JP3341954B2 - 樹脂組成物 - Google Patents
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Description
特定の粘着性オリゴマーとからなる被塗装性あるいは被
接着性に優れた樹脂組成物に関する。
状オレフィンとから形成される環状オレフィン系ランダ
ム共重合体などの環状オレフィン系樹脂について既に種
々の提案を行っている。例えば特開昭60−16870
8号公報ならびに特願昭59−220550号、同59
−236828号、同59−236829号および同5
9−242336号明細書等である。これらの公報ある
いは明細書に記載されている環状オレフィン系ランダム
共重合体などの環状オレフィン系樹脂は、優れた透明性
を有するとともに、耐熱性、耐熱老化性、耐薬品性、耐
溶剤性、誘電特性および機械的特性等の諸特性にも優れ
ている。
は極性基を有していないため、極性を有する樹脂との相
溶性に関しては改良の余地がある。特にこの環状オレフ
ィン系樹脂に塗装をすると、塗料の種類によってはこの
環状オレフィン系樹脂の表面に塗料がのりにくいことが
あり、また、この環状オレフィン系樹脂と他の樹脂とを
接着する場合に、接着剤の種類によっては、充分な接着
強度が発現しないことがある。
善された環状オレフィン系樹脂組成物を提供することを
目的としてしている。
[I]または[II]で表される環状オレフィンとエチレ
ンとのランダム共重合体、下記式[I]または[II]で
表される環状オレフィンの開環(共)重合体、および上
記開環(共)重合体の水添物よりなる群から選ばれる少
なくとも一種類の環状オレフィン系樹脂と、[B]脂環
構造および/または芳香族環状構造を有するオリゴマー
とを含有することを特徴としている。
mは0または正の整数であり、qは0または1であり、
R1 〜R18ならびにRa およびRb は、それぞれ独立
に、水素原子、ハロゲン原子または炭化水素基であり、
R15〜R18は、互いに結合して単環または多環を形成し
ていてもよく、かつ該単環または多環が二重結合を有し
ていてもよく、またR15とR16とで、またはR17とR18
とでアルキリデン基を形成していてもよい。
以上の整数であり、mおよびnは0、1または2であ
り、R1〜R19は、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲ
ン原子、脂肪族炭化水素基、脂環族炭化水素基、芳香族
炭化水素基またはアルコキシ基であり、R9またはR10
が結合している炭素原子と、R13が結合している炭素原
子またはR11が結合している炭素原子とは、直接、ある
いは炭素数1〜3のアルキレン基を介して結合していて
もよく、さらに、n=m=0のとき、R15とR12または
R15とR19とは互いに結合して単環または多環の芳香族
環を形成していてもよい。
樹脂[A]と、脂環構造および/または芳香族環状構造
を有するオリゴマーを含有しているので、塗料あるいは
接着剤との親和性が良好であり、被塗装性および被接着
性に優れる。
て具体的に説明する。本発明の樹脂組成物は、環状オレ
フィン系樹脂[A]と、脂環構造および/または芳香族
環状構造を有するオリゴマー[B]とからなる。
[A]は、下記式[I]または[II]で表される環状オ
レフィンとエチレンとのランダム共重合体、下記式
[I]または[II]で表される環状オレフィンの開環
(共)重合体、および上記開環(共)重合体の水添物で
あり、これらは単独であるいは組み合わせて使用され
る。
形成する環状オレフィンは次式[I]または[II]で表
すことができる。
あり、mは0または正の整数であり、qは0または1で
ある。なお、qが1の場合には、qを用いて表される環
は6員環となり、qが0の場合にはこの環は5員環とな
る。
bは、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子または
炭化水素基である。ここで、ハロゲン原子は、フッ素原
子、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子である。ま
た、炭化水素基としては、通常、炭素数1〜20のアル
キル基、炭素数1〜20のハロゲン化アルキル基、炭素
数3〜15のシクロアルキル基または芳香族炭化水素基
を挙げることができる。より具体的には、アルキル基と
しては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピ
ル基、アミル基、ヘキシル基、オクチル基、デシル基、
ドデシル基およびオクタデシル基を挙げることができ
る。これらアルキル基はハロゲン原子で置換されていて
もよい。また、シクロアルキル基としては、シクロヘキ
シル基を挙げることができ、芳香族炭化水素基としては
フェニル基およびナフチル基を挙げることができる。
16とが、R17とR18とが、R15とR 17とが、R16とR18
とが、R15とR18とが、あるいはR16とR17とがそれぞ
れ結合して(互いに共同して)、単環または多環の基を
形成していてもよい。さらに、このようにして形成され
た単環または多環の基が二重結合を有していてもよい。
ここで形成される単環または多環の基としては、具体的
に以下のような基を挙げることができる。
を賦した炭素原子は、式[I]においてそれぞれR
15(R16)またはR17(R18)が結合している炭素原子
を表す。また、R15とR16とで、またはR17とR18とで
アルキリデン基を形成していてもよい。このようなアル
キリデン基は、通常は炭素数2〜20のアルキリデン基
であり、このようなアルキリデン基の例としては、エチ
リデン基、プロピリデン基およびイソプロピリデン基を
挙げることができる。
たは正の整数であり、mおよびnは0、1または2であ
る。
素原子、ハロゲン原子、炭化水素基またはアルコキシ基
である。ここでハロゲン原子は、上記式[I]の説明中
に掲げたハロゲン原子と同じ意味である。
〜20のアルキル基、炭素数3〜15のシクロアルキル
基または芳香族炭化水素基を挙げることができる。より
具体的には、アルキル基としては、メチル基、エチル
基、プロピル基、イソプロピル基、アミル基、ヘキシル
基、オクチル基、デシル基、ドデシル基およびオクタデ
シル基を挙げることができる。これらアルキル基はハロ
ゲン原子で置換されていてもよい。シクロアルキル基と
しては、シクロヘキシル基を挙げることができ、芳香族
炭化水素基としては、アリール基およびアラルキル基を
挙げることができ、具体的には、フェニル基、トリル
基、ナフチル基、ベンジル基およびフェニルエチル基を
挙げることができる。
基、エトキシ基およびプロポキシ基を挙げることができ
る。さらに、式[II]において、R9およびR10が結合
している炭素原子と、R13が結合している炭素原子また
はR11が結合している炭素原子とは、直接あるいは炭素
数1〜3のアルキレン基を介して結合していてもよい。
すなわち、上記二個の炭素原子がアルキレン基を介して
結合している場合には、R9とR13とが、または、R10
とR11とが互いに共同して、メチレン基(-CH2-)、エチ
レン基(-CH2CH 2-)またはプロピレン基(-CH2CH2CH2-) の
内のいずれかのアルキレン基を形成している。
たはR15とR19とは互いに結合して単環または多環の芳
香族環を形成していてもよい。具体的には、n=m=0
のとき、R15とR12とにより形成される以下のような芳
香族環を挙げることができる。
味である。上記のような式[I]または[II]で表され
る環状オレフィンとしては、具体的には、ビシクロ-2-
ヘプテン誘導体(ビシクロヘプト-2-エン誘導体)、ト
リシクロ-3-デセン誘導体、トリシクロ-3-ウンデセン誘
導体、テトラシクロ-3-ドデセン誘導体、ペンタシクロ-
4-ペンタデセン誘導体、ペンタシクロペンタデカジエン
誘導体、ペンタシクロ-3-ペンタデセン誘導体、ペンタ
シクロ-3-ヘキサデセン誘導体、ペンタシクロ-4-ヘキサ
デセン誘導体、ヘキサシクロ-4-ヘプタデセン誘導体、
ヘプタシクロ-5-エイコセン誘導体、ヘプタシクロ-4-エ
イコセン誘導体、ヘプタシクロ-5-ヘンエイコセン誘導
体、オクタシクロ-5-ドコセン誘導体、ノナシクロ-5-ペ
ンタコセン誘導体、ノナシクロ-6-ヘキサコセン誘導
体、シクロペンタジエン-アセナフチレン付加物、1,4-
メタノ-1,4,4a,9a-テトラヒドロフルオレン誘導体、1,4
-メタノ-1,4,4a,5,10,10a-ヘキサヒドロアントラセン誘
導体を挙げることができる。
れる環状オレフィンのより具体的な例を以下に示す。
レフィンランダム共重合体を形成するのはエチレンであ
る。ただし、環状オレフィンランダム共重合体は、本発
明の目的を損なわない範囲で上記のエチレンおよび環状
オレフィン以外の他の共重合可能なモノマーから誘導さ
れる構成単位を20モル%以下、好ましくは10モル%
以下の量で含有していてもよい。
は、プロピレン、1-ブテン、1-ペンテン、1-ヘキセン、
3-メチル-1-ブテン、3-メチル-1-ペンテン、3-エチル-1
-ペンテン、4-メチル-1-ペンテン、4-メチル-1-ヘキセ
ン、4,4-ジメチル-1-ヘキセン、4,4-ジメチル-1-ペンテ
ン、4-エチル-1-ヘキセン、3-エチル-1-ヘキセン、1-オ
クテン、1-デセン、1-ドデセン、1-テトラデセン、1-ヘ
キサデセン、1-オクタデセンおよび1-エイコセンのよう
な炭素数3〜20のα-オレフィン類、シクロブテン、
シクロペンテン、シクロヘキセン、3,4-ジメチルシクロ
ペンテン、3-メチルシクロヘキセン、2-(2- メチルブチ
ル)-1-シクロヘキセン、シクロオクテンおよび3a,5,6,7
a-テトラヒドロ-4,7-メタノ-1H-インデンのようなシク
ロオレフィン類、2-ノルボルネン、5-メチル-2-ノルボ
ルネン、5-エチル-2-ノルボルネン、5-イソプロピル-2-
ノルボルネン、5-n-ブチル-2-ノルボルネン、5-イソブ
チル-2-ノルボルネン、5,6-ジメチル-2-ノルボルネン、
5-クロロ-2-ノルボルネンおよび5-フルオロ-2-ノルボル
ネンのようなノルボルネン類、1,4-ヘキサジエン、4-メ
チル-1,4-ヘキサジエン、5-メチル-1,4-ヘキサジエン、
1,7-オクタジエン、ジシクロペンタジエン、5-エチリデ
ン-2-ノルボルネンおよび5-ビニル-2-ノルボルネンのよ
うな非共役ジエン類を挙げることができる。
2種以上組み合わせて用いることができる。環状オレフ
ィンランダム共重合体において、前記式[I]または[I
I]で表される環状オレフィンは、下記式[III]または
[IV]で表される構造の繰り返し単位を形成していると
考えられる。
R18ならびにRa、Rbは前記式[I]におけるのと同じ
意味である。
1〜R19は前記式[II]におけるのと同じ意味である。
チレンから誘導される繰り返し単位を、通常は40〜9
0モル%、好ましくは50〜85モル%の範囲内の量で
含有されており、また環状オレフィンから誘導される繰
り返し単位は、通常は10〜60モル%、好ましくは1
5〜50モル%の範囲内の量で含有されている。そし
て、エチレンから誘導される繰り返し単位と環状オレフ
ィンから誘導される繰り返し単位とは、ランダムに配列
されており、しかもこれらの繰り返し単位は実質上線状
に配列されている。
ば、エチレンと上記環状オレフィンとを、炭化水素媒体
または上述の環状オレフィンのうち反応温度で液体であ
る環状オレフィン中で、炭化水素可溶性バナジウム化合
物と有機アルミニウム化合物とから形成される触媒
(イ)またはシクロペンタジエニル骨格を有する配位子
を含むIV族またはランタニドの遷移金属化合物と有機ア
ルミニウムオキシ化合物と必要に応じて有機アルミニウ
ム化合物とからなる触媒(ロ)の存在下で重合させるこ
とにより製造することができる。
り、特開昭60-168708号、同61-120816号、同61-115912
号、同61-115916号、同61-271308号、同61-272216号、
同62-252406号および同62-252407号等の公報、ならび
に、特願昭61-95905号および同61-95906号等の明細書に
おいて本出願人が提案した方法に従い適宜条件を選定し
て製造することができる。
ヘキサン媒体中において、環状オレフィンとしてテトラ
シクロ[4.4.0.12,5.17,10]-3-ドデセン(以下 「TC
D−3」と略記することもある)を用い、触媒としてV
O(OCH2CH3)Cl2/Al(CH2CH3)1.5Cl
1.5を用い、反応温度10℃、反応時間(重合反応滞留
時間)を30分程度に設定して共重合させることによ
り、エチレン・TCD−3ランダム共重合体を製造する
ことができる。
式[I]または[II]で表される環状オレフィンを開環
させて重合または共重合させることにより得られる樹脂
である。
たは開環共重合体において、上記式[I]または[II]
で表される環状オレフィンは、少なくとも一部が、下記
式[V]または[VI]で表される繰り返し単位を形成し
ていると考えられる。
およびR1 〜R18ならびにRaおよびRb は、式[I]
におけるのと同じ意味である。
p、qおよびR1 〜R19は、式[II]におけるのと同じ
意味である。
は、前記公報に開示された製造方法により製造すること
ができる。即ち、上記式[I]または[II]で表される
環状オレフィンを開環重合触媒の存在下に、重合または
共重合させることにより製造することができる。
ルテニウム、ロジウム、パラジウム、オスミウム、イン
ジウムまたは白金等の金属のハロゲン化物、硝酸塩また
はアセチルアセトン化合物と、還元剤とからなる触媒、
または、チタン、パラジウム、ジルコニウムまたはモリ
ブテン等の金属のハロゲン化物またはアセチルアセトン
化合物と、有機アルミニウム化合物とからなる触媒を挙
げることができる。
(共)重合体を、公知の水素添加触媒の存在下に水素化
することにより得られる。この開環(共)重合体の水添
物において、式[I]または[II]で表される環状オレ
フィンは、少なくとも一部が下記式[VII]または[VII
I]で表される繰り返し単位を構成していると考えられ
る。
qおよびR1 〜R18ならびにRaおよびRbは式[I]に
おけるのと同じ意味である。
p、qおよびR1 〜R19は式[II]におけるのと同じ意
味である。
れらの水素添加物の例として、テトラシクロドデセンと
ノルボルネンおよびそれらの誘導体との開環共重合体、
およびその水素添加物を挙げることができる。
ダム共重合体、環状オレフィン開環(共)重合体および
環状オレフィン開環(共)重合体の水添物は、単独で使
用することもできるし組み合わせて使用することもでき
る。
の一部が無水マレイン酸等の不飽和カルボン酸等で変性
されていてもよい。このような変性物は、上記のような
環状オレフィン系樹脂と、不飽和カルボン酸、これらの
無水物、または、不飽和カルボン酸のアルキルエステル
等の誘導体とを反応させることにより製造することがで
きる。なお、この場合の変性環状オレフィン系樹脂の変
性率は、通常は50モル%以下、好ましくは10モル%
以下である。
レフィン系樹脂に変性剤をグラフト重合させることによ
り製造することができる。このグラフト重合には、例え
ば、環状オレフィン系樹脂を溶融させ変性剤を添加して
グラフト重合させる方法あるいは環状オレフィン系樹脂
および変性剤を溶媒に溶解させてグラフト重合させる方
法がある。このグラフト重合の際にはラジカル開始剤を
使用することが好ましい。このグラフト重合温度は、通
常60〜350℃である。
脂は、環状オレフィン系樹脂に、所望の変性率になるよ
うな量の変性剤を配合してグラフト重合させることによ
り製造することもできるし、予め高変性率の変性物を調
製し、次いでこの変性物と未変性の環状オレフィン系樹
脂とを混合することによっても製造することができる。
について135℃のデカリン中で測定した極限粘度は、
通常は0.01〜20dl/g、好ましくは0.05〜10
dl/g、特に好ましくは0.08〜8dl/gの範囲内に
ある。
非晶性または低結晶性であり、好ましくは非晶性であ
る。また、これらの環状オレフィン系樹脂について、X
線回折法により測定した結晶化度は、通常は5%以下、
その好ましくは0%であり、示差走査型熱量計(DS
C)で明確な融点が観察されないものが多い。
ラス転移温度(Tg)および軟化温度(TMA)が高い
という特性を有している。この共重合体のガラス転移温
度(Tg)は、通常50〜230℃、好ましくは70〜
200℃の範囲内にある。また、この環状オレフィン系
樹脂の軟化温度は、通常70〜250℃、好ましくは9
0〜220℃の範囲内ある。
解温度は、通常は350〜420℃、多くが370〜4
00℃の範囲内にある。機械的性質として、この環状オ
レフィン系樹脂の曲げ弾性率は、通常1×10 4 〜5×
104Kg /cm2の範囲内にあり、曲げ強度も通常300
〜1500Kg/cm2の範囲内にある。
の密度は、通常0.86〜1.10g/cm3、好ましくは
0.88〜1.08g/cm3の範囲内にある。なお、本発
明において、上記の軟化温度(TMA)は、デュポン社
製 ThermoMechanical Analyser を用いた厚さ1mmの
シートの熱変形挙動を測定することにより特定した。即
ち、シート上に石英製針をのせ、この石英製針に荷重4
9gをかけ、5℃/分の速度で昇温して、針がシートに
0.635mm侵入したときの温度をTMAとした。
ン系樹脂として、上述のような未変性の環状オレフィン
系樹脂または環状オレフィン系樹脂の変性物を単独で使
用することもできるし、未変性の環状オレフィン系樹脂
と変性環状オレフィン系樹脂とを組み合わせて使用する
こともできる。ランダム共重合体およびこの変性物を単
独であるいは組み合わせて使用することができる。
オレフィン系樹脂[A]と、脂環構造および/または芳
香族環状構造を有するオリゴマー[B]とを含有する。
この脂環構造および/または芳香族環状構造を有するオ
リゴマー[B]は、環状オレフィン系樹脂[A]との親
和性が良好であり、環状オレフィン系樹脂[A]と均一
な組成物を形成することができると共に、この脂環構造
および/または芳香族環状構造を有するオリゴマー
[B]を配合して得られる樹脂組成物は、良好な被塗装
性および被接着性を有するようになる。
は芳香族環状構造を有するオリゴマー[B]としては、
ロジン系樹脂オリゴマー、テルペン系樹脂オリゴマー、
石油系樹脂オリゴマー、キシレン系樹脂オリゴマー、ア
ルキルフェノール系樹脂オリゴマーおよびクマロンイン
デン系樹脂オリゴマーを挙げることができる。
0〜200℃の範囲内にある。ロジン系樹脂オリゴマー
には、ガムロジン、ウッドロジン、トール油ロジン、お
よび他の成分で変性したロジンフェノール等があり、こ
れらのロジン系樹脂オリゴマーは、淡黄色透明の熱可塑
性樹脂である。
ーは、上記のようなガムロジン、ウッドロジン、トール
油ロジンおよびフェニールロジンをそのまま使用するこ
ともできるし、さらに不均化、水素化、あるいはエステ
ル化等により変性したものも使用することができる。
ン、β-ピネン、ジペンテン等を主成分とするテレピン
油あるいはリモネン等を原料として塩化アルミニウムや
三フッ化ホウ素を触媒としてカチオン重合することによ
り得られる樹脂であり、さらに上記の重合をフェノール
などの存在下に重合させたフェノールテルペン樹脂オリ
ゴマーあるいはスチレン等の芳香族モノマーを共重合さ
せた変性テルペン樹脂オリゴマー、これらのテルペン樹
脂を水素添加した水添テルペン樹脂オリゴマー等を使用
することもできる。
際に副生する不飽和炭化水素を含む留分を原料としてフ
リーデルクラフト型触媒を用いてカチオン重合により得
られる樹脂オリゴマーである。
族系石油樹脂オリゴマー(C5系)、芳香族系石油樹脂
オリゴマー(C9系)、これらの共重合系石油樹脂オリ
ゴマーおよびこれらの水添樹脂オリゴマーがある。
デヒドとから得られる樹脂オリゴマーおよびこのキシレ
ン樹脂オリゴマーを他の成分で変性した樹脂オリゴマー
である。
例えばp-アルキルフェノールとホルムアルデヒドとを触
媒の存在下に反応させることにより得られる樹脂オリゴ
マーであり、さらにこのアルキルフェノール系樹脂オリ
ゴマーが他の成分で変性されていてもよい。
コークス炉ガス中に軽油中に含まれるソルベントナフサ
(通常B.P.150〜200℃)を原料として、これに含
まれるクロマン、インデン、スチレンなどを共重合させ
た熱可塑性樹脂オリゴマーであるか、またはクロマン5
〜15重量%、スチレン20〜30重量%、インデン6
0〜70重量%の混合重合物オリゴマーである。
たは芳香族環状構造を有するオリゴマー[B]は、フェ
ノール基、エーテル基、アミノ基、カルボキシル基、水
酸基およびエステル基等から選択される極性基を少なく
とも一種類有していることが好ましい。
たは芳香族環状構造を有するオリゴマー[B]を単独で
使用することもできるし、組み合わせて使用することも
できる。
よび/または芳香族環状構造を有するオリゴマー[B]
は、環状オレフィン系樹脂[A]100重量部に対し
て、通常は0.5〜50重量部の量、好ましくは5〜3
0重量部の量で配合される。脂環構造および/または芳
香族環状構造を有するオリゴマー[B]の配合量が0.
5重量部に満たないと、得られる樹脂組成物に充分な被
接着性および被塗装性が発現しないことがあり、また5
0を超えると、得られる樹脂組成物自体の強度が低下す
ることがある。
記のように環状オレフィン系樹脂[A]と脂環構造およ
び/または芳香族環状構造を有するオリゴマー[B]と
を含有するが、さらにこれらの成分の他に他の樹脂成分
を含有していてもよい。
好ましい樹脂としては、ポリアミドおよび/または軟質
重合体を挙げることができ、これら樹脂成分を含有させ
ると耐衝撃性や耐薬品性が改良されるので好ましい。
[C]の好ましい例としては、ナイロン6、ナイロン1
1、ナイロン12、ナイロン46、ナイロン66、ナイ
ロン610、ナイロン612およびナイロンMXD6を
挙げることができる。
ては、以下に述べる(i)〜(v)の群から選ばれるゴム状成
分を挙げることができる。なお、環状オレフィン系樹脂
とこれらのゴム状成分とがポリマーアロイを形成する場
合においては、有機過酸化物の存在下に架橋反応を行っ
てもよく、このようにして形成される架橋性ポリマーア
ロイは剛性および耐衝撃性に優れている。
(i)]環状オレフィン成分を含む軟質重合体は、エチレ
ン成分と前記環状オレフィン系樹脂で使用したのと同様
の環状オレフィン(式[I]あるいは式[II])成分と
を共重合させることにより得られる共重合体である。こ
の軟質重合体(i)は、環状オレフィン成分およびエチレ
ン成分を必須成分とするものであるが、この他に、α-
オレフィン成分を、本発明の目的を損なわない範囲内で
使用することができる。ここで使用されるα-オレフィ
ンの例としては、プロピレン、1-ブテン、4-メチル-1-
ペンテン、1-ヘキセン、1-オクテン、1-デセン、1-ドデ
セン、1-テトラデセン、1-ヘキサデセン、1-オクタデセ
ン、1-エイコセン等を挙げることができる。これらの中
では炭素原子数3〜20のα-オレフィンが好ましい。
また、ノルボルネン、エチリデンノルボルネン、ジシク
ロペンタジエン等の環状オレフィン、環状ジエンも好ま
しい。
においては、エチレン成分は、通常は40〜98モル
%、好ましくは50〜90モル%の範囲内の量で用いら
れる。α-オレフィン成分は、通常は2〜50モル%の
範囲内の量で用いられ、環状オレフィン成分は通常は2
〜20モル%、好ましくは2〜15モル%の範囲内の量
で用いられる。
樹脂と相違して、ガラス転移温度(Tg)が通常は0℃以
下、好ましくは−10℃以下のものであり、また135
℃デカリン中で測定した極限粘度[η]は、通常は0.
01〜10dl/g、好ましくは0.8〜7dl/gの範囲内に
ある。軟質重合体(i)についてX線回折法により測定し
た結晶化度は、通常は0〜10%、好ましくは0〜7
%、特に好ましくは0〜5%の範囲内にある。
61-120816号、同61-115912号、同61-115916号、同61-27
1308号、同61-272216号、同62-252406号などの公報に記
載されているように、本出願人が提案した方法に従って
適宜条件を選択して製造することができる。
合体として用いられるα-オレフィン系共重合体(ii)
は、少なくとも2種類のα-オレフィンからなり、非晶
性乃至低結晶性の共重合体である。具体的な例として
は、エチレン・α-オレフィン共重合体およびプロピレ
ン・α-オレフィン共重合体がある。
するα-オレフィンは、通常炭素原子数3〜20のα-オ
レフィンであり、具体的には、プロピレン、1-ブテン、
4-メチル-1-ブテン、1-ヘキセン、1-オクテンおよび1-
デセンなど、あるいはこれらの混合物が挙げられる。こ
の内、特に炭素原子数3〜10のα-オレフィンが好ま
しい。
比(エチレン/α-オレフィン)は、α-オレフィンの種
類によっても異なるが、一般には40/60〜95/5
である。また上記モル比はα-オレフィンがプロピレン
の場合には、40/60〜90/10であることが好ま
しく、α-オレフィンの炭素原子数が4以上である場合
には、50/50〜95/5であることが好ましい。
成するα-オレフィンとしては、通常は炭素原子数4〜
20のものが用いられ、具体的には1-ブテン、4-メチル
-1-ブテン、1-ヘキセン、1-オクテンおよび1-デセン
等、あるいはこれらの混合物が挙げられる。このうち、
特に炭素原子数4〜10のα-オレフィンが好ましい。
共重合体においては、プロピレンとα-オレフィンとの
モル比(プロピレン/α-オレフィン)は、α-オレフィ
ンの種類によっても異なるが、一般には50/50〜9
5/5である。
i)] 軟質重合体として使用されるα-オレフィン・ジエン系
共重合体(iii)としては、エチレン・α-オレフィン・ジ
エン共重合体ゴム、プロピレン・α-オレフィン・ジエ
ン共重合体ゴムがある。
フィンは、通常は、炭素原子数3〜30(プロピレンの
場合は4〜20)のα-オレフィン、たとえば、プロピ
レン、1-ブテン、1-ペンテン、4ーメチル-1-ペンテ
ン、1-ヘキセン、1-オクテン、1ーデセンあるいはこ
れらの混合物などが挙げられる。これらの中では、炭素
原子数3〜10のα-オレフィンが好ましい。
エン成分は、1,4ーヘキサジエン、1,6-オクタジエ
ン、2ーメチル-1,5-ヘキサジエン、6-メチル-1,
5-ヘプタジエンおよび7-メチル-1,6-オクタジエン
のような鎖状非共役ジエン、シクロヘキサジエン、ジシ
クロペンタジエン、メチルテトラヒドロインデン、5-
ビニルノルボルネン、5-エチリデン-2-ノルボルネ
ン、5-メチレン-2-ノルボルネン、5-イソプロピリデ
ン-2-ノルボルネンおよび6-クロロメチル-5-イソプ
ロペニル-2-ノルボルネンのような環状非共役ジエン、
2,3-ジイソプロピリデン-5-ノルボルネン、2-エチ
リデン-3-イソプロピリデンー5-ノルボルネンおよび2
-プロペニル-2,2-ノルボルナジエンなどが挙げられ
る。
重合体ゴムでは、エチレンとα-オレフィンとのモル比
(エチレン/α-オレフィン)は、α-オレフィンの種類
によっても異なるが、一般には40/60〜90/10
である。
ン成分から誘導される繰り返し単位の含有量は、通常は
1〜20モル%、好ましくは2〜15モル%である。 [芳香族ビニル系炭化水素・共役ジエン系軟質共重合体
(iv)] 軟質重合体として使用される芳香族ビニル系炭化水素・
共役ジエン系軟質重合体は、芳香族ビニル系炭化水素と
共役ジエンとのランダム共重合体、ブロック共重合体ま
たはこれらの水素化物である。具体的には、スチレン・
ブタジエンブロック共重合体ゴム、スチレン・ブタジエ
ン・スチレンブロック共重合体ゴム、スチレン・イソプ
レンブロック共重合体ゴム、スチレン・イソプレン・ス
チレンブロック共重合体ゴム、水素添加スチレン・ブタ
ジエン・スチレンブロック共重合体ゴム、水素添加スチ
レン・イソプレン・スチレンブロック共重合体ゴム、ス
チレン・ブタジエンランダム共重合体ゴム等が用いられ
る。
香族ビニル炭化水素と共役ジエンとのモル比(芳香族ビ
ニル炭化水素/共役ジエン)は、10/90〜70/3
0である。また、水素添加した共重合体ゴムとは、上記
の共重合体ゴム中に残存する二重結合の一部または全部
を水素化した共重合体ゴムである。
ジエンからなる軟質重合体または共重合体(v)] 軟質重具体として使用されるイソブチレン系軟質重合体
または共重合体(v)は、具体的にはポリイソブチレンゴ
ム、ポリイソプレンゴム、ポリブタジエンゴムイソブチ
レン・イソプレン共重合体ゴムである。
合体の特性は、環状オレフィン系軟質重合体(i)の特性
と同様であり、135℃のデカリン中で測定した極限粘
度[η]は、通常は、0.01〜10dl/g、好ましくは
0.08〜7dl/gの範囲内にあり、ガラス転移温度(Tg)
は、通常は0℃以下、好ましくは−10℃以下、特に好
ましくは−20℃以下である。また、X線回折法により
測定した結晶化度は、通常は0〜10%、好ましくは0
〜7%、特に好ましくは0〜5%の範囲内にある。
状オレフィン系樹脂と混練して使用することもできる
が、例えば環オレフィン系樹脂中に他の樹脂が分散して
いる重合体粒子にさらに有機過酸化物を配合して混練す
ることにより架橋構造を形成することができる。
は、メチルエチルケトパーオキシド、シクロヘキサノン
パーオキシド等のケトンパーオキシド類;1,1-ビス(t-
ブチルパーオキシ)シクロヘキサン、2,2-ビス(t-ブチル
パーオキシ)オクタン等のパーオキシケタール類;t-ブ
チルヒドロパーオキシド、クメンヒドロパーオキシド、
2,5-ジメチルヘキサン-2,5-ジヒドロパーオキシド、1,
1,3,3-テトラメチルブチルヒドロパーオキシド等のヒド
ロはーオキシド類;ジ-t-ブチルパーオキシド、2,5-ジ
メチル-2,5-ジ(t-ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,5-ジ
メチル-2,5-ジ(t-ブチルパーオキシ)ヘキシン-3等のジ
アルキルパーオキシド類;ラウリルパーオキシド、ベン
ゾイルパーオキシド等のジアシルパーオキシド類;t-ブ
チルパーオキシアセテート、t-ブチルパーオキシベンゾ
エート、2,5-ジメチル-2,5-ジ(ベンゾイルパーオキ
シ)ヘキサン等のパーオキシエステル類等を挙げること
ができる。
レフィン系樹脂と軟質重合体との合計100重量部に対
して、通常は0.01〜1重量部、好ましくは0.05〜
0.5重量部である。
機過酸化物で処理する際にラジカル重合性の官能基を分
子内に2個以上有する化合物を含有させると衝撃強度が
向上する。
上有する化合物の例としては、ジビニルベンゼン、アク
リル酸ビニル、メタクリル酸ビニル等を挙げることがで
きる。これらの化合物は、環状オレフィン系樹脂と軟質
重合体との合計量100重量部に対して、通常は1重量
部以下、好ましくは0.1〜0.5重量部の量で使用され
る。
むポリマーアロイおよび有機過酸化物で処理した架橋ポ
リマーアロイでは、環状オレフィン系樹脂100重量部
に対し得、各種(i)〜(v)の軟質重合体を、通樹は5〜1
50重量部、好ましくは5〜100重量部、特に好まし
くは10〜80重量部の範囲内の量で使用することによ
り、衝撃強度、剛性、熱変形温度および硬度等の特性の
バランスのよいポリマーアロイが得られる。
数(MRF;ASTM-D1238条件)は、0.1〜100であ
ることが好ましい。このポリアミド[C]あるいは軟質
重合体[D]は単独であるいは組み合わせて使用するこ
とができる。
ィン系弾性共重合体[D]を使用する場合、環状オレフ
ィン系樹脂[A]100重量部に対して、通常は5〜2
00重量部、好ましくは30〜150重量部の量で使用
される。
樹脂[A]と脂環構造および/または芳香族環状構造を
有するオリゴマー[B]と、さらに必要により他の樹脂
[C],[D]を含有するが、さらに本発明の樹脂組成
物の特性を損なわない範囲内で、他の成分を含有してい
てもよい。
る他の成分としては、耐熱安定性、耐候安定性、帯電防
止剤、スリップ剤、アンチブロッキング剤、防曇剤、滑
剤、染料、天然油、合成油、ワックスなどを配合するこ
とができる。
剤としては、テトラキス[メチレン-3-(3,5-ジ-tert-ブ
チル-4-ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタ
ン、β-(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシフェニル)
プロピオン酸アルキルエステルおよび2,2'-オキザミド
ビス[エチル-3(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシフェ
ニル)]プロピオネート等のフェノール系酸化防止剤;
トリオクチルホスファイト、トリラウリルホスファイ
ト、トリデシルホスファイト、オクチル-ジフェニルホ
スファイトおよびトリス(2,4-ジ-tert-ブチルフェニ
ル)ホスファイト等の有機ホスファイト系安定剤;ステ
アリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウムおよび12-ヒド
ロキシステアリン酸カルシウム等の脂肪酸金属塩;グリ
セリンモノステアレート、グリセリンモノラウレート、
グリセリンモノミリステート、グリセリンモノパルミテ
ート、グリセリンジステアレート、グリセリンジラウレ
ート等のグリセリン脂肪酸エステル;ペンタエリスリト
ールモノステアレート、ペンタエリスリトールジステア
レート、ペンタエリスリトールモノラウレート、ペンタ
エリスリトールジラウレートおよびペンタエリスリトー
ルトリステアレート等のペンタエリスリトールの脂肪酸
エステル等の多価アルコールの脂肪酸エステル等を挙げ
ることができる。
わせて配合してもよく、例えば、テトラキス[メチレン
-3(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシフェニル)プロ
ピオネート]メタン、トリス(2,4-ジ-tert-ブチルフェ
ニル)ホスファイト、ステアリン 酸亜鉛およびグリセ
リンモノステアレートとの組合せ等を例示することがで
きる。
状オレフィン系樹脂[A]および脂環構造および/また
は芳香族環状構造を有するオリゴマー[B]の合計量1
00重量部に対して、通常は0〜10重量部、好ましく
は0.01〜5重量部、さらに好ましくは0.05〜2重
量部の量で用いられ、有機ホスファイト系安定剤は、環
状オレフィン系樹脂および脂環構造および/または芳香
族環状構造を有するオリゴマー[B]の合計量100重
量部に対して、通常は0〜10重量部、好ましくは0.
01〜5重量部、さらに好ましくは0.05〜2重量部
の量で用いられ、脂肪酸金属塩は、環状オレフィン系樹
脂および脂環構造および/または芳香族環状構造を有す
るオリゴマー[B]の合計量100重量部に対して、通
常は0〜10重量部、好ましくは0.01〜5重量部、
さらに好ましくは0.05〜2重量部の量で用いられ、
多価アルコールの脂肪酸エステルは環状オレフィン系樹
脂および脂環構造および/または芳香族環状構造を有す
るオリゴマー[B]の合計量100重量部に対して、通
常は0〜10重量部、好ましくは0.05〜5重量部の
量で用いられる。
成物の特性を損なわない範囲で、本発明の樹脂組成物に
は、シリカ、ケイ藻土、アルミナ、酸化チタン、酸化マ
グネシウム、軽石粉、軽石バルーン、水酸化アルミニウ
ム、水酸化マグネシウム、塩基性炭酸マグネシウム、ド
ロマイト、硫酸カルシウム、チタン酸カリウム、硫酸バ
リウム、亜硫酸カルシウム、タルク、クレー、マイカ、
アスベスト、ガラス繊維、ガラスフレーク、ガラスビー
ズ、ケイ酸カルシウム、モンモリロナイト、ベントナイ
ト、グラファイト、アルミニウム粉、硫化モリブデン、
ボロン繊維、炭化ケイ素繊維、ポリエチレン繊維、ポリ
プロピレン繊維、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維等
の充填材を配合することもできる。
形成する樹脂成分100重量部に対して通常は0.1〜
100重量部の量で使用される。本発明の樹脂組成物
は、環状オレフィン系樹脂[A]と脂環構造および/ま
たは芳香族環状構造を有するオリゴマー[B]と、さら
に必要により配合される他の樹脂あるいは成分とを溶融
混練することにより製造することができる。
法;フィルム押出、シート押出、パイプ押出、モノフィ
ラメント押出および中空成形等の各種溶融押出成型法;
カレンダー加工法;真空成形法等の熱成形法等の各種成
型法などの方法により成形体を製造することができる。
ン系樹脂[A]に、脂環構造および/または芳香族環状
構造を有するオリゴマー[B]が配合されているので、
この成形体表面に対する塗料の密着性および接着剤の密
着性が向上する。特に本発明の樹脂組成物を用いること
により、ウレタン系塗料および接着剤、ウレア系塗料お
よび接着剤、エポキシ系塗料および接着剤のように被塗
装面あるいは被接着面で反応を伴って硬化する塗料ある
いは接着剤に対する密着性が向上する。
た成形体に例えば塗装をする場合には、特殊なプライマ
ー等を使用せず直接成形体表面にウレタン樹脂塗装、ウ
レア樹脂塗装、エポキシ樹脂塗装あるいは接着等を行う
ことができる。
の例を以下に示す。 (1)自動車部品 インストウルメントパネル、コンソールボックス、メー
タークラスター、コラムカバー、グリルドアミラー、フ
ェンダー、ボンネット、ラジエターグリル、エアースポ
イラー、ホイールキャップ。
機、プリンター、FDD、CRT)、精密機器(カメ
ラ)、家電製品(電子レンジ、電気釜、冷蔵庫、ポッ
ト、掃除機)、建築用各種パネル。
系樹脂[A]と脂環構造および/または芳香族環状構造
を有するオリゴマー[B]とを含有しているため、塗料
あるいは接着剤に対する親和性が著しく向上する。特
に、本発明の樹脂組成物は、ウレタン樹脂、ウレア樹脂
あるいはエポキシ樹脂のように塗布後に反応しながら硬
化するタイプの樹脂塗料あるいは接着剤との親和性が良
好である。
あるいは接着剤とは良好な親和性を有しているが、この
樹脂組成物には、環状オレフィン系樹脂の優れた特性が
そのまま保持される。
耐熱老化性、耐候性および機械的特性等、環状オレフィ
ン系樹脂が本質的に有している特性を損なうことなく、
この環状オレフィン系樹脂に優れた被塗装性および被接
着性を有するようになる。
詳細に説明するが、本発明はこれらによって限定される
ものではない。
よび評価方法を次の通りである。 (1)機械的強度測定方法 (単位は表中に記載のため略) (i) 曲げ弾性率;温度23℃において、ASTM-D790の方
法で測定する。
M-D790の方法で測定する。 (iii)アイゾット衝撃強度(ノッチ付き);温度23℃
において、ASTM-D256の方法で測定する。
エアースプレーで2液型アクリルウレタン塗料「プラネ
ットPH-2」(商品名、オリジン電気(株)製)を塗装
(膜厚20μm)し、室温で10分間放置した後、80
℃、30分間エアーオーブン中で焼き付け、得られた塗
膜に対して通常の碁盤目試験を行った。
l/g、Tg:122℃、MFR260 。 C:15g/分および
TMA:138℃、エチレンとテトラシクロ[4.4.0.1
2,5.17,10]-3-ドデセン(TCD−3)とのランダム共
重合体、エチレン含量:66モル%]のペレット 3.
4Kg。
[エチレン・プロピレンランダム共重合体:エチレン含
量:80モル%、極限粘度[η]2.2dl/g、Tg:−
54℃、MFR230 。 C:0.7g/分]のペレット 0.
6Kg。
名:マイティエース、ヤスハラケミカル(株)製] 1.
7Kg。 [A]、[B]および[C]を充分混合した後、二軸押
出機(池貝鉄鋼(株)製PCM-45)によりシリンダー温度2
20℃で溶融ブレンドしペレタイザーにてペレット化し
た。
出成形し物性および塗装性評価用の試験片を作成した。
この試験片を用いて測定した曲げ弾性率、曲げ強度、ア
イゾット衝撃強度(ノッチ付き)の物性および塗装性に
ついての評価を表1に示す。
て2,5-ジメチル-2,5-ジ(t-ブチルペルオキシ)ヘキシン-
3(商品名:パーヘキシン25BTM、日本油脂(株)製)
を1g、ジビニルベンゼンを3gの割合で添加し、充分
混合した。この混合物を二軸押出機によりシリンダー温
度230℃で溶融下に反応を行い、ペレタイザーにてペ
レット化した。
1と同じ成形条件にょり試験片を作成した。この試験片
を用いて測定した曲げ弾性率、曲げ強度、アイゾット衝
撃強度(ノッチ付き)の物性および塗装性についての評
価を表1に示す。
製]135℃デカリン中で測定した極限粘度[η]が
0.5dl/g、TMAが150℃であるエチレン・TCD
−3ランダム共重合体1Kgに対して、無水マレイン酸
10gおよび2,5-ジメチル-2,5-ジ(t-ブチルペルオキ
シ)ヘキシン-3(商品名:パーヘキシン25BTM、日本
油脂(株)製)2gを混合し、直径30mmベント装置付き
二軸押出機を用いて260℃で溶融混練することによ
り、グラフト変性環状オレフィン系付加重合体を得た。
加重合体における無水マレイン酸付加量(変性率)は
0.83重量%であった。
量80モル%、135℃デカリン中で測定した極限粘度
[η]2.2dl/gのエチレン・プロピレン共重合体1k
gに対して無水マレイン酸を10g、2,5-ジメチル-2,5
-ジ(t-ブチルペルオキシ)ヘキシン-3を2g混合し、直
径30mmのベント装置付き二軸押出機を用いて260℃
で溶融混練することにより、グラフト変性エラストマー
を得た。
マレイン酸付加量(変性率)は、0.90重量%であっ
た。
・環状オレフィン系付加重合体(a)3.0Kgと製造例2
で得られたグラフト変性エラストマー(c)1.5Kgと
を、直径30mmベント装置付き二軸押出機を用いて23
0℃で溶融混練して前駆混合物を調製した。
[商品名:アラミンCM1007、(株)東レ製]4.5Kgと上
記前駆混合物4.5Kgと、[B]フェニル基含有テル
ペン樹脂[商品名:マイティエース、ヤスハラケミカル
(株)製]1.0Kgとを、上記押出機を用いて250℃
で混練し、環状オレフィン系樹脂組成物を得た。
た後、金型温度を60℃に変えた以外は実施例1と同一
の条件で試験片を調製した。この試験片を用いて測定し
た曲げ弾性率、曲げ強度、アイゾット衝撃強度(ノッチ
付き)の物性および塗装性についての評価を表1に示
す。
基含有テルペン樹脂を使用しなかった以外は実施例2と
同様に操作して樹脂組成物を調製し、さらにこの樹脂組
成物を用いて試験片を調製した。
に示す。
基含有テルペン樹脂を使用しなかった以外は実施例3と
同様に操作して樹脂組成物を調製し、さらにこの樹脂組
成物を用いて試験片を調製した。
曲げ強度、アイゾット衝撃強度(ノッチ付き)の物性お
よび塗装性についての評価を表1に示す。
Claims (5)
- 【請求項1】[A]下記式[I]または[II]で表され
る環状オレフィンとエチレンとのランダム共重合体、 下記式[I]または[II]で表される環状オレフィンの
開環(共)重合体、および上記開環(共)重合体の水添
物よりなる群から選ばれる少なくとも一種類の環状オレ
フィン系樹脂と、[B]脂環構造および/または芳香族
環状構造を有するオリゴマーとを含有することを特徴と
する樹脂組成物; 【化1】 ・・・[I] [上記式[I]中、nは0または1であり、mは0また
は正の整数であり、qは0または1であり、R1 〜R18
ならびにRa およびRb は、それぞれ独立に、水素原
子、ハロゲン原子または炭化水素基であり、R15〜R18
は、互いに結合して単環または多環を形成していてもよ
く、かつ該単環または多環が二重結合を有していてもよ
く、またR15とR16とで、またはR17とR18とでアルキ
リデン基を形成していてもよい]、 【化2】 ・・・[II] [上記式[II]中、pおよびqは0または1以上の整数
であり、mおよびnは0、1または2であり、R1〜R
19は、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、脂肪
族炭化水素基、脂環族炭化水素基、芳香族炭化水素基ま
たはアルコキシ基であり、R9またはR10が結合してい
る炭素原子と、R13が結合している炭素原子またはR11
が結合している炭素原子とは、直接、あるいは炭素数1
〜3のアルキレン基を介して結合していてもよく、さら
に、n=m=0のとき、R15とR 12またはR15とR19と
は互いに結合して単環または多環の芳香族環を形成して
いてもよい]。 - 【請求項2】上記脂環構造および/または芳香族環状構
造を有するオリゴマー[B]が、フェノール基、エーテ
ル基、アミノ基、カルボキシル基、水酸基およびエステ
ル基よりなる群から選ばれる少なくとも一種類の極性基
を有することを特徴とする請求項第1項記載の樹脂組成
物。 - 【請求項3】上記脂環構造および/または芳香族環状構
造を有するオリゴマー[B]が、ロジン系樹脂オリゴマ
ー、テルペン系樹脂オリゴマー、石油系樹脂オリゴマ
ー、キシレン系樹脂オリゴマー、アルキルフェノール系
樹脂オリゴマーおよびクマロンインデン系樹脂オリゴマ
ーよりなる群から選ばれる少なくとも一種類の粘着性樹
脂オリゴマーであることを特徴とする請求項第1項また
は第2項記載の樹脂組成物。 - 【請求項4】上記環状オレフィン系樹脂[A]100重
量部に対して、上記脂環構造および/または芳香族環状
構造を有するオリゴマー[B]を、0.5〜50重量部
の量で含有することを特徴とする請求項第1項乃至第3
項のいずれかの項記載の樹脂組成物。 - 【請求項5】上記樹脂組成物が、環状オレフィン系樹脂
[A]と、脂環構造および/または芳香族環状構造を有
するオリゴマー[B]との他に、さらにポリアミド
[C]および/または軟質重合体[D]を含有すること
を特徴とする請求項第1項記載の樹脂組成物。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23009794A JP3341954B2 (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 樹脂組成物 |
US08/532,483 US5576392A (en) | 1994-09-26 | 1995-09-22 | Resin composition |
TW084109947A TW290555B (ja) | 1994-09-26 | 1995-09-23 | |
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