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JP3233871B2 - ガスタービン静翼 - Google Patents

ガスタービン静翼

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JP3233871B2
JP3233871B2 JP12392097A JP12392097A JP3233871B2 JP 3233871 B2 JP3233871 B2 JP 3233871B2 JP 12392097 A JP12392097 A JP 12392097A JP 12392097 A JP12392097 A JP 12392097A JP 3233871 B2 JP3233871 B2 JP 3233871B2
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gas turbine
blade
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seal tube
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正昭 松浦
潔 末永
康意 富田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、翼内部に蒸気を導
入して、翼部を内部から蒸気で冷却するとともに、プラ
ント効率の低下を防止するため、翼部の冷却に使用され
た蒸気を回収するようにしたガスタービン静翼に係り、
特に前後の動翼の間に設置されるタービン2段、3段、
4段…ガスタービン静翼等のように、回動する前後の動
翼およびロータディスクの外周面と、静置された静翼の
内周との間に形成される隙間に、高温の主流ガスが流れ
込まないようにシール空気を供給するキャビティ部を内
周側に設けたガスタービン静翼に関する。
【0002】
【従来の技術】近年コンバインドサイクル発電プラント
においては、ガスタービンの熱効率改善のために、ター
ビンを駆動する主流ガスの高温化が著しく、このような
高温の主流ガス中で作動する動翼および静翼をメタル温
度以下にして、構造強度を保持するために、これらのタ
ービン翼の冷却を空気に代えて、熱容量の大きい蒸気に
て効率的に行うことが考えられている。
【0003】しかも、タービン翼の冷却に供された蒸気
は、主流ガス中に放出せずに回収し、回収した蒸気に回
収されたタービン翼の冷却熱を蒸気タービンで回収する
ことにより、プラントの効率を向上させるとともに、主
流ガス内への蒸気の放出による主流ガス温度の低下を抑
えることで、タービン効率を向上させてプラント全体の
効率を向上させることが考えられている。従って、この
ようなタービン翼では、冷却に使用された蒸気を回収す
るために、翼内部及び翼部の内周側および外周側に設け
られる内側、および外側シュラウドの内部に設けられ、
蒸気を通過させて冷却を行う冷却通路は、閉じた流路に
形成する必要がある。
【0004】一方、タービン2段、3段、4段静翼等と
して使用されるガスタービン静翼は、前後に配設される
動翼及び動翼が植設されるロータディスクに挟まれた構
造にされており、静止している静翼と回動する動翼およ
びロータディスクとの間に存在する各部隙間には、主流
ガスが流れ込まない構造にすることがタービン効率を向
上させるためには重要であり、通常、圧縮機からの抽気
空気を静翼の外周側から翼内部を通して、翼内周側に設
けたキャビティ部にシール空気として供給し、これらの
各部隙間にキャビティ部からシール空気を供給すること
によって、主流ガスが隙間に流入しないようにする構造
を採用している。
【0005】図3は、上述したように、静翼の内部に蒸
気を導入し、静翼を内部から冷却し、冷却した蒸気の全
部を回収するようにした、従来の回収型蒸気冷却式のガ
スタービン静翼の内部冷却構造と、静翼と動翼およびロ
ータディスクとの間に形成される隙間にシール空気を供
給するために静翼の内周側に設けられるキャビティ部
に、シール空気をガスタービン静翼の外周側からシール
空気を導入するためにガスタービン静翼内に設けられる
シールチューブ取り付け構造を示す縦断面図である。
【0006】図に示すように、ガスタービン静翼01の
内部に導入され、ガスタービン静翼01を内部から冷却
する冷却蒸気Sは、ガスタービン静翼01の外周側に設
けられた外側シュラウド03の前縁側で外側仕切板06
を貫通して設けられた冷却蒸気入口05より、翼部02
の翼幅方向に設けられた前縁側の蒸気通路041 に供給
される。
【0007】前縁側の蒸気通路041 に供給された冷却
蒸気Sは、蒸気通路041 内を外周側から内周側に向け
て流れ、内側シュラウド07内に画成され、内側仕切板
08で仕切られた区画内に流入した後、180°流れの
向きを変え、冷却通路壁09で区画されて、前縁の蒸気
通路041 の後方に設けられた蒸気通路042 を内周側
から外周側へ向けて流れ、次いで、その後方に区画され
た蒸気通路043 内を外周側から外周側へ向けて流れ、
最後に後縁側に設けられた蒸気通路044 内を内周側か
ら外周側へ流れる。
【0008】このように、冷却蒸気Sは、翼部02内を
翼幅方向に2往復する、いわゆるサーペンタイン状の蒸
気通路4を流れるうちに、翼部02をはじめとするガス
タービン静翼01の全体を内部から冷却する。そして、
後縁側の蒸気通路044 を内周側から外周側へ向けて流
れ、ガスタービン静翼01の後縁側を冷却した冷却蒸気
Sは、外側シュラウド03の後縁側で外側仕切板06を
貫通して設けられた冷却蒸気出口010を通ってガスタ
ービン静翼01内から排出される。
【0009】このようなガスタービン静翼01におい
て、2段、3段、又は4段静翼等として使用されるガス
タービン静翼01は、図4に示されるように、前後の動
翼011及びロータディスク012に挟まれた構造にな
っており、これらの静止したガスタービン静翼01と回
動する動翼011及びロータディスク012との間に存
在する、換言すれば設ける必要がある各部隙間には、高
温の主流ガスFが流れ込まない構造にすることが、ター
ビン効率上重要であり、通常、図3に示されるように、
図示しない圧縮機からの抽気空気を、ガスタービン静翼
01の外周側から翼部02の蒸気通路042 内を翼幅方
向に貫通して設けたシールチューブ013を通して、翼
内周側に形成されたキャビティ部014内にシール空気
SAとして供給する構造を採っている。
【0010】そして、キャビティ部014内に供給され
たシール空気SAは、図4に示すように、キャビティ部
014の内周側に、前方が軸心方向を向くように形成さ
れたシール供給路015を通って、ガスタービン静翼0
1とロータディスク012の外周面との間に供給され、
静止したガスタービン静翼01と回動する動翼011及
びロータディスク012の間に形成される隙間に、高温
の主流ガスFが流れ込まないようにして、タービン効率
を向上させるようにしている。
【0011】一方、翼部02内を翼幅方向に貫通して設
けられたシールチューブ013は、先端部が内側シュラ
ウド07内に画成された区画内に張設された内側仕切板
08に溶接で接合されるとともに、外側シュラウド03
内に画成された区画内に張設された外側仕切板06の貫
通部が外側仕切板06に溶接で接合され、蒸気通路04
と遮断する構造にされ、ガスタービン静翼01の内部に
固定されている。
【0012】このように、従来のガスタービン静翼01
では、シール空気SAを供給するシールチューブ013
は、内側シュラウド07の内側仕切板08および外側シ
ュラウド03の外側仕切板06の接合部016にて溶接
して、ガスタービン静翼01に接合し、蒸気通路04と
遮断する構造としているので、翼部02、内側シュラウ
ド07、および外側シュラウド03とシールチューブ0
13との温度差により生じる熱伸び差から、熱応力が発
生し、破損することがある。
【0013】すなわち、2段静翼として使用されるガス
タービン静翼01を例にすると、翼部02は主流ガスF
に加熱され、また冷却蒸気Sにより冷却されて約800
℃に保たれる。一方、シールチューブ013は、蒸気通
路042 を流れる冷却蒸気Sとシール空気SAに外周面
および内周面が接触しており、約400℃となる。
【0014】この温度差によりシールチューブ013
は、半径方向に熱伸び差が生じようとするが、上述した
ように先端部が内側仕切板08に、また、外側仕切板0
6を貫通している部分が外側仕切板06に、それぞれ溶
接構造で固定した取り付け構造にされているため、この
伸びを阻止し、接合部016には約100kg/mm2
の応力が発生し、これがくりかえされると接合部016
の破断や、シールチューブ013の座屈につながること
が懸念される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した従
来のガスタービン静翼に発生していた不具合を解消する
ため、ガスタービン静翼内周側とロータディスクとの間
に設けられているキャビティ部にシール用空気を供給す
るシールチューブの翼への取り付けを、ベロー構造を用
いて取り付けるようにして、翼内部に形成される蒸気通
路とシールチューブ内部に形成されるシール空気通路と
を遮断すると共に、シールチューブと翼部、内側シュラ
ウドおよび外側シュラウド等のガスタービン静翼との間
に、大きな温度差が発生するようなことがあっても、こ
の温度差によってシールチューブと翼との接合部の破
断、又はシールチューブの座屈等の破損が生じることの
ないガスタービン静翼を提供することを課題とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】このため、本発明のガス
タービン静翼は、次の手段とした。
【0017】(1)翼内部に導入した蒸気で翼を内部か
ら冷却するとともに、冷却に使用された蒸気を外部に排
出して回収するようにした、回収型蒸気冷却式のガスタ
ービン静翼の内部を翼幅方向に挿通され、ロータディス
ク外周面と翼内周との間に形成されたキャビティ部に、
ガスタービン静翼と動翼およびロータディスクとの間に
形成される隙間に、主流ガスがはいり込むのを防止する
ために注入するシール用空気を、翼外周側から導入し
て、供給するようにしたシールチューブが、ベロー構造
を介して翼に取り付けられるようにした。なお、ベロー
構造は翼幅方向に挿通されるシールチューブをガスター
ビン静翼の何れの場所、例えば、翼部においても接合で
きるように配置しても良いものである。
【0018】(a)本発明のガスタービン静翼は、上述
の構成により、シールチューブとガスタービン静翼を構
成する翼部、内側シュラウドおよび外側シュラウド等と
の間に大きな温度差が発生し、両者の間にガスタービン
静翼の翼幅方向の熱伸び差が生じるようなことがあって
も、ベロー構造の変形により、この熱伸び差は吸収さ
れ、シールチューブとガスタービン静翼との接合部に過
大な熱応力が発生することはなくなり、接合部が破断す
るようなことがなくなる。さらに、接合部間の変位によ
り、シールチューブが変形して、座屈が生じるようなこ
とはなくなる。
【0019】さらに、ベロー構造を介してシールチュー
ブを翼に取り付けるようにしているので、翼内部に形成
される蒸気通路とシールチューブの内部に形成されるシ
ール空気通路との分離が容易になり、また、蒸気通路を
流れる冷却蒸気がシール空気に混入して、主流ガス中に
流出するようなことがなくなる。
【0020】また、本発明のガスタービン静翼は、上述
(1)の手段に加え、次の手段とした。
【0021】(2)上述(1)の手段におけるベロー構
造が、ガスタービン静翼の外周側に設けられた外側シュ
ラウド、および翼の内周側に設けられた内側シュラウド
の少なくとも一方に設けられて、シールチューブを翼に
取り付けるようにしたものとした。すなわち、ベロー構
造は外側シュラウドおよび内側シュラウドの双方に設け
られて、シールチューブを翼に取り付けるようにしても
良く、また外側シュラウド又は内側シュラウドの何れか
一方に設けられて、シールチューブを翼に取り付けるよ
うにしても良い。
【0022】なお、ベロー構造は、シールチューブが貫
通している、内側シュラウド内に蒸気通路を区画して形
成する内側仕切板の貫通部内周側、および/又は外側シ
ュラウド内に蒸気通路を区画して形成する外側仕切板の
貫通部外周側にその一端部を結合するようにすることが
好ましい。
【0023】本発明のガスタービン静翼は、上述の構成
により上述(a)に加え、ガスタービン静翼の内部に形
成される蒸気通路との干渉を少くして、ベロー構造の配
置ができるとともに、狭隘部にベロー構造をコンパクト
に纏めて配置することができるようになる。さらに、ベ
ロー構造を外側シュラウドおよび内側シュラウドの双方
に設けるようにすれば、変位及びベロー構造に加わる力
が、ほぼ1/2となり、よりコンパクトに纏めることが
でき、狭隘部への設置がより好適なものとなる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明のガスタービン静翼
の実施の一形態を図面にもとづき説明する。図1は、本
発明のガスタービン静翼の実施の第1形態を示す断面図
である。なお、図において図3で示した部材と同一又は
類似の部材は、同一符号を付して説明は省略する。
【0025】図に示すように、本実施の形態の回収型蒸
気冷却式のガスタービン静翼1内に形成された蒸気通路
04内を、翼幅方向に貫通させたシールチューブ13の
ガスタービン静翼1への取り付けは、外側シュラウド0
3側の接合部16を伸縮性のあるベロー構造20を用い
て、連結してシール空気SAが通過するシールチューブ
13内を蒸気通路04と遮断する構造としている。すな
わち、外側シュラウド03の内部に画成される蒸気通路
を区画して形成するとともに、前縁側に冷却蒸気入口0
5が、後縁側に冷却蒸気出口010がそれぞれに設けら
れた外側仕切板06には、シールチューブ13を摺動自
在に貫通させる孔21が設けられている。
【0026】この孔21の外周側には、ベロー構造20
へ一端側が溶接で接合されるとともに、ベロー構造20
の他端側は、孔21の上方でシールチューブ13の外周
に取付けられたフランジ22とボルト結合するフランジ
23でシールチューブ13に結合されており、シールチ
ューブ13は、ベロー構造20および外側仕切板06を
介して外側シュラウド03に接合されている。一方、内
側シュラウド07の内部に画成される蒸気通路を区画し
て形成するとともに、キャビティ部014の隔壁となる
内側仕切板08を貫通したシールチューブ13の先端部
は、従来と同様に溶接付けされた接合部016で内側仕
切板08に接合されており、内側仕切板08を介して内
側シュラウド07に固着されている。
【0027】この構造によって、蒸気通路04を流れ、
ガスタービン静翼1を内部から冷却する冷却蒸気Sの翼
外への漏洩を防止すると共に、翼部02、外側シュラウ
ド03および内側シュラウド07等からなるガスタービ
ン静翼1と、シールチューブ13との温度差により生じ
る翼幅方向に発生する熱伸び差は、ベロー構造20の伸
縮によって吸収することができ、接合部16,016に
集中することのあった熱応力を低減でき、接合部016
に発生することのあった破断の発生を防止することがで
きる。
【0028】また、シールチューブ13が接合部16,
016の変位によって、座屈等の破損が生じるようなこ
ともなくなる。さらに、ベロー構造20は、外側仕切板
016の外周側に設けられているので、蒸気通路04と
干渉するようなことがなくなり、翼内部からの冷却が損
われることなく、また、場所的に余裕の少い狭隘部にコ
ンパクトに纏めて配設することができる。
【0029】次に、図2は本発明のガスタービン静翼の
実施の第2形態を示す断面図である。なお、図において
図3で示した部材と同一又は類似の部材は、実施の第1
形態と同様に、図3と同一符号を付して説明は省略す
る。
【0030】図に示すように、本実施の形態の回収型蒸
気冷却式のガスタービン静翼1では、実施の第1形態に
加えて、内側シュラウド07の内部に画成される蒸気通
路を区画して形成するとともに、キャビティ部014の
隔壁となる内側仕切板08を貫通したシールチューブ1
3の先端部にも、ベロー構造20と同様のベロー構造2
4を、ベロー構造20と同様にして内側仕切板08に取
付けるようにした。
【0031】これにより、本実施の形態のガスタービン
静翼1では、ベロー構造20のみを設けた実施の第1形
態のものに比べて、変位及びベロー構造20,24に加
わる力は1/2となり、この種のシールチューブ13が
狭隘部に設置されることを考慮すると、コンパクトにな
り、設置に極めて都合の良い構成となる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のガスター
ビン静翼によれば、回収型蒸気冷却式のガスタービン静
翼の内部を翼幅方向に挿通され、ロータディスク外周面
と翼内周との間に形成されたキャビティ部に注入するシ
ール用空気を、翼外周側から導入して、供給するように
したシールチューブが、ベロー構造を介して翼に取り付
けられる構成にした。
【0033】これにより、シールチューブとガスタービ
ン静翼との間の大きな温度差が発生し、両者の間にガス
タービン静翼の翼幅方向の熱伸び差が生じるようなこと
があっても、ベロー構造の変形によりこの熱伸び差は吸
収され、シールチューブとガスタービン静翼との接合部
に過大な熱応力が発生することはなくなり、接合部が破
断するようなことがなくなるとともに、接合部間の変位
によりシールチューブが変形して、座屈が生じるような
ことはなくなる。
【0034】さらに、翼内部に形成される蒸気通路とシ
ールチューブの内部に形成されるシール空気通路との分
離が容易になり、また蒸気通路を流れる冷却蒸気がシー
ル空気に混入して、主流ガス中に流出するようなことが
なくなることにより、製品の熱効率向上が達成されると
ともに、信頼性を確保できる。
【0035】また、本発明のガスタービン静翼は、ベロ
ー構造が、ガスタービン静翼の外周側に設けられた外側
シュラウドおよび翼の内周側に設けられた内側シュラウ
ドの少なくとも一方に設けられて、シールチューブをガ
スタービン静翼の内部に取り付ける構成にした。
【0036】これにより、ガスタービン静翼の内部に形
成される蒸気通路と干渉を少くして、ベロー構造の配置
ができるとともに、狭隘部にベロー構造をコンパクトに
纏めて配置することができるとともに、ベロー構造を外
側シュラウドおよび内側シュラウドの双方に設けるよう
にすれば、変位及びベロー構造に加わる力が1/2とな
り、よりコンパクトに纏めることができ、狭隘部への設
置が好適なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガスタービン静翼の実施の第1形態を
示す断面図、
【図2】本発明のガスタービン静翼の実施の第2形態を
示す断面図、
【図3】従来のガスタービン静翼を示す断面図、
【図4】本発明のガスタービン静翼の適用が好適な動翼
の間に設置されるガスタービン静翼の配置図である。
【符号の説明】
1,01 ガスタービン静翼 02 翼部 03 外側シュラウド 04,041,042,043,044 蒸気通路 05 冷却蒸気入口 06 外側仕切板 07 内側シュラウド 08 内側仕切板 09 冷却通路壁 010 冷却蒸気出口 011 動翼 012 ロータディスク 13,013 シールチューブ 014 キャビティ部 015 シール供給路 16,016 接合部 20 ベロー構造 21 孔 22,23 フランジ 24 ベロー構造
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−257405(JP,A) 特開 昭62−29701(JP,A) 特開 昭51−133684(JP,A) 特開 昭60−60526(JP,A) 特開 平5−65802(JP,A) 特開 昭62−228604(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01D 9/02 F01D 11/04 F02C 7/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 翼内部に導入した蒸気で前記翼を内部か
    ら冷却するとともに、冷却に使用された前記蒸気を外部
    に排出して回収するようにしたガスタービン静翼におい
    て、前記翼の内部を翼幅方向に挿通され、ロータディス
    ク外周面と対向する前記翼の内周側に形成されたキャビ
    ティ部にシール用空気を供給するようにしたシールーチ
    ューブが、ベロー構造を介して前記翼の内部に取り付け
    られていることを特徴とするガスタービン静翼。
  2. 【請求項2】 前記ベロー構造が、前記翼の外周側に設
    けられた外側シュラウドおよび前記翼の内周側に設けら
    れた内側シュラウドの少なくとも一方に設けられて、前
    記シールチューブを前記翼の内部に取り付けるようにし
    ていることを特徴とする請求項1のガスタービン静翼。
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WO2024018750A1 (ja) * 2022-07-19 2024-01-25 三菱重工業株式会社 ガスタービン静翼及びガスタービン

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