JP3201078B2 - 建物外壁材の仕切り方法 - Google Patents
建物外壁材の仕切り方法Info
- Publication number
- JP3201078B2 JP3201078B2 JP17445993A JP17445993A JP3201078B2 JP 3201078 B2 JP3201078 B2 JP 3201078B2 JP 17445993 A JP17445993 A JP 17445993A JP 17445993 A JP17445993 A JP 17445993A JP 3201078 B2 JP3201078 B2 JP 3201078B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- building
- wall material
- cross beam
- partition
- partitioning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、例えば、建物の窓部
分に取り付けられる窓用手摺やフラワーボックスなどの
窓まわり製品の建物側との固定部分において、建物外壁
材を仕切るのに利用される建物外壁材の仕切り方法に関
するものである。
分に取り付けられる窓用手摺やフラワーボックスなどの
窓まわり製品の建物側との固定部分において、建物外壁
材を仕切るのに利用される建物外壁材の仕切り方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、建物の窓部分に取り付けられる
窓用手摺やフラワーボックスなどの窓まわり製品を建物
側に固定するに際しては、建物側に固定されて建物側よ
り外方向に突出した横梁材を用い、この横梁材で窓まわ
り製品を支持させるようにしていた。
窓用手摺やフラワーボックスなどの窓まわり製品を建物
側に固定するに際しては、建物側に固定されて建物側よ
り外方向に突出した横梁材を用い、この横梁材で窓まわ
り製品を支持させるようにしていた。
【0003】したがって、建物外壁材は、横梁材の突出
位置で垂直方向または水平方向に仕切られることとな
る。
位置で垂直方向または水平方向に仕切られることとな
る。
【0004】従来、このような建物側から外方向に突出
した横梁材の位置で建物外壁材を仕切るに際しては、図
5および図6に示すように、C形チャンネル形状をなす
横梁材51の輪郭に合わせて、一方の建物外壁材52に
凹形状の切欠係合部52aを形成すると共に、横梁材5
1の溝形状に合わせて、他方の建物外壁材53に凸形を
なす複雑形状の切欠係合部53aを形成し、横梁材51
の一方側で、一方の建物外壁材52をその切欠係合部5
2aで係合させると共に、横梁材51の他方側で、他方
の建物外壁材53をその複雑形状の切欠係合部53aで
係合させて、一方の建物外壁材52と他方の建物外壁材
53とを突き合わせ状態で仕切るようにしていた。
した横梁材の位置で建物外壁材を仕切るに際しては、図
5および図6に示すように、C形チャンネル形状をなす
横梁材51の輪郭に合わせて、一方の建物外壁材52に
凹形状の切欠係合部52aを形成すると共に、横梁材5
1の溝形状に合わせて、他方の建物外壁材53に凸形を
なす複雑形状の切欠係合部53aを形成し、横梁材51
の一方側で、一方の建物外壁材52をその切欠係合部5
2aで係合させると共に、横梁材51の他方側で、他方
の建物外壁材53をその複雑形状の切欠係合部53aで
係合させて、一方の建物外壁材52と他方の建物外壁材
53とを突き合わせ状態で仕切るようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、C形チ
ャンネル形状をなす横梁材51の形状に合わせて、一方
の建物外壁材52の切欠係合部52aおよび他方の建物
外壁材53の切欠係合部53aの形状をそれぞれ定める
必要があるため、このような複雑形状を含む切欠係合部
52a,53aの形成に手間がかかり、施工性が低下す
るという問題点があった。
ャンネル形状をなす横梁材51の形状に合わせて、一方
の建物外壁材52の切欠係合部52aおよび他方の建物
外壁材53の切欠係合部53aの形状をそれぞれ定める
必要があるため、このような複雑形状を含む切欠係合部
52a,53aの形成に手間がかかり、施工性が低下す
るという問題点があった。
【0006】また、横梁材51と建物外壁材52,53
との間でシーリングを行う場合、シーリング部分54に
複雑形状の部分を有することとなるため、シーリング部
分54の形成に手間がかかり、施工性が低下するという
問題点があった。
との間でシーリングを行う場合、シーリング部分54に
複雑形状の部分を有することとなるため、シーリング部
分54の形成に手間がかかり、施工性が低下するという
問題点があった。
【0007】
【発明の目的】本発明は、このような従来の課題にかん
がみてなされたものであって、建物側より外方向に突出
した横梁材の位置でこの横梁材を間にして建物外壁材を
突き合わせた状態で仕切るに際し、建物外壁材に横梁材
の形状に対応させた複雑な形状の切欠係合部を形成する
必要がなく、したがって、複雑な形状の切欠係合部を形
成する必要がないことにより施工性を向上させることが
可能であると共に、建物側外壁材に複雑な形状の切欠係
合部が形成してないためシーリングする場合の施工性に
も優れたものとすることが可能である建物外壁材の仕切
り方法および仕切り具を提供することを目的としてい
る。
がみてなされたものであって、建物側より外方向に突出
した横梁材の位置でこの横梁材を間にして建物外壁材を
突き合わせた状態で仕切るに際し、建物外壁材に横梁材
の形状に対応させた複雑な形状の切欠係合部を形成する
必要がなく、したがって、複雑な形状の切欠係合部を形
成する必要がないことにより施工性を向上させることが
可能であると共に、建物側外壁材に複雑な形状の切欠係
合部が形成してないためシーリングする場合の施工性に
も優れたものとすることが可能である建物外壁材の仕切
り方法および仕切り具を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる建物外壁
材の仕切り方法は、建物側に固定されて建物側より外方
向に突出した横梁材の位置で建物外壁材を突き合わせ状
態で仕切るに際し、横梁材挿通孔を有し且つ横梁材挿通
孔を間にした両側に外壁材当接部を有する仕切り具をそ
の横梁材挿通孔で横梁材に挿通して建物側に固定し、両
側の外壁材当接部に各々建物外壁材を当接させる構成と
したことを特徴としている。
材の仕切り方法は、建物側に固定されて建物側より外方
向に突出した横梁材の位置で建物外壁材を突き合わせ状
態で仕切るに際し、横梁材挿通孔を有し且つ横梁材挿通
孔を間にした両側に外壁材当接部を有する仕切り具をそ
の横梁材挿通孔で横梁材に挿通して建物側に固定し、両
側の外壁材当接部に各々建物外壁材を当接させる構成と
したことを特徴としている。
【0009】
【0010】
【発明の作用】本発明に係わる建物外壁材の仕切り方法
では、前述した構成としたから、仕切り具の横梁材挿通
孔を横梁材に挿通して仕切り具を建物側に固定し、横梁
材挿通孔の両側の外壁材当接部に各々建物外壁材を当接
させることで建物外壁材の仕切りがなされることとな
り、建物外壁材の仕切り面は仕切り具の外壁材当接部に
当接状態となるだけとなって、横梁材が複雑形状をなす
ときでもこれに対応する複雑形状をなす切欠係合部を形
成する必要がないため、施工性が良好なものとなると共
に、横梁材が複雑形状を有するとしても仕切り具は複雑
形状を有しないものとすることによって、建物外壁材と
仕切り具との間でシーリングを施す際の施工性も良好な
ものとなる。
では、前述した構成としたから、仕切り具の横梁材挿通
孔を横梁材に挿通して仕切り具を建物側に固定し、横梁
材挿通孔の両側の外壁材当接部に各々建物外壁材を当接
させることで建物外壁材の仕切りがなされることとな
り、建物外壁材の仕切り面は仕切り具の外壁材当接部に
当接状態となるだけとなって、横梁材が複雑形状をなす
ときでもこれに対応する複雑形状をなす切欠係合部を形
成する必要がないため、施工性が良好なものとなると共
に、横梁材が複雑形状を有するとしても仕切り具は複雑
形状を有しないものとすることによって、建物外壁材と
仕切り具との間でシーリングを施す際の施工性も良好な
ものとなる。
【0011】
【実施例】図1および図2は、本発明の一実施例を示す
ものであって、建物1の窓2の外側に窓用手摺を取り付
ける場合を示している。
ものであって、建物1の窓2の外側に窓用手摺を取り付
ける場合を示している。
【0012】建物1の窓2の外側に窓用手摺を取り付け
る場合には、建物1側に複数のねじ3を用いて、先付け
ブラケット4を固定し、この先付けブラケット4には先
付けプレート5および横梁材6が一体であらかじめ固定
されたものとして、これらで先付け金具7を構成してお
り、先付け金具7の先付けブラケット4および先付けプ
レート5をねじ8で建物側に固定することによって、横
梁材6が建物1より外方向に突出した状態となるように
し、この横梁材6に窓用手摺の妻梁材9を固定するよう
にしている。
る場合には、建物1側に複数のねじ3を用いて、先付け
ブラケット4を固定し、この先付けブラケット4には先
付けプレート5および横梁材6が一体であらかじめ固定
されたものとして、これらで先付け金具7を構成してお
り、先付け金具7の先付けブラケット4および先付けプ
レート5をねじ8で建物側に固定することによって、横
梁材6が建物1より外方向に突出した状態となるように
し、この横梁材6に窓用手摺の妻梁材9を固定するよう
にしている。
【0013】一方、建物1には、建物外壁材11,12
が設けられるが、この建物外壁材11,12は、建物1
より外方向に突出する横梁材6の位置で仕切られる。そ
して、建物外壁材11,12の仕切り部分には、図2に
示すような仕切り具20を用いる。
が設けられるが、この建物外壁材11,12は、建物1
より外方向に突出する横梁材6の位置で仕切られる。そ
して、建物外壁材11,12の仕切り部分には、図2に
示すような仕切り具20を用いる。
【0014】この仕切り具20は、建物1側に固定され
る仕切り具固定部21と、建物外壁材11,12と面一
状態となる仕切り具表部22とをそなえ、このうち前者
の仕切り具固定部21は、凹形状をなしていて、この仕
切り具固定具21には、左右に設けた先付けブラケット
係合用切欠部21aと、上下において複数設けたねじ8
の挿通孔21bと、上下および左右に設けた複数のビス
めねじ孔21cと、凹形状の端部で直角に折曲された内
向き片21dと、内向き片21dの端部で直角に折曲さ
れた外向き片21eを有している。
る仕切り具固定部21と、建物外壁材11,12と面一
状態となる仕切り具表部22とをそなえ、このうち前者
の仕切り具固定部21は、凹形状をなしていて、この仕
切り具固定具21には、左右に設けた先付けブラケット
係合用切欠部21aと、上下において複数設けたねじ8
の挿通孔21bと、上下および左右に設けた複数のビス
めねじ孔21cと、凹形状の端部で直角に折曲された内
向き片21dと、内向き片21dの端部で直角に折曲さ
れた外向き片21eを有している。
【0015】また、仕切り具表部22は、仕切り具固定
部21より若干幅広の(すなわち、図1に示すように、
仕切り具表部22が仕切り具固定部21に対してその外
側で嵌合可能である)凹形状をなし、この仕切り具表部
22には、左右に設けた先付けブラケット係合用切欠部
22aと、横梁材挿通孔22bと、上下および左右に設
けた複数のビス挿通用横長孔22cと、横梁材挿通孔2
2bの両側部分にあるフランジ部において左右方向、す
なわち建物外壁材11,12の仕切り面11a,12a
に向けて突出する突部22dを有し、この突部22dは
建物外壁材11,12と面一状態となる表面22eより
も内側でそれぞれ横方向に突出しており、この突部22
dの先端で外壁材当接部22fを形成していると共に、
この突部22dの外側面がコーキング受け面22gとな
っており、外壁材当接部22dに当接させた建物外壁材
11,12の仕切り面11a,12aとの間でコーキン
グ受け部22hが形成されるようにしている。
部21より若干幅広の(すなわち、図1に示すように、
仕切り具表部22が仕切り具固定部21に対してその外
側で嵌合可能である)凹形状をなし、この仕切り具表部
22には、左右に設けた先付けブラケット係合用切欠部
22aと、横梁材挿通孔22bと、上下および左右に設
けた複数のビス挿通用横長孔22cと、横梁材挿通孔2
2bの両側部分にあるフランジ部において左右方向、す
なわち建物外壁材11,12の仕切り面11a,12a
に向けて突出する突部22dを有し、この突部22dは
建物外壁材11,12と面一状態となる表面22eより
も内側でそれぞれ横方向に突出しており、この突部22
dの先端で外壁材当接部22fを形成していると共に、
この突部22dの外側面がコーキング受け面22gとな
っており、外壁材当接部22dに当接させた建物外壁材
11,12の仕切り面11a,12aとの間でコーキン
グ受け部22hが形成されるようにしている。
【0016】このような構成において、建物外壁材1
1,12を仕切り具20を用いて仕切るに際しては、建
物1の支柱10の部分に仕切り具20のうちの仕切り具
固定部21を当てがい、先付けブラケット4,先付けプ
レート5および横梁材6よりなる先付け金具7のうち、
先付けブラケット4を仕切り具固定部21に設けた先付
けブラケット係合用切欠部21aに係合し、ねじ3,3
によって先付けブラケット4および仕切り具固定部21
を建物1側に固定する。また、ねじ8によっても仕切り
具固定部21,先付けプレート5,先付けブラケット4
を支柱10に固定する。この状態で、横梁材6は建物1
より外方向に突出しているものとなる。
1,12を仕切り具20を用いて仕切るに際しては、建
物1の支柱10の部分に仕切り具20のうちの仕切り具
固定部21を当てがい、先付けブラケット4,先付けプ
レート5および横梁材6よりなる先付け金具7のうち、
先付けブラケット4を仕切り具固定部21に設けた先付
けブラケット係合用切欠部21aに係合し、ねじ3,3
によって先付けブラケット4および仕切り具固定部21
を建物1側に固定する。また、ねじ8によっても仕切り
具固定部21,先付けプレート5,先付けブラケット4
を支柱10に固定する。この状態で、横梁材6は建物1
より外方向に突出しているものとなる。
【0017】次いで、仕切り具表部22に設けた横梁材
挿通孔22bを横梁材6に挿通し、仕切り具表部22を
仕切り具固定部21に嵌合する。そして、仕切り具表部
22の表面22eが建物外壁材11,12と面一となる
位置において、横長孔22cに挿入したビス23をめね
じ孔21cにねじ込み、仕切り具表部22を仕切り具固
定部21に固定する。
挿通孔22bを横梁材6に挿通し、仕切り具表部22を
仕切り具固定部21に嵌合する。そして、仕切り具表部
22の表面22eが建物外壁材11,12と面一となる
位置において、横長孔22cに挿入したビス23をめね
じ孔21cにねじ込み、仕切り具表部22を仕切り具固
定部21に固定する。
【0018】次いで、一方の建物外壁材11を図1にお
ける左側の外壁材当接部22fに当接させ、他方の建物
外壁材12を図1における右側の外壁材当接部22fに
当接させ、それぞれ建物外壁材11,12と仕切り具表
部22の表面22eとが面一状態となっているようにす
る。
ける左側の外壁材当接部22fに当接させ、他方の建物
外壁材12を図1における右側の外壁材当接部22fに
当接させ、それぞれ建物外壁材11,12と仕切り具表
部22の表面22eとが面一状態となっているようにす
る。
【0019】そして、仕切り具表部22およびそのコー
キング受け面22gと建物外壁材11,12との間で形
成されたコーキング受け部22hにコーキング材24の
充填を行うことによって仕切り具20と建物外壁材1
1,12との間でのシーリングを行う。
キング受け面22gと建物外壁材11,12との間で形
成されたコーキング受け部22hにコーキング材24の
充填を行うことによって仕切り具20と建物外壁材1
1,12との間でのシーリングを行う。
【0020】したがって、仕切り具表部22に形成した
横梁材挿通孔22bを横梁材6に挿通して仕切り具20
を建物側に固定し、横梁材挿通孔22bの両側の外壁材
当接部22f,22fに各々建物外壁材11,12を当
接させることで建物側外壁材11,12の仕切りがなさ
れることとなり、建物外壁材11,12の仕切り面11
a,12aは仕切り具20の外壁材当接部22f,22
fに当接状態となるだけとなって、単純なコ字形状の切
欠係合部を形成しておけばよく、従来のように横梁材6
の形状に合わせた複雑形状の切欠係合部を形成して横梁
材6に係合させる必要がないため、施工性が良好なもの
となると共に、建物外壁材11,12と仕切り具20と
の間でシーリングを施す際の施工性も良好なものとな
る。
横梁材挿通孔22bを横梁材6に挿通して仕切り具20
を建物側に固定し、横梁材挿通孔22bの両側の外壁材
当接部22f,22fに各々建物外壁材11,12を当
接させることで建物側外壁材11,12の仕切りがなさ
れることとなり、建物外壁材11,12の仕切り面11
a,12aは仕切り具20の外壁材当接部22f,22
fに当接状態となるだけとなって、単純なコ字形状の切
欠係合部を形成しておけばよく、従来のように横梁材6
の形状に合わせた複雑形状の切欠係合部を形成して横梁
材6に係合させる必要がないため、施工性が良好なもの
となると共に、建物外壁材11,12と仕切り具20と
の間でシーリングを施す際の施工性も良好なものとな
る。
【0021】そして、この実施例では、仕切り具20を
仕切り具固定部21と仕切り具表部22とから形成し、
仕切り具固定部21に対して仕切り具表部22を横長孔
22cの長径の範囲内で横梁材6の嵌挿方向に移動可能
としているので、建物外壁材11,12の厚さが小さい
場合には、図3に示すように仕切り具固定部21と仕切
り具表部22とが最も深く嵌合した状態とし、建物外壁
材11,12の厚さが増大する場合には仕切り具固定部
21と仕切り具表部22との嵌合深さを浅くし、図4に
示すように、仕切り具固定部21と仕切り具表部22と
の嵌合深さを横長孔22cの長径いっぱいにまで浅くす
ることによって、より厚い建物外壁材11,12の仕切
りを行うことが可能となり、凹形状をなす仕切り具表部
22の溝深さ(すなわち、フランジ幅)を適宜変更した
ものを使用することも可能である。
仕切り具固定部21と仕切り具表部22とから形成し、
仕切り具固定部21に対して仕切り具表部22を横長孔
22cの長径の範囲内で横梁材6の嵌挿方向に移動可能
としているので、建物外壁材11,12の厚さが小さい
場合には、図3に示すように仕切り具固定部21と仕切
り具表部22とが最も深く嵌合した状態とし、建物外壁
材11,12の厚さが増大する場合には仕切り具固定部
21と仕切り具表部22との嵌合深さを浅くし、図4に
示すように、仕切り具固定部21と仕切り具表部22と
の嵌合深さを横長孔22cの長径いっぱいにまで浅くす
ることによって、より厚い建物外壁材11,12の仕切
りを行うことが可能となり、凹形状をなす仕切り具表部
22の溝深さ(すなわち、フランジ幅)を適宜変更した
ものを使用することも可能である。
【0022】
【発明の効果】 以上説明してきたように、本発明に係
わる建物外壁材の仕切り方法によれば、建物側より外方
向に突出した横梁材の位置でこの横梁材を間にして建物
側外壁材を突き合わせ状態で仕切るに際し、建物側外壁
材に例えばC形チャンネル形状をなす横梁材に対応する
複雑形状を有する切欠係合部を形成する必要がなく、し
たがって、複雑形状を有する切欠係合部を形成する必要
がないことにより施工性を大幅に向上させることが可能
であると共に、建物外壁材に複雑形状の切欠係合部を形
成する必要がなく仕切り具の形状に合わせた単純な形状
の切欠係合部を形成するだけで良いため、シーリングす
る場合の施工性にも優れたものとすることが可能である
という顕著な効果がもたらされる。
わる建物外壁材の仕切り方法によれば、建物側より外方
向に突出した横梁材の位置でこの横梁材を間にして建物
側外壁材を突き合わせ状態で仕切るに際し、建物側外壁
材に例えばC形チャンネル形状をなす横梁材に対応する
複雑形状を有する切欠係合部を形成する必要がなく、し
たがって、複雑形状を有する切欠係合部を形成する必要
がないことにより施工性を大幅に向上させることが可能
であると共に、建物外壁材に複雑形状の切欠係合部を形
成する必要がなく仕切り具の形状に合わせた単純な形状
の切欠係合部を形成するだけで良いため、シーリングす
る場合の施工性にも優れたものとすることが可能である
という顕著な効果がもたらされる。
【図1】本発明に係わる建物外壁材の仕切り方法の実施
例を示す水平断面説明図である。
例を示す水平断面説明図である。
【図2】本発明に係わる建物外壁材の仕切り方法の実施
に使用される仕切り具の実施例を示す斜面説明図であ
る。
に使用される仕切り具の実施例を示す斜面説明図であ
る。
【図3】建物外壁材の厚さが小さいときにおける仕切り
具の使用状況を示す説明図である。
具の使用状況を示す説明図である。
【図4】建物外壁材の厚さが大きいときにおける仕切り
具の使用状況を示す説明図である。
具の使用状況を示す説明図である。
【図5】従来における建物外壁材の仕切り方法の一例を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図6】図5の斜面分解説明図である。
1 建物 2 窓 6 横梁材 11 建物外壁材 11a 建物外壁材の仕切り面 12 建物外壁材 12a 建物外壁材の仕切り面 20 建物外壁材の仕切り具 21 仕切り具固定部 22 仕切り具表部 22b 横梁材挿通孔 22f,22f 外壁材当接部 22h コーキング受け部
Claims (1)
- 【請求項1】 建物側に固定されて建物側より外方向に
突出した横梁材の位置で建物外壁材を突き合わせ状態で
仕切るに際し、横梁材挿通孔を有し且つ横梁材挿通孔を
間にした両側に外壁材当接部を有する仕切り具をその横
梁材挿通孔で横梁材に挿通して建物側に固定し、両側の
外壁材当接部に各々建物外壁材を当接させることを特徴
とする建物外壁材の仕切り方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17445993A JP3201078B2 (ja) | 1993-07-14 | 1993-07-14 | 建物外壁材の仕切り方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17445993A JP3201078B2 (ja) | 1993-07-14 | 1993-07-14 | 建物外壁材の仕切り方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0726691A JPH0726691A (ja) | 1995-01-27 |
JP3201078B2 true JP3201078B2 (ja) | 2001-08-20 |
Family
ID=15978864
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17445993A Expired - Fee Related JP3201078B2 (ja) | 1993-07-14 | 1993-07-14 | 建物外壁材の仕切り方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3201078B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9424486B2 (en) | 2006-08-16 | 2016-08-23 | Cortexica Vision Systems Limited | Method of image processing |
-
1993
- 1993-07-14 JP JP17445993A patent/JP3201078B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9424486B2 (en) | 2006-08-16 | 2016-08-23 | Cortexica Vision Systems Limited | Method of image processing |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0726691A (ja) | 1995-01-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3201078B2 (ja) | 建物外壁材の仕切り方法 | |
JPS5927811Y2 (ja) | アルミ製カ−テンボツクス | |
JPH0230877A (ja) | 採光窓付き鋼製ドアの製造方法 | |
JP3629669B2 (ja) | 戸当枠 | |
JPS6111532Y2 (ja) | ||
JPS6349496Y2 (ja) | ||
JP4056950B2 (ja) | サッシ窓枠の固定金具及び固定方法 | |
JPS6339351Y2 (ja) | ||
JPS6115191Y2 (ja) | ||
JPH0650589Y2 (ja) | 建造物の外装パネル下地 | |
JPS6132017Y2 (ja) | ||
JPH0323493Y2 (ja) | ||
JPH063979Y2 (ja) | 建具用枠部材の連結装置 | |
JP3248356B2 (ja) | 格 子 | |
JPS6221656Y2 (ja) | ||
JPH0349253Y2 (ja) | ||
JP2524104Y2 (ja) | パネル係止部材 | |
JPH0130486Y2 (ja) | ||
JPH031983Y2 (ja) | ||
JPS6228224Y2 (ja) | ||
JPS6322291Y2 (ja) | ||
JPH0647050Y2 (ja) | 外壁パネルのジョイント構造 | |
JPS5823910Y2 (ja) | ドア↓−用小窓サツシ | |
JP2000352178A (ja) | 外装材の隅部固定用取付金具とこの取付金具を用いた外装材の隅部施工方法 | |
JPS6329822Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |