JP3285513B2 - 感熱式流量センサおよび内燃機関の吸気装置 - Google Patents
感熱式流量センサおよび内燃機関の吸気装置Info
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Description
の吸気管内に流れる吸入空気の空気流量を測定する感熱
式流量センサおよび内燃機関の吸気装置に関するもので
ある。
に示された内燃機関の吸気装置の要部側断面図であり、
吸気管1内には、アクセルペダルの踏み込みに応じて回
動し気筒(図示せず)に吸入される空気流量を調整する
ためのスロットル弁2が設けられている。スロットル弁
2の上流側にはバイパス通路3が設けられており、内燃
機関がアイドル状態等でスロットル弁2が全閉時にはこ
のバイパス通路3を通じて気筒内に吸入空気が導かれる
ようになっている。また、吸気管1内のスロットル弁2
の上流側には、吸気管1内の吸入空気流量を測定する感
熱式流量センサ4が設けられている。
管路5と、この計測用管路5を支持するための支柱6
と、計測用管路5内に設けられ温度に応じて抵抗値が変
動するとともに加熱される空気流量検出素子7と、吸気
管1内に設けれて温度に応じて抵抗値が変動し、吸入空
気の温度を検知する感温抵抗素子(図示せず)と、支柱
6に連結された制御回路部9とを備えている。この制御
回路部9は、空気流量検出素子7および感温抵抗素子と
電気的に接続されており、感温抵抗素子で検知された吸
気管1内の吸入空気の温度に対して一定の温度差を絶え
ず保つように空気流量検出素子7を加熱するとともに、
その加熱に相当する電流を出力電圧信号に変換するもの
である。
クリーナ(図示せず)を通過し、吸気管1内を流れる吸
入空気の一部は、計測用管路5内に流入する。その際、
空気流量検出素子7からは吸入空気流量に応じて熱が奪
われるが、この空気流量検出素子7は感温抵抗素子で検
知された吸入空気の温度に対して絶えず一定の温度差を
保つように制御回路部9により定温度差制御される。こ
の制御回路部9は空気流量検出素子7の加熱に相当する
電流を空気流量に対応した出力電圧信号に変換してお
り、その出力電圧信号から吸気管1内の吸入空気流量を
知ることができる。 このように、感熱式流量センサ4
では、吸気管1内を流れる空気流量を計測用管路5内で
検知している。吸気管1内を流れる空気流はスロットル
弁2の弁開度、バイパス通路3等により影響を受け、計
測用管路5内に流入する空気流に乱れが生じ、空気流量
の測定精度が低下する要因となる。そのため、それらに
よる影響をなるだけ受けず、吸入空気の流量をより正確
に測定するためには、感熱式流速センサ4をスロットル
弁2からできるだけ離して設置する必要がある。
装置では、吸入空気の流量をより正確に測定するため
に、感熱式流量センサ4をスロットル弁2からできるだ
け離して設置する必要があり、それだけ内燃機関の吸気
装置が大型化してしまい、内燃機関を搭載するスペース
が大きくなり、また製造コストも嵩むといった問題点が
あった。
を課題とするものであって、例えばスロットル弁に接近
して設置しても空気流量の測定精度が低下せず、内燃機
関の小型化および低コスト化に寄与する感熱式流量セン
サおよび内燃機関の吸気装置を得ることを目的とする。
熱式流量センサは、主管内に設けられる計測用管路と、
この計測用管路内に設けられ前記主管内を流れる気体の
流量を検出する流量検出素子と、前記計測用管路の外周
側に計測用管路の軸線に沿って設けられ前記主管内を流
れる前記気体を整流することによって計測用管路内に流
入する前記気体を整流する整流部材とを備えたものであ
る。この発明の請求項2の感熱式流量センサは、主管内
に設けられる計測用管路と、この計測用管路内に設けら
れ前記主管内を流れる気体の流量を検出する流量検出素
子と、前記主管の内周に前記計測用管路とは橋絡しない
で計測用管路の軸線に沿って平行に延びて設けられ前記
主管内を流れる前記気体を整流することによって前記計
測用管路内に流入する前記気体を整流する整流部材とを
備えたものである。
整流部材を計測用管路の周方向に間隔をおいて複数個設
けたものである。
整流部材が計測用管路の下流側に偏在している。
整流部材の上流側の隅部は曲面状である。
気装置では、吸入空気が流れる吸気管と、この吸気管内
に設けられた計測用管路と、この計測用管路内に設けら
れ前記吸気管内を流れる吸入空気の空気流量を検出する
空気流量検出素子と、前記吸気管の内側に前記計測用管
路とは橋絡しないで前記計測用管路の軸線に沿って平行
に延びて設けられ前記吸気管内を流れる前記吸入空気を
整流することによって前記計測用管路内に流入する前記
吸入空気を整流する整流部材とを備えたものである。ま
た、この発明の請求項7の内燃機関の吸気装置では、吸
入空気が流れる吸気管と、この吸気管内に設けられた計
測用管路と、この計測用管路内に設けられ前記吸気管内
を流れる吸入空気の空気流量を検出する空気流量検出素
子と、前記計測用管路の外周に前記吸気管とは橋絡しな
いで前記計測用管路の軸線に沿って平行に延びて設けら
れ前記吸気管内を流れる前記吸入空気を整流することに
よって前記計測用管路内に流入する前記吸入空気を整流
する整流部材とを備えたものである。
は、整流部材を吸気管の周方向に間隔をおいて複数個設
けたものである。
は、整流部材が計測用管路の下流側に偏在している。
は、整流部材の上流側の隅部は曲面状である。
は、吸気管には計測用管路に接近してスロットル弁が設
けられている。
流側から見た正面図、図2は図1の感熱式流量センサが
組み込まれている内燃機関の吸気装置の要部側断面図で
ある。気体である吸入空気が流れる吸気管1内には、ア
クセルペダルの踏み込みに応じて回動し気筒(図示せ
ず)に吸入される空気流量を調整するためのスロットル
弁2が設けられている。吸気管1内のスロットル弁2の
上流側には、主管である吸気管1内の吸入空気流量を測
定する感熱式流量センサ20が設けられている。
側が拡大した径の計測用管路21と、この計測用管路2
1を支持するための支柱22と、計測用管路21内に設
けられ温度に応じて抵抗値が変動するとともに加熱され
る空気流量検出素子7と、この空気流量検出素子7に隣
接して設けられ温度に応じて抵抗値が変動し吸入空気の
温度を検知する感温抵抗素子8と、支柱22に連結され
た制御回路部23と、計測用管路21の外周面に、主管
1の内壁面とは橋絡しないように取り付けられ計測用管
路21の軸線Aに沿って平行に延びた矩形状の整流部材
24とを備えている。この制御回路部23は、空気流量
検出素子7および感温抵抗素子8と電気的に接続されて
おり、感温抵抗素子8で検知された吸気管1内の吸入空
気の温度に対して一定の温度差を絶えず保つように空気
流量検出素子7を加熱するとともに、その加熱に相当す
る電流を出力電圧信号に変換するものである。
クリーナ(図示せず)を通過し、吸気管1内を流れる空
気の一部は、計測用管路21内に流入する。その際、空
気流量検出素子7からは吸入空気流量に応じて熱が奪わ
れるが、この空気流量検出素子7は感温抵抗素子8で検
知された吸入空気の温度に対して絶えず一定の温度差を
保つように制御回路部23により定温度差制御される。
この制御回路部23は空気流量検出素子7の加熱に相当
する電流を出力電圧信号に変換しており、その出力電圧
信号から吸気管1内の吸入空気流量を知ることができ
る。
イパス通路3により吸気管1内には計測用管路21の軸
線Aに対して傾斜した方向のベクトルを有する空気流が
生じようとするが、整流部材24の整流作用により、吸
気管1内は軸線Aに沿った方向の空気流が維持される。
この結果、計測用管路21内の空気流量検出素子7は、
スロットル弁2、バイパス通路3による空気流の乱れの
影響が低減され、空気流量をより正確に検出することが
できる。
量センサ20(実施の形態1)および整流部材24のな
い感熱式流量センサ(比較例)をそれぞれ設置した場合
において、吸気管1内の吸入空気流量と、それぞれのセ
ンサを用いてその吸入空気流量を実測したときの流量測
定誤差との関係を示した図である。この図3ではスロッ
トル弁2の開度が14゜、18゜のときについて示され
ており、この測定結果から、実施の形態1の感熱式流量
センサ20が比較例と比べて流量測定誤差が小さいこと
が分かる。
を上流側から見た正面図であり、実施の形態1の感熱式
流量センサ20と比較して計測用管路21の外周面に支
柱22を含め等分間隔で、かつ計測用管路21の軸線A
に沿って延びた矩形状の整流部材27を2個取り付けた
点が異なる。なお、実施の形態1と同一または相当部分
は同一符号を付してその説明は省略する。この実施の形
態の感熱式流量センサ26では、複数個の整流部材27
の整流作用により、吸気管1内は軸線に沿った方向の空
気流がより確実に維持され、計測用管路21内の空気流
量検出素子7は、スロットル弁2による空気流の乱れの
影響がより低減され、吸気管1内の空気流量をより正確
に検出することができる。
が組み込まれている内燃機関の吸気装置の要部側断面図
であり、この感熱式流量センサ29では、板状の整流部
材30が計測用管路21の下流側に偏在して設けられて
いる。計測用管路5の全長にわたって設けられている実
施の形態1の整流部材24と比較して表面積が小さくな
り、それだけ吸気管1内を流れる吸入空気が整流部材3
0と接触するときに生じる摩擦抵抗が小さくなり、吸気
管1内を流れる吸入空気の圧力損失を低減することがで
きる。
サ32が組み込まれている内燃機関の吸気装置の要部側
断面図、図6(b)は図6(a)のVI−VI線に沿う
断面図であり、整流部材33の上流側の隅部33aは曲
面状になっている。そのため、整流部材33の隅部33
aに衝突する吸入空気は曲面状の隅部33aに沿って円
滑に流れ、吸入空気の圧力損失を低減することができ
る。
を上流側から見たときの正面図、図8は図7の要部斜視
図であり、上流側開口部21aおよび下流側開口部21
bを有する計測用管路21に整流部材36が取り付けら
れている。この整流部材36の上流側には上流側開口部
21aの直径方向に計測用管路21の軸線Aと交差して
延びた上流側整流部36aが形成されている。また、整
流部材36の下流側には下流側開口部21bの直径方向
に計測用管路21の軸線Aと交差して延びた下流側整流
部36bが形成されている。
では、上流側整流部36a、下流側整流部36bによる
整流作用により、計測用管路21内は軸線Aに沿った方
向の空気流が確保され、計測用管路21内の空気流量検
出素子7は、スロットル弁2、バイパス通路3による空
気流の乱れの影響を受けにくくなり、吸気管1内の吸入
空気流量をより正確に測定することができる。
管1に感熱式流量センサ20、26、29、32、35
を取り付け、吸気管1内を流れる吸入空気の流量を測定
する場合について説明したが、この感熱式流量センサを
吸気管以外の主管に取り付け、その主管内を流れる気体
の流量を測定するようにしてもよい。
0を上流側から見た正面図、図10は図9の側断面図で
ある。内燃機関の吸気装置40は、空気流を整流するた
めの整流体49が設けられている吸気管41と、その整
流体49の下流側に設けられ吸気管41内の吸入空気流
量を測定する感熱式流量センサ42とを備えている。
部に設けられ吸入空気の上流側が拡大した径の計測用管
路43と、この計測用管路43を支持するための支柱4
4と、計測用管路43内に設けられ温度に応じて抵抗値
が変動するとともに加熱される空気流量検出素子45
と、この空気流量検出素子45に隣接して設けられ温度
に応じて抵抗値が変動し吸入空気の温度を検知する感温
抵抗素子46と、支柱44に連結された制御回路部47
とを備えている。制御回路部47は、空気流量検出素子
45および感温抵抗素子46と電気的に接続されてお
り、感温抵抗素子46で検知された吸気管41内の吸入
空気の温度に対して一定の温度差を絶えず保つように空
気流量検出素子45を加熱するとともに、その加熱に相
当する電流を出力電圧信号に変換するものである。吸気
管41の内周面には計測用管路43の真下に軸線Bに沿
って平行に延びた矩形状の整流部材48が設けられてい
る。
空気流を整流する整流体49を通過した吸気管41内の
空気の一部は、計測用管路43内に流入する。その際、
空気流量検出素子45からは吸入空気流量に応じて熱が
奪われるが、この空気流量検出素子45は感温抵抗素子
46で検知された吸入空気の温度に対して絶えず一定の
温度差に保つように制御回路部47により定温度差制御
される。この制御回路部47は空気流量検出素子45の
加熱に相当する電流を空気流量に対応した出力電圧信号
に変換しており、その出力電圧信号から吸気管41内の
吸入空気流量を知ることがことができる。
イパス通路3によっては吸気管41内には計測用管路4
3の軸線Bに対して傾斜した方向のベクトルを有する空
気流が生じようとするが、整流部材48の整流作用によ
り、吸気管41内は軸線Bに沿った方向の空気流が維持
される。この結果、計測用管路43内の空気流量検出素
子45は、そのスロットル弁2による空気流の乱れの影
響を受けにくくなり、吸気管41内の吸入空気流量をよ
り正確に測定することができる。
50を上流側から見た正面図であり、実施の形態6の内
燃機関の吸気装置40と比較して吸気管41の内周壁に
支柱44を含め等分間隔で、かつ計測用管路43の軸線
Bに沿って延びた矩形状の整流部材51を取り付けた点
が異なる。この実施の形態の内燃機関の吸気装置50で
は、複数個の整流部材51の整流作用により、吸気管4
1内では軸線Bに沿った方向の空気流がより確実に維持
され、計測用管路43内の空気流量検出素子45は、吸
気管41を流れる吸入空気の流量をより正確に測定する
ことができる。
53の要部側断面図であり、この内燃機関の吸気装置5
3では、板状の整流部材54は計測用管路43の下流側
に偏在して設けられており、計測用管路43の全長にわ
たって設けられている実施の形態6の整流部材48と比
較して表面積が小さくなっている。そのため、整流部材
54が吸気管41内を流れる吸入空気と接触する接触面
積が小さくなり、吸入空気に対する摩擦抵抗が小さくな
り、吸気管41内を流れる吸入空気の圧力損失を低減す
ることができる。
気装置56の側断面図、図13(b)は図13(a)の
XIII−XIIII線に沿う断面図であり、整流部材
57の上流側の隅部57aは曲面状になっている。その
ため、整流部材57の隅部57aに衝突する吸入空気は
曲面状の隅部57aに沿って円滑に流れ、吸気管41内
を流れる吸入空気の圧力損失を低減することができる。
置60を上流側から見た正面図、図15は図14の側断
面図である。この内燃機関の吸気装置60は、吸気管6
4と、この吸気管64に取り付けられた感熱式流量セン
サ61と、この感熱式流量センサ61に接近して吸気管
64に設けられたスロットル弁65とを備えている。感
熱式流量センサ61の計測用管路62の外周面には計測
用管路62の軸線Bに沿って延びた矩形状の整流部材6
3が設けられている。この整流部材63は計測用管路6
2の下流側に偏在しており、かつ上流側の隅部63aは
曲面状になっている。この実施の形態では、吸気管64
に設けられたスロットル弁65が計測用管路62に接近
しているものの、そのスロットル弁65による空気流の
乱れの影響を殆ど受けることなく、感熱式流量センサ6
1は吸気管64内を流れる吸入空気の流量を正確に測定
することができる。また、整流部材63は計測用管路6
2の下流側に偏在しており、整流部材63の表面積が小
さくなり、吸入空気に対する摩擦抵抗がそれだけ小さく
なり、また上流側の隅部63aが曲面状になっており、
吸入空気は隅部63aに沿って円滑に流れ、吸入空気の
圧力損失を低減することができる。
1の感熱式流量センサによれば、主管内に設けられる計
測用管路と、この計測用管路内に設けられ前記主管内を
流れる気体の流量を検出する流量検出素子と、前記計測
用管路の外周に前記計測用管路を支持する支柱とは別に
前記主管内壁面とは橋絡しないで計測用管路の軸線に沿
って平行に延びて設けられ前記主管内を流れる前記気体
を整流することによって前記計測用管路内に流入する前
記気体を整流する整流部材とを備えたので、流量検出素
子は気体の流れの乱れの影響を受けにくくなり、主管内
を流れる気体の流量をより正確に測定することができ
る。また、この発明の請求項2の感熱式流量センサによ
れば、主管内に設けられる計測用管路と、この計測用管
路内に設けられ前記主管内を流れる気体の流量を検出す
る流量検出素子と、前記主管の内周に前記計測用管路と
は橋絡しないで計測用管路の軸線に沿って平行に延びて
設けられ前記主管内を流れる前記気体を整流することに
よって前記計測用管路内に流入する前記気体を整流する
整流部材とを備えたので、請求項1の感熱式流量センサ
と同様の効果がある。
ば、整流部材を計測用管路の周方向に間隔をおいて複数
個設けたので、計測用管路内を流れる気体はより整流さ
れ、主管内の気体の流量をより正確に測定することがで
きる。
ば、整流部材が計測用管路の下流側に偏在しているの
で、整流部材の表面積が減少し、整流部材上を流れる気
体に対する摩擦抵抗が減少し、主管内を流れる気体の圧
力損失を低減することができる。
ば、整流部材の上流側の隅部が曲面状であるので、気体
は隅部ではその表面に沿って円滑に流れ、主管内を流れ
る気体の圧力損失を低減することができる。
気装置によれば、吸入空気が流れる吸気管と、この吸気
管内に設けられた計測用管路と、この計測用管路内に設
けられ前記吸気管内を流れる吸入空気の空気流量を検出
する空気流量検出素子と、前記吸気管の内側に前記計測
用管路とは橋絡しないで前記計測用管路の軸線に沿って
平行に延びて設けられ前記吸気管内を流れる前記吸入空
気を整流することによって前記計測用管路内に流入する
前記吸入空気を整流する整流部材とを備えたので、整流
部材の整流作用により吸気管内は軸線に沿った方向の空
気流が流れ、計測用管路内の空気流量検出素子は、空気
流の乱れの影響を受けにくく、空気流量の測定精度を確
保しつつ、内燃機関の小型化が可能となる。また、この
発明の請求項7の内燃機関の吸気装置によれば、吸入空
気が流れる吸気管と、この吸気管内に設けられた計測用
管路と、この計測用管路内に設けられ前記吸気管内を流
れる吸入空気の空気流量を検出する空気流量検出素子
と、前記計測用管路の外周に前記吸気管とは橋絡しない
で前記計測用管路の軸線に沿って平行に延びて設けられ
前記吸気管内を流れる前記吸入空気を整流することによ
って前記計測用管路内に流入する前記吸入空気を整流す
る整流部材とを備えたので、請求項6の内燃機関の吸気
装置と同様の効果がある。
れば、整流部材を吸気管の周方向に間隔をおいて複数個
設けたので、計測用管路内ではより空気流が整流され、
より正確に吸気管内の空気流量を測定することができ
る。
れば、整流部材が計測用管路の下流側に偏在しているの
で、整流部材の表面積が減少し、整流部材上を流れる吸
入空気に対する摩擦抵抗が減少し、吸気管内を流れる吸
入空気の圧力損失を低減することができる。
よれば、整流部材の上流側の隅部は曲面状であるので、
吸入空気は隅部ではその表面に沿って円滑に流れ、吸気
管内を流れる吸入空気の圧力損失を低減することができ
る。
よれば、計測用管路に接近して吸気管にスロットル弁が
設けられているので、内燃機関を小型化することができ
る。
を上流側から見たときの正面図である。
機関の吸気装置の要部側断面図である。
感熱式流量センサとを用いて吸気管内を流れる空気流量
を測定したときの、吸入空気流量とそれぞれのセンサの
流量測定誤差との関係図である。
ら見たときの正面図である。
れた内燃機関の吸気装置の要部側断面図である。
サが組み込まれた内燃機関の吸気装置の要部側断面図、
図6(b)は図6(a)のVI−VI線に沿う断面図で
ある。
ら見たときの正面図である。
る。
から見たときの正面図である。
る。
側から見たときの正面図である。
面図である。
吸気装置の側断面図、図13(b)は図13(a)の内
燃機関の吸気装置のXIII−XIII線に沿う断面図
である。
流側から見たときの正面図である。
ある。
ある。
ル弁、3 バイパス通路、7,45 空気流量検出素
子、8,46 感温式抵抗素子、20,26,29,3
2,35,42,61 感熱式流量センサ、21,43
計測用管路、24,27,30,33,36,48,
51,54,57,63 整流部材、33a,57a
隅部、40,50,53,56,60 内燃機関の吸気
装置。
Claims (11)
- 【請求項1】 主管内に設けられる計測用管路と、 この計測用管路内に設けられ前記主管内を流れる気体の
流量を検出する流量検出素子と、 前記計測用管路の外周に前記計測用管路を支持する支柱
とは別に前記主管内壁面とは橋絡しないで計測用管路の
軸線に沿って平行に延びて設けられ前記主管内を流れる
前記気体を整流することによって前記計測用管路内に流
入する前記気体を整流する整流部材とを備えた感熱式流
量センサ。 - 【請求項2】 主管内に設けられる計測用管路と、 この計測用管路内に設けられ前記主管内を流れる気体の
流量を検出する流量検出素子と、 前記主管の内周に前記計測用管路とは橋絡しないで計測
用管路の軸線に沿って平行に延びて設けられ前記主管内
を流れる前記気体を整流することによって前記計測用管
路内に流入する前記気体を整流する整流部材と を備えた
感熱式流量センサ。 - 【請求項3】 整流部材が計測用管路の周方向に間隔を
おいて複数個設けられている請求項1または請求項2に
記載の感熱式流量センサ。 - 【請求項4】 整流部材が計測用管路の下流側に偏在し
ている請求項1ないし請求項3の何れかに記載の感熱式
流量センサ。 - 【請求項5】 整流部材の上流側の隅部は曲面状である
請求項1ないし請求項4の何れかに記載の感熱式流量セ
ンサ。 - 【請求項6】 吸入空気が流れる吸気管と、 この吸気管内に設けられた計測用管路と、 この計測用管路内に設けられ前記吸気管内を流れる吸入
空気の空気流量を検出する空気流量検出素子と、 前記吸気管の内側に前記計測用管路とは橋絡しないで前
記計測用管路の軸線に沿って平行に延びて設けられ前記
吸気管内を流れる前記吸入空気を整流することによって
前記計測用管路内に流入する前記吸入空気を整流する整
流部材と、 を備えた内燃機関の吸気装置。 - 【請求項7】 吸入空気が流れる吸気管と、 この吸気管内に設けられた計測用管路と、 この計測用管路内に設けられ前記吸気管内を流れる吸入
空気の空気流量を検出する空気流量検出素子と、 前記計測用管路の外周に前記吸気管とは橋絡しないで前
記計測用管路の軸線に沿って平行に延びて設けられ前記
吸気管内を流れる前記吸入空気を整流することによって
前記計測用管路内に流入する前記吸入空気を整流する整
流部材と、 を備えた内燃機関の吸気装置。 - 【請求項8】 整流部材が吸気管の周方向に間隔をおい
て複数個設けられている請求項6または請求項7に記載
の内燃機関の吸気装置。 - 【請求項9】 整流部材が計測用管路の下流側に偏在し
ている請求項6ないし請求項8の何れかに記載の内燃機
関の吸気装置。 - 【請求項10】 整流部材の上流側の隅部は曲面状であ
る請求項6ないし請求項9の何れかに記載の内燃機関の
吸気装置。 - 【請求項11】 吸気管には計測用管路に接近したスロ
ットル弁が設けられている請求項6ないし請求項10の
何れかに記載の内燃機関の吸気装置。
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