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JP3290541B2 - セル送出制御方法及びセル送出制御装置 - Google Patents

セル送出制御方法及びセル送出制御装置

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JP3290541B2
JP3290541B2 JP11863194A JP11863194A JP3290541B2 JP 3290541 B2 JP3290541 B2 JP 3290541B2 JP 11863194 A JP11863194 A JP 11863194A JP 11863194 A JP11863194 A JP 11863194A JP 3290541 B2 JP3290541 B2 JP 3290541B2
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健 川崎
條益 鴨井
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • H04L12/5601Transfer mode dependent, e.g. ATM
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(目次) 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1) 作用(図1) 実施例 ・第1実施例の説明(図2〜4) ・第2実施例の説明(図5,6) ・第3実施例の説明(図7) ・第4実施例の説明(図8) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、論理チャネル情報とデ
ータ情報とからなる固定長のセルを取り扱う装置〔AT
M(Asynchronous Transfer Mode) 装置〕におけるセル
の送出を制御するための方法及び装置に関する。
【0003】
【従来の技術】一般に、ATM装置においては、統計多
重を用いて、各通信に対し網内資源の割当てを行なうた
めに、端末からの無秩序なセル発生及び網内での遅延変
動により、割り当てた以上の網内資源を使用することに
よる輻輳状態や受信側端末への処理速度以上のセルの流
入によるオーバーフローを防ぐために、セル送出に制限
を加える必要がある。
【0004】そこで、かかるATMにおける送出制御法
として、例えばタイムスロット毎に送出する仮想チャネ
ル(VC[仮想チャネル情報])または仮想パス(VP
[仮想パス情報])を予め決めておくというようにタイ
ムシェアリングを行なう手法や装置の1セル処理時間の
整数倍の最短送出間隔を用いる手法等が考えられてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
手法では、VPまたはVC毎に完全に帯域が分割される
ために、統計多重効果が得られないという課題があり、
また後者の手法では、送出制御のできる速度が、装置処
理速度の整数分の1となり、きめ細かい制御ができなか
ったり、可能な送出速度の刻みが不均等となって、帯域
管理が複雑になったりするという課題がある。
【0006】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、統計多重効果を有効に利用できるようにする
とともに、制御できる速度を等間隔にすることにより、
帯域管理を容易にして、情報速度に応じた細かな制御を
可能にした、セル送出制御方法及びセル送出制御装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の第1
セル送出制御方法は、画像データについて論理チャネ
ル情報とデータ情報とからなる固定長のセルを取り扱う
装置において、1フレーム分の画像データを送出する時
間を1セル処理時間で正規化した値に設定された第1の
パラメータTと、第1のパラメータTの値以下の値に設
定され1セル処理時間に起因する情報であって1フレー
ム分の画像データを構成するセル数を表す第2のパラメ
ータXと、更新可能なパラメータカウンタ値Cとを用い
て、セル送出時期情報を求めるための(T+C)/Xの
除算を施すことにより、その商情報をセル送出時期情報
として出力するとともにその余り情報でパラメータカウ
ンタ値Cを更新する演算ステップと、演算ステップにお
ける演算結果に基づき、装置が装置処理速度に対してX
/Tの速度でのピークレートのセル送出制御を行なう
ル送出制御ステップとをそなえて構成されたことを特徴
としている。 また、本発明の第2のセル送出制御方法
は、論理チャネル情報とデータ情報とからなる固定長の
セルを取り扱う交換機装置において、交換機装置の装置
処理速度と交換機装置の最小交換単位速度との比を表す
第1のパラメータTと、第1のパラメータTの値以下の
値に設定され1セル処理時間に起因し最小交換単位速度
の自然数倍に設定された第2のパラメータXとを設定す
る設定ステップと、第1のパラメータTと更新可能なパ
ラメータカウンタ値Cとを加算して得られる(T+C)
値を該第2のパラメータXで除算し、その商情報をセル
送出時期情報として出力するとともにその余り情報で該
パラメータカウンタ値Cを更新する演算ステップと、交
換機装置の装置処理速度に対して、X/Tの速度でのピ
ークレートのセル送出制御を行なう制御ステップとをそ
なえて構成されたことを特徴としている。
【0008】このとき、セルの送出時に第1のパラメー
タTをパラメータカウンタCに加算するとともに、1
セル処理時間が経過する毎に、第2のパラメータXを減
算し、このようにして減算された値が第2のパラメータ
Xよりも小さくなると、次のセルを送出するように、セ
ル送出制御を行なうこともできる。
【0009】さらに、セルを一時的に記憶しておくセル
送出制御用バッファからのセルの送出時に、前回のセル
送出時点でのパラメータカウンタCを用いて、次回の
セルの送出可能時刻と時刻でのパラメータカウンタ
とを求めることにより、セル送出制御を行なうようにし
てもよく、更に次回のセルの送出可能時刻においてセル
を送出できない場合は、バッファからのセルの送出時
に、パラメータカウンタを初期値に戻すようにして
もよい。
【0010】また、セルを一時的に記憶しておくセル送
出制御用バッファへのセルの書き込み時に、前回のセル
送出時点でのパラメータカウンタCを用いて、次回の
セルの送出可能時刻と時刻でのパラメータカウンタ
とを求めることにより、セル送出制御を行なうようにし
てもよく、更に次回のセルの送出可能時刻においてセル
を送出できない場合は、バッファへのセルの書き込み時
に、パラメータカウン を初期値に戻すようにして
もよい。
【0011】さらに、上記第2のセル送出制御方法は、
1以上の仮想パス情報及び1以上の仮想チャネル情報の
うちの一方または両方について、個別に第1のパラメー
タTと第2のパラメータXとを設定しておき、これらの
第1のパラメータT及び第2のパラメータXを用いて、
セル送出時期を求めるための所望の演算を施すことによ
り、上記の仮想パス情報及び仮想チャネル情報毎に、装
置処理速度に対して、X/Tの速度でのピークレートの
セル送出制御を行なうようにすることもできる。
【0012】
【0013】次に上記のセル送出制御方法を実施するた
めの装置について説明するが、図1は本発明のセル送出
制御装置にかかる原理ブロック図である。そして、この
図1において、本発明の第1のセル送出制御装置は、画
像データについて論理チャネル情報とデータ情報とから
なる固定長のセルを取り扱う装置である。1は送出制御
用バッファであり、このバッファ1はセルを一時的に記
憶しておくものである。また、2はセル送出時期演算手
段であり、このセル送出時期演算手段2は、1フレーム
分の画像データを送出する時間を1セル処理時間で正規
化した値に設定された第1のパラメータTをセットする
第1のレジスタと、第1のパラメータTの値以下の値に
設定され1セル処理時間に起因する情報であって1フレ
ーム分の画像データを構成するセル数を表す第2のパラ
メータXをセットする第2のレジスタと、更新可能なパ
ラメータカウンタ値Cを設定するパラメータカウンタ
と、第1のレジスタの第1のパラメータTとパラメータ
カウンタのパラメータカウンタ値Cとを加算して(T+
C)値を出力する加算手段と、加算手段からの(T+
C)値を第2のレジスタの第2のパラメータXで演算し
その商情報をセル送出時期情報として出力するとともに
その余り情報でパラメータカウンタ値Cを更新する演算
手段とをそなえている。
【0014】さらに、3はセル送出制御手段であり、こ
のセル送出制御手段3は、セル送出時期演算手段2での
演算結果に基づき、装置が装置処理速度に対して、X/
Tの速度でのピークレートのセル送出制御を行なうべ
く、バッファ1からのセルの送出タイミングを制御する
ものである。 加えて、本発明の第2のセル送出制御装置
は、論理チャネル情報とデータ情報とからなる固定長の
セルを取り扱う交換機装置におけるものである。このセ
ル送出制御装置は、セルを一時的に記憶しておくセル送
出制御用セルバッファと、交換機装置の装置処理速度と
交換機装置の最小交換単位速度との比を表す第1のパラ
メータTおよび第1のパラメータTの値以下の値に設定
され1セル処理時間に起因し最小交換単位速度の自然数
倍に設定された第2のパラメータXをセットするテーブ
ルと、更新可能なパラメータカウンタ値Cを設定するパ
ラメータカウンタと、テーブルの第1のパラメータTと
パラメータカウンタのパラメータカウンタ値Cとを加算
して(T+C)値を出力する加算手段と、(T+C)値
をテーブルの第2のパラメータXで演算しその商情報を
セル送出時期情報として出力するとともにその余り情報
でパラメータカウンタ値Cを更新する演算手段とをそな
えたセル送出時期演算手段と、セル送出時期演算手段で
の演算結果に基づき、交換機装置の装置処理速度に対し
て、X/Tの速度でのピークレートのセル送出制御を行
なうべくバッファからのセルの送出タイミングを制御す
るセル送出制御手段とをそなえて構成されたことを特徴
としている。
【0015】また、セル送出時期演算手段2を、バッフ
ァ1からのセルの送出時に、前回のセル送出時点でのパ
ラメータパラメータカウンタCを用いて、次回のセル
の送出可能時刻この時刻でのパラメータカウンタ
とを求めるように構成してもよく、更に次回のセルの送
出可能時刻においてセルを送出できない場合は、バッフ
ァ1からのセルの送出時に、パラメータカウンタ
初期値に戻す手段をセル送出時期演算手段2にそなえて
もよい。
【0016】さらに、セル送出時期演算手段2を、バッ
ファ1へのセルの書き込み時に、前回のセル送出時点で
のパラメータカウンタから、次回のセルの送出可能
時刻とこの時刻でのパラメータカウンタとを求める
ように構成してもよく、更に次回のセルの送出可能時刻
においてセルを送出できない場合は、バッファ1へのセ
ルの書き込み時に、パラメータカウンタを初期値に
戻す手段をセル送出時期演算手段2にそなえてもよい。
【0017】また、上記第2のセル送出制御装置は、
ル送出時期演算手段2、1以上の仮想パス情報及び1
以上の仮想チャネル情報のうちの一方または両方につい
て、個別に第1のパラメータTと第2のパラメータXと
を設定する記憶手段と、記憶手段に記憶されている第1
のパラメータT及び第2のパラメータXを用いて、セル
送出時期を求めるための所望の演算を施す演算手段とを
そなえるようにしてもよい。
【0018】
【作用】上述の本発明では、図1に示すように、送出制
御用バッファ1に、セルを一時的に記憶しておき、セル
送出制御手段3からの指示により、バッファ1からセル
が所定のタイミングで送出されるが、このセル送出に際
しては、セル送出時期演算手段2によって、1フレーム
分の画像データを送出する時間を1セル処理時間で正規
化した値に設定された第1のパラメータTと、第1のパ
ラメータTの値以下の値に設定され1セル処理時間に起
因する情報であって1フレーム分の画像データを構成す
るセル数を表す第2のパラメータXと、更新可能なパラ
メータカウンタ値Cとを用いて、セル送出時期情報を求
めるための(T+C)/Xの除算を施すことにより、そ
の商情報をセル送出時期情報として出力するとともにそ
の余り情報でパラメータカウンタ値Cを更新する(演算
ステップ)。 そして、演算ステップにおける演算結果に
基づき、装置が装置処理速度に対してX/Tの速度での
ピークレートのセル送出制御を行なう(セル送出制御ス
テップ)。
【0019】この場合、セルの送出時に第1のパラメー
タTをパラメータカウンタ値Cに加算するとともに、1
セル処理時間が経過する毎に、第2のパラメータXを減
算し、このようにして減算された値が第2のパラメータ
Xよりも小さくなると、次のセルを送出すべき情報をセ
ル送出制御手段へ出力する。
【0020】また、バッファ1からのセルの送出時に、
前回のセル送出時点でのパラメータカウンタCを用い
、次回のセルの送出可能時刻とこの時刻でのパラメー
カウンタとを求めることにより、セル送出制御を
行なうようにしてもよく、更に次回のセルの送出可能時
刻においてセルを送出できない場合は、バッファ1から
のセルの送出時に、パラメータの値を初期値に戻すよう
にしてもよい。
【0021】さらに、バッファ1へのセルの書き込み時
に、前回のセル送出時点でのパラメータカウンタCを
用いて、次回のセルの送出可能時刻とこの時刻でのパラ
メータカウンタとを求めるようにしてもよく、更に
次回のセルの送出可能時刻においてセルを送出できない
場合は、バッファ1へのセルの書き込み時に、パラメー
タの値を初期値に戻すようにしてもよい。
【0022】また、1以上の仮想パス情報及び1以上の
仮想チャネル情報のうちの一方または両方について、個
別に第1のパラメータTと第2のパラメータXとを記憶
手段に設定し、この記憶手段に記憶されている第1のパ
ラメータT及び第2のパラメータXを用いて、演算手段
にてセル送出時期を求めるための所望の演算を施すよう
にしてもよい。
【0023】また、本発明の第2のセル送出制御方法
は、交換機装置が、交換機装置の装置処理速度と交換機
装置の最小交換単位速度との比を表す第1のパラメータ
Tと、第1のパラメータTの値以下の値に設定され1セ
ル処理時間に起因し最小交換単位速度の自然数倍に設定
された第2のパラメータXとを設定し(設定ステッ
プ)、第1のパラメータTと更新可能なパラメータカウ
ンタ値Cとを加算して得られる(T+C)値を第2のパ
ラメータXで除算し、その商情報をセル送出時期情報と
して出力するとともにその余り情報でパラメータカウン
タ値Cを更新し(演算ステップ)、そして、交換機装置
の装置処理速度に対して、X/Tの速度でのピ ークレー
トのセル送出制御を行なう(制御ステップ)。
【0024】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。 (a)第1実施例の説明 図2は本発明の第1実施例を示すブロック図であるが、
この図2に示すように、テレビカメラ(送信端末)10
には、画像符号化器11を介して、セルアセンブリ装置
12が接続されており、このセルアセンブリ装置12に
ATM交換機13が接続されている。なお、セルアセン
ブリ装置12はATM交換機13の入ハイウエイ毎に設
けられており、従って、セルアセンブリ装置12は仮想
チャネル(VC)毎に設けられていることになる。
【0025】ここで、画像符号化器11は、テレビカメ
ラ10からのテレビ画像信号を可変長に圧縮符号化する
ものである。また、セルアセンブリ装置12は、画像符
号化器11で符号化された信号をセル化し、このセルを
ATM交換機13へ送出するもので、このために、画像
符号化器11で符号化された信号をセル化するセル化手
段12−1と、このセル化手段12−1からのセルを一
時的に記憶しておき送出可能となるまでセルの待ち合わ
せを行なうセル送出制御用セルバッファ12−2(この
セルバッファ12−2としては例えばFOFOメモリや
RIFOメモリが使用される)とをそなえて構成されて
いる。
【0026】なお、セルアセンブリ装置12は、通常は
デセル化するセルデアセンブリ装置と対になって設けら
れることが多く、これらの装置を有するものをCLAD
(セルアセンブリデアセンブリ)装置と呼んでいる。ま
た、ATM交換機13は、セルバッファ12−2から送
出されたセル(論理チャネル情報とデータ情報とからな
る固定長のセル)について交換処理を施すものである。
【0027】ところで、このセルバッファ12−2から
のセル送出を制御するために、セル送出時期演算装置1
4とセル送出制御装置15とが設けられている。ここ
で、セル送出時期演算装置14は、第1のパラメータT
と、この第1のパラメータTの値以下の値に設定され1
セル処理時間に起因する情報を有する第2のパラメータ
X(≦T)とを用いて、セル送出時期を求めるための所
望の演算を施すもので、このためにパラメータカウンタ
14−1とセル送出時刻演算手段14−2とをそなえて
いる。
【0028】なお、この場合、第1のパラメータTとし
て、タイムフレーム情報を有する値が設定されるととも
に、第2のパラメータXとして、タイムフレーム間に送
出すべきセル数情報を有する値が設定されている。具体
的には、テレビ画像は1秒間に30フレームであるの
で、Tとしては1/30秒を1セル処理時間で正規化し
た値が設定され、Xとしては1フレームを構成するセル
数が設定される。
【0029】また、セル送出時刻演算手段14−2は、
図3に示すように、第1のパラメータTの値をセットす
るレジスタ14−21と、テレビカメラ10側から送ら
れてくる1フレームを構成するセル数(第2のパラメー
タ)Xをセットするレジスタ14−22と、レジスタ1
4−21からのT値とパラメータカウンタ14−1から
の値とを加算する加算手段14−23と、加算手段14
−23からの値をレジスタ14−22で除算しその商と
余りを求める除算手段14−24とをそなえて構成され
ている。
【0030】そして、除算手段14−24からの商情報
を持つ信号がセル送出制御装置15へ次回セル送出時間
情報として送出されるようになっている。また、除算手
段14−24からの余り情報を持つ信号はパラメータカ
ウンタ14−1へカウンタ更新情報として送出されるよ
うになっている。この場合、除算手段14−24からの
商情報を持つ信号及び余り情報を持つ信号の送信タイミ
ングは、後述のごとく、セルバッファ12−2からのセ
ルの送出時であるが、セルバッファ12−2へのセルの
書き込み時でもよい。
【0031】また、パラメータカウンタ14−1は、フ
レームデータのセル送出開始時点では、「0」に設定さ
れており、除算手段14−24から余り情報が供給され
ると、この余り情報でカウンタ値が更新されるようにな
っている。そして、このパラメータカウンタ14−1の
カウンタ値はセル送出時刻演算手段14−2の加算手段
14−23へ入力されて、この加算手段14−23で第
1のパラメータTと加算されるようになっている。
【0032】なお、この図3においては、図示していな
いが、次回のセルの送出可能時刻においてセルを送出で
きない場合は、セルバッファ12−2からのセルの送出
時またはセルバッファ12−2へのセルの書き込み時
に、パラメータの値を初期値に戻すようにしてもよい。
この場合は、加算手段14−23とパラメータカウンタ
14−1との間に、後述の図5や図7に示すものと同様
に、初期値設定手段とセクタとを組み合わせた初期化手
段を介装すればよい。
【0033】さらに、セル送出制御装置15は、セル送
出時期演算装置14での演算結果に基づき、ATM交換
13の処理速度に対して、X/Tの速度でのピークレ
ートのセル送出制御を行なうべく、セルバッファ12−
2からのセルの送出タイミングを制御するもので、この
ためにタイマ15−1とタイマ監視部15−2とを有し
ており、セル送出時期演算装置14からの次セル送出時
間が通知されると、この次送出時間をタイマ15−1と
タイマ監視部15−2とを使用して監視しておき、次送
出時間になると、セルバッファ12−2に対してセルを
送出させる。
【0034】そして、このセル送出時点で、セル送出時
期演算装置14へセルを送出した旨を知らせるようにな
っており、これを受けたセル送出時期演算装置14は、
このセルバッファ12−2からのセルの送出時に、前回
のセル送出時点でのパラメータの値から、次回のセルの
送出可能時刻とこの時刻でのパラメータの値とを求める
ようになっている。
【0035】なお、セルバッファ12−2へのセルの書
き込み時に、前回のセル送出時点でのパラメータの値か
ら、次回のセルの送出可能時刻とこの時刻でのパラメー
タの値とを求めるように、セル送出時期演算装置14を
構成してもよい。上述の構成により、この実施例の作用
を図4を用いて説明する。まず、現状のテレビ画像を可
変長に圧縮符号化したセル(画像フレーム内情報セル化
処理:ステップA1)をセルバッファ12−2に一時的
に記憶させ(ステップA2)、このセルバッファ12−
2から適宜のタイミングでセルを送出するのであるが、
この場合、セルバッファ12−2のセル送出制御は次の
ようにして行なわれる。
【0036】まず、テレビ画像は1秒間に30フレーム
であるので、Tは、1/30秒を1セル処理時間で正規
化した値として、セル送出時のアップ値とすべく、予め
レジスタ14−21にセットされている。そして、画像
符号化器11において、符号化されたのちにセル化され
た画像データは、1フレーム分、セルバッファ12−2
に入力されるとともに(ステップA2)、1フレームを
構成するセル数Xが、レジスタ14−22にセットされ
る(ステップA3)。また、フレームデータのセル送出
開始時点においては、パラメータカウタ14−1の値
を「0」にしている(ステップA3)。
【0037】そして、セル送出制御装置15が、セルバ
ッファ12−2から、最初のセルを送出させると、この
セル送出時点で、セル送出時刻演算手段14−2は、パ
ラメータカウンタ14−1の値にTを加算した値をXで
除算した余り情報をパラメータカウンタ14−1に通知
して、このパラメータカウンタ14−1の値を更新す
る。これと同時に、セル送出時刻演算手段14−2にお
いて除算した商情報は、次の送出までの時間として、セ
ル送出制御装置15に通知される。
【0038】そして、セル送出制御装置15において
は、セル送出時刻演算手段14−2から通知された時間
後に、セルバッファ12−2から次のセルを送出するよ
う制御する。そして、この送出時点でまたセル送出時刻
演算手段14−2により、次の送出までの時間とパラメ
ータ値が通知される。すなわち、Xをレジスタ14−2
2にセットし、パラメータカウタ14−1をリセット
した(ステップA3)あと、ステップA4で、セルバッ
ファ12−2から1セル分が送出されると、ステップA
5で、セルバッファ12−2が空きかどうかを判定し、
まだ空き状態でなければ、ステップA6で、次送出時間
を(T+C)/X(Cはパラメータカウタ値)から求
めるとともに、この演算の余りを求め、ステップA7
で、この余り情報をパラメータカウンタ14−1の更新
値とする。
【0039】なお、次回のセルの送出可能時刻において
セルを送出できない場合は、パラメータの値を初期値に
戻すようにしてもよいと前述したが、この場合は、ステ
ップA6での処理は、次送出時間をT/Xから求めると
ともに、この演算の余りを求めるという処理になる。そ
して、その後は、セル送出制御装置15のタイマ15−
1をセットし、タイマをカウントダウンして、タイマ1
5−1が「0」になったら、セルバッファ12−2より
次のセルを送出する(ステップA7〜A10,A4)。
【0040】その後、セルバッファ12−2が空き状態
になれば、ステップA5でNOルートをとって、終了す
る。なお、次のフレームがくれば、上記と同様の処理を
繰り返す。このようにして、制御できる速度を等間隔に
することができ、これにより帯域管理を容易にして、情
報速度に応じた細かな制御が可能になるのである。
【0041】(b)第2実施例の説明 図5は本発明の第2実施例を示すブロック図であるが、
この図5に示す第2実施例は、セルバッファ21がAT
M交換機側に存在するもので、このセルバッファ21と
しては例えばRIFOメモリやFIFOメモリが使用さ
れる。なお、図5においては、送信端末(この送信端末
は前述の実施例のようにテレビカメラとは限らない),
セル化手段,セル受信手段は省略されている。
【0042】ところで、このセルバッファ21からのセ
ル送出を制御するために、やはりセル送出時期演算装置
22とセル送出制御装置23とが設けられている。ま
ず、セル送出時期演算装置22は、仮想チャネル(V
C)或いは仮想パス(VP)に応じて、第1のパラメー
タTと、この第1のパラメータTの値以下の値に設定さ
れ1セル処理時間に起因する情報を有する第2のパラメ
ータX(≦T)とを設定し、これらの第1のパラメータ
T,第2のパラメータXを用いて、セル送出時期を求め
るための所望の演算を施すもので、このためにセル送出
時期演算装置22は、パラメータカウンタ22−1とセ
ル送出時刻演算手段22−2とをそなえている。
【0043】なお、この場合、第1のパラメータTとし
て、装置処理速度とATM交換機の最小交換単位速度と
の比の情報を有する値がVC或いはVPに応じて設定さ
れる。また、Xとしては自然数が設定される。例えばあ
るVP又はVCの帯域が最小交換単位速度相当であるな
ら、Xとして「1」が設定され、他のVP又はVCの帯
域が最小交換単位速度のn倍であるなら、Xとして
「n」が設定される。即ち、Xとしてはピークレートが
設定される。
【0044】また、セル送出時刻演算手段22−2は、
第1のパラメータT及び第2のパラメータXをVC(又
はVP)毎にセットするテーブル22−21と、テーブ
ル22−21からのT値とパラメータカウンタ22−1
からの値とを加算する加算手段22−22と、加算手段
22−22からの値をテーブル22−21から取り出し
たT値で除算しその商と余りを求める除算手段22−2
3と、次回のセルの送出可能時刻においてセルを送出で
きない場合、即ちピークレートからずれた場合は、セル
バッファ21へのセルの書き込み時に、パラメータの値
を初期値に戻す初期化手段22−24と、除算手段22
−23からの商情報とセル送出制御装置23の検索・登
録手段23−4で設定された検索時刻とを加算して次送
出時刻情報を出力する加算手段22−25とをそなえて
構成されている。
【0045】なお、初期化手段22−24は、初期値設
定手段22−241とセレクタ22−242とをそなえ
ている。ここで、セレクタ22−242は、ピークレー
トからずれた場合は、初期値設定手段22−241から
の初期値を選択し、そうでない場合は、パラメータカウ
ンタ22−1からのカウンタ値を選択するものである。
従って、除算手段22−23は、ピークレートからずれ
た場合は、T/Xなる演算を行ない、ピークレートの場
合は、(T+C)/Xなる演算を行なう。ここで、Cは
パラメータカウンタ値である。
【0046】そして、除算手段22−23からの商情報
を持つ信号は加算手段22−25を介してセル送出制御
装置23へ次回セル送出時間情報として送出されるよう
になっている。また、除算手段22−23からの余り情
報を持つ信号はパラメータカウンタ22−1へカウンタ
更新情報として送出されるようになっている。この場
合、除算手段22−23からの商情報を持つ信号及び余
り情報を持つ信号の送信タイミングは、後述のごとく、
セルバッファ21へのセルの書き込み時であるが、セル
バッファ12−2からのセルの送出時でもよい。そし
て、セルバッファ12−2からのセルの送出時を基準に
した場合、パラメータの値を初期化手段22−24も、
セルバッファ12−2からのセルの送出時になる。
【0047】また、パラメータカウンタ22−1は、セ
ル送出開始時点では、「0」に設定されており、除算手
段21−23から余り情報が供給されると、この余り情
報でカウンタ値Cが更新されるようになっているが、こ
のパラメータカウンタ22−1にも、VC(又はVP)
毎にカウンタ値Cを保持するテーブル22−11が設け
られている。すなわち、あるVC(又はVP)につい
て、セル送出時刻が演算されると、対応するVC(又は
VP)におけるカウンタ値Cがテーブル22−11上で
更新される。
【0048】そして、このパラメータカウンタ22−1
のVC(又はVP)に対応するカウンタ値Cはセレクタ
22−242を介してセル送出時刻演算手段22−2の
加算手段22−22へ入力されて、この加算手段22−
22で第1のパラメータTと加算されるようになってい
る。なお、ピークレートからずれた場合は、初期化手段
22−24により、パラメータカウンタ22−1からの
出力は出されず、加算手段22−22へは「0」が供給
される。
【0049】さらに、セル送出制御装置23は、セル送
出時期演算装置22での演算結果に基づき、ATM装置
の処理速度に対して、X/Tの速度でのピークレートの
セル送出制御を行なうべく、セルバッファ21からのセ
ルの送出タイミングを制御するもので、このためにテー
ブル23−1,23−2,時計23−3,検索・登録手
段23−4を有している。
【0050】ここで、テーブル23−1はVC(又はV
P)毎に送出可能時刻(読出可能時刻)を設定するもの
で、セル送出時刻演算手段22−2からの出力により順
次次送出時刻を更新されるようになっている。また、テ
ーブル23−2は検索時刻毎にセルを登録しておくもの
である。さらに、検索・登録手段23−4は、テーブル
23−1から取り出された送出可能時刻と時計23−3
からの現時刻とを比較して、もし現時刻の方が送出可能
時刻よりも過去であれば、送出可能時刻を検索時刻とし
て設定し、もし現時刻の方が送出可能時刻よりも過去で
なければ、現時刻を検索時刻として設定するとともに、
テーブル23−2において、検索時刻に登録されたセル
がある場合は、検索時刻をインクリメントしたものを新
たに検索時刻とする一方、検索時刻に登録されたセルが
ある場合は、テーブル23−2において、検索時刻にセ
ルを登録するものである。なお、検索時刻情報はセル送
出時刻演算手段22−2の加算手段22−25へ入力さ
れるようにもなっている。
【0051】これにより、テーブル23−2にセル毎に
時刻(読出可能な時刻)が登録され、現時刻に登録され
たセルをセルバッファ21より出力することができる。
そして、テーブル23−2の更新時、即ちセルバッファ
21へのセルの書き込み時に、セル送出時期演算装置2
2へその旨を知らせるようになっており、これを受けた
セル送出時期演算装置22は、このセルバッファ21へ
のセルの書き込み時に、前回のセル送出時点でのパラメ
ータの値から、次回のセルの送出可能時刻とこの時刻で
のパラメータの値とを求めるようになっている。勿論、
この場合も、VC(又はVP)毎に求められる。
【0052】なお、セルバッファ21からのセルの送出
時に、前回のセル送出時点でのパラメータの値から、次
回のセルの送出可能時刻とこの時刻でのパラメータの値
とを求めるように、セル送出時期演算装置22を構成し
てもよい。従って、この第2実施例では、セル入力時
に、セル送出制御装置23に記憶された入力セルのVC
(又はVP)に対応する送出可能時刻を読み出し、その
時刻を現時刻と比較し、送出可能時刻の方が未来の場合
(現時刻<送出可能時刻の場合)で、且つ、セル送出制
御装置23に記憶された送出可能時刻に送出される既に
入力されたセルがなければ、送出セルがピークレートで
送出されるとして、セル送出時刻演算手段22−2に通
知する。それ以外の場合には、セルの送出間隔はピーク
レートから外れるものして、セル送出制御装置23はセ
ル送出時刻演算手段22−2にその旨を通知する。
【0053】ピークレートで送出されるとセル送出制御
装置23で判断された場合には、セル送出時刻演算手段
22−2において、パラメータカウンタ22−1から受
けたパラメータカウンタ値CとTとの和をXで除算す
る。また、ピークレートから外れたとセル送出制御装置
23で判断された場合には、初期化手段22−24を作
動させて、TをXで除算するようにする。
【0054】そして、いずれにしても、この除算の余り
を新たなパラメータ値としてパラメータカウンタ22−
1に登録する。そして、除算した商と検索時刻との和を
次の送出可能時刻として、セル送出制御装置23に登録
する。このようにして次に到着するセルの送出間隔をピ
ークレート以上にすることが可能となる。
【0055】更に、この第2実施例の作用を、図6を用
いて詳述する。まず、セルが入力されてくると、このセ
ルの仮想チャネル識別情報(VCI)〔又は仮想パス識
別情報(VPI)〕を判別して(ステップB1)、セル
送出制御装置23において、読出可能時刻をテーブル2
3−2から読み出す(ステップB2)。次に、ステップ
B3で、現時刻と読出可能時刻とを比較して、現時刻が
読出可能時刻より過去の時刻となっている場合は、読出
可能時刻を検索時刻とし(ステップB4)、そうでない
場合は、現時刻を検索時刻とする(ステップB5)。こ
のような動作は検索・登録手段23−4が行なう。
【0056】その後は、ステップB6で、検索時刻に登
録されたセルがあるかどうかを判定し、もしあれば、ス
テップB7で、検索時刻を1だけインクリメントして、
再度ステップB6に戻って、検索時刻に登録されたセル
があるかどうかを判定する。もし、ない場合は、ステッ
プB8で、テーブル23−2において、検索時刻にセル
を登録する。この動作も検索・登録手段23−4が行な
う。
【0057】その後は、セル送出時刻演算手段22−2
において、ピークレートで送出されたかどうか、即ち検
索時刻と読出可能時刻(送出可能時刻)とが同じかどう
かを判定し(ステップB9)、同じであれば、ステップ
B10で、次回の読出可能時刻を次のようにして算出す
る。すなわち、ピークレートで送出された場合は、検索
時刻+(T+C)/Xを次回の読出可能時刻とする。こ
こで、Cはパラメータカウンタ値である。
【0058】また、ピークレートで送出されない場合
は、ステップB11において、パラメータカウンタ値を
リセットして、検索時刻+(T/X)を次回の読出可能
時刻とする。その後は、パラメータカウンタ22−1の
テーブル22−11に新カウンタ値を登録することによ
り、カウンタ値の更新を行なう(ステップB12)。
【0059】さらに、セル送出制御装置23では、読出
可能時刻をテーブル23−2に登録し、更に現時刻に登
録されたセルをセルバッファ21から出力させるのであ
る(ステップB13,B14)。このようにして、この
第2実施例では、相異なるVPまたはVCが多重された
場合に、セルのバッファ入力または送出時のみに次のセ
ルの送出可能な時刻を評価することにより、毎セル処理
時間にすべてのVPまたはVCに対してXを減算する必
要がなく、これにより、装置をすべてのVPまたはVC
に対して送出可能かつ送出するセルがない場合に、他の
VPまたはVCに対するセルを送出することにより、出
力側ハイウエイの有効利用が可能となる。
【0060】すなわち、VC(またはVP)毎にピーク
レートの設定が、他のVC(またはVP)の設定値に関
係なく、独立に制御されるために、統計多重効果を有効
に利用することが可能となるほか、制御できる速度が等
間隔となるために、帯域管理が容易になって、その結
果、情報速度に応じた細かな制御が可能になるのであ
る。
【0061】(c)第3実施例の説明 図7は本発明の第3実施例を示すブロック図であるが、
この図7に示す実施例も、セルバッファ31がATM交
換機側に存在するもので、このセルバッファ31として
は例えばRIFOメモリやFIFOメモリが使用され
る。なお、図7においても、送信端末(この送信端末も
前述の第1実施例のようにテレビカメラとは限らな
い),セル化手段,セル受信手段は省略されている。
【0062】ところで、このセルバッファ31からのセ
ル送出を制御するために、セル送出時期演算装置32と
セル送出制御装置33とが設けられている。まず、セル
送出時期演算装置32は、第1のパラメータTと、この
第1のパラメータTの値以下の値に設定され1セル処理
時間に起因する情報を有する第2のパラメータX(≦
T)とを設定し、これらの第1のパラメータT,第2の
パラメータXを用いて、仮想チャネル(VC)及び仮想
パス(VP)毎に、セル送出時期を求めるための所望の
演算を施すもので、このためにVP用のパラメータカウ
ンタ32−1A及びセル送出時刻演算手段32−2A
と、VC用のパラメータカウンタ32−1B及びセル送
出時刻演算手段32−2Bとをそなえている。なお、第
2のパラメータXは、VC及びVPに応じて設定されて
いる。
【0063】また、この場合、第1のパラメータTとし
て、装置処理速度(例えば150Mbps)とATM交
換機の最小交換単位速度(64Kbps)との比の情報
を有する値(2430)が設定される。さらに、Xとし
ては各VP,VC毎に所要の自然数が設定される。例え
ば、あるVP又はVCの帯域が最小交換単位速度相当で
あるなら、Xとして「1」が設定され、他のVP又はV
Cの帯域が最小交換単位速度のn倍であるなら、Xとし
て「n」が設定される。即ち、Xとしてはピークレート
が設定される。
【0064】各セル送出時刻演算手段32−2A,32
−2Bは、第1のパラメータTをセットするレジスタ3
2−21A,32−21Bと、第2のパラメータX(ピ
ークレート)をVP,VC毎にセットするテーブル32
−22A,32−22Bと、T値とパラメータカウンタ
32−1A,32−1Bからの値とを加算する加算手段
32−23A,32−23Bと、加算手段32−23
A,32−23Bからの値をT値(2430)で除算し
その商と余りを求める除算手段32−24A,32−2
4Bと、次回のセルの送出可能時刻においてセルを送出
できない場合、即ちピークレートからずれた場合は、セ
ルバッファ31からのセルの送出時に、パラメータの値
を初期値に戻す初期化手段32−25A,32−25B
と、除算手段32−24A,32−24Bからの商情報
とセル送出制御装置33内の時計33−2からの現時刻
とを加算する加算手段32−26A,32−26Bとを
そなえて構成されている。
【0065】なお、初期化手段32−25A,32−2
5Bは、初期値設定手段32−251A,32−251
Bとセレクタ32−252A,32−252Bとをそな
えている。ここで、セレクタ32−252A,32−2
52Bは、ピークレートからずれた場合に、初期値設定
手段32−251A,32−251Bからの初期値を選
択し、そうでない場合には、パラメータカウンタ32−
1A,32−1Bからのカウンタ値を選択するものであ
る。
【0066】そして、除算手段32−24A,32−2
4Bからの商情報を持つ信号が加算手段32−26A,
32−26Bを介してセル送出制御装置33へ次回セル
送出時間情報として送出されるようになっている。ま
た、除算手段32−24A,32−24Bからの余り情
報を持つ信号はパラメータカウンタ32−1A,32−
1Bへカウンタ更新情報として送出されるようになって
いる。
【0067】この場合、除算手段32−24A,32−
24Bからの商情報を持つ信号及び余り情報を持つ信号
の送信タイミングは、後述のごとく、セルバッファ31
からのセルの送出時であるが、セルバッファ31への書
き込み時とすることもできる。そして、セルバッファ3
1からのセルの送出時またはセルバッファ31へのセル
の書き込み時を基準にした場合、パラメータの値を初期
化手段32−24も、セルバッファ31からのセルの送
出時またはセルバッファ31へのセルの書き込み時にな
る。
【0068】また、パラメータカウンタ32−1A,3
2−1Bは、セル送出開始時点では、「0」に設定され
ており、除算手段32−24A,32−24Bから余り
情報が供給されると、この余り情報でカウンタ値が更新
されるようになっているが、このパラメータカウンタ3
2−1A,32−1Bにも、それぞれVP及びVC用と
して、カウンタ値を保持するテーブル(図示せず)が設
けられている。すなわち、あるVP,VCについて、セ
ル送出時刻が演算されると、対応するVP,VCにおけ
るカウンタ値が各パラメータカウンタ32−1A,32
−1Bのテーブル上で更新されるのである。
【0069】そして、このパラメータカウンタ32−1
A,32−1BのVP,VCに対応するカウンタ値は、
セレクタ32−252A,32−252Bを介して、セ
ル送出時刻演算手段32−2A,32−2Bの加算手段
32−23A,32−23Bへ入力されて、この加算手
段32−23A,32−23Bで第1のパラメータTと
加算されるようになっている。なお、ピークレートから
ずれた場合は、初期化手段32−25A,32−25B
により、パラメータカウンタ32−1A,32−1Bか
らの出力は出されず、パラメータの値が初期値に戻され
る。
【0070】さらに、セル送出制御装置33は、セル送
出時期演算装置32での演算結果に基づき、ATM装置
の処理速度に対して、X/Tの速度でのピークレートの
セル送出制御を行なうべく、セルバッファ31からのセ
ルの送出タイミングを制御するもので、このためにセル
送出制御装置33は、VP及びVC用の読出可能時刻設
定テーブル33−1A,33−1B,時計33−2,比
較手段33−3A,33−3B,ゲート33−4A,3
3−4B,競合制御手段33−5を有している。
【0071】ここで、テーブル33−1A,33−1B
はそれぞれVP,VC毎に送出可能時刻(読出可能時
刻)を設定するもので、セル送出時刻演算手段32−2
A,32−2Bからの出力により更新されるようになっ
ている。また、比較手段33−3A,33−3Bは、時
計33−2からの現時刻とテーブル33−1A,33−
1Bからの読出可能時刻とを比較して、現時刻<読出可
能時刻に相当するものを選び出すものである。
【0072】ゲート33−4A,33−4Bは、比較手
段33−3A,33−3Bでの比較結果に基づき、現時
刻<読出可能時刻に相当するVPI,VCI(それぞれ
複数の場合もある)だけを読出可能なVPI,VCIと
して競合制御手段33−5へ供給するものである。競合
制御手段33−4は、ゲート33−4A,33−4Bで
選択された読出可能なVPI,VCIから更に最適な組
み合わせ(複数の組み合わせもある)を見つけ出し、こ
の最適なVPI,VCIの組み合わせ(複数の組み合わ
せもある)に合致するセルをセルバッファ31から読み
出すように制御するものである。
【0073】これにより、最適なVPI,VCIの組み
合わせに合致するセルをセルバッファ31から読み出す
ことができる。そして、このセル送出時点で、セル送出
時期演算装置32は、前回のセル送出時点でのパラメー
タの値から、次回のセルの送出可能時刻とこの時刻での
パラメータの値とを求めるようになっている。勿論、こ
の場合も、VP及びVC毎に求められる。なお、セルバ
ッファ31への書き込み時点で、次回のセルの送出可能
時刻とこの時刻でのパラメータの値とを求めるようにす
ることもできる。
【0074】従って、この第3実施例では、セル送出時
に、セル送出時刻演算手段32−2A,32−2Bから
次のセル送出時刻情報が送られてくることにより、セル
送出制御装置33に記憶された送出可能時刻を更新して
いくが、セル送出に際しては、ゲート33−4A,33
−4Bが、比較手段33−3A,33−3Bでの比較結
果に基づき、現時刻<読出可能時刻に相当するVPI,
VCI(それぞれ複数の場合もある)だけを読出可能な
VPI,VCIとして競合制御手段33−5へ供給し、
競合制御手段33−4では、ゲート33−4A,33−
4Bで選択された読出可能なVPI,VCIから更に最
適な組み合わせ(複数の組み合わせもある)を見つけ出
し、この最適なVPI,VCIの組み合わせ(複数の組
み合わせもある)に合致するセルをセルバッファ31か
ら読み出すように制御するのである。これにより、最適
なVPI,VCIの組み合わせに合致するセルをセルバ
ッファ31から読み出すことができる。
【0075】なお、ピークレートで送出されると判断さ
れた場合には、セル送出時刻演算手段32−2A,32
−2Bにおいて、パラメータカウンタ32−1A,32
−1Bから受けたパラメータカウンタ値Ca,CbとT
との和をXで除算する。なお、Caはパラメータカウン
タ32−1AでのVP毎のカウンタ値、Cbはパラメー
タカウンタ32−1BでのVC毎のカウンタ値である。
【0076】また、ピークレートから外れたと判断され
た場合には、初期化手段32−25A,32−25Bを
作動させて、TをXで除算するようにする。そして、い
ずれにしても、この除算の余りを新たなパラメータ値と
して、VP,VC毎にパラメータカウンタ32−1A,
32−1Bに登録する。その後は、前述のごとく、除算
した商と現時刻との和を次の送出可能時刻として、セル
送出制御装置33に登録する。
【0077】これにより、次に到着するセルの送出間隔
をピークレート以上にすることが可能となる。このよう
にして、この第3実施例によれば、相異なるVP,VC
が多重された場合に、セルのバッファ入力または送出時
のみに次のセルの送出可能な時刻を評価することによ
り、毎セル処理時間にすべてのVP,VCに対してXを
減算する必要がなく、これにより、装置をすべてのV
P,VCに対して送出可能かつ送出するセルがない場合
に、他のVP,VCに対するセルを送出することによ
り、出力側ハイウエイの有効利用が可能となる。
【0078】すなわち、この第3実施例の場合は、各V
P,VP毎にピークレートの設定が、他のVP,VCの
設定値に関係なく、独立に制御されるために、統計多重
効果を有効に利用することが可能となるほか、制御でき
る速度が等間隔となるために、帯域管理が容易になっ
て、その結果、情報速度に応じた細かな制御が可能にな
る。
【0079】(d)第4実施例の説明 図8は本発明の第4実施例を示すブロック図であるが、
この図8に示す41は送出制御用セルバッファであり、
このセルバッファ41は、セルを一時的に記憶しておく
ことにより、送出可能となるまでセルの待ち合わせを行
なうものであり、やはりこのセルバッファ41としても
例えばFIFOメモリやRIFOメモリが使用される。
【0080】また、セル送出時期演算装置42が設けら
れており、このセル送出時期演算装置42は、任意の値
に設定された第1のパラメータT(整数)と、この第1
のパラメータTの値以下の値に設定され1セル処理時間
に起因する情報を有する第2のパラメータX(整数:X
≦T)とを用いて、セル送出時期を求めるための所望の
演算を施すものである。
【0081】さらに、セル送出制御装置43が設けられ
ており、このセル送出制御装置43は、セル送出時期演
算装置42での演算結果に基づき、装置処理速度に対し
て、X/Tの速度でのピークレートのセル送出制御を行
なうべく、セルバッファ41からのセルの送出タイミン
グを制御するものである。ところで、この第4実施例で
は、セル送出時期演算装置42が、セルの送出時に第1
のパラメータTを加算するとともに、1セル処理時間が
経過する毎に、第2のパラメータXを第1のパラメータ
Tから減算し、このようにして減算されたパラメータの
値が第2のパラメータXよりも小さくなると、即ちX−
1より小さくなると、次のセルを送出すべき情報をセル
送出制御装置43へ出力するパラメータカウンタ42−
1をそなえて構成されている。
【0082】すなわち、パラメータカウンタ42−1
は、セル送出毎にTだけカウントアップされ、セル処理
時間毎にXずつカウントダウンされ、このカウント値情
報をセル送出制御装置43に通知するようにしている。
換言すれば、パラメータカウンタ42−1は、セルモニ
タアルゴリズムのパラメータ値を、1セル周期毎にX減
算し、セル送出時にTを加算し、パラメータ値がX−1
以下になった時点で、セルの送出を行なうのである。そ
して、セル送出制御装置43では、パラメータカウンタ
42−1からのカウント値をXと比較し、Xより小さけ
れば、セルバッファ1に蓄積されたセルの送出を行なう
のである。
【0083】このようにセル送出時点でパラメータカウ
ンタ42−1はTカウントアップし、1セル処理時間毎
にパラメータカウンタ42−1はXカウントダウンされ
るため、最大にセルが送出された時には、Tセル時間の
カウントアップ値の総計とカウントダウン値の総計をT
Xとすることにより、装置処理速度に対して、X/Tの
速度でのピークレートのセル送出制御を行なうことがで
き、Tセル時間にX個のセルを送出する制御が可能とな
る。
【0084】
【発明の効果】以上詳述したように、発明のセル送出
制御方法によれば、画像データについて論理チャネル情
報とデータ情報とからなる固定長のセルを取り扱う装置
において、1フレーム分の画像データを送出する時間を
1セル処理時間で正規化した値に設定された第1のパラ
メータTと、第1のパラメータTの値以下の値に設定さ
れ1セル処理時間に起因する情報であって1フレーム分
の画像データを構成するセル数を表す第2のパラメータ
Xと、更新可能なパラメータカウンタ値Cとを用いて、
セル送出時期情報を求めるための(T+C)/Xの除算
を施すことにより、その商情報をセル送出時期情報とし
て出力するとともにその余り情報でパラメータカウンタ
値Cを更新する演算ステップと、演算ステップにおける
演算結果に基づき、装置が装置処理速度に対してX/T
の速度でのピークレートのセル送出制御を行なうセル送
出制御ステップとをそなえているので、パラメータを適
切に設定しながら、制御できる速度が等間隔となり、こ
れにより、帯域管理が容易になるとともに、情報速度に
応じた細かな制御が可能となる利点がある。また、本発
明のセル送出制御方法によれば、論理チャネル情報とデ
ータ情報とからなる固定長のセルを取り扱う交換機装置
において、交換機装置の装置処理速度と交換機装置の最
小交換単位速度との比を表す第1のパラメータTと、第
1のパラメータTの値以下の値に設定され1セル処理時
間に起因し最小交換単位速度の自然数倍に設定された第
2のパラメータXとを設定する設定ステップと、第1の
パラメータTと更新可能なパラメータカウンタ値Cとを
加算して得られる(T+C)値を第2のパラメータXで
除算し、その商情報をセル送出時期情報として出力する
とともにその余り情報でパラメータカウンタ値Cを更新
する演算ステップと、交換機装置の装置処理速度に対し
て、X/Tの速度でのピークレートのセル送出制御を行
なう制御ステップとをそなえて構成されているので、パ
ラメータを適切に設定しながら、制御できる速度が等間
隔となり、これにより、帯域管理が容易になるととも
に、情報速度に応じた細かな制御が可能となる利点があ
る。
【0085】また、セルの送出時に第1のパラメータT
パラメータカウンタ値Cに加算するとともに、1セル
処理時間が経過する毎に、第2のパラメータXをパラメ
ータカウンタ値Cから減算し、このようにして減算され
パラメータカウンタ値Cが第2のパラメータXよりも
小さくなると、次のセルを送出するように、セル送出制
御を行なうことにより、制御できる速度が等間隔となっ
て、帯域管理が容易になり、その結果、情報速度に応じ
た細かな制御が可能となる。
【0086】さらに、セル送出制御用バッファからのセ
ルの送出時またはセル送出制御用バッファへのセルの書
き込み時に、前回のセル送出時点でのパラメータカウン
Cを用いて、次回のセルの送出可能時刻と時刻での
パラメータカウンタとを求めることにより、X/T
の速度でのピークレートのセル送出制御を行なうことが
でき、上記の各請求項にかかる発明で得られる情報速度
に応じた細かな制御が可能となる利点が得られるほか、
セル送出のための制御を簡素な手段で容易に実行できる
利点がある。
【0087】また、次回のセルの送出可能時刻において
セルを送出できない場合は、バッファからのセルの送出
時又はセル送出制御用バッファへのセルの書き込み時
に、パラメータカウンタ値を初期値に戻すので、ピーク
レートから外れた場合でも、情報速度に応じた細かな制
御が可能となる。さらに、1以上の仮想パス情報及び1
以上の仮想チャネル情報のうちの一方または両方につい
て、個別に該第1のパラメータTと該第2のパラメータ
Xとを設定しておき、これらの第1のパラメータT及び
第2のパラメータXを用いて、セル送出時期を求めるた
めの所望の演算を施すことにより、上記の仮想パス情報
及び仮想チャネル情報毎に、装置処理速度に対して、X
/Tの速度でのピークレートのセル送出制御を行なうの
で、情報速度に応じた細かな制御が可能となるほか、各
仮想パス情報,仮想チャネル情報毎にピークレートの設
定が、他の仮想パス情報,仮想チャネル情報の設定値に
関係なく、独立に制御されるため、統計多重効果を有効
に利用することが可能となる。
【0088】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例の全体構成を示すブロック
図である。
【図3】本発明の第1実施例の要部を示すブロック図で
ある。
【図4】本発明の第1実施例の作用を説明するフローチ
ャートである。
【図5】本発明の第2実施例の要部を示すブロック図で
ある。
【図6】本発明の第2実施例の作用を説明するフローチ
ャートである。
【図7】本発明の第3実施例の要部を示すブロック図で
ある。
【図8】本発明の第4実施例の要部を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 送出制御用バッファ 2 セル送出時期演算手段 3 セル送出制御手段 10 テレビカメラ(送信端末) 11 画像符号化器 12 セルアセンブリ装置 13 ATM交換機 12−1 セル化手段 12−2 セル送出制御用セルバッファ 14 セル送出時期演算装置 14−1 パラメータカウンタ 14−2 セル送出時刻演算手段 14−21,14−22 レジスタ 14−23 加算手段 14−24 除算手段 15 セル送出制御装置 15−1 タイマ 15−2 タイマ監視部 21 セルバッファ 22 セル送出時期演算装置 22−1 パラメータカウンタ 22−2 セル送出時刻演算手段 22−21 テーブル 22−22 加算手段 22−23 除算手段 22−24 初期化手段 22−25 加算手段 22−241 初期値設定手段 22−242 セレクタ 23 セル送出制御装置 23−1,23−2 テーブル 23−3 時計 23−4 検索・登録手段 31 セルバッファ 32 セル送出時期演算装置 32−1A,32−1B パラメータカウンタ 32−2A,32−2B セル送出時刻演算手段 32−21A,32−21B レジスタ 32−22A,32−22B テーブル 32−23A,32−23B 加算手段 32−24A,32−24B 除算手段 32−25A,32−25B 初期化手段 32−26A,32−25B 加算手段 32−251A,32−251B 初期値設定手段 32−252A,32−252B セレクタ 33 セル送出制御装置 33−1A,33−1B テーブル 33−2 時計 33−3A,33−3B 比較手段 33−4A,33−4B ゲート 33−5 競合制御手段 41 セルバッファ 42 セル送出時期演算装置 42−1 パラメータカウンタ 43 セル送出制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−212544(JP,A) 特開 平4−336831(JP,A) 特開 平2−170645(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/56

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データについて論理チャネル情報と
    データ情報とからなる固定長のセルを取り扱う装置にお
    いて、1フレーム分の画像データを送出する時間を1セル処理
    時間で正規化した値 に設定された第1のパラメータT
    と、該第1のパラメータTの値以下の値に設定され
    セル処理時間に起因する情報であって該1フレーム分の
    画像データを構成するセル数を表す第2のパラメータX
    、更新可能なパラメータカウンタ値Cとを用いて、セ
    ル送出時期情報を求めるための(T+C)/Xの除算
    施すことにより、その商情報を該セル送出時期情報とし
    て出力するとともにその余り情報で該パラメータカウン
    タ値Cを更新する演算ステップと該演算ステップにおける演算結果に基づき、該装置が
    置処理速度に対してX/Tの速度でのピークレートのセ
    ル送出制御を行なうセル送出制御ステップとをそなえて
    構成されたことを特徴とする、セル送出制御方法。
  2. 【請求項2】 論理チャネル情報とデータ情報とからな
    る固定長のセルを取り扱う交換機装置において、 該交換機装置の装置処理速度と該交換機装置の最小交換
    単位速度との比を表す第1のパラメータTと、該第1の
    パラメータTの値以下の値に設定され1セル処理時間に
    起因し該最小交換単位速度の自然数倍に設定された第2
    のパラメータXとを設定する設定ステップと、 該第1のパラメータTと更新可能なパラメータカウンタ
    値Cとを加算して得られる(T+C)値を該第2のパラ
    メータXで除算し、その商情報をセル送出時期情報とし
    て出力するとともにその余り情報で該パラメータカウン
    タ値Cを更新する演算ステップと、 該交換機装置の装置処理速度に対して、X/Tの速度で
    のピークレートのセル送出制御を行なう制御ステップと
    をそなえて構成されたことを特徴とする、セル送出制御
    方法。
  3. 【請求項3】 該セルの送出時に該第1のパラメータT
    該パラメータカウ ンタ値Cに加算するとともに、該1
    セル処理時間が経過する毎に、該第2のパラメータX
    算し、このようにして減算された値が該第2のパラメ
    ータXよりも小さくなると、次のセルを送出するよう
    に、セル送出制御を行なうことを特徴とする請求項1
    又は2記載のセル送出制御方法。
  4. 【請求項4】 該セルを一時的に記憶しておくセル送出
    制御用バッファからのセルの送出時に、前回のセル送出
    時点でのパラメータカウンタCを用いて、次回のセル
    の送出可能時刻と該時刻でのパラメータカウンタ
    を求めることにより、セル送出制御を行なうことを特徴
    とする請求項1又は2記載のセル送出制御方法。
  5. 【請求項5】 次回のセルの送出可能時刻において該セ
    ルを送出できない場合は、該バッファからのセルの送出
    時に、パラメータカウンタを初期値に戻すことを特
    徴とする請求項記載のセル送出制御方法。
  6. 【請求項6】 該セルを一時的に記憶しておくセル送出
    制御用バッファへのセルの書き込み時に、前回のセル送
    出時点でのパラメータカウンタCを用いて、次回のセ
    ルの送出可能時刻と該時刻でのパラメータカウンタ
    とを求めることにより、セル送出制御を行なうことを特
    徴とする請求項1又は2記載のセル送出制御方法。
  7. 【請求項7】 次回のセルの送出可能時刻において該セ
    ルを送出できない場合は、該バッファへのセルの書き込
    み時に、パラメータカウンタを初期値に戻すことを
    特徴とする請求項記載のセル送出制御方法。
  8. 【請求項8】 1以上の仮想パス情報及び1以上の仮想
    チャネル情報のうちの一方または両方について、個別に
    該第1のパラメータTと該第2のパラメータXとを設定
    しておき、これらの第1のパラメータT及び第2のパラ
    メータXを用いて、セル送出時期を求めるための所望の
    演算を施すことにより、上記の仮想パス情報及び仮想チ
    ャネル情報毎に、装置処理速度に対して、X/Tの速度
    でのピークレートのセル送出制御を行なうことを特徴と
    する請求項記載のセル送出制御方法。
  9. 【請求項9】 画像データについて論理チャネル情報と
    データ情報とからなる固定長のセルを取り扱う装置にお
    いて、 該セルを一時的に記憶しておくセル送出制御用バッフ
    1フレーム分の画像データを送出する時間を1セル処理
    時間で正規化した値 に設定された第1のパラメータTを
    セットする第1のレジスタと、該第1のパラメータTの
    値以下の値に設定され1セル処理時間に起因する情報
    であって該1フレーム分の画像データを構成するセル数
    を表す第2のパラメータXをセットする第2のレジスタ
    と、更新可能なパラメータカウンタ値Cを設定するパラ
    メータカウンタと、該第1のレジスタの該第1のパラメ
    ータTと該パラメータカウンタの該パラメータカウンタ
    値Cとを加算して(T+C)値を出力する加算手段と、
    該加算手段からの該(T+C)値を該第2のレジスタの
    該第2のパラメータXで演算しその商情報をセル送出時
    期情報として出力するとともにその余り情報で該パラメ
    ータカウンタ値Cを更新する演算手段とをそなえたセル
    送出時期演算手段と、 該セル送出時期演算手段での演算結果に基づき、該装置
    装置処理速度に対して、X/Tの速度でのピークレー
    トのセル送出制御を行なうべく、該バッファからのセル
    の送出タイミングを制御するセル送出制御手段とをそな
    えて構成されたことを特徴とする、セル送出制御装置。
  10. 【請求項10】 論理チャネル情報とデータ情報とから
    なる固定長のセルを取り扱う交換機装置において、 該セルを一時的に記憶しておくセル送出制御用セルバッ
    ファと、 該交換機装置の装置処理速度と該交換機装置の最小交換
    単位速度との比を表す第1のパラメータTおよび該第1
    のパラメータTの値以下の値に設定され1セル処理時間
    に起因し該最小交換単位速度の自然数倍に設定された第
    2のパラメータXをセットするテーブルと、更新可能な
    該パラメータカウンタ値Cを設定するパラメータカウン
    タと、該テーブルの該第1のパラメータTと該パラメー
    タカウンタの該パラメータカウンタ値Cとを加算して
    (T+C)値を出力する加算手段と、該(T+C)値を
    該テーブルの該第2のパラメータXで演算しその商情報
    をセル送出時期情報として出力するとともにその余り情
    報で該パラメータカウンタ値Cを更新する演算手段とを
    そなえたセル送出時期演算手段と、 該セル送出時期演算手段での演算結果に基づき、該交換
    機装置の装置処理速度 に対して、X/Tの速度でのピー
    クレートのセル送出制御を行なうべく該バッファからの
    セルの送出タイミングを制御するセル送出制御手段とを
    そなえて構成されたことを特徴とする、セル送出制御装
    置。
  11. 【請求項11】 該セル送出時期演算手段が、該セルの
    送出時に該第1のパラメータTを該パラメータカウンタ
    値Cに加算するとともに、該1セル処理時間が経過する
    毎に、該第2のパラメータXを減算し、このようにして
    減算された値が該第2のパラメータXよりも小さくなる
    と、次のセルを送出すべき情報を該セル送出制御手段へ
    出力するように構成されたことを特徴とする請求項
    又は10記載のセル送出制御装置。
  12. 【請求項12】 該セル送出時期演算手段が、該バッフ
    ァからのセルの送出時に、前回のセル送出時点でのパラ
    メータカウンタCを用いて、次回のセルの送出可能時
    刻と該時刻でのパラメータカウンタとを求めるよう
    に構成されたことを特徴とする請求項9又は10記載
    のセル送出制御装置。
  13. 【請求項13】 該セル送出時期演算手段が、次回のセ
    ルの送出可能時刻において該セルを送出できない場合
    は、該バッファからのセルの送出時に、パラメータカウ
    ンタを初期値に戻す手段をそなえていることを特徴
    とする請求項12記載のセル送出制御装置。
  14. 【請求項14】 該セル送出時期演算手段が、該バッフ
    ァへのセルの書き込み時に、前回のセル送出時点でのパ
    ラメータカウンタから、次回のセルの送出可能時刻
    と該時刻でのパラメータカウンタとを求めるように
    構成されたことを特徴とする請求項9又は10記載の
    セル送出制御装置。
  15. 【請求項15】 該セル送出時期演算手段が、次回のセ
    ルの送出可能時刻において該セルを送出できない場合
    は、該バッファへのセルの書き込み時に、パラメータ
    ウンタを初期値に戻す手段をそなえていることを特
    徴とする請求項14記載のセル送出制御装置。
  16. 【請求項16】 該セル送出時期演算手段が、1以上の
    仮想パス情報及び1以上の仮想チャネル情報のうちの一
    方または両方について、個別に該第1のパラメータTと
    該第2のパラメータXとを設定する記憶手段と、該記憶
    手段に記憶されている該第1のパラメータT及び該第2
    のパラメータXを用いて、セル送出時期を求めるための
    所望の演算を施す演算手段とをそなえていることを特徴
    とする、請求項10記載のセル送出制御装置。
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