JP3218941U - 耳つぼ押圧固定具 - Google Patents
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Abstract
【課題】耳のつぼにパルス電流を供給し、かつ、押圧して刺激することができる耳つぼ押圧固定具を提供する。【解決手段】低周波発生器2の出力端13からリード線10を介して押圧突起部8にパルス電流を供給して耳のつぼに電気的刺激を加える装置の耳つぼ押圧固定具1であって、一対の絶縁性を有する挟み部材の中央部を支点部とし、支点部より前方側に開閉自在な挟持部と、後方側に開閉自在な把持部とを有し、挟持部が閉じる方向に復元力を有する弾性部材を備え、挟み部材の支点部と挟持部の中間部を突出する形で屈曲させ、挟持部の一方の先端に導電性を有する押圧突起部を備える。耳に挟み装着保持して耳のつぼを押圧する。【選択図】図1
Description
本考案は、人体の耳のつぼに電気的刺激を加える装置に関するものである。
従来、人体のつぼに皮内鍼や円皮鍼といった細く短い鍼を皮膚組織内に刺入して絆創膏などで固定し、様々な疾病に対する治療や予防、疲労回復、ダイエット効果があることが知られている。しかし、自分で皮内鍼や円皮鍼をつぼに装着することは難しく、専門家に行なってもらうことが通常である。
また、低周波パルス電流によりつぼを刺激する手法が提案されている。この装置は、耳のつぼ自動探測による刺激装置であり、発振器により所定周波数のパルス電流を人体の耳部に供給し、耳部のツボの状態を探測して刺激する装置であって、発振器の出力端子用ジャックに挿入接続するベースプラグと、このベースプラグに接続された一対のリード線と、これらリード線の各先端にそれぞれ接続された一対のプラグと、これらのプラグにそれぞれ接続して左右の耳部の外耳部分に装着させる一対のアダプタとを備え、これらのアダプタは導電性の弾性材により形成されていると共に、外耳部分とほぼ対応した形状の接触面とプラグに接続するソケット部とを有しているものである(非特許文献1参照)。
実用新案登録第3007267号公報
上記従来技術(非特許文献1参照)では、外耳道入口部にパルス電流を供給して耳のつぼを刺激することができるが、耳のつぼを押圧して刺激することができないという問題がある。
本考案は、上記問題点に鑑み提案されたもので、耳のつぼにパルス電流を供給し、かつ、押圧して刺激することができる耳つぼ押圧固定具を提供する。
低周波発生器の出力端からリード線を介して押圧突起部にパルス電流を供給して耳のつぼに電気的刺激を加える装置において、一対の絶縁性を有する挟み部材の中央部を支点部とし、支点部より前方側に開閉自在な挟持部と、後方側に開閉自在な把持部とを有し、挟持部が閉じる方向に復元力を有する弾性部材を備え、挟み部材の支点部と挟持部の中間部を突出する形で屈曲させ、挟持部の一方の先端が導電性を有する押圧突起部を備え、耳に挟み装着保持して耳のつぼを押圧することを特徴とする耳つぼ押圧固定具である。
本考案は、使用者自身がいつでも所望の耳のつぼの箇所に、押圧突起部を固定具で簡便に装着し、パルス電流を供給し、かつ、押圧効果を伴って刺激することができるものである。
東洋医学の特徴的な考え方である耳のつぼを刺激することにより、ストレスを軽減させてリラックスする、又は食欲をコントロールさせてダイエットする、など顕著な効果が期待できる。
東洋医学の特徴的な考え方である耳のつぼを刺激することにより、ストレスを軽減させてリラックスする、又は食欲をコントロールさせてダイエットする、など顕著な効果が期待できる。
以下、本考案を実施するための形態について図を参照しながら説明する。図1は、本考案の実施形態を示す概略図であり、図2は、本考案の耳つぼ押圧固定具の正面図であり、図3は、耳つぼの位置を示す側面図及び耳つぼ押圧固定具を耳に装着保持させた状態を示す側面図である。
図1に示すように本考案は、耳つぼ押圧固定具1、低周波発生器2、電気的に接続されているリード線10で構成されている。耳つぼ押圧固定具1の先端は、耳つぼを押圧する押圧突起部8が備えられている。
低周波発生器2の筐体内部は、電気回路が収納され、電源用の電池も交換可能に収容されている。低周波発生器2の上面部には、回転スイッチ11、周波数切替スイッチ12、出力端13が備えられ、出力端13にはリード線10が接続されている。
回転スイッチ11は、電源スイッチ兼用改変抵抗器の回転式スイッチであり、回転スイッチ11を回転させるとスイッチがONとなり、供給電流を増減させて好みの強さに設定することができる。
周波数切替スイッチ12は、リラクゼーション用とダイエット用との周波数に切り替えることができる。例えばリラクゼーション用として好ましい7.83HZの設定、ダイエット用として、それより低周波の特定周波数の設定に切り替えることができる。
図2に示す耳つぼ押圧固定具1は、一対の挟み部材3、挟み部材3の略中央位置に支点部4を設け、支点部4より前方側に耳を掴む挟持部5と、後方側に指で挟み押圧する把持部6とを有し、挟持部5を開閉自在とし、挟持部5が閉じる方向に復元力を有する弾性部材7を取り付けて構成されている。
挟み部材3は絶縁性を有する軽量プラスチックが望ましく、挟持部5の長さ方向の中間部を突出する形で屈曲させ、耳つぼ押圧固定具1を耳に取り付けた場合に耳と干渉しないようにしている。
弾性部材7は湾曲形成されており、把持部6に設けた切欠き孔を通し、支点部4を跨ぎ、挟持部5の背側に係止されている。把持部6を指で押圧または緩めることで挟持部5を開閉することができる。
挟持部5の一方の前方側の先端は、導電性を有する凸状の押圧突起部8が取り付けられており、押圧突起部8はリード線10と電気的に導通している。押圧突起部8と他方の前方側の先端の耳受部9で耳に挟み装着保持する。
本考案のような耳つぼ押圧固定具1の構造とすることにより、耳のつぼに押圧突起部8からパルス電流を供給し、かつ、押圧して刺激することが可能となる。
図3(A)に示す耳つぼの位置を示す図は、神門21と肺22の位置を示している。神門21は、ストレスを軽減し、リラックスさせるつぼである。自立神経を整えてくれるため、自立神経の乱れで起きる不眠や便秘などにも効果がある。外耳道孔20のすぐ横にある肺22は、食欲をコントロールしてくれるつぼである。食欲中枢がある脳の視床下部につながっているため、食欲をコントロールしてくれる。
図3(B)は、耳つぼ押圧固定具1を耳に挟み装着保持し、神門21を押圧突起部8で押圧している状態を示している。
1 耳つぼ押圧固定具
2 低周波発生器
3 挟み部材
4 支点部
5 挟持部
6 把持部
7 弾性部材
8 押圧突起部
9 耳受部
10 リード線
11 回転スイッチ
12 周波数切替スイッチ
13 出力端
20 外耳道孔
21 神門
22 肺
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10 リード線
11 回転スイッチ
12 周波数切替スイッチ
13 出力端
20 外耳道孔
21 神門
22 肺
Claims (1)
- 低周波発生器の出力端からリード線を介して押圧突起部にパルス電流を供給して耳のつぼに電気的刺激を加える装置において、一対の絶縁性を有する挟み部材の中央部を支点部とし、前記支点部より前方側に開閉自在な挟持部と、後方側に開閉自在な把持部とを有し、前記挟持部が閉じる方向に復元力を有する弾性部材を備え、前記挟み部材の前記支点部と前記挟持部の中間部を突出する形で屈曲させ、前記挟持部の一方の先端が導電性を有する前記押圧突起部を備え、耳に挟み装着保持して耳のつぼを押圧することを特徴とする耳つぼ押圧固定具。
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JP2018003498U JP3218941U (ja) | 2018-09-07 | 2018-09-07 | 耳つぼ押圧固定具 |
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JP2018003498U JP3218941U (ja) | 2018-09-07 | 2018-09-07 | 耳つぼ押圧固定具 |
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2018
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