JP3283295B2 - 情報処理装置 - Google Patents
情報処理装置Info
- Publication number
- JP3283295B2 JP3283295B2 JP19419992A JP19419992A JP3283295B2 JP 3283295 B2 JP3283295 B2 JP 3283295B2 JP 19419992 A JP19419992 A JP 19419992A JP 19419992 A JP19419992 A JP 19419992A JP 3283295 B2 JP3283295 B2 JP 3283295B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- state transition
- display
- program
- unit
- information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 230000010365 information processing Effects 0.000 title claims description 19
- 230000007704 transition Effects 0.000 claims description 88
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 28
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 26
- 238000004088 simulation Methods 0.000 claims description 19
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 18
- 238000010586 diagram Methods 0.000 claims description 18
- 230000006870 function Effects 0.000 description 31
- 238000012795 verification Methods 0.000 description 5
- 238000013461 design Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Stored Programmes (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、システムの動作をシミ
ュレーションし、シミュレーション結果を表示する情報
処理装置に関し、特に、入力および表示に関する。
ュレーションし、シミュレーション結果を表示する情報
処理装置に関し、特に、入力および表示に関する。
【0002】
【従来の技術】システム例えば、リアルタイムシステム
の検証に関しては、機能設計時の、検証およびその表示
に関して、以下のような技術がある。
の検証に関しては、機能設計時の、検証およびその表示
に関して、以下のような技術がある。
【0003】従来、リアルタイムシステムを動かすため
のプログラムをシミュレーションした結果を確認するた
めの動作表示装置(情報処理装置)の一例としては、特
願平2−316125号公報に記載するように、リアル
タイムシステムの状態遷移表または状態遷移図の内容を
プログラムオブジェクト内にオブジェクト指向言語で設
計者が記述する(プログラミングする)ものがある。そ
して、プログラムの検証のためにプログラムをシミュレ
ーションし、えられたシステムの動作結果を、編集可能
なリアルタイムシステムの動作表示装置により表示し、
プログラムエラーがあるかどうかを検証していた。しか
し、プログラムの検証のために、特殊なオブジェクト指
向言語により状態遷移表または状態遷移図の内容を記述
することは、本来のプログラム設計のためのプログラミ
ングと相俟って、設計作業として二重の負担となる。
のプログラムをシミュレーションした結果を確認するた
めの動作表示装置(情報処理装置)の一例としては、特
願平2−316125号公報に記載するように、リアル
タイムシステムの状態遷移表または状態遷移図の内容を
プログラムオブジェクト内にオブジェクト指向言語で設
計者が記述する(プログラミングする)ものがある。そ
して、プログラムの検証のためにプログラムをシミュレ
ーションし、えられたシステムの動作結果を、編集可能
なリアルタイムシステムの動作表示装置により表示し、
プログラムエラーがあるかどうかを検証していた。しか
し、プログラムの検証のために、特殊なオブジェクト指
向言語により状態遷移表または状態遷移図の内容を記述
することは、本来のプログラム設計のためのプログラミ
ングと相俟って、設計作業として二重の負担となる。
【0004】また、他の従来技術としては、状態遷移仕
様(状態遷移表または状態遷移図)を直接入力するもの
がある。このような検証、表示装置の一例としては、特
開平3−14037号公報や特開平3−171364号
公報に記載があるが、これは、状態遷移表を入力して、
リアルタイムシステムを動かすためのプログラムをシミ
ュレーションした結果を状態遷移図相当の形(リストの
形)で出力する。しかし出力される状態遷移図がリスト
による検証表示装置であるため、実際のリアルタイムシ
ステムモデルに対する実行・表示装置としては、シミュ
レーション結果の確認が非常にわかりづらいという問題
があり、現実には使用できないと言う問題がある。。
様(状態遷移表または状態遷移図)を直接入力するもの
がある。このような検証、表示装置の一例としては、特
開平3−14037号公報や特開平3−171364号
公報に記載があるが、これは、状態遷移表を入力して、
リアルタイムシステムを動かすためのプログラムをシミ
ュレーションした結果を状態遷移図相当の形(リストの
形)で出力する。しかし出力される状態遷移図がリスト
による検証表示装置であるため、実際のリアルタイムシ
ステムモデルに対する実行・表示装置としては、シミュ
レーション結果の確認が非常にわかりづらいという問題
があり、現実には使用できないと言う問題がある。。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、動作
表示を行う情報処理装置を動作させるための状態遷移仕
様を簡易に入力できる情報処理装置を提供することであ
る。
表示を行う情報処理装置を動作させるための状態遷移仕
様を簡易に入力できる情報処理装置を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、システムの動作をシミュレーションし、
シミュレーション結果を表示部に表示する情報処理装置
であって、前記システムを構成する複数の装置を対象
(オブジェクト)として設定し、当該オブジェクトの処理
をシミュレートするプログラムオブジェクトと、オブジ
ェクトの動作状態およびオブジェクト間の関係を表示す
るための表示情報を有し、前記プログラムオブジェクト
の指示により、前記表示情報をシミュレート結果として
出力する表示図形オブジェクトと、プログラムオブジェ
クトの処理内容を状態遷移仕様として受け付ける受付部
と、前記プログラムオブジェクトに処理名および処理順
序を与える実行形式の状態遷移オブジェクトを、前記受
付部が受け付けた前記状態遷移仕様に基づき生成する状
態遷移仕様編集部と前記表示図形オブジェクトが出力す
るシミュレーション結果を入力とし、当該シミュレーシ
ョン結果を前記表示部に出力する画面表示部と、前記プ
ログラムオブジェクトと前記表示図形オブジェクトと前
記状態仕様オブジェクトとの間で送受信されるメッセー
ジの通信制御を行う通信制御部と、を備えることを特徴
とする情報処理装置を提供する。
め、本発明は、システムの動作をシミュレーションし、
シミュレーション結果を表示部に表示する情報処理装置
であって、前記システムを構成する複数の装置を対象
(オブジェクト)として設定し、当該オブジェクトの処理
をシミュレートするプログラムオブジェクトと、オブジ
ェクトの動作状態およびオブジェクト間の関係を表示す
るための表示情報を有し、前記プログラムオブジェクト
の指示により、前記表示情報をシミュレート結果として
出力する表示図形オブジェクトと、プログラムオブジェ
クトの処理内容を状態遷移仕様として受け付ける受付部
と、前記プログラムオブジェクトに処理名および処理順
序を与える実行形式の状態遷移オブジェクトを、前記受
付部が受け付けた前記状態遷移仕様に基づき生成する状
態遷移仕様編集部と前記表示図形オブジェクトが出力す
るシミュレーション結果を入力とし、当該シミュレーシ
ョン結果を前記表示部に出力する画面表示部と、前記プ
ログラムオブジェクトと前記表示図形オブジェクトと前
記状態仕様オブジェクトとの間で送受信されるメッセー
ジの通信制御を行う通信制御部と、を備えることを特徴
とする情報処理装置を提供する。
【0007】
【作用】本発明に係る情報処理装置によれば、状態遷移
仕様編集部が、オブジェクトの処理をシミュレートする
プログラムオブジェクトに処理名および処理順序を与え
る実行形式の状態遷移オブジェクトを、受付部が受け付
けた状態遷移仕様に基づき生成する。そして、プログラ
ムオブジェクトと表示図形オブジェクトと状態遷移オブ
ジェクトとの間のメッセージ送受信が通信制御部によっ
て制御され、プログラムオブジェクトの指示で表示図形
オブジェクトが出力した表示情報(シミュレート結果)が
画面表示部から出力される。
仕様編集部が、オブジェクトの処理をシミュレートする
プログラムオブジェクトに処理名および処理順序を与え
る実行形式の状態遷移オブジェクトを、受付部が受け付
けた状態遷移仕様に基づき生成する。そして、プログラ
ムオブジェクトと表示図形オブジェクトと状態遷移オブ
ジェクトとの間のメッセージ送受信が通信制御部によっ
て制御され、プログラムオブジェクトの指示で表示図形
オブジェクトが出力した表示情報(シミュレート結果)が
画面表示部から出力される。
【0008】
【実施例】本実施例に係る、状態遷移仕様による、リア
ルタイムシステムの動作表示装置においては、画面表示
部に表示されたリアルタイムシステムモデルに対して、
表示された各表示図形オブジェクトの機能を状態遷移仕
様編集部により記述する。編集された各状態遷移仕様
は、処理対応関数名仕様ファイルの参照により遷移オブ
ジェクトに生成(インスタンス生成)される。メッセージ
を受信したプログラムオブジェクトの実行すべき関数名
の実行列は、状態遷移オブジェクトから提供され、関数
は、実行ルーチンとして関数ライブラリに保有される。
オブジェクト間のメッセージ送受による通信制御を通信
制御部で実行することにより、入力された状態遷移仕様
の実行が、プログラムオブジェクトと状態遷移オブジェ
クトとの協調により、表示図形オブジェクトを通して画
面表示部品の図形の表示の変化として実現される。
ルタイムシステムの動作表示装置においては、画面表示
部に表示されたリアルタイムシステムモデルに対して、
表示された各表示図形オブジェクトの機能を状態遷移仕
様編集部により記述する。編集された各状態遷移仕様
は、処理対応関数名仕様ファイルの参照により遷移オブ
ジェクトに生成(インスタンス生成)される。メッセージ
を受信したプログラムオブジェクトの実行すべき関数名
の実行列は、状態遷移オブジェクトから提供され、関数
は、実行ルーチンとして関数ライブラリに保有される。
オブジェクト間のメッセージ送受による通信制御を通信
制御部で実行することにより、入力された状態遷移仕様
の実行が、プログラムオブジェクトと状態遷移オブジェ
クトとの協調により、表示図形オブジェクトを通して画
面表示部品の図形の表示の変化として実現される。
【0009】本実施例によれば、リアルタイムシステム
の機能設計時に、状態遷移表、状態遷移図、等の状態遷
移仕様を作成し、状態遷移仕様の検証装置として、編集
可能なリアルタイムシステムの動作表示装置を提供する
ばかりでなく、リアルタイムシステムの動作表示装置を
実行するための状態遷移仕様による、簡易化された入力
手段を提供できる。
の機能設計時に、状態遷移表、状態遷移図、等の状態遷
移仕様を作成し、状態遷移仕様の検証装置として、編集
可能なリアルタイムシステムの動作表示装置を提供する
ばかりでなく、リアルタイムシステムの動作表示装置を
実行するための状態遷移仕様による、簡易化された入力
手段を提供できる。
【0010】以下、本発明の実施例を、図面により詳細
に説明する。
に説明する。
【0011】図1は、状態遷移表入力のリアルタイムシ
ステム動作表示装置の一実施例を示すブロック図であ
る。図13に外観図を示す。図13において、10は、
受付部であるマウス(図示せず)やアイコン(図示せ
ず)、並びにキーボード(図示せず)を用いて図形やテ
キストを入力し、ディスプレイ80により表示するワー
クステーション(情報処理装置)である。図1に示すよ
うに、本ワークステーションは、さらに、システムの構
成要素である装置を表示し入力を制御する画面表示部2
0、構成したシステムに於る各装置の機能仕様を状態遷
移表により記述する状態遷移仕様編集部30、状態遷移
表中の処理をオブジェクト指向技法で実行するために必
要な機能(関数名)との対応を記述した処理対応関数名
仕様ファイル31、各対象のプログラム制御を保有する
プログラムオブジェクト40、プログラムオブジェクト
40でコールする実行ルーチンを保有する関数ライブラ
リ41、プログラムオブジェクトの実行結果の表示を制
御する表示図形オブジェクト50、状態遷移仕様編集部
30で作成される状態遷移オブジェクト60、オブジェ
クト間で送受信されるメッセージの通信制御を行う通信
制御部70を有する。プログラムオブジェクト40、表
示図形オブジェクト50、及び状態遷移オブジェと60
はメッセージを受信すると必要な処理を実行し、必要が
あれば別のオブジェクトにメッセージを通信制御部を通
して送信することでシステム全体の動作が実行される。
ステム動作表示装置の一実施例を示すブロック図であ
る。図13に外観図を示す。図13において、10は、
受付部であるマウス(図示せず)やアイコン(図示せ
ず)、並びにキーボード(図示せず)を用いて図形やテ
キストを入力し、ディスプレイ80により表示するワー
クステーション(情報処理装置)である。図1に示すよ
うに、本ワークステーションは、さらに、システムの構
成要素である装置を表示し入力を制御する画面表示部2
0、構成したシステムに於る各装置の機能仕様を状態遷
移表により記述する状態遷移仕様編集部30、状態遷移
表中の処理をオブジェクト指向技法で実行するために必
要な機能(関数名)との対応を記述した処理対応関数名
仕様ファイル31、各対象のプログラム制御を保有する
プログラムオブジェクト40、プログラムオブジェクト
40でコールする実行ルーチンを保有する関数ライブラ
リ41、プログラムオブジェクトの実行結果の表示を制
御する表示図形オブジェクト50、状態遷移仕様編集部
30で作成される状態遷移オブジェクト60、オブジェ
クト間で送受信されるメッセージの通信制御を行う通信
制御部70を有する。プログラムオブジェクト40、表
示図形オブジェクト50、及び状態遷移オブジェと60
はメッセージを受信すると必要な処理を実行し、必要が
あれば別のオブジェクトにメッセージを通信制御部を通
して送信することでシステム全体の動作が実行される。
【0012】図2は、交換システムに対して作成した部
品の一例であり、部品表示画面200にオブジェクトの
基本概念であるクラスとして表示される。
品の一例であり、部品表示画面200にオブジェクトの
基本概念であるクラスとして表示される。
【0013】図3は、交換システムに対して作成したモ
デルの一例であり、部品表示画面200に作成されたク
ラスである部品をコピーして(オブジェクト指向の継承
機能を利用する)動作仕様表示画面300に表示する。
デルの一例であり、部品表示画面200に作成されたク
ラスである部品をコピーして(オブジェクト指向の継承
機能を利用する)動作仕様表示画面300に表示する。
【0014】図4は、状態遷移仕様編集部で作成した状
態遷移表であり、基本画面400と処理定義画面404
から構成され、基本画面400は、受信イベント401
と状態番号402からなる表で構成され、各欄403は
処理定義画面404を有し、処理定義画面404は各欄
に順次実行される処理405を横方向に記述し、最後に
次状態番号408を記述する。また途中で条件分岐処理
406がある場合、条件分岐処理である分析2a409
に従い、想定される場合毎に処理を記述する。場合毎の
処理の中に条件分岐処理である分析32、5a407が
表れた場合、更に処理定義画面による階層処理が行われ
る。
態遷移表であり、基本画面400と処理定義画面404
から構成され、基本画面400は、受信イベント401
と状態番号402からなる表で構成され、各欄403は
処理定義画面404を有し、処理定義画面404は各欄
に順次実行される処理405を横方向に記述し、最後に
次状態番号408を記述する。また途中で条件分岐処理
406がある場合、条件分岐処理である分析2a409
に従い、想定される場合毎に処理を記述する。場合毎の
処理の中に条件分岐処理である分析32、5a407が
表れた場合、更に処理定義画面による階層処理が行われ
る。
【0015】図5は、処理対応機能仕様ファイルの内容
の一例であり、状態遷移表に記述される処理とオブジェ
クト指向技法で実行するための機能名(関数名)との対
応関係を記述する。このファイルは、状態遷移仕様編集
部で作成した状態遷移表から状態遷移オブジェクトを生
成(インスタンス生成)する際に使用する。この例で
は、処理と機能名が1対1に対応させて記述している
が、1つの処理を複数の関数名で記述してもよい。
の一例であり、状態遷移表に記述される処理とオブジェ
クト指向技法で実行するための機能名(関数名)との対
応関係を記述する。このファイルは、状態遷移仕様編集
部で作成した状態遷移表から状態遷移オブジェクトを生
成(インスタンス生成)する際に使用する。この例で
は、処理と機能名が1対1に対応させて記述している
が、1つの処理を複数の関数名で記述してもよい。
【0016】図6は、プログラムオブジェトの構成例で
あり、内部データ(スロット)は、自状態番号601、
状態遷移オブジェクトへのポインタ602、表示オブジ
ェクトへのポインタ603で構成され、関数定義部(メ
ソッド)604には、プログラム制御部が記述される。
あり、内部データ(スロット)は、自状態番号601、
状態遷移オブジェクトへのポインタ602、表示オブジ
ェクトへのポインタ603で構成され、関数定義部(メ
ソッド)604には、プログラム制御部が記述される。
【0017】図7は、状態遷移オブジェクトの構成例で
あり、内部データ(スロット)は状態遷移表中に記述さ
れている状態遷移番号、イベント、機能列、次状態番号
の情報から構成される遷移表データ701とプログラム
オブジェクトへのポインタ702で構成され、関数定義
部(メソッド)には、状態遷移制御部703が記述され
る。
あり、内部データ(スロット)は状態遷移表中に記述さ
れている状態遷移番号、イベント、機能列、次状態番号
の情報から構成される遷移表データ701とプログラム
オブジェクトへのポインタ702で構成され、関数定義
部(メソッド)には、状態遷移制御部703が記述され
る。
【0018】図8は、表示図形オブジェクトの構成例で
あり、内部データ(スロット)は、表示する図形の形状
や色等の情報を記述した表示データ801とプログラム
オブジェクト50へのポインタ802で構成され、関数
定義部(メソッド)には、表示制御部803が記述され
る。
あり、内部データ(スロット)は、表示する図形の形状
や色等の情報を記述した表示データ801とプログラム
オブジェクト50へのポインタ802で構成され、関数
定義部(メソッド)には、表示制御部803が記述され
る。
【0019】図9は、プログラムオブジェクト901、
表示オブジェクト902、状態遷移オブジェクト903
のメッセージ送信の際のリンク関係であり、図6、図
7、図8でしめされた内部データのポインタによって各
関連付けがなされる。
表示オブジェクト902、状態遷移オブジェクト903
のメッセージ送信の際のリンク関係であり、図6、図
7、図8でしめされた内部データのポインタによって各
関連付けがなされる。
【0020】図10は、プログラムオブジェクトのプロ
グラム制御部の処理フローチャートを示したものであ
り、プログラムオブジェクトは自状態番号と他のプログ
ラムオブジェクトや表示オブジェクトから受信した受信
イベントをリンク先の状態遷移オブジェクトに送信し
(1001)、次状態番号と処理名(関数名)列を状態
遷移オブジェクトより受信し(1002)、処理名や次
状態が記述されていない場合(1003)はその旨をエ
ラーメッセージを、例えばエラーメッセージ表示用の表
示オブジェクトを通してメッセージを表示する(100
4)。処理名や次状態が正常に記述されている場合は、
処理名列の順序に従って、実行に必要な関数をコールし
て実行する。この際、実行に必要なメッセージは通信制
御部を通して、他のプログラムオブジェクトや表示図形
オブジェクトに送信される。最後に次状態番号を設定
し、次のメッセージの受信を待つ(請求項3)。
グラム制御部の処理フローチャートを示したものであ
り、プログラムオブジェクトは自状態番号と他のプログ
ラムオブジェクトや表示オブジェクトから受信した受信
イベントをリンク先の状態遷移オブジェクトに送信し
(1001)、次状態番号と処理名(関数名)列を状態
遷移オブジェクトより受信し(1002)、処理名や次
状態が記述されていない場合(1003)はその旨をエ
ラーメッセージを、例えばエラーメッセージ表示用の表
示オブジェクトを通してメッセージを表示する(100
4)。処理名や次状態が正常に記述されている場合は、
処理名列の順序に従って、実行に必要な関数をコールし
て実行する。この際、実行に必要なメッセージは通信制
御部を通して、他のプログラムオブジェクトや表示図形
オブジェクトに送信される。最後に次状態番号を設定
し、次のメッセージの受信を待つ(請求項3)。
【0021】図11は、プログラムオブジェクト、表示
図形オブジェクト、及び状態遷移オブジェクトの間で、
通信制御部を通して送受信されるメッセージの構成例で
あり、送信元オブジェクト名1101、送信先オブジェ
クト名1102、及び送信する情報が起動イベント名
か、状態番号か、処理名(関数名)かのいずれかを示す
情報種別1103、それに実際の情報内容1104から
構成される。
図形オブジェクト、及び状態遷移オブジェクトの間で、
通信制御部を通して送受信されるメッセージの構成例で
あり、送信元オブジェクト名1101、送信先オブジェ
クト名1102、及び送信する情報が起動イベント名
か、状態番号か、処理名(関数名)かのいずれかを示す
情報種別1103、それに実際の情報内容1104から
構成される。
【0022】図12は、状態遷移オブジェクトの状態遷
移制御部のフローチャートを示したものであり、プログ
ラムオブジェクトより状態番号と受信イベントを受信す
ると(1201)、遷移表データを解析して必要な処理
名と設定されている次状態番号を順次取りだす(120
2)。取りだした情報はリンクされているプログラムオ
ブジェクトに送信する(1203)。
移制御部のフローチャートを示したものであり、プログ
ラムオブジェクトより状態番号と受信イベントを受信す
ると(1201)、遷移表データを解析して必要な処理
名と設定されている次状態番号を順次取りだす(120
2)。取りだした情報はリンクされているプログラムオ
ブジェクトに送信する(1203)。
【0023】なお、上記の実施例では、プログラムオブ
ジェクト40、状態遷移オブジェクト60を独立したオ
ブジェクトとしたが、本発明は、プログラムオブジェク
トと状態遷移オブジェクトとを状態遷移仕様編集部30
により1つの機能をもったプログラムオブジェクトとし
てまとめても良い。すなわち、対象物であるシステムの
動作をシミュレーションし、シミュレーション結果を表
示する情報処理装置において、対象物であるシステムを
構成する複数の装置を対象(オブジェクト)として設定
し、オブジェクトの処理をシミュレートするプログラム
オブジェクトと、オブジェクトの動作状態およびオブジ
ェクト間の関係を表示する表示情報を有し、プログラム
オブジェクトの指示により、上記表示情報をシミュレー
ション結果として出力する表示図形オブジェクトと、プ
ログラムオブジェクトの処理内容を状態遷移仕様として
受付ける受付部と、受付けた状態遷移仕様を実行形式に
編集し、編集された状態遷移仕様をプログラムオブジェ
クトとして出力する状態遷移仕様編集部と、上記表示図
形オブジェクトが出力するシミュレーション結果を入力
とし、表示部に出力する画面表示部と、シミュレーショ
ン結果を表示する表示部と、プログラムオブジェクトと
表示図形オブジェクトとの間で送受信されるメッセージ
の通信制御を行う通信制御部とを有することとしてもよ
い。
ジェクト40、状態遷移オブジェクト60を独立したオ
ブジェクトとしたが、本発明は、プログラムオブジェク
トと状態遷移オブジェクトとを状態遷移仕様編集部30
により1つの機能をもったプログラムオブジェクトとし
てまとめても良い。すなわち、対象物であるシステムの
動作をシミュレーションし、シミュレーション結果を表
示する情報処理装置において、対象物であるシステムを
構成する複数の装置を対象(オブジェクト)として設定
し、オブジェクトの処理をシミュレートするプログラム
オブジェクトと、オブジェクトの動作状態およびオブジ
ェクト間の関係を表示する表示情報を有し、プログラム
オブジェクトの指示により、上記表示情報をシミュレー
ション結果として出力する表示図形オブジェクトと、プ
ログラムオブジェクトの処理内容を状態遷移仕様として
受付ける受付部と、受付けた状態遷移仕様を実行形式に
編集し、編集された状態遷移仕様をプログラムオブジェ
クトとして出力する状態遷移仕様編集部と、上記表示図
形オブジェクトが出力するシミュレーション結果を入力
とし、表示部に出力する画面表示部と、シミュレーショ
ン結果を表示する表示部と、プログラムオブジェクトと
表示図形オブジェクトとの間で送受信されるメッセージ
の通信制御を行う通信制御部とを有することとしてもよ
い。
【0024】以上説明したように、本発明によれば、状
態遷移仕様で入力したリアルタイムシステムの機能仕様
を直接実行し、その結果をビジュアルに確認することが
できる。
態遷移仕様で入力したリアルタイムシステムの機能仕様
を直接実行し、その結果をビジュアルに確認することが
できる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、動作表示を行う情報処
理装置を動作させるための状態遷移仕様を簡易に入力で
きる情報処理装置を提供できる。
理装置を動作させるための状態遷移仕様を簡易に入力で
きる情報処理装置を提供できる。
【図1】本発明に係る情報処理装置のブロック図。
【図2】装置表示画面の表示例の説明図。
【図3】動作表示画面の表示例の説明図。
【図4】本発明に係る状態遷移仕様編集部が受付ける状
態遷移仕様の説明図。
態遷移仕様の説明図。
【図5】状態遷移表で記述する処理名とプログラムオブ
ジェクトで実行する関数の関数名との対応表の構成例の
説明図。
ジェクトで実行する関数の関数名との対応表の構成例の
説明図。
【図6】プログラムオブジェクトの構成例の説明図。
【図7】状態遷移オブジェクトの構成例の説明図。
【図8】図形表示オブジェクトの構成例の説明図。
【図9】オブジェクトの関係を示した説明図。
【図10】プログラムオブジェクトのプログラム制御部
の処理フロー。
の処理フロー。
【図11】オブジェクト間で送受信するメッセージの構
成例の説明図。
成例の説明図。
【図12】状態遷移オブジェクトの状態遷移制御部の処
理フロー。
理フロー。
【図13】本発明に係る情報処理装置の外観図。
10 ワークステーション 20 画面表示部 30 状態遷移仕様編集部 31 処理対応関数名仕様ファイル 40 プログラムオブジェクト 41 関数ライブラリ 50 表示図形オブジェクト 60 状態遷移オブジェクト 70 通信制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 悟 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地 日立ソフトウェアエンジニアリング株 式会社内 (56)参考文献 特開 平4−88575(JP,A) 金子秦祥、他,状態遷移ビジュルシミ ュレータの検討,電子情報通信学会技術 研究報告,日本,第89巻,第74号,p. 13−18 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 19/00 110 G06F 9/44 JICSTファイル(JOIS)
Claims (3)
- 【請求項1】システムの動作をシミュレーションし、シ
ミュレーション結果を表示部に表示する情報処理装置で
あって、 前記システムを構成する複数の装置を対象(オブジェク
ト)として設定し、当該オブジェクトの処理をシミュレ
ートするプログラムオブジェクトと、 オブジェクトの動作状態およびオブジェクト間の関係を
表示するための表示情報を有し、前記プログラムオブジ
ェクトの指示により、前記表示情報をシミュレート結果
として出力する表示図形オブジェクトと、 プログラムオブジェクトの処理内容を状態遷移仕様とし
て受け付ける受付部と、前記プログラムオブジェクトに処理名および処理順序を
与える実行形式の状態遷移オブジェクトを、前記受付部
が受け付けた前記状態遷移仕様に基づき生成する 状態遷
移仕様編集部と、 前記表示図形オブジェクトが出力するシミュレーション
結果を入力とし、当該シミュレーション結果を前記表示
部に出力する画面表示部と、 前記プログラムオブジェクトと前記表示図形オブジェク
トと前記状態遷移オブジェクトとの間で送受信されるメ
ッセージの通信制御を行う通信制御部と、 を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 【請求項2】システムの動作をシミュレーションし、シ
ミュレーション結果を表示部に表示する情報処理装置で
あって、 前記システムを構成する複数の装置を対象(オブジェク
ト)として設定し、当該オブジェクトの処理をシミュレ
ートするために、当該オブジェクトの実行制御を行うプ
ログラムオブジェクトと、 前記プログラムオブジェクトの指示により、前記オブジ
ェクトの処理をシミュレートする実行ルーチンを保有す
る関数ライブラリと、 前記オブジェクトの動作状態および前記オブジェクト間
の関係を表示するための表示情報を有し、前記プログラ
ムオブジェクトの指示により、前記表示情報をシミュレ
ート結果として出力する表示図形オブジェクトと、 前記プログラムオブジェクトの処理内容を状態遷移仕様
として受け付ける受付部と、 状態遷移仕様に含まれる処理名と前記関数ライブラリに
含まれる処理名との対応情報を有する処理対応関数名仕
様ファイルと、前記受付部が前記状態遷移仕様を受け付けた場合に、前
記処理対応関数名仕様ファイルの参照によって、前記プ
ログラムオブジェクトに処理名および処理順序を与える
実行形式の状態遷移オブジェクトを、前記状態遷移仕様
に基づき生成する 状態遷移仕様編集部と、 前記表示図形オブジェクトが出力するシミュレーション
結果を入力とし、当該シミュレーション結果を前記表示
部に出力する画面表示部と、 前記プログラムオブジェクトと、前記表示図形オブジェ
クトと、前記状態遷移オブジェクトとの間で送受信され
るメッセージの通信制御を行う通信制御部と、 を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 【請求項3】請求項1または2記載の情報処理装置であ
って、 前記状態遷移仕様は、状態遷移表および状態遷移図のう
ちの少なくとも一方を含むことを特徴とする情報処理装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19419992A JP3283295B2 (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | 情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19419992A JP3283295B2 (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | 情報処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0635890A JPH0635890A (ja) | 1994-02-10 |
JP3283295B2 true JP3283295B2 (ja) | 2002-05-20 |
Family
ID=16320606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19419992A Expired - Fee Related JP3283295B2 (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | 情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3283295B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11338680A (ja) | 1998-05-27 | 1999-12-10 | Mitsubishi Electric Corp | シミュレーション表示システム |
WO2013123373A1 (en) * | 2012-02-15 | 2013-08-22 | The Mathworks, Inc. | Generating a state diagram |
WO2013123376A1 (en) | 2012-02-15 | 2013-08-22 | The Mathworks, Inc. | Unified state transition table describing a state machine model |
-
1992
- 1992-07-21 JP JP19419992A patent/JP3283295B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
金子秦祥、他,状態遷移ビジュルシミュレータの検討,電子情報通信学会技術研究報告,日本,第89巻,第74号,p.13−18 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0635890A (ja) | 1994-02-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8046735B1 (en) | Transforming graphical objects in a graphical modeling environment | |
Hartmann et al. | Design as exploration: creating interface alternatives through parallel authoring and runtime tuning | |
US5917730A (en) | Computer implemented object oriented visualization system and method | |
US8146007B2 (en) | Converting a first graphical program into an intermediate abstract representation for new graphical program generation | |
US20080066053A1 (en) | Automatically Generating a Second Graphical Program Based on a First Graphical Program | |
US20060036799A1 (en) | Multi-platform development and execution of graphical programs | |
CN112836112A (zh) | 基于rpa及ai的财务信息处理方法、装置、设备及介质 | |
US5655067A (en) | Animation generating method in a design supporting system | |
van der Aalst et al. | Ex Spect 6.4 An Executable Specification Tool for Hierarchical Colored Petri Nets | |
JP2004139597A (ja) | モデリング環境の外からダイナミックシステムモデルの内部信号にアクセスするための方法 | |
KR20140116438A (ko) | 연산 순서의 그래픽 표현 기법 | |
JP3283295B2 (ja) | 情報処理装置 | |
EP1460533A1 (en) | Extensible graphical user interface development framework | |
US9329840B1 (en) | Graphical programming of custom device drivers | |
Glonina | Tool system for testing real-time constraints for modular computational system configurations | |
Brumbulli et al. | Verification of bpmn models | |
JP2001134423A (ja) | 対話型既存システムを利用する新システムの画面情報出力方法 | |
Barney | Developing hybrid applications for the iPhone: using HTML, CSS, and JavaScript to build dynamic apps for the iPhone | |
Strangolino | Cumbia: graphical libraries and formula plugin to combine and display data from TANGO, EPICS and more | |
JP3025984B2 (ja) | 論理演算制御装置 | |
Trapp et al. | Vis-à-Web: An On-line Distributed Visualization Service | |
McCavitt | J-MASS technology review | |
Kentish et al. | An Automated Approach to Digital Console Software Design | |
JPH11305903A (ja) | プロセス監視画面表示用データ作成装置、プロセス監視画面表示装置及びプログラム記録媒体 | |
Lin et al. | A framework for designing an animated simulation system based on model-animator-scheduler paradigm |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |