JP3238436U - scarf - Google Patents
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Abstract
【課題】結ぶ手間や止め金具を必要とせず簡単に着装でき、且つ、高い装飾性を得ることができるスカーフを提供する。【解決手段】本開示のスカーフ100は、所定の装飾が施された表面110a、及び前記表面の裏に位置する裏面110bを有する布からなるスカーフ本体110と、リング形状に形成され、前記スカーフ本体の裏面に接合された止め輪120と、を備える。【選択図】図1To provide a scarf that can be easily worn without requiring the labor of tying the scarf or using fasteners and that can obtain high decorativeness. A scarf 100 of the present disclosure includes a scarf body 110 made of cloth having a surface 110a with a predetermined decoration and a back surface 110b located behind the surface; and a retaining ring 120 joined to the back surface of the. [Selection drawing] Fig. 1
Description
本考案は、簡単に着装でき、且つ、高い装飾性を得ることができるスカーフに関する。 TECHNICAL FIELD The present invention relates to a scarf that can be easily worn and has high decorativeness.
従来から、装飾を目的として、あるいは防寒を目的として、首に巻いて着用するスカーフが知られている。そして、シルク等の薄手の素材からなるスカ-フにおいては、結んで使用される、または、リング型の止め金具で止めて使用されることが多い。 2. Description of the Related Art Conventionally, scarves that are worn around the neck for the purpose of decoration or protection from the cold have been known. A scarf made of a thin material such as silk is often tied or fastened with a ring-shaped clasp.
このようなスカーフは、そのままではファッション性に乏しいため、巻く、折る、捻じる、結ぶなど、装着方法を工夫することで立体形状を作り、ファッション性を高めている。 Since such a scarf is not fashionable as it is, it is made into a three-dimensional shape by devising a wearing method such as winding, folding, twisting, and tying to enhance fashionability.
一方、従来技術として、特許文献1には、単に、首に巻く又は肩に掛けるだけで、自然と立体形状を作り出すことができ、高い装飾性を得ることができるストール類が開示されている。 On the other hand, as a prior art, Patent Literature 1 discloses stoles that can naturally create a three-dimensional shape simply by wrapping it around the neck or hanging it over the shoulder, and that can obtain high decorativeness.
スカ-フを結んで使用する場合、そのファッション性を考えて形よく結ぼうとすると手間がかかったり、結び目がほどけやすく、着くずれするという問題がある。また、スカ-フを止め金具で止めて使用する場合、金具が他のものに引っかかりやすいという問題がある。 When using a knotted scarf, there is a problem that it takes time and effort to tie the scarf in a good shape considering its fashionability, and the knot is easily untied, causing the scarf to be untied. In addition, when the scarf is used by being fastened with fasteners, there is a problem that the fasteners are likely to get caught on other objects.
また、スカーフについて、予め立体的な形状が形成されたものや、頭からかぶって着装するもの等が提案されている。しかしながら、簡単に着装でき、且つ、高い装飾性を得ることができるスカーフについては、未だ改良の余地を残すものである。 As for the scarf, a scarf with a three-dimensional shape formed in advance, a scarf that is worn over the head, and the like have been proposed. However, there is still room for improvement in scarves that are easy to put on and that are highly decorative.
本開示の目的は、結ぶ手間や止め金具を必要とせず簡単に着装でき、且つ、高い装飾性を得ることができるスカーフを提供することにある。 SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present disclosure is to provide a scarf that can be easily put on without requiring the trouble of tying a knot or a clasp and that can obtain a high degree of decorativeness.
本開示のスカーフは、所定の装飾が施された表面、及び前記表面の裏に位置する裏面を有する布からなるスカーフ本体と、リング形状に形成され、前記スカーフ本体の裏面に接合された止め輪と、を備える。 The scarf of the present disclosure includes a scarf body made of cloth having a surface with a predetermined decoration and a back surface located behind the surface, and a retaining ring formed in a ring shape and joined to the back surface of the scarf body. And prepare.
このような構成によれば、止め輪にスカーフ本体を通してスカーフを着装することができる。つまり、結ぶ手間や止め金具を必要とせず簡単にスカーフを着装することができる。また、スカーフの着装状態において、所定の装飾が施された表面と調和するように止め輪と該止め輪に通されたスカーフ本体を形成することができ、以て、高い装飾性を得ることができる。 According to such a configuration, the scarf can be worn by passing the scarf main body through the retaining ring. In other words, the scarf can be worn easily without the need for tying the scarf or using fasteners. In addition, when the scarf is worn, the retaining ring and the scarf main body passed through the retaining ring can be formed so as to match the surface on which the predetermined decoration is applied, thereby obtaining high decorativeness. can.
なお、本開示のスカーフでは、上記の構成において、前記スカーフ本体は、四辺形に形成されてもよい。そして、前記止め輪は、前記スカーフ本体の裏面に配置されるとともに、前記スカーフ本体との接合部が該スカーフ本体の一辺に設けられてもよい。このとき、前記止め輪が接合された前記スカーフ本体の一辺を接合辺とし、該接合辺と隣接する辺のうち前記止め輪との距離が近い辺を第1隣接辺とし、該接合辺と隣接する辺のうち前記止め輪との距離が遠い辺を第2隣接辺とする。そうすると、前記止め輪は、前記第1隣接辺からの距離が前記接合辺の長さの14%から23%となる位置に接合されてもよい。 In addition, in the scarf of the present disclosure, in the above configuration, the scarf main body may be formed in a quadrilateral shape. The retaining ring may be arranged on the back surface of the scarf main body, and a joining portion with the scarf main body may be provided on one side of the scarf main body. At this time, one side of the scarf body to which the retaining ring is joined is defined as a joint side, and among the sides adjacent to the joint side, the side closest to the retaining ring is defined as a first adjacent side, and is adjacent to the joint side. A side farther from the retaining ring is defined as a second adjacent side. Then, the retaining ring may be joined at a position where the distance from the first adjacent side is 14% to 23% of the length of the joining side.
本開示によれば、結ぶ手間や止め金具を必要とせず簡単に着装でき、且つ、高い装飾性を得ることができるスカーフを提供することができる。 Advantageous Effects of Invention According to the present disclosure, it is possible to provide a scarf that can be easily worn without requiring the trouble of tying or fasteners, and that can obtain high decorativeness.
以下、図面に基づいて、本開示の実施の形態を説明する。以下の実施形態の構成は例示であり、本開示は実施形態の構成に限定されない。 Embodiments of the present disclosure will be described below based on the drawings. The configurations of the following embodiments are examples, and the present disclosure is not limited to the configurations of the embodiments.
<第1実施形態>
第1実施形態におけるスカーフの概要について、図1を参照しながら説明する。図1は、本実施形態におけるスカーフの概略構成を示す第1の図である。本実施形態に係るスカーフ100は、スカーフ本体110と、リング形状に形成されスカーフ本体110の裏面に接合された止め輪120と、を備える。
<First Embodiment>
An overview of the scarf in the first embodiment will be described with reference to FIG. FIG. 1 is a first diagram showing a schematic configuration of a scarf according to this embodiment. A
スカーフ本体110は、所定の装飾が施された表面110aと、表面110aの反対、つまり、裏に位置する裏面110bとを有する布からなる。ここで、所定の装飾とは、柄や模様、色彩、光沢、形状等である。また、布の素材としては、シルク、コットン、ウール、リネン等の天然繊維や、アクリル、ナイロン、ポリエステル等の化学繊維が例示される。そして、表面110aに所定の装飾が施されたスカーフ本体110の周縁111は、表面110aから裏面110bに向かって折り返されて縫製される。これは、例えば千鳥巻きによって実現される。ただし、周縁111の縫製を千鳥巻きに限定する意図はなく、スカーフの縫製に用いられる周知の技術を用いることができる。
The
また、本実施形態において、スカーフ本体110は四辺形に形成される。具体的には、図1(a)によると、一辺の長さが67cm(長さaおよび長さb)の正方形が例示される。
Also, in this embodiment, the
止め輪120は、リング形状に形成されるため、スカーフ本体110をそこに通すことで、止め金具を必要とせずスカーフ100を着装することが可能となる。また、止め輪120は、図1(a)および図1(b)に示されるように、スカーフ本体110の裏面110bに配置され、スカーフ本体110の表面110aからは見えないように構成されている。これによれば、スカーフ本体110の表面110aに施された所定の装飾によって表現される装飾性が、止め輪120によって損なわれてしまう事態が抑制される。
Since the
また、止め輪120は、スカーフ本体110の裏面110bの周縁111に接合されている(このときの接合部121が、図1(c)によって例示される。)。ここで、止め輪120が接合されたスカーフ本体110の一辺を接合辺とし、該接合辺と隣接する辺のうち該止め輪120との距離が近い辺を第1隣接辺とし、該接合辺と隣接する辺のうち該止め輪120との距離が遠い辺を第2隣接辺とする。そうすると、本実施形態では、止め輪120は、第1隣接辺からの距離(図1(b)に示す距離c)が接合辺の長さ(図1(a)に示す長さb)の14%から23%となる位置に接合される。図1に示す例では、長さbが67cm、距離cが10cmであって、止め輪120の第1隣接辺からの距離が接合辺の長さの14%(小数点以下切り捨て)となっている。また、例えば、長さbが67cm、距離cが15cmの場合は、止め輪120の第1隣接辺からの距離が接合辺の長さの23%(小数点以下切り上げ)となる。なお、図1に示す例では、距離dが4cm、距離eが3.5cmである。
Moreover, the
なお、止め輪120は、図1(c)に示すように、スカーフ本体110を構成する布が四重に積層されて形成されてもよい。これによれば、止め輪120を頑丈に構成することができ、止め輪120が劣化することでスカーフ100が着くずれしてしまう事態が抑制される。
Note that the
このように構成されるスカーフ100では、結ぶ手間や止め金具を必要とせず簡単に着装でき、且つ、高い装飾性を得ることができる。ここで、図2は、第1実施形態におけるスカーフ100の着装状態を示す図である。本実施形態では、スカーフの巻き方として、スカーフ100がループノットによって着装される。図2によれば、スカーフ100が首に巻かれて且つ止め輪120にスカーフ本体110が通された、スカーフ100の着装状態において、所定の装飾が施された表面110aが外から見えるようにされている。これについて、以下に図3に基づいて説明する。
The
図3は、第1実施形態において、止め輪120にスカーフ本体110を通してスカーフ100を着装する手順を説明するための図である。本開示のスカーフ100では、図3(a)に示すように、先ず、スカーフ本体110における止め輪120が接合された接合辺とそれに隣接する第1隣接辺とが交わる頂点が、裏面110b側に折り返されて、止め輪120に通される。そうすると、図3(b)に示すように、スカーフ本体110の表面110aを向けた状態で、止め輪120にスカーフ本体110が通された状態となる。このとき、上記の図1(b)に示した止め輪120の第1隣接辺からの距離cは、図3(b)における止め輪120に通されたスカーフ本体110の長さcとして表される。
FIG. 3 is a diagram for explaining the procedure for putting on the
そして、図3(b)に示すスカーフ100が首に巻かれた状態が図3(c)によって示される。本開示のスカーフ100では、図3(a)の説明で述べた頂点と対向する頂点が、図3(c)に示すように止め輪120に通されることでスカーフ100が着装される。このように、本開示のスカーフ100は、結ぶ手間や止め金具を必要とせず簡単に着装することができる。
FIG. 3(c) shows a state in which the
ここで、本実施形態のスカーフ100において、止め輪120が所定の弾性部材を含んで構成されてもよい。なお、所定の弾性部材とは、例えばゴムのように比較的簡単に収縮する材料によって形成された部材や、比較的簡単に収縮可能に構成された構造を有する部材である。このような弾性部材が止め輪120に用いられることによって、図3に示すスカーフ100を着装する手順がより容易に実施され得る。
Here, in the
以上に述べたスカーフ100によれば、上記の図2に示したように、スカーフ100の着装状態において、所定の装飾が施された表面110aと調和するように止め輪120と該止め輪120に通されたスカーフ本体110を形成することができ、以て、高い装飾性を得ることができる。つまり、本開示のスカーフ100によれば、結ぶ手間や止め金具を必要とせず簡単に着装でき、且つ、高い装飾性を得ることができる。
According to the
なお、上述したように、本実施形態に係るスカーフ100では、止め輪120は、第1隣接辺からの距離が接合辺の長さの14%から23%となる位置に接合される。ここで、止め輪120が、第1隣接辺からの距離が接合辺の長さの14%以上となる位置に接合されることで、図3(a)の説明で述べた手順が容易になるとともに、上記の図2に示したスカーフ100の着装状態において、止め輪120に通されたスカーフ本体110の長さcが確保され、スカーフ100の着くずれを抑えつつ高い装飾性を得ることができる。また、止め輪120が、第1隣接辺からの距離が接合辺の長さの23%以下となる位置に接合されることで、上記の図2に示したスカーフ100の着装状態において、止め輪120に通されたスカーフ本体110の長さcを見栄えのよい長さとすることができ、以て、高い装飾性を得ることができる。
As described above, in the
また、スカーフ本体110は菱形に形成されてもよい。図4は、本実施形態におけるスカーフの概略構成を示す第2の図である。スカーフ本体110が図4に例示される菱形に形成されるときにも、図4(a)および図4(b)に示されるように、止め輪120は、スカーフ本体110の裏面110bに配置され、スカーフ本体110の表面110aからは見えないように構成される。また、このとき、止め輪120は、第1隣接辺からの距離(図4(b)に示す距離c´)が接合辺の長さ(図4(a)に示す長さb´)の14%から23%となる位置に接合されてもよい。このようなスカーフ100によっても、結ぶ手間や止め金具を必要とせず簡単に着装でき、且つ、高い装飾性を得ることができる。
Also, the
<その他の変形例>
上記の実施形態はあくまでも一例であって、本開示はその要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施しうる。上記の実施形態では、スカーフ100がループノットによって着装される例について説明したが、スカーフ100は、例えば、カウボーイ巻きによって着装されてもよい。図5は、スカーフ100の着装状態のバリエーションを表す第1の図である。図5によると、スカーフ100はカウボーイ巻きによって着装される。このときにも、止め輪120にスカーフ本体110を通してスカーフ100を着装することができる。つまり、結ぶ手間や止め金具を必要とせず簡単にスカーフ100を着装することができる。また、スカーフ100の着装状態において、所定の装飾が施された表面110aと調和するように止め輪120と該止め輪120に通されたスカーフ本体110を形成することができ、以て、高い装飾性を得ることができる。更に、止め輪120が、第1隣接辺からの距離が接合辺の長さの14%から23%となる位置に接合される場合には、止め輪120に通されたスカーフ本体110の長さcを見栄えのよい長さとすることができる。
<Other Modifications>
The above-described embodiment is merely an example, and the present disclosure can be modified as appropriate without departing from the gist thereof. In the above embodiment, an example in which the
また、図6は、スカーフ100の着装状態のバリエーションを表す第2の図である。図6(a)および図6(b)に示される着装状態が実現される場合にも、結ぶ手間や止め金具を必要とせず簡単に着装でき、且つ、高い装飾性を得ることができる。
6A and 6B are second diagrams showing variations of wearing states of the
100・・・スカーフ
110・・・スカーフ本体
110a・・表面
110b・・裏面
120・・・止め輪
DESCRIPTION OF
Claims (4)
リング形状に形成され、前記スカーフ本体の裏面に接合された止め輪と、
を備える、スカーフ。 a scarf body made of cloth having a surface with a predetermined decoration and a back surface located behind the surface;
a retaining ring formed in a ring shape and joined to the back surface of the scarf body;
A scarf.
前記止め輪は、前記スカーフ本体の裏面に配置され、
前記止め輪と前記スカーフ本体との接合部が該スカーフ本体の一辺に設けられ、
前記接合部が設けられた前記スカーフ本体の一辺を接合辺とし、前記接合辺と隣接する辺のうち前記止め輪との距離が近い辺を第1隣接辺とし、前記接合辺と隣接する辺のうち前記止め輪との距離が遠い辺を第2隣接辺としたとき、
前記第1隣接辺からの距離が前記接合辺の長さの14%から23%となる位置に、前記接合部が設けられている、
請求項1に記載のスカーフ。 The scarf body is formed in a quadrilateral shape,
The retaining ring is arranged on the back surface of the scarf body,
A joint portion between the retaining ring and the scarf main body is provided on one side of the scarf main body,
One side of the scarf body provided with the joint portion is defined as a joint side, and among the sides adjacent to the joint side, the side closest to the retaining ring is defined as a first adjacent side, and the side adjacent to the joint side is defined as a first adjacent side. When the side farther from the retaining ring is the second adjacent side,
The joint is provided at a position where the distance from the first adjacent side is 14% to 23% of the length of the joint side.
A scarf according to claim 1.
請求項1又は請求項2に記載のスカーフ。 The retaining ring is a four-layered fabric that constitutes the scarf body,
A scarf according to claim 1 or claim 2.
請求項1又は請求項2に記載のスカーフ。 The retaining ring includes a predetermined elastic member,
A scarf according to claim 1 or claim 2.
Priority Applications (1)
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