者の合成樹脂を一体化するにはありみぞ成形
部を形成しなければならず、しかも、金型構造が複雑と
なって製造コストが高くなるという問題があった。
公報に開示されているチェーンテンショナは、前記鋼板
からなる芯材とプラスチックとの熱膨張係数の違いによ
ってガイド自体に変形や破損が生じる心配があり、鋼板
の芯材を用いているために軽量化を達成し難いという問
題点があった。
公報に開示されているガイドレールは、それぞれ前もっ
て製造された滑路ライニング本体とキャリヤとを解除可
能な嵌め合わせ形摩擦係止方式で一体化しているため、
製造工程が複雑になって製造コスト上で不利であるとと
もに、嵌め合わせ形摩擦係止する部分に破損を生じる心
配があり、信頼性及び機械的強度の観点で満足し難いと
いう問題があった。
従来技術の問題点を解消し、複雑な金型と製造工程を用
いることなく単一の金型で簡便に射出成形することがで
き、強固な機械的強度と優れた摺接性、耐摩耗性を兼ね
備え、軽量で耐久性にも優れた伝動装置用サンドイッチ
成形ガイドを提供することである。
に、請求項1に係る発明の伝動装置用サンドイッチ成形
ガイドは、動力伝達媒体が摺接して走行するスライドレ
ール体と前記スライドレール体に一体不可分に添設され
たレール支持体とで構成され、前記動力伝達媒体を案内
又は緊張する伝動装置用サンドイッチ成形ガイドにおい
て、前記スライドレール体が、耐摩耗性と耐熱性を有す
る第1の高分子材料を主成分とする材料からなり、前記
レール支持体が、前記第1の高分子材料を主成分とする
材料より高い強度を有する第2の高分子材料を主成分と
する材料からなり、前記スライドレール体とレール支持
体とがサンドイッチ成形法により射出成形されて互いに
密着接合した状態で一体化しているとともに前記スライ
ドレール体とレール支持体の表層部分が前記第1の高分
子材料を主成分とする材料により全体に被覆されている
ことによって、前記課題を解決するものである。
ッチ成形ガイドは、前記請求項1に係る発明の構成に加
えて、前記第2の高分子材料を主成分とする材料が、第
2の高分子材料に無機材料が含有された複合材料である
ことによって、前記課題を解決するものである。
ッチ成形ガイドは、前記請求項1に係る発明の構成に加
えて、前記第2の高分子材料を主成分とする材料が、長
繊維強化高分子材料であることによって、前記課題を解
決するものである。
ッチ成形ガイドは、前記請求項1乃至請求項3のいずれ
かに係る発明の構成に加えて、前記第1の高分子材料と
第2の高分子材料がナイロン66であることによって、
前記課題をより一層、解決するものである。
ッチ成形ガイドは、前記請求項1乃至請求項3のいずれ
かに係る発明の構成に加えて、前記第1の高分子材料と
第2の高分子材料がナイロン6であることによって、前
記課題をより一層、解決するものである。
ッチ成形ガイドは、前記請求項1乃至請求項3のいずれ
かに係る発明の構成に加えて、前記第1の高分子材料が
ナイロン46であり、第2の高分子材料がナイロン66
であることによって、前記課題をより一層、解決するも
のである。
ッチ成形ガイドは、前記請求項1乃至請求項3のいずれ
かに係る発明の構成に加えて、前記第1の高分子材料と
第2の高分子材料が全芳香族ナイロンであることによっ
て、前記課題をより一層、解決するものである。
とは、2種類の溶融した高分子材料を成形品の外形を模
した金型内に同時、または、ほば同時に射出成形するこ
とによって2種類の高分子材料からなる成形品、所謂、
2層成形品を製造する方法であって、公知のサンドイッ
チ成形用射出成形機が使用することができる。なお、公
知のサンドイッチ成形用射出成形機には、様々なサンド
イッチノズルが備えられているが、平行型サンドイッチ
ノズルが備えられているサンドイッチ成形用射出成形機
の場合には、平行型サンドイッチノズル内のトーピード
(すなわち、スキン材とコア材との注入切り替え部材)
を前後進させることにより、2種類の高分子材料の充填
を成形品の形状に合わせてきめ細かく制御することがで
きる。
持体の主要構成材料である第1の高分子材料及び第2の
高分子材料としては、格別限定されるものではないが、
化学的に親和性があり、収縮特性に大きな違いがないも
のが、サンドイッチ成形時において両者の境界領域で融
合して良好に密着接合されるという点で好ましい。具体
的に例示すると、商品名ナイロンで市販されている、ナ
イロン6、ナイロン66、ナイロン46、全芳香族ナイ
ロン等から選定したポリアミド樹脂などがあげられる。
の高分子材料を主成分とする材料は、スライドレール体
を構成する第1の高分子材料を主成分とする材料よりも
高い強度を有するものであれば、第2の高分子材料と第
1の高分子材料が同じものであっても構わない。その場
合には、第2の高分子材料を主成分とする材料に長繊維
状又は粉体状の無機化合物などを分散含有させることに
よって、前記レール支持体の強度を強化する。
性を有する第1の高分子材料を主成分とする材料を、レ
ール支持体に強度を有する第2の高分子材料を主成分と
する材料をそれぞれ用いて、両者をサンドイッチ成形法
により一体的に接着融合させることによって、第1の高
分子材料を主成分とする材料が有する耐摩耗性及び耐熱
性と、第2の高分子材料を主成分とする材料が有する高
強度特性とが相互補完的に作用するとともに、両者が完
全溶融状態で一体的に接合される結果、従来のような単
独の材料及び別々の部材の機械的結合等では到底達成す
ることができなかった高強度特性を発揮する。
いて、それぞれ以下のとおり、図面に基づいて説明す
る。図1乃至図5は、本発明の第1実施例である伝動装
置用サンドイッチ成形ガイド20に関するものであっ
て、図1は、本実施例の使用態様を説明する図であり、
図2は、本実施例である伝動装置用サンドイッチ成形ガ
イドを示し、(a)はその平面図であり、(b)はその
正面図であり、(c)はその底面図である。そして、図
3は、図2のA−A線断面図であり、図4は、図2のB
−B線断面図であり、図5は、図2のC−C線断面図で
ある。
装置用サンドイッチ成形ガイド20は、駆動側スプロケ
ットS1と従動側スプロケットS2とに周回して循環走
行するチェーンCによって動力を伝達する自動車用エン
ジン内部に用いられるものであって、更に詳しくは、こ
のようなチェーンCを摺接状態で走行させながら案内ま
たは緊張させる可動ガイドとして用いられる。
動装置用サンドイッチ成形ガイド20は、循環走行する
チェーンが摺接するほぼ円弧状の摺接面21aを表面に
配置したスライドレール体21と、このスライドレール
体21の裏面に長手方向に亘って垂直に設けられたレー
ル支持体22とで構成され、更に、このレール支持体2
2には、エンジンブロック壁に取り付けて可動ガイドと
して機能させるための取付孔23を有するボス部22a
と、循環走行するチェーンの張り過ぎ、緩み過ぎなどに
起因する伝動障害を防止して適切なチェーン張力を付与
するテンショナ(図示しないが)を当接させるためのテ
ンショナ当接部22bと、補強機能と軽量化を兼ね備え
た補強リブ22cが形成されている。
摩耗性と耐熱性を有する第1の高分子材料を主成分とす
る材料からなり、この第1の高分子材料については、ナ
イロン6、ナイロン66、ナイロン46、全芳香族ナイ
ロンのいずれであっても差し支えない。一方、前記レー
ル支持体22は、第2の高分子材料を主成分とする材料
からなり、この第2の高分子材料となるナイロン6やナ
イロン66などの材料に長繊維状又は粒子状の無機材料
を分散含有させた強化高分子材料からなる。
支持体22は、サンドイッチ成形法により成形されて互
いに密着接合した状態で一体化されるとともに、これら
のスライドレール体21とレール支持体22の表層部分
が、スライドレール体21を構成している耐摩耗性と耐
熱性を有する第1の高分子材料を主成分とする材料と同
じ材料により、全体に被覆されている。
めには、ガイド成形品の外形を模した単一の金型内に、
サンドイッチ成形用射出成形機のサンドイッチノズルか
ら、まず、耐摩耗性と耐熱性を有する第1の高分子材料
を主成分とする材料を射出してガイド成形品の外形全体
の表層部分を形成する。そして、この表層部分の形成
後、直ちに、耐摩耗性と耐熱性を有する第1の高分子材
料を主成分とする材料と、第2の高分子材料を主成分と
する材料に長繊維状又は粒子状の無機材料を分散含有さ
せた強化高分子材料とからなる2種類の溶融した高分子
材料を同時射出して、前記第1の高分子材料を主成分と
する材料でスライドレール体21を形成するとともに、
前記第2の高分子材料を主成分とする材料に長繊維状又
は粒子状の無機材料を分散含有させた強化高分子材料で
レール支持体22を形成する。
施例の伝動装置用サンドイッチ成形ガイド20は、第1
の高分子材料を主成分とする材料によりスライドレール
体21とレール支持体22との表層部分を全体に被覆成
形することによって、スライドレール体21とレール支
持体22とをより一層強固に接合することができる。し
かも、エンジンブロック壁に取り付けるためのレール支
持体22の一端に設けられたボス部22aと取付孔23
の表層部分が、耐摩耗性と耐熱性を有する第1の高分子
材料を主成分とする材料で射出成形されているので、循
環走行するチェーンの張り過ぎ、緩み過ぎなどに対して
適切なチェーン張力を付与するための回動自在な可動ガ
イドとして長期に亙って円滑に機能させることができ
る。
用サンドイッチ成形ガイドは、スライドレール体に、耐
摩耗性と耐熱性を有する第1の高分子材料を主成分とす
る材料を、レール支持体に強度を有する第2の高分子材
料を主成分とする材料をそれぞれ用いて両者をサンドイ
ッチ成形法により一体的に接着融合させたことによっ
て、例えば、自動車用エンジン内部などの高温環境下に
おいてチェーンが摺接するスライドレール体に対して要
求される摺接性、耐摩耗性と、このスライドレール体を
支持するレール支持体に対して要求される強度特性等を
高いレベルで両立させて長期に亙って確保することがで
き、伝動装置において適切な伝動張力を付与するテンシ
ョナレバーなどの可動ガイドや所定の走行軌跡をガイド
規制するガイドレールなどの固定ガイドとして活用する
ことができる。
成形ガイドは、サンドイッチ成形法により単一の成形金
型を用いて射出成形したことによって、スライドレール
体の成形、レール支持体の成形、スライドレール体とレ
ール支持体の接合の各工程を単一工程で同時またはほぼ
同時に行うことが可能になり、従来のような特殊金型を
必要とすることなく複雑な製造工程を簡素化でき、製造
コストを大幅に削減することができる。また、従来のよ
うな鋼板の芯材等も必要としないので、鋼板重量にほぼ
相当する部品重量が軽量化され、使用される内燃機関等
の燃費向上にも寄与する。
形ガイドは、サンドイッチ成形法により射出成形したこ
とによって、2種類の溶融した高分子材料を同時または
ほぼ同時に射出することができるため、2種類の溶融し
た高分子材料が完全溶融状態で合流して一体的に接着融
合するので、第1の高分子材料を主成分とする材料が有
する耐摩耗性及び耐熱性と、第2の高分子材料を主成分
とする材料が有する高強度特性とを相互補完的に発揮す
ることができる。
成形ガイドは、2種類の溶融した高分子材料を同時また
はほぼ同時に射出して、2種類の溶融した高分子材料が
完全溶融状態で合流して一体的に接着融合するため、第
1の高分子材料を主成分とする材料と第2の高分子材料
を主成分とする材料とを、自動車用エンジン内部などの
高温環境条件下に応じた耐摩耗性及び耐熱性と高強度特
性とを関係を考慮して自由に選択することができる。
料によりスライドレール体とレール支持体との表層部分
を全体に被覆することによって、スライドレール体とレ
ール支持体とをより一層強固に接合することができ、し
かも、エンジンブロック壁に取り付けるためのレール支
持体の一端に設けられたボス部と取付孔の表層部分が、
耐摩耗性と耐熱性を有する第1の高分子材料を主成分と
する材料で射出成形されているので、循環走行するチェ
ーンの張り過ぎ、緩み過ぎなどに対して適切なチェーン
張力を付与するための回動自在な可動ガイドとして長期
に亙って円滑に機能させることができる。
ッチ成形ガイドを示し、(a)はその平面図、(b)は
その正面図、(c)はその底面図。
動ガイド) 21 ・・・ スライドレール体 21a ・・ 摺接面 22 ・・・ レール支持体 22a ・・ ボス部 22b ・・ テンショナ当接部 22c ・・ 補強リブ 23 ・・ 取付孔 40 ・・・ 伝動装置用サンドイッチ成形ガイド(固
定ガイド) 100 ・・ 伝動装置用プラスチック製ガイド(可動
ガイド) 101 ・・・ スライドレール体 102 ・・・ レール支持体 102a ・・ ボス部 102b ・・ テンショナ当接部 102c ・・ 補強リブ 103 ・・・ 取付孔 C ・・・・・ チェーン S1 ・・・・ 駆動側スプロケット S2 ・・・・ 従動側スプロケット T ・・・・・ テンショナ X ・・・・・ 境界領域
Claims (7)
- 【請求項1】 動力伝達媒体が摺接して走行するスライ
ドレール体と前記スライドレール体に一体不可分に添設
されたレール支持体とで構成され、前記動力伝達媒体を
案内又は緊張する伝動装置用サンドイッチ成形ガイドに
おいて、 前記スライドレール体が、耐摩耗性と耐熱性を有する第
1の高分子材料を主成分とする材料からなり、前記レー
ル支持体が、前記第1の高分子材料を主成分とする材料
より高い強度を有する第2の高分子材料を主成分とする
材料からなり、 前記スライドレール体とレール支持体とがサンドイッチ
成形法により射出成形されて互いに密着接合した状態で
一体化しているとともに前記スライドレール体とレール
支持体の表層部分が前記第1の高分子材料を主成分とす
る材料により全体に被覆されていることを特徴とする伝
動装置用サンドイッチ成形ガイド。 - 【請求項2】 前記第2の高分子材料を主成分とする材
料が、第2の高分子材料に無機材料が含有された複合材
料であることを特徴とする請求項1記載の伝動装置用サ
ンドイッチ成形ガイド。 - 【請求項3】 前記第2の高分子材料を主成分とする材
料が、長繊維強化高分子材料であることを特徴とする請
求項1記載の伝動装置用サンドイッチ成形ガイド。 - 【請求項4】 前記第1の高分子材料及び第2の高分子
材料が、ナイロン66であることを特徴とする請求項1
乃至請求項3のいずれか1つに記載の伝動装置用サンド
イッチ成形ガイド。 - 【請求項5】 前記第1の高分子材料及び第2の高分子
材料が、ナイロン6であることを特徴とする請求項1乃
至請求項3のいずれか1つに記載の伝動装置用サンドイ
ッチ成形ガイド。 - 【請求項6】 前記第1の高分子材料がナイロン46で
あり、第2の高分子材料がナイロン66であることを特
徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の
伝動装置用サンドイッチ成形ガイド。 - 【請求項7】 前記第1の高分子材料と第2の高分子材
料が、全芳香族ナイロンであることを特徴とする請求項
1乃至請求項3のいずれか1つに記載の伝動装置用サン
ドイッチ成形ガイド。
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