JP3231886B2 - 光電式火災感知器 - Google Patents
光電式火災感知器Info
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- JP3231886B2 JP3231886B2 JP09671293A JP9671293A JP3231886B2 JP 3231886 B2 JP3231886 B2 JP 3231886B2 JP 09671293 A JP09671293 A JP 09671293A JP 9671293 A JP9671293 A JP 9671293A JP 3231886 B2 JP3231886 B2 JP 3231886B2
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- Japan
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- fire detector
- limit value
- photoelectric
- light
- amplifier circuit
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-
- G—PHYSICS
- G08—SIGNALLING
- G08B—SIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
- G08B29/00—Checking or monitoring of signalling or alarm systems; Prevention or correction of operating errors, e.g. preventing unauthorised operation
- G08B29/12—Checking intermittently signalling or alarm systems
- G08B29/14—Checking intermittently signalling or alarm systems checking the detection circuits
- G08B29/145—Checking intermittently signalling or alarm systems checking the detection circuits of fire detection circuits
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Security & Cryptography (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Fire-Detection Mechanisms (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、火災報知設備における
光電式火災感知器に関する。
光電式火災感知器に関する。
【０００２】
【従来の技術】光電式火災感知器は、暗箱内に発光素子
と受光素子とを設け、発光素子で発光した光を煙で散乱
させ、この散乱光を受光素子で検出し、この検出量を増
幅器で増幅し、この増幅器の出力レベルに応じて煙濃度
を把握し、火災監視を行うものである。また、光電式火
災感知器においては、上記のような火災監視とは別に、
光電式火災感知器の定常値（非火災時に増幅器が出力す
る定常値）を検出し、この検出された定常値に基づいて
光電式火災感知器の異常を判断するようにしている。つ
まり、定常値監視を行っている。
と受光素子とを設け、発光素子で発光した光を煙で散乱
させ、この散乱光を受光素子で検出し、この検出量を増
幅器で増幅し、この増幅器の出力レベルに応じて煙濃度
を把握し、火災監視を行うものである。また、光電式火
災感知器においては、上記のような火災監視とは別に、
光電式火災感知器の定常値（非火災時に増幅器が出力す
る定常値）を検出し、この検出された定常値に基づいて
光電式火災感知器の異常を判断するようにしている。つ
まり、定常値監視を行っている。
【０００３】ところで、上記定常値は、火災発生時の増
幅器出力レベルと比較して非常に小さく、そのままで
は、光電式火災感知器が異常であるか否かの判別を行う
のが困難である。
幅器出力レベルと比較して非常に小さく、そのままで
は、光電式火災感知器が異常であるか否かの判別を行う
のが困難である。
【０００４】光電式火災感知器の異常を判断する従来例
は、特公昭６４−４２３９号に記載されている。この従
来例は、発光素子を１つ設け、この発光素子からの光を
受ける受光素子も１つ設け、この受光素子の出力信号を
比較する上限比較回路および下限比較回路を設け、受信
機側から遠隔操作して、光電式火災感知器内両比較回路
を制御するものである。
は、特公昭６４−４２３９号に記載されている。この従
来例は、発光素子を１つ設け、この発光素子からの光を
受ける受光素子も１つ設け、この受光素子の出力信号を
比較する上限比較回路および下限比較回路を設け、受信
機側から遠隔操作して、光電式火災感知器内両比較回路
を制御するものである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において
は、光電式火災感知器内の比較回路を、受信機側から制
御して、初めて定常値監視できるので、光電式火災感知
器自身で自己の異常を検出することができず、受信機側
の負担が多いという問題がある。
は、光電式火災感知器内の比較回路を、受信機側から制
御して、初めて定常値監視できるので、光電式火災感知
器自身で自己の異常を検出することができず、受信機側
の負担が多いという問題がある。
【０００６】本発明は、光電式火災感知器の異常を早期
に知らせることができ、しかも、光電式火災感知器自身
で自己の異常を検出することができる光電式火災感知器
を提供することを目的とするものである。
に知らせることができ、しかも、光電式火災感知器自身
で自己の異常を検出することができる光電式火災感知器
を提供することを目的とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、増幅回路の出
力レベルの上限値と下限値とを予め設定し、火災監視を
行う途中で、増幅回路のゲインを自動的に増加し、ゲイ
ンが増加されたときにおける増幅回路の出力レベルが、
上限値と下限値とによって定められる領域を逸脱してい
ることを検出し、この検出の連続時間を計測し、この連
続時間が、予め定められた最大値以上であるときに光電
式火災感知器が異常であると判断するものである。
力レベルの上限値と下限値とを予め設定し、火災監視を
行う途中で、増幅回路のゲインを自動的に増加し、ゲイ
ンが増加されたときにおける増幅回路の出力レベルが、
上限値と下限値とによって定められる領域を逸脱してい
ることを検出し、この検出の連続時間を計測し、この連
続時間が、予め定められた最大値以上であるときに光電
式火災感知器が異常であると判断するものである。
【０００８】
【作用】本発明は、増幅回路の出力レベルの上限値と下
限値とを予め設定し、火災監視を行う途中で、増幅回路
のゲインを自動的に増加し、ゲインが増加されたときに
おける増幅回路の出力レベルが、上限値と下限値とによ
って定められる領域を逸脱していることを検出し、この
検出の連続時間をカウントし、この連続時間が予め定め
られた最大値以上であるときに光電式火災感知器が異常
であると判断するので、ゲインを増加することで、異常
判別を正確に行うことができるとともに、短い周期で定
常値監視を行うことができるために、光電式火災感知器
の異常を早期に知らせることができ、しかも、光電式火
災感知器自身で自己の異常を検出することができる。
限値とを予め設定し、火災監視を行う途中で、増幅回路
のゲインを自動的に増加し、ゲインが増加されたときに
おける増幅回路の出力レベルが、上限値と下限値とによ
って定められる領域を逸脱していることを検出し、この
検出の連続時間をカウントし、この連続時間が予め定め
られた最大値以上であるときに光電式火災感知器が異常
であると判断するので、ゲインを増加することで、異常
判別を正確に行うことができるとともに、短い周期で定
常値監視を行うことができるために、光電式火災感知器
の異常を早期に知らせることができ、しかも、光電式火
災感知器自身で自己の異常を検出することができる。
【０００９】
【実施例】図１は、本発明の一実施例を示すブロック図
である。
である。
【００１０】この実施例において、マイコン（マイクロ
コンピュータ）１０は、光電式火災感知器全体を制御す
るものであり、ＲＯＭ２０は、図２に示すフローチャー
トのプログラムが格納されているものであり、ＲＡＭ２
１は、作業領域であり、定常値監視を行う必要があると
きにオンさせる定常値監視フラグＦＬ、サンプルホール
ド回路４２の出力ＳＬＶ、光電式火災感知器が異常であ
ることを示す異常フラグＥ、光電式火災感知器が異常で
ある可能性をカウントしたときのカウント値Ｃを記憶す
るものである。
コンピュータ）１０は、光電式火災感知器全体を制御す
るものであり、ＲＯＭ２０は、図２に示すフローチャー
トのプログラムが格納されているものであり、ＲＡＭ２
１は、作業領域であり、定常値監視を行う必要があると
きにオンさせる定常値監視フラグＦＬ、サンプルホール
ド回路４２の出力ＳＬＶ、光電式火災感知器が異常であ
ることを示す異常フラグＥ、光電式火災感知器が異常で
ある可能性をカウントしたときのカウント値Ｃを記憶す
るものである。
【００１１】ＥＥＰＲＯＭ２２は、煙式火災感知器のア
ドレス、各設定値、増幅回路の出力レベルの上限値Ｖu
と下限値Ｖd と、連続回数の最大回数Ｃm を記憶するも
のである。最大回数Ｃm は、増幅率が増加されたときに
おける増幅回路４０の出力レベルが、上限値Ｖu と下限
値Ｖd とによって定められる領域を連続して逸脱してい
る連続回数の最大許容回数である。
ドレス、各設定値、増幅回路の出力レベルの上限値Ｖu
と下限値Ｖd と、連続回数の最大回数Ｃm を記憶するも
のである。最大回数Ｃm は、増幅率が増加されたときに
おける増幅回路４０の出力レベルが、上限値Ｖu と下限
値Ｖd とによって定められる領域を連続して逸脱してい
る連続回数の最大許容回数である。
【００１２】マイコン１０は、増幅率が増加されたとき
における増幅回路４０の出力レベルが、上限値Ｖu と下
限値Ｖd とによって定められる領域を逸脱していること
を検出するものであり、また、増幅率が増加されたとき
における増幅回路４０の出力レベルが上記領域を連続し
て逸脱している連続回数をカウントすることによって連
続時間を計測するものであり、さらに、その連続回数が
最大回数Ｃm 以上であるときに光電式火災感知器が異常
であると判断するものである。
における増幅回路４０の出力レベルが、上限値Ｖu と下
限値Ｖd とによって定められる領域を逸脱していること
を検出するものであり、また、増幅率が増加されたとき
における増幅回路４０の出力レベルが上記領域を連続し
て逸脱している連続回数をカウントすることによって連
続時間を計測するものであり、さらに、その連続回数が
最大回数Ｃm 以上であるときに光電式火災感知器が異常
であると判断するものである。
【００１３】発光回路３０は、マイコン１０から発光制
御パルスを受けたときに発光素子３１に発光用の電流パ
ルスを供給するものであり、増幅回路４０は、受光素子
４１の出力レベルを所定の増幅率で増幅するものであ
る。また、増幅回路４０は、火災監視時に通常の増幅率
で増幅し、定常監視時には、マイコン１０から増幅率増
加指示信号を受け、このときに定常監視時よりも高い増
幅率で増幅する増幅器であり、定常監視が終了した後に
は通常の増幅率に戻して増幅し、これを繰り返すもので
ある。
御パルスを受けたときに発光素子３１に発光用の電流パ
ルスを供給するものであり、増幅回路４０は、受光素子
４１の出力レベルを所定の増幅率で増幅するものであ
る。また、増幅回路４０は、火災監視時に通常の増幅率
で増幅し、定常監視時には、マイコン１０から増幅率増
加指示信号を受け、このときに定常監視時よりも高い増
幅率で増幅する増幅器であり、定常監視が終了した後に
は通常の増幅率に戻して増幅し、これを繰り返すもので
ある。
【００１４】送受信回路５０は、マイコン１０から図示
しない受信機に煙濃度の物理量信号や火災信号、異常信
号等の信号を送出する送信回路と、受信機からポーリン
グによる呼び出し信号等の信号を受けマイコン１０に送
る受信回路とを有するものである。また、確認灯５１
は、図１に示す光電式火災感知器が火災検出したときに
点灯するものであり、定電圧回路６０は、マイコン１０
に図示しない電源兼信号線を介して供給される電圧を定
電圧にして供給する回路である。
しない受信機に煙濃度の物理量信号や火災信号、異常信
号等の信号を送出する送信回路と、受信機からポーリン
グによる呼び出し信号等の信号を受けマイコン１０に送
る受信回路とを有するものである。また、確認灯５１
は、図１に示す光電式火災感知器が火災検出したときに
点灯するものであり、定電圧回路６０は、マイコン１０
に図示しない電源兼信号線を介して供給される電圧を定
電圧にして供給する回路である。
【００１５】なお、マイコン１０と増幅回路４０とは、
煙濃度を検出することによって火災監視を行う途中で、
増幅回路の増幅率を増加する増幅率増加手段の例であ
り、ＥＥＰＲＯＭ２２は、増幅回路の出力レベルの上限
値と下限値とを設定する領域設定手段の例である。マイ
コン１０は、増幅率が増加されたときにおける増幅回路
の出力レベルが、上限値と下限値とによって定められる
領域を逸脱していることを検出する比較手段の例であ
り、また、増幅率が増加されたときにおける増幅回路の
出力レベルが上記領域を連続して逸脱している連続回数
をカウントするカウント手段の例でもあり、さらに、上
記連続回数が最大回数以上であるときに光電式火災感知
器が異常であると判断する異常判別手段の例でもある。
煙濃度を検出することによって火災監視を行う途中で、
増幅回路の増幅率を増加する増幅率増加手段の例であ
り、ＥＥＰＲＯＭ２２は、増幅回路の出力レベルの上限
値と下限値とを設定する領域設定手段の例である。マイ
コン１０は、増幅率が増加されたときにおける増幅回路
の出力レベルが、上限値と下限値とによって定められる
領域を逸脱していることを検出する比較手段の例であ
り、また、増幅率が増加されたときにおける増幅回路の
出力レベルが上記領域を連続して逸脱している連続回数
をカウントするカウント手段の例でもあり、さらに、上
記連続回数が最大回数以上であるときに光電式火災感知
器が異常であると判断する異常判別手段の例でもある。
【００１６】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
る。
【００１７】図２は、上記実施例において、マイコン１
０が実行する動作を示すフローチャートである。
０が実行する動作を示すフローチャートである。
【００１８】まず、初期値設定を行い（Ｓ１）、ＲＡＭ
２１に格納されている定常値監視フラグＦＬがオフであ
れば、火災監視を行うタイミングであるので、増幅器４
０への増幅率増加指示信号の供給を停止し（Ｓ３）、増
幅器４０における増幅率を通常の増幅率に戻し、発光回
路３０に発光制御パルスを出力して発光素子３１を発光
させ、このときの受光素子４１の受光出力を通常のゲイ
ンで増幅して火災監視を行い（Ｓ４）、この火災監視が
終了したときに、次に行う定常値監視に備えて、定常値
監視フラグＦＬをオンにする（Ｓ５）。
２１に格納されている定常値監視フラグＦＬがオフであ
れば、火災監視を行うタイミングであるので、増幅器４
０への増幅率増加指示信号の供給を停止し（Ｓ３）、増
幅器４０における増幅率を通常の増幅率に戻し、発光回
路３０に発光制御パルスを出力して発光素子３１を発光
させ、このときの受光素子４１の受光出力を通常のゲイ
ンで増幅して火災監視を行い（Ｓ４）、この火災監視が
終了したときに、次に行う定常値監視に備えて、定常値
監視フラグＦＬをオンにする（Ｓ５）。
【００１９】そして、Ｓ２に戻り、定常値監視フラグＦ
Ｌがオンであるので、増幅率増加指示信号を増幅回路４
０へ送ってゲインを増加させ（Ｓ１１）、発光回路３０
に発光制御パルスを出力してこのときの受光素子４１の
受光出力を定常値監視が容易になるような大きな増幅率
で増幅回路４０が増幅し、サンプルホールド回路４２の
出力ＳＬＶを取り込み（Ｓ１２）、ＲＡＭ２１に格納
し、ＥＥＰＲＯＭ２２に格納されている上限値Ｖu 、下
限値Ｖd を読み出し（Ｓ１３）、ＲＡＭ２１に格納し、
サンプルホールド回路４２の出力ＳＬＶと上限値Ｖu 、
下限値Ｖd とを比較する（Ｓ１４）。ここで、サンプル
ホールド回路４２の出力ＳＬＶが上限値Ｖu と下限値Ｖ
d との間に存在すれば、光電式火災感知器が正常である
ので、ＲＡＭ２１に格納されている異常フラグＥをオフ
し（Ｓ１５）、異常の可能性をカウントしたカウント値
Ｃを「０」にリセットし（Ｓ１６）、１回の定常値監視
動作が終了し、次に行う火災監視動作に備えて、定常値
監視フラグＦＬをオフする（Ｓ１７）。
Ｌがオンであるので、増幅率増加指示信号を増幅回路４
０へ送ってゲインを増加させ（Ｓ１１）、発光回路３０
に発光制御パルスを出力してこのときの受光素子４１の
受光出力を定常値監視が容易になるような大きな増幅率
で増幅回路４０が増幅し、サンプルホールド回路４２の
出力ＳＬＶを取り込み（Ｓ１２）、ＲＡＭ２１に格納
し、ＥＥＰＲＯＭ２２に格納されている上限値Ｖu 、下
限値Ｖd を読み出し（Ｓ１３）、ＲＡＭ２１に格納し、
サンプルホールド回路４２の出力ＳＬＶと上限値Ｖu 、
下限値Ｖd とを比較する（Ｓ１４）。ここで、サンプル
ホールド回路４２の出力ＳＬＶが上限値Ｖu と下限値Ｖ
d との間に存在すれば、光電式火災感知器が正常である
ので、ＲＡＭ２１に格納されている異常フラグＥをオフ
し（Ｓ１５）、異常の可能性をカウントしたカウント値
Ｃを「０」にリセットし（Ｓ１６）、１回の定常値監視
動作が終了し、次に行う火災監視動作に備えて、定常値
監視フラグＦＬをオフする（Ｓ１７）。
【００２０】一方、Ｓ１４において、サンプルホールド
回路４２の出力ＳＬＶが上限値Ｖu以上であれば、光電
式火災感知器内に虫、ごみ等が進入したのであり、これ
は光電式火災感知器に異常が発生した可能性があると判
断できる。また、サンプルホールド回路４２の出力ＳＬ
Ｖが下限値Ｖd 以下であれば、光電式火災感知器で断線
が発生した可能性があると判断できる。いずれにしても
光電式火災感知器に異常状態が発生した可能性があるの
であり、その異常である可能性をカウントしているカウ
ント値Ｃを１だけインクリメントする（Ｓ２１）。この
ときに、そのカウント値の最大値Ｃm をＥＥＰＲＯＭ２
２から読み出し、最大値Ｃm とカウント値Ｃとを比較し
（Ｓ２２）、カウント値Ｃが最大値Ｃm 以上になってい
れば、光電式火災感知器が異常であること断定できるの
で、異常フラグＥをオンし（Ｓ２３）、１回の定常値監
視が終了し、次の火災監視動作に備えて、定常値監視フ
ラグＦＬをオフする（Ｓ１７）。
回路４２の出力ＳＬＶが上限値Ｖu以上であれば、光電
式火災感知器内に虫、ごみ等が進入したのであり、これ
は光電式火災感知器に異常が発生した可能性があると判
断できる。また、サンプルホールド回路４２の出力ＳＬ
Ｖが下限値Ｖd 以下であれば、光電式火災感知器で断線
が発生した可能性があると判断できる。いずれにしても
光電式火災感知器に異常状態が発生した可能性があるの
であり、その異常である可能性をカウントしているカウ
ント値Ｃを１だけインクリメントする（Ｓ２１）。この
ときに、そのカウント値の最大値Ｃm をＥＥＰＲＯＭ２
２から読み出し、最大値Ｃm とカウント値Ｃとを比較し
（Ｓ２２）、カウント値Ｃが最大値Ｃm 以上になってい
れば、光電式火災感知器が異常であること断定できるの
で、異常フラグＥをオンし（Ｓ２３）、１回の定常値監
視が終了し、次の火災監視動作に備えて、定常値監視フ
ラグＦＬをオフする（Ｓ１７）。
【００２１】なお、図２には示していないが、受信機か
ら状態返送命令を受けたときには、その光電式火災感知
器のアドレスとともに、異常フラグＥの状態を返送す
る。このときに、異常フラグＥがオンであれば、当該光
電式火災感知器が異常であることを受信機が認識でき
る。
ら状態返送命令を受けたときには、その光電式火災感知
器のアドレスとともに、異常フラグＥの状態を返送す
る。このときに、異常フラグＥがオンであれば、当該光
電式火災感知器が異常であることを受信機が認識でき
る。
【００２２】上記実施例においては、受信機が各光電式
火災感知器に対して頻繁に状態返送命令を送れば、煙式
火災感知器の異常状態を受信機が早期に知ることがで
き、しかも、光電式火災感知器自身が定常値監視を実行
するので、光電式火災感知器自身で自己の異常を検出す
ることができ、受信機の負担がその分だけ軽くなる。
火災感知器に対して頻繁に状態返送命令を送れば、煙式
火災感知器の異常状態を受信機が早期に知ることがで
き、しかも、光電式火災感知器自身が定常値監視を実行
するので、光電式火災感知器自身で自己の異常を検出す
ることができ、受信機の負担がその分だけ軽くなる。
【００２３】上記実施例においては、図２のＳ１４、Ｓ
２１において、サンプルホールド回路４２の出力ＳＬＶ
が上限値Ｖu 以上である場合の回数と、サンプルホール
ド回路４２の出力ＳＬＶが下限値Ｖd 以下である場合の
回数とを合算しているが、サンプルホールド回路４２の
出力ＳＬＶが上限値Ｖu 以上である場合と、サンプルホ
ールド回路４２の出力ＳＬＶが下限値Ｖd 以下である場
合とを分けてカウントするようにしてもよい。このとき
に、出力ＳＬＶが下限値Ｖd 以下である場合における最
大値Ｃm を、出力ＳＬＶが上限値Ｖu 以上である場合に
おける最大値Ｃm よりも多く設定するようにしてもよ
い。
２１において、サンプルホールド回路４２の出力ＳＬＶ
が上限値Ｖu 以上である場合の回数と、サンプルホール
ド回路４２の出力ＳＬＶが下限値Ｖd 以下である場合の
回数とを合算しているが、サンプルホールド回路４２の
出力ＳＬＶが上限値Ｖu 以上である場合と、サンプルホ
ールド回路４２の出力ＳＬＶが下限値Ｖd 以下である場
合とを分けてカウントするようにしてもよい。このとき
に、出力ＳＬＶが下限値Ｖd 以下である場合における最
大値Ｃm を、出力ＳＬＶが上限値Ｖu 以上である場合に
おける最大値Ｃm よりも多く設定するようにしてもよ
い。
【００２４】
【発明の効果】本発明によれば、光電式火災感知器の異
常状態を受信機に早期に知らせることができ、しかも、
光電式火災感知器自身が定常値監視を実行するので、光
電式火災感知器自身で自己の異常を検出することがで
き、受信機の負担がその分だけ軽くなるという効果を奏
する。
常状態を受信機に早期に知らせることができ、しかも、
光電式火災感知器自身が定常値監視を実行するので、光
電式火災感知器自身で自己の異常を検出することがで
き、受信機の負担がその分だけ軽くなるという効果を奏
する。
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図２】上記実施例において、マイコン１０が実行する
動作を示すフローチャートである。
動作を示すフローチャートである。
１０…マイコン、 ２０…ＲＯＭ、 ２１…ＲＡＭ、 ２２…ＥＥＰＲＯＭ、 ３０…発光回路、 ３１…発光素子、 ４０…増幅回路、 ４１…受光素子。
Claims (1)
- 【請求項１】 発光素子を設け、この発光素子からの煙
粒子による散乱光を受ける受光素子を設け、この受光素
子の出力信号を増幅する増幅回路を設け、この増幅回路
の出力信号のレベルに応じて、煙濃度を検出する光電式
火災感知器において、 上記煙濃度を検出することによって火災監視を行う途中
で、上記増幅回路のゲインを増加するゲイン増加手段
と；上記増幅回路の出力レベルの上限値と下限値とを設
定する領域設定手段と；上記ゲインが増加されたときに
おける上記増幅回路の出力レベルが、上記上限値と上記
下限値とによって定められる領域を逸脱していることを
検出する比較手段と；上記ゲインが増加されたときにお
ける上記増幅回路の出力レベルが上記領域を連続して逸
脱している連続時間を測定するカウント手段と；上記連
続時間の最大値を設定する最大値設定手段と；上記連続
時間が上記最大値以上であるときに上記光電式火災感知
器が異常であると判断する異常判別手段と；を有するこ
とを特徴とする光電式火災感知器。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09671293A JP3231886B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 光電式火災感知器 |
| DE69410152T DE69410152T2 (de) | 1993-03-31 | 1994-03-17 | Photoelektrischer Feuerdetektor |
| EP94104135A EP0618556B1 (en) | 1993-03-31 | 1994-03-17 | Photoelectric type fire detector |
| AU59187/94A AU659360B2 (en) | 1993-03-31 | 1994-03-30 | Photoelectric type fire detector |
| CN94103779A CN1032231C (zh) | 1993-03-31 | 1994-03-31 | 光电型火灾探测器 |
| US08/571,699 US5574435A (en) | 1993-03-31 | 1995-12-13 | Photoelectric type fire detector |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09671293A JP3231886B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 光電式火災感知器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06290372A JPH06290372A (ja) | 1994-10-18 |
| JP3231886B2 true JP3231886B2 (ja) | 2001-11-26 |
Family
ID=14172366
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09671293A Expired - Fee Related JP3231886B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 光電式火災感知器 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5574435A (ja) |
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