JP3219187U - 表皮材 - Google Patents
表皮材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3219187U JP3219187U JP2018003843U JP2018003843U JP3219187U JP 3219187 U JP3219187 U JP 3219187U JP 2018003843 U JP2018003843 U JP 2018003843U JP 2018003843 U JP2018003843 U JP 2018003843U JP 3219187 U JP3219187 U JP 3219187U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- skin material
- cushion material
- polyurethane foam
- fabric
- flexible polyurethane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 title claims abstract description 40
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims abstract description 14
- 229920005830 Polyurethane Foam Polymers 0.000 claims abstract description 12
- 239000011496 polyurethane foam Substances 0.000 claims abstract description 12
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 5
- 238000003475 lamination Methods 0.000 abstract description 3
- 238000005187 foaming Methods 0.000 description 4
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 4
- 239000011550 stock solution Substances 0.000 description 4
- 238000010097 foam moulding Methods 0.000 description 3
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 2
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 2
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 2
- 206010016322 Feeling abnormal Diseases 0.000 description 1
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 229920000297 Rayon Polymers 0.000 description 1
- NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N acrylic acid group Chemical group C(C=C)(=O)O NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 1
- 239000002964 rayon Substances 0.000 description 1
- 238000007711 solidification Methods 0.000 description 1
- 230000008023 solidification Effects 0.000 description 1
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
【課題】高い反発弾性を保有するクッション材により、折れ皺の跡がつかない表皮材を提供する。【解決手段】少なくともシート状のクッション材3と生地2をフレームラミネート加工により融着してなる表皮材1において、クッション材3は反発弾性が60%以上の軟質ポリウレタンフォームであることを特徴とする。【選択図】図1
Description
本考案は、クッション材と生地からなるクッション性の高い表皮材に関するものである。
従来よりクッション材と生地からなる表皮材は、自動車や鉄道などのシートパッドの表皮材や、自動車内装材の表皮材として使用されている。
上記のような表皮材を製造する加工方法としてはフレームラミネート加工が知られており、クッション材の表面を加熱融解させ生地を溶着する加工として知られている。
クッション材として最も使用されているものは軟質ポリウレタンフォームであり、薄くスライスした長尺のシート品を用いている。
一般的なフレームラミネート用軟質ポリウレタンフォームは特許文献1にあるような高通気フォーム、特許文献2にあるような表面ソフト感のあるフォームなどが存在している。
しかし、上記した従来のクッション材ではクッション性が十分に得られなかった。従来のクッション材では、反発弾性が十分ではなく、運搬時や縫製時、アッセンブリ時にできた折れ皺の跡が残ってしまい市場クレームとなることもあった。
そこで、上記課題を解決する手段の提案が期待されていた。
上記のような表皮材を製造する加工方法としてはフレームラミネート加工が知られており、クッション材の表面を加熱融解させ生地を溶着する加工として知られている。
クッション材として最も使用されているものは軟質ポリウレタンフォームであり、薄くスライスした長尺のシート品を用いている。
一般的なフレームラミネート用軟質ポリウレタンフォームは特許文献1にあるような高通気フォーム、特許文献2にあるような表面ソフト感のあるフォームなどが存在している。
しかし、上記した従来のクッション材ではクッション性が十分に得られなかった。従来のクッション材では、反発弾性が十分ではなく、運搬時や縫製時、アッセンブリ時にできた折れ皺の跡が残ってしまい市場クレームとなることもあった。
そこで、上記課題を解決する手段の提案が期待されていた。
本考案では、上記課題を解決したものであり、高い反発弾性を保有するクッション材により、折れ皺の跡がつかない表皮材を提供する。
この考案は上記課題を解決するための手段として、少なくともシート状のクッション材と生地からなる表皮材であって、前記クッション材は反発弾性が60%以上の軟質ポリウレタンフォームであることを特徴とする。
反発弾性が60%以上の軟質ポリウレタンフォームを使用することにより、運搬時や縫製時、アッセンブリ時に発生していた折れ皺の跡が残ることがなくなった。また、高い反発弾性により弾力が向上したため、高級感のある触感が得られている。
以下、本考案の好ましい実施の形態を添付した図面に従って説明する。
図1に示すように、本考案の第1の形態は、所定の軟質ポリウレタンフォームによるクッション材と生地を備え、双方をフレームラミネート加工により溶着する構造となっている。また、本考案の第2の形態は、図2に示すように、軟質ポリウレタンフォームの表面に生地を溶着し、裏面にウレタンフィルムを溶着する構造となっている。
なお、フレームラミネート加工は周知な技術であるため、詳細な説明は省くものとする。
なお、フレームラミネート加工は周知な技術であるため、詳細な説明は省くものとする。
生地の材料としては、レーヨン、ナイロン、ポリエステル、ポリプロピレン、アクリル等のいずれかが適用可能である。本実施例ではポリプロピレンの生地を適用している。
クッション材として適用する軟質ポリウレタンフォームはJISK6400−3に則り測定した反発弾性が60%以上を有し、密度40kg/m3〜50kg/m3の連続気泡構造であるものであれば良い。なお、軟質ポリウレタンフォームの厚みは任意であるが、縫製のし易さを確保するため、本実施例では厚み3mm〜10mmの範囲に設定している。
クッション材として適用する軟質ポリウレタンフォームはJISK6400−3に則り測定した反発弾性が60%以上を有し、密度40kg/m3〜50kg/m3の連続気泡構造であるものであれば良い。なお、軟質ポリウレタンフォームの厚みは任意であるが、縫製のし易さを確保するため、本実施例では厚み3mm〜10mmの範囲に設定している。
第2の形態は、図3に示すように、例えばヘッドレストでの表皮一体発泡成形に適したものであり、ヘッドレストの形状に縫製された表皮材として用いる。一体発泡成形では表皮材を成形金型に沿わせ、内部に発泡原液を流しいれる製造方法であるが、発泡原液がクッション材や生地にまで含浸し、固化してしまう不具合が発生する。そこで、軟質ポリウレタンフォームの裏面にウレタンフィルムを適用することで、内部に注入する発泡原料がクッション材や生地に含浸することを防止し、含浸原液の固化による異物感を防止することができる。
本考案におけるウレタンフィルムの厚みは任意であるが、フレームラミネート加工に適した厚みとして20μm〜60μmの範囲に設定している。
この考案の表皮材であれば、皺が発生しても、高い反発弾性を保有するクッション材を用いているため、跡が残らない。そのため縫製時や運搬時、一体発泡成形時も品質を保つことができる。また、弾力があるため高級感のある触感を得られる効果がある。
1、7 表皮材
2 生地
3 クッション材
4 ウレタンフィルム
5 ヘッドレスト成形金型
6 フレーム
8 発泡原液注入口
2 生地
3 クッション材
4 ウレタンフィルム
5 ヘッドレスト成形金型
6 フレーム
8 発泡原液注入口
Claims (2)
- 少なくともシート状のクッション材と生地からなる表皮材において、前記クッション材は反発弾性が60%以上の軟質ポリウレタンフォームであることを特徴とする表皮材。
- シート状のクッション材の表面に生地を備え、裏面にウレタンフィルムを備える表皮材において、前記クッション材は反発弾性が60%以上の軟質ポリウレタンフォームであることを特徴とする表皮材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018003843U JP3219187U (ja) | 2018-09-14 | 2018-09-14 | 表皮材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018003843U JP3219187U (ja) | 2018-09-14 | 2018-09-14 | 表皮材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3219187U true JP3219187U (ja) | 2018-12-06 |
Family
ID=64560640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018003843U Active JP3219187U (ja) | 2018-09-14 | 2018-09-14 | 表皮材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3219187U (ja) |
-
2018
- 2018-09-14 JP JP2018003843U patent/JP3219187U/ja active Active
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6213374B2 (ja) | 乗物用シート | |
KR101414463B1 (ko) | 열압착 성형을 이용한 자동차용 볼륨시트 커버의 제조 방법 및 그에 의해 제조되는 자동차용 볼륨시트 커버 | |
JP6771857B2 (ja) | 車両用シート | |
JP6339694B2 (ja) | カバーを有する要素を製造する方法、及びこのような要素 | |
JP6094323B2 (ja) | 乗物用シート | |
JP2016107926A (ja) | ヘッドレスト | |
JP6425988B2 (ja) | シートパッドおよびシートパッドの製造方法 | |
US11001030B2 (en) | Layered body and method for producing same | |
JP2013233287A (ja) | 車両用シート | |
US20120068519A1 (en) | Vehicle seat cushion | |
US11247593B2 (en) | Vehicle seating assembly with aesthetic trim cover assembly | |
JP6594185B2 (ja) | シートカバーおよび車両用シート | |
JP3219187U (ja) | 表皮材 | |
KR20190027980A (ko) | 주름 개선을 위한 차량용 시트 및 그 제조 방법 | |
JPWO2017051466A1 (ja) | バックボード取り付け構造及び乗り物用シート | |
JP6335317B2 (ja) | 自動車用シート及び自動車用シートの製造方法 | |
JP2006007418A (ja) | シート用パッドの製造方法 | |
JP6450200B2 (ja) | ウレタン発泡成形品用補強基布 | |
JP5236928B2 (ja) | 積層体及びその製造方法 | |
JP5562620B2 (ja) | ヘッドレストの製造方法 | |
JP2008307834A (ja) | クッション体の製造方法 | |
JP2019188973A (ja) | 乗物用シート構成部材の製造方法 | |
KR102554766B1 (ko) | 일체 발포형 커버재 및 그 커버재의 제조방법 | |
JP7404980B2 (ja) | 乗物用シートの構成部材及びその成形型 | |
JP7034117B2 (ja) | 美観的なトリムカバーアセンブリを備える車両シートアセンブリ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3219187 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |