JP3213631U - 正逆回転速度調整式気動工具 - Google Patents
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Abstract
Description
シリンダーカバーと、
前記シリンダーカバーの内部に取り付けられ、内部に形成される収容空間と、それぞれが該収容空間と連通する第一チャンバー及び第二チャンバーと、その内部と外部とを連通させる少なくとも1つの空気排出穴を備える、シリンダーと、
回転可能に前記シリンダーカバーに嵌め込まれると共に、内部に形成される流通空間と、該流通空間と前記少なくとも1つの空気排出穴とを連通させる排出穴と、それぞれの内径が異なると共に、該流通空間と第一チャンバーとを連通させる複数の第一調整貫通穴と、それぞれの内径が異なると共に、流通空間と第二チャンバーとを連通させる複数の第二調整貫通穴とを備える調整ボタン、を有するものである。
前記シリンダーは、第一チャンバーと連通する第一連通穴及び、第二チャンバーと連通する第二連通穴を備え、
前記複数の第一調整貫通穴は、第一連通穴を介して第一チャンバーと連通し、
前記複数の第二調整貫通穴は、第二連通穴を介して第二チャンバーと連通することが好ましい。
前記シリンダーに複数の係合凹部が形成され、
前記調整ボタンに取付穴が形成され、該取付穴に、圧縮バネ及び係合部材が取り付けられ、
該係合部材は、圧縮バネの弾力によりそのうちの1つの係合凹部に当接することが好ましい。
前記シリンダーに切り欠き口が形成され、
前記調整ボタンに挿設穴が形成され、該挿設穴は、調整ボタンの径方向に沿って取付穴と相対し、該挿設穴にピンが挿設され、そのピンが切り欠き口から突出することにより、該ピンの移動範囲が切り欠き口に制限されることが好ましい。
前記シリンダーの少なくとも1つの空気排出穴は、長型空気排出穴及び短型空気排出穴の2つであり、
前記排出穴が、長型空気排出穴または短型空気排出穴と連通することが好ましい。
前記シリンダーカバーは、複数の標示マークを備え、
前記複数の係合凹部の位置は、標示マークの位置と一致していることが好ましい。
1. 本考案に係る正逆回転速度調整式気動工具において、シリンダー20における第一チャンバー22A及び第二チャンバー22Bはそれぞれ、調整ボタン50にあるそれぞれの内径が異なる複数の第一調整貫通穴57A及び複数の第二調整貫通穴57Bと連通することにより、両方向の回転速度を調整することができ、すなわち、時計回りや逆時計回りの回転速度を調整することができることから、使用者が出力を自由に調整することができる。
2. 本考案に係る正逆回転速度調整式気動工具は、取付穴54に圧縮バネE及び係合部材Kが取り付けられることから、その圧縮バネEの弾力により、係合部材Kをシリンダー20の係合凹部28にと当接するように位置決めることができるので、誤接触などの原因で調整ボタン50が回転することはない。
3. 本考案に係る正逆回転速度調整式気動工具は、調整ボタン50の挿設穴55にピンPが挿設されると共に、該ピンPがシリンダー20の切り欠き口29から突出することから、該ピンPの移動範囲が切り欠き口29に制限されるので、調整ボタン50の回動範囲を制限することができる。
4. 本考案に係る正逆回転速度調整式気動工具は、シリンダー20に長型空気排出穴26及び短型空気排出穴27が形成されることにより調整ボタン50の排出穴56がシリンダー20の短型空気排出穴27と連通するので、圧縮空気をシリンダー20の外部へ排出することができる。
図5に示すように、本考案の実施例においては、前記複数の第一調整貫通穴57Aの数量が3つであり、その3つの第一調整貫通穴57Aは、内径寸法の大きいものから小さいものの順でかつ排出穴56の第一端部561へ逆時計回りに配列され、一方、前記複数の第二調整貫通穴57Bの数量は3つであり、その3つの第一調整貫通穴57Aは、内径寸法の小さいものから大きいものの順でかつ排出穴56の第二端部562へ時計回りに配列され、その内径が異なる3つの第一調整貫通穴57A及び3つの第二調整貫通穴57Bはそれぞれ、異なる空気排出量に制御することができ、或いは、その調整ボタン50の環状壁52で第一連通穴25A及び第二連通穴25Bを遮蔽して排気させないこともできる。
図5に示すように、その調整ボタン50を回して、操作部53の方向指示マーク531を、シリンダーカバー10の内径が最も小さい標示マーク12に合わせると、調整ボタン50の3つの第一調整貫通穴57Aのうちの内径が最も大きい第一調整貫通穴57Aがシリンダー20の第一連通穴25Aと連通すると共に、調整ボタン50の3つの第二調整貫通穴57Bのうちの内径が最も大きい第二調整貫通穴57Bがシリンダー20の第二連通穴25Bと連通し、調整ボタン50の排出穴56がシリンダー20の短型空気排出穴27と連通する。
そして、その圧縮空気が切り替え弁30のチャネル31からシリンダー20の第一空気進入穴24Aを介して第一チャンバー22Aに入ると、第一チャンバー22Aにおける圧縮空気の一部が、シリンダー20の第一連通穴25A及び内径が最も大きい第一調整貫通穴57Aを通って調整ボタン50の流通空間Sに送られて、排出穴56及び短型空気排出穴27を通ってシリンダー20から排出され、第一チャンバー22Aにある圧縮空気の他の一部が、複数の第一空気進入口23Aを通って収容空間21に送られて回転子Rを回転させる。
尚、その内径が最も大きい第一調整貫通穴57Aが第一チャンバー22Aと連通する場合、或いは、その内径が最も大きい第二調整貫通穴57Bが第二チャンバー22Bと連通する場合は、調整ボタン50の流通空間Sから排出される圧縮空気量が極めて多くなることから、極めて少ない圧縮空気により収容空間21の回転子Rを回転させることになるので、出力が極めて小さくなる。
故に、図7及び図8に示した構成によれば、上述した操作により、最大値から最小値までの出力を自由に調整することができる。
11 ボタン穴
12 標示マーク
20 シリンダー
201 第一端
202 第二端
21 収容空間
22A 第一チャンバー
22B 第二チャンバー
23A 第一空気進入口
23B 第二空気進入口
24A 第一空気進入穴
24B 第二空気進入穴
25A 第一連通穴
25B 第二連通穴
26 長型空気排出穴
27 短型空気排出穴
28 係合凹部
29 切り欠き口
30 切り替え弁
31 チャネル
40 制御部材
50 調整ボタン
51 底板
511 環状周面
52 環状壁
53 操作部
531 方向指示マーク
54 取付穴
55 挿設穴
56 排出穴
561 第一端部
562 第二端部
57A 第一調整貫通穴
57B 第二調整貫通穴
R 回転子
E 圧縮バネ
K 係合部材
P ピン
S 流通空間
Claims (8)
- シリンダーカバーと、
前記シリンダーカバーの内部に取り付けられ、内部に形成される収容空間と、それぞれが該収容空間と連通する第一チャンバー及び第二チャンバーと、その内部と外部とを連通させる少なくとも1つの空気排出穴を備える、シリンダーと、
回転可能に前記シリンダーカバーに嵌め込まれると共に、内部に形成される流通空間と、該流通空間と前記少なくとも1つの空気排出穴とを連通させる排出穴と、それぞれの内径が異なると共に、該流通空間と第一チャンバーとを連通させる複数の第一調整貫通穴と、それぞれの内径が異なると共に、流通空間と第二チャンバーとを連通させる複数の第二調整貫通穴とを備える調整ボタン、を有することを特徴とする正逆回転速度調整式気動工具。 - 前記シリンダーは、第一チャンバーと連通する第一連通穴及び、第二チャンバーと連通する第二連通穴を備え、
前記複数の第一調整貫通穴は、第一連通穴を介して第一チャンバーと連通し、
前記複数の第二調整貫通穴は、第二連通穴を介して第二チャンバーと連通することを特徴とする請求項1に記載の正逆回転速度調整式気動工具。 - 前記シリンダーに複数の係合凹部が形成され、
前記調整ボタンに取付穴が形成され、該取付穴に、圧縮バネ及び係合部材が取り付けられ、
該係合部材は、圧縮バネの弾力によりそのうちの1つの係合凹部に当接することを特徴とする請求項2に記載の正逆回転速度調整式気動工具。 - 前記シリンダーに切り欠き口が形成され、
前記調整ボタンに挿設穴が形成され、該挿設穴は、調整ボタンの径方向に沿って取付穴と相対し、該挿設穴にピンが挿設され、そのピンが切り欠き口から突出することにより、該ピンの移動範囲が切り欠き口に制限されることを特徴とする請求項3に記載の正逆回転速度調整式気動工具。 - 前記シリンダーの少なくとも1つの空気排出穴は、長型空気排出穴及び短型空気排出穴の2つであり、
前記排出穴が、長型空気排出穴または短型空気排出穴と連通することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の正逆回転速度調整式気動工具。 - 前記シリンダーカバーは、複数の標示マークを備え、
前記複数の係合凹部の位置は、標示マークの位置と一致していることを特徴とする請求項5に記載の正逆回転速度調整式気動工具。 - 前記シリンダーに複数の係合凹部が形成され、
前記調整ボタンに取付穴が形成され、該取付穴に、圧縮バネ及び係合部材が取り付けられ、
該係合部材は、圧縮バネの弾力によりそのうちの1つの係合凹部に当接することを特徴とする請求項1に記載の正逆回転速度調整式気動工具。 - 前記シリンダーに切り欠き口が形成され、
前記調整ボタンに挿設穴が形成され、該挿設穴は、調整ボタンの径方向に沿って取付穴と相対し、該挿設穴にピンが挿設され、そのピンが切り欠き口から突出することにより、該ピンの移動範囲を制限することを特徴とする請求項1または2に記載の正逆回転速度調整式気動工具。
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JP3213631U true JP3213631U (ja) | 2017-11-24 |
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Family Applications (1)
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JP2017003474U Active JP3213631U (ja) | 2017-07-28 | 2017-07-28 | 正逆回転速度調整式気動工具 |
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JP (1) | JP3213631U (ja) |
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2017
- 2017-07-28 JP JP2017003474U patent/JP3213631U/ja active Active
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