JP3230705B2 - フロントピラートリムの取付構造 - Google Patents
フロントピラートリムの取付構造Info
- Publication number
- JP3230705B2 JP3230705B2 JP03781493A JP3781493A JP3230705B2 JP 3230705 B2 JP3230705 B2 JP 3230705B2 JP 03781493 A JP03781493 A JP 03781493A JP 3781493 A JP3781493 A JP 3781493A JP 3230705 B2 JP3230705 B2 JP 3230705B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- front pillar
- pillar trim
- instrument panel
- mounting structure
- notch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のフロントピラー
トリムの取付構造に関する。
トリムの取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】自動車のフロントピラーには、図５に示
すようにフロントピラートリムａを取り付けてある。こ
のトリムａは、図６に示すように下端をインストルメン
トパネルｂの上面よりも下方へ潜り込ませてスクリュー
ｃでフロントピラーインナパネルｄに固定してある。ま
た、上・中間部はクリップｅなどでフロントピラーイン
ナパネルｄに固定してある。
すようにフロントピラートリムａを取り付けてある。こ
のトリムａは、図６に示すように下端をインストルメン
トパネルｂの上面よりも下方へ潜り込ませてスクリュー
ｃでフロントピラーインナパネルｄに固定してある。ま
た、上・中間部はクリップｅなどでフロントピラーイン
ナパネルｄに固定してある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この構造はフ
ロントピラートリムａの取付けにスクリューｃを使用し
ているので、部品点数と組立工数が嵩み、コストアップ
の要因になる。さらに、インストルメントパネルｂとフ
ロントピラートリムａの間に隙間ｆが生じ、外観上好ま
しくない虞もある。本発明は、このような事情に鑑み、
コストダウンと外観向上が図れるフロントピラートリム
の取付構造を提供することを目的とする。
ロントピラートリムａの取付けにスクリューｃを使用し
ているので、部品点数と組立工数が嵩み、コストアップ
の要因になる。さらに、インストルメントパネルｂとフ
ロントピラートリムａの間に隙間ｆが生じ、外観上好ま
しくない虞もある。本発明は、このような事情に鑑み、
コストダウンと外観向上が図れるフロントピラートリム
の取付構造を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、インストルメントパネルの左右方向の端部
に、インストルメントパネルの折り返し部の下端から側
方へ延出し、かつ断面がＬ型をした係止部を設けるとと
もに、該係止部を係合させる切り欠き部を、フロントピ
ラートリムの下端部の平板部に設け、上記切り欠き部の
両端に、舌片を複数個設け、上記係止部がフロントピラ
ートリムの切り欠き部に係合した状態で、上記舌片がイ
ンストルメントパネルの折り返し部の下端よりも下方に
突出するようにしたことにある。
決するため、インストルメントパネルの左右方向の端部
に、インストルメントパネルの折り返し部の下端から側
方へ延出し、かつ断面がＬ型をした係止部を設けるとと
もに、該係止部を係合させる切り欠き部を、フロントピ
ラートリムの下端部の平板部に設け、上記切り欠き部の
両端に、舌片を複数個設け、上記係止部がフロントピラ
ートリムの切り欠き部に係合した状態で、上記舌片がイ
ンストルメントパネルの折り返し部の下端よりも下方に
突出するようにしたことにある。
【０００５】
【実施例】図１に本発明の構造を示す。同図において、
１はインストルメントパネルで、その左右方向の端部に
は係止部２を一体成形してある。該係止部２は詳しくは
図２に示すように断面がＬ型をなし、インストルメント
パネル１の折り返し部１ａの下端から側方へ延出させて
ある。３はフロントピラートリムで、その下端部には平
板部４を設けてある。さらに、該平板部４から舌片５を
下方に２個延設するとともに、これら舌片５, ５間に切
り欠き部６を設けてある。そして、舌片５,５の表面側
をインストルメントパネル１の折り返し部１ａの側面に
当接させながら切り欠き部６を係止部２内に押し込み、
切り欠き部６の上方に隣接する平板部４を係止部２に係
合させて、フロントピラートリム３の下端をインストル
メントパネル１に固定してある。次に、図４に示すよう
に、フロントピラートリム３の側端に設けてある折り返
し部３ａをフロントピラーインナパネル７のフランジ部
７ａに係合させるとともに、フロントピラートリム３か
ら突設した係止部３ｂをフロントピラーインナパネル７
に挿通し、この係止部３ｂにクリップ８を係合させてフ
ロントピラートリム３をフロントピラーインナパネル７
に固定してある。
１はインストルメントパネルで、その左右方向の端部に
は係止部２を一体成形してある。該係止部２は詳しくは
図２に示すように断面がＬ型をなし、インストルメント
パネル１の折り返し部１ａの下端から側方へ延出させて
ある。３はフロントピラートリムで、その下端部には平
板部４を設けてある。さらに、該平板部４から舌片５を
下方に２個延設するとともに、これら舌片５, ５間に切
り欠き部６を設けてある。そして、舌片５,５の表面側
をインストルメントパネル１の折り返し部１ａの側面に
当接させながら切り欠き部６を係止部２内に押し込み、
切り欠き部６の上方に隣接する平板部４を係止部２に係
合させて、フロントピラートリム３の下端をインストル
メントパネル１に固定してある。次に、図４に示すよう
に、フロントピラートリム３の側端に設けてある折り返
し部３ａをフロントピラーインナパネル７のフランジ部
７ａに係合させるとともに、フロントピラートリム３か
ら突設した係止部３ｂをフロントピラーインナパネル７
に挿通し、この係止部３ｂにクリップ８を係合させてフ
ロントピラートリム３をフロントピラーインナパネル７
に固定してある。
【０００６】本実施例では、フロントピラートリム３の
下端に舌片５を２個設けてフロントピラートリム３の位
置決めを行っているが、該舌片５は複数個設けることが
できる。
下端に舌片５を２個設けてフロントピラートリム３の位
置決めを行っているが、該舌片５は複数個設けることが
できる。
【０００７】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果を奏する。
フロントピラートリムの下端をスクリューで固定しなく
てもよくなり、部品点数と組立工数が低減し、コストダ
ウンが図られる。また、インストルメントパネルとフロ
ントピラートリムの間に隙間が生じなくなり、外観も良
くなる。さらに、係止部に、フロントピラートリムの下
端部の平板部が嵌合し、車幅方向の位置決めが確実に、
しかも容易にできる。これにより、フロントピラートリ
ムの下端部とインストルメントパネルの左右方向の端部
との間に隙間が生じることもなく、外観性が大幅に向上
する。またさらに、インストルメントパネルの係止部
に、フロントピラートリムの下端部を嵌合するとき、舌
片がインストルメントパネルの係止部の両端に位置し、
車両前後方向の位置決めが確実に、しかも容易にでき、
フロントピラートリムとインストルメントパネルの合わ
せ部の外観性が向上する。また、フロントピラートリム
の取付作業性も大幅に向上する。
フロントピラートリムの下端をスクリューで固定しなく
てもよくなり、部品点数と組立工数が低減し、コストダ
ウンが図られる。また、インストルメントパネルとフロ
ントピラートリムの間に隙間が生じなくなり、外観も良
くなる。さらに、係止部に、フロントピラートリムの下
端部の平板部が嵌合し、車幅方向の位置決めが確実に、
しかも容易にできる。これにより、フロントピラートリ
ムの下端部とインストルメントパネルの左右方向の端部
との間に隙間が生じることもなく、外観性が大幅に向上
する。またさらに、インストルメントパネルの係止部
に、フロントピラートリムの下端部を嵌合するとき、舌
片がインストルメントパネルの係止部の両端に位置し、
車両前後方向の位置決めが確実に、しかも容易にでき、
フロントピラートリムとインストルメントパネルの合わ
せ部の外観性が向上する。また、フロントピラートリム
の取付作業性も大幅に向上する。
【図１】本発明の構造を分解して示す図である。
【図２】図１に示したＡ−Ａ線による断面図である。
【図３】図１に示したＢ−Ｂ線による断面図である。
【図４】図１に示したＣ−Ｃ線による断面図である。
【図５】従来例を示す図で、図６に示したＤ−Ｄ線によ
る断面図である。
る断面図である。
【図６】自動車の室内を示す斜視図である。
１ インストルメントパネル １ａ 折り返し部 ２ 係止部 ３ フロントピラートリム ４ 平板部 ５ 舌片 ６ 切り欠き部 ７ フロントピラーインナパネル
Claims (1)
- 【請求項１】 インストルメントパネルの左右方向の端
部に、インストルメントパネルの折り返し部の下端から
側方へ延出し、かつ断面がＬ型をした係止部を設けると
ともに、該係止部を係合させる切り欠き部を、フロント
ピラートリムの下端部の平板部に設け、上記切り欠き部
の両端に、舌片を複数個設け、上記係止部がフロントピ
ラートリムの切り欠き部に係合した状態で、上記舌片が
インストルメントパネルの折り返し部の下端よりも下方
に突出するようにしたことを特徴とするフロントピラー
トリムの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03781493A JP3230705B2 (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | フロントピラートリムの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03781493A JP3230705B2 (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | フロントピラートリムの取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06247220A JPH06247220A (ja) | 1994-09-06 |
| JP3230705B2 true JP3230705B2 (ja) | 2001-11-19 |
Family
ID=12507993
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03781493A Expired - Fee Related JP3230705B2 (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | フロントピラートリムの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3230705B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4646755B2 (ja) * | 2005-09-16 | 2011-03-09 | 河西工業株式会社 | ピラートリムの取付構造 |
| JP6213827B2 (ja) * | 2013-12-17 | 2017-10-18 | スズキ株式会社 | インストルメントパネル側部及びフロントピラートリム下部の合わせ部構造 |
-
1993
- 1993-02-26 JP JP03781493A patent/JP3230705B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06247220A (ja) | 1994-09-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2002205614A (ja) | バンパー取付構造 | |
| JP3230705B2 (ja) | フロントピラートリムの取付構造 | |
| JP3465290B2 (ja) | フェンダパネルの取付構造 | |
| JPH0137334Y2 (ja) | ||
| JP2606084Y2 (ja) | ピラートリムの取付構造 | |
| JP3005640B2 (ja) | 自動車用ベルトモールにおけるブラケット構造 | |
| JPH0137316Y2 (ja) | ||
| JPH05338509A (ja) | グリル取付け構造 | |
| JPH0811529A (ja) | モールデイングの接続構造 | |
| JPH0636999U (ja) | ピラーガーニッシュ | |
| JP3154289B2 (ja) | ステアリングコラム | |
| JP3345987B2 (ja) | トリムの結合構造 | |
| JPH0727246Y2 (ja) | フロアコンソ−ルの取付構造 | |
| KR970005200Y1 (ko) | 차량용 리어 컴비네이션램프의 체결구조 | |
| JPS6349424Y2 (ja) | ||
| JPH0343077Y2 (ja) | ||
| JPH11139220A (ja) | 自動車のルーフモール | |
| KR970006041Y1 (ko) | 자동차용 도어 안전 록 구조 | |
| JP2604186Y2 (ja) | 車両のドアフィニッシャ取付構造 | |
| JPS6198612A (ja) | 自動車のウインドウモ−ル結合部構造 | |
| JP2001180331A (ja) | インストルメントパネル構造 | |
| JP3427942B2 (ja) | インストルメントパネルの支持構造 | |
| JP2000313249A (ja) | インストルメントパネルの取付構造 | |
| JP2574727Y2 (ja) | 自動車用内装材の取付構造 | |
| JPS6242857Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090914 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090914 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100914 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110914 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110914 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120914 Year of fee payment: 11 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |