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JP3299132B2 - 部品発注タイミング決定処理装置 - Google Patents

部品発注タイミング決定処理装置

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Publication number
JP3299132B2
JP3299132B2 JP32831496A JP32831496A JP3299132B2 JP 3299132 B2 JP3299132 B2 JP 3299132B2 JP 32831496 A JP32831496 A JP 32831496A JP 32831496 A JP32831496 A JP 32831496A JP 3299132 B2 JP3299132 B2 JP 3299132B2
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man
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hours
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晋 有近
哲郎 水田
浩祐 岩出
隆夫 佐藤
慶治 田所
和彦 赤木
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Control By Computers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、部品発注タイミン
グを決定する部品発注タイミング決定処理装置に関し、
特に、発注作業負荷平準化を行うことにより、好適な部
品発注タイミングを決定する部品発注タイミング決定処
理装置に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の発注作業は、事前に定められたタ
イミングにおいて行うものであり、発注工数を負荷平準
化することによって、発注タイミングをコントロールす
るということは見られなかった。
【0003】従来の発注作業の代表的な例としては、
「EOSのすすめ」((財)流通システム開発センタ
ー、中央経済社)に記載されている定期発注方式及び随
時発注方式がある。
【0004】定期発注方式は、部品毎に処理サイクルを
事前に固定化し、決定された発注量を納期に対応できる
タイミングで発注する方式である。
【0005】随時発注方式は、在庫が一定量まで減少し
たら、決定された発注量を納期に間に合うように発注す
る方式である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、上記従来
技術を検討した結果、以下の問題点を見いだした。
【0007】近年の商品種類の増加に伴う部品品種の増
加、商品ライフサイクルの短期化のなかで、部品在庫の
収益に対する影響力は増大してきた。このような環境下
で、企業は上述した定期、随時発注方式において在庫効
率の極小化を追求したため、次のような問題が発生し
た。
【0008】不要な在庫を抱えるリスクを回避するた
め、部品発注をなるべく遅く行うという手段がとられ
る。このように、部品調達LT(リードタイム)ぎりぎ
りの発注タイミングで発注作業をするということのみを
追求すると、発注工数にバラつきが発生する。
【0009】このため、従来は発注担当者の作業工数に
バラつきが発生し、過度の残業や作業の少ない日がある
場合や、発注工数過多のため発注作業が間に合わないと
いう問題点があった。
【0010】本発明の目的は、発注工数が偏った場合、
需要変動に対応しつつ、発注工数を平準化することが可
能な技術を提供することにある。
【0011】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
になるであろう。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0013】部品毎の納期と数量の情報を有する納入指
示情報と、部品を調達する時間である部品調達リードタ
イムを基に部品を発注するタイミングを決定する部品発
注タイミング決定処理装置において、既に前倒して発注
されている部品を前記納入指示情報から差引く既発注分
削除手段と、前倒し発注分を差し引かれた前記納入指示
情報とその部品の作業に関する基準情報とから、リード
タイム換算発注タイミングを算出するリードタイム換算
発注タイミング算出手段と、算出された前記リードタイ
ム換算発注タイミングを、直近の発注タイミングに変換
する部品別発注タイミング変換手段と、変換された前記
発注タイミングを基に計画対象範囲内の担当者毎の発注
工数を算出する発注タイミング別発注工数算出手段と、
算出された担当者毎の前記発注タイミング別発注工数を
担当者が処理可能な最大発注工数を超過する場合に、
品の納期に対して発注するタイミングが近い部品から発
注タイミングを前倒しする負荷平準化手段と、前記負荷
平準化手段による平準化終了後に決定された発注タイミ
ングの発注工数が最大発注工数を超過している場合に、
その超過発注工数を算出し、発注対応不可能分の情報を
生成する対応不能分算出手段とを備える。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。
【0015】図1は、本発明の実施の形態にかかる部品
発注タイミング決定処理装置の構成を説明するためのブ
ロック図である。
【0016】図1に示すように、本実施形態の部品発注
タイミング決定処理装置10は、既発注分削除装置11
と、LT換算発注タイミング算出装置12と、部品別発
注タイミング変換装置13と、発注タイミング別工数算
出装置14と、負荷平準化装置15と、対応不可能分算
出装置16とからなる。
【0017】なお、部品発注タイミング決定装置10上
のメモリ(図示せず)は、部品別納期別発注数量記憶装
置20より図3に示す納入指示情報300(部品品種3
01、納期302、数量303など)、部品別発注情報
記憶装置21より図4に示す計画対象範囲内の部品別各
種基準情報400(部品品種401、部品調達LT40
2、処理単位403、処理工数404、担当者405な
ど)を登録する。
【0018】上述した既発注分削除装置11は、前倒し
発注記憶装置26から、既に前倒して発注されている図
5に示した前倒し発注情報500(部品品種501、納
期502、数量503)を登録し、納入指示情報300
から差引くものである。
【0019】LT換算発注タイミング算出装置12は、
前倒し発注分を差し引かれた納入指示情報300、部品
別各種基準情報400から、図6に示すLT換算発注タ
イミング情報600(部品品種601、LT換算発注タ
イミング602、納期603、数量604など)を算出
するものである。
【0020】部品別発注タイミング変換装置13は、発
注タイミング算出装置22より、図7に示す発注タイミ
ング情報700(発注タイミング701、発注日70
2)を登録し、LT換算発注タイミング情報600を、
直近の発注タイミング毎に変換し、部品別発注タイミン
グ情報800(部品品種801、部品別発注タイミング
802、納期803、数量804など)にするものであ
る。
【0021】発注タイミング別工数算出装置14は、取
得されている発注情報を基に、計画対象範囲内の発注タ
イミング毎担当者別発注工数を図9に示すように山積み
するものである。
【0022】負荷平準化装置15は、図9のように山積
みされた担当者別発注タイミング別発注工数(901は
超過発注工数を示す)を担当者別最大負荷値記憶装置2
3から得られる図10に示す担当者別最大負荷情報10
00(担当者1001、最大発注工数1002)を基
に、一定の基準にしたがって負荷平準化するものであ
る。
【0023】対応不可能分算出装置16は、負荷平準化
終了後、最大負荷をオーバーしている発注タイミングに
関し、発注工数から最大負荷を減算し、超過発注工数を
計算する。その結果を対応不可能分記憶装置25に図1
1に示す対応不可能分情報1100(発注タイミング1
101、工数1102)を登録し、図12に示す発注分
情報1200(部品品種1201、納期1202、数量
1203)を生成するするものである。
【0024】図1に示す発注実行装置24は、発注タイ
ミング決定装置10により決定された発注分情報120
0の最始発注タイミングに関する、発注作業を行うもの
である。
【0025】前倒し発注記憶装置26は、最始発注タイ
ミングにおいて次回発注タイミング以降から前倒されて
発注作業が行われるものを登録するものである。
【0026】図2は、上述した負荷平準化装置15の構
成を説明するためのである。
【0027】図2に示すように、負荷平準化装置15
は、負荷チェック装置31と、前倒し品種決定装置32
と、前倒し装置33と、後倒し装置34とから構成され
る。
【0028】負荷チェック装置31は、担当者別最大負
荷値記憶装置23から、担当者別最大負荷情報1000
を取得し、発注タイミングの後の方から順次、山積みさ
れた作業工数が最大負荷を超えていないかどうかを判断
し、超えている場合、超過発注工数を算出するものであ
る。
【0029】前倒し品種決定装置32は、前倒す部品品
種を決定する際、部品別発注タイミング802と納期の
間隔の短いものを選定するものである。なお同じ間隔の
ものが複数ある場合は、その中で発注工数の小さい部品
品種を選定するようにする。選定された部品品種の発注
工数を超過発注工数から引く。これを、超過発注工数が
マイナスになるまで行う。
【0030】前倒し装置33は、前倒し品種決定装置3
2により選定された部品品種801を当該発注タイミン
グ802の一回前の発注タイミングへ前倒すものであ
る。
【0031】後倒し装置34は、前倒しを行った結果、
負荷超過していた場合(当然最始月に、積まれてい
る)、最始発注タイミングから順に、当該発注タイミン
グと一致しない部品別発注タイミング802の部品品種
801に関し、部品別発注タイミング802の遅い部品
品種801から順に、超過しなくなるまで、発注タイミ
ング一回分後へ倒すものである。
【0032】次に、本実施形態の部品発注タイミング決
定処理装置10の処理について説明する。図13は、本
実施形態の部品発注タイミング決定処理装置10の処理
手順を示すフローチャートである。
【0033】部品発注タイミング決定処理装置10の処
理は、図13に示すように、まず、部品別納期別発注数
量記憶装置20から図3に示した納入指示情報300な
どを登録し、メモリー上に展開する(ステップ130
1)。
【0034】前倒し発注記憶装置26から図5に示した
前倒し発注情報500を登録し、登録されていた既発注
分を納入指示情報300から削除するとともに、削除し
た分を前倒し発注情報500から削除する(ステップ1
302)。
【0035】図3に示した納入指示情報に登録されてい
る部品品種301に関し、部品別発注情報記憶装置21
より、図4に示した部品別各種基準情報400などを登
録するする(ステップ1303)。
【0036】納入指示情報300に登録された納期30
2から部品調達LT402を差し引き、図6に示したL
T換算発注タイミング602を算出する(ステップ13
04)。 図7に示した発注タイミング702を登録し
(ステップ1305)、LT換算発注タイミング602
を、直近の発注タイミング毎に変換し、図8に示した部
品別発注タイミング802を算出する(ステップ130
6)。
【0037】部品別発注タイミング毎に、担当者別発注
タイミング別に作業工数を山積みし、図9に示すような
担当者別発注タイミング別発注工数を算出する(ステッ
プ1307)。
【0038】担当者別最大負荷値記憶装置23より図1
0に示した担当者別最大発注工数1002を登録する
(ステップ1308)。
【0039】負荷チェックをおこなう際、計画対象範囲
の最遅発注タイミングから負荷チェックを行うようにす
る(ステップ1309)。
【0040】そして、最遅発注タイミングから順に、最
始発注タイミングまで(ステップ1310)、負荷超過
している発注タイミングに関して(ステップ1311)
前倒しを行う。その前倒し品種決定処理は超過しなくな
るまで所与の条件に従って行い(ステップ1312)、
一つ前の発注タイミングに前倒す(ステップ131
3)。超過発注工数がなくなったら、一つ前の発注タイ
ミングに関してステップ1310〜ステップ1313ま
での処理を繰り返す(ステップ1314)。
【0041】最始前倒しタイミングに対する処理が終了
したら、最始発注タイミングが負荷超過している場合
(ステップ1316)、所与の条件に従って後倒し品種
決定処理を行い(ステップ1317)、後倒し処理をお
こなう(ステップ1318)。これを最遅月まで繰り返
す(ステップ1319)。
【0042】その後、後倒しを行った結果、対応不可能
と判明したものに関し、発注タイミング1101と発注
工数1102などを図11に示した対応不可能分情報1
100として対応不可能分記憶装置25に登録する(ス
テップ1320)。
【0043】また、今回発注作業を行うタイミングであ
る最始発注タイミングに関しては(ステップ132
1)、前倒されて発注を行うことになるものに関し、図
5に示した部品品種501、納期502、数量503な
どを前倒し発注記憶装置26に登録を行う(ステップ1
322)。今回発注タイミングのものに関しては、図1
2に示した今回発注情報1200の部品品種1201、
納期1202、数量1203などを、発注装置24に登
録を行う(ステップ1323)。
【0044】次に、上述した前倒し品種決定装置32の
前倒し品種決定処理について図14を用いて説明する。
【0045】前倒し品種決定処理は、図14に示すよう
に、当該発注タイミングと納期302の差を計算し(ス
テップ1401)、この差の最も小さいものを選択する
(ステップ1402)。これは遠い先のことほど予測する
のは困難なのであるから、納期1202までに数量変更
が行われる確率が少ない指標の一つであるといえるから
である。
【0046】その後、最小の物が複数あった場合(ステ
ップ1403)、発注工数の少ないものを選択する(ス
テップ1404)。
【0047】そして、これまでに選択された発注工数を
合計し(ステップ1405)、それが当該発注タイミン
グの超過発注工数よりも少ない場合は、ステップ140
2へ戻り繰り返す(ステップ1406)。
【0048】次に、上述した後倒し装置34の後倒し処
理について図15を用いて説明する。
【0049】後倒し品種決定処理は、図15に示すよう
に、次回以降の発注タイミングから前倒されてきた品種
に関して(ステップ1501)、部品別発注タイミング
の最も遅いものを選択する(ステップ1502)。同一
部品別発注タイミングのものが複数あった場合(ステッ
プ1503)、発注工数の大きいものを選択(ステップ
1504)し、選択された発注工数を合計する(ステッ
プ1505)。
【0050】そして、合計された発注工数が、当該発注
タイミングの超過発注工数よりも少なかった場合ステッ
プ1502へ戻る(ステップ1506)。
【0051】このようにすることにより、図16に示す
ように、部品別の発注タイミングを登録する。
【0052】図16は、上述した各処理を具体的に説明
するための図である。
【0053】図16に示すように、■で示されている納
期に対して部品調達LT分だけ引いたものが、●で表さ
れているLT換算発注タイミングである。●が業者との
取り決めで、この時点までに発注を行えば納期までには
納品されるものとして決められている時点となる。
【0054】ここでは、定期発注を行っているというよ
うに設定されているので発注タイミングを表している縦
線は一定間隔でならんでいる。発注作業は発注タイミン
グの時点においてなされる。そのため、発注タイミング
上にないLT換算発注タイミング●は直前の発注タイミ
ングにおいて発注作業をなされなければならない。よっ
て、▲で表されている部品別発注タイミングが■で表さ
れている納期に対する発注タイミングとなる。
【0055】下にある、棒グラフは各発注タイミングの
作業工数を示したものである。各発注タイミングで行う
作業に関し、部品別の作業工数を山積みしたものであ
る。ここで作業工数の山積みが最大発注工数(最大負
荷)を超えているときは、超えないように前倒しを行
う。
【0056】本実施形態の部品発注タイミング決定処理
装置10の処理では、上述したように納期302と部品
別発注タイミング802の間隔を前倒し品種決定の際の
選択基準としている。これは納期302と部品別発注タ
イミング802の間隔が長いということは、より先の事
柄を予測しているということであり、要求数量が変動す
る可能性が高いということである。
【0057】よって、これに準ずる方法として、図16
に示した部品調達LTをその長短により段階的にクラス
分し、部品品種別にグループ登録しておくことにより、
部品調達LTの短いグループに属する部品品種を選択基
準としてもよい。
【0058】例えば、1日〜3日:1、4日〜7日:
2、8日〜14日:3、15日〜21日:4というよう
に登録しておき、この数値の小さいものを優先して、前
倒す部品品種とする。
【0059】この時の、前倒し品種決定装置32の前倒
し品種決定処理を図17に示すフローチャートを用いて
説明する。この場合、部品別発注情報記憶装置21に
は、部品品種別のグループを図18に示す対応表180
0(部品調達LT1801、グループ番号1802)の
ように記憶しておく必要がある。
【0060】この前倒し品種決定処理は、まず、図17
に示すように、部品調達LT1801と対応するグルー
プ番号1802を登録する(ステップ1701)。図4
に示す部品調達LT402を対応するグループ番号18
02に変換する(ステップ1702)。最短のグループ
番号1802に属する部品品種を選択する(ステップ1
703)。属する部品品種が複数あった場合(ステップ
1704)、作業工数404の小さいものを選択する
(ステップ1705)。選択された部品品種の作業工数
404を合算する。合算された合計が超過発注工数90
1よりも小さい場合、ステップ1702へ戻り繰り返
す。
【0061】また、前倒し品種決定時の基準として、部
品調達LTに変わるものとして、部品毎の需要の振れや
すさをあらかじめ登録しておくという方法でも良い。こ
の場合も需要の予実の変化の度合いを示す振れ幅を算出
し、あらかじめ登録しておく必要がある。
【0062】図19は、その振れ幅を算出する装置の構
成を示すブロック図である。 図19に示す部品別発注
タイミング別要求数量記憶装置51は、各発注タイミン
グ702における、部品別発注数量804を記憶してお
くものである。
【0063】部品別実必要数量記憶装置52は、各発注
タイミングにおいて発注が行われた部品品種に関して、
実際に生産に必要となった数量を登録しておくものであ
る。振れ幅算出装置50は、それぞれ予想と実発注のず
れがどれくらいであったかという指標となる振れ幅を算
出するものである。
【0064】その振れ幅算出装置50の処理は、図20
のフローチャートに示すように、部品別実必要数量記憶
装置52に実際に生産に必要となった数量を登録し(ス
テップ2001)、部品品種別発注タイミング別に(予
測数量/実必要数量)の分散でとり、その値の大きさを、
段階的にクラス分けし、部品品種別に振れ幅番号として
定義し(ステップ2002)、部品別発注情報記憶装置
21内に、図21に示すように、振れ幅対応表2100
(部品品種2101、振れ幅番号2102)を登録する
(ステップ2003)。
【0065】このときの前倒し品種決定装置32の前倒
し品種決定処理を図22に示すフローチャートを用いて
説明する。
【0066】この前倒し品種決定処理は、図22に示す
ように、まず、部品別発注情報記憶装置21から、部品
品種2101と振れ幅番号2102を登録する(ステッ
プ2201)。当該発注タイミングにある部品品種21
01に対応する振れ幅番号2102を参照し、振れ幅の
小さいものを選択する(ステップ2202)。同じもの
が複数あった場合には(ステップ2203)、作業工数
の小さいものを選択する(ステップ2204)。選択さ
れた部品品種の作業工数404を合算する(ステップ2
205)。合算された合計が超過発注工数901よりも
小さい場合(ステップ2206)、ステップ2202へ
戻り繰り返す。
【0067】また、上記方法において、選択基準として
複数のものを用いても良い。このときの前倒し品種決定
装置32の前倒し品種決定処理を図23に示すフローチ
ャートを用いて説明する。
【0068】この前倒し品種決定処理は、図23に示す
ように、まず、部品調達LT402または、部品別発注
タイミング802と納期302の差と振れ幅番号210
2を登録し(ステップ2301)、それぞれにユーザが
部品別に指定した係数を掛け、合算することにより、優
先値を算出する(ステップ2302)。
【0069】そして、優先値の最小のものを選択する
(ステップ2303)。同じものが複数あった場合には
(ステップ2304)、作業工数の小さいものを選択す
る(ステップ2305)。選択された部品品種の作業工
数404を合算する(ステップ2306)。合算された
合計が超過発注工数901よりも小さい場合(ステップ
2307)、ステップ2202へ戻り繰り返す。
【0070】さらに、前倒し品種決定時の基準として、
予め優先的に前倒す品種を登録しておいて決定するよう
にしてもよい。
【0071】この場合、図2で示した負荷平準化装置1
5の前倒し品種決定装置32に、図24に示すように、
優先的に前倒す品種を登録する優先前倒し品種記憶装置
27を設け、前倒し品種決定装置32はその優先前倒し
品種を基に前倒し品種決定処理を行う。
【0072】そのときの前倒し品種決定装置32の前倒
し品種決定処理を図25に示すフローチャートを用いて
説明する。
【0073】この前倒し品種決定処理は、図25に示す
ように、優先前倒し品種記憶装置27から優先的に前倒
す品種を取得し(ステップ2500)、優先前倒しする品
種があるか判定し(ステップ2501)、ある場合には優
先前倒し品種を選択対象にし(ステップ2502)、なけ
ば優先前倒し品種以外を選択対象とする(ステップ2
503)。
【0074】そして、選択された品種に対して、当該発
注タイミングと納期302の差を計算し(ステップ25
04)、この差の最小さいものを選択する(ステップ2
505)。これは遠い先のことほど予測するのは困難な
のであるから、納期1202までに数量変更が行われる
確率が少ない指標の一つであるといえるからである。
【0075】その後、最小の物が複数あった場合(ステ
ップ2506)、発注工数の少ないものを選択する(ス
テップ2507)。
【0076】そして、これまでに選択された発注工数を
合計し(ステップ2508)、それが当該発注タイミン
グの超過発注工数よりも少ない場合は(ステップ250
9)、これまであった優先前倒し品種がなくなったかど
うかを判定し(ステップ2510)、なくなった場合は
ステップ2503に戻り、ある場合はステップ2505
に戻る(ステップ2509)。
【0077】なお、この前倒し品種決定処理では、部品
調達リードタイムを使っているが、上述した他の基準ま
たは複数を用いた場合も同様に用いることが可能であ
る。
【0078】したがって、説明してきたように、部品発
注を行うにあたり、作業担当者の処理負荷を超えていた
場合、部品発注から納期までの長さ(例えば、部品調達
LT)や部品発注時の需要量の確度(例えば、需要の予
実の振れ幅)を前倒しする部品品種の選択基準として用
いて前倒しを行い、負荷平準化を行うことにより、部品
調達LTギリギリに発注を行うのと同程度の棚資リスク
のもと、発注工数が安定している状況下で発注作業を行
うことができるので、発注工数が偏った場合、需要変動
に対応しつつ、発注工数を平準化することが可能とな
る。
【0079】また、発注工数が全体で過多となっている
ときには、それが事前に判明するため対応する機会が与
えられる。
【0080】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、
前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論で
ある。
【0081】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0082】発注工数が偏った場合、需要変動に対応し
つつ、発注工数を平準化することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる部品発注タイミング
決定処理装置の構成を説明するためのブロック図であ
る。
【図2】負荷平準化装置の構成を説明するためのブロッ
ク図である。
【図3】納入指示情報の構成例である。
【図4】部品別各種基準情報の構成例である。
【図5】前倒し発注情報の構成例である。
【図6】LT換算発注タイミング情報の構成例である。
【図7】発注タイミング情報の構成例である。
【図8】部品別発注タイミング情報の構成例である。
【図9】担当者別タイミング毎発注工数を説明するため
の図である。
【図10】担当者別最大負荷情報の構成例である。
【図11】対応不可能分情報の構成例である。
【図12】今回発注分情報の構成例である。
【図13】部品発注タイミング決定処理装置の処理手順
を示すフローチャートである。
【図14】図13の前倒し品種決定処理を説明するため
のフローチャートである。
【図15】図13の後倒し品種決定処理を説明するため
のフローチャートである。
【図16】部品発注タイミング決定処理装置の処理を具
体的に説明するための図である。
【図17】グループ化された部品調達LTを基にした前
倒し品種決定処理を説明するためのフローチャートであ
る。
【図18】グループ化された部品調達LTを基にした前
倒し品種決定処理の部品調達LTとグループ番号の対応
表の構成例である。
【図19】振れ幅を算出する装置の構成を示すブロック
図である。
【図20】振れ幅算出装置の処理を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図21】振れ幅番号を基にした前倒し品種決定処理の
部品品種と振れ幅番号の対応表の構成例である。
【図22】振れ幅番号を用いた前倒し品種決定処理を説
明するためのフローチャートである。
【図23】複数の選択基準を用いた前倒し品種決定処理
を説明するためのフローチャートである。
【図24】予め優先的に前倒す品種を登録して前倒し品
種決定処理を行う負荷平準化装置の構成を説明するため
のブロック図である。
【図25】優先的に前倒す品種を登録して前倒し品種決
定処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10…部品発注タイミング決定処理装置、11…既発注
分削除装置、12…LT換算発注タイミング算出装置、
13…部品別発注タイミング変換装置、14…発注タイ
ミング別工数算出装置、15…負荷平準化装置、16…
対応不可能分算出装置、20…部品別納期別発注数量記
憶装置、21…部品別発注情報記憶装置、22…発注タ
イミング算出装置、23…担当者別最大負荷値記憶装
置、24…発注実行装置、25…対応不可能分記憶装
置、26…前倒し発注記憶装置、27…優先前倒し品種
記憶装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水田 哲郎 神奈川県横浜市都筑区加賀原二丁目2番 株式会社日立製作所 ビジネスシステ ム開発センタ内 (72)発明者 岩出 浩祐 神奈川県横浜市都筑区加賀原二丁目2番 株式会社日立製作所 ビジネスシステ ム開発センタ内 (72)発明者 佐藤 隆夫 神奈川県横浜市都筑区加賀原二丁目2番 株式会社日立製作所 ビジネスシステ ム開発センタ内 (72)発明者 田所 慶治 宮城県仙台市青葉区一番町二丁目4番1 号 日立東北ソフトウェア株式会社内 (72)発明者 赤木 和彦 東京都大田区大森北三丁目2番16号 日 立システムエンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−134559(JP,A) 特開 平8−255197(JP,A) 特開 平8−174385(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 15/00 - 15/02 G06F 17/60 G06F 19/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品毎の納期と数量の情報を有する納入
    指示情報と、部品を調達する時間である部品調達リード
    タイムを基に部品を発注するタイミングを決定する部品
    発注タイミング決定処理装置において、 既に前倒して発注されている部品を前記納入指示情報か
    ら差引く既発注分削除手段と、 前倒し発注分を差し引かれた前記納入指示情報とその部
    品の作業に関する基準情報とから、リードタイム換算発
    注タイミングを算出するリードタイム換算発注タイミン
    グ算出手段と、 算出された前記リードタイム換算発注タイミングを、直
    近の発注タイミングに変換する部品別発注タイミング変
    換手段と、 変換された前記発注タイミングを基に計画対象範囲内の
    担当者毎の発注工数を算出する発注タイミング別発注工
    数算出手段と、 算出された担当者毎の前記発注タイミング別発注工数を
    担当者が処理可能な最大発注工数を超過する場合に、
    品の納期に対して発注するタイミングが近い部品から発
    注タイミングを前倒しする負荷平準化手段と、 前記負荷平準化手段による平準化終了後に決定された発
    注タイミングの発注工数が最大発注工数を超過している
    場合に、その超過発注工数を算出し、発注対応不可能分
    の情報を生成する対応不能分算出手段とを備えたことを
    特徴とする部品発注タイミング決定処理装置。
  2. 【請求項2】 部品毎の納期と数量の情報を有する納入
    指示情報と、部品を調達する時間である部品調達リード
    タイムを基に部品を発注するタイミングを決定する部品
    発注タイミング決定処理装置において、 既に前倒して発注されている部品を前記納入指示情報か
    ら差引く既発注分削除手段と、 前倒し発注分を差し引かれた前記納入指示情報とその部
    品の作業に関する基準情報とから、リードタイム換算発
    注タイミングを算出するリードタイム換算発注タイミン
    グ算出手段と、 算出された前記リードタイム換算発注タイミングを、直
    近の発注タイミングに 変換する部品別発注タイミング変
    換手段と、 変換された前記発注タイミングを基に計画対象範囲内の
    担当者毎の発注工数を算出する発注タイミング別発注工
    数算出手段と、 算出された担当者毎の前記発注タイミング別発注工数を
    担当者が処理可能な最大発注工数を超過する場合に、部
    品の需要の予測と実際の需要との差である需要の振れ幅
    の小さい部品から発注タイミングを前倒しする負荷平準
    化手段と、 前記負荷平準化手段による平準化終了後に決定された発
    注タイミングの発注工数が最大発注工数を超過している
    場合に、その超過発注工数を算出し、発注対応不可能分
    の情報を生成する対応不能分算出手段と を備えたことを
    特徴とする部品発注タイミング決定処理装置。
  3. 【請求項3】 部品品種毎の納期と数量を含む納入指示
    情報と、部品の調達にかかる時間である調達リードタイ
    ムに基づいて部品発注のタイミングを決定する部品発注
    タイミング決定処理装置であって 前記納入指示情報と、
    前記調達リードタイムを部品品種毎に有する基準情報と
    に基づいて前記納入指示情報に示される部品毎に発注タ
    イミングを算出するリードタイム換算発注タイミング算
    出手段と、 前記算出された発注タイミング毎に担当者毎の発注工数
    を算出する発注タイミング別発注工数算出手段と、 前記算出された担当者毎の発注工数が予め担当者毎に設
    定された数値を超過する場合に、前記算出された発注タ
    イミングの前倒しが可能な部品品種を格納した優先前倒
    し品種記憶装置を参照し、前記超過する発注工数である
    前記発注タイミングにおいて発注される前記部品品種の
    内、前記優先前倒し品種記憶装置に格納された部品品種
    について前記算出された発注タイミングを前倒しする負
    荷平準化手段と を備えたことを特徴とする部品発注タイ
    ミング決定処理装置。
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