JP3295885B2 - 電空ポジショナのゼロ/スパン調整方法 - Google Patents
電空ポジショナのゼロ/スパン調整方法Info
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- JP3295885B2 JP3295885B2 JP25860395A JP25860395A JP3295885B2 JP 3295885 B2 JP3295885 B2 JP 3295885B2 JP 25860395 A JP25860395 A JP 25860395A JP 25860395 A JP25860395 A JP 25860395A JP 3295885 B2 JP3295885 B2 JP 3295885B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、入力電気信号を
空気圧に変換する電空変換部を有し、その変換した空気
圧で流体の流れる通路を開閉する調節弁の弁開度を制御
する電空ポジショナに関するものである。
空気圧に変換する電空変換部を有し、その変換した空気
圧で流体の流れる通路を開閉する調節弁の弁開度を制御
する電空ポジショナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】空気圧サーボ機構の一種であるポジショ
ナの機能と電空変換器を合わせ持つ電空ポジショナにお
いては、調節弁の弁開度を制御する際の基準となるゼロ
点位置およびスパン点位置を予め定めておくこと(ゼロ
/スパン調整)が必要である。そのため、従来の電空ポ
ジショナでは、現場で人間が直接、ゼロ/スパン調整用
のつまみを操作し、ゼロ/スパン調整を行っている。
ナの機能と電空変換器を合わせ持つ電空ポジショナにお
いては、調節弁の弁開度を制御する際の基準となるゼロ
点位置およびスパン点位置を予め定めておくこと(ゼロ
/スパン調整)が必要である。そのため、従来の電空ポ
ジショナでは、現場で人間が直接、ゼロ/スパン調整用
のつまみを操作し、ゼロ/スパン調整を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電空ポジショナは、多くの場合、プラントの
ようなプロセス制御システムで用いられるため、現場で
人間がゼロ/スパン調整を行う際に危険を伴う場合(例
えば、防爆エリア)がある。また、ゼロ/スパン調整用
つまみの操作が面倒で、ゼロ/スパン調整に時間がかか
る。すなわち、ゼロ調整、スパン調整を別個に行わなけ
ればならず、相互に干渉するため、ゼロ調とスパン調と
を数回繰り返すことになる。また、ゼロ/スパン調整用
つまみ等の機構を必要とし、コストアップの要因ともな
る。また、一度に1個の電空ポジショナしか、ゼロ/ス
パン調整を行うことができない。
うな従来の電空ポジショナは、多くの場合、プラントの
ようなプロセス制御システムで用いられるため、現場で
人間がゼロ/スパン調整を行う際に危険を伴う場合(例
えば、防爆エリア)がある。また、ゼロ/スパン調整用
つまみの操作が面倒で、ゼロ/スパン調整に時間がかか
る。すなわち、ゼロ調整、スパン調整を別個に行わなけ
ればならず、相互に干渉するため、ゼロ調とスパン調と
を数回繰り返すことになる。また、ゼロ/スパン調整用
つまみ等の機構を必要とし、コストアップの要因ともな
る。また、一度に1個の電空ポジショナしか、ゼロ/ス
パン調整を行うことができない。
【0004】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、ゼロ/スパ
ン調整用つまみ等の機構を不要とし、リモートで自動的
にゼロ/スパン調整を行うことのできる電空ポジショナ
のゼロ/スパン調整方法を提供することにある。また、
一度に複数の電空ポジショナのゼロ/スパン調整を行う
ことのできる電空ポジショナのゼロ/スパン調整方法を
提供することにある。
なされたもので、その目的とするところは、ゼロ/スパ
ン調整用つまみ等の機構を不要とし、リモートで自動的
にゼロ/スパン調整を行うことのできる電空ポジショナ
のゼロ/スパン調整方法を提供することにある。また、
一度に複数の電空ポジショナのゼロ/スパン調整を行う
ことのできる電空ポジショナのゼロ/スパン調整方法を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、第1発明(請求項1に係る発明)は、電空ポ
ジショナにおいて、ゼロ/スパン自動調整指令を受け
て、調節弁の弁開度を制御する際の基準となるゼロ点位
置LRV(α)およびスパン点位置URV(θs)を、
ゼロ点位置LRV(α)については調節弁に閉め切り圧
を印加した際のフィードバックレバーの水平位置からの
角度αから求め、スパン点位置URV(θs)について
はそのスパン角度θsを角度センサの中心から弁軸まで
の水平距離lおよび公称ストロークSからθs=α+t
an -1 (S/l−tanα)として求めるようにしたも
のである。この発明によれば、電空ポジショナへゼロ/
スパン自動調整指令を与えると、自動的にゼロ点位置L
RV(α)およびスパン点位置URV(θs)が、ゼロ
点位置LRV(α)については調節弁に閉め切り圧を印
加した際のフィードバックレバーの水平位置からの角度
αから求められ、スパン点位置URV(θs)について
はそのスパン角度θsがθs=α+tan -1 (S/l−
tanα)として求められる。
るために、第1発明(請求項1に係る発明)は、電空ポ
ジショナにおいて、ゼロ/スパン自動調整指令を受け
て、調節弁の弁開度を制御する際の基準となるゼロ点位
置LRV(α)およびスパン点位置URV(θs)を、
ゼロ点位置LRV(α)については調節弁に閉め切り圧
を印加した際のフィードバックレバーの水平位置からの
角度αから求め、スパン点位置URV(θs)について
はそのスパン角度θsを角度センサの中心から弁軸まで
の水平距離lおよび公称ストロークSからθs=α+t
an -1 (S/l−tanα)として求めるようにしたも
のである。この発明によれば、電空ポジショナへゼロ/
スパン自動調整指令を与えると、自動的にゼロ点位置L
RV(α)およびスパン点位置URV(θs)が、ゼロ
点位置LRV(α)については調節弁に閉め切り圧を印
加した際のフィードバックレバーの水平位置からの角度
αから求められ、スパン点位置URV(θs)について
はそのスパン角度θsがθs=α+tan -1 (S/l−
tanα)として求められる。
【0006】
【0007】第2発明(請求項2に係る発明)は、電空
ポジショナにおいて、ゼロ/スパン自動調整指令を受け
て、調節弁の弁開度を制御する際の基準となるゼロ点位
置LRV(α)およびスパン点位置URV(θs)を、
ゼロ点位置LRV(α)については調節弁に閉め切り圧
を印加した際のフィードバックレバーの水平位置からの
角度αから求め、スパン点位置URV(θs)について
はそのスパン角度θsをθs=2・αとして求めるよう
にしたものである。この発明によれば、電空ポジショナ
へゼロ/スパン自動調整指令を与えると、自動的にゼロ
点位置LRV(α)およびスパン点位置URV(θs)
が、ゼロ点位置LRV(α)については調節弁に閉め切
り圧を印加した際のフィードバックレバーの水平位置か
らの角度αから求められ、スパン点位置URV(θs)
についてはそのスパン角度θsがθs=2・αとして求
められる。但し、この発明では、フィードバックレバー
の水平位置において、調節弁の弁開度が50%に合わせ
られていることを前提とする。
ポジショナにおいて、ゼロ/スパン自動調整指令を受け
て、調節弁の弁開度を制御する際の基準となるゼロ点位
置LRV(α)およびスパン点位置URV(θs)を、
ゼロ点位置LRV(α)については調節弁に閉め切り圧
を印加した際のフィードバックレバーの水平位置からの
角度αから求め、スパン点位置URV(θs)について
はそのスパン角度θsをθs=2・αとして求めるよう
にしたものである。この発明によれば、電空ポジショナ
へゼロ/スパン自動調整指令を与えると、自動的にゼロ
点位置LRV(α)およびスパン点位置URV(θs)
が、ゼロ点位置LRV(α)については調節弁に閉め切
り圧を印加した際のフィードバックレバーの水平位置か
らの角度αから求められ、スパン点位置URV(θs)
についてはそのスパン角度θsがθs=2・αとして求
められる。但し、この発明では、フィードバックレバー
の水平位置において、調節弁の弁開度が50%に合わせ
られていることを前提とする。
【0008】第3発明(請求項3に係る発明)は、第2
発明において、次のゼロ/スパン自動調整指令を受けて
ゼロ点位置LRV(α2)を求めたとき、そのゼロ点位
置LRV(α2)の角度α2が前回のゼロ/スパン自動
調整指令を受けて求められたゼロ点位置LRV(α1)
の角度α1よりも大きかった場合、スパン点位置URV
(θs2)についてはそのスパン角度θs2をθs2=tan
-1{2tanα1/(1+tan2 α2−2tanα1
・tanα2)}として求めるようにしたものである。
この発明によれば、電空ポジショナへ次のゼロ/スパン
自動調整指令を与えると、前回のゼロ/スパン自動調整
指令の時と同様にしてゼロ点位置LRV(α2)が求め
られるが、このゼロ点位置LRV(α2)の角度α2が
前回の角度α1よりも大きければ、スパン点位置URV
(θs2)についてはそのスパン角度θs2がθs2=tan
-1{2tanα1/(1+tan2 α2−2tanα1
・tanα2)}として求められる。
発明において、次のゼロ/スパン自動調整指令を受けて
ゼロ点位置LRV(α2)を求めたとき、そのゼロ点位
置LRV(α2)の角度α2が前回のゼロ/スパン自動
調整指令を受けて求められたゼロ点位置LRV(α1)
の角度α1よりも大きかった場合、スパン点位置URV
(θs2)についてはそのスパン角度θs2をθs2=tan
-1{2tanα1/(1+tan2 α2−2tanα1
・tanα2)}として求めるようにしたものである。
この発明によれば、電空ポジショナへ次のゼロ/スパン
自動調整指令を与えると、前回のゼロ/スパン自動調整
指令の時と同様にしてゼロ点位置LRV(α2)が求め
られるが、このゼロ点位置LRV(α2)の角度α2が
前回の角度α1よりも大きければ、スパン点位置URV
(θs2)についてはそのスパン角度θs2がθs2=tan
-1{2tanα1/(1+tan2 α2−2tanα1
・tanα2)}として求められる。
【0009】第4発明(請求項4に係る発明)は、第1
発明〜第3発明の何れか1発明において、複数の電空ポ
ジショナを2線で直列接続し、ゼロ/スパン自動調整指
令を各電空ポジショナ共通とし、かつ線路電流の予め定
められたパターンで送信するようにしたものである。こ
の発明によれば、線路電流の予め定められたパターン
(例えば、20mAと4mAとの2秒ごとの繰り返しが
3回続くようなパターン)でゼロ/スパン自動調整指令
が2線で直列接続された複数の電空ポジショナに共通に
送られ、このゼロ/スパン自動調整指令を受けた電空ポ
ジショナが一度にゼロ点位置LRV(α)およびスパン
点位置URV(θs)を求める。
発明〜第3発明の何れか1発明において、複数の電空ポ
ジショナを2線で直列接続し、ゼロ/スパン自動調整指
令を各電空ポジショナ共通とし、かつ線路電流の予め定
められたパターンで送信するようにしたものである。こ
の発明によれば、線路電流の予め定められたパターン
(例えば、20mAと4mAとの2秒ごとの繰り返しが
3回続くようなパターン)でゼロ/スパン自動調整指令
が2線で直列接続された複数の電空ポジショナに共通に
送られ、このゼロ/スパン自動調整指令を受けた電空ポ
ジショナが一度にゼロ点位置LRV(α)およびスパン
点位置URV(θs)を求める。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
き詳細に説明する。図2はこの発明を適用してなる調節
弁制御システムのシステム構成図である。同図におい
て、1はコントローラ、2−1,2−2は調節弁、3−
1,3−2は調節弁2−1,2−2の弁開度を制御する
電空ポジショナ、L1,L2,L3はコントローラ1お
よび電空ポジショナ3−1,3−2を直列接続する通信
線である。
き詳細に説明する。図2はこの発明を適用してなる調節
弁制御システムのシステム構成図である。同図におい
て、1はコントローラ、2−1,2−2は調節弁、3−
1,3−2は調節弁2−1,2−2の弁開度を制御する
電空ポジショナ、L1,L2,L3はコントローラ1お
よび電空ポジショナ3−1,3−2を直列接続する通信
線である。
【0011】電空ポジショナ3(3−1,3−2)は、
通信ライン駆動部3Aと、データ処理制御部3Bと、電
空変換部3Cと、角度センサ(VTD)3Dとを備えて
いる。通信ライン駆動部3Aはコントローラ1との間で
データの通信を行うインターフェイス3A1を有してい
る。
通信ライン駆動部3Aと、データ処理制御部3Bと、電
空変換部3Cと、角度センサ(VTD)3Dとを備えて
いる。通信ライン駆動部3Aはコントローラ1との間で
データの通信を行うインターフェイス3A1を有してい
る。
【0012】データ処理制御部3Bは、CPU3B1と
メモリ3B2とを有し、コントローラ1からの通信ライ
ン駆動部3Aを介する設定値データを受けてこれを処理
し、電空変換部3Cを通して電空変換信号を調節弁2
(2−1,2−2)へ供給する。角度センサ3Dは、調
節弁2の弁開度をフィードバックレバー(図1に示す
4)の回転角度位置(レバー角位置)として検出するセ
ンサで、その検出したレバー角位置をデータ処理制御部
3Bへ送る。データ処理制御部3Bは、角度センサ3D
からのレバー角位置に基づき、調節弁2の弁開度をフィ
ードバック制御する。
メモリ3B2とを有し、コントローラ1からの通信ライ
ン駆動部3Aを介する設定値データを受けてこれを処理
し、電空変換部3Cを通して電空変換信号を調節弁2
(2−1,2−2)へ供給する。角度センサ3Dは、調
節弁2の弁開度をフィードバックレバー(図1に示す
4)の回転角度位置(レバー角位置)として検出するセ
ンサで、その検出したレバー角位置をデータ処理制御部
3Bへ送る。データ処理制御部3Bは、角度センサ3D
からのレバー角位置に基づき、調節弁2の弁開度をフィ
ードバック制御する。
【0013】〔実施の形態1〕次に、データ処理制御部
3Bに設けた本実施の形態特有の機能について、図1お
よび図3を参照しながら説明する。図1は電空ポジショ
ナ3の角度センサ3Dと調節弁2との配置関係を示す図
である。調節弁2は駆動部2Aと弁軸2Bと弁2Cとを
備えている。駆動部2Aは、ダイアフラムを有してな
り、電空変換部3Cからの導入空気圧に応じ弁軸2Bを
上下動させて、弁2Cの開度を調整する。
3Bに設けた本実施の形態特有の機能について、図1お
よび図3を参照しながら説明する。図1は電空ポジショ
ナ3の角度センサ3Dと調節弁2との配置関係を示す図
である。調節弁2は駆動部2Aと弁軸2Bと弁2Cとを
備えている。駆動部2Aは、ダイアフラムを有してな
り、電空変換部3Cからの導入空気圧に応じ弁軸2Bを
上下動させて、弁2Cの開度を調整する。
【0014】この弁軸2Bのリフト位置、すなわち弁2
Cの開度を検出するべく、角度センサ3Dと弁軸2Bと
の間にフィードバックレバー4が連結されている。フィ
ードバックレバー4は、弁軸2Bのリフト位置に応じて
角度センサ3Dの中心Oを軸心として、回動する。この
フィードバックレバー4の回転角度位置(レバー角度位
置)から弁2Cの開度を知ることができる。
Cの開度を検出するべく、角度センサ3Dと弁軸2Bと
の間にフィードバックレバー4が連結されている。フィ
ードバックレバー4は、弁軸2Bのリフト位置に応じて
角度センサ3Dの中心Oを軸心として、回動する。この
フィードバックレバー4の回転角度位置(レバー角度位
置)から弁2Cの開度を知ることができる。
【0015】データ処理制御部3Bは、コントローラ1
からゼロ/スパン自動調整指令が送られてくると(図3
に示すステップ301)、調節弁2に閉め切り圧を印加
する(ステップ302)。これにより、調節弁2の弁開
度は閉じられ、全閉状態とされる。データ処理制御部3
Bは、この調節弁2の弁開度の全閉状態を、角度センサ
3Dからのレバー角度の変化がなくなった時点として検
出する(ステップ303)。そして、データ処理制御部
3Bは、調節弁2の弁開度の全閉状態を検出すると、そ
の時のフィードバックレバー4の水平位置からの角度α
で示される弁開度位置をゼロ点位置LRV(α)として
求め(ステップ304)、この求めたゼロ点位置LRV
(α)を記憶する(ステップ305)。
からゼロ/スパン自動調整指令が送られてくると(図3
に示すステップ301)、調節弁2に閉め切り圧を印加
する(ステップ302)。これにより、調節弁2の弁開
度は閉じられ、全閉状態とされる。データ処理制御部3
Bは、この調節弁2の弁開度の全閉状態を、角度センサ
3Dからのレバー角度の変化がなくなった時点として検
出する(ステップ303)。そして、データ処理制御部
3Bは、調節弁2の弁開度の全閉状態を検出すると、そ
の時のフィードバックレバー4の水平位置からの角度α
で示される弁開度位置をゼロ点位置LRV(α)として
求め(ステップ304)、この求めたゼロ点位置LRV
(α)を記憶する(ステップ305)。
【0016】次に、データ処理制御部3Bは、角度セン
サ3Dの中心Oから弁軸2Bまでの水平距離lおよび公
称ストロークSからθs=α+tan-1(S/l−ta
nα)としてスパン角度θsを求め(ステップ30
6)、このスパン角度θsで示される弁開度位置をスパ
ン点位置URV(θs)として記憶する(ステップ30
7)。
サ3Dの中心Oから弁軸2Bまでの水平距離lおよび公
称ストロークSからθs=α+tan-1(S/l−ta
nα)としてスパン角度θsを求め(ステップ30
6)、このスパン角度θsで示される弁開度位置をスパ
ン点位置URV(θs)として記憶する(ステップ30
7)。
【0017】なお、本実施の形態において、θs=α+
tan-1(S/l−tanα)なる式は次のようにして
導き出したものである。すなわち、図1において、S=
S1+S2として示され、S2=S−S1と表される。
また、θs=α+βとして示され、tanβ=S2/l
=(S−S1)/l=S/l−S1/l=S/l−ta
nα=Kとして表される。したがって、β=tan-1K
=tan-1(S/l−tanα)となり、θs=α+t
an-1(S/l−tanα)として表される。
tan-1(S/l−tanα)なる式は次のようにして
導き出したものである。すなわち、図1において、S=
S1+S2として示され、S2=S−S1と表される。
また、θs=α+βとして示され、tanβ=S2/l
=(S−S1)/l=S/l−S1/l=S/l−ta
nα=Kとして表される。したがって、β=tan-1K
=tan-1(S/l−tanα)となり、θs=α+t
an-1(S/l−tanα)として表される。
【0018】また、本実施の形態において、コントロー
ラ1からの電空ポジショナ3へのゼロ/スパン自動調整
指令は、線路電流の特殊なパターンとして与えるように
している。例えば、図4に示すように、20mAと4m
Aとの2秒毎の繰り返しが3回続くようなパターンとす
る。なお、このゼロ/スパン自動調整指令は、通常の時
には決して発生しないようなパターンであれば、どのよ
うなパターンであってもよい。
ラ1からの電空ポジショナ3へのゼロ/スパン自動調整
指令は、線路電流の特殊なパターンとして与えるように
している。例えば、図4に示すように、20mAと4m
Aとの2秒毎の繰り返しが3回続くようなパターンとす
る。なお、このゼロ/スパン自動調整指令は、通常の時
には決して発生しないようなパターンであれば、どのよ
うなパターンであってもよい。
【0019】〔実施の形態2〕 実施の形態1では、図3におけるステップ306におい
て、θs=α+tan-1(S/l−tanα)としてス
パン角度θsを求めるようにした。これに対し、本実施
の形態では、θs=2・αとしてスパン角度θsを求め
る。但し、この場合、フィードバックレバー4の水平位
置において、調節弁2の弁開度が50%に合わせられて
いることを前提とする。すなわち、本実施の形態では、
フィードバックレバー4の水平位置において調節弁2の
弁開度が50%となるように、角度センサ3Dと弁軸2
Bとフィードバックレバー4との関係を予め調整してお
くことにより、実施の形態1よりも簡単な演算式でスパ
ン角度θsを求めるようにしている。
て、θs=α+tan-1(S/l−tanα)としてス
パン角度θsを求めるようにした。これに対し、本実施
の形態では、θs=2・αとしてスパン角度θsを求め
る。但し、この場合、フィードバックレバー4の水平位
置において、調節弁2の弁開度が50%に合わせられて
いることを前提とする。すなわち、本実施の形態では、
フィードバックレバー4の水平位置において調節弁2の
弁開度が50%となるように、角度センサ3Dと弁軸2
Bとフィードバックレバー4との関係を予め調整してお
くことにより、実施の形態1よりも簡単な演算式でスパ
ン角度θsを求めるようにしている。
【0020】〔実施の形態3〕実施の形態2では、フィ
ードバックレバー4の水平位置において調節弁2の弁開
度が50%に合わせられていることを前提としている
が、長期間使用しているとこの関係にずれが生じてくる
ことが考えられる。本実施の形態では、このようなずれ
を想定し、初回のゼロ/スパン自動調整指令を受けた場
合には図3に示したフローチャートに従うが、次からの
ゼロ/スパン自動調整指令に対しては図5に示すフロー
チャートに従う。
ードバックレバー4の水平位置において調節弁2の弁開
度が50%に合わせられていることを前提としている
が、長期間使用しているとこの関係にずれが生じてくる
ことが考えられる。本実施の形態では、このようなずれ
を想定し、初回のゼロ/スパン自動調整指令を受けた場
合には図3に示したフローチャートに従うが、次からの
ゼロ/スパン自動調整指令に対しては図5に示すフロー
チャートに従う。
【0021】すなわち、データ処理制御部3Bは、コン
トローラ1からゼロ/スパン自動調整指令が送られてく
ると(ステップ501)、調節弁2に閉め切り圧を印加
する(ステップ502)。これにより、調節弁2の弁開
度は閉じられ、全閉状態とされる。データ処理制御部3
Bは、この調節弁2の弁開度の全閉状態を、角度センサ
3Dからのレバー角度の変化がなくなった時点として検
出する(ステップ503)。そして、データ処理制御部
3Bは、調節弁2の弁開度の全閉状態を検出すると、そ
の時のフィードバックレバー4の水平位置からの角度α
2で示される弁開度位置をゼロ点位置LRV(α2)と
して求め(ステップ504)、この求めたゼロ点位置L
RV(α2)を記憶する(ステップ505)。
トローラ1からゼロ/スパン自動調整指令が送られてく
ると(ステップ501)、調節弁2に閉め切り圧を印加
する(ステップ502)。これにより、調節弁2の弁開
度は閉じられ、全閉状態とされる。データ処理制御部3
Bは、この調節弁2の弁開度の全閉状態を、角度センサ
3Dからのレバー角度の変化がなくなった時点として検
出する(ステップ503)。そして、データ処理制御部
3Bは、調節弁2の弁開度の全閉状態を検出すると、そ
の時のフィードバックレバー4の水平位置からの角度α
2で示される弁開度位置をゼロ点位置LRV(α2)と
して求め(ステップ504)、この求めたゼロ点位置L
RV(α2)を記憶する(ステップ505)。
【0022】次に、データ処理制御部3Bは、今回求め
られたフィードバックレバー4の水平位置からの角度α
2と前回の角度α1とを比較し(ステップ506)、α
2≦α1であればθs2=2・α2としてスパン角度θs2
を求める一方(ステップ507)、α2>α1であれば
θs2=tan-1{2tanα1/(1+tan2 α2−
2tanα1・tanα2)}としてスパン角度θs2を
求め(ステップ508)、この求めたスパン角度θs2で
示される弁開度位置をスパン点位置URV(θs2)とし
て記憶する(ステップ509)。
られたフィードバックレバー4の水平位置からの角度α
2と前回の角度α1とを比較し(ステップ506)、α
2≦α1であればθs2=2・α2としてスパン角度θs2
を求める一方(ステップ507)、α2>α1であれば
θs2=tan-1{2tanα1/(1+tan2 α2−
2tanα1・tanα2)}としてスパン角度θs2を
求め(ステップ508)、この求めたスパン角度θs2で
示される弁開度位置をスパン点位置URV(θs2)とし
て記憶する(ステップ509)。
【0023】なお、本実施の形態において、θs2=ta
n-1{2tanα1/(1+tan2 α2−2tanα
1・tanα2)}なる式は次のようにして導き出した
ものである。すなわち、図6において、S=2ltan
α1、S1=ltanα2、S2=ltan(α2−θ
s2)として表される。
n-1{2tanα1/(1+tan2 α2−2tanα
1・tanα2)}なる式は次のようにして導き出した
ものである。すなわち、図6において、S=2ltan
α1、S1=ltanα2、S2=ltan(α2−θ
s2)として表される。
【0024】S=S1−S2であるので、 S=l{tanα2−tan(α2−θs2)} =l{tanα2−(tanα2−tanθs2)/(1+tanα2・ta nθs2)} =l{(tan2 α2・tanθs2+tanα2)/(1+tanα2・t anθs2)} となる。
【0025】したがって、 2ltanα1=ltanθs2・{(1+tan2 α
2)/(1+tanα2・tanθs2)} となる。
2)/(1+tanα2・tanθs2)} となる。
【0026】ここで、tanα1=a、tanα2=
b、tanθs2=xとすると、 2a=x・(1+b2)/(1+bx) 2a・(1+bx)=x(1+b2) 2a+2abx=x(1+b2) x(1+b2−2ab)=2a x=2a/(1+b2−2ab)=tanθs2 θs2=tan-1x となり、θs2=tan-1{2tanα1/(1+tan
2 α2−2tanα1・tanα2)}として表され
る。
b、tanθs2=xとすると、 2a=x・(1+b2)/(1+bx) 2a・(1+bx)=x(1+b2) 2a+2abx=x(1+b2) x(1+b2−2ab)=2a x=2a/(1+b2−2ab)=tanθs2 θs2=tan-1x となり、θs2=tan-1{2tanα1/(1+tan
2 α2−2tanα1・tanα2)}として表され
る。
【0027】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明によれば、電空ポジショナへゼロ/スパン自動調
整指令を与えると、自動的にゼロ点位置LRV(α)お
よびスパン点位置URV(θs)が、ゼロ点位置LRV
(α)については調節弁に閉め切り圧を印加した際のフ
ィードバックレバーの水平位置からの角度αから求めら
れ、スパン点位置URV(θs)についてはそのスパン
角度θsが所定の演算式に上記の角度αを代入すること
により求められるものとなり、リモートで自動的にゼロ
/スパン調整を行うことができるようになる。これによ
り、ゼロ/スパン調整用つまみ等の機構が不要となり、
コストダウンを促進することができるようになる。ま
た、ゼロ/スパン調整を短時間で行うことができ、防爆
エリア等の危険な場所でのゼロ/スパン調整も可能とな
る。また、ゼロ/スパン自動調整指令を各電空ポジショ
ナ共通とし、かつ線路電流の予め定められたパターンで
送信することにより、直列接続された複数の電空ポジシ
ョナのゼロ/スパン調整を一度に行うことができるよう
になる。
本発明によれば、電空ポジショナへゼロ/スパン自動調
整指令を与えると、自動的にゼロ点位置LRV(α)お
よびスパン点位置URV(θs)が、ゼロ点位置LRV
(α)については調節弁に閉め切り圧を印加した際のフ
ィードバックレバーの水平位置からの角度αから求めら
れ、スパン点位置URV(θs)についてはそのスパン
角度θsが所定の演算式に上記の角度αを代入すること
により求められるものとなり、リモートで自動的にゼロ
/スパン調整を行うことができるようになる。これによ
り、ゼロ/スパン調整用つまみ等の機構が不要となり、
コストダウンを促進することができるようになる。ま
た、ゼロ/スパン調整を短時間で行うことができ、防爆
エリア等の危険な場所でのゼロ/スパン調整も可能とな
る。また、ゼロ/スパン自動調整指令を各電空ポジショ
ナ共通とし、かつ線路電流の予め定められたパターンで
送信することにより、直列接続された複数の電空ポジシ
ョナのゼロ/スパン調整を一度に行うことができるよう
になる。
【図1】 電空ポジショナの角度センサと調節弁との配
置関係を示す図である。
置関係を示す図である。
【図2】 本発明を適用してなる調節弁制御システムの
システム構成図である。
システム構成図である。
【図3】 実施の形態1においてゼロ/スパン自動調整
指令を受信した場合に電空ポジショナのデータ処理制御
部が行う特徴的な動作を説明するためのフローチャート
である。
指令を受信した場合に電空ポジショナのデータ処理制御
部が行う特徴的な動作を説明するためのフローチャート
である。
【図4】 ゼロ/スパン自動調整指令として線路電流の
特殊なパターンを例示する図である。
特殊なパターンを例示する図である。
【図5】 実施の形態3において次のゼロ/スパン自動
調整指令を受信した場合に電空ポジショナのデータ処理
制御部が行う特徴的な動作を説明するためのフローチャ
ートである。
調整指令を受信した場合に電空ポジショナのデータ処理
制御部が行う特徴的な動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図6】 実施の形態3においてθs2=tan-1{2t
anα1/(1+tan2 α2−2tanα1・tan
α2)}なる式の導出過程を説明するための図である。
anα1/(1+tan2 α2−2tanα1・tan
α2)}なる式の導出過程を説明するための図である。
1…コントローラ、2(2−1,2−2)…調節弁、3
(3−1,3−2)…電空ポジショナ、L1,L2,L
3…通信線、3A…通信ライン駆動部、3B…データ処
理制御部、3C…電空変換部、3D…角度センサ、2A
…駆動部、2B…弁軸、2C…弁、4…フィードバック
レバー、LRV(α)…ゼロ点位置、URV(θs)…
スパン点位置。
(3−1,3−2)…電空ポジショナ、L1,L2,L
3…通信線、3A…通信ライン駆動部、3B…データ処
理制御部、3C…電空変換部、3D…角度センサ、2A
…駆動部、2B…弁軸、2C…弁、4…フィードバック
レバー、LRV(α)…ゼロ点位置、URV(θs)…
スパン点位置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05D 3/00 - 3/20 G05D 7/00 - 7/06 G05D 16/00 - 16/20
Claims (4)
- 【請求項1】 ゼロ/スパン自動調整指令を受けて、調
節弁の弁開度を制御する際の基準となるゼロ点位置LR
V(α)およびスパン点位置URV(θs)を、ゼロ点
位置LRV(α)については前記調節弁に閉め切り圧を
印加した際のフィードバックレバーの水平位置からの角
度αから求め、スパン点位置URV(θs)については
そのスパン角度θsを角度センサの中心から弁軸までの
水平距離lおよび公称ストロークSからθs=α+ta
n -1 (S/l−tanα)として求めるようにしたこと
を特徴とする電空ポジショナのゼロ/スパン調整方法。 - 【請求項2】 ゼロ/スパン自動調整指令を受けて、調
節弁の弁開度を制御する際の基準となるゼロ点位置LR
V(α)およびスパン点位置URV(θs)を、ゼロ点
位置LRV(α)については前記調節弁に閉め切り圧を
印加した際のフィードバックレバーの水平位置からの角
度αから求め、スパン点位置URV(θs)については
そのスパン角度θsをθs=2・αとして求めるように
したことを特徴とする電空ポジショナのゼロ/スパン調
整方法。 - 【請求項3】 請求項2において、次のゼロ/スパン自
動調整指令を受けてゼロ点位置LRV(α2)を求めた
とき、そのゼロ点位置LRV(α2)の角度α2が前回
のゼロ/スパン自動調整指令を受けて求められたゼロ点
位置LRV(α1)の角度α1よりも大きかった場合、
スパン点位置URV(θ s2 )についてはそのスパン角度
θ s2 をθ s2 =tan -1 {2tanα1/(1+tan 2
α2−2tanα1・tanα2)}として求めるよう
にしたことを特徴とする電空ポジショナのゼロ/スパン
調整方法。 - 【請求項4】 請求項1〜3の何れか1項において、複
数の電空ポジショナを直列接続し、ゼロ/スパン自動調
整指令を各電空ポジショナ共通とし、かつ線路電流の予
め定められたパターンで送信するようにしたことを特徴
とする電空ポジショナのゼロ/スパン調整方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25860395A JP3295885B2 (ja) | 1995-10-05 | 1995-10-05 | 電空ポジショナのゼロ/スパン調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25860395A JP3295885B2 (ja) | 1995-10-05 | 1995-10-05 | 電空ポジショナのゼロ/スパン調整方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09101821A JPH09101821A (ja) | 1997-04-15 |
JP3295885B2 true JP3295885B2 (ja) | 2002-06-24 |
Family
ID=17322574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25860395A Expired - Fee Related JP3295885B2 (ja) | 1995-10-05 | 1995-10-05 | 電空ポジショナのゼロ/スパン調整方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3295885B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3511458B2 (ja) * | 1997-12-08 | 2004-03-29 | 株式会社山武 | 電空ポジショナ |
JP6722500B2 (ja) * | 2016-04-25 | 2020-07-15 | アズビル株式会社 | ポジショナ |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05289751A (ja) * | 1992-04-15 | 1993-11-05 | Hitachi Metals Ltd | マスフローコントローラのゼロ点シフト及びスパンシフトを自動補正する方法及びその自動補正機能付きマスフローコントローラ |
JPH07180701A (ja) * | 1993-12-24 | 1995-07-18 | Yamatake Honeywell Co Ltd | 電空ポジショナ |
JPH07239717A (ja) * | 1994-02-25 | 1995-09-12 | Shimaden:Kk | サーボコントローラにおける動作範囲の自動調整方法 |
-
1995
- 1995-10-05 JP JP25860395A patent/JP3295885B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09101821A (ja) | 1997-04-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |