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JP3231258U - ウェアラブル冷感ファブリック及びそのファブリック構造 - Google Patents

ウェアラブル冷感ファブリック及びそのファブリック構造 Download PDF

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JP3231258U
JP3231258U JP2021000043U JP2021000043U JP3231258U JP 3231258 U JP3231258 U JP 3231258U JP 2021000043 U JP2021000043 U JP 2021000043U JP 2021000043 U JP2021000043 U JP 2021000043U JP 3231258 U JP3231258 U JP 3231258U
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Abstract

【課題】冷たさを持続的に感じさせるウェアラブル冷感ファブリックを提供する。【解決手段】ウェアラブル冷感ファブリック10は冷却装置200及びファブリック構造100を備える。ファブリック構造はファブリック層110、温度伝導層、被覆層130及び圧力弾性バンド180を含む。ファブリック層は開口113を有する。温度伝導層はファブリック層の一方の面に固定的に結合され且つこの開口を覆う。被覆層はファブリック層の他方の面に固定的に結合され、この開口を覆い、且つファブリック層との間に収容部140を形成する。収容部は開口を介して温度伝導層に繋がる。冷却装置は収容部内に収容される。圧力弾性バンドはファブリック層に固定的に結合され、且つ収容部と部分的に重なり、圧力弾性バンドの弾性がファブリック層の弾性よりも大きく、収容部を伸ばして位置制限するために使用され、これにより、冷却装置が直接温度伝導層に貼り合わせる。【選択図】図1

Description

本考案は、ウェアラブル冷感ファブリックに関し、特にウェアラブル冷感ファブリック及びそのファブリック構造に関する。
近年の夏の気温はしばしば最高値を記録するので、暑い気候に耐えるために、さまざまな冷感服等の冷感機能性のある服が発売されている。これらは、繊維ファブリックの通気性を向上させる方法、又は、服にアクティブな降温要素を追加して服の体感温度を下げる方法に大別される。
しかしながら、上記凉感服はアクティブな降温要素を安定的に服に配置することができないため、使用者が歩いて振ると、アクティブな降温要素が体から分離することが多く、体に正しく向けられないので、降温効果を効果的に生み出すことができない。
どのように解決方法を開発して上記の欠点及び不便を効果的に改善するかは、当業者にとって、確実に遅滞できない重要な課題の一つである。
本考案の一目的は、従来の技術で言及された困難を解決するためのウェアラブル冷感ファブリック及びそのファブリック構造を提供することにある。
本考案の一実施例は、開口を有するファブリック層と、ファブリック層の一方の面に固定的に結合され、且つ前記開口を覆う温度伝導層と、ファブリック層の他方の面に固定的に結合され、開口を覆い、且つファブリック層との間に収容部を形成し、収容部が開口を介して温度伝導層に繋がる被覆層と、ファブリック層に固定的に結合され、且つ収容部と重なり、弾性がファブリック層の弾性よりも大きく、収容部を伸ばして位置制限するための圧力弾性バンドと、を含むファブリック構造を提供する。
本考案の一又は複数の実施例によれば、上記のファブリック構造において、圧力弾性バンドはファブリック層の前記面に位置し、且つ温度伝導層を囲む。温度伝導層は同時に開口と圧力弾性バンドを覆う。
本考案の一又は複数の実施例によれば、上記のファブリック構造において、圧力弾性バンドはファブリック層の前記面に位置し、且つ温度伝導層を囲む。温度伝導層は部分的にファブリック層のこの面と圧力弾性バンドとの間に位置する。
本考案の一又は複数の実施例によれば、上記のファブリック構造において、収容部内には、収容部内の物体を位置制限するための少なくとも1つの滑り止めゴムストリップを更に含む。
本考案の一又は複数の実施例によれば、上記のファブリック構造において、収容部は、物体が収容部の内部空間に入るための装置開口を有し、内部空間のサイズが物体のサイズに等しく、被覆層は、被覆層とファブリック層に結合され、装置開口を弾性的に閉じ、且つ物体が収容部から離れることを防ぐための弾性プレスストリップを有する。
本考案の一又は複数の実施例によれば、上記のファブリック構造において、被覆層は、通気性がファブリック層の通気性よりも高く、且つ収容部の内部空間に繋がるガーゼ織布層を含む。
本考案の一又は複数の実施例によれば、上記のファブリック構造において、温度伝導層の最大熱伝導率は、ファブリック層の最大熱伝導率よりも高い。
本考案の一又は複数の実施例によれば、上記のファブリック構造は、背中位置と2つの肩部位置を含む上着である。収容部は背中位置に位置し、圧力弾性バンドは同時に背中位置とこれらの肩部位置に位置する。
本考案の一又は複数の実施例によれば、上記のファブリック構造において、上着はネックライン位置を更に含み、温度伝導層は本体部及び2つの延伸部を含み、本体部が開口を介して収容部と完全に重なり、前記延伸部がそれぞれ本体部に接続され、且つそれぞれ対称的にネックライン位置へ延伸する。
本考案の一実施例は、ファブリック構造の収容部内に取り外し可能に収容される装置本体と装置本体の一方の面から外へ露出する冷感伝導板とを含む冷却装置と、前記ファブリック構造と、を備え、収容部が圧力弾性バンドに伸ばされて、これにより、収容部内の冷却装置の冷感伝導板が開口を介して直接温度伝導層に貼り合わせることができるウェアラブル冷感ファブリックを提供する。
このように、上記の各実施例の前記構造により、収容部内の冷却装置が温度伝導層と互いに安定的に貼り合わせることができるため、使用者が歩いたり振ったりしても分離することなく、本考案により使用者に冷却装置の冷たさを持続的に感じさせることができ、結果として使用者に高効率の降温効果を提供する。
上記は、本考案が解决しようとする課題、課題を解决するための技術手段、及びその効果等を説明するためのものであり、本考案の具体的な細部を、下記の実施形態及び関連する図面において詳しく説明する。
下記図面の説明は、本考案の前記又は、他の目的、特徴、メリット、実施例をより分かりやすくするためのものである。
本考案の一実施例によるウェアラブル冷感ファブリックを示す背面図である。 図1のウェアラブル冷感ファブリックを示す前面図である。 図1が線分AAに沿って作られた断面図である。 図1のウェアラブル冷感ファブリックを示す部分縦断面図である。 本考案の一実施例によるウェアラブル冷感ファブリックの断面図であり、その断面位置が図3と同じである。 本考案の一実施例によるウェアラブル冷感ファブリックを示す前面図である。 本考案の異なる実施例によるウェアラブル冷感ファブリックの操作を示す模式図である。
以下、図面で本考案の複数の実施形態を説明する。明らかに説明するために、下記で多くの実際の細部を合わせて説明する。しかしながら、理解すべきなのは、これらの実際の細部が、本考案を制限するためのものではない。つまり、本考案の実施形態の一部において、これらの実際の細部は、必ずしも必要ではない。また、図面を簡略化するために、ある従来慣用の構造及び素子については、図面において簡単で模式的に示される。
図1は、本考案の一実施例によるウェアラブル冷感ファブリック10を示す背面図である。図2は、図1のウェアラブル冷感ファブリック10を示す前面図である。図3は、図1が線分AAに沿って作られた断面図である。図4は、図1のウェアラブル冷感ファブリック10を示す部分縦断面図である。図1〜図2に示すように、ウェアラブル冷感ファブリック10は、ファブリック構造100及び冷却装置200を含む。冷却装置200はファブリック構造100内に位置し、直接ファブリック構造100の使用者の温度を低下させて、使用者に直ちに冷たさを感じさせる。
本実施例において、ファブリック構造100は、ファブリック層110、温度伝導層120、被覆層130と圧力弾性バンド180を含む。ファブリック層110は、人体に着用するために使用される。ファブリック層110は、第1の面111、第2の面112と開口113(図3)を含む。第1の面111と第2の面112とは互いに対向し、開口113はファブリック層110に形成され、且つ第1の面111と第2の面112に接続される。温度伝導層120は、ファブリック層110の第1の面111に固定的に結合され、且つ前記開口113を覆って、人体の表面に接触し又は少なくとも面するために使用される。被覆層130は、ファブリック層110の第2の面112に固定的に結合され、且つ上記開口113を覆って、これにより、上記冷却装置200を収容するように被覆層130とファブリック層110との間に収容部140を形成する。収容部140は、開口113を介して直接上記の温度伝導層120に接続される。圧力弾性バンド180は、ファブリック層110の第1の面111に固定的に結合され、且つ収容部140と部分的に重なる。
冷却装置200は、装置本体210、吸気口220、排気口230と冷感伝導板240を含む。装置本体210は、収容部140の内部空間142(図3)に取り外し可能に収容される。装置本体210内には、冷却チップ(thermoelectric cooler、未図示)が配置され、冷却チップを電流が流れた後で装置本体210の反対側で加熱と冷却という逆の効果が生じる。冷感伝導板240と吸気口220はそれぞれ装置本体210の前記反対側に位置し、排気口230は装置本体210の頂部に位置し、冷感伝導板240と吸気口220との間に介在する。冷却装置200は、吸気口220を介して冷空気を装置本体210内に吸い込み、排気口230から熱空気を放出して、装置本体210に放熱を提供する。
このように、圧力弾性バンド180の弾性がファブリック層110の弾性よりも優れているので、圧力弾性バンド180は、人体の方向へ適切な圧力を提供して、これにより、収容部140が圧力弾性バンド180に伸ばされて位置制限されて、収容部140内の冷却装置200の冷感伝導板240が安定的に直接上記の温度伝導層120に貼り合わせることを可能にし、更に冷却装置200の冷たさを効果的に温度伝導層120から人体の表面に伝導する。従って、本実施例の構造は、冷却装置200と温度伝導層120との間の揺れによる分離の発生する可能性を大幅に低下させ、使用者に冷却装置200の冷たさを持続的に感じさせることができ、結果として使用者に高効率の降温作用を提供する。
しかしながら、本考案は、上記圧力弾性バンド180が収容部140を伸ばして位置制限できる限り、上記圧力弾性バンド180がファブリック層110のどの面に位置するかを限定しないことを理解されたい。
より具体的に、本実施例において、図2と図3に示すように、ファブリック構造100は、人体に着用可能な上着である。上着の背面から見ると、前記上着は、ネックライン位置100A、背中位置100Bと2つの肩部位置100C(図2)を含み、ネックライン位置100Aがこの2つの肩部位置100Cの間に位置し、且つ背中位置100Bがネックライン位置100Aとこの2つの肩部位置100Cに接続される。
本実施例において、ファブリック層110は、上着の背面の布表面であり、ファブリック層110の材料が衣類材料に一般的に使用されるポリエステル繊維(PET)、ナイロン(NYLON)又はそれらの組み合わせを含む。しかしながら、本考案はこれらに限定されない。被覆層130は、上着の外面に部分的に縫い付けられており、且つポケットの形で上着の背中位置100Bに現れる。このように、収容部140の上方には、上記冷却装置200を収容部140の内部空間142内(図3)に入れて収容するための装置開口141を有する。本実施例の設計において、内部空間142のサイズがちょうど冷却装置200のサイズに等しいため、冷却装置200が収容部140内で揺れて全体の方向が変化して冷却装置200の冷感伝導板240と温度伝導層120との分離を引き起こす可能性が低い。
更に、収容部140内には2つの滑り止めゴムストリップ150を更に含む。滑り止めゴムストリップ150は、冷却装置200に接触して押されるように、それぞれ間隔を置いて被覆層130のファブリック層110に面する一方の面に位置する。このように、これらの滑り止めゴムストリップ150による冷却装置200への摩擦力により、冷却装置200が内部空間142内で揺れて変位する可能性を低減することができる。しかしながら、揺れによる変位を防ぐように上記の冷却装置200に効果的に接触して押されることができる限り、本考案は、上記滑り止めゴムストリップ150の位置を限定しないことを理解されたい。
また、図1に示すように、被覆層130は、弾性プレスストリップ160を更に有する。弾性プレスストリップ160は、固定的に被覆層130とファブリック層110に結合され、且つ装置開口141を弾性的に閉じる。このように、冷却装置200が収容部140に入れられる場合、弾性プレスストリップ160は、収容部140の装置開口141を閉じることができ、冷却装置200が収容部140から分離されることを防ぎ、冷却装置200が直接装置開口141よりファブリック構造100から分離される可能性を大幅に低下させる。しかしながら、前記冷却装置200の収容部140からの分離を効果的に防止できる限り、本考案は、例えば、デビルフェルト、ジッパー等の従来の手段のような弾性プレスストリップ160の他の形式を限定しないことを理解されたい。
なお、被覆層130は、ガーゼ織布層170を更に含む。ガーゼ織布層170は、収容部140の内部空間142に繋がる。このように、冷却装置200が収容部140に入れられる場合、ガーゼ織布層170の通気性がファブリック層110の通気性よりも高いため、外部空気がガーゼ織布層170から冷却装置200に効果的に入ることができ、そして上着内の綿屑又は粉塵が冷却装置200に入る可能性を低減する。
なお、圧力弾性バンド180は、上着の内表面に固定され、且つ大まかに上着の背中位置100Bとこれらの肩部位置100C(図1)に位置する。より具体的に、圧力弾性バンド180は、重なり部181と2つの延出部182を含む。重なり部181は上着の背中位置100Bと収容部140との重なり箇所に位置し、各延出部182が重なり部181からそれぞれ上へ一方の肩部位置100Cまで延伸し、且つ対応する肩部位置100Cにまたがる。
このように、使用者が歩いたり振ったりする場合、圧力弾性バンド180の延出部182がそれぞれこれらの肩部位置100C(図2)を跨ぎ、使用者の肩により支持されるため、収容部140内の冷却装置200が揺れによる変位が発生して冷却装置200の冷感伝導板240と温度伝導層120との分離を引き起こす可能性が低い。
温度伝導層120は、固体ゲルであり、この上着の内表面に位置し、且つ上着の背中位置100Bに位置し、上着内の人体の表面に接触するために使用される。他のオプションにおいて、温度伝導層120の材料は、例えば、ゲル又は金属等の高熱伝導性材料であってよい。また、温度伝導層120の最大熱伝導率(K値)はファブリック層110の最大熱伝導率(K値)よりも高い。このように、人体の表面は、温度伝導層120の冷たさを素早く感じることができる。
しかしながら、本考案は、温度伝導層120の位置及び種類を制限することなく、温度伝導層120の位置が異なる要求に応じて異なってよく、又は、温度伝導層120は布、フィルム、メッシュ、又は革等の形で呈されてよい。
図3に示すように、より具体的に、ファブリック構造101において、圧力弾性バンド180は、温度伝導層120を囲む。温度伝導層120は同時に開口113と圧力弾性バンド180を覆う。しかしながら、本考案は、圧力弾性バンド180と温度伝導層120との互いの関係に限定されない。
図5は、本考案の一実施例によるウェアラブル冷感ファブリックの断面図であり、その断面位置が図3と同じである。他の実施例において、図5に示すように、圧力弾性バンド180はファブリック層110の第1の面111に位置し、且つ温度伝導層120を囲む。温度伝導層120は、部分的にファブリック層110の第1の面111と圧力弾性バンド180の間に位置する。しかしながら、本考案は、圧力弾性バンド180と温度伝導層120との互いの関係に限定されない。
図6は、本考案の一実施例によるウェアラブル冷感ファブリック11を示す前面図である。上着の前から見ると、図6に示すように、温度伝導層120は、本体部121及び2つの延伸部122を含む。本体部121は、ファブリック層110の第1の面111に位置し、且つ収容部140と完全に重なる。これらの延伸部122は、それぞれ本体部121に接続され、且つそれぞれ対称的にネックライン位置100Aの方向へ延伸する。このように、温度伝導層120の温度伝導によって、上着のネックライン位置100Aに対応する人体の表面も冷却装置からの冷たさを感じることができる。
図7A〜図7Cは、本考案の異なる実施例によるウェアラブル冷感ファブリックの操作を示す模式図である。上着の実施例に加え、本考案のファブリック構造は、パンツやその他のウェアラブルテキスタイルであってもよいが、本考案は、これらに限定されない。
例として、図7Aに示すように、本考案のファブリック構造は、肩部固定バンド300である。肩部固定バンド300の一側は、人体の片側の肩及び隣接する腕の一部を覆い、且つ反対側は、胴体を取り囲んで人体の反対側に套設される。冷却装置200は、人体の表面の対応位置が冷却装置200の冷たさを受けるために、肩部固定バンド300のその胸に近い位置に配置されるように設計される。検討後に、圧力弾性バンド(未図示)が適切な位置に配置され、結果として、冷却装置200が予想の位置から逸脱しない。
別の例を挙げると、図7Bに示すように、本考案のファブリック構造は、単腕カフ400である。単腕カフ400は、人体の単腕に套設されるために使用される。冷却装置200は、人体の表面の対応位置が冷却装置200の冷たさを受けるために、単腕の関節に対応する位置に配置されるように設計される。検討後に、圧力弾性バンド(未図示)が適切な位置に配置され、結果として、冷却装置200が予想の位置から逸脱しない。
また一例を挙げると、図7Cに示すように、本考案のファブリック構造は、ヘッドバンド500である。ヘッドバンド500は、人間の頭に巻きつけるために使用される。冷却装置200は、人体の表面の対応位置が冷却装置200の冷たさを受けるために、人体の額に配置されるように設計される。検討後に、圧力弾性バンド(未図示)が適切な位置に配置され、結果として、冷却装置200が予想の位置から逸脱しない。
最後に、上記開示された各実施例は、本考案を限定するものではなく、当業者であれば、本考案の精神と範囲から逸脱しない限り、多様の変更や修飾を加えることができる。従って、本考案の保護範囲は、下記実用新案登録請求の範囲で指定した内容を基準とするものである。
10、11:ウェアラブル冷感ファブリック
100、101:ファブリック構造
100A:ネックライン位置
100B:背中位置
100C:肩部位置
110:ファブリック層
111:第1の面
112:第2の面
113:開口
120:温度伝導層
121:本体部
122:延伸部
130:被覆層
140:収容部
141:装置開口
142:内部空間
150:滑り止めゴムストリップ
160:弾性プレスストリップ
170:ガーゼ織布層
180:圧力弾性バンド
181:重なり部
182:延出部
200:冷却装置
210:装置本体
220:吸気口
230:排気口
240:冷感伝導板
300:肩部固定バンド
400:単腕カフ
500:ヘッドバンド
AA:線分

Claims (10)

  1. 開口を有するファブリック層と、
    前記ファブリック層の一方の面に固定的に結合され、且つ前記開口を覆う温度伝導層と、
    前記ファブリック層の他方の面に固定的に結合され、前記開口を覆い、且つ前記ファブリック層との間に収容部を形成し、前記収容部が前記開口を介して前記温度伝導層に繋がる被覆層と、
    前記ファブリック層に固定的に結合され、且つ前記収容部と重なり、弾性が前記ファブリック層の弾性よりも大きく、前記収容部を伸ばして位置制限するための圧力弾性バンドと、
    を含むファブリック構造。
  2. 前記圧力弾性バンドは前記ファブリック層の前記面に位置し、且つ前記温度伝導層を囲み、前記温度伝導層が同時に前記開口と前記圧力弾性バンドを覆う請求項1に記載のファブリック構造。
  3. 前記圧力弾性バンドは前記ファブリック層の前記面に位置し、且つ前記温度伝導層を囲み、前記温度伝導層が部分的に前記ファブリック層の前記面と前記圧力弾性バンドとの間に位置する請求項1又は2に記載のファブリック構造。
  4. 前記収容部内には、前記収容部内の物体を位置制限するための少なくとも1つの滑り止めゴムストリップを更に含む請求項1、2又は3に記載のファブリック構造。
  5. 前記収容部は、物体が前記収容部の内部空間に入るための装置開口を有し、前記内部空間のサイズが前記物体のサイズに等しく、
    前記被覆層は、前記被覆層と前記ファブリック層に結合され、前記装置開口を弾性的に閉じ、且つ前記物体が前記収容部から離れることを防ぐための弾性プレスストリップを有する請求項1〜4の何れか1項に記載のファブリック構造。
  6. 前記被覆層は、前記収容部の内部に繋がり且つ通気性が前記ファブリック層の通気性よりも高いガーゼ織布層を含む請求項1〜5の何れか1項に記載のファブリック構造。
  7. 前記温度伝導層の最大熱伝導率は、前記ファブリック層の最大熱伝導率よりも高い請求項1〜6の何れか1項に記載のファブリック構造。
  8. 前記ファブリック構造は、背中位置と2つの肩部位置を含む上着であり、前記収容部が前記背中位置に位置し、前記圧力弾性バンドが同時に前記背中位置と前記肩部位置に位置する請求項1〜7の何れか1項に記載のファブリック構造。
  9. 前記上着はネックライン位置を更に含み、前記温度伝導層は本体部及び2つの延伸部を含み、前記本体部が前記開口を介して前記収容部と完全に重なり、前記延伸部がそれぞれ前記本体部に接続され、且つそれぞれ対称的に前記ネックライン位置へ延伸する請求項8に記載のファブリック構造。
  10. 請求項1〜9の何れか1項に記載のファブリック構造と、
    前記ファブリック構造の前記収容部内に取り外し可能に収容される装置本体と、前記装置本体の一方の面から外へ露出する冷感伝導板と、を含む冷却装置と、
    を備え、
    前記収容部が前記圧力弾性バンドに位置制限され、これにより、前記冷却装置の前記冷感伝導板が前記開口を介して直接前記温度伝導層に貼り合わせることができるウェアラブル冷感ファブリック。
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