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JP3347641B2 - インターフェース装置、情報処理システム、及びインターフェース装置の制御方法 - Google Patents

インターフェース装置、情報処理システム、及びインターフェース装置の制御方法

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Publication number
JP3347641B2
JP3347641B2 JP14453997A JP14453997A JP3347641B2 JP 3347641 B2 JP3347641 B2 JP 3347641B2 JP 14453997 A JP14453997 A JP 14453997A JP 14453997 A JP14453997 A JP 14453997A JP 3347641 B2 JP3347641 B2 JP 3347641B2
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将 大矢
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Canon Inc
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホストコンピュー
タとデジタル複写機との間を制御するインターフェース
装置、これらを備えた情報処理システム、及び前記デジ
タル複写機のリモート/ローカル状態を切り替えるイン
ターフェース装置の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インターフェース装置を介してデジタル
複写機の制御を行うホストコンピュータ上で実行される
アプリケーションソフトやドライバソフトには、様々な
種類があり、それぞれのソフトウェアによって色々な手
順のコマンド制御をインターフェース装置に対して行
う。
【0003】この場合、インターフェース装置も、この
コマンド制御手順にしたがってデジタル複写機に対し
て、同じ手順のコマンドを発行していた。これは、リモ
ート/ローカル状態の切り替えシーケンスに関しても同
様であり、インターフェース装置はホストコンピュータ
からの制御に依存していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のデジタル複
写機の制御では、リモート/ローカル状態の遷移が曖昧
であったが、近年のデジタル複写機の制御を行うとき
は、プリント/スキャンなどの処理前にデジタル複写機
をリモート状態に設定し、また処理後にリモート解除を
必ず行わなくてはならない。さらに、ソータやフィーダ
の制御を行うときには、プリント/スキャンの終了に関
わらず制御中はデジタル複写機のリモート状態を保持し
なくてはならない。このため、このような手順でコマン
ドを発行しない従来のデジタル複写機制御用に開発され
たソフトウェアからは、近年のデジタル複写機の制御が
行えないという不具合が生じていた。
【0005】本発明は上記従来の問題点に鑑み、従来型
のデジタル複写機制御用ソフトウェアによっても近年の
デジタル複写機の制御を的確に行えるように、デジタル
複写機とホストコンピュータとの間を制御するインター
フェース装置を提供することを目的とする。また、その
ようなインターフェース装置を備えた情報処理システ
ム、及びインターフェース装置の制御方法を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明では、プリント及びスキャン処理を行う
デジタル複写機とホストコンピュータとの間を制御する
インターフェース装置において、前記ホストコンピュー
タから発行されたリモートコマンドが前記デジタル複写
機のプリント及びスキャン処理後でのリモート状態の解
除を禁止した制御時に発行されたものであるかを示す第
1のフラグ、及び前記デジタル複写機のプリント及びス
キャンを完了したことを示す第2のフラグを設定するフ
ラグ設定手段と、前記第1のフラグにより、前記リモー
トコマンドが前記制御時のものであると判断されたとき
に、該リモートコマンドに従って前記デジタル複写機に
対してリモート/ローカル状態を切り替えるコマンドを
発行して前記デジタル複写機をリモート状態に遷移させ
るリモート遷移手段と、前記第2のフラグにより前記デ
ジタル複写機のプリント及びスキャンの完了を確認した
後でも、前記リモート/ローカル状態を切り替えるコマ
ンドを発行せずに前記デジタル複写機のリモート状態を
保持するリモート状態保持手段とを備えたものである。
【0007】
【0008】第の発明では、プリント及びスキャン処
理を行うデジタル複写機とホストコンピュータとの間を
制御するインターフェース装置において、前記ホストコ
ンピュータから発行された前記リモートコマンドが前記
デジタル複写機のプリント及びスキャン処理後でのリモ
ート状態の解除を許可する制御時に発行されたものであ
るかを示す第1のフラグ、及び前記デジタル複写機のプ
リント及びスキャン処理を完了したことを示す第2のフ
ラグを設定するフラグ設定手段と、前記第1のフラグに
より、前記リモートコマンドが前記制御時のものである
と判断されたときに、該リモートコマンドに従って前記
デジタル複写機に対してリモート/ローカル状態を切り
替えるコマンドを発行して前記デジタル複写機をリモー
ト状態に遷移させるリモート遷移手段と、前記第2のフ
ラグにより前記デジタル複写機のプリント及びスキャン
処理の完了を確認したときに、前記リモート/ローカル
状態を切り替えるコマンドを発行して前記デジタル複写
機のリモート状態を解除するリモート状態解除手段とを
備えたものである。
【0009】
【0010】第の発明では、プリント及びスキャン処
理を行うデジタル複写機と、ホストコンピュータと、前
記デジタル複写機と前記ホストコンピュータとの間を制
御するインターフェース装置とを有する情報処理システ
ムにおいて、前記インターフェース装置は、前記ホスト
コンピュータから発行されたリモートコマンドが前記デ
ジタル複写機のプリント及びスキャン処理後でのリモー
ト状態の解除を禁止した制御時に発行されたものである
かを示す第1のフラグ、及び前記デジタル複写機のプリ
ント及びスキャンを完了したことを示す第2のフラグを
設定するフラグ設定手段と、前記第1のフラグにより、
前記リモートコマンドが前記制御時のものであると判断
されたときに、該リモートコマンドに従って前記デジタ
ル複写機に対してリモート/ローカル状態を切り替える
コマンドを発行して前記デジタル複写機をリモート状態
に遷移させるリモート遷移手段と、前記第2のフラグに
より前記デジタル複写機のプリント及びスキャンの完了
を確認した後でも、前記リモート/ローカル状態を切り
替えるコマンドを発行せずに前記デジタル複写機のリモ
ート状態を保持するリモート状態保持手段とを備えたも
のである。
【0011】第の発明では、プリント及びスキャン処
理を行うデジタル複写機と、ホストコンピュータと、前
記デジタル複写機と前記ホストコンピュータとの間を制
御するインターフェース装置とを有する情報処理システ
ムにおいて、前記インターフェース装置は、前記ホスト
コンピュータから発行された前記リモートコマンドが前
記デジタル複写機のプリント及びスキャン処理後でのリ
モート状態の解除を許可する制御時に発行されたもので
あるかを示す第1のフラグ、及び前記デジタル複写機の
プリント及びスキャン処理を完了したことを示す第2の
フラグを設定するフラグ設定手段と、前記第1のフラグ
により、前記リモートコマンドが前記制御時のものであ
ると判断されたときに、該リモートコマンドに従って前
記デジタル複写機に対してリモート/ローカル状態を切
り替えるコマンドを発行して前記デジタル複写機をリモ
ート状態に遷移させるリモート遷移手段と、前記第2の
フラグにより前記デジタル複写機のプリント及びスキャ
ン処理の完了を確認したときに、前記リモート/ローカ
ル状態を切り替えるコマンドを発行して前記デジタル複
写機のリモート状態を解除するリモート状態解除手段と
を備えたものである。
【0012】
【0013】第の発明では、プリント及びスキャン処
理を行うデジタル複写機とホストコンピュータとの間を
制御するインターフェース装置の制御方法において、前
記ホストコンピュータから発行されたリモートコマンド
が前記デジタル複写機のプリント及びスキャン処理後で
のリモート状態の解除を禁止した制御時に発行されたも
のであるかを示す第1のフラグ、及び前記デジタル複写
機のプリント及びスキャンを完了したことを示す第2の
フラグを設定するフラグ設定処理と、前記第1のフラグ
により、前記リモートコマンドが前記制御時のものであ
ると判断されたときに、該リモートコマンドに従って前
記デジタル複写機に対してリモート/ローカル状態を切
り替えるコマンドを発行して前記デジタル複写機をリモ
ート状態に遷移させるリモート遷移処理と、前記第2の
フラグにより前記デジタル複写機のプリント及びスキャ
ンの完了を確認した後でも、前記リモート/ローカル状
態を切り替えるコマンドを発行せずに前記デジタル複写
機のリモート状態を保持するリモート状態保持処理とを
実行するようにしたものである。
【0014】第の発明では、プリント及びスキャン処
理を行うデジタル複写機とホストコンピュータとの間を
制御するインターフェース装置の制御方法において、前
記ホストコンピュータから発行された前記リモートコマ
ンドが前記デジタル複写機のプリント及びスキャン処理
後でのリモート状態の解除を許可する制御時に発行され
たものであるかを示す第1のフラグ、及び前記デジタル
複写機のプリント及びスキャン処理を完了したことを示
す第2のフラグを設定するフラグ設定処理と、前記第1
のフラグにより、前記リモートコマンドが前記制御時の
ものであると判断されたときに、該リモートコマンドに
従って前記デジタル複写機に対してリモート/ローカル
状態を切り替えるコマンドを発行して前記デジタル複写
機をリモート状態に遷移させるリモート遷移処理と、前
記第2のフラグにより前記デジタル複写機のプリント及
びスキャン処理の完了を確認した場合に、前記リモート
/ローカル状態を切り替えるコマンドを発行して前記デ
ジタル複写機のリモート状態を解除するリモート状態解
除処理とを実行するようにしたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0016】図1は、本発明の実施形態に係るインター
フェース装置の概略構成を示すブロック図である。
【0017】図中の101は本発明の中心となるインタ
ーフェース装置である。102はホストコンピュータで
あり、インターフェースケーブル106を介してインタ
ーフェース装置101と接続される。これは、例えばS
CSIなどの汎用インターフェースであり、ホストコン
ピュータ102からコンピュータグラフィクス(CG)
画像データをインターフェース装置101のフレームメ
モリ201,202へ転送する。
【0018】また、ホストコンピュータ102からイン
ターフェース装置101へ制御コマンドを送ることによ
りシステム全体をコントロールすることができる。デジ
タルカラー複写機103,104は、インターフェース
ケーブル107,108によってインターフェース装置
101と接続され、インターフェース装置101内のフ
レームメモリ201,202に格納された画像をデジタ
ルカラー複写機103,104を用いてプリント出力す
ることができる。
【0019】さらに、デジタルカラー複写機103,1
04のスキャナから読み取った画像をインターフェース
装置101内のフレームメモリ201,202に格納す
ることもできる。これらのデジタルカラー複写機10
3,104もホストコンピュータ102と同様に、その
操作部からシステム全体をコントロールすることができ
るようになっている。
【0020】109,110はフィルムスキャナであ
り、インターフェースケーブル111,112によって
インターフェース装置101に接続される。これらは、
デジタルカラー複写機103,104と同様に、スキャ
ナから読み取った画像をインターフェース装置101内
のフレームメモリ201,202に格納することができ
る。
【0021】また、これらのフィルムスキャナ109,
110の代わりにHDTVなどのビデオ画像を取り込む
装置、またはその他の各種画像取り込み装置が接続可能
であり、インターフェース装置101内のフレームメモ
リに同様に画像を格納することができ、プリント出力す
ることが可能である。
【0022】次に、インターフェース装置101の内部
構成を説明する。
【0023】203は第1のCPUであり、外部に接続
されるスキャナ、プリンタ以外のI/Oをコントロール
するものである。詳細は後述する。204はCPU20
3のCPUバスであり、ホストコンピュータ102との
インターフェースをするSCSIコントローラ205、
プログラムメモリ206、及びI/Oバス208をコン
トロールするバスコントローラ207などが接続されて
いる。
【0024】また、第2のCPU209のCPUバス2
10と結合できるようにバスコントローラ211も接続
されている。第2のCPUについては後述する。I/O
バス208にはI/Oコントローラ212が接続されて
おり、ハードディスクドライブ213、フロッピディス
クドライブ214、キーボードコントローラ215、C
RTコントローラ216、及びLCDコントローラ21
7等の汎用I/Oをコントロールしている。
【0025】218は液晶表示装置であり、インターフ
ェース装置101の状態を常に表示できるようになって
いる。また、キーボードコントローラ215には操作部
219が接続され、インターフェース装置101の初期
設定の変更、また独立にサービスモードの設定ができる
ようになっている。必要であれば外部にCRTコントロ
ーラ216を介してモニタを、さらにキーボードコント
ローラ215を介してキーボードを接続できる。
【0026】さらに、I/Oバス208には、AUXス
ロット220,221が用意され、例えばCD−ROM
などのインターフェースカードを装着でき、CD−RO
Mに格納されている各種画像をフレームメモリ201,
202に展開して、プリント出力を得ることもでき、将
来のマルチメディア対応が可能である。
【0027】第2のCPU209は、外部に接続される
スキャナ、プリンタのコントロール、さらにフレームメ
モリ201,202に格納される画像に対して画像回転
や色空間圧縮などの画像処理を行うことができる。
【0028】メモリ222は、プログラムメモリであ
り、電源投入時にハードディスクドライブ213から、
バスコントローラ211を介して制御プログラムがロー
ドされる仕組みになっている。また、メモリ222は、
CPU203との通信にも用いられる。CPUバス21
0にはスキャナプリンタインターフェース223,22
4の2種が接続され、各種設定を行いながらスキャナ、
プリンタのコントロールをしている。
【0029】225は、画像専用のバスであり、画像の
スキャン、プリントを行う際に画像データはこのバスを
流れるようになっている。インターフェース装置101
は、2種のスキャナプリンタインターフェースを接続す
ることができ、例えば静電写真方式やインクジェット方
式等の異なる方式のスキャナプリンタであっても接続す
ることができる。しかも、異なる方式の各機器が同じフ
レームメモリを共有することができるので、方式の異な
る各機器に対応してフレームメモリを予め設定しておく
必要がなく、効率的にメモリを使用することができる。
【0030】また、これらのインターフェースは、接続
される電子写真(CLC)方式やBJ方式等の複写機の
方式、またはスピードに応じて新たにインターフェース
ボードを含むカードを差し替えることができるようにな
っており、将来への対応も可能となっている。したがっ
て、接続する機器に柔軟に対応することができ、システ
ムの拡張性がある。
【0031】さらに、本実施形態では、上述したように
スキャナプリンタの他に、スキャナ・プリンタインター
フェース223,224に2種類のフィルムスキャナ1
09,110をスキャナプリンタ103,104に加え
て接続することができる。
【0032】なお、本発明に接続できる機器は上述のフ
ィルムスキャナ及びスキャナプリンタに限らず、例えば
インクジェットプリンタ、スキャナ等の他の機器でも構
わない。
【0033】図2は、スキャナ・プリンタインターフェ
ース223,224及びフレームメモリ201,202
の一構成例を示す図である。
【0034】なお、スキャナ・プリンタインターフェー
ス223,224において同一の回路には同一番号が付
されている。 フレームメモリ201,202は同一の
構成であり、各々赤(R)、緑(G)、青(B)のプレ
ーンメモリ311,312及びプレーンメモリ311,
312を制御するコントローラ301,302を有す
る。メモリコントローラ301,1302は各々プレー
ンメモリ311,312における画像データの読み出
し、書き込み及びリフレッシュ等のコントロールを行
う。
【0035】上述の2つのメモリは独立の動作、すなわ
ち一方がプリント出力中にもう一方はCPUバス210
を介してホストコンピュータ102からの画像の転送や
PDL画像の展開、または前述したようなCPU209
を用いた画像処理が可能であるようになっている。ま
た、2つのメモリをつなげて1つのメモリと見做すこと
もでき、例えば、両方がそれぞれA4サイズ分のメモリ
容量を持っていた場合に、2つをつなげることでA3サ
イズの画像を扱うことができるようになっている。
【0036】マスキング色処理回路305は、接続され
ている出力装置の色再現性に合わせたマスキング、UC
R演算処理など画像を忠実に再現するための画像編集処
理を行う。FIFO306は、同一のフレームメモリか
ら画像データの読み出し及び書き込みを行う場合、フレ
ームメモリへの画像データの書き込みタイミングを調整
する。
【0037】セレクタ307は、書き込みタイミングを
調整する必要があるか否かに応じて画像データの経路を
切り換える。コントローラ303は上述の各回路を制御
する。
【0038】図3は、スキャナ・プリンタ機能を有する
デジタルカラー複写機103,104の外観図である。
【0039】デジタルカラー複写機103,104は、
デジタルカラー画像読み取り部(以下カラースキャナと
称する)400と、原稿をカラースキャナにセットする
循環式反射原稿給送装置(以下、フィーダと称する)4
10と、デジタルカラー画像を印刷出力するデジタルカ
ラー画像プリント部(以下、カラープリンタと称する)
420と、印刷出力された用紙を仕分けする装置(以下
ソータと称する)430とをから成る。
【0040】以下に、本実施形態のシステムが、スキャ
ナ・ブリンタインターフェース223にケーブル107
を介し、静電写真方式のデジタルカラー複写機103が
接続されていると仮定して、具体的なプリント及びスキ
ャンの動作について説明する。
【0041】まず、ホストコンピュータ102から発行
されたプリントコマンドに基づき、インターフェース1
01内のプレーンメモリ311に記憶されている画像を
デジタルカラー複写機103を用いて出力する場合の動
作について説明する。
【0042】ホストコンピュータ102から、SCSI
インターフェース205を介してCPU203がプリン
トコマンドを受け取る。CPU209は、そのコマンド
を解釈し、バスコントローラ211の制御の下で、メモ
リ222に受け取ったコマンド内容を書き込む。
【0043】CPU209は、コマンドの書き込みを認
識すると、メモリ222の内容を読みプリントコマンド
を実行する。CPU209は、インターフェース223
内のコントローラ303に対し、デジタルカラー複写機
103へのプリントコマンド発行の命令を出し、コント
ローラ303は、ケーブル107を介し、通信によって
デジタルカラー複写機103へプリントコマンドを発行
する。
【0044】ケーブル107,108,111,112
内部は同じ接続となっており、画像データ24ビット、
同期信号、クロック、通信が双方向で1つのケーブル内
に収まっている。プリンタコマンドを受け取ったデジタ
ルカラー複写機103は、プリンタの起動をかけ、同時
に画像同期信号を送り返す。画像同期信号を受け取った
コントローラ303は、画像同期信号に従ってビデオバ
ス225内のコントロールバスに画像リクエスト信号を
乗せ、メモリコントロール301に画像出力要求を出
す。
【0045】メモリコントロール301は、画像リクエ
スト信号に従って、画像データをビデオバス225にR
GB24ビットを出力する。出力された画像データは、
インターフェース223内の色変換回路304に入力さ
れ、プレーンメモリ311において、所定のRGB色空
間の画像データからデジタルカラー複写機103の色空
間の画像データへの変換を行い、画像データをケーブル
107を通してカラー複写機に転送する。
【0046】なお、本件における色空間とは、ホストコ
ンピュータ102からの画像データのRGB色空間、デ
ジタルカラー複写機103,104固有のRGB色空間
やCMYK色空間等の色の表現方法のことである。
【0047】ケーブル107では、カラー複写機におけ
る画像の現像に同期させ、画像データ24ビットをフル
に用い、面順次でRGB画像データの転送を4回行う。
その結果、フレームメモリ201からRGBの画像デー
タが計4回読み出され、同一の処理が行われる。
【0048】なお、本発明は、面順次に画像データを転
送するものに限らず、例えば点順次等で転送しても構わ
ず、出力装置がサポートしている方法で画像データを転
送する。
【0049】次に、上述の動作とは逆に、デジタルカラ
ー複写機103のカラースキャナを用いて得られた原稿
の画像データをフレームメモリ201に格納する動作に
ついて説明する。
【0050】ホストコンピュータ102からSCSIイ
ンターフェース205を介し、CPU203がスキャン
コマンドを受け取り、認識し、実行する。CPU209
はコントローラ303を通してデジタルカラー複写機1
03へ通信によってスキャンコマンドを発行する。デジ
タルカラー複写機103は、スキャンコマンドに基づい
て原稿を走査し、得られたデジタルカラー複写機103
の入力特性に基づいたRGB色空間の画像データをケー
ブル107内部の24ビットの画像データ信号をフルに
用い、RGB画像データとして転送する。
【0051】インターフェース装置101内部では、転
送されたRGB画像データをインターフェース223内
の色変換回路304に入力する。色変換回路304は、
画像データを接続デバイスと登録されるファイルタイプ
に応じて色空間を変換し、ビデオバス225に出力す
る。同時に、コントローラ303は、メモリコントロー
ル301に対し、取り込みリクエスト信号をコントロー
ルバスに出力する。メモリコントロール301は、ビデ
オバス225上の画像を取り込みリクエスト信号に基づ
いてプレーンメモリ311に格納する。
【0052】本実施形態では、フレームメモリ201に
ついて説明したが、フレームメモリ202についても同
様であり、コントローラ303がメモリコントローラ3
02に対して、コントロールバス上にリクエスト信号を
乗せるとフレームメモリ202が動作を開始する。この
時、コントローラ303,304のバスのコンフリクト
を避けるためにスキャナ・プリンタインターフェース2
23,224は同時に動作しないようになっている。
【0053】以上、デジタルカラー複写機103につい
ての画像の入出力の動作を示したが、デジタルカラー複
写機104、フィルムスキャナ109,110等も同様
の動作を行う。
【0054】図4は、本実施形態で電源投入直後にプロ
グラムメモリにダウンロードされる制御プログラムのモ
ジュール構成を示す図である。なお、この制御プログラ
ムはCPU2側で動作する。
【0055】モジュール701は、リアルタイムOSで
あり、複数のタスクの管理を行う。各タスクは、イベン
トドリブンで起動される。モジュール702は、本制御
プログラムの起動時に実行されるタスクであり、各種の
ICやフレームメモリの初期設定、並びにインターフェ
ースボードの識別等を行う。
【0056】モジュール703,704は、カラー複写
機またはフィルムスキャナとのコマンド通信を司るもの
である。モジュール703は本の装置がマスター側にな
り、カラー複写機側がスレーブ側になる場合であり、装
置からコマンドを発行し、カラー複写機側がステータス
を返信する通信制御タスクである。モジュール704
は、モジュール703と逆のタイプであり、カラー複写
機側からコマンドを発行し、本インターフェース装置が
ステータスを返信する通信制御タスクである。モジュー
ル705はCPU1とのコマンド通信及び画像転送制御
を司る。このタスクによりホストコンピュータからSC
SIコントローラを介して受け取ったコマンドをCPU
2側で解析し、通信制御タスクや画像処理タスクへ処理
開始の指示を送る。
【0057】そして、タスク703では、タスク705
で解析されたコマンドをカラー複写機が受信可能な手順
に変換して送信を行う。モジュール706,707,7
08はそれぞれCLC方式/BJ方式のカラー複写機ま
たはフィルムスキャナとの画像データの入出力制御を司
る画像入出力制御タスクである。モジュール709は画
像の圧縮、伸長、回転、鏡像、色空間圧縮、及び色空間
変換等の画像処理を司る。モジュール710は、フレー
ムメモリ201,202に登録される画像ファイルの管
理を司る。
【0058】図5は、本実施形態におけるインターフェ
ース装置のソフトウェアのシステム構成図であり、同図
5を用いてシステムの動作を説明する。
【0059】まず、電源投入後モジュール701のリア
ルタイムOSが起動し、タスク901、902を生成す
る。タスク901はブート部702を司り、各初期設定
時に図6(a)のコンフィグレーション・テーブル(C
onfigurationTable)中のカードコー
ドをセットする。コンフィグレーション・テーブルと
は、スキャナ・プリンタインターフェース223,22
4の各々にセットされているボード及び各スロットに、
出力装置及びフィルムスキャナが接続されているか否か
を管理するものである。
【0060】図示されていないが、スキャナ・プリンタ
インターフェース223,224は、インターフェース
ボードを差し込む構成になっている。各々ボードタイプ
識別用のボードがあり、これにボードタイブ別にIDを
ハード的にセットすることにより、CPU2によって読
み出しが可能になり、セットされているボードをスロッ
トに対応して自動認識することができる。ボードIDと
は、通信タイプを示すものである。この認識に基づき図
6(b)に示したエンジンカードコードをコンフィグレ
ーション・テーブルの対応するスロットの場所に書き込
む。
【0061】さらに、インターフェース上のシーケンス
制御信号として送られるカラー複写機、フィルムスキャ
ナのパワーレディ(PowerReady)をボード2
23,224上にある信号検知用のボート(図示されて
いない)で見て、各デバイスが起動されていたら図6
(a)のコンフィグレーション・テーブル中のエンジン
カードコードに従って通信制御タスク905,906,
907を生成する。タスク905,906は本インター
フェース装置がマスター側であるモジュール703の通
信制御を、タスク907はインターフェース装置がスレ
ーブ側であるモジュール704の通信制御を行い、カラ
ー複写機、及びフィルムスキャナ側とコマンド/ステー
タスのやり取りをする。この通信で得られた情報によ
り、デバイスコード、及びカセット情報等を図6及び図
7のデバイス情報テーブルに設定する。
【0062】従って、まず差し込まれているインターフ
ェースボードを判別し、スロットに対応させてカードコ
ードを管理することにより、通信タイプを設定する。
【0063】次に設定された通信タイプに基づき、接続
されている機器と通信を行い、図6(c)及び図6
(e)に示したデバイスコードを各スロットに対応させ
て図6(a)及び図6(d)に示したコンフィグレーシ
ョン・テーブル中に設定する。
【0064】以上の処理により、本インターフェース装
置101は、接続されている各機器をスロットに対応さ
せて自動的に認識することができる。
【0065】また、上述の接続デバイス認識処理を電源
投入時毎に行うので常に最新のシステム状態を把握する
ことができる。タスク902はモジュール705を司
り、ホストコンピュータから受けたコマンドを解析処理
する。プリント/スキャンコマンドを受けると通信制御
タスク905,906,907を介して画像入出力制御
タスク908,909,910を起動する。この時、プ
リント/スキャンコマンドに伴うパラメータでのカード
が装着されているスロットを選択し、図6(a)のコン
フィグレーション・テーブル中のデバイスコードに従っ
てデバイス毎に異なる画像入出力制御を行う。これによ
り、どの機器でスキャンするか、もしくはプリントする
かをユーザの用途に応じて切り換えることができる。さ
らに、接続されている機器に応じて例えばCLC方式や
FS方式等の異なった制御方式の画像入出力タスクが動
作可能になる。
【0066】次に、ホストコンピュータ102からイン
ターフェース装置101に対して発行されるコマンドの
説明をする。
【0067】図8は、ホストコンピュータ102からイ
ンターフェース装置101を介してデジタルカラー複写
機でプリント、スキャンなどの制御を行うときにその前
に一番最初に送られるコマンドであるリモートコマンド
である。このコマンドによりデジタルカラー複写機をホ
ストコンピュータ102からの制御が可能な状態と制御
不可能な状態(ローカルコピーを実行できる状態)とに
切り替えられる。
【0068】ここで、リモートモード(REMOTE
MODE)を指定するが、REMOTE MODERE
=0x2のときはリモート状態の解除、REMOTE
MODERE=0,0x80のときはリモート状態への
遷移を行い、さらに「0x80」はプリント、スキャン
後もリモート状態を保持するとき、「0」は保持しない
ときに用いられる。
【0069】このようにリモート状態への遷移のために
2つモードを用意したのは、アプリケーションソフトま
たはドライバソフトによってはリモート状態にはする
が、その解除を行わないものが存在するためである。そ
の場合には、デジタル複写機のリモート解除のためにイ
ンターフェース装置101内部からリモート解除コマン
ドを発行しなくてはならないが、REMOTE MOD
E=0のときにこの処理を行うようにした。つまり、ホ
ストコンピュータからのリモートコマンドによりデジタ
ル複写機のリモート状態の保持などのリモート状態を完
全に制御したい場合には、REMOTE MODE=0
x80を設定する必要がある。
【0070】図9は、ホストコンピュータ102からイ
ンターフェース装置内の画像をデジタルカラー複写機1
03でプリントするときに発行されるプリントファイル
コマンドを示す図である。このコマンドのFILE I
Dでプリントしたい画像を指定し、用紙上にプリントす
るエリアを始点(SX,SY)とプリントサイズ(WI
DTH,HEIGHT)で設定し、さらに出力の解像
度、拡大率を設定してプリントを行うことができる。
【0071】図10は、ソータ制御を行うときに発行さ
れるSORTERコントロールコマンドを示す図であ
る。
【0072】このコマンドのソートモード指定1でソー
ト無し、ソート、グループソート、スタックを、ソート
モード2で折り無し、Z折り、半折りを、ビン指定で出
力ビンの指定を、ステープル位置指定ではステープル無
し、1箇所綴じ、2箇所綴じ、奥1箇所綴じを設定し、
ソータの制御を行う。
【0073】図11は、デジタルカラー複写機103の
画像をスキャンし、インターフェース装置101内に記
憶するときに発行されるスキャンファイルコマンドを示
す図である。
【0074】このコマンドのFILE IDでスキャン
した画像を記憶するファイルのIDを指定し、原稿上に
スキャンするエリアを始点(SX,SY)とスキャンサ
イズ(WIDTH,HEIGHT)で設定し、さらに入
力の解像度、縮小率を設定してスキャンを行うことがで
きる。
【0075】図12は、フィーダ上の原稿をスキャンす
るときにフィーダを制御するときに発行するRFコント
ロールコマンドを示す図である。
【0076】このコマンドの原稿給紙モード指定で給紙
モードを、給排紙停止フラグで給排紙の有無を、原稿先
送りページ数指定でスキャン前に先に送りたいページ数
を設定してフィーダの制御を行う。なお、給排紙モード
による動作の違いを図13に表す。
【0077】次に、ホストコンピュータから受けたコマ
ンドを解析及び変換処理する図5のタスク902及び通
信制御タスク906,907を介した、ホストコンピュ
ータ102によるデジタルカラー複写機103のリモー
ト/ローカル状態遷移制御の説明をする。
【0078】まず、デジタル複写機のリモート/ローカ
ル状態について説明する。
【0079】リモート状態とはインターフェース装置1
01を介したホストコンピュータ102からのデジタル
複写機103の制御を行える状態をいう。一方、ローカ
ル状態とはコピーなどのデジタル複写機単体での機能を
利用できる状態であり、ホストコンピュータ102から
の制御を行えない状態をいう。
【0080】ホストコンピュータからデジタルカラー複
写機を制御するには、まず始めに図8に示すリモートコ
マンドを発行して、デジタルカラー複写機を必ずリモー
ト制御可能な状態、つまりリモート状態にしなくてはな
らない。リモート状態にすることにより、ホストコンピ
ュ一タからのリモートプリントをデジタルカラー複写機
の操作部制御によるローカルコピーから切り分けること
ができ、リモート処理中に割り込まれるようなことが生
じない。例えば、ソータやフィーダなどの制御を行う場
合は、このリモート状態をデジタル複写機の制御中は保
持しておく必要がある。
【0081】このリモート状態への遷移は本来ホストコ
ンピュータからの制御コマンドによって行われるが、ホ
ストコンピュータ上で実行されているアプリケーション
ソフトやドライバソフトによっては、このリモートコマ
ンドをインターフェース装置に発行しない場合がある。
このようなときには、デジタル複写機に対してプリント
及びスキャンコマンドを発行する前にリモートコマンド
をインターフェース装置内部から発行し、リモートコマ
ンドがインターフェース装置に発行されたときと同様な
手順をデジタルカラー複写機に対して発行するような処
理が必要になる。
【0082】以下では、ホストコンピュータからのデジ
タルカラー複写機の制御時にインターフェース装置が実
行する処理を、ホストコンピュータからのリモートコマ
ンドの発行の有無、及び発行されたときのリモートコマ
ンド中のパラメータ設定状況に分けて図14を参照しつ
つ説明する。なお、図14は、ホストコンピュータ10
2とデジタル複写機103の間を制御するインターフェ
ース装置101においての処理を表すフローチャートで
ある。また、本例では、プリントのみについて述べてい
るが、スキャンに関してもプリントと置き換えて考える
ことができる。
【0083】(A)ホストコンピュータからリモートコ
マンドが発行されなかった場合の処理 ホストコンピュータ102からインターフェース装置1
01に対してリモートコマンドが発行されなかったとき
は(ステップS101)、インターフェース装置101
がそれを判断し、デジタル複写機103に対してインタ
ーフェース装置101がホストコンピュータ102に代
わってその処理を行わなくてはならない。
【0084】以下その説明をする。図5のI/F制御タ
スク906は、デジタル複写機103と常にステータス
の通信をしており、デジタル複写機103の現在の状態
を知ることができる。このステータスの中にデジタル複
写機103のリモート/ローカル状態も含まれており、
I/F制御タスク906はこれを保持するフラグを持っ
ているので、このフラグを基にデジタル複写機103が
現在リモート状態であるかを判断できる。
【0085】また、I/F制御タスク906は、デジタ
ル複写機103との通信によりプリント処理終了を確認
することができるフラグを持っており、これを参照する
ことでデジタル複写機103の動作が終わったことを知
る。
【0086】ホストコンピュータ102からプリントフ
ァイルコマンドをDOSマネージャタスク902が受け
取り(ステップS102)、I/F制御タスク906が
リモート/ローカル状態フラグを参照するとデジタル複
写機103はローカル状態であるので、I/F制御タス
ク906はデジタル複写機103に対してホストコンピ
ュータ102の代わりにリモートコマンドを発行する
(ステップS103)。その後、受け取ったプリントフ
ァイルコマンドに従いデジタル複写機103を制御する
(ステップS104,S105)。そしてプリント処理
終了フラグを確認し、終了したときにデジタル複写機1
03に対してI/F制御タスク906よりリモート状態
を解除するコマンドを発行する(ステップS06)。
【0087】(B)ホストコンピュータからリモートコ
マンド(REMOTE MODE=0x80)が発行さ
れた場合 ホストコンピュータ102からインターフェース装置1
01に対してリモートコマンド(REMOTE MOD
E=0x80)が発行されたときはインターフェース装
置がそれを判断し、そのリモートコマンドに従い、デジ
タル複写機103に対してリモート制御処理を実行すれ
ばいい。
【0088】以下その説明をする。リモートコマンドの
リモートモードパラメータはプリント後もデジタル複写
機103のリモートを解除してはならないときは、0x
80に設定される。従って、ホストコンピュータ102
と通信しているDOSマネージャタスク902によっ
て、このパラメータを参照することにより、リモートコ
マンドがプリント後にリモートを解除してはならないソ
ータ及びフィーダなどの制御を行うために発行されたか
どうかを判断することができる。
【0089】また、I/F制御タスク906は、デジタ
ル複写機103との通信によりプリント処理終了を確認
することができるフラグを持っており、これを参照する
ことでデジタル複写機の動作が終わったことを知ること
ができる。
【0090】ホストコンピュータ102からリモートを
解除してはならない制御時に用いられるリモートモード
=0x80に設定されたリモートコマンドがDOSマネ
ージャタスク902で受信された場合は(ステップS1
07)、そのリモートコマンドに従ってデジタル複写機
103に対してリモート状態に切り替えるリモートコマ
ンドを発行する(ステップS108)。
【0091】そして、ホストコンピュータ102からの
プリントコマンドに従い(ステップS109)、デジタ
ル複写機103でプリント実行後(ステップS110,
S111)、プリント完了フラグによりプリント完了が
確認できてもデジタル複写機103に対してI/F制御
タスク906よりリモート状態を解除するコマンドを発
行せずにリモート状態を保持する(ステップS112,
S113)。
【0092】(C)ホストコンピュータからリモートコ
マンド(REMOTE MODE=0)が発行された場
合の処理 ホストコンピュータ102からインターフェース装置1
01に対してリモートコマンド(REMOTE MOD
E=0)が発行されたときは、インターフェース装置が
それを判断し、リモート状態への遷移はリモートコマン
ドに従い、リモート解除はインターフェース装置がホス
トコンピュータの代わりに実行する。
【0093】以下その説明をする。ホストコンピュータ
102からインターフェース装置101に対して発行さ
れてくるリモートコマンドのリモートモードパラメータ
は、プリント後にデジタル複写機103のリモート状態
を解除してよいときは「0」に設定される。したがっ
て、ホストコンピュータ102と通信しているDOSマ
ネージャタスク902によって、このパラメータを参照
することによりプリント後にリモートを解除してもよい
かどうかを判断することができる。また、I/F制御タ
スク906は、デジタル複写機103との通信によりプ
リント処理終了を確認することができるフラグを持って
おり、これを参照することでデジタル複写機の動作が終
わったことを知ることができる。
【0094】プリント後にリモート解除しても構わない
リモートMODE=0に設定されたリモートコマンドが
ホストコンピュータ102から発行されて、DOSマネ
ージャタスク902で受信された場合は(ステップS1
07)、そのリモートコマンドに従ってデジタル複写機
103に対してリモート状態に切り替えるリモートコマ
ンドを発行する(ステップS108)。そして、ホスト
コンピュータ102からのプリントコマンドに従い(ス
テップS109)、デジタル複写機103でプリント実
行後(ステップS110,S111)、プリント完了フ
ラグによりプリント完了が確認できたらデジタル複写機
103に対しての制御タスク906よりリモート状態を
解除するコマンドを発行し(ステップS112,S10
6)、デジタル複写機103のリモート解除を行う。
【0095】このように、本実施形態では、デジタル複
写機におけるプリント/スキャン処理前後にホストコン
ピュータからリモート/ローカル状態の切り替え制御を
行わない場合には、インターフェース装置内部からデジ
タル複写機に対して、代わりにその制御を行うことがで
きる。さらに、ソータやフィーダ等の制御を行うため
に、プリント/スキャンの終了に関わらず制御中にデジ
タル複写機のリモート状態を保持することができる。
【0096】
【発明の効果】以上詳述したように、第1の発明である
インターフェース装置によれば、プリント/スキャン後
もリモート状態を保持することできるので、従来型のデ
ジタル複写機制御用に開発されたソフトウェアによって
も、近年のデジタル複写機の制御として例えばフィーダ
やソータの制御を行うことが可能になる。
【0097】
【0098】第の発明であるインターフェース装置に
よれば、ホストコンピュータからインターフェース装置
に対してのリモート状態への遷移コマンドは発行される
が、リモート解除コマンドが発行されないような場合で
も、デジタル複写機のリモート状態を解除することが可
能になる。これにより、従来型のデジタル複写機制御用
に開発されたソフトウェアによっても近年のデジタル複
写機の制御を行うことが可能になる。
【0099】
【0100】第の発明である情報処理システムによれ
ば、上記第の発明と同等の効果を奏する。
【0101】第の発明である情報処理システムによれ
ば、上記第の発明と同等の効果を奏する。
【0102】
【0103】第の発明であるインターフェース装置の
制御方法によれば、上記第の発明と同等の効果を奏す
る。
【0104】第の発明であるインターフェース装置の
制御方法によれば、上記第の発明と同等の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るインターフェース装置
のシステム構成概略図である。
【図2】図1のインターフェース装置に接続されるデジ
タル複写機の構成図である。
【図3】図1のインターフェース装置におけるスキャナ
・プリンタインターフェース及びフレームメモリの構成
図である。
【図4】インターフェース装置内制御プログラムのモジ
ュール構成の説明図である。
【図5】インターフェース装置のソフトウェアのシステ
ム構成図である。
【図6】デバイス情報テーブルの説明図である。
【図7】デバイス情報テーブルの説明図である。
【図8】ホストコンピュータからインターフェース装置
へ送信される制御コマンドの説明図である。
【図9】ホストコンピュータからインターフェース装置
へ送信される制御コマンドの説明図である。
【図10】ホストコンピュータからインターフェース装
置へ送信される制御コマンドの説明図である。
【図11】ホストコンピュータからインターフェース装
置へ送信される制御コマンドの説明図である。
【図12】ホストコンピュータからインターフェース装
置へ送信される制御コマンドの説明図である。
【図13】ホストコンピュータからインターフェース装
置へ送信される制御コマンドの説明図である。
【図14】インターフェース装置においてのリモート/
ローカル切り替え処理を表したフローチャートである。
【符号の説明】
101 インターフェース装置 102 ホストコンピュータ 103,104 カラー複写機 109,110 フィルムスキャナ 201,202 フレームメモリ 203 第1のCPU 205 SCSIコントローラ 206 プログラムメモリ 209 CPU 212 I/Oコントローラ 222 メモリ 223,224 プリンタインターフェース

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント及びスキャン処理を行うデジタ
    ル複写機とホストコンピュータとの間を制御するインタ
    ーフェース装置において、 前記ホストコンピュータから発行されたリモートコマン
    ドが前記デジタル複写機のプリント及びスキャン処理後
    でのリモート状態の解除を禁止した制御時に発行された
    ものであるかを示す第1のフラグ、及び前記デジタル複
    写機のプリント及びスキャンを完了したことを示す第2
    のフラグを設定するフラグ設定手段と、前記第1のフラ
    グにより、前記リモートコマンドが前記制御時のもので
    あると判断されたときに、該リモートコマンドに従って
    前記デジタル複写機に対してリモート/ローカル状態を
    切り替えるコマンドを発行して前記デジタル複写機をリ
    モート状態に遷移させるリモート遷移手段と、 前記第2のフラグにより前記デジタル複写機のプリント
    及びスキャンの完了を確認した後でも、前記リモート/
    ローカル状態を切り替えるコマンドを発行せずに前記デ
    ジタル複写機のリモート状態を保持するリモート状態保
    持手段とを備えたことを特徴とするインターフェース装
    置。
  2. 【請求項2】 プリント及びスキャン処理を行うデジタ
    ル複写機とホストコンピュータとの間を制御するインタ
    ーフェース装置において、 前記ホストコンピュータから発行された前記リモートコ
    マンドが前記デジタル複写機のプリント及びスキャン処
    理後でのリモート状態の解除を許可する制御時に発行さ
    れたものであるかを示す第1のフラグ、及び前記デジタ
    ル複写機のプリント及びスキャン処理を完了したことを
    示す第2のフラグを設定するフラグ設定手段と、 前記第1のフラグにより、前記リモートコマンドが前記
    制御時のものであると判断されたときに、該リモートコ
    マンドに従って前記デジタル複写機に対してリモート/
    ローカル状態を切り替えるコマンドを発行して前記デジ
    タル複写機をリモート状態に遷移させるリモート遷移手
    段と、 前記第2のフラグにより前記デジタル複写機のプリント
    及びスキャン処理の完了を確認したときに、前記リモー
    ト/ローカル状態を切り替えるコマンドを発行して前記
    デジタル複写機のリモート状態を解除するリモート状態
    解除手段とを備えたことを特徴とするインターフェース
    装置。
  3. 【請求項3】 プリント及びスキャン処理を行うデジタ
    ル複写機と、ホストコンピュータと、前記デジタル複写
    機と前記ホストコンピュータとの間を制御するインター
    フェース装置とを有する情報処理システムにおいて、 前記インターフェース装置は、 前記ホストコンピュータから発行されたリモートコマン
    ドが前記デジタル複写機のプリント及びスキャン処理後
    でのリモート状態の解除を禁止した制御時に発行された
    ものであるかを示す第1のフラグ、及び前記デジタル複
    写機のプリント及びスキャンを完了したことを示す第2
    のフラグを設定するフラグ設定手段と、 前記第1のフラグにより、前記リモートコマンドが前記
    制御時のものであると判断されたときに、該リモートコ
    マンドに従って前記デジタル複写機に対してリモート/
    ローカル状態を切り替えるコマンドを発行して前記デジ
    タル複写機をリモート状態に遷移させるリモート遷移手
    段と、 前記第2のフラグにより前記デジタル複写機のプリント
    及びスキャンの完了を確認した後でも、前記リモート/
    ローカル状態を切り替えるコマンドを発行せずに前記デ
    ジタル複写機のリモート状態を保持するリモート状態保
    持手段とを備えたことを特徴とする情報処理システム。
  4. 【請求項4】 プリント及びスキャン処理を行うデジタ
    ル複写機と、ホストコンピュータと、前記デジタル複写
    機と前記ホストコンピュータとの間を制御するインター
    フェース装置とを有する情報処理システムにおいて、 前記インターフェース装置は、 前記ホストコンピュータから発行された前記リモートコ
    マンドが前記デジタル複写機のプリント及びスキャン処
    理後でのリモート状態の解除を許可する制御時に発行さ
    れたものであるかを示す第1のフラグ、及び前記デジタ
    ル複写機のプリント及びスキャン処理を完了したことを
    示す第2のフラグを設定するフラグ設定手段と、 前記第1のフラグにより、前記リモートコマンドが前記
    制御時のものであると判断されたときに、該リモートコ
    マンドに従って前記デジタル複写機に対してリモート/
    ローカル状態を切り替えるコマンドを発行して前記デジ
    タル複写機をリモート状態に遷移させるリモート遷移手
    段と、 前記第2のフラグにより前記デジタル複写機のプリント
    及びスキャン処理の完了を確認したときに、前記リモー
    ト/ローカル状態を切り替えるコマンドを発行して前記
    デジタル複写機のリモート状態を解除するリモート状態
    解除手段とを備えたことを特徴とする情報処理システ
    ム。
  5. 【請求項5】 プリント及びスキャン処理を行うデジタ
    ル複写機とホストコンピュータとの間を制御するインタ
    ーフェース装置の制御方法において、 前記ホストコンピュータから発行されたリモートコマン
    ドが前記デジタル複写機のプリント及びスキャン処理後
    でのリモート状態の解除を禁止した制御時に発行された
    ものであるかを示す第1のフラグ、及び前記デジタル複
    写機のプリント及びスキャンを完了したことを示す第2
    のフラグを設定するフラグ設定処理と、 前記第1のフラグにより、前記リモートコマンドが前記
    制御時のものであると判断されたときに、該リモートコ
    マンドに従って前記デジタル複写機に対してリモート/
    ローカル状態を切り替えるコマンドを発行して前記デジ
    タル複写機をリモート状態に遷移させるリモート遷移処
    理と、 前記第2のフラグにより前記デジタル複写機のプリント
    及びスキャンの完了を確認した後でも、前記リモート/
    ローカル状態を切り替えるコマンドを発行せずに前記デ
    ジタル複写機のリモート状態を保持するリモート状態保
    持処理とを実行することを特徴とするインターフェース
    装置の制御方法。
  6. 【請求項6】 プリント及びスキャン処理を行うデジタ
    ル複写機とホストコンピュータとの間を制御するインタ
    ーフェース装置の制御方法において、 前記ホストコンピュータから発行された前記リモートコ
    マンドが前記デジタル複写機のプリント及びスキャン処
    理後でのリモート状態の解除を許可する制御時に発行さ
    れたものであるかを示す第1のフラグ、及び前記デジタ
    ル複写機のプリント及びスキャン処理を完了したことを
    示す第2のフラグを設定するフラグ設定処理と、 前記第1のフラグにより、前記リモートコマンドが前記
    制御時のものであると判断されたときに、該リモートコ
    マンドに従って前記デジタル複写機に対してリモート/
    ローカル状態を切り替えるコマンドを発行して前記デジ
    タル複写機をリモート状態に遷移させるリモート遷移処
    理と、 前記第2のフラグにより前記デジタル複写機のプリント
    及びスキャン処理の完了を確認した場合に、前記リモー
    ト/ローカル状態を切り替えるコマンドを発行して前記
    デジタル複写機のリモート状態を解除するリモート状態
    解除処理とを実行することを特徴とするインターフェー
    ス装置の制御方法。
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