[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP3226241B2 - レンズメータ - Google Patents

レンズメータ

Info

Publication number
JP3226241B2
JP3226241B2 JP12835793A JP12835793A JP3226241B2 JP 3226241 B2 JP3226241 B2 JP 3226241B2 JP 12835793 A JP12835793 A JP 12835793A JP 12835793 A JP12835793 A JP 12835793A JP 3226241 B2 JP3226241 B2 JP 3226241B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
measurement
measurement point
distance
measuring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP12835793A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0658842A (ja
Inventor
正 梶野
幹雄 倉地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidek Co Ltd
Original Assignee
Nidek Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidek Co Ltd filed Critical Nidek Co Ltd
Priority to JP12835793A priority Critical patent/JP3226241B2/ja
Publication of JPH0658842A publication Critical patent/JPH0658842A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3226241B2 publication Critical patent/JP3226241B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レンズの光学特性を測
定するレンズメ−タ、殊に加入度を測定するのに好適な
レンズメ−タに関する。
【0002】
【従来の技術】測定光を被検レンズに投射し、被検レン
ズを透過した測定光の軌跡を受光素子により検出し、そ
の検出結果に基づいて被検レンズの光学特性を得ること
ができるレンズメ−タが知られている。このレンズメ−
タは通常加入度測定モ−ドを具え、累進多焦点レンズ等
の加入度を測定する。この装置によれば、被検レンズの
遠用部を測定・記憶した後、加入度測定モ−ドに切換
え、その測定位置からレンズを移動させ検者自身が近用
部に達したと判断した位置の測定値を記憶し、その差か
ら加入度を算出し表示する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような装置では、遠用部及び近用部の各位置は測定者の
主観的な判断に委ねられており、その判断の正確性は測
定者の勘や経験に依存するものであった。通常枠入れ前
のレンズの遠用部及び近用部の各位置にはマ−クが付さ
れているので、そのマ−クに従えば正確な測定ができる
が、このマ−クは消えやすい。さらに、枠入れ後のレン
ズではこれらのマ−クはふき取られ、隠しマ−クを視認
することも困難である。従って、正確な測定のためには
測定者にかなりの熟練が必要であり、しかも正確性を担
保する客観的な資料は存在しないという問題点がある。
本発明の第1の目的は、上記欠点に鑑み案出されたもの
で、プリズムシニング加工といわれる特殊加工が施され
た累進レンズでも信頼性の高い加入度の測定を行うこと
ができるレンズメ−タを提供することにある。本発明の
第2の目的は、測定者の熟練度合いに依存しなくても、
加入度の測定を行うことができるレンズメ−タを提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために以下のような特徴を有する。 (1) 測定光を被検レンズに投射し、被検レンズを透
過した測定光の軌跡を受光素子により検出し、その検出
結果に基づいて被検レンズの光学特性を測定するレンズ
メ−タにおいて、累進レンズ測定モ−ドに切換えるモ−
ド切換手段と、屈折度数を所定の間隔で連続的に測定す
測定制御手段と、前記モ−ド切換手段により累進レン
ズ測定モ−ドにある時は、測定点を誘導するために、累
進帯に模した領域を持つグラフィック図形を表示するデ
ィスプレイと、被検レンズが球面レンズと仮定されたと
きに左右方向のプリズム量がほぼ0となる位置に相当す
る位置に移動目標となるマ−カを、前記測定制御手段の
制御により測定された測定結果に基づいて前記マ−カに
対する現在の測定点を示すタ−ゲットを前記ディスプレ
イ上に表示する第1誘導手段と、測定点が遠用部領域に
ある時の測定結果を記憶する記憶手段と、測定点を近用
部に向けて移動させるために、遠用部領域の測定結果及
び現在の測定結果に基づいて測定点が累進帯を外れたか
否かを監視する監視手段と、該監視手段の結果に基づい
て、測定点が前記累進帯を外れたときは前記累進帯外に
測定点があることを前記ディスプレイ上に表示し、測定
点が累進帯内にある時は加入度の増加に従って前記累進
帯を移動する移動マ−クを前記ディスプレイ上に表示す
る第2誘導手段と、を設けたことを特徴とする。(2) (1)のレンズメ−タにおいて、前記第1誘導
手段は各測定点での左右方向のプリズム量から乱視レン
ズによる影響をオフセットし遠用部軸との偏位量及び偏
位方向を得る演算手段を持つことを特徴とする。
【0005】(3) (1)のレンズメ−タにおいて、
前記第1誘導手段はさらに前記タ−ゲットがマ−カと一
致した後、遠用部領域を示す位置に遠用部マ−カを表示
し、各測定点での測定結果に基づいて遠用部用マ−カに
対する遠用部用タ−ゲットを表示し、遠用部領域への誘
導を行うことを特徴とする。 (4) (1)のレンズメ−タにおいて、前記記憶手段
は連続して測定された屈折度数の変化に基づいて測定点
が遠用部領域であることを判断し、その判断結果に基づ
いて遠用部領域の測定結果を自動的に得ることを特徴と
する。
【0006】(5) 測定光を被検レンズに投射し、被
検レンズを透過した測定光の軌跡を受光素子により検出
し、その検出結果に基づいて被検レンズの光学特性を測
定するレンズメ−タにおいて、累進レンズ測定モ−ドに
切換えるモ−ド切換手段と、屈折度数を所定の間隔で連
続的に測定する測定制御手段と、前記モ−ド切換手段に
より累進レンズ測定モ−ドにある時は、測定点を誘導す
るために、累進帯に模した領域を持つグラフィック図形
を表示するディスプレイと、左右方向及び上下方向への
被検レンズの移動量を検出する移動量検出手段と、被検
レンズが球面レンズと仮定されたときに左右方向のプリ
ズム量がほぼ0となる位置に相当する位置に移動目標と
なるマ−カを、前記移動量検出手段による検出結果に基
づいて前記マ−カに対する現在の測定点を示すタ−ゲッ
トを前記ディスプレイ上に表示する第1誘導手段と、測
定点が遠用部領域にある時の測定結果を記憶する記憶手
段と、測定点を近用部に向けて移動させるために、遠用
部領域の測定結果及び現在の測定結果に基づいて測定点
が累進帯を外れたか否かを監視する監視手段と、該監視
手段及び前記移動量検出手段の結果に基づいて、測定点
が前記累進帯を外れたときは前記累進帯外に測定点があ
ることを前記ディスプレイ上に表示し、測定点が累進帯
内にある時は前記累進帯を移動する移動マ−クを前記デ
ィスプレイ上に表示する第2誘導手段と、を設けたこと
を特徴とする。 (6) 測定光を被検レンズに投射し、被検レンズを透
過した測定光の軌跡を受光素子により検出し、その検出
結果に基づいて被検レンズの光学特性を測定するレンズ
メ−タにおいて、累進レンズ測定モ−ドに切換えるモ−
ド切換手段と、屈折度数を所定の間隔で連続的に測定す
る測定制御手段と、被検レンズが球面レンズと仮定され
たときに左右方向のプリズム量がほぼ0となる位置に測
定点を導く第1誘導手段と、該第1誘導手段により導か
れた位置から被検レンズの上側に測定点を導く第2誘導
手段と、該第2誘導手段に従って移動したときの前記連
続的に測定された屈折度数の変化に基づいて遠用度数を
得て記憶する遠用度数計測手段と、遠用の乱視度数と測
定点の乱視度数の差を算出し乱視度数の差が所定の範囲
内かどうかを判定する判定手段と該第2判定手段の判定
結果に基づいて測定点が累進部を外れたことを示す手段
とを備え遠用度数を記憶後に近用部に向けて 測定点を移
動するための監視手段と、を有したことを特徴とする。
【0007】
【実施例1】以下、図面により本発明の一実施例を説明
する。 [構 成] (外観構成図)図1は本実施例のレンズメ−タの外観図
である。1はディスプレイであり、通常の測定モ−ドで
は測定光学系の光軸を示すレチクル、位置あわせ用のク
ロスタ−ゲット、測定結果等が表示される。図1では、
加入度測定モ−ドでの表示を示しており、詳しくは後述
する。2は測定結果を印字するプリントスイッチ、3は
左右の選択スイッチ、4は測定値の読み込み用スイッチ
である。5は測定モ−ドを累進レンズ測定用に切り換え
る累進レンズ測定用スイッチである。6はレンズ押さえ
で、測定しようとする被検レンズLをノ−ズピ−ス7上
に載せ、レンズ押さえ6を下げ被検レンズLを保持す
る。8は当て板であり、フレ−ムを押し付けることによ
り図上手前側に移動する。
【0008】(屈折力測定系)次に、レンズメ−タの測
定光学系の一例を図2の光学系配置図に基づいて説明す
る。11はLED等の発光ダイオ−ドであり、対物レン
ズ12の焦点付近に光軸に直交して4個配置されてい
る。被検レンズLをノ−ズピ−ス7上にセットしたと
き、マイクロコンピュ−タからの指示によりLEDドラ
イバが作動し4個のLED(a,b,c,d)が順次点
灯する。LEDa〜dの順次点灯は屈折力を有する被検
レンズLがノ−ズピ−ス7上に載せられている間、所定
の時間間隔で繰り返し行われる。13は直交するスリッ
トを有する測定用タ−ゲット板であり、対物レンズ12
及びコリメ−ティングレンズ14の焦点付近に固定して
配置されている。なお、被検レンズLが0Dでない度数
(屈折力)をもつ場合は、4つのタ−ゲット像はぼけの
ためにその度数に比例した分だけ像位置をずらし測定誤
差の要因となるので、精密測定にはタ−ゲット板をずれ
量を小さくするように移動することが望ましい。ノ−ズ
ピ−ス7はコリメ−ティングレンズ14及び結像レンズ
15の焦点付近に配置されている。16はハ−フプリズ
ムであり、17は光軸に対して直交して設けられ、互い
に検出方向が直交するよう配置される2個の一次元イメ
−ジセンサである。LED11からの光は対物レンズ1
2、コリメ−ティングレンズ14、被検レンズL、結像
レンズ15を介して直交する2つのイメ−ジセンサ17
上にそれぞれ結像する。
【0009】被検レンズの屈折力と測定用タ−ゲットの
結像位置との関係を簡単に説明する。タ−ゲット13は
4個のLEDで個別に照明されるが、被検レンズがない
場合及び0Dのレンズがノ−ズピ−ス7に載せられてい
る場合には、LEDのa,b,c,dはそれぞれによっ
てイメ−ジセンサ17上にできるタ−ゲット像はすべて
重なる。被検レンズLが球面屈折力のみを持っている場
合、イメ−ジセンサ17上に結像するタ−ゲット像の位
置は球面屈折度数に相当した分だけイメ−ジセンサ17
上で移動する。被検レンズLが柱面屈折力のみを持って
いる場合、柱面レンズに入射する光線は主径線と直交す
る方向(又は同方向)に屈折力が働く。このタ−ゲット
像の移動量により柱面屈折度数が算出できる。いま、L
EDの各a,b,c,dを点灯したときのタ−ゲット像
の中心をそれぞれA(xa,a ),B(xb,b ),C
(xc,c ),D(xd,d )とし、
【数1】
【数2】
【数3】
【数4】 とおくと、
【数5】
【数6】
【数7】
【数8】 となる。後述するマイクロコンピュ−タ25は、各LE
Dによるタ−ゲット像の中心座標を上記計算式に代入し
て、球面屈折度、柱面屈折度、軸角度、プリズム量を算
出する(タ−ゲット板を移動するときはその移動量によ
り補正する)。
【0010】(制御回路)図3は本装置の主要な制御回
路を示したブロック図である。2つのイメ−ジセンサ1
7の信号はCCD駆動回路21を介し、コンパレ−タ2
2及びピ−クホ−ルド回路23に入力される。ピ−クホ
−ルド回路23に入力されて検出されたピ−ク電圧は、
A/Dコンバ−タ24によりデジタル信号に変換された
後マイクロコンピュ−タ25に入力される。ピ−クホ−
ルド回路23で出力されたピ−ク電圧のデジタル信号は
コンピュ−タ25を介し、D/Aコンバ−タ26でピ−
ク電圧の1/2の電圧信号に変換され、前記コンパレ−
タ22に入力される。この信号と直接コンパレ−タ22
に入った信号とを比較してストロ−ブ信号を出す。スト
ロ−ブ信号によりカウンタ27の信号がラッチ28に入
り、そのときの波形から明暗エッジの位置を読取り、マ
イクロコンピュ−タ25により座標位置を検出し、その
検出結果に基づいて被検レンズの光学特性を算出する。
これらの情報は、マイクロコンピュ−タ25により処理
されディスプレイ制御回路29を介して、装置の記憶情
報と共に、ディスプレイ1に文字及びグラフィツク表示
される。
【0011】[動 作]以上の構成のレンズメ−タの動
作を説明する。まず、単焦点レンズの測定モ−ドについ
て簡単に説明する。単焦点レンズの球面度数、乱視度
数、乱視軸角度を測定するモ−ドの場合、ディスプレイ
1には測定光軸を示す点を中心とするレチクルが表示さ
れる。LEDa〜dの順次点灯は所定の時間間隔で繰り
返し行われ、屈折力を連続的に測定する。被検レンズL
がノ−ズピ−ス7上に載せられると、被検レンズLの屈
折力を演算しディスプレイ1上に表示すると共に、その
プリズム値から被検レンズLの光軸と測定光軸上の被検
レンズとの位置ずれ量を得る(プレンティスの式)。デ
ィスプレイ制御回路29は、クロスタ−ゲットをディス
プレイ1のレチクルに重ねて、そのずれ量に相当する位
置に表示する。レチクルとクロスタ−ゲットが所定の位
置関係にあるときの、測定値が被検レンズの測定値とな
る。
【0012】次に、枠入れされた累進多焦点レンズの測
定モ−ドについて説明する。累進レンズ測定用スイッチ
5を押して累進多焦点レンズの測定モ−ドにする。被検
レンズが載置されていない状態では、ディスプレイ1の
画面には図4の(a)のように、固定表示される累進部
(帯)を模した2本の曲線30と、測定点を示す縦長の
長方形のタ−ゲット31が表示される。左右選択スイッ
チ3を押して測定するレンズの左右を指定し、フレ−ム
の下側(本明細書では、フレ−ムやレンズの上下とは眼
鏡を装用した状態での上下を意味するものとして使用す
る)をフレ−ム押さえ8に接触させて被検レンズをノ−
ズピ−ス7上に載置する(フレ−ム押さえ8に接触させ
ると安定した移動が可能になる)。被検レンズは中央か
らやや上をノ−ズピ−ス7上に載せ、遠用部測定ステッ
プを開始する。
【0013】マーカ32がディスプレイ1の中央やや下
に点滅する。マーカ32はターゲット31の移動目標を
示し、マーカ32に対するターゲット31の位置は被検
レンズの移動すべき方向(及び移動量)を測定者に知ら
せる。累進多焦点レンズの遠用部は球面レンズの場合の
被検レンズの左右方向におけるプリズムが0となる軸
(以下本明細書では遠用部軸という)上に存在してい
る。従って、当初のマーカ32はこの遠用部軸上の位置
を示している(図4のb)。被検レンズが球面レンズの
場合は、各測定点での左右方向のプリズム値に基づいて
遠用部軸との偏位の方向と量が得られるので、ターゲッ
ト31はマーカ32に対する各測定点の相対的位置を示
す位置に表示される。被検レンズが乱視レンズの場合に
は、被検レンズの左右方向におけるプリズムが0となる
位置は乱視軸上にあるので、各測定点でのプリズム値か
ら乱視レンズによる影響をオフセットして、遠用部軸と
の偏位量と偏位方向を示す値に補正する(球面レンズは
C=0の特殊の乱視レンズと考えてもよい)。いま、
S,C,Aの各値をもつ任意の乱視レンズにおいて、X
−Y座標(レンズの光学中心を0として、遠用部軸をY
軸ととる)の任意のA点(x,y)におけるプリズム量
(Px,Py)は、 Px=−(Dxx・x+Dxy・y) Py=−(Dyx・x+Dyy・y) B点(0,y)におけるプリズム量(Px0,Py0)は、 Px0=−Dxy・y Py0=−Dyy・y 但し、Dxx=S+Csin2θ Dyx=−Csinθ・cosθ(=Dxy) Dyy=S+Ccos2θ Cはマイナス読み である。以上の式から、 Px0=Dxy・(Py・Dxx−Px・Dyx)/(Dxx・Dyy−Dyx・Dxy) が求められので、PxからPx0をオフセットしてx=
0の位置及びターゲットの表示位置を決定する。このオ
フセット計算は以後においても行われ、その位置が監視
される。測定者は被検レンズを移動してターゲット31
をマーカ32に合わせ(図4のc)、合致信号が得られ
た位置での屈折度数aを記憶する。なお、遠用部の度数
が小さい場合(例えば±0.25D以下)、プリズム量
の変化が小さいので装置の精度やレンズの面精度の影響
を受け、良い位置合わせ精度が得られないこともある。
したがって度数が小さいレンズであることを検知した
ら、プリズムが0付近で、しかもシリンダ値の変化から
その値が最小となる位置を遠用部軸上の位置と扱っても
よい。
【0014】タ−ゲット31がマ−カ32に合致する
と、タ−ゲット31に代わって横長の長方形のタ−ゲッ
ト33がマ−カ32の上方に表示される(図4のd)。
レンズの上側に測定点を移動し、タ−ゲット33をマ−
カ32に合わせる(図4のe)。この場合のタ−ゲット
33の移動は、被検レンズがレンズの上下方向のプリズ
ム値から換算した所定の距離(数mm)移動したときに、
マ−カ32と一致するように制御される。合致信号が得
られた位置での屈折度数bを記憶する。記憶した屈折度
数a及びbの球面度数を比較して、現在の測定点が累進
部にあるか累進部を脱した遠用部付近にあるかを判断す
る。両者の球面度数の差が所定範囲内(=略0)のとき
はその測定点は遠用部付近にあると判断し、両者の差が
所定範囲外であれば累進部にある(正確にはその可能性
がある)と判断する。
【0015】(イ)測定点が遠用部付近にあると判断さ
れた場合。この場合、マ−カ32はタ−ゲット33の上
方に表示される(図5のa)。このマ−カ32はタ−ゲ
ット33の移動方向を示すためのものに過ぎない。タ−
ゲット33がマ−カ32に向かって移動するように、測
定者は被検レンズを手前側に移動する。移動中連続して
屈折度数は測定されており、マイクロコンピュ−タ25
はレンズのプリズム量から移動距離を換算し、単位移動
量当りの加入度変化を検出する。単位移動量当りの加入
度変化から測定位置が累進部に入ったことを検出する
と、タ−ゲット33は丸型のタ−ゲット34に形状を変
え、丸型のタ−ゲット34の下方にはマ−カ32が表示
される(図5のb)。なお、屈折度数bの球面度数の値
から一定量(例えば0.12D)増加する位置を検出し
ても良い。加入開始位置から遠用部までの距離は、累進
レンズの種類、加入度数により異なり一定しないが、現
在市販されている累進レンズに関しては加入開始位置の
数mm(4〜8mm)上側は各レンズメ−カが指定する遠用
部領域にあたる。レンズの上下方向の測定プリズム量か
ら移動距離を換算し、レンズを所定距離(本実施例では
6mm)移動すると、タ−ゲット34とマ−カ32は合致
して表示される。本実施例では遠用部がある面積を持っ
た領域で示されるのに着眼して、処理を簡略にするため
に、累進部と検知された測定点から一定距離移動するよ
うにしているが、屈折度数bの球面度数の値から一定量
増加した位置を基準にして移動するようにしても良い。
レンズが所定距離移動した信号が得られると、マ−カ3
2は十字型マ−カ35に形状を変え、両者が一致したこ
とを知らせる(図5のc)。この遠用部測定点での測定
値が安定したことを検出して、この測定値をマイクロコ
ンピュ−タ25は記憶する。
【0016】マイクロコンピュ−タ25は遠用部の測定
値が記憶されたことを確認すると、自動的に近用部測定
ステップに移る(図5のd)。自動的に遠用部測定ステ
ップから近用部測定ステップに移行することにより、ス
イッチ操作による被検レンズの位置ずれはなくなる。3
6は近用部測定ステップのタ−ゲットであり、近用部の
測定は遠用部測定点からタ−ゲット36を上方に移動す
る(測定点はレンズの下方に移動)ことにより行う。タ
−ゲット36の移動はレンズの上下方向のプリズム量の
変化を移動量に換算して行うが、タ−ゲット36の移動
は測定点が累進部を進んでいくのをイメ−ジさせる。プ
リズム量の変化を移動量に換算すると、屈折度数が小さ
いと測定誤差が発生しやすいので、屈折度数が所定量よ
りも小さい(例えば、0.5D以下)とき、加入度数の
増加量に基づいて移動量を定める。また、プリズム変化
が乱れているレンズにも同様な処理を行う。
【0017】累進部を移動している間装置は連続測定を
行い、測定加入度を表示部37に表示するとともに、こ
れをバ−グラフ38でも表示する。これにより検者は近
用部測定が終了する前でも概略の加入度やその変化の様
子を知ることができる。また、装置は測定位置の柱面度
数と遠用部の柱面度数との差を検出し表示部39に光学
歪み量として数値表示し、測定部が累進部から所定基準
量(例えば0.25D)を超えたか否かをモニタしてい
る。所定基準量を超えているときは、加入度決定のため
の測定値としてはこれをキャンセルするとともに、レン
ズの左右方向のプリズム値によりその方向とズレ量を得
て累進部から外れた位置にタ−ゲット36を表示する
(図5のe、f)。前述のように屈折度数が小さいレン
ズでの測定誤差に対しては、測定者によるレンズ移動
(プリズム量の変化等のデ−タから得られる)に対する
光学歪み量の変化(大きくなるかどうか)を基準に補正
している。このようにして、眼鏡フレ−ムの下側一杯ま
で測定し、タ−ゲット36が左右の略中央にあれば近用
部の測定は終了する(図5のg)。
【0018】(ロ)測定点が累進部にあると判断された
場合。この場合には、タ−ゲット33はマ−カ32の上
に表示され(図6のa)、測定点をレンズの上側に移動
してタ−ゲット33をマ−カ32方向に移動させる。マ
−カ32はタ−ゲット33の移動方向を示すものに過ぎ
ない。装置は屈折度数を連続して測定しており、レンズ
のプリズム量に基づいて移動距離を換算し、単位移動量
当りの加入度変化を検出する。単位移動量当りの加入度
変化が所定の値(実施例では0.03D/mm)以下にな
った位置を累進部を脱した位置と判断し、この位置から
測定点が所定距離(2mm前後)移動し遠用部に入ったこ
とを検出すると、マ−カ32は十字型マ−カ35に形状
を変え両者が一致したことを知らせる(図6のb)。こ
の遠用部測定点での測定値が安定したことを検出して、
この測定値をマイクロコンピュ−タ25は記憶する。遠
用部測定点での測定値を記憶した後、(イ)と同様にし
て近用部測定を行う。
【0019】
【実施例2】実施例2の構成は、実施例1と比較して、
被検レンズの位置検出機構が付加され、この検出結果を
利用してターゲット33の表示位置の決定を行っている
点に特徴がある。屈折力測定系自体は実施例と同じで
あるのでその説明は省く。図7は被検レンズの位置検出
機構断面図であり、図8はそのA−A断面図である。8
はフレーム(図では単にレンズLを置いている)を押し
当てる当て板、41はガイドピンである。42はラック
であり、当て板8の内部空間に水平かつ左右方向に移動
可能に保持され、ラック42にはガイドピン41が固定
されている。43はガイドピン41を左方向(図7上)
に付勢するコイルバネである。ラック44は装置の前後
方向に移動可能に支承され、ラック44には当て板8が
固定されているので、当て板8は装置に対して前後方向
に移動可能になっている。45は当て板8を常に前方向
に付勢するバネである。ラック42には回転自在な回転
軸46に取り付けられたピニオン47が噛合し、ピニオ
ン47はラック44と一体となって前後方向に移動す
る。ピニオン47の回転量は回転軸46を介して歯車4
8に伝えられる。この歯車48の回転量をポテンショメ
ータ49で検出する。また、ラック44にはピニオン5
0が噛合し、このピニオン50の回転量がポテンショメ
ータ51により検出される。これらの信号は処理され、
マイクロコンピュータに入力される。このように被検レ
ンズLを当て板8及びガイドピン41に当接させつつ移
動させることにより、被検レンズLの移動量が検出さ
れ、この検出情報によりターゲット及びマーカの表示位
置が決定される。
【0020】実施例1はレンズの上下方向(又は左右方
向)のプリズム量の変化を被検レンズ(測定点)の移動
距離に換算しているが、実施例2は被検レンズの移動量
を直接検出している点が異なるだけであるので、装置の
動作の説明は省略する。実施例1に対して実施例2の装
置は、被検レンズの移動量が正確に検出できるので、測
定点が累進部を外れた場合左右いずれに外れたかを正確
に判断できる他、タ−ゲットを被検レンズの移動量に比
例して移動できる。また、遠用部からの距離を表示する
ことにより近用部の位置を精度良く決定できるので、加
入度を正確に求めることができる。
【0021】以上の実施例は種々の変容を行ない得るも
のであり、累進部(帯)を模した2本の曲線を設けずに
タ−ゲットとマ−カとの位置関係の表示のみでも行うこ
とができるし、タ−ゲットに対して累進部(帯)を移動
するようにしても良い。この様に実施例は本発明の実施
態様を限定する趣旨のものではない。また、実施例で説
明した全ての過程を行うことは必ずしも必要ない。例え
ば遠用部での度数を得る過程で左右方向のプリズムが0
となった時点で、検者が遠用部にあると判断したら、加
入度開始位置を求める操作を省略するスイッチを設ける
ことも良いし、さらには近用部測定に移行した時点で、
累進部の加入度変化を見る必要がないなら左右の位置を
決めるように操作しても良い。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、プリズムシニング加工
といわれる特殊加工が施された累進レンズでも信頼性の
高い加入度の測定を行うことができる。また、測定者の
熟練度合いに依存しなくても、加入度の測定を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の装置の外観図である。
【図2】測定光学系を示す光学配置図である。
【図3】装置の制御方法を示すブロック図である。
【図4】ディスプレイ1の画面の表示を示す説明図であ
る。
【図5】ディスプレイ1の画面の表示の別の態様を示す
説明図である。
【図6】ディスプレイ1の画面の表示のさらに別の態様
を示す説明図である。
【図7】当て板とガイドピンの位置検出機構を示す断面
図である。
【図8】図7のA−A断面図である。
【符号の説明】
1 ディスプレイ 5 累進レンズ測定用スイッチ 25 マイクロコンピュ−タ 31,33,34,36 タ−ゲット 32 マ−カ 37 表示部 38 バ−グラフ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定光を被検レンズに投射し、被検レン
    ズを透過した測定光の軌跡を受光素子により検出し、そ
    の検出結果に基づいて被検レンズの光学特性を測定する
    レンズメ−タにおいて、累進レンズ測定モ−ドに切換え
    るモ−ド切換手段と、屈折度数を所定の間隔で連続的に
    測定する測定制御手段と、前記モ−ド切換手段により累
    進レンズ測定モ−ドにある時は、測定点を誘導するため
    に、累進帯に模した領域を持つグラフィック図形を表示
    するディスプレイと、被検レンズが球面レンズと仮定さ
    れたときに左右方向のプリズム量がほぼ0となる位置に
    相当する位置に移動目標となるマ−カを、前記測定制御
    手段の制御により測定された測定結果に基づいて前記マ
    −カに対する現在の測定点を示すタ−ゲットを前記ディ
    スプレイ上に表示する第1誘導手段と、測定点が遠用部
    領域にある時の測定結果を記憶する記憶手段と、測定点
    を近用部に向けて移動させるために、遠用部領域の測定
    結果及び現在の測定結果に基づいて測定点が累進帯を外
    れたか否かを監視する監視手段と、該監視手段の結果に
    基づいて、測定点が前記累進帯を外れたときは前記累進
    帯外に測定点があることを前記ディスプレイ上に表示
    し、測定点が累進帯内にある時は加入度の増加に従って
    前記累進帯を移動する移動マ−クを前記ディスプレイ上
    に表示する第2誘導手段と、を設けたことを特徴とする
    レンズメ−タ。
  2. 【請求項2】 請求項1のレンズメ−タにおいて、前記
    第1誘導手段は各測定点での左右方向のプリズム量から
    乱視レンズによる影響をオフセットし遠用部軸との偏位
    量及び偏位方向を得る演算手段を持つことを特徴とする
    レンズメータ。
  3. 【請求項3】 請求項1のレンズメ−タにおいて、前記
    第1誘導手段はさらに前記タ−ゲットがマ−カと一致し
    た後、遠用部領域を示す位置に遠用部マ−カを表示し、
    各測定点での測定結果に基づいて遠用部用マ−カに対す
    る遠用部用タ−ゲットを表示し、遠用部領域への誘導を
    行うことを特徴とするレンズメータ。
  4. 【請求項4】 請求項1のレンズメ−タにおいて、前記
    記憶手段は連続して測定された屈折度数の変化に基づい
    て測定点が遠用部領域であることを判断し、その判断結
    果に基づいて遠用部領域の測定結果を自動的に得ること
    特徴とするレンズメータ。
  5. 【請求項5】 測定光を被検レンズに投射し、被検レン
    ズを透過した測定光の軌跡を受光素子により検出し、そ
    の検出結果に基づいて被検レンズの光学特性を測定する
    レンズメ−タにおいて、累進レンズ測定モ−ドに切換え
    るモ−ド切換手段と、屈折度数を所定の間隔で連続的に
    測定する測定制御手段と、前記モ−ド切換手段により累
    進レンズ測定モ−ドにある時は、測定点を誘導するため
    に、累進帯に模した領域を持つグラフィック図形を表示
    するディスプレイと、左右方向及び上下方向への被検レ
    ンズの移動量を検出する移動量検出手段と、被検レンズ
    が球面レンズと仮定されたときに左右方向のプリズム量
    がほぼ0となる位置に相当する位置に移動目標となるマ
    −カを、前記移動量検出手段による検出結果に基づいて
    前記マ−カに対する現在の測定点を示すタ−ゲットを前
    記ディスプレイ上に表示する第1誘導手段と、測定点が
    遠用部領域にある時の測定結果を記憶する記憶手段と、
    測定点を近用部に向けて移動させるために、遠用部領域
    の測定結果及び現在の測定結果に基づいて測定点が累進
    帯を外れたか否かを監視する監視手段と、該監視手段及
    び前記移動量検出手段の結果に基づいて、測定点が前記
    累進帯を外れたときは前記累進帯外に測定点があること
    を前記ディスプレイ上に表示し、測定点が累進帯内にあ
    る時は前記累進帯を移動する移動マ−クを前記ディスプ
    レイ上に表示する第2誘導手段と、を設けたことを特徴
    とするレンズメ−タ。
  6. 【請求項6】 測定光を被検レンズに投射し、被検レン
    ズを透過した測定光の軌跡を受光素子により検出し、そ
    の検出結果に基づいて被検レンズの光学特性を測定する
    レンズメ−タにおいて、累進レンズ測定モ−ドに切換え
    るモ−ド切換手段と、屈折度数を所定の間隔で連続的に
    測定する測定制御手段と、被検レンズが球面レンズと仮
    定されたときに左右方向のプリズム量がほぼ0となる位
    置に測定点を導く第1誘導手段と、該第1誘導手段によ
    り導かれた位置から被検レンズの上側に測定点を導く第
    2誘導手段と、該第2誘導手段に従って移動したときの
    前記連続的に測定された屈折度数の変化に基づいて遠用
    度数を得て記憶する遠用度数計測手段と、遠用の乱視度
    数と測定点の乱視度数の差を算出し乱視度数の差が所定
    の範囲内かどうかを判定する判定手段と該第2判定手段
    の判定結果に基づいて測定点が累進部を外れたことを示
    す手段とを備え遠用度数を記憶後に近用部 に向けて測定
    点を移動するための監視手段と、を有したことを特徴と
    するレンズメ−タ。
JP12835793A 1992-04-30 1993-04-30 レンズメータ Expired - Lifetime JP3226241B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12835793A JP3226241B2 (ja) 1992-04-30 1993-04-30 レンズメータ

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14017392 1992-04-30
JP17758992 1992-06-10
JP4-177589 1992-06-10
JP4-140173 1992-06-10
JP12835793A JP3226241B2 (ja) 1992-04-30 1993-04-30 レンズメータ

Related Child Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11993799A Division JP3207822B2 (ja) 1992-04-30 1999-04-27 レンズメータ
JP2001190793A Division JP3396676B2 (ja) 1992-04-30 2001-06-25 レンズメ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0658842A JPH0658842A (ja) 1994-03-04
JP3226241B2 true JP3226241B2 (ja) 2001-11-05

Family

ID=27315733

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12835793A Expired - Lifetime JP3226241B2 (ja) 1992-04-30 1993-04-30 レンズメータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3226241B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3409822B2 (ja) * 1994-04-28 2003-05-26 株式会社トプコン レンズメータ
JP3685886B2 (ja) * 1996-09-30 2005-08-24 株式会社トプコン レンズメーター
JP5362159B2 (ja) * 2001-09-04 2013-12-11 株式会社ニデック レンズメータ
JP5015429B2 (ja) * 2005-04-14 2012-08-29 株式会社ニデック レンズメータ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0658842A (ja) 1994-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2942596B2 (ja) 自動レンズメーター
JP3055836B2 (ja) レンズメ−タ
US7280192B2 (en) Lens meter
US5872625A (en) Apparatus for measuring an optical characteristic of an examined lens
US5379111A (en) Lens meter
US7609371B2 (en) Lens meter
JP3226241B2 (ja) レンズメータ
US7245362B2 (en) Lens meter
US7764364B2 (en) Lens meter for measuring optical characteristics of a lens
JP3207822B2 (ja) レンズメータ
JP3396676B2 (ja) レンズメ−タ
JPH0323856B2 (ja)
JP4136691B2 (ja) 眼科装置
JP3069320B2 (ja) 自動レンズメータ
JP3045875B2 (ja) レンズメ−タ
JP3408365B2 (ja) レンズメ−タ
JP3387702B2 (ja) レンズメ−タ
JP3387701B2 (ja) レンズメ−タ
JP5015429B2 (ja) レンズメータ
JP3429109B2 (ja) レンズメ−タ
JP3387703B2 (ja) レンズメ−タ
JP3429110B2 (ja) レンズメ−タ
JPH0943100A (ja) レンズメ−タ
JP2577700B2 (ja) レンズメーター
JPH0718205U (ja) 光学式測長装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070831

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080831

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080831

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090831

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090831

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100831

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110831

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110831

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120831

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130831

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term