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JP3227708B2 - マイクロカプセルの製造方法 - Google Patents

マイクロカプセルの製造方法

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JP3227708B2
JP3227708B2 JP05271291A JP5271291A JP3227708B2 JP 3227708 B2 JP3227708 B2 JP 3227708B2 JP 05271291 A JP05271291 A JP 05271291A JP 5271291 A JP5271291 A JP 5271291A JP 3227708 B2 JP3227708 B2 JP 3227708B2
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JP
Japan
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diisocyanate
polyvalent isocyanate
parts
capsule
isocyanate
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寛士 熊本
伸介 入井
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New Oji Paper Co Ltd
Oji Holdings Corp
Original Assignee
Oji Holdings Corp
Oji Paper Co Ltd
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Publication date
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  • Color Printing (AREA)
  • Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は疎水性芯物質を内包する
マイクロカプセルの製造方法に関し、特に多価イソシア
ネートと活性水素をもつ化合物との反応による合成高分
子膜を有し、感圧複写紙に用いて極めて優れた特性を発
揮するマイクロカプセルの製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、マイクロカプセル化技術の進歩は
著しく、カプセル化物の使用分野も感圧複写紙を始めと
して極めて広範囲、多方面にわたっている。マイクロカ
プセルの製造方法としては、コアセルベーション法、界
面重合法、in−situ重合法等各種の方法が知られている
が、本発明のカプセル化法は界面重合法に関するもので
ある。
【0003】界面重合法は疎水性液体と親水性液体との
界面で、ポリアミド、ポリウレア、ポリウレタン等の合
成高分子膜を生成させるカプセル化法であり、例えば、
特公昭42−771号には、多価イソシアネートを水あ
るいはアミン類と反応させ、ポリウレア膜を有するカプ
セルを得る方法が記載されている。
【0004】多価イソシアネートを用いて形成されるカ
プセルは、従来のコアセルベーション法によるゼラチン
カプセルに比べ、カプセル膜が比較的緻密であり、熱、
湿気に対して安定な特性を有している。しかし、有機溶
剤が存在する雰囲気下に保存すると、カプセル内の油滴
が抽出されてしまう欠点や、感圧複写紙に使用した場合
には、イソシアネートの種類によっては、芯物質として
含有せしめられている無色染料が着色する等の欠点が認
められる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これらの欠点を解決す
るために、特定の構造を有する多価イソシアネートを用
いる(特開昭61−15734号公報、特開昭64−7
2886号公報等)方法等も提案されているが、これら
の改良方法でも、必ずしも満足すべき結果が得られてい
ないのが実情である。特に、多価イソシアネートとして
特開昭64−72886号公報で開示されている芳香族
多価イソシアネートを使用すると、緻密で堅牢な壁膜を
有するカプセルが得られるが、疎水性芯物質中の無色染
料と反応して着色する傾向が強く、その改良が望まれて
いる。
【0006】本発明は上記の如き問題点を改良し、優れ
た特性を有するマイクロカプセルを効率よく製造する方
法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、親水性液体中
に、多価イソシアネートを含有する疎水性液体を乳化分
散させた後、液滴界面で合成高分子膜を生成させ、該液
滴表面を包被するマイクロカプセルの製造方法におい
て、該多価イソシアネートが、ジフェニルメタン−2,
4’−ジイソシアネートを10〜30重量%含有する下
記一般式(1)で示される芳香族多価イソシアネートで
あることを特徴とするマイクロカプセルの製造方法であ
る。
【0008】
【化2】
【0009】
【作用】本発明者等の検討結果によれば、通常の一般式
(1)で示される芳香族多価イソシアネートは、反応性
が高く、緻密で堅牢なマイクロカプセルを与えるが、反
面、その反応性の高さのために、感圧複写紙に適用した
場合に、芯物質中の無色染料を着色させてしまうことが
明らかとなった。そのため、本発明者等は、一般式
(1)で示される芳香族多価イソシアネートが有する反
応性の高さに着目し、これをコントロールする方法につ
いて鋭意研究した。
【0010】そして、従来市販されている一般式(1)
で示される芳香族多価イソシアネートが、前記一般式
(1)において、n=0,1,…10である、2核体,
3核体,…6核体以上のイソシアネートの混合物である
ことに着目し、特にn=0である2核体について鋭意検
討を試みた。その結果、通常市販されている一般式
(1)で示される芳香族多価イソシアネートには、n=
0である2核体が15〜50%程度含まれているが、そ
の殆どがジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアネー
トであり、その異性体であるジフェニルメタン−2,
4’−ジイソシアネートは僅かしか含まれておらず、多
くても4 %程度であることを突き止めた。そして、さら
に検討を進めた結果、このジフェニルメタン−2,4’
−ジイソシアネートの含有量を、本発明の方法のように
10〜30重量%、より好ましくは10〜20重量%程
度含有せしめると、一般式(1)で示される芳香族多価
イソシアネートの反応性が適度に調節され、カプセル芯
物質中の無色染料の着色が極めて効果的に解消されるこ
とを見出し、本発明を完成するに至った。
【0011】因に、一般式(1)で示される芳香族多価
イソシアネートに含有せしめるジフェニルメタン−2,
4’−ジイソシアネートの量が10重量%未満では、カ
プセル芯物質中の無色染料の着色を効果的に防止するこ
とができず、30重量%を越えると、反応性が低くなり
過ぎて、緻密なカプセルが得られなくなってしまうもの
である。
【0012】本発明の方法では、かかる特定の一般式
(1)で示される芳香族多価イソシアネートをカプセル
の壁膜材として用いることによって、従来公知のイソシ
アネート化合物では得られなかった、優れた性能を有す
るカプセルを得るものであるが、本発明者等の検討結果
によれば、この一般式(1)で示される芳香族多価イソ
シアネートに、他の脂肪族系または芳香族系多価イソシ
アネート化合物の少なくとも一種を併用すると、さらに
一層品質バランスの良好なカプセルが得られることも明
らかとなった。そして、このような方法で得られたカプ
セルは、とりわけ厳密な品質設定が要求される感圧複写
紙用のマイクロカプセルとして、極めて好適性を発揮す
ることも明らかとなった。
【0013】而して、上記特定の一般式(1)で示され
る芳香族多価イソシアネートと併用される多価イソシア
ネートとしては、例えばm−フェニレンジイソシアネー
ト、p−フェニレンジイソシアネート,2,6−トリレ
ンジイソシアネート、2,4−トリレンジイソシアネー
ト、ナフタレン−1,4−ジイソシアネート,3,3’
−ジメトキシ−4,4’−ビフェニルジイソシアネー
ト、キシリレン−1,4−ジイソシアネート、キシリレ
ン−1,3−ジイソシアネート、4,4’−ジフェニル
プロパンジイソシアネート、トリメチレンジイソシアネ
ート、ヘキサメチレンジイソシアネート、プロピレン−
1,2−ジイソシアネート、ブチレン−1,2−ジイソ
シアネート、エチリジンジイソシアネート、シクロヘキ
シレン−1,2−ジイソシアネート、シクロヘキシレン
−1,4−ジイソシアネート、イソホロンジイソシアネ
ート、p−フェニレンジイソチオシアネート、キシリレ
ン−1,4−ジイソチオシアネート、エチリジンジイソ
チオシアネート、ジメチルシリルジイソシアネート、ビ
ニルメチルシリルイソシアネート、4−イソシアネート
メチル−1,8−オクタメチレンジイソシアネート、リ
ジンジイソシアネート、ビス(イソシアネートメチル)
シクロヘキサン、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネ
ート、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート等の
ジイソシアネート又はジイソチオシアネート、2,6−
ジイソシアネートカプロン酸−β−イソシアネートエチ
ルエステル、2,6−ジイソシアネートカプロン酸−γ
−イソシアネートプロピルエステル、2,6−ジイソシ
アネートカプロン酸−2−メチル−β−イソシアネート
エチルエステル、4,4’,4’’−トリフェニルメタ
ントリイソシアネート、トルエン−2,4,6−トリイ
ソシアネート、トリス(イソシアネートフェニル)チオ
ホスフェート、メチルシリルトリイソシアネート、ビニ
ルシリルトリイソシアネート、フェニルシリルトリイソ
シアネート、オクタデシルシリルトリイソシアネート、
メトキシシラントリイソシアネート、ブトキシシラント
リイソシアネート、オクチルシラントリイソシアネー
ト、ヘキサメチレンジイソシアネートの3量体の如きト
リイソシアネート、4,4’−ジメチルジフェニルメタ
ン−2,2’,5,5’−テトライソシアネート、テト
ライソシアネートシラン、ヘキサメチレンジイソシアネ
ートとイソホロンジイソシアネートから誘導される残基
を含むビュウレット型ポリイソシアネート(特開昭59
−95259号公報記載)の如き多価イソシアネート類
を多価アミン、多価カルボン酸、多価チオール、多価ヒ
ドロキシ化合物、エポキシ化合物等の親水性基を有する
化合物に付加させたもの等が挙げられる。
【0014】なお、これらの脂肪族系または芳香族系多
価イソシアネート化合物の併用割合は、併用される多価
イソシアネート化合物の種類、更には目的とするカプセ
ルの性能等に応じて適宜調節されるが、一般に、前記特
定の一般式(1)で示される芳香族多価イソシアネート
100重量部に対して1〜1000重量部、より好まし
くは10〜1000重量部程度の範囲で調節される。
【0015】マイクロカプセル中に内包される疎水性液
体としては、例えば綿実油、水素化ターフェニル、水素
化ターフェニル誘導体、アルキルビフェニル、アルキル
ナフタレン、ジアリールアルカン、灯油、パラフィン、
ナフテン油、フタル酸エステルなどの二塩基酸エステル
等が挙げられるが、これらは2種類以上を併用してもよ
い。また、これらの疎水性液体中に添加される前記イソ
シアネート化合物の量は、疎水性液体100重量部に対
して0.02〜60重量部程度の範囲が効果的であり、
好ましくは0.03〜40重量部程度の範囲で調節され
る。
【0016】なお、所望するカプセル品質に応じて、親
水性液体中には多価アミンを添加してもよく、例えば分
子中に2個以上のNH基又はNH2 基を有し、連続相を
形成する親水性液体中に溶解或いは分散可能なものが用
いられる。具体的には、ジエチレントリアミン、トリエ
チレンテトラミン、1,3−プロピレンジアミン、ヘキ
サメチレンジアミン等の如き脂肪族多価アミン;脂肪族
多価アミンのエポキシ化合物付加物;ピペラジン等の如
き脂環式多価アミン;3,9−ビス−アミノプロピル−
2,4,8,10−テトラオキサスピロ−〔5,5〕ウ
ンデカンの如き複素環状ジアミン等が挙げられる。そし
て、その添加量は、使用する多価イソシアネートの種類
や量、さらには所望のカプセル膜硬度等に応じて適宜決
定されるが、多価イソシアネート100重量部に対して
0.1〜200重量部、より好ましくは1〜100重量
部程度の範囲で調節される。
【0017】疎水性液体を乳化分散させるための親水性
液体としては、水や乳化安定剤の水溶液などが使用され
るが、乳化安定剤としては、例えばポリビニルアルコー
ル、アニオン変性ポリビニルアルコール、カチオン変性
ポリビニルアルコール、ゼラチン、アラビアゴム、カル
ボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
ス、メチルセルロース、エチルセルロース、セルロース
アセトブチレート、ヒドロキシメチルセルロース、ポリ
アクリルアミド、ポリビニルピロリドン、モンモリロナ
イト、リグニンスルホン酸、ポリスチレンスルホン酸及
びその共重合体、無水マレイン酸共重合体の加水分解
物、ポリアクリル酸及びその共重合体、ポリメタクリル
酸及びその共重合体、ポリアクリルアミドメチルプロパ
ンスルホン酸及びその共重合体、更にはこれらの塩等の
一種以上が挙げられる。
【0018】本発明の方法によって調製されるマイクロ
カプセルは、各種の医薬、香料、塗料、農薬、接着剤、
液晶、食品、防錆剤、トナー等をカプセル化するのに適
しており、特に印刷インキや感圧複写紙等の用途に有用
である。
【0019】
【実施例】以下に本発明をより具体的に説明するため
に、感圧複写紙用のマイクロカプセルを調製する場合の
実施例を記載するが、勿論、本発明はこれらに限定され
るものではない。なお、例中の「部」及び「%」は特に
断らない限りそれぞれ「重量部」及び「重量%」を示
す。
【0020】実施例1 発色剤であるクリスタルバイオレットラクトン5部をジ
イソプロピルナフタレン(商品名:K−113,呉羽化
学社製)100部に溶解し、次に壁膜材としてジフェニ
ルメタン−2,4’−ジイソシアネートを12%含有す
る一般式(1)で示される芳香族多価イソシアネート1
0部を溶解した。
【0021】得られた油性液をポリビニルアルコール
(商品名:PVA−217,クラレ社製)の1.5%水
溶液120部中に添加し、ホモミキサーを用いて乳化し
た。次に、ジエチレントリアミン1.5部を加え、攪拌
を継続しながら系の温度を80℃で3時間保持した後冷
却して、乳白色のカプセル分散液を得た。
【0022】実施例2 壁膜材として、ジフェニルメタン−2,4’−ジイソシ
アネートを26%含有する一般式(1)で示される芳香
族多価イソシアネートを用いた以外は、実施例1と同様
にしてカプセル分散液を得た。
【0023】実施例3 壁膜材として、ジフェニルメタン−2,4’−ジイソシ
アネートを12%含有する一般式(1)で示される芳香
族多価イソシアネート5部と、2,6−ジイソシアネー
トカプロン酸−β−イソシアネートエチルエステル5部
を用いた以外は、実施例1と同様にしてカプセル分散液
を得た。
【0024】実施例4 壁膜材として、ジフェニルメタン−2,4’−ジイソシ
アネートを12%含有する一般式(1)で示される芳香
族多価イソシアネート5部と、2,6−ジイソシアネー
トカプロン酸−β−イソシアネートエチルエステル1部
と、ビューレット基を有するヘキサメチレンジイソシア
ネートの3量体2部、及びメチルシリルトリイソシアネ
ート2部を用いた以外は、実施例1と同様にしてカプセ
ル分散液を得た。
【0025】比較例1 壁膜材として、ジフェニルメタン−2,4’−ジイソシ
アネートを37%含有する一般式(1)で示される芳香
族多価イソシアネートを用いた以外は、実施例1と同様
にしてカプセル分散液を得た。
【0026】比較例2 壁膜材として、ジフェニルメタン−2,4’−ジイソシ
アネートを4%含有する一般式(1)で示される芳香族
多価イソシアネートを用いた以外は、実施例1と同様に
してカプセル分散液を得た。
【0027】比較例3 壁膜材として、ジフェニルメタン−2,4’−ジイソシ
アネートを37%含有する一般式(1)で示される芳香
族多価イソシアネート5部と、2,6−ジイソシアネー
トカプロン酸−β−イソシアネートエチルエステル5部
を用いた以外は、実施例1と同様にしてカプセル分散液
を得た。
【0028】比較例4 壁膜材として、ジフェニルメタン−2,4’−ジイソシ
アネートを4%含有する一般式(1)で示される芳香族
多価イソシアネート5部と、2,6−ジイソシアネート
カプロン酸−β−イソシアネートエチルエステル5部を
用いた以外は、実施例1と同様にしてカプセル分散液を
得た。
【0029】かくして得られた8種類のカプセル分散液
に、セルロースパウダー20部、20%の酸化デンプン
水溶液50部を加えてカプセル塗液を調製し、40g/
m2原紙上に、乾燥重量が4g/m2となるように塗布、乾
燥して8種類の感圧複写用上用紙を作成した。そして、
これらの上用紙と、市販の感圧複写紙用下用紙( 商品
名: KSコピーブライト,神崎製紙社製)を用いて、以
下に記載するような方法で性能比較テストを行い、その
結果を表1に記載した。
【0030】〔性能比較テスト〕 .カプセル面の着色 各上用紙のカプセル塗布面の着色度合を、マクベス濃度
計(フィルタ:ビジュアル)で測定した。着色が少ない
程数値が小さい。 .芯物質保持性 上用紙のカプセル塗布面と、下用紙の顕色剤塗布面が対
向するように重ね合わせ、120℃で5時間処理し、塗
布面の発色度合を、マクベス濃度計(フィルタ:ビジュ
アル)で測定した。芯物質保持性が優れている程、塗布
面の発色濃度が低い(数値が小さい。) .耐接触汚れテスト 上用紙のカプセル塗布面と、下用紙の顕色剤塗布面が対
向するように重ね合わせ、1分間、20Kg/cm2の荷重
をかけた後、顕色剤塗布面の発色度合をマクベス濃度計
(フィルタ:ビジュアル)で測定した。汚れが少ない程
数値が小さい。
【0031】
【表1】
【0032】
【発明の効果】本発明の方法で製造されたマイクロカプ
セルは、表1の結果から明らかなように、カプセルの着
色が少なく、芯物質の保持性に優れた高品質のカプセル
であった。また、このカプセルを使用した感圧複写紙
は、耐接触汚れに優れていた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01J 13/16 B41M 5/124 C08G 18/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】親水性液体中に、多価イソシアネートを含
    有する疎水性液体を乳化分散させた後、液滴界面で合成
    高分子膜を生成させ、該液滴表面を包被するマイクロカ
    プセルの製造方法において、該多価イソシアネートが、
    ジフェニルメタン−2,4’−ジイソシアネートを10
    〜30重量%含有する下記一般式(1)で示される芳香
    族多価イソシアネートであることを特徴とするマイクロ
    カプセルの製造方法。 【化1】
  2. 【請求項2】ジフェニルメタン−2,4’−ジイソシア
    ネートの含有量が10〜20重量%である請求項1記載
    の製造方法。
  3. 【請求項3】多価イソシアネートとして、さらに他の脂
    肪族または芳香族イソシアネートを併用する請求項1ま
    たは2記載の製造方法。
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