JP3348337B2 - 育苗箱 - Google Patents
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
- Y02P60/20—Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions in agriculture, e.g. CO2
- Y02P60/21—Dinitrogen oxide [N2O], e.g. using aquaponics, hydroponics or efficiency measures
Landscapes
- Hydroponics (AREA)
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば稲の種子をま
いて育苗する育苗箱に関する。
いて育苗する育苗箱に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、空の育苗トレー
を保管場所から播種機に送給し、播種済みの育苗トレー
を発芽用台車に載せて発芽室に搬入させ、発芽後の育苗
トレーを育苗用台車に載せて緑化室及び硬化室に移動さ
せ、稲の苗を形成していたが、木製の育苗トレーを用
い、緑化及び硬化時に供給する養液を育苗トレーの底部
隙間から漏下させていたから、漏下した養液の回収を容
易に行い得ないと共に、育苗トレーを搬送し乍ら緑化及
び硬化の作業を行うコンベアの設置なども容易に行い得
ない等の問題がある。
を保管場所から播種機に送給し、播種済みの育苗トレー
を発芽用台車に載せて発芽室に搬入させ、発芽後の育苗
トレーを育苗用台車に載せて緑化室及び硬化室に移動さ
せ、稲の苗を形成していたが、木製の育苗トレーを用
い、緑化及び硬化時に供給する養液を育苗トレーの底部
隙間から漏下させていたから、漏下した養液の回収を容
易に行い得ないと共に、育苗トレーを搬送し乍ら緑化及
び硬化の作業を行うコンベアの設置なども容易に行い得
ない等の問題がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、外ト
レーの内部に内トレーを入れ、内トレーの内部に育苗用
床土材を入れる育苗箱において、平面視長方形の内外ト
レーの短尺側一端部底面に養液排出口を形成したもの
で、コンベア等によって搬送させ乍ら養液を内トレーに
供給しても、養液排出口によって養液漏下位置が特定さ
れるから、漏下する養液の回収を容易に行い得、発芽及
び緑化及び硬化などの管理作業の簡略化並びに省力化を
容易に図り得るものである。
レーの内部に内トレーを入れ、内トレーの内部に育苗用
床土材を入れる育苗箱において、平面視長方形の内外ト
レーの短尺側一端部底面に養液排出口を形成したもの
で、コンベア等によって搬送させ乍ら養液を内トレーに
供給しても、養液排出口によって養液漏下位置が特定さ
れるから、漏下する養液の回収を容易に行い得、発芽及
び緑化及び硬化などの管理作業の簡略化並びに省力化を
容易に図り得るものである。
【0004】また、外トレーの底面を網状板体によって
形成し、網状板体の上面に内トレーを載せるように構成
したもので、外トレー下方側から内トレー底面を加温し
得、内トレー内部の床土材の暖房を効率良く行わせ得る
ものである。
形成し、網状板体の上面に内トレーを載せるように構成
したもので、外トレー下方側から内トレー底面を加温し
得、内トレー内部の床土材の暖房を効率良く行わせ得る
ものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。図1は育苗施設の斜視図、図2は同平
面図であり、空の育苗トレー(1)を洗浄及び消毒する
前処理装置(2)に育苗トレー(1)を送給させる前処
理コンベア(3)と、厚さが6センチメートル以下で短
尺側が30センチメートルで長尺側が6メートルの長さ
の不織布で形成する床土材(4)を入れた育苗トレー
(1)を播種機(5)に送給させる播種コンベア(6)
と、播種された育苗トレー(1)の移動方向を略90度
方向転換させるターンテーブル(7)及び横送コンベア
(8)と、播種された育苗トレーの発芽乃至苗取出を行
う育苗コンベア(9)と、苗取出し後の空の育苗トレー
(1)の移動方向を略90度方向転換させる横送コンベ
ア(10)及びターンテーブル(11)を、四角形閉ル
ープ状に連結させてエンドレス搬送系路(12)を形成
すると共に、出入口(13)(14)を有する施設建屋
(15)内部に前記搬送系路(12)を設置させる。な
お、播種コンベア(6)においてトレー(1)を自動的
に定速移動させる。また各コンベア(8)(9)(1
0)ではトレー(1)を作業者が手押し移動させる。各
コンベア(8)(9)(10)にトレー(1)を自動的
に移動させるチェン及び電動モータを取付けてもよい。
づいて詳述する。図1は育苗施設の斜視図、図2は同平
面図であり、空の育苗トレー(1)を洗浄及び消毒する
前処理装置(2)に育苗トレー(1)を送給させる前処
理コンベア(3)と、厚さが6センチメートル以下で短
尺側が30センチメートルで長尺側が6メートルの長さ
の不織布で形成する床土材(4)を入れた育苗トレー
(1)を播種機(5)に送給させる播種コンベア(6)
と、播種された育苗トレー(1)の移動方向を略90度
方向転換させるターンテーブル(7)及び横送コンベア
(8)と、播種された育苗トレーの発芽乃至苗取出を行
う育苗コンベア(9)と、苗取出し後の空の育苗トレー
(1)の移動方向を略90度方向転換させる横送コンベ
ア(10)及びターンテーブル(11)を、四角形閉ル
ープ状に連結させてエンドレス搬送系路(12)を形成
すると共に、出入口(13)(14)を有する施設建屋
(15)内部に前記搬送系路(12)を設置させる。な
お、播種コンベア(6)においてトレー(1)を自動的
に定速移動させる。また各コンベア(8)(9)(1
0)ではトレー(1)を作業者が手押し移動させる。各
コンベア(8)(9)(10)にトレー(1)を自動的
に移動させるチェン及び電動モータを取付けてもよい。
【0006】また、前記播種機(5)を内設させる播種
室(16)と、不透明ビニールシートで形成する発芽室
(17)と、透明ビニールシートで形成する緑化室(1
8)と、常温育成用の硬化室(19)を、前記建屋(1
5)内部に構成すると共に、育苗トレー(1)内部の苗
を床土材と一体にロール状に巻取って取出シュート(2
0)に自動的に取出す苗取出装置(21)を前記育苗コ
ンベア(9)送り終端部に配設させる。
室(16)と、不透明ビニールシートで形成する発芽室
(17)と、透明ビニールシートで形成する緑化室(1
8)と、常温育成用の硬化室(19)を、前記建屋(1
5)内部に構成すると共に、育苗トレー(1)内部の苗
を床土材と一体にロール状に巻取って取出シュート(2
0)に自動的に取出す苗取出装置(21)を前記育苗コ
ンベア(9)送り終端部に配設させる。
【0007】また、前記床土材(4)及び種子(22)
などの播種材料を播種室(16)に保管し、かつ種子
(22)を前処理するための塩水選タンク(23)及び
消毒タンク(24)及び浸種タンク(25)及び催芽装
置(26)を播種室(16)に設置させると共に、前記
育苗コンベア(9)の送り始端部に発芽室(17)を配
設させ、発芽室(17)に隣接させて緑化室(18)を
配設させ、緑化室(18)と苗取出装置(21)の間に
硬化室(19)を形成する。
などの播種材料を播種室(16)に保管し、かつ種子
(22)を前処理するための塩水選タンク(23)及び
消毒タンク(24)及び浸種タンク(25)及び催芽装
置(26)を播種室(16)に設置させると共に、前記
育苗コンベア(9)の送り始端部に発芽室(17)を配
設させ、発芽室(17)に隣接させて緑化室(18)を
配設させ、緑化室(18)と苗取出装置(21)の間に
硬化室(19)を形成する。
【0008】また、前記育苗コンベア(9)は平行な2
本のパイプレール(27)(27)を備えており、発芽
室(17)のパイプレール(27)架設部に床暖房兼蒸
気発生器(28)を取付けると共に、緑化室(18)の
パイプレール(27)架設部に床暖房用温水パイプ(2
9)を取付けている。
本のパイプレール(27)(27)を備えており、発芽
室(17)のパイプレール(27)架設部に床暖房兼蒸
気発生器(28)を取付けると共に、緑化室(18)の
パイプレール(27)架設部に床暖房用温水パイプ(2
9)を取付けている。
【0009】また、緑化室(18)のパイプレール(2
7)両側に略平行に散水パイプ(30)及び回収樋(3
1)を設け、緑化養液供給装置(32)に配管(33)
(34)を介して散水パイプ(30)及び回収樋(3
1)を接続させ、配管(33)及び散水パイプ(30)
を介して装置(32)の養液を緑化室(18)内の育苗
トレー(1)…に供給し、回収樋(31)及び配管(3
4)を介して前記育苗トレー(1)…から漏下した養液
を装置(32)に回収し、緑化養液を循環させると共
に、硬化室(19)のパイプレール(27)両側に略平
行に散水パイプ(35)及び回収樋(36)を設け、硬
化養液供給装置(37)に配管(38)(39)を介し
て散水パイプ(35)及び回収樋(36)を接続させ、
配管(38)及び散水パイプ(35)を介して装置(3
7)の養液を硬化室(19)内の育苗トレー(1)…に
供給し、回収樋(36)及び配管(39)を介して前記
育苗トレー(1)…から漏下した養液を装置(37)に
回収し、硬化養液を循環させるように構成している。
7)両側に略平行に散水パイプ(30)及び回収樋(3
1)を設け、緑化養液供給装置(32)に配管(33)
(34)を介して散水パイプ(30)及び回収樋(3
1)を接続させ、配管(33)及び散水パイプ(30)
を介して装置(32)の養液を緑化室(18)内の育苗
トレー(1)…に供給し、回収樋(31)及び配管(3
4)を介して前記育苗トレー(1)…から漏下した養液
を装置(32)に回収し、緑化養液を循環させると共
に、硬化室(19)のパイプレール(27)両側に略平
行に散水パイプ(35)及び回収樋(36)を設け、硬
化養液供給装置(37)に配管(38)(39)を介し
て散水パイプ(35)及び回収樋(36)を接続させ、
配管(38)及び散水パイプ(35)を介して装置(3
7)の養液を硬化室(19)内の育苗トレー(1)…に
供給し、回収樋(36)及び配管(39)を介して前記
育苗トレー(1)…から漏下した養液を装置(37)に
回収し、硬化養液を循環させるように構成している。
【0010】上記から明らかなように、育苗トレー
(1)内の床土材(4)上面に種子(22)をまく播種
機(5)と、発芽室(17)と、緑化室(18)と、硬
化室(19)と、苗取出装置(21)を、育苗トレー
(1)を循環移動させるエンドレス搬送系路(12)中
に配設させるもので、平面視長方形の育苗トレー(1)
の短尺側一端部を先頭にして播種機(15)を通過させ
ると共に、前記育苗トレー(1)の長尺側一端部を先頭
にして発芽室(17)乃至硬化室(19)を通過させる
ように構成している。また、発芽室(17)と緑化室
(18)と硬化室(19)の育苗コンベア(9)長さ
を、発芽に必要な時間と緑化に必要な時間と硬化に必要
な時間に比例させて形成すると共に、緑化室(18)及
び硬化室(19)を通過する育苗トレー(1)に供給す
る養液を、緑化室(18)及び硬化室(19)の育苗コ
ンベア(9)に対して略直交する方向に流動させるよう
に構成している。なお、稲苗を形成する場合、発芽に必
要な時間は3〜4日間であり、緑化及び硬化に必要な時
間はともに5〜7日間であるから、発芽室(17)のコ
ンベア(9)長さに対し、緑化室(18)または硬化室
(19)の各コンベア(9)長さを約2倍に形成する。
(1)内の床土材(4)上面に種子(22)をまく播種
機(5)と、発芽室(17)と、緑化室(18)と、硬
化室(19)と、苗取出装置(21)を、育苗トレー
(1)を循環移動させるエンドレス搬送系路(12)中
に配設させるもので、平面視長方形の育苗トレー(1)
の短尺側一端部を先頭にして播種機(15)を通過させ
ると共に、前記育苗トレー(1)の長尺側一端部を先頭
にして発芽室(17)乃至硬化室(19)を通過させる
ように構成している。また、発芽室(17)と緑化室
(18)と硬化室(19)の育苗コンベア(9)長さ
を、発芽に必要な時間と緑化に必要な時間と硬化に必要
な時間に比例させて形成すると共に、緑化室(18)及
び硬化室(19)を通過する育苗トレー(1)に供給す
る養液を、緑化室(18)及び硬化室(19)の育苗コ
ンベア(9)に対して略直交する方向に流動させるよう
に構成している。なお、稲苗を形成する場合、発芽に必
要な時間は3〜4日間であり、緑化及び硬化に必要な時
間はともに5〜7日間であるから、発芽室(17)のコ
ンベア(9)長さに対し、緑化室(18)または硬化室
(19)の各コンベア(9)長さを約2倍に形成する。
【0011】さらに、図3に示す如く、長手方向略中央
で分離自在に接合させる上手トレー(40)及び下手ト
レー(41)によって内トレー(42)を形成し、また
仕切板(43)…(44)…によって短手幅方向に仕切
って4枚の床土材(4)…を入れる4列の載せ面(4
5)…を形成すると共に、下手トレー(41)端部の各
載せ面(45)…に養液排出口(46)…を開設させ、
図6の如く、排出口(46)…の流下縁(47)…を下
方に折曲げ形成している。また、前記内トレー(42)
を嵌込む外トレー(48)を設け、ラスアミ製網状板体
(49)によって外トレー(48)の底板を形成すると
共に、内トレー(42)の排出口(46)…に対向する
外トレー(48)底面端部に養液排出口(50)を開設
させ、図6の如く、排出口(50)の流下縁(51)を
下方に折曲げ形成し、各排出口(46)(50)を介し
て内トレー(42)から漏下する養液を回収樋(31)
(36)に流下させるように構成している。
で分離自在に接合させる上手トレー(40)及び下手ト
レー(41)によって内トレー(42)を形成し、また
仕切板(43)…(44)…によって短手幅方向に仕切
って4枚の床土材(4)…を入れる4列の載せ面(4
5)…を形成すると共に、下手トレー(41)端部の各
載せ面(45)…に養液排出口(46)…を開設させ、
図6の如く、排出口(46)…の流下縁(47)…を下
方に折曲げ形成している。また、前記内トレー(42)
を嵌込む外トレー(48)を設け、ラスアミ製網状板体
(49)によって外トレー(48)の底板を形成すると
共に、内トレー(42)の排出口(46)…に対向する
外トレー(48)底面端部に養液排出口(50)を開設
させ、図6の如く、排出口(50)の流下縁(51)を
下方に折曲げ形成し、各排出口(46)(50)を介し
て内トレー(42)から漏下する養液を回収樋(31)
(36)に流下させるように構成している。
【0012】上記から明らかなように、外トレー(4
8)の内部に内トレー(42)を入れ、内トレー(4
2)の内部に育苗用床土材(4)を入れる育苗箱におい
て、平面視長方形の内外トレー(42)(48)の短尺
側一端部底面に養液排出口(46)(50)を形成する
と共に、外トレー(48)の底面を網状板体(49)に
よって形成し、網状板体(49)の上面に内トレー(4
2)を載せるように構成している。
8)の内部に内トレー(42)を入れ、内トレー(4
2)の内部に育苗用床土材(4)を入れる育苗箱におい
て、平面視長方形の内外トレー(42)(48)の短尺
側一端部底面に養液排出口(46)(50)を形成する
と共に、外トレー(48)の底面を網状板体(49)に
よって形成し、網状板体(49)の上面に内トレー(4
2)を載せるように構成している。
【0013】さらに、図4、図5に示す如く、4個の縦
走行輪(51)…と4個の横走行輪(52)…を外トレ
ー(48)下面に取付け、各コンベア(6)(8)(1
0)を形成する一対のパイプレール(53)(53)上
で縦走行輪(51)…を転動させると共に、育苗コンベ
ア(9)のパイプレール(27)上で横走行輪(52)
を転動させる。また、前記コンベア(8)送り終端に昇
降レール(54)を配置させ、シリンダ(55)及びリ
ンク(56)によってレール(54)を昇降させるもの
で、昇降レール(54)下降状態で育苗トレー(1)が
コンベア(8)終端に移動する一方、昇降レール(5
4)を上昇させることによってレール(54)が横走行
輪(52)に嵌合して育苗トレー(1)を持上げ、縦走
行輪(53)をコンベア(8)のパイプレール(53)
上方に持上げ、かつ昇降レール(54)が育苗コンベア
(9)のパイプレール(27)端部に略直線的に対設さ
れ、昇降レール(54)上の育苗トレー(1)を育苗コ
ンベア(9)側に移動させることができるように構成し
ている。
走行輪(51)…と4個の横走行輪(52)…を外トレ
ー(48)下面に取付け、各コンベア(6)(8)(1
0)を形成する一対のパイプレール(53)(53)上
で縦走行輪(51)…を転動させると共に、育苗コンベ
ア(9)のパイプレール(27)上で横走行輪(52)
を転動させる。また、前記コンベア(8)送り終端に昇
降レール(54)を配置させ、シリンダ(55)及びリ
ンク(56)によってレール(54)を昇降させるもの
で、昇降レール(54)下降状態で育苗トレー(1)が
コンベア(8)終端に移動する一方、昇降レール(5
4)を上昇させることによってレール(54)が横走行
輪(52)に嵌合して育苗トレー(1)を持上げ、縦走
行輪(53)をコンベア(8)のパイプレール(53)
上方に持上げ、かつ昇降レール(54)が育苗コンベア
(9)のパイプレール(27)端部に略直線的に対設さ
れ、昇降レール(54)上の育苗トレー(1)を育苗コ
ンベア(9)側に移動させることができるように構成し
ている。
【0014】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、外トレー(48)の内部に内トレー(42)を入
れ、内トレー(42)の内部に育苗用床土材(4)を入
れる育苗箱において、平面視長方形の内外トレー(4
2)(48)の短尺側一端部底面に養液排出口(46)
(50)を形成したもので、コンベア(9)等によって
搬送させ乍ら養液を内トレー(42)に供給しても、養
液排出口(46)(50)によって養液漏下位置が特定
されるから、漏下する養液の回収を容易に行うことがで
き、発芽及び緑化及び硬化などの管理作業の簡略化並び
に省力化を容易に図ることができるものである。
は、外トレー(48)の内部に内トレー(42)を入
れ、内トレー(42)の内部に育苗用床土材(4)を入
れる育苗箱において、平面視長方形の内外トレー(4
2)(48)の短尺側一端部底面に養液排出口(46)
(50)を形成したもので、コンベア(9)等によって
搬送させ乍ら養液を内トレー(42)に供給しても、養
液排出口(46)(50)によって養液漏下位置が特定
されるから、漏下する養液の回収を容易に行うことがで
き、発芽及び緑化及び硬化などの管理作業の簡略化並び
に省力化を容易に図ることができるものである。
【0015】また、外トレー(48)の底面を網状板体
(49)によって形成し、網状板体(49)の上面に内
トレー(42)を載せるように構成したもので、外トレ
ー(48)下方側から内トレー(42)底面を加温で
き、内トレー(42)内部の床土材(4)の暖房を効率
良く行わせることができると共に、内トレー(42)を
取外すことにより、多数の上方開口凹部を縦横に形成す
る野菜育苗トレーを外トレー(48)に内設させ野菜苗
を形成することができ、仕様の異なる内トレー(42)
に対して同一形状の外トレー(48)を兼用して使用で
きるものである。
(49)によって形成し、網状板体(49)の上面に内
トレー(42)を載せるように構成したもので、外トレ
ー(48)下方側から内トレー(42)底面を加温で
き、内トレー(42)内部の床土材(4)の暖房を効率
良く行わせることができると共に、内トレー(42)を
取外すことにより、多数の上方開口凹部を縦横に形成す
る野菜育苗トレーを外トレー(48)に内設させ野菜苗
を形成することができ、仕様の異なる内トレー(42)
に対して同一形状の外トレー(48)を兼用して使用で
きるものである。
【図1】育苗施設の斜視図。
【図2】同平面図。
【図3】育苗トレーの斜視図。
【図4】育苗トレー搬送説明図。
【図5】育苗コンベア部の説明図。
【図6】同部分拡大説明図。
【図7】同部分拡大分解説明図。
(4) 床土材 (42) 内トレー (46)(50) 養液排出口 (48) 外トレー (49) 網状板体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−24000(JP,A) 実開 平1−72054(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01G 31/00 611 A01G 9/00 A01G 9/02 601 A01G 31/04
Claims (2)
- 【請求項1】 外トレーの内部に内トレーを入れ、内ト
レーの内部に育苗用床土材を入れる育苗箱において、平
面視長方形の内外トレーの短尺側一端部底面に養液排出
口を形成したことを特徴とする育苗箱。 - 【請求項2】 外トレーの底面を網状板体によって形成
し、網状板体の上面に内トレーを載せるように構成した
ことを特徴とする請求項1に記載の育苗箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33774995A JP3348337B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 育苗箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33774995A JP3348337B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 育苗箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09154423A JPH09154423A (ja) | 1997-06-17 |
JP3348337B2 true JP3348337B2 (ja) | 2002-11-20 |
Family
ID=18311606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33774995A Expired - Fee Related JP3348337B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 育苗箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3348337B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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FI124499B (fi) * | 2011-06-17 | 2014-09-30 | Green Automation Exp Oy | Järjestelmä, menetelmä ja kouru kasvien kasvatusta varten |
CN105165466B (zh) * | 2015-10-30 | 2017-06-30 | 佳木斯大学 | 一种全降解层状结构水稻育秧盘的制备方法 |
-
1995
- 1995-11-30 JP JP33774995A patent/JP3348337B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09154423A (ja) | 1997-06-17 |
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