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JP3350602B2 - 自動車のサブフレーム - Google Patents

自動車のサブフレーム

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Publication number
JP3350602B2
JP3350602B2 JP27585794A JP27585794A JP3350602B2 JP 3350602 B2 JP3350602 B2 JP 3350602B2 JP 27585794 A JP27585794 A JP 27585794A JP 27585794 A JP27585794 A JP 27585794A JP 3350602 B2 JP3350602 B2 JP 3350602B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
members
sleeve
subframe
radius rod
vertical
Prior art date
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Application number
JP27585794A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08113157A (ja
Inventor
孝博 亀井
佳孝 関口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP27585794A priority Critical patent/JP3350602B2/ja
Publication of JPH08113157A publication Critical patent/JPH08113157A/ja
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、懸架装置と車体フレー
ムとの間に介設される自動車のサブフレームに関し、特
にラジアスロッドの連結部を備えたサブフレームに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】タイヤからサスペンションアームに入力
した振動が車体に伝達されることを緩和し、かつ高いホ
イールアライメント剛性を確保するために、比較的低コ
ンプライアンスのブッシュを介してサスペンションアー
ムの一端が枢着されたサブフレームを、比較的高コンプ
ライアンスのマウントブッシュを介して車体フレームに
結合させるようにしたフレーム構成が知られている(実
開昭57−127063号公報参照)。
【0003】このサブフレームは、一般的に、左右方向
に延在する横メンバと前後方向に延在する縦メンバとを
もって平面視が略ロ字形をなすように井桁に組まれてい
るが、各横メンバ及び縦メンバは、その剛性を確保する
ために、中空の箱形閉断面構造とされることが一般的で
ある。この箱形閉断面構造は、鋼板をハット溝形断面に
プレス成形したアッパハーフとロワハーフとの2つの部
材の開口面同士を接合し、2つの部材の開口面側に形成
された外向フランジ同士をスポット溶接などで相互に固
着することをもって構成されている。
【0004】一方、ラジアスロッドの結合部は、ゴムブ
ッシュを装着するためのパイプ材からなるスリーブを横
メンバに固着することをもって形成されるが、このスリ
ーブの取付部と横メンバに対する縦メンバの接続部と
は、互いに独立していることが通例であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成による
と、スリーブの取付部と縦メンバの接続部とが離間して
いるため、ラジアスロッドからの入力に対する縦メンバ
の強度・剛性の寄与率が低いうえ、閉断面を形成するう
えでの材料の歩留まりが低い、といった欠点があった。
【0006】本発明は、このような従来技術の不都合を
解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、
ラジアスロッドの結合部の強度、剛性を高め、しかも横
メンバ及び縦メンバの歩留まりを向上することができる
ように構成された自動車のサブフレームを提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本発
明によれば、左右一対の前後方向メンバ(実施例中の縦
メンバ4)及び少なくとも1つの左右方向メンバ(実施
例中の横メンバ2)を互いに結合してなり、懸架装置を
支持した上で車体フレームに結合される自動車のサブフ
レーム(1)を、ラジアスロッド(6)の一端の接続部
が設けられるスリーブ(16)一対の前後方向メンバ
各一端部の外側面(実施例中の曲面14が形成された
部分)に固着すると共に、左右方向メンバを、上下に分
割形成された2つの部材(実施例中のアッパハーフ2U
とロワハーフ2L)にて閉断面が形成されるものとし、
前後方向メンバのスリーブ固着端を、左右方向メンバを
構成する上下2つの部材間に挟設してなるものとするこ
とによって達成される。
【0008】
【作用】このような構成によれば、前後方向メンバにス
リーブが直接結合されるので、ラジアスロッドからの入
力を前後方向メンバにて受けとめることができ、しかも
左右方向メンバに対する前後方向メンバの接続部とラジ
アスロッド接続用スリーブとを相互に近接配置すること
ができる。
【0009】
【実施例】以下に添付の図面に示された具体的な実施例
に基づいて本発明の構成を詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明に基づき構成された前輪用
サブフレームの全体を示している。このサブフレーム1
は、車体の左右方向に延在する一対の横メンバ2・3
と、前後方向に延在する一対の縦メンバ4とを、平面視
がロ字形をなすように井桁状に一体接続してなってい
る。このサブフレーム1は、ダブルウイシュボーン式前
輪懸架装置のロワアーム5及びラジアスロッド6の一端
を枢着した上で、図示されない車体フレームに架設され
る。
【0011】左右の各縦メンバ4の上面には、ロワアー
ム5の内端を枢着するブラケット7がそれぞれ突設され
ている。これら両ブラケット7間は、横ビーム8で互い
に連結されている。また、後側の横メンバ3は、概ね上
向きに凸となる台形に曲折されており、その上底部分に
あたる水平部3aと横ビーム8の中央部とが、連結部材
9を介して互いに連結されている。
【0012】後側の横メンバ3と左右の各縦メンバ4と
の接続部の下面には、スタビライザロッド10の左右方
向に延在する部分の左右両側が、1対のサドル11を介
してそれぞれ支持されている。このスタビライザロッド
10の左右両遊端部は、共にL字状に折り曲げられて前
方に延出され、スタビライザリンク12を介して左右の
ロワアーム5にそれぞれ連結されている。
【0013】さて、横メンバ2・3並びに縦メンバ4
は、共に鋼板のプレス加工にて溝形断面に成形されたア
ッパハーフ及びロワハーフの開口面同士を接合して箱形
閉断面に構成されており、特に前側の横メンバ2は、ア
ッパハーフ2Uとロワハーフ2Lとの外周に形成された
フランジ部13同士を接合してスポット溶接することに
より形成されている。
【0014】縦メンバ4の前端部における車体の外側に
位置する部分には、外側が斜め上向きに凹となる曲面1
4が形成されており(図3参照)、この曲面14に、ラ
ジアスロッド6の連結ブッシュの受容部15を構成する
スリーブ16が、その1/4円周面を接合した上で溶接
付けされている。
【0015】前側の横メンバ2のアッパハーフ2Uとロ
ワハーフ2Lとの左右各端部には、スリーブ16が固着
された縦メンバ4の前端部の外周輪郭に対応した凹部1
7U・17Lが形成されている。これらアッパ・ロワ両
ハーフの凹部17U・17Lにて縦メンバ4の前端部と
スリーブ16とを挟持した上で、アッパ・ロワ両ハーフ
2U・2Lのフランジ部13同士をスポット溶接するこ
とにより、縦メンバ4の端部とスリーブ16とが互いに
近接した状態で前側の横メンバ2に固着される。
【0016】
【発明の効果】このように本発明によれば、前後方向に
延在する一対の縦メンバの外側面にラジアスロッド連結
用スリーブが直接結合されるので、ラジアスロッドから
の入力が縦メンバに直接伝わることとなり、強度、剛性
に対する縦メンバの寄与率が高まるため、サブフレーム
の強度を向上する上に大きな効果が得られる。また、左
右方向に延在する横メンバを構成するアッパ・ロワ両ハ
ーフ間に縦メンバの端部を挟み込むことにより、横メン
バに対する縦メンバの接続部とラジアスロッド接続用ス
リーブとが相互に近接配置されるので、スペース効率並
びに横メンバを形成するための材料の歩留まりを高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づき構成されたサブフレームの全体
構成図。
【図2】同サブフレームの要部平面図。
【図3】図2に於けるIII−III線断面図
【符号の説明】
1 サブフレーム 2・3 横メンバ 4 縦メンバ 5 ロワアーム 6 ラジアスロッド 7 ブラケット 8 横ビーム 9 連結部材 10 スタビライザロッド 11 サドル 12 スタビライザリンク 13 フランジ部 14 曲面 15 連結ブッシュ受容部 16 スリーブ 17 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−72353(JP,A) 特開 平4−232183(JP,A) 実開 平6−61515(JP,U) 実開 昭57−46078(JP,U) 実開 昭62−70006(JP,U) 実開 昭62−36967(JP,U) 実開 昭63−12412(JP,U) 実開 昭57−127063(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 21/00 B62D 21/11 B62D 25/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対の前後方向メンバ及び少なくと
    も1つの左右方向メンバを互いに結合してなり、懸架装
    置を支持した上で車体フレームに結合される自動車のサ
    ブフレームであって、 ラジアスロッドの一端の接続部が設けられるスリーブを
    前記一対の前後方向メンバの各一端部の外側面に固着す
    ると共に、 前記左右方向メンバを、上下に分割形成された2つの部
    材にて閉断面が形成されるものとし、 前記前後方向メンバのスリーブ固着端を、前記左右方向
    メンバを構成する上下2つの部材間に挟設してなること
    を特徴とする自動車のサブフレーム。
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JPH08113157A JPH08113157A (ja) 1996-05-07
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