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JP3210930U - 簡易着用帯 - Google Patents

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JP3210930U
JP3210930U JP2017001548U JP2017001548U JP3210930U JP 3210930 U JP3210930 U JP 3210930U JP 2017001548 U JP2017001548 U JP 2017001548U JP 2017001548 U JP2017001548 U JP 2017001548U JP 3210930 U JP3210930 U JP 3210930U
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JP
Japan
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band
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auxiliary
belt
winding
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JP2017001548U
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English (en)
Inventor
小杉 秀則
秀則 小杉
Original Assignee
小杉織物株式会社
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Publication date
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Abstract

【課題】本考案は、着用が簡易であると共に、着用時に窮屈な思いをさせることなく動きやすいなど、着用感に優れた帯を提供する。【解決手段】本考案は、帯本体1と予め帯結びが形成された作り帯2とが一体となった浴衣帯であって、帯本体内側及び巻始側端部に設けた弾性の伸縮可能部材からなる補助バンド4a、4bを一対の連結具5a、5bを介して連結することで帯本体を着用者の腰部に係止出来、さらに帯本体巻終側上端部に設けた折返し部7と帯本体内側の背中部上部とを相対応する連結具8a、8bを介して固着出来ることを特徴とする。連結具を介して簡易に帯を着用することができ、帯上部から下部に向けて締付け感を緩やかに抑えることで、動作時に腰部及び臀部の可動域を十分に確保出来、着用者の動作を妨げることなく、帯の位置ズレやずり落ちを防ぐことができる。【選択図】図1

Description

本考案は、着物や浴衣に合わせて誰でも簡単に着用することができる作り帯及び補助バンドを有する帯に関する。
従来の簡易に着用できる帯としては、予め形作られた結び目と帯本体とを一体とした軽装帯がある。このような軽装帯としては、例えば、胴巻部用の帯板部とお太鼓部とが一体化され、帯板部の一方端部及び帯板部の巻始側の他方端部に相互に着脱自在な一対の面ファスナーが設けられ、巻始側のテープと帯板部との間に伸縮可能な弾性部材を介装してなる軽装帯がある(特許文献1)。
この軽装帯は、面ファスナーによって簡易に着脱ができ、かつ、巻始側面ファスナーと帯板部との間に介装されている弾性材によって、着用者の胴のサイズに対する適応性、密着性や適当な締め付け強さを得ることが可能である。
また、他例として、帯本体と帯姿が一体化され、背中部に長さ調整部並びに硬くて弾性のあるパネルを設けるとともに、同背中部と帯本体側端に補助バンド及び連結具を取付け、帯本体巻終部内側と帯本体外側とに一対の粘着テープを設けてなる簡易型帯がある(非特許文献1)。
この簡易型帯は、連結具を介して両補助バンドを連結させ、且つ、帯本体巻終部巻きつけ、帯本体巻終部内側と帯本体外側とに設けられている一対の粘着テープを介して固定することによりベルト感覚で手軽に締めることが出来る。
実用新案登録3153407号公報
特開2005−54291号公報
しかしながら、面ファスナーと弾性部材とを併用した軽装帯は、装着の容易さに優れフィット感もある程度改善が図られているものの、帯を装着した際の、腰部の屈み、曲げ等の動作時の追随性に乏しく、位置ズレやずり落ちが生じる、或いはフィット感が低下するなどの不都合を有している。
また、長さ調整部並びに硬くて弾性のあるパネルと補助バンドを併用した簡易型帯は、着用の手軽さや帯姿の安定性に優れ、着用者の胴回り寸法に対する適応性もある程度の改善が図られ動作時の追随性がある程度向上しているものの、着用時の適度な密着感やフィット感は必ずしも十分とはいえなかった。
そこで本考案は、着用が簡易であると共に、着用時に窮屈な思いをさせることなく動きやすいなど、着用感に優れた帯を提供することを目的とする。
本考案者は、浴衣用帯において、弾性の伸縮可能部材からなる補助バンドを設けて簡易な着用を可能とし、さらに巻終側上端部に折返し部を設け、帯本体背中部上部に連結具を介装して固定することで、動作時の追随において柔軟性を得るとともに、着用者の胴サイズに適した密着感、フィット感が得られることを見出した。さらにかかる構成は、作り帯を一体とした浴衣用帯に好適であることを見出し、本考案に至った。
本考案は、予め帯結びが形成された作り帯と帯本体とが一体となった浴衣帯であって、該帯本体内側及び巻始側端部に設けた弾性の伸縮可能部材からなる補助バンドを一対の連結具を介して連結することで帯本体を着用者の腰部に係止出来、さらに該帯本体巻終側上端部に設けた折返し部と帯本体内側の背中部上部とを相対応する連結具を介して固着出来ることを特徴とする。
請求項2記載の考案にあっては、前記作り帯を帯本体に取付けるにあたり、作り帯を帯本体に取付けるための差込部が形成され、又、帯本体には、前記差込部を収容固定する差込みポケットが設けられ、差込部を差し込みポケットに装入し、作り帯端部を帯本体に縫着してなることを特徴とする。
又、請求項3記載の考案にあっては、補助バンドを帯本体内側或いは巻始側端部の何れかに設け、補助バンド先端部及び帯本体に直接取り付けた連結具を介して補助バンドと帯本体とを連結させ、帯本体を着用者の腰部に係止出来ることを特徴とする。
本考案の簡易着用帯は予め形成された作り帯を有し、弾性の伸縮可能部材からなる補助バンドによって腰部に伸縮性を持たせ、着用者の胴サイズへの適応性を確保できるとともに、連結具を介して簡易に帯を着用することが出来る。
さらに、帯締め時の締付けにおいて、折返し部及び帯本体内側の背中部上部に設けた連結具を介して巻終側端部を固着出来、帯上部に適度な締付けと密着性が得られるとともに、補助バンドによって帯中部のフィット感を高めることができる。帯上部から下部に向けて締付け感を緩やかに抑えることで、動作時に腰部及び臀部の可動域を十分に確保出来、着用者の動作を妨げることなく、帯の位置ズレやずり落ちを防ぐことができる。
本考案に係る簡易着用帯の内側及び外側図。 本考案に係る簡易着用帯の全体斜視図。 本考案に係る簡易着用帯の着用手順図。
以下、添付図面に基づいて、本考案に係る簡易着用帯について説明する。
図1は本考案に係る簡易着用帯の内側、外側を各々示し、内側図においては左方が巻始側、右方が巻終側を表し、外側図においては左方が巻終側、右方が巻始側を夫々表している。
同図の簡易着用帯は、帯本体1及び作り帯2に大別され、各々は別体として製造された後、帯本体1の差込ポケット3に作り帯の差込部を差込み、作り帯端部は帯本体1に縫着される。帯本体及び作り帯は別々の図柄、素材であってもよいが、一本の浴衣帯に見えることが望ましいため、同一の図柄、素材を用いることが望ましい。
帯本体1は長尺帯状の部材であって、巻終側及び帯本体内側部に伸縮可能な補助バンド4a、4bが縫い付けられ、両補助バンドの先端に連結具5a、5bを取り付けている。着用時に連結具5a、5bを介して両補助バンド4a、4bを連結することで、補助バンド4a、4bは着用者の胴回りにあわせ伸縮し、帯本体1を着用者の腰部に係止出来る。
帯本体内側に帯状の連結具6aを、帯本体外側巻始部に6aに対する連結具6bを夫夫取付け、連結具6aに対し、連結具6bを任意の箇所で係合することで着用途中において帯の締付け感を簡便に調整できる。連結具6a及び6bの大きさ、形状は同一でも相異なっていても良いが、帯締め時に6aが帯本体に覆い隠される形状であることが望ましい。
また、帯本体1の巻終側上部に折返部7を設け、帯本体内側背中部上部に帯状の連結具8aを、折返部内側に連結具8bを夫夫取り付け、帯本体を胴に巻きつけて折返部を折返して帯内側に差込み、連結具8a、8bを介して帯巻終側を固着することが出来る。連結具8aに対し、連結具8bを任意の箇所で係合することで帯の締付け感を簡便に調整できる。図1の例では、連結具8aよりも8bが小さい。
尚、前記連結具の何れも、例えばマジックテープ(登録商標)である、面ファスナーを用いても良い。
図1の簡易着用帯は、補助バンド4a、4b及び連結具5a、5b、連結具6a及び6b、折返部7及び連結具8a、8bの3点の係止により簡易に着用出来、補助バンドの伸縮並びに動作時の追随において柔軟性を得るとともに、着用者の胴サイズに適した密着感、フィット感が得られる。
1 帯本体
2 作り帯
3 差込ポケット
4a 補助バンド
4b 補助バンド
5a 連結具
5b 連結具
6a 連結具
6b 連結具(帯状)
7 折返部
8a 連結具(帯状)
8b 連結具

Claims (4)

  1. 作り帯及び胴巻き用の帯本体からなり、
    該作り帯は、予め帯結びが形成されて帯本体に取付けられ、
    該帯本体は、帯本体内側及び巻始側端部に弾性の伸縮可能部材からなる補助バンドを設けるとともに、巻終側上端部に折返し部を設けてなり、
    前記両補助バンド先端部に一対の連結具を有し、該連結具を介して両補助バンドを連結することが出来ると共に、
    前記折返し部と帯本体背中部上部とに係止可能な連結具を取付け、帯本体を胴に巻きつけて該連結具により巻終側端部を固着出来ることを特徴とする簡易着用帯。
  2. 前記作り帯には、前記帯本体に取付けるための差込部が形成され、上記帯本体には、前記差込部を収容固定する差込ポケットが設けてなる、請求項1記載の簡易着用帯。
  3. 前記補助バンド先端部に設けた一対の連結具において、何れか一方の連結具を帯本体に直接取り付けてなる、請求項1又は2記載の簡易着用帯。
  4. 前記帯本体内側と帯本体外側巻始部とに相対する一対の連結具を設け、前記帯本体内側の連結具を帯状としてなり、両連結具を連結することで帯本体中部を係止できることを特徴とする、請求項1又は2又は3記載の簡易着用帯。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018178356A (ja) * 2017-12-21 2018-11-15 京洛和蒼株式会社 簡易装着帯

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