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JP3292440B2 - Cdレコードディスク - Google Patents

Cdレコードディスク

Info

Publication number
JP3292440B2
JP3292440B2 JP03005196A JP3005196A JP3292440B2 JP 3292440 B2 JP3292440 B2 JP 3292440B2 JP 03005196 A JP03005196 A JP 03005196A JP 3005196 A JP3005196 A JP 3005196A JP 3292440 B2 JP3292440 B2 JP 3292440B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
disk
sheet
disk sheet
recording surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP03005196A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09204756A (ja
Inventor
育朗 大津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP03005196A priority Critical patent/JP3292440B2/ja
Publication of JPH09204756A publication Critical patent/JPH09204756A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3292440B2 publication Critical patent/JP3292440B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はCDレコードまたは
CDプレーヤなどで使用される、利用者が記録を行うレ
コードディスクなどに関し、特にディスクの未記録面へ
の塵埃の付着を防止できるCDレコードディスクに関す
る。
【0002】
【従来の技術】CDレコードまたはCDプレーヤなどで
使用される、利用者が記録を行うCD−レコードディス
ク(以下、CD−Rと称す)の書き込み面に塵埃が付着
すると正常な記録ができなくなる。しかし、ディスク記
録面には静電気等によって塵埃が付着し易いので、従来
は、記録を行う直前に、利用者がエアスプレーなどで塵
埃を吹き飛ばすなどの作業が行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術のように、利用者が記録を行う度毎にエアスプ
レーなどで塵埃を吹き飛ばすというのでは、その作業の
分だけ利用者の負担が増加する。本発明の課題は、上記
のような従来技術の問題を解決し、ディスクの未記録面
への塵埃の付着を防止でき、且つそのための利用者の負
担を軽減できるCD−Rを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する手
として、CDレコーダまたはCDプレーヤ用のCDレコ
ードディスクにおいて、該CDレコードディスクの記録
面に、該記録面を覆う円板状のCDディスクシートを貼
付し、このCDディスクシートを1枚ずつ剥がすことが
可能な複数枚の積層構造にし、且つ内側のシートほど半
径が大きい同心円の穴を最外側のCDディスクシート以
外のCDディスクシートに設けた。
【0005】
【作用】上記のように構成したので、少なくとも記録時
までは、CD−Rの記録面に塵埃が付着せず、また、記
録作業が複数回に分けて行われても、その間、CD−R
の記録面に塵埃が付着しない。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施の
形態を詳細に説明する。図1は本発明の第1の形態例の
CD−レコーダ(CD−R)の全体斜視図である。図示
したように、この形態例のCD−R1には、記録面11の
全体を覆うように円板状のCDディスクシート2が貼付
されている。このCDディスクシート2にはつまみ部21
が設けられており、記録直前に、利用者がこのつまみ部
21をつまんでCDディスクシート2をはがす。図2に、
図1のCD−Rの製造時(a図)、出荷時(b図)、記
録直前(c図)の形態を示す。図示したように、製造時
(a図)に、記録面11全体にCDディスクシート2を貼
付する。(a)図の部分拡大図に示すように、CDディ
スクシート2は接着剤22とシート材23から成る。図2
(c)図に示すように、記録直前には、つまみ部21をつ
まんでCDディスクシート2を矢印方向にはがす。こう
して、記録を行うとき、記録面11に全く塵埃が付着して
いない状態が実現される。作業面でも、エアスプレーを
準備して、そのエアスプレーで塵埃を吹き飛ばす作業に
比べれば、つまみ部21をつまんでCDディスクシート2
をはがすという作業ははるかに容易である。なお、CD
ディスクシート2をはがしたとき、CDディスクシート
2の接着剤22は記録面11に残らない。この接着剤22は例
えば当業者にとって自明の接着剤を用いる。CDディス
クシート2は、日光または紫外線を遮光する遮光材で構
成する。このような構成では、記録前に、CD−R1の
記録面に向けて長時間、日光または紫外線が照射された
としても、CDディスクシート2によって記録面は完全
に遮光されているので、CD−R1の記録層が化学変化
を起こして記録不可になるということはなくなる。ま
た、CDディスクシート2は、帯電防止材で構成するこ
とも可能である。このような構成では、CDディスクシ
ート2をはがすとき、記録面11に静電気が発生すること
がないので、CDディスクシート2をはがした後に記録
面11に塵埃が付着するということがなくなる。
【0007】図3は本発明の第2の形態例を示すCD−
Rの説明図である。同図(a)は出荷時、同図(b)は
1回目の記録時のCD−Rを示している。CDディスク
シートを接着剤22とシート材23とから構成する点は同じ
である。図示したように、この形態例では、CDディス
クシート2を、各直径が外径方向に行くほど大きくなる
複数の同心円Rで複数に分割している。図3の例では、
3個の同心円Rで、CDディスクシート2を2- A,2
- B,2- C,2- Dの四つの部分に分割した状態を示
す。分割されたそれぞれの部分は、それぞれその部分だ
けをはがすことが可能で、図3(b)の例では、CDデ
ィスクシート2の部分2- Aがはがされ、CD−R1の
記録面11の一部がむき出しになり、この部分への記録が
可能になる。CD−R1への記録においては、1回で全
面に記録しない場合が多い。そのようなとき、第1の形
態例のCDディスクシートの場合、最初の記録時に全面
に貼付されていたCDディスクシートが全てはがされて
しまうので、後に残りの記録面11に記録するまでの期間
に、塵埃が記録面11に付着する可能性がある。第2の形
態例は、上記のように記録する部分だけのCDディスク
シートをはがして、このような塵埃の付着を防止しよう
とするものである。なお、図4に示すように、CDディ
スクシート2の分割したそれぞれの部分につまみ部21a
を備えることにより、はがし易くすることも可能であ
る。また、1回の記録時にはがすCDディスクシート2
の分割した部分の枚数は記録量に応じては複数枚になる
こともある。
【0008】図5は本発明の第3の形態例のCD−Rの
説明図である。図5(a)は出荷時、(b)は1回目の
記録時のCD−Rを示している。図示したように、この
形態例のCD−R1は、複数枚(図示の例では3枚)の
シートで構成されたCDディスクシート2aを備え、最
外側のCDディスクシート2a1以外のCDディスクシー
ト(図示の例では2a2,2a3)には、内側のシートほど
半径が大きい同心円の穴を設けている。このような構成
にした場合、(b)に示すように、1回目の記録時に
は、最外側のCDディスクシート2a1をはがして記録面
11の内側の領域に記録を行い、2回目の記録時には外側
から2番目のCDディスクシート2a2まではがし、はが
すことによって新たに露出された記録面に記録を行う。
3回目以後も同様にして記録する。なお、記録後は再び
最外側のCDディスクシート2a1を貼付することも可能
であるが、CDディスクシート2a1をはがしたままにし
ておいても、貼付されたまま残っているCDディスクシ
ートによって塵埃の付着が軽減される。また、1回の記
録時にシートを複数枚はがしてもよい。こうして、第3
の形態例でも、第2の形態例と同様の効果を得ることが
できる。
【0009】図6は本発明の第4の形態例のCD−Rの
説明図である。図6(a)は出荷時、(b)は1回目の
記録時、(c)は2回目の記録時のCD−Rを示してい
る。図6(a)に示すように、この形態例のCD−R1
には出荷時、複数枚の透明シート(図の例では2b1〜2
b4の4枚構成)から成るCDディスクシート2bが貼付
されている。(b)に示すように、1回目の記録時は、
塵埃が付着している可能性のある最外側の透明シート2
b1のみはがし、残りの透明シートをCD−R1の記録面
11に貼付したまま透明シートを介して光ビームを下方か
ら記録面11に照射して記録を行う。また、(c)に示す
ように、2回目の記録時は、1回目の記録後に塵埃が付
着した可能性のある透明シート2b2をはがし、その状態
で1回目と同様にして記録を行う。3回目以後も同様で
ある。こうして、第4の形態例でも、第2の形態例と同
様の効果を得ることができる。なお、記録開始前に状態
では、最外部の透明シート2b1の外側面に図1のシート
2の如き遮光性のシートを貼付してもよい。
【0010】図7は本発明の第5の形態例のCD−Rの
説明図である。図7(a)は出荷時、(b)は1回目の
記録直前、(c)は1回目の記録後、(d)は2回目の
記録直前のCD−Rを示している。図示したように、こ
の形態例のCD−R1の記録面にも複数枚からなるCD
ディスクシート2cが貼付されているが、それぞれのC
Dディスクシート(図示の例では2c1〜2c4の4枚)は
不透明である。図7(a)に示すように、上記のような
CD−R1がCDディスクケース3に収納された状態で
出荷され、(b)に示すように、1回目の記録時には、
CD−R1の記録面11に直接貼付されたCDディスクシ
ート2c1と、CDディスクシート2c2との間で両者をは
がし、CDディスクシート2c1のみが貼付されたCD−
RをCDディスクケース3から取り出す。次いで、図示
したように、記録直前にCDディスクシート2c1を記録
面11から矢印の方向にはがし、CDディスクシートがC
D−R1に全く貼付されていない状態で記録を行う。
【0011】塵埃が付着した可能性のあるCDディスク
シート2c1は廃棄され、1回目の記録後、(c)に示す
ようにCD−R1のみがCDディスクケース3内に戻さ
れ、CDディスクケース3内に残されているCDディス
クシート2cの最も上側にあるCDディスクシート2c2
がCD−R1の記録面11に貼付される。こうして、2回
目の記録時には、(d)に示すように、CDディスクシ
ート2c2のみがCD−R1に貼付された状態でCDディ
スクケース3から取り出すことができ、このCDディス
クシート2c2が記録直前に矢印の方向にはがされる。C
Dディスクシート2c2は、CD−RがCDディスクケー
ス3から取り出されてから記録直前までの間に記録面11
に塵埃が付着するのを防止すると共に、前回の記録時に
記録面に付着したかもしれない塵埃をCDディスクシー
ト2c2に付着させて記録面11から除去する。CD−Rが
CDディスクケース3に再び収納されるときにはこのC
Dディスクシート2c2も廃棄され、以下同様の操作がく
り返される。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば
なくとも記録時までは、CD−Rの記録面に塵埃が付
着しないので、記録が正常に行われ、また、記録作業を
複数回に分けて行っても、その間、CD−Rの記録面に
塵埃が付着しないようにできるので、そのような記録作
業の場合でも記録が正常に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の形態例を示すCD−Rの斜視図
である。
【図2】(a) (b) 及び(c) は本発明の第1の形態例を示
すCD−Rの説明図である。
【図3】(a) 及び(b) は本発明の第2の形態例を示すC
D−Rの説明図である。
【図4】本発明の第2の形態例を示すCD−Rの他の説
明図である。
【図5】(a) 及び(b) は本発明の第3の形態例を示すC
D−Rの説明図である。
【図6】(a) (b) 及び(c) は本発明の第4の形態例を示
すCD−Rの説明図である。
【図7】(a) 乃至(d) は本発明の第5の形態例を示すC
D−Rの説明図である。
【符号の説明】
1 CD−R、2 CDディスクシート、3 CDディ
スクケース、11 記録面、21 つまみ部、22 接着剤、
23 シート材、
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 23/00 G11B 23/50 G11B 7/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CDレコーダまたはCDプレーヤ用のC
    Dレコードディスクにおいて、該CDレコードディスク
    の記録面に、該記録面を覆う円板状のCDディスクシー
    トを貼付し、このCDディスクシートを1枚ずつ剥がす
    ことが可能な複数枚の積層構造にし、且つ内側のシート
    ほど半径が大きい同心円の穴を最外側のCDディスクシ
    ート以外のCDディスクシートに設けたことを特徴とす
    CDレコードディスク。
JP03005196A 1996-01-24 1996-01-24 Cdレコードディスク Expired - Fee Related JP3292440B2 (ja)

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JPH09204756A JPH09204756A (ja) 1997-08-05
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