JP3230546B2 - 運搬用容器 - Google Patents
運搬用容器Info
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- JP3230546B2 JP3230546B2 JP12106093A JP12106093A JP3230546B2 JP 3230546 B2 JP3230546 B2 JP 3230546B2 JP 12106093 A JP12106093 A JP 12106093A JP 12106093 A JP12106093 A JP 12106093A JP 3230546 B2 JP3230546 B2 JP 3230546B2
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- Japan
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- container body
- container
- wall portion
- legs
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D21/00—Nestable, stackable or joinable containers; Containers of variable capacity
- B65D21/02—Containers specially shaped, or provided with fittings or attachments, to facilitate nesting, stacking, or joining together
- B65D21/04—Open-ended containers shaped to be nested when empty and to be superposed when full
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D1/00—Containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material, by deep-drawing operations performed on sheet material
- B65D1/22—Boxes or like containers with side walls of substantial depth for enclosing contents
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Stackable Containers (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、運搬用容器に関し、更
に詳しくは、内部に内容物を収納して多段に積み重ねた
時、この内容物が外部から容易に視認できるようにした
運搬用容器に関する。
に詳しくは、内部に内容物を収納して多段に積み重ねた
時、この内容物が外部から容易に視認できるようにした
運搬用容器に関する。
【0002】
【従来の技術】食品を始めとし、商品の保管あるいは運
搬用として広く利用されている合成樹脂製の運搬用容器
(コンテナ)の中には、内部に内容物を収容して多段に
積み重ねる場合に、背を高くした状態で積み重ねる(以
下、スタッキングという)とともに、内部が空となった
時には、背を低くした状態で積み重ねる(以下、ネステ
ィングという)ようにしたものがある。
搬用として広く利用されている合成樹脂製の運搬用容器
(コンテナ)の中には、内部に内容物を収容して多段に
積み重ねる場合に、背を高くした状態で積み重ねる(以
下、スタッキングという)とともに、内部が空となった
時には、背を低くした状態で積み重ねる(以下、ネステ
ィングという)ようにしたものがある。
【0003】この種の運搬用容器は、一般にSNコンテ
ナと称されており、内部に内容物を収容していない不使
用時に嵩張らないなどの利点がある。ところで、例えば
食パンなど、運搬用容器を用いてで小売店などに搬入さ
れてきた品物の多くは、搬入後にショーケースなどに移
し替えられて展示・販売されているが、搬送に用いられ
た運搬用容器をそのまま陳列棚等にセットして、この移
し替え作業を省略して合理化することも広く一般に行わ
れている。
ナと称されており、内部に内容物を収容していない不使
用時に嵩張らないなどの利点がある。ところで、例えば
食パンなど、運搬用容器を用いてで小売店などに搬入さ
れてきた品物の多くは、搬入後にショーケースなどに移
し替えられて展示・販売されているが、搬送に用いられ
た運搬用容器をそのまま陳列棚等にセットして、この移
し替え作業を省略して合理化することも広く一般に行わ
れている。
【0004】このような目的で使用される運搬用容器に
あっては、これを多段に積み重ねた時に、この内部に収
容した品物(内容物)が外部から容易に目視でき、しか
もこの内部に収容した物品を外方から容易に取り出せる
とともに、空となった不使用時の占有スペースがより少
なくて済むようにすることが望まれている。
あっては、これを多段に積み重ねた時に、この内部に収
容した品物(内容物)が外部から容易に目視でき、しか
もこの内部に収容した物品を外方から容易に取り出せる
とともに、空となった不使用時の占有スペースがより少
なくて済むようにすることが望まれている。
【0005】このため、例えば図6に示すように、底板
部2の周囲に一対の端壁部3,4と一対の側壁部5,6
を立設して、上方に開口した略矩形状の容器本体1を構
成するとともに、前記側壁部5,6の底板部2からの高
さを前記端壁部3,4の底板部2からの高さの約半分の
高さとして、この背の低い側壁部5,6の上方を通し
て、スタッキング時における容器本体の内部が視認で
き、かつ空となった不使用時には、上方に位置する容器
本体を下方に位置する容器本体に対して90°回転させ
ることで、この上方に位置する容器本体の底部を下方に
位置する容器本体の側壁部5,6の上面まで入り込ませ
つつ積み重ねてネスティングするようにした、いわゆる
クロスタイプのものが知られている(例えば、実公昭5
7−57009号公報等参照)。
部2の周囲に一対の端壁部3,4と一対の側壁部5,6
を立設して、上方に開口した略矩形状の容器本体1を構
成するとともに、前記側壁部5,6の底板部2からの高
さを前記端壁部3,4の底板部2からの高さの約半分の
高さとして、この背の低い側壁部5,6の上方を通し
て、スタッキング時における容器本体の内部が視認で
き、かつ空となった不使用時には、上方に位置する容器
本体を下方に位置する容器本体に対して90°回転させ
ることで、この上方に位置する容器本体の底部を下方に
位置する容器本体の側壁部5,6の上面まで入り込ませ
つつ積み重ねてネスティングするようにした、いわゆる
クロスタイプのものが知られている(例えば、実公昭5
7−57009号公報等参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のように、不使用時に一方の容器本体を他方の容器
本体に対して90°回転させつつクロスに積み重ねてネ
スティング状態とすると、高さ方向の占有スペースは減
少できるものの、上方に位置する容器本体の両端部が下
方に位置する容器本体の側壁部から張り出して平面的な
占有スペースはかえって拡がってしまい、特に側壁部の
長さが端壁部の長さに比べて長い容器本体にあっては、
平面的な占有スペースがかなり広くなって、収納効率ア
ップの効果が十分に達成できないといった問題点があっ
た。
来例のように、不使用時に一方の容器本体を他方の容器
本体に対して90°回転させつつクロスに積み重ねてネ
スティング状態とすると、高さ方向の占有スペースは減
少できるものの、上方に位置する容器本体の両端部が下
方に位置する容器本体の側壁部から張り出して平面的な
占有スペースはかえって拡がってしまい、特に側壁部の
長さが端壁部の長さに比べて長い容器本体にあっては、
平面的な占有スペースがかなり広くなって、収納効率ア
ップの効果が十分に達成できないといった問題点があっ
た。
【0007】なお、スタッキング状態から180°回転
させてネスティング状態とするようにしたSNコンテナ
にあっては、ネスティング機能のため、容器本体の高さ
の約1/2より下方の領域に補強用のリブを設けること
ができず(ここに補強用のリブを設けると、このリブが
邪魔となって、上方に位置する容器本体の下部が上部に
位置する容器本体の上端開口部内に嵌入できなくなって
しまう)、このため、容器本体の下部に大きな開口部を
設けることが強度上の問題でできないのが現状であっ
た。
させてネスティング状態とするようにしたSNコンテナ
にあっては、ネスティング機能のため、容器本体の高さ
の約1/2より下方の領域に補強用のリブを設けること
ができず(ここに補強用のリブを設けると、このリブが
邪魔となって、上方に位置する容器本体の下部が上部に
位置する容器本体の上端開口部内に嵌入できなくなって
しまう)、このため、容器本体の下部に大きな開口部を
設けることが強度上の問題でできないのが現状であっ
た。
【0008】本発明は上記に鑑み、ネスティング時にお
ける十分な収納効率を有し、しかもスタッキング時での
内部の視認性及び取り出し作業性を向上させることがで
きるようにしたものを提供することを目的とする。
ける十分な収納効率を有し、しかもスタッキング時での
内部の視認性及び取り出し作業性を向上させることがで
きるようにしたものを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る運搬用容器は、底板部の周囲に一対の
端壁部と一対の側壁部と立設して上方に開口した略矩形
状の容器本体を構成し、前記各端壁部の外面下部に支脚
部を、内面上部の前記支脚部と点対称位置にポケット部
をそれぞれ設けるとともに、前記各側壁部の上部に該側
壁部の高さの約半分の深さを有し全幅のほぼ全長に亘っ
て延びる切除部を、外周面に該切除部の形状に沿って下
方に延出する側壁補強リブをそれぞれ設け、更に前記端
壁部及び側壁部の上端縁にフランジ部を連接して、前記
容器本体を同一の向きで重ね合わせた時に上位の容器本
体の支脚部が下位の容器本体のフランジ部上に位置し、
異なる向きで重ね合わせた時に上位の容器本体の支脚部
が下位の容器本体のポケット部内に、かつ上位の容器本
体の側壁補強リブが下位の容器本体の切除部内にそれぞ
れ没入するようにしたことを特徴とするものであり、前
記側壁部の前記側壁補強リブの上方に開口窓を設けるこ
ともできる。
め、本発明に係る運搬用容器は、底板部の周囲に一対の
端壁部と一対の側壁部と立設して上方に開口した略矩形
状の容器本体を構成し、前記各端壁部の外面下部に支脚
部を、内面上部の前記支脚部と点対称位置にポケット部
をそれぞれ設けるとともに、前記各側壁部の上部に該側
壁部の高さの約半分の深さを有し全幅のほぼ全長に亘っ
て延びる切除部を、外周面に該切除部の形状に沿って下
方に延出する側壁補強リブをそれぞれ設け、更に前記端
壁部及び側壁部の上端縁にフランジ部を連接して、前記
容器本体を同一の向きで重ね合わせた時に上位の容器本
体の支脚部が下位の容器本体のフランジ部上に位置し、
異なる向きで重ね合わせた時に上位の容器本体の支脚部
が下位の容器本体のポケット部内に、かつ上位の容器本
体の側壁補強リブが下位の容器本体の切除部内にそれぞ
れ没入するようにしたことを特徴とするものであり、前
記側壁部の前記側壁補強リブの上方に開口窓を設けるこ
ともできる。
【0010】
【作用】上記のように構成した本発明によれば、同一の
向きで重ね合わせると、上位の容器本体の支脚部が下位
の容器本体のフランジ部上に位置してスタッキング状態
となり、しかも容器本体の側壁部を側壁補強リブで補強
することにより、ここにより深い切除部を設けることが
でき、この切除部を通して容器本体の内部に収納した商
品(収容物)を外部から視認し外部に取り出すことがで
きる。そして、異なる向きで、すなわち上位の容器本体
を180°回転させた状態で重ね合わせると、上位の容
器本体の支脚部が下位の容器本体のポケット部内に、か
つ上位の容器本体の側壁補強リブが下位の容器本体の切
除部内にそれぞれ没入してネスティング状態となり、こ
れによってこのネスティング時に上位の容器本体の端部
が下位の容器本体の側壁部から張り出してしまうことを
なくして収納効率が悪くなってしまうことを防止するこ
とができる。
向きで重ね合わせると、上位の容器本体の支脚部が下位
の容器本体のフランジ部上に位置してスタッキング状態
となり、しかも容器本体の側壁部を側壁補強リブで補強
することにより、ここにより深い切除部を設けることが
でき、この切除部を通して容器本体の内部に収納した商
品(収容物)を外部から視認し外部に取り出すことがで
きる。そして、異なる向きで、すなわち上位の容器本体
を180°回転させた状態で重ね合わせると、上位の容
器本体の支脚部が下位の容器本体のポケット部内に、か
つ上位の容器本体の側壁補強リブが下位の容器本体の切
除部内にそれぞれ没入してネスティング状態となり、こ
れによってこのネスティング時に上位の容器本体の端部
が下位の容器本体の側壁部から張り出してしまうことを
なくして収納効率が悪くなってしまうことを防止するこ
とができる。
【0011】更に、側壁部の側壁補強リブの上方、すな
わち容器本体の下部領域に開口窓を設けることにより、
ここでの視認性を確保することができる。
わち容器本体の下部領域に開口窓を設けることにより、
ここでの視認性を確保することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図5を参照
して説明する。同図において、付番10は、例えばポリ
プロピレンやポリエチレン等の合成樹脂からなる容器本
体で、この容器本体10は、底板部11と、この底板部
11の周辺に立設された短手方向の一対の端壁部12,
13と長手方向の一対の側壁部14,15から上方に開
口した略矩形状の箱型に形成され、前記各端壁部12,
13及び側壁部14,15は、上方の自由端に向かって
外方に徐々に拡がるよう形成されている。
して説明する。同図において、付番10は、例えばポリ
プロピレンやポリエチレン等の合成樹脂からなる容器本
体で、この容器本体10は、底板部11と、この底板部
11の周辺に立設された短手方向の一対の端壁部12,
13と長手方向の一対の側壁部14,15から上方に開
口した略矩形状の箱型に形成され、前記各端壁部12,
13及び側壁部14,15は、上方の自由端に向かって
外方に徐々に拡がるよう形成されている。
【0013】前記一方の端壁部12の外面下部には、支
脚部16,16が突出して形成されている。また、この
端壁部12と相対する他方の端壁部13の内面上部に
は、底板部11の中央の点Oを中心として支脚部16,
16と点対称位置に、それぞれ支脚部16,16を嵌入
することができるポケット部17,17が各々形成され
ている。
脚部16,16が突出して形成されている。また、この
端壁部12と相対する他方の端壁部13の内面上部に
は、底板部11の中央の点Oを中心として支脚部16,
16と点対称位置に、それぞれ支脚部16,16を嵌入
することができるポケット部17,17が各々形成され
ている。
【0014】更に、他方の側壁部13の外面下部には、
前記端壁部12の場合と同様に、支脚部18,18が突
出して形成され、この側壁部13と相対する前記端壁部
12の内面上部には、底板部11の中央の点Oを中心と
して支脚部18,18と点対称位置に、それぞれ支脚部
18,18を嵌入することができるポケット部19,1
9が各々形成されている。
前記端壁部12の場合と同様に、支脚部18,18が突
出して形成され、この側壁部13と相対する前記端壁部
12の内面上部には、底板部11の中央の点Oを中心と
して支脚部18,18と点対称位置に、それぞれ支脚部
18,18を嵌入することができるポケット部19,1
9が各々形成されている。
【0015】ここに、一方の端壁部12における支脚部
16,16間の間隔の方が、他方の端壁部13における
支脚部18,18間の間隔より広くなるよう構成されて
いる。
16,16間の間隔の方が、他方の端壁部13における
支脚部18,18間の間隔より広くなるよう構成されて
いる。
【0016】更に、前記各側壁部14,15の上部に
は、この側壁部14,15の高さの約半分の深さを有し
該側壁部14,15のほぼ全長に亘って延びる切除部1
4a,15aが設けられている。
は、この側壁部14,15の高さの約半分の深さを有し
該側壁部14,15のほぼ全長に亘って延びる切除部1
4a,15aが設けられている。
【0017】この切除部14a,15aは、スタッキン
グ状態に積み重ねた時に、この切除部14a,15aを
通して、容器本体1内に収納した商品(収容物)を外部
から目視し外部に取り出すことができるようにするため
のものである。
グ状態に積み重ねた時に、この切除部14a,15aを
通して、容器本体1内に収納した商品(収容物)を外部
から目視し外部に取り出すことができるようにするため
のものである。
【0018】そして、前記各端壁部12,13及び各側
壁部14,15の上端縁には、フランジ部20が一体に
連接されている。即ち、このフランジ部20は、矩形枠
状に連続し、前記切除部14a,15aにおいて、該切
除部14a,15aの形状に沿って下方に下がった段部
20aが形成されている。更に、このフランジ部20の
上面の前記各支脚部16,18の直上方位置には、凹部
20bがそれぞれ設けられているとともに、前記フラン
ジ部20の段部20aと水平方向に連続して、中間フラ
ンジ部21が設けられている。
壁部14,15の上端縁には、フランジ部20が一体に
連接されている。即ち、このフランジ部20は、矩形枠
状に連続し、前記切除部14a,15aにおいて、該切
除部14a,15aの形状に沿って下方に下がった段部
20aが形成されている。更に、このフランジ部20の
上面の前記各支脚部16,18の直上方位置には、凹部
20bがそれぞれ設けられているとともに、前記フラン
ジ部20の段部20aと水平方向に連続して、中間フラ
ンジ部21が設けられている。
【0019】前記各側壁部14,15の外周面には、前
記切除部14a,15aの形状に沿って下方に延出する
側壁補強リブ22が設けられて各側壁部14,15が補
強され、これによって、前述のように、側壁部14,1
5の高さの約半分の深さを有し該側壁部14,15のほ
ぼ全長に亘って延びる切除部14a,15aを設けるこ
とができるようなされている。更に、この側壁補強リブ
22の上方に、開口窓14b,15bが設けられてい
る。
記切除部14a,15aの形状に沿って下方に延出する
側壁補強リブ22が設けられて各側壁部14,15が補
強され、これによって、前述のように、側壁部14,1
5の高さの約半分の深さを有し該側壁部14,15のほ
ぼ全長に亘って延びる切除部14a,15aを設けるこ
とができるようなされている。更に、この側壁補強リブ
22の上方に、開口窓14b,15bが設けられてい
る。
【0020】すなわち、この開口窓14b,15bは、
これを通して容器本体1の下部領域を目視するためのも
のであり、下辺から側辺にかけて前記側壁補強リブ22
で、上辺を水平方向に延びる補強リブ23でそれぞれ補
強されているとともに、この側壁補強リブ22は、前記
切除部14a,15aの内部に没入するよう構成されて
いる。
これを通して容器本体1の下部領域を目視するためのも
のであり、下辺から側辺にかけて前記側壁補強リブ22
で、上辺を水平方向に延びる補強リブ23でそれぞれ補
強されているとともに、この側壁補強リブ22は、前記
切除部14a,15aの内部に没入するよう構成されて
いる。
【0021】前記各端壁部12,13には、上部に一対
の把手用窓12a,13aが、下部に多数の開口12
b,13bがそれぞれ設けられている。そして、容器本
体10,10をスタッキング状態にする時には、図4に
示すように、2つの容器本体10,10を同一の向きで
上下方向に重ね合せるのであるが、この時、上方に位置
する容器本体10の各端壁部12,13の外面下部に形
成した各支脚部16,18の下端周縁部が下方に位置す
る容器本体10のフランジ部20の上面に設けた凹部2
0b内に位置し、4点支持によってスタッキング状態と
なるようになっている。
の把手用窓12a,13aが、下部に多数の開口12
b,13bがそれぞれ設けられている。そして、容器本
体10,10をスタッキング状態にする時には、図4に
示すように、2つの容器本体10,10を同一の向きで
上下方向に重ね合せるのであるが、この時、上方に位置
する容器本体10の各端壁部12,13の外面下部に形
成した各支脚部16,18の下端周縁部が下方に位置す
る容器本体10のフランジ部20の上面に設けた凹部2
0b内に位置し、4点支持によってスタッキング状態と
なるようになっている。
【0022】この時、容器本体10の側壁部14,15
に設けた切除部14a,15aを通して容器本体10の
内部に収納した商品(収容物)を外部から視認し、かつ
切除部14a,15aを通過させて内部の物品を取り出
すことができる。更に、側壁部14,15の側壁補強リ
ブ22の上方、すなわち容器本体10の下部領域に開口
窓14b,15bを設けることにより、ここでの視認性
を確保することができる。
に設けた切除部14a,15aを通して容器本体10の
内部に収納した商品(収容物)を外部から視認し、かつ
切除部14a,15aを通過させて内部の物品を取り出
すことができる。更に、側壁部14,15の側壁補強リ
ブ22の上方、すなわち容器本体10の下部領域に開口
窓14b,15bを設けることにより、ここでの視認性
を確保することができる。
【0023】一方、容器本体10,10をネスティング
状態にする時には、図5に示すように、2つの容器本体
10,10を互いに異なる向きにして、即ち一方の容器
本体10を他方の容器本体10に対して180°回転さ
せて上下方向に重ね合せる。すると、上方に位置する容
器本体10の各端壁部12,13の外面下部に形成した
各支脚部16,18が下方に位置する容器本体10の端
壁部12,13の内面上部に形成したポケット部17,
18内に、即ち支脚部16はポケット部17内に、支脚
部18はポケット部19内にそれぞれ没入し、更に上方
に位置する容器本体10の側壁補強リブ22が下方に位
置する容器本体10の切除部14a,15a内に没入
し、かつ上方に位置する容器本体10の中間フランジ部
21と下方に位置する容器本体10のフランジ部20と
が互いに当接してネスティング状態となるようになって
いる。
状態にする時には、図5に示すように、2つの容器本体
10,10を互いに異なる向きにして、即ち一方の容器
本体10を他方の容器本体10に対して180°回転さ
せて上下方向に重ね合せる。すると、上方に位置する容
器本体10の各端壁部12,13の外面下部に形成した
各支脚部16,18が下方に位置する容器本体10の端
壁部12,13の内面上部に形成したポケット部17,
18内に、即ち支脚部16はポケット部17内に、支脚
部18はポケット部19内にそれぞれ没入し、更に上方
に位置する容器本体10の側壁補強リブ22が下方に位
置する容器本体10の切除部14a,15a内に没入
し、かつ上方に位置する容器本体10の中間フランジ部
21と下方に位置する容器本体10のフランジ部20と
が互いに当接してネスティング状態となるようになって
いる。
【0024】このように、異なる向きで、すなわち上位
の容器本体を180°回転させた状態で重ね合わせるて
ネスティング状態とすることによって、このネスティン
グ時に上位の容器本体10の端部が下位の容器本体10
の側壁部から張り出してしまうことをなくして収納効率
が悪くなってしまうことを防止することができる。
の容器本体を180°回転させた状態で重ね合わせるて
ネスティング状態とすることによって、このネスティン
グ時に上位の容器本体10の端部が下位の容器本体10
の側壁部から張り出してしまうことをなくして収納効率
が悪くなってしまうことを防止することができる。
【0025】
【発明の効果】本発明は上記のような構成であるので、
ネスティング時に上位の容器本体の端部が下位の容器本
体の側壁部から張り出してしまうことをなくして十分な
収納効率を確保することができ、しかも容器本体の側壁
部を側壁補強リブで補強することにより、ここにより深
い切除部を設けることができ、スタッキング時にこの切
除部を通して内部の視認性及び取り出し作業性を向上さ
せることができる。
ネスティング時に上位の容器本体の端部が下位の容器本
体の側壁部から張り出してしまうことをなくして十分な
収納効率を確保することができ、しかも容器本体の側壁
部を側壁補強リブで補強することにより、ここにより深
い切除部を設けることができ、スタッキング時にこの切
除部を通して内部の視認性及び取り出し作業性を向上さ
せることができる。
【0026】更に、側壁部の側壁補強リブの上方、すな
わち容器本体の下部領域に開口窓を設けることにより、
ここでの視認性を確保して、陳列効果の向上を図ること
もできるといった効果がある。
わち容器本体の下部領域に開口窓を設けることにより、
ここでの視認性を確保して、陳列効果の向上を図ること
もできるといった効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】同じく、平面図である。
【図3】同じく、一部を切り欠いた側面図である。
【図4】同じく、スタッキング状態における一部を切り
欠いた正面図である。
欠いた正面図である。
【図5】同じく、ネスティング状態における一部を切り
欠いた正面図である。
欠いた正面図である。
【図6】従来例を示す斜視図である。
10 容器本体 11 底板部 12,13 端壁部 14,15 側壁部 14a,15a 切除部 14b,15b 開口窓 16,18 支脚部 17,19 ポケット部 20 フランジ部 22 側壁補強リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 21/04
Claims (2)
- 【請求項1】 底板部の周囲に一対の端壁部と一対の側
壁部と立設して上方に開口した略矩形状の容器本体を構
成し、前記各端壁部の外面下部に支脚部を、内面上部の
前記支脚部と点対称位置にポケット部をそれぞれ設ける
とともに、前記各側壁部の上部に該側壁部の高さの約半
分の深さを有し全幅のほぼ全長に亘って延びる切除部
を、外周面に該切除部の形状に沿って下方に延出する側
壁補強リブをそれぞれ設け、更に前記端壁部及び側壁部
の上端縁にフランジ部を連接して、前記容器本体を同一
の向きで重ね合わせた時に上位の容器本体の支脚部が下
位の容器本体のフランジ部上に位置し、異なる向きで重
ね合わせた時に上位の容器本体の支脚部が下位の容器本
体のポケット部内に、かつ上位の容器本体の側壁補強リ
ブが下位の容器本体の切除部内にそれぞれ没入するよう
にしたことを特徴とする運搬用容器。 - 【請求項2】 前記側壁部の前記側壁補強リブの上方に
開口窓を設けたことを特徴とする請求項1記載の運搬用
容器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12106093A JP3230546B2 (ja) | 1993-05-24 | 1993-05-24 | 運搬用容器 |
KR1019930016266A KR100270481B1 (ko) | 1992-08-25 | 1993-08-21 | 운반용 용기 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12106093A JP3230546B2 (ja) | 1993-05-24 | 1993-05-24 | 運搬用容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06329158A JPH06329158A (ja) | 1994-11-29 |
JP3230546B2 true JP3230546B2 (ja) | 2001-11-19 |
Family
ID=14801851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12106093A Expired - Lifetime JP3230546B2 (ja) | 1992-08-25 | 1993-05-24 | 運搬用容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3230546B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100432183B1 (ko) * | 2002-01-22 | 2004-05-22 | 윤선영 | 계란좌판을 수납하기 위한 물류용 계란상자 |
KR100826135B1 (ko) * | 2007-01-30 | 2008-04-30 | 이명수 | 상하 적층수단을 갖는 트레이 |
JP7413324B2 (ja) * | 2021-08-20 | 2024-01-15 | 株式会社ニトリホールディングス | 整理ケース |
-
1993
- 1993-05-24 JP JP12106093A patent/JP3230546B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR940003813A (ko) | 1994-03-12 |
JPH06329158A (ja) | 1994-11-29 |
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Legal Events
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