JP3234030B2 - スピンドルモータ - Google Patents
スピンドルモータInfo
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Description
が、潤滑剤を介して自在に相対回転し得るように外嵌さ
れたスピンドルモータに関する。
ンピュータ等の機器の一層の小形化、高容量化により、
それらに組み込まれる記録媒体(例えばハードディス
ク)駆動用のスピンドルモータについても、一層の小形
化、高精度化が要請されている。そしてそれに伴い、ス
ピンドルモータの軸受についても一層の小形化、高精度
化が要求されている。
ては、玉軸受が多く採用されている。ところが、スピン
ドルモータの小形化、特に小外径化が進行すると、それ
に見合う小外径の玉軸受を用いたのでは、モータ組立時
に内外輪の変形が生じ易いこと等により、十分な回転精
度を実現することが実際上困難なものとなりがちであ
る。また騒音や振動の問題も起こり易い。
合、小外径化に伴い高速回転が要求されるので、これら
の問題が一層助長される。さらに、外径の大小にかかわ
らず、玉軸受の精度には限界があり、要求仕様を満足し
ない場合が考えられる。
タとして、ロータハブ部の基部の内周側に回転スリーブ
部を有し、その回転スリーブ部が固定軸体に外嵌されて
回転自在に支持されることにより動圧ラジアル軸受が構
成されているスピンドルモータが提案されている。
磁気ヘッド等をミクロン或はサブミクロンオーダで浮上
させて読み/書きを行うためのスピンドルモータの場合
などにおいては、軸受の潤滑剤が飛散して記録媒体面等
を汚損することが回避されなければならないので、回転
スリーブ部と固定軸体との間の動圧ラジアル軸受部に十
分に潤滑剤を行き渡らせると共に、回転スリーブ部と固
定軸体との間からの潤滑剤の漏出は防止される必要があ
る。また、固定軸体のうち回転スリーブ部から突出した
部分を、例えばブラケット等に圧入や接着により固定す
る場合に、そのような突出部の外周面に潤滑剤が付着す
ると、それを除去しなければ固定を適切に行い得ないた
め、そのような潤滑剤の付着が防止されることが望まれ
る。
問題点に鑑み行われたものであって、その目的とすると
ころは、スリーブ体と軸体との間の動圧ラジアル軸受部
に十分に潤滑剤を行き渡らせることを容易に行い得ると
共に、スリーブ体と軸体との間からの潤滑剤の漏出、及
び軸体のうちスリーブ体から突出した部分に対する潤滑
剤の付着が効果的に防止され得る、動圧ラジアル軸受利
用のスピンドルモータを提供することにある。
に、本発明のスピンドルモータは、略円筒面形状外周部
を有してなる軸体と、その略円筒面形状外周部に外嵌さ
れた略円筒面形状内周部を有してなるスリーブ体とを備
えてなり、軸体に対しスリーブ体が、潤滑剤を介して自
在に相対回転し得るスピンドルモータであって、軸体の
一端側に、スリーブ体の略円筒面形状内周部から突出し
た突出部を有し、軸体の他端側に、環状のスラスト板を
有し、軸体の略円筒面形状外周部のうちスリーブ体の略
円筒面形状内周部に相対する部分に、内表面に撥油処理
が施された環状の潤滑剤流出防止溝を有し、略円筒面形
状外周部と略円筒面形状内周部との間隙部のうち、潤滑
剤流出防止溝からみて突出部とは逆の側における少なく
とも2個所に、軸体に対するスリーブ体の相対回転によ
り、介装された潤滑剤に荷重支持圧を発生させるラジア
ル動圧軸受部を有し、ラジアル動圧軸受部同士の間にお
いて、略円筒面形状外周部及び略円筒面形状内周部に、
それぞれ軸体側中間溝部及びスリーブ側中間溝部を向い
合った状態で有し、前記略円筒面形状外周部と略円筒面
形状内周部の間隙のうち、軸体側中間溝部及びスリーブ
側中間溝部並びにそれらを挟むラジアル動圧軸受部に、
潤滑剤が十分に行き渡っているものとしている。
挿入を、その軸体の突出部から行い始め、潤滑剤流出防
止溝まで挿入した際に、スリーブ体の略円筒面形状内周
部の入り口に潤滑剤を配し、更に軸体の挿入を進める
と、略円筒面形状外周部と略円筒面形状内周部の間に潤
滑剤が徐々に引き込まれる。
が、略円筒面形状内周部の入り口を通過する際にそこに
配された前記潤滑剤を多量に取り込みつつ、スリーブ体
の略円筒面形状内周部内に挿入される。それによって、
略円筒面形状外周部と略円筒面形状内周部の間隙のう
ち、軸体側中間溝部及びスリーブ側中間溝部並びにそれ
らを挟むラジアル動圧軸受部に、潤滑剤が十分に行き渡
る。
ーブ体の略円筒面形状内周部の入り口に配される前に略
円筒面形状内周部内に挿入されており、而も、その潤滑
剤流出防止溝において径方向間隙が拡大し、内表面には
撥油処理が施されているので、軸体挿入の際に潤滑剤流
出防止溝に潤滑剤が流出することは表面張力により防止
される。従って潤滑剤流出防止溝よりも更に突出部側の
軸体の外周面に潤滑剤が付着することは防がれる。
形状外周部と略円筒面形状内周部の間に介在する潤滑剤
が突出部側へ移動しようとした場合、同様に表面張力に
より、潤滑剤流出防止溝を越えて突出部側へ移動するこ
とが阻止される。
が相対する部分においては、径方向間隙が大きいので、
モータ回転時における潤滑剤の抵抗がラジアル動圧軸受
部よりも低くなる。
る。図1は、本発明の1実施例としての軸固定型の記録
媒体駆動用のスピンドルモータの断面図、図2乃至図4
はその要部拡大図である。対象となる記録媒体として
は、ハードディスクや、それ以外の種々の記録媒体を挙
げることができる。
部10aの内周部に上方突出部10bを有し、環状凹部
10aの外周側にフランジ部10cを有する。上方突出
部10bの中央部には、上下方向の貫通孔10dが設け
られている。なお、ブラケット10は、例えばハードデ
ィスク駆動装置の基盤内に一体的に形成することも勿論
可能である。
状をなす固定軸体12(軸体)の下端部が嵌合固定さ
れ、もってその固定軸体12がブラケット10の中央部
に立設されている。上方突出部10bの外周部には上向
きの環状突部10b1が設けられ、その環状突部10b
1の外周部に、ステータコア14の内周下部が外嵌固定
されている。ステータコア14には、ステータコイル1
6が捲回されている。ステータコイル14の引出し部1
4aは、ブラケット10の環状凹部10aを貫通する引
き出し孔10eを通じて下方に引き出されている。
上部に外嵌固定されている。スラスト板18の上下面
は、固定軸体12の略円筒面形状外周部に対し垂直状を
なす。なお、スラスト板は、固定軸体に一体的に形成さ
れていてもよい。
部の外径が拡開された略円筒形状をなし、内周部は、全
体として小径の略円筒面形状をなすラジアル滑部20a
(略円筒面形状内周部)と、その上方において拡径され
た中内径部20bと、中内径部20bの上方において更
に拡径された大内径部20cからなる。
され、スリーブ部材20の大内径部20cに、内周部が
固定軸体12との間に僅かな径方向間隙を隔てる状態で
環状のスラスト押え板22が内嵌され、大内径部20c
の上端部が内側へかしめられることによりスラスト押え
板22が固定されている。そして、スラスト押え板22
とスリーブ部材20によって中内径部20bの内側に形
成された径方向内方開口の環状凹部24内に、スラスト
板18が嵌合している。固定軸体12の下部は、スリー
ブ部材20の下方に突出し、その大部分がブラケット1
0の貫通孔10dに嵌合している。以下、固定軸体12
のうちこの突出した部分を突出部12aという。また、
固定軸体12の略円筒面形状外周部のうちラジアル滑部
20aに相対する部分を、ラジアル受部12bという。
ロータハブ28の周壁部28aの上端部内方に、中央部
が円形に開口する基部28bが位置し、周壁部28aの
下端外方に外方張出部28cが位置する。このロータハ
ブ28は、基部28bにおいてスリーブ部材20の上端
部に外嵌固定されることにより、スリーブ部材20と同
軸状をなしている。そして接着剤29によって、基部2
8bの上端内周部と大内径部20cの上端部とスラスト
押え板22の外周状端部とが固定され、それらの間が密
閉されている。なお、ロータハブ28とスリーブ部材2
0が一体に形成されたものであっても差し支えない。
タヨーク30が内嵌固定され、その内周側に保持された
ロータマグネット32は、ステータコア14に対し径方
向空隙を隔てて相対している。基部28bには、周壁部
28aに外嵌されたハードディスク等の記録媒体(図示
を略す。)を外方張出部28cとの間に挟圧保持するた
めのクランパ(図示を略す。)を螺子止めするための螺
子孔34が形成されている。
おける上部及び下部の環状部分に、上下ヘリングボーン
溝(図示を略す。)が設けられ、その上下ヘリングボー
ン溝と、固定軸体12のラジアル受部12bとの間隙
部、すなわち上下ラジアル動圧軸受部36・38は、ス
リーブ部材20の順方向回転により、そこに介装された
液状の潤滑剤39にラジアル荷重支持圧を発生させる。
特に、上下ヘリングボーン溝により、その荷重支持圧が
高められる。なお、このようなヘリングボーン溝は、固
定軸体12のラジアル受部12bに設けてもよい。また
ヘリングボーン溝以外の溝を採用することも可能であ
る。
間において、ラジアル滑部20a及びラジアル受部12
bに、それぞれスリーブ側中間溝部20d及び軸体側中
間溝部12cを向い合った状態で有する。図2は、この
部分の拡大図である。なお、本実施例ではスリーブ側中
間溝部20dと軸体側中間溝部12cの軸線方向長さが
等しく、而も軸線方向位置も一致しているが、これらは
必須の条件ではない。
る下ラジアル動圧軸受部38の下方に、内表面に撥油処
理が施された環状の軸体側潤滑剤流出防止溝12dを有
する。またスリーブ部材20のラジアル滑部20aに、
軸体側潤滑剤流出防止溝12dに向い合ったスリーブ側
潤滑剤流出防止溝20eを有する。図3は、この部分の
拡大図である。スリーブ側潤滑剤流出防止溝20eは、
中央溝部20e1と、その中央溝部20e1の軸線方向
両側に位置し、中央溝部20e1よりも浅い上下側溝部
20e2・20e3からなり、内表面に撥油処理が施さ
れている。中央溝部20e1は、軸体側潤滑剤流出防止
溝12dと、軸線方向長さが等しく、而も軸線方向位置
も一致している。
受部)と環状凹部24の上下環状面(アキシャル滑部)
とにより、それぞれアキシャル動圧軸受部A1・A2が
構成されている。スラスト板18の上下環状面と環状凹
部24の上下環状面はそれぞれ平行状に相対し、それら
の間には、液状の潤滑剤39が介在して僅かな軸線方向
ギャップを隔てている。スラスト板18の上下環状面に
おける全周に亙って、ヘリングボーン状溝(図示を略
す。)が設けられている。このヘリングボーン状溝は、
スリーブ部材20及びスラスト押え板22の順方向回転
により、環状凹部24の上下環状面との間に介在する潤
滑剤39に高圧を発生させる。なお、このようなヘリン
グボーン状溝は、環状凹部24の上下環状面に設けても
よい。またヘリングボーン状溝以外の溝を採用すること
も可能である。
向中間位置に、内表面に撥油処理が施された押え板側環
状溝22aを有し、固定軸体12の外周部に、その押え
板側環状溝22aに向い合った軸体側環状溝12eを有
する。軸体側環状溝12eの内表面も撥油処理が施され
ている。図4は、この部分の拡大図である。押え板側環
状溝22aは、中央溝部22a1と、その中央溝部22
a1の軸線方向両側に位置し、中央溝部22a1よりも
浅い上下側溝部22a2・22a3からなり、中央溝部
22a1は、軸体側環状溝12eと、軸線方向長さが等
しく、而も軸線方向位置も一致している。
タコア14等に対し、スリーブ部材20及びロータハブ
28等が、潤滑剤39を介して自在に回転し得るよう構
成されている。上下ラジアル動圧軸受部36・38によ
って、スリーブ部材20の回転中における固定軸体12
に対する径方向変位を十分に小さく抑えることができ、
アキシャル動圧軸受部A1・A2によって、スリーブ部
材20の回転中における固定軸体12に対する軸線方向
変位を十分に小さく抑えることができる。
対回転すると、上下ラジアル動圧軸受部36・38は、
そこに介装された潤滑剤39に主としてラジアル方向の
荷重支持圧を発生させ、アキシャル動圧軸受部A1・A
2は、そこに介装された潤滑剤39に主としてアキシャ
ル方向の荷重支持圧を発生させる。回転停止状態におい
て下ラジアル動圧軸受部38に隣接するスリーブ側潤滑
剤流出防止溝20eの上側溝部20e2に潤滑剤39が
漏出していた場合、その潤滑剤39を下ラジアル動圧軸
受部38内に取り込む。また、同じく押え板側環状溝2
2aの下側溝部22a3に潤滑剤39が漏出していた場
合、その潤滑剤39をアキシャル動圧軸受部A1に取り
込む。
部12cが向かい合った部分は径方向間隙が大きくなる
ので、介装された潤滑剤39のモータ回転時における抵
抗がラジアル動圧軸受部よりも低い。そのため全体とし
ての回転抵抗が低減される。
材20との間に相対的な傾斜が生じた場合、下ラジアル
動圧軸受部38において保持しきれない潤滑剤39は上
側溝部20e2に漏出し、アキシャル動圧軸受部A1に
おいて保持しきれない潤滑剤39は下側溝部22a3に
漏出する。
れ上側溝部20e2及び下側溝部22a3に毛管現象に
より保持される。潤滑剤39が更に軸体側潤滑剤流出防
止溝12dや中央溝部20e1、並びに軸体側環状溝1
2eや中央溝部22a1へと流出しようとしても、その
ような流出は、潤滑剤39の表面張力により防止され
る。また、そのため、潤滑剤39が漏出してモータ外部
の空間を汚染することが効果的に防止される。なお、軸
体側潤滑剤流出防止溝12d及び軸体側環状溝12eへ
の潤滑剤39の流出がそれぞれ表面張力により防止され
るという作用は、スリーブ側潤滑剤流出防止溝20e及
び押え板側環状溝22aがなくとも実現され得る。
てる場合、図5に示されるように、スリーブ部材20の
ラジアル滑部20a内への固定軸体12の挿入を、その
突出部12aから行い始め、図6に示されるように、軸
体側潤滑剤流出防止溝12dまで挿入した際に、スリー
ブ部材20のラジアル滑部20aの上側入り口において
固定軸体12の周囲に潤滑剤39を配し、更に固定軸体
12の挿入を進めると、ラジアル受部12bとラジアル
滑部20aの間に潤滑剤39が徐々に引き込まれる。
されるように、軸体側中間溝部12cが、ラジアル滑部
20aの入り口を通過する際にそこに配された前記潤滑
剤39を多量に取り込みつつ、スリーブ部材20のラジ
アル滑部20a内に挿入される。それによって、図8に
示されるようにラジアル受部12bとラジアル滑部20
aの間隙のうち、軸体側中間溝部12c及びスリーブ側
中間溝部20d並びにそれらを挟む上下ラジアル動圧軸
受部36・38に、潤滑剤39が十分に行き渡る。
潤滑剤39がスリーブ部材20のラジアル滑部20aの
入り口に配される前にラジアル滑部20a内に挿入され
ており、而もその軸体側潤滑剤流出防止溝12dにおい
て径方向間隙が拡大し、また内表面には撥油処理が施さ
れているので、固定軸体12挿入の際に軸体側潤滑剤流
出防止溝12dに潤滑剤39が流出することは表面張力
により防止される。従ってそれよりも更に突出部12a
側の固定軸体12の外周面に潤滑剤39が付着すること
も防がれる。
法は、上下ラジアル動圧軸受部36・38の有効領域に
影響を与えない範囲で大きく設定することが望ましい。
これにより、固定軸体12の挿入の際にラジアル受部1
2bとラジアル滑部20aの間隙に潤滑剤39が取り込
まれる速度が上がり、生産性の向上が図られるからであ
る。軸体側中間溝部12cの軸線方向寸法を上ラジアル
動圧軸受部36よりも長くすると、より好ましい。固定
軸体12を挿入する際に、軸体側中間溝部12cの上端
がラジアル滑部20aの上側入り口の上方に位置し、軸
体側中間溝部12cの下端がスリーブ側中間溝部20d
の上端よりも下方に位置する状態が実現し、ラジアル受
部12bとラジアル滑部20aの間隙への潤滑剤39の
取り込み速度が一層上がるからである。以上の各実施例
についての記述における上下位置関係は、単に図に基づ
いた説明の便宜のためのものであって、実際の使用状態
等を限定するものではない。
ブ体の略円筒面形状内周部内への軸体の挿入をその突出
部から行い始め、潤滑剤流出防止溝まで挿入した際に、
スリーブ体の略円筒面形状内周部の入り口に潤滑剤を配
し、更に軸体の挿入を進めることにより、スリーブ体と
軸体との間の動圧ラジアル軸受部に十分に潤滑剤を行き
渡らせることを容易に行い得ると共に、軸体のうち潤滑
剤流出防止溝よりも突出部側の外周面は、軸体挿入の際
における潤滑剤の付着が防止される。また、軸体挿入完
了後において、略円筒面形状外周部と略円筒面形状内周
部の間に介在する潤滑剤が潤滑剤流出防止溝を越えて突
出部側へ移動して外部へと漏出することが防止される。
更に、スリーブ側中間溝部と軸体側中間溝部が相対する
部分において、モータ回転時における潤滑剤の抵抗が低
いので、全体としての回転抵抗が低減される。
Claims (1)
- 【請求項1】略円筒面形状外周部を有してなる軸体と、 その略円筒面形状外周部に外嵌された略円筒面形状内周
部を有してなるスリーブ体とを備えてなり、 軸体に対しスリーブ体が、潤滑剤を介して自在に相対回
転し得るスピンドルモータであって、 軸体の一端側に、スリーブ体の略円筒面形状内周部から
突出した突出部を有し、軸体の他端側に、環状のスラス
ト板を有し、軸体の略円筒面形状外周部のうちスリーブ
体の略円筒面形状内周部に相対する部分に、内表面に撥
油処理が施された環状の潤滑剤流出防止溝を有し、 略円筒面形状外周部と略円筒面形状内周部との間隙部の
うち、潤滑剤流出防止溝からみて突出部とは逆の側にお
ける少なくとも2個所に、軸体に対するスリーブ体の相
対回転により、介装された潤滑剤に荷重支持圧を発生さ
せるラジアル動圧軸受部を有し、 ラジアル動圧軸受部同士の間において、略円筒面形状外
周部及び略円筒面形状内周部に、それぞれ軸体側中間溝
部及びスリーブ側中間溝部を向い合った状態で有し、前
記略円筒面形状外周部と略円筒面形状内周部の間隙のう
ち、軸体側中間溝部及びスリーブ側中間溝部並びにそれ
らを挟むラジアル動圧軸受部に、潤滑剤が十分に行き渡
っていることを特徴とするスピンドルモータ。
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