JP3220834B2 - 屋 根 - Google Patents
屋 根Info
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- JP3220834B2 JP3220834B2 JP32597293A JP32597293A JP3220834B2 JP 3220834 B2 JP3220834 B2 JP 3220834B2 JP 32597293 A JP32597293 A JP 32597293A JP 32597293 A JP32597293 A JP 32597293A JP 3220834 B2 JP3220834 B2 JP 3220834B2
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- Japan
- Prior art keywords
- roof
- keeper
- base material
- garter
- plate
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- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、金属製の屋根板を用い
た屋根に関する。
た屋根に関する。
【０００２】
【従来の技術】縦方向に延びる大型の屋根板を下地材の
上面に複数並列配置し、キーパーや係止具を用いて、屋
根板を横方向に結合し、この結合部から漏れる雨水を、
下地材の溝に配置したガーターによって受ける構成の屋
根が実開平２−１４３４１９号公報に開示されている。
屋根の上に太陽電池モジュール板などの部材を取り付け
る場合、釘を屋根板の上から下地材の下の垂木に打ち込
み、これによって、屋根板の上に、太陽電池モジュール
板を取り付けるための取付金具を固定する構成が一般的
である。
上面に複数並列配置し、キーパーや係止具を用いて、屋
根板を横方向に結合し、この結合部から漏れる雨水を、
下地材の溝に配置したガーターによって受ける構成の屋
根が実開平２−１４３４１９号公報に開示されている。
屋根の上に太陽電池モジュール板などの部材を取り付け
る場合、釘を屋根板の上から下地材の下の垂木に打ち込
み、これによって、屋根板の上に、太陽電池モジュール
板を取り付けるための取付金具を固定する構成が一般的
である。
【０００３】
【発明が解決しようとする問題点】太陽電池モジュール
板などの部材を取り付けるための取付金具を屋根に取り
付けるために釘を屋根板に打ち込むと、そこから雨漏り
がしてしまう。上記雨漏りを防止するためには、取付金
具の取付箇所に防水処理を施す必要があり、工事に手間
がかかるとともにコストアップの原因ともなる。本発明
は上記問題点を解決することを目的とするものである。
板などの部材を取り付けるための取付金具を屋根に取り
付けるために釘を屋根板に打ち込むと、そこから雨漏り
がしてしまう。上記雨漏りを防止するためには、取付金
具の取付箇所に防水処理を施す必要があり、工事に手間
がかかるとともにコストアップの原因ともなる。本発明
は上記問題点を解決することを目的とするものである。
【０００４】
【問題点を解決する手段】上記目的を達成するため、本
発明は、下地材（２）と、該下地材（２）に形成された
溝（４）に挿入配置され該下地材（２）に固定された、
雨水を所定方向に導くためのガーター（８）と、該ガー
ター（８）内に挿入配置され且つ該ガーター（８）に固
着されるとともに屋根板（１８）を支持するための支持
部（１２ｂ）と係止具（１４）の係合部（１４ｂ）と係
合する係合部（１２ｃ）が形成されたキーパー（１２）
とを備え、前記係止具（１４）の係合部（１４ｂ）を前
記キーパー（１２）の係合部（１２ｃ）に係合して前記
キーパー（１２）の支持部（１２ｂ）と前記係止具（１
４）の押え部（１４ａ）との間に屋根板（１８）の側部
を挾持するように成し、縦方向に長い複数の屋根板（１
８）を前記下地材（２）上で横方向に接続した屋根にお
いて、前記屋根板（１８）上の、太陽電池モジュール板
（２２）などを取り付けるための取付金具（１６）を、
前記キーパー（１２）に取り付けたものである。
発明は、下地材（２）と、該下地材（２）に形成された
溝（４）に挿入配置され該下地材（２）に固定された、
雨水を所定方向に導くためのガーター（８）と、該ガー
ター（８）内に挿入配置され且つ該ガーター（８）に固
着されるとともに屋根板（１８）を支持するための支持
部（１２ｂ）と係止具（１４）の係合部（１４ｂ）と係
合する係合部（１２ｃ）が形成されたキーパー（１２）
とを備え、前記係止具（１４）の係合部（１４ｂ）を前
記キーパー（１２）の係合部（１２ｃ）に係合して前記
キーパー（１２）の支持部（１２ｂ）と前記係止具（１
４）の押え部（１４ａ）との間に屋根板（１８）の側部
を挾持するように成し、縦方向に長い複数の屋根板（１
８）を前記下地材（２）上で横方向に接続した屋根にお
いて、前記屋根板（１８）上の、太陽電池モジュール板
（２２）などを取り付けるための取付金具（１６）を、
前記キーパー（１２）に取り付けたものである。
【０００５】
【作用】キーパー１２の、取付金具１６との固定部から
雨水が浸入しても、雨水はキーパー１２の下のガーター
７に導かれ、雨水が下地材２に漏れることがない。
雨水が浸入しても、雨水はキーパー１２の下のガーター
７に導かれ、雨水が下地材２に漏れることがない。
【０００６】
【実施例】以下に本発明の構成を添付図面に示す実施例
を参照して詳細に説明する。２は合板などから成る屋根
の下地材であり、これに屋根の頂部から軒先にかけて複
数条の溝４が互いに平行に所定間隔を存して形成されて
いる。前記下地材２の上面には、シート状のゴム化アス
ファルトルーフィング６が敷かれている。
を参照して詳細に説明する。２は合板などから成る屋根
の下地材であり、これに屋根の頂部から軒先にかけて複
数条の溝４が互いに平行に所定間隔を存して形成されて
いる。前記下地材２の上面には、シート状のゴム化アス
ファルトルーフィング６が敷かれている。
【０００７】前記溝４には、ステンレス鋼板製のガータ
ー８が前記ルーフィング６の上から嵌合配置され、該ガ
ーター８の両側の上位水平部７ａ，７ａがステンレスス
クリュー釘１０にて下地材２に固定されている。１２は
ステンレス鋼板から成る屋根板継手の本体であり、キー
パーと呼ばれている。
ー８が前記ルーフィング６の上から嵌合配置され、該ガ
ーター８の両側の上位水平部７ａ，７ａがステンレスス
クリュー釘１０にて下地材２に固定されている。１２は
ステンレス鋼板から成る屋根板継手の本体であり、キー
パーと呼ばれている。
【０００８】前記キーパー１２には、その中央部に長手
方向全長にわたって係合部１２ｃが形成されている。前
記キーパー１２は前記ガーター８内に嵌合配置され、該
キーパー１２の両側の上位水平部１２ａ，１２ａが前記
ガーター８の上位水平部７ａ，７ａの上面に接着されて
いる。
方向全長にわたって係合部１２ｃが形成されている。前
記キーパー１２は前記ガーター８内に嵌合配置され、該
キーパー１２の両側の上位水平部１２ａ，１２ａが前記
ガーター８の上位水平部７ａ，７ａの上面に接着されて
いる。
【０００９】１８は、ステンレス鋼板などから成る複数
枚の屋根板であり、前記ルーフィング６の上から前記下
地材２の上面に載置されている。各屋根板１８の側部の
下面は、前記キーパー１２の支持部１２ｂに載置され、
一対の屋根板１８の側部は適宜の間隔を存して、前記キ
ーパー１２上で平行に対向している。１４はステンレス
鋼板などから成る係止具であり、中央部に下方に突出す
る係合部１４ｂを備えている。
枚の屋根板であり、前記ルーフィング６の上から前記下
地材２の上面に載置されている。各屋根板１８の側部の
下面は、前記キーパー１２の支持部１２ｂに載置され、
一対の屋根板１８の側部は適宜の間隔を存して、前記キ
ーパー１２上で平行に対向している。１４はステンレス
鋼板などから成る係止具であり、中央部に下方に突出す
る係合部１４ｂを備えている。
【００１０】前記係合部１４ｂは、前記キーパー１２の
係合部１２ｃに脱着可能に嵌合し、該嵌合状態におい
て、前記係止具１４の押え部１４ａは、屋根板１８の側
部を介して前記支持部１２ｂの上面に圧接している。各
屋根板１８は、それぞれの側部が、キーパー１２の支持
部１２ｂと係止具１４の押え部１４ａとで挾持され、ガ
ーター８上でしっかりと支持されている。
係合部１２ｃに脱着可能に嵌合し、該嵌合状態におい
て、前記係止具１４の押え部１４ａは、屋根板１８の側
部を介して前記支持部１２ｂの上面に圧接している。各
屋根板１８は、それぞれの側部が、キーパー１２の支持
部１２ｂと係止具１４の押え部１４ａとで挾持され、ガ
ーター８上でしっかりと支持されている。
【００１１】前記キーパー１２の支持部１２ｂには、取
付金具１６の下位水平部１６ａがビス２０によって固定
されている。尚、本発明は、その実施に際し、取付金具
１６の下位水平部１６ａを、キーパー１２に、その支持
部１２ｂとは別に形成した突部等に取り付けるようにし
ても良く、取付金具１６を支持部１２ｂに取り付ける構
成に特に限定されるものではない。互いに平行に対向す
る取付金具１６の上部の両側には、取付金具１６の水平
帯板部１６ｂ，１６ｃ，１６ｄと、帯板部１６ｃにねじ
により脱着可能に固定された帯板１６ｅとによって断面
コ字状の保持部が形成されている。
付金具１６の下位水平部１６ａがビス２０によって固定
されている。尚、本発明は、その実施に際し、取付金具
１６の下位水平部１６ａを、キーパー１２に、その支持
部１２ｂとは別に形成した突部等に取り付けるようにし
ても良く、取付金具１６を支持部１２ｂに取り付ける構
成に特に限定されるものではない。互いに平行に対向す
る取付金具１６の上部の両側には、取付金具１６の水平
帯板部１６ｂ，１６ｃ，１６ｄと、帯板部１６ｃにねじ
により脱着可能に固定された帯板１６ｅとによって断面
コ字状の保持部が形成されている。
【００１２】互いに平行に対向する一対の取付金具１６
の保持部間に太陽電池モジュール板２２が配置され、こ
れの側部が前記保持部に挿入固定されている。一対の取
付金具１６間の太陽電池モジュール板２２は、一側部が
一方の取付金具１６の水平帯板部１６ｃ，１６ｂ間に挿
入固定され、他側部が、他方の取付金具１６の水平帯板
部１６ｄと帯板１６ｅとの間に挿入固定されている。
の保持部間に太陽電池モジュール板２２が配置され、こ
れの側部が前記保持部に挿入固定されている。一対の取
付金具１６間の太陽電池モジュール板２２は、一側部が
一方の取付金具１６の水平帯板部１６ｃ，１６ｂ間に挿
入固定され、他側部が、他方の取付金具１６の水平帯板
部１６ｄと帯板１６ｅとの間に挿入固定されている。
【００１３】従って、帯板１６ｅを水平帯板部１６ｃか
ら外すことによって、太陽電池モジュール板２２をこれ
を支持する一対の取付金具１６から取り外すことができ
る。本実施例では、取付金具１６に太陽電池モジュール
板２２を取り付けたが、その他、屋根に、桟木、吊子、
タイル板、パネル、瓦等の部材を取り付ける場合にも、
上記構造を用いることができる。上記した構成におい
て、キーパー１２の、取付金具１６との固定部のビス穴
から浸入した雨水は、ガーター８内に落下する。そのた
め、取付金具１６の屋根板１８に対する取付部から雨水
が下地材２に漏れることがない。
ら外すことによって、太陽電池モジュール板２２をこれ
を支持する一対の取付金具１６から取り外すことができ
る。本実施例では、取付金具１６に太陽電池モジュール
板２２を取り付けたが、その他、屋根に、桟木、吊子、
タイル板、パネル、瓦等の部材を取り付ける場合にも、
上記構造を用いることができる。上記した構成におい
て、キーパー１２の、取付金具１６との固定部のビス穴
から浸入した雨水は、ガーター８内に落下する。そのた
め、取付金具１６の屋根板１８に対する取付部から雨水
が下地材２に漏れることがない。
【００１４】
【効果】本発明は上述の如く、ガーター内のキーパーに
取付金具を取り付け、この取付金具によって、太陽電池
モジュール板などの部材を取り付けるようにしたので、
屋根板やキ−パ−の取付金具の取り付け部から雨水が浸
入しても、この雨水は、ガーターに導かれ、雨が下地材
に漏ることがない。
取付金具を取り付け、この取付金具によって、太陽電池
モジュール板などの部材を取り付けるようにしたので、
屋根板やキ−パ−の取付金具の取り付け部から雨水が浸
入しても、この雨水は、ガーターに導かれ、雨が下地材
に漏ることがない。
【図１】本発明の一部断面外観図である。
【図２】本発明の分解斜視図である。
２ 下地材 ４ 溝 ６ ルーフィング ８ ガーター １０ 釘 １２ キーパー １４ 係止具 １６ 取付金具 １８ 屋根板 ２０ ビス ２２ 太陽電池モジュール板
Claims (2)
- 【請求項１】 下地材（２）と、該下地材（２）に形成
された溝（４）に挿入配置され該下地材（２）に固定さ
れた、雨水を所定方向に導くためのガーター（８）と、
該ガーター（８）内に挿入配置され且つ該ガーター
（８）に固着されるとともに屋根板（１８）を支持する
ための支持部（１２ｂ）と係止具（１４）の係合部（１
４ｂ）と係合する係合部（１２ｃ）が形成されたキーパ
ー（１２）とを備え、前記係止具（１４）の係合部（１
４ｂ）を前記キーパー（１２）の係合部（１２ｃ）に係
合して前記キーパー（１２）の支持部（１２ｂ）と前記
係止具（１４）の押え部（１４ａ）との間に屋根板（１
８）の側部を挾持するように成し、縦方向に長い複数の
屋根板（１８）を前記下地材（２）上で横方向に接続し
た屋根において、前記屋根板（１８）上の、太陽電池モ
ジュール板（２２）などを取り付けるための取付金具
（１６）を、前記キーパー（１２）に取り付けたことを
特徴とする屋根。 - 【請求項２】 前記屋根板（１８）の上から前記キーパ
ー（１２）の支持部（１２ｂ）に前記取付金具（１６）
を取り付けたことを特徴とする請求項１に記載の屋根。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32597293A JP3220834B2 (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 屋 根 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32597293A JP3220834B2 (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 屋 根 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07150705A JPH07150705A (ja) | 1995-06-13 |
| JP3220834B2 true JP3220834B2 (ja) | 2001-10-22 |
Family
ID=18182654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32597293A Expired - Fee Related JP3220834B2 (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 屋 根 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3220834B2 (ja) |
-
1993
- 1993-11-29 JP JP32597293A patent/JP3220834B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07150705A (ja) | 1995-06-13 |
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