JP3292332B2 - 情報記録媒体及びその読み取り方法 - Google Patents
情報記録媒体及びその読み取り方法Info
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- JP3292332B2 JP3292332B2 JP21146393A JP21146393A JP3292332B2 JP 3292332 B2 JP3292332 B2 JP 3292332B2 JP 21146393 A JP21146393 A JP 21146393A JP 21146393 A JP21146393 A JP 21146393A JP 3292332 B2 JP3292332 B2 JP 3292332B2
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- Japan
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- recording medium
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、情報記録媒体及びその
読み取り方法に関し、特に、バーコードをホログラムに
記録した情報記録媒体及びその読み取り方法に関する。
読み取り方法に関し、特に、バーコードをホログラムに
記録した情報記録媒体及びその読み取り方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ホログラムにバーコードを記録
し、その再生位置に受光素子等を配置して読み取ること
が知られている。また、その際の読み取りは、通常、バ
ーに垂直な方向に再生されたバーコードが移動するよう
に、ホログラムを受光素子に対して相対的に移動させて
記録されたバーコードを読み取る方法が採用されてい
る。
し、その再生位置に受光素子等を配置して読み取ること
が知られている。また、その際の読み取りは、通常、バ
ーに垂直な方向に再生されたバーコードが移動するよう
に、ホログラムを受光素子に対して相対的に移動させて
記録されたバーコードを読み取る方法が採用されてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに再生されたバーに垂直な方向にバーコードを移動さ
せて読み取る方法では、再生されるバーコードに強度ム
ラ等がある場合、誤って読み取られたり、読み取りがで
きない場合が発生する。
うに再生されたバーに垂直な方向にバーコードを移動さ
せて読み取る方法では、再生されるバーコードに強度ム
ラ等がある場合、誤って読み取られたり、読み取りがで
きない場合が発生する。
【０００４】本発明はこのような従来技術の問題点に鑑
みてなされたものでり、その目的は、ホログラムとして
記録するバーコードの方向及び形状に工夫をして、確実
に読み取りができる情報記録媒体及びその読み取り方法
を提供することである。
みてなされたものでり、その目的は、ホログラムとして
記録するバーコードの方向及び形状に工夫をして、確実
に読み取りができる情報記録媒体及びその読み取り方法
を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の情報記録媒体は、読み取り方向が決められている情
報記録媒体であって、コード情報を表す平行な複数のバ
ー状パターンからなるバーコードがホログラム化してホ
ログラム領域に記録されている情報記録媒体において、
前記ホログラム領域が読み取り方向に複数のホログラム
部分領域に分割されており、各ホログラム部分領域にバ
ーコードがホログラム化して記録されており、各ホログ
ラム部分領域から再生されるバーコードのバーの向き
が、前記情報記録媒体と前記バーコードの読み取り手段
とを前記読み取り方向に相対的に移動して読み取る際の
読み取り方向に平行に向くように記録されていることを
特徴とするものである。
明の情報記録媒体は、読み取り方向が決められている情
報記録媒体であって、コード情報を表す平行な複数のバ
ー状パターンからなるバーコードがホログラム化してホ
ログラム領域に記録されている情報記録媒体において、
前記ホログラム領域が読み取り方向に複数のホログラム
部分領域に分割されており、各ホログラム部分領域にバ
ーコードがホログラム化して記録されており、各ホログ
ラム部分領域から再生されるバーコードのバーの向き
が、前記情報記録媒体と前記バーコードの読み取り手段
とを前記読み取り方向に相対的に移動して読み取る際の
読み取り方向に平行に向くように記録されていることを
特徴とするものである。
【０００６】
【０００７】この場合、バーコードを、コード情報を表
す平行な複数のバー状パターンと、この複数の各バーの
一端にそれらに直交するように配置された１本の調光用
バーとからなるものとすることもできる。
す平行な複数のバー状パターンと、この複数の各バーの
一端にそれらに直交するように配置された１本の調光用
バーとからなるものとすることもできる。
【０００８】また、本発明の情報記録媒体の読み取り方
法は、上記のような情報記録媒体のホログラム部分領域
に、相対的に読み取り方向に移動する光を照射し、ホロ
グラム部分領域から再生される像位置に前記バーコード
のコード情報を表すバーにほぼ直交する方向に配置され
た１次元検出手段又は２次元検出手段によりバーコード
を読み取る方法である。
法は、上記のような情報記録媒体のホログラム部分領域
に、相対的に読み取り方向に移動する光を照射し、ホロ
グラム部分領域から再生される像位置に前記バーコード
のコード情報を表すバーにほぼ直交する方向に配置され
た１次元検出手段又は２次元検出手段によりバーコード
を読み取る方法である。
【０００９】この場合に、バーコードを、コード情報を
表す平行な複数のバー状パターンと、この複数の各バー
の一端にそれらに直交するように配置された１本の調光
用バーとからなるものとし、１次元検出手段又は２次元
検出手段により読み取られた調光用バーの信号に基づい
てコード情報を表す平行な複数のバー状パターンの読み
取りを制御するようにすることもできる。
表す平行な複数のバー状パターンと、この複数の各バー
の一端にそれらに直交するように配置された１本の調光
用バーとからなるものとし、１次元検出手段又は２次元
検出手段により読み取られた調光用バーの信号に基づい
てコード情報を表す平行な複数のバー状パターンの読み
取りを制御するようにすることもできる。
【００１０】
【作用】本発明においては、読み取り方向が決められて
おり、コード情報を表す平行な複数のバー状パターンか
らなるバーコードがホログラム化してホログラム領域に
記録されている情報記録媒体であって、ホログラム領域
が読み取り方向に複数のホログラム部分領域に分割され
ており、各ホログラム部分領域にバーコードがホログラ
ム化して記録されており、各ホログラム部分領域から再
生されるバーコードのバーの向きが、情報記録媒体とバ
ーコードの読み取り手段とを読み取り方向に相対的に移
動して読み取る際の読み取り方向に平行に向くように記
録されている情報記録媒体のホログラム部分領域に、相
対的に読み取り方向に移動する光を照射し、ホログラム
部分領域から再生される像位置に前記バーコードのコー
ド情報を表すバーにほぼ直交する方向に配置された１次
元検出手段又は２次元検出手段により前記バーコードを
読み取るので、各バーの位置は移動に直交する方向にず
れず、読み取り時間が長くとれ、また、比較的短いバー
コードとして記録することができるので正確で確実な読
み取りができ、また、情報記録媒体の移動速度にムラが
あっても誤動作なく確実に読み取ることができ、さら
に、全体として大きな情報を記録することができるよう
になる。
おり、コード情報を表す平行な複数のバー状パターンか
らなるバーコードがホログラム化してホログラム領域に
記録されている情報記録媒体であって、ホログラム領域
が読み取り方向に複数のホログラム部分領域に分割され
ており、各ホログラム部分領域にバーコードがホログラ
ム化して記録されており、各ホログラム部分領域から再
生されるバーコードのバーの向きが、情報記録媒体とバ
ーコードの読み取り手段とを読み取り方向に相対的に移
動して読み取る際の読み取り方向に平行に向くように記
録されている情報記録媒体のホログラム部分領域に、相
対的に読み取り方向に移動する光を照射し、ホログラム
部分領域から再生される像位置に前記バーコードのコー
ド情報を表すバーにほぼ直交する方向に配置された１次
元検出手段又は２次元検出手段により前記バーコードを
読み取るので、各バーの位置は移動に直交する方向にず
れず、読み取り時間が長くとれ、また、比較的短いバー
コードとして記録することができるので正確で確実な読
み取りができ、また、情報記録媒体の移動速度にムラが
あっても誤動作なく確実に読み取ることができ、さら
に、全体として大きな情報を記録することができるよう
になる。
【００１１】なお、バーコードに調光用バーを配置し、
その読み取り信号に基づいてコード情報を表す平行な複
数のバー状パターンの読み取りを制御するようにする
と、ホログラム再生像のコントラスト、明るさのバラツ
キ、再生ムラに係わらず、正確で確実な読み取りができ
る。
その読み取り信号に基づいてコード情報を表す平行な複
数のバー状パターンの読み取りを制御するようにする
と、ホログラム再生像のコントラスト、明るさのバラツ
キ、再生ムラに係わらず、正確で確実な読み取りができ
る。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の情報記録媒体及びその読み取
り方法を実施例に基づいて説明する。図１は本発明の情
報記録媒体をカード状に構成した実施例の平面図であ
り、カード１は図示の二重矢印で示したその長手方向に
相対的に移動させて読み取られるものである。そして、
磁気データを記録する磁気記録領域２がカード１の長手
方向の一辺に沿って配置されている。また、同じくカー
ド１の長手方向に磁気記録領域２に沿って３1 、３2 、
３3 、３4 ・・等のホログラム記録領域３が配置されて
いるものである。
り方法を実施例に基づいて説明する。図１は本発明の情
報記録媒体をカード状に構成した実施例の平面図であ
り、カード１は図示の二重矢印で示したその長手方向に
相対的に移動させて読み取られるものである。そして、
磁気データを記録する磁気記録領域２がカード１の長手
方向の一辺に沿って配置されている。また、同じくカー
ド１の長手方向に磁気記録領域２に沿って３1 、３2 、
３3 、３4 ・・等のホログラム記録領域３が配置されて
いるものである。
【００１３】そして、各ホログラム記録領域３には、図
２に示すように、バーコード７が所定位置に再生される
ようにフレネルホログラムとして記録されている。記録
されたバーコード７は、コード情報を表す複数本の平行
なコード用バー７1 と、これらのコード用バー７1 の一
端にそれらに直交するように配置された１本の太い調光
用バー７2 からなるものである。
２に示すように、バーコード７が所定位置に再生される
ようにフレネルホログラムとして記録されている。記録
されたバーコード７は、コード情報を表す複数本の平行
なコード用バー７1 と、これらのコード用バー７1 の一
端にそれらに直交するように配置された１本の太い調光
用バー７2 からなるものである。
【００１４】図２に示すように、光源４からの光を光学
系５により収束光６に変換し、その収束光６をホログラ
ム記録領域３に照射すると、各ホログラム記録領域３か
らは再生光８が回折され、このバーコード７が所定位置
に再生されるようになっており、しかも、コード用バー
７1 が、二重矢印で示したカード１の移動方向に向くよ
うにバーコード７が記録されている。そして、その再生
位置に、コード用バー７1 に直交する方向にラインセン
サー又はイメージセンサー９が配置されいる。
系５により収束光６に変換し、その収束光６をホログラ
ム記録領域３に照射すると、各ホログラム記録領域３か
らは再生光８が回折され、このバーコード７が所定位置
に再生されるようになっており、しかも、コード用バー
７1 が、二重矢印で示したカード１の移動方向に向くよ
うにバーコード７が記録されている。そして、その再生
位置に、コード用バー７1 に直交する方向にラインセン
サー又はイメージセンサー９が配置されいる。
【００１５】このような配置において、カード１を二重
矢印方向に移動させながら、光源４からの収束光６を順
次各ホログラム記録領域３に照射すると、ホログラム記
録領域３からの回折光８により、ラインセンサー又はイ
メージセンサー９の位置にバーコード７が再生され、再
生されたバーコード７はカード１の移動に伴って同じ速
度で同じ方向に移動するので、バーコード７に対してラ
インセンサー又はイメージセンサー９を反対方向に走査
させたのと同じ作用になる。そして、コード用バー７1
はその走査方向に平行に記録されているので、ラインセ
ンサー又はイメージセンサー９が読み取りのために相対
的に移動（走査）しても、各バー７1 の位置は走査に直
交する方向にずれず、読み取り時間が長くとれるので確
実に読み取りができ、また、カード１の移動速度にムラ
があっても誤動作なく確実に読み取ることができる。
矢印方向に移動させながら、光源４からの収束光６を順
次各ホログラム記録領域３に照射すると、ホログラム記
録領域３からの回折光８により、ラインセンサー又はイ
メージセンサー９の位置にバーコード７が再生され、再
生されたバーコード７はカード１の移動に伴って同じ速
度で同じ方向に移動するので、バーコード７に対してラ
インセンサー又はイメージセンサー９を反対方向に走査
させたのと同じ作用になる。そして、コード用バー７1
はその走査方向に平行に記録されているので、ラインセ
ンサー又はイメージセンサー９が読み取りのために相対
的に移動（走査）しても、各バー７1 の位置は走査に直
交する方向にずれず、読み取り時間が長くとれるので確
実に読み取りができ、また、カード１の移動速度にムラ
があっても誤動作なく確実に読み取ることができる。
【００１６】なお、このコード用バー７1 の読み取りに
先立て、まず調光用バー７2 がラインセンサー又はイメ
ージセンサー９の位置に達し、光電変換されるが、この
調光用バー７2 の作用は、その読み取り信号を、光源４
の強度、ないし、ラインセンサー又はイメージセンサー
９の感度にフィードバックさせて、次のコード用バー７
1 の読み取り精度を向上させると共に、コード用バー７
1 の記録方向である調光用バー７2 に沿う方向のバーコ
ード７の記録ムラ、再生ムラ等を、ラインセンサー又は
イメージセンサー９の各受光部のゲインを調整するよう
にフィードバックさせて、補正するためのものである。
この調光用バー７2 の作用は、ホログラムの記録条件、
記録情報の内容、複製条件等により、その再生像７のコ
ントラスト、明るさ、再生ムラ等が比較的大きく変化す
るので、有効であるが、もちろん、この調光用バー７2
を省いてコード用バー７1 のみでバーコード７を構成し
てもよく、この場合も、上記のように、コード用バー７
1 がカード１の移動方向に平行に記録されている限り、
読み取り時間が長くとれるので確実に読み取りができ、
また、カード１の移動速度にムラがあっても誤動作なく
確実に読み取ることができる効果は得られる。
先立て、まず調光用バー７2 がラインセンサー又はイメ
ージセンサー９の位置に達し、光電変換されるが、この
調光用バー７2 の作用は、その読み取り信号を、光源４
の強度、ないし、ラインセンサー又はイメージセンサー
９の感度にフィードバックさせて、次のコード用バー７
1 の読み取り精度を向上させると共に、コード用バー７
1 の記録方向である調光用バー７2 に沿う方向のバーコ
ード７の記録ムラ、再生ムラ等を、ラインセンサー又は
イメージセンサー９の各受光部のゲインを調整するよう
にフィードバックさせて、補正するためのものである。
この調光用バー７2 の作用は、ホログラムの記録条件、
記録情報の内容、複製条件等により、その再生像７のコ
ントラスト、明るさ、再生ムラ等が比較的大きく変化す
るので、有効であるが、もちろん、この調光用バー７2
を省いてコード用バー７1 のみでバーコード７を構成し
てもよく、この場合も、上記のように、コード用バー７
1 がカード１の移動方向に平行に記録されている限り、
読み取り時間が長くとれるので確実に読み取りができ、
また、カード１の移動速度にムラがあっても誤動作なく
確実に読み取ることができる効果は得られる。
【００１７】ところで、ホログラムは複製等を繰り返す
ことにより作製されるため、バーコード７情報をホログ
ラム３として記録する場合、余り長いバーコードを用い
ると、解像力が落ち、誤って読み取られる確率が増加す
る。そこで、図３に示すように、読み取り方向に沿って
ホログラム記録領域３を複数の部分領域３1 、３2 、・
・３10に分け、各部分領域３1 、３2 、・・３10に比較
的短いバーコードをホログラムとして記録することによ
り、ホログラム記録領域３全体として大きな情報を記録
することができる。４ビットで情報を表すとき、例え
ば、図４に示したような１６個の組のバーコードを用
い、各部分領域３1 、３2 、・・３10に表したい数字φ
〜Ｆの何れかが相当するバーコードを割り当て、それを
コード用バー７1 がカード１の移動方向に平行に向くよ
うにホログラム化して記録することにより、本発明によ
り誤りなく確実に読み取りることができる。
ことにより作製されるため、バーコード７情報をホログ
ラム３として記録する場合、余り長いバーコードを用い
ると、解像力が落ち、誤って読み取られる確率が増加す
る。そこで、図３に示すように、読み取り方向に沿って
ホログラム記録領域３を複数の部分領域３1 、３2 、・
・３10に分け、各部分領域３1 、３2 、・・３10に比較
的短いバーコードをホログラムとして記録することによ
り、ホログラム記録領域３全体として大きな情報を記録
することができる。４ビットで情報を表すとき、例え
ば、図４に示したような１６個の組のバーコードを用
い、各部分領域３1 、３2 、・・３10に表したい数字φ
〜Ｆの何れかが相当するバーコードを割り当て、それを
コード用バー７1 がカード１の移動方向に平行に向くよ
うにホログラム化して記録することにより、本発明によ
り誤りなく確実に読み取りることができる。
【００１８】以上、本発明の情報記録媒体及びその読み
取り方法を実施例に基づいて説明してきたが、本発明は
これら実施例に限定されず種々の変形が可能である。例
えば、フレネルホログラムの代わりにフーリエ変換ホロ
グラムを用いたり、光源からの光を収束光に変換する代
わりに平行光や発散光にしてもよい。
取り方法を実施例に基づいて説明してきたが、本発明は
これら実施例に限定されず種々の変形が可能である。例
えば、フレネルホログラムの代わりにフーリエ変換ホロ
グラムを用いたり、光源からの光を収束光に変換する代
わりに平行光や発散光にしてもよい。
【００１９】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の情報記録媒体及びその読み取り方法によると、読み取
り方向が決められており、コード情報を表す平行な複数
のバー状パターンからなるバーコードがホログラム化し
てホログラム領域に記録されている情報記録媒体であっ
て、ホログラム領域が読み取り方向に複数のホログラム
部分領域に分割されており、各ホログラム部分領域にバ
ーコードがホログラム化して記録されており、各ホログ
ラム部分領域から再生されるバーコードのバーの向き
が、情報記録媒体とバーコードの読み取り手段とを読み
取り方向に相対的に移動して読み取る際の読み取り方向
に平行に向くように記録されている情報記録媒体のホロ
グラム部分領域に、相対的に読み取り方向に移動する光
を照射し、ホログラム部分領域から再生される像位置に
前記バーコードのコード情報を表すバーにほぼ直交する
方向に配置された１次元検出手段又は２次元検出手段に
より前記バーコードを読み取るので、各バーの位置は移
動に直交する方向にずれず、読み取り時間が長くとれ、
また、比較的短いバーコードとして記録することができ
るので正確で確実な読み取りができ、また、情報記録媒
体の移動速度にムラがあっても誤動作なく確実に読み取
ることができ、さらに、全体として大きな情報を記録す
ることができるようになる。
の情報記録媒体及びその読み取り方法によると、読み取
り方向が決められており、コード情報を表す平行な複数
のバー状パターンからなるバーコードがホログラム化し
てホログラム領域に記録されている情報記録媒体であっ
て、ホログラム領域が読み取り方向に複数のホログラム
部分領域に分割されており、各ホログラム部分領域にバ
ーコードがホログラム化して記録されており、各ホログ
ラム部分領域から再生されるバーコードのバーの向き
が、情報記録媒体とバーコードの読み取り手段とを読み
取り方向に相対的に移動して読み取る際の読み取り方向
に平行に向くように記録されている情報記録媒体のホロ
グラム部分領域に、相対的に読み取り方向に移動する光
を照射し、ホログラム部分領域から再生される像位置に
前記バーコードのコード情報を表すバーにほぼ直交する
方向に配置された１次元検出手段又は２次元検出手段に
より前記バーコードを読み取るので、各バーの位置は移
動に直交する方向にずれず、読み取り時間が長くとれ、
また、比較的短いバーコードとして記録することができ
るので正確で確実な読み取りができ、また、情報記録媒
体の移動速度にムラがあっても誤動作なく確実に読み取
ることができ、さらに、全体として大きな情報を記録す
ることができるようになる。
【００２０】なお、バーコードに調光用バーを配置し、
その読み取り信号に基づいてコード情報を表す平行な複
数のバー状パターンの読み取りを制御するようにする
と、ホログラム再生像のコントラスト、明るさのバラツ
キ、再生ムラに係わらず、正確で確実な読み取りができ
る。
その読み取り信号に基づいてコード情報を表す平行な複
数のバー状パターンの読み取りを制御するようにする
と、ホログラム再生像のコントラスト、明るさのバラツ
キ、再生ムラに係わらず、正確で確実な読み取りができ
る。
【図１】本発明の情報記録媒体をカード状に構成した実
施例の平面図である。
施例の平面図である。
【図２】図１の情報記録媒体の読み取り用の配置を示す
図である。
図である。
【図３】別の実施例のカード状情報記録媒体の平面図で
ある。
ある。
【図４】４ビット情報を表すバーコードの例を示す図で
ある。
ある。
１…カード ２…磁気記録領域 ３…ホログラム記録領域 ３1 、３2 、３3 、３4 ・・３10…ホログラム記録部分
領域 ４…光源 ５…光学系 ６…収束光 ７…バーコード ７1 …コード用バー ７2 …調光用バー ８…再生光（回折光） ９…ラインセンサー又はイメージセンサー
領域 ４…光源 ５…光学系 ６…収束光 ７…バーコード ７1 …コード用バー ７2 …調光用バー ８…再生光（回折光） ９…ラインセンサー又はイメージセンサー
フロントページの続き (72)発明者 酒井守人 東京都新宿区市谷加賀町一丁目１番１号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 早川 晃 東京都新宿区市谷加賀町一丁目１番１号 大日本印刷株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−283384（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−189778（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−282895（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−340689（ＪＰ，Ａ) 実公 昭62−17885（ＪＰ，Ｙ２) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G06K 19/06 G06K 7/10 - 7/12
Claims (4)
- 【請求項１】 読み取り方向が決められている情報記録
媒体であって、コード情報を表す平行な複数のバー状パ
ターンからなるバーコードがホログラム化してホログラ
ム領域に記録されている情報記録媒体において、前記ホ
ログラム領域が読み取り方向に複数のホログラム部分領
域に分割されており、各ホログラム部分領域にバーコー
ドがホログラム化して記録されており、各ホログラム部
分領域から再生されるバーコードのバーの向きが、前記
情報記録媒体と前記バーコードの読み取り手段とを前記
読み取り方向に相対的に移動して読み取る際の読み取り
方向に平行に向くように記録されていることを特徴とす
る情報記録媒体。 - 【請求項２】 前記バーコードが、コード情報を表す平
行な複数のバー状パターンと、前記の複数の各バーの一
端にそれらに直交するように配置された１本の調光用バ
ーとからなるものであることを特徴とする請求項１記載
の情報記録媒体。 - 【請求項３】 読み取り方向が決められており、コード
情報を表す平行な複数のバー状パターンからなるバーコ
ードがホログラム化してホログラム領域に記録されてい
る情報記録媒体であって、ホログラム領域が読み取り方
向に複数のホログラム部分領域に分割されており、各ホ
ログラム部分領域にバーコードがホログラム化して記録
されており、各ホログラム部分領域から再生されるバー
コードのバーの向きが読み取り方向に平行に向くように
記録されている情報記録媒体のホログラム部分領域に、
相対的に読み取り方向に移動する光を照射し、前記ホロ
グラム部分領域から再生される像位置に前記バーコード
のコード情報を表すバーにほぼ直交する方向に配置され
た１次元検出手段又は２次元検出手段により前記バーコ
ードを読み取ることを特徴とする情報記録媒体の読み取
り方法。 - 【請求項４】 前記バーコードが、コード情報を表す平
行な複数のバー状パターンと、前記の複数の各バーの一
端にそれらに直交するように配置された１本の調光用バ
ーとからなるものであり、前記１次元検出手段又は２次
元検出手段により読み取られた前記調光用バーの信号に
基づいて前記のコード情報を表す平行な複数のバー状パ
ターンの読み取りを制御することを特徴とする請求項３
記載の情報記録媒体の読み取り方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21146393A JP3292332B2 (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 情報記録媒体及びその読み取り方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21146393A JP3292332B2 (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 情報記録媒体及びその読み取り方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0765138A JPH0765138A (ja) | 1995-03-10 |
| JP3292332B2 true JP3292332B2 (ja) | 2002-06-17 |
Family
ID=16606359
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21146393A Expired - Lifetime JP3292332B2 (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | 情報記録媒体及びその読み取り方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3292332B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| HU9801029D0 (en) | 1998-05-05 | 1998-06-29 | Optilink Ab | Method and system for recording information on a holographic card |
| US20070040032A1 (en) * | 2005-08-19 | 2007-02-22 | Molteni William J | Information-recorded medium containing a holographically-recorded bar code and associated methods |
| DE102006012991A1 (de) * | 2006-03-22 | 2007-10-11 | Bayer Innovation Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zum optischen Auslesen von Informationen |
| DE102006055480A1 (de) * | 2006-11-24 | 2008-05-29 | Bayer Innovation Gmbh | Codierverfahren, Decodierverfahren, Codec sowie Datenträger zur holographischen Speicherung |
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1993
- 1993-08-26 JP JP21146393A patent/JP3292332B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| JPH0765138A (ja) | 1995-03-10 |
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