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JP3281575B2 - 表示制御システム及びその制御方法 - Google Patents

表示制御システム及びその制御方法

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JP3281575B2
JP3281575B2 JP18861297A JP18861297A JP3281575B2 JP 3281575 B2 JP3281575 B2 JP 3281575B2 JP 18861297 A JP18861297 A JP 18861297A JP 18861297 A JP18861297 A JP 18861297A JP 3281575 B2 JP3281575 B2 JP 3281575B2
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JP18861297A
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英一 松崎
高司 山本
彰男 斉藤
はじめ 森本
雄一 松本
井上  健治
信春 市橋
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Canon Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/14Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units
    • G06F3/1423Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units controlling a plurality of local displays, e.g. CRT and flat panel display

Landscapes

  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像情報を記憶す
る画像メモリを有する表示制御装置と複数の表示装置を
接続し、該複数の表示装置に対し該画像情報に基づく画
像の表示を制御する表示制御システム及びその制御方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ機器等の表示装置として
は、一般的にCRT表示装置が知られている。しかし、
このCRT表示装置は、表示画面の厚み方向にある程度
の奥行きを必要とするため、全体としてその容積が大き
くなり、システム全体の小型化を図りにくいという問題
がある。また、このようなCRT表示装置の表示制御に
は、CRTC(CRTコントローラ)等を用いて常に表
示データのリフレッシュを行う必要があり、その表示制
御は複雑なものになっていた。
【0003】このような従来のCRT表示装置の欠点を
補うことのできる表示装置として、表示装置の小型化、
特に薄型化できる液晶表示装置がある。このような液晶
表示装置の中には、強誘電性液晶(以下、FLC:Ferr
oelectric Liquid Crystalという)の液晶セルを用いた
表示装置(以下、FLCD:FLCディスプレイとい
う)がある。そして、その特長の一つは、その液晶セル
が電界の印加に対して表示状態の保存性を有することに
ある。すなわち、FLCDは、その液晶セルが十分に薄
いものであり、その中の細長いFLC素子は、電界の印
加方向に応じて第1の安定状態または第2の安定状態に
配向し、電界を除いてもそれぞれの配向状態を維持す
る。このようなFLC素子の双安定性により、それを活
用したFLCDは表示状態の記憶性を有する。このよう
なFLC及びFLCDの詳細は、例えば、特願昭62−
76357号に記載されている。
【0004】さて、このようなFLCDの表示制御装置
では、CRT表示制御装置のように、常に画面をリフレ
ッシュする必要が無い。そして、表示メモリの内容が更
新された部分に対応する表示領域の表示内容を優先的に
更新することにより、大きな画面でもリフレッシュレー
トを落とすことなく表示できるという利点を有してい
る。
【0005】また、このような表示装置の応用例とし
て、展示会やデモンストレーション等の広い会場におい
て行われるイベントで、複数台の表示装置を設置し、こ
の複数台の表示装置上に同じ画像情報を表示することに
より、大勢の人達に同じ画像情報を提供することが可能
となる。一方で、複数の表示装置に異なる画像情報を表
示する表示制御システムとしては、以下の3つの形態が
知られている。
【0006】(1)LAN接続方式 LANを用いて複数のホストコンピュータを接続し、そ
れぞれのホストコンピュータに表示制御装置を介して表
示装置を接続する。 (2)複数グラフィックサブシステム方式 1台のホストコンピュータに複数の表示制御装置を装着
する。そして、それぞれの表示制御装置に表示装置を接
続する。
【0007】(3)ディスプレイメモリ分割方式 単一のホストコンピュータと単一の表示制御装置上の表
示メモリを、論理的に複数のメモリ領域に分割し、それ
ぞれのメモリ領域を接続する複数の表示装置に割り当て
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の表示装置を複数台用いて、各表示装置に同じ画像情
報、あるいは異なる画像情報を出力するためには、各表
示装置を制御する表示制御装置が同じ台数必要であっ
た。特に、複数の表示装置に異なる画像情報において
は、上述した各方式において、以下のような欠点があっ
た。
【0009】(1)LAN接続方式 1台の表示装置に対して、1つのホストコンピュータと
表示制御装置が必要になるためコストが高くなる。ま
た、複数のホストコンピュータの制御を行う必要がある
ため、制御プログラムが大規模、複雑になる。 (2)複数グラフィックサブシステム方式 1台の表示装置に対して、1台の表示制御装置が必要に
なるためコストが高くなる。また、1台のホストコンピ
ュータに装着できる表示制御装置の数に制限があるた
め、接続可能な表示装置の数に制限が発生してしまう。
【0010】(3)ディスプレイメモリ分割方式 複数のメモリ領域に分割されたメモリ領域からの読み出
しを、順次行う必要がある。このため、表示メモリから
の読み出し可能速度によって接続可能な表示装置の数が
制限される。本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、複数台の表示装置の表示制御を単体の表示制
御装置で制御することができ、かつ接続される表示装置
の数に制限されない柔軟な表示制御システム及びその制
御方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による表示制御システムは以下の構成を備え
る。即ち、画像情報を記憶する画像メモリを有する表示
制御装置と複数の表示装置を接続し、該複数の表示装置
に対し該画像情報に基づく画像の表示を制御する表示制
御システムであって、前記複数の表示装置の各表示装置
から出力される画像情報要求信号の出力の有無を監視す
る監視手段と、前記監視手段の監視結果に基づいて、前
記表示制御装置の画像メモリに記憶される画像情報を前
記複数の表示装置の各表示装置に分配する分配手段とを
備える。
【0012】また、好ましくは、前記監視手段の監視の
結果、前記複数の表示装置全てから画像要求信号が出力
された場合、前記分配手段は、前記表示制御装置の画像
メモリに記憶される画像情報を前記複数の表示装置の各
表示装置に分配する。また、好ましくは、第1の表示装
置の次段以降に電気的に接続されていない表示装置が存
在し、かつ前記第1の表示装置から画像情報要求信号が
出力された場合、前記監視手段は、該第1の表示装置の
次段以降に電気的に接続されていない表示装置から画像
情報要求信号が出力されたと判断する。
【0013】また、好ましくは、前記表示制御装置に直
接接続される表示装置が電気的に接続されておらず、か
つ該表示装置の次段以降に接続されている表示装置から
画像情報要求信号が出力された場合、前記監視手段は、
該表示制御装置の直下にある表示装置から画像情報要求
信号が出力されたと判断する。また、好ましくは、前記
監視手段及び前記分配手段を動作させるための電源は、
前記表示制御装置から供給される。
【0014】また、好ましくは、前記表示装置は、強誘
電性液晶を用いた液晶表示装置である。また、好ましく
は、第1表示装置を接続し、前段に前記表示制御装置あ
るいは第2表示装置、後段に第3表示装置を接続する中
継装置を更に備える。
【0015】また、好ましくは、前記中継装置は、後段
に接続される前記第3表示装置から出力される画像情報
要求信号を受信する第1受信手段と、前記第1表示装置
から出力される画像情報要求信号を受信する第2受信手
段と、前記第1受信手段及び第2受信手段で受信した画
像情報要求信号に基づいて、前段に接続される前記表示
制御装置あるいは第2表示装置に所定信号を送信する送
信手段とを備える。
【0016】また、好ましくは、前段から画像情報が送
信されてきた場合、前記送信手段は、該画像情報を前記
第1表示装置及び前記第3表示装置に送信する。上記の
目的を達成するための本発明による表示制御システムの
制御方法は以下の構成を備える。即ち、画像情報を記憶
する画像メモリを有する表示制御装置と複数の表示装置
を接続し、該複数の表示装置に対し該画像情報に基づく
画像の表示を制御する表示制御システムの制御方法であ
って、前記複数の表示装置の各表示装置から出力される
画像情報要求信号の出力の有無を監視する監視工程と、
前記監視工程の監視結果に基づいて、前記表示制御装置
の画像メモリに記憶される画像情報を前記複数の表示装
置の各表示装置に分配する分配工程とを備える。
【0017】上記の目的を達成するための本発明による
表示制御システムは以下の構成を備える。即ち、画像情
報を記憶する画像記憶メモリを有する表示制御装置と複
数の表示装置を接続し、該複数の表示装置に対し該画像
情報に基づく画像の表示を制御する表示制御システムで
あって、画像情報の表示先の表示装置を指定する装置情
報を記憶する装置情報記憶手段と、情報の転送要求に基
づいて、前記装置情報と、表示装置の出力ラインアドレ
スと、該出力ラインアドレスで指定される表示ラインに
表示する画像情報とを出力する出力手段とを有し、前記
装置情報で指定された表示装置が、前記出力ラインアド
レスで指定される表示ラインに、前記画像情報に基づく
画像の表示を行うと共に、画像情報を受け取ることが可
能となったときに情報の転送要求を行う
【0018】また、好ましくは、前記複数の表示装置そ
れぞれには、固有の識別IDが割り当てられており、
記装置情報記憶手段は前記表示装置の識別IDを記憶す
る。また、好ましくは、前記複数の表示装置の中の1つ
の操作画面表示用表示装置に、前記複数の表示装置の識
別IDを表示する表示制御手段を有し、 前記装置情報記
憶手段は、前記操作画面表示用表示装置上で指示された
識別IDを記憶する。
【0019】また、好ましくは、前記表示制御手段は、
前記複数の表示装置の全てを対象とするための識別ID
を前記操作画面表示用表示装置に表示する。また、好ま
しくは、前記表示制御手段は、更に、複数の画像ファイ
ルを示す情報を前記操作画面表示用表示装置に表示し、
前記出力手段は、複数の画像ファイルの中の1つの画像
ファイルの画像情報を出力する。
【0020】上記の目的を達成するための本発明による
表示制御システムの制御方法は以下の構成を備える。即
ち、画像情報を記憶する画像記憶メモリを有する表示制
御装置と複数の表示装置を接続し、該複数の表示装置に
対し該画像情報に基づく画像の表示を制御する表示制御
システムの制御方法であって、画像情報の表示先の表示
装置を指定する装置情報を装置情報記憶手段に記憶する
記憶工程と、情報の転送要求に基づいて、前記装置情報
と、表示装置の出力ラインアドレスと、該出力ラインア
ドレスで指定される表示ラインに表示する画像情報とを
出力する出力工程とを有し、前記装置情報で指定された
表示装置が、前記出力ラインアドレスで指定される表示
ラインに、前記画像情報に基づく画像の表示を行うと共
に、画像情報を受け取ることが可能となったときに情報
の転送要求を行う
【0021】上記の目的を達成するための本発明による
コンピュータ可読メモリは以下の構成を備える。即ち、
画像情報を記憶する画像メモリを有する表示制御装置と
複数の表示装置を接続し、該複数の表示装置に対し該画
像情報に基づく画像の表示を制御する表示制御システム
の制御のプログラムコードが格納されたコンピュータ可
読メモリであって、前記複数の表示装置の各表示装置か
ら出力される画像情報要求信号の出力の有無を監視する
監視工程のプログラムコードと、前記監視工程の監視結
果に基づいて、前記表示制御装置の画像メモリに記憶さ
れる画像情報を前記複数の表示装置の各表示装置に分配
する分配工程のプログラムコードとを備える。
【0022】上記の目的を達成するための本発明による
コンピュータ可読メモリは以下の構成を備える。即ち、
画像情報を記憶する画像メモリを有する表示制御装置と
複数の表示装置を接続し、該複数の表示装置に対し該画
像情報に基づく画像の表示を制御する表示制御システム
の制御のプログラムコードが格納されたコンピュータ可
読メモリであって、画像情報の表示先の表示装置を指定
する指定工程のプログラムコードと、前記指定工程で指
定された表示装置に対し、前記画像情報に基づく画像の
表示を制御する制御工程のプログラムコードとを備え
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施形態を詳細に説明する。 <実施形態1>図1は本発明の実施形態1の表示制御シ
ステムの概略構成を示す図である。図1において、1は
ホストコンピュータであり、表示制御システム全体を制
御する。2はFLCDであり、ホストコンピュータ1か
ら出力される各種文字、画像情報等の画像データの表示
装置として用いられる。3は中継器であり、ホストコン
ピュータ1から出力されるFLCDの表示を制御するF
LCD制御信号を1台のFLCD2と更に後段に接続さ
れるFLCD2へ分配する。
【0024】以上の構成を備える表示制御システムによ
って、1台のホストコンピュータ1から出力される各種
文字、画像情報等の画像データが、それぞれのFLCD
2の表示画面に同時に表示されることとなる。そのた
め、それぞれのFLCD2が設置されている各場所にお
いて、同時に同じ画像情報をユーザは入手することが可
能となる。
【0025】次に、ホストコンピュータ1の詳細な構成
について、図2を用いて説明する。図2は本発明の実施
形態1のホストコンピュータの詳細な構成を示すブロッ
ク図である。図2において、101はホストCPUであ
り、実施形態の表示制御システム全体を制御する。10
6はブリッジであり、ホストCPU101と高速バス
(PCIバス)102との間のインタフェースを行う。
105はDRAMであり、主メモリとして使用され、C
PU101により実行される制御プログラムを記憶した
り、CPU101による制御処理時には、ワーク領域と
して使われる。102は高速バス(PCIバス)であ
り、アドレスバス、コントロールバス、データバス等を
備える。
【0026】103は中速バスであり、例えば、ISA
バスで構成される。107はブリッジであり、高速バス
102と中速バス103とを接続する。104はシステ
ムROMであり、表示制御システム全体の初期化処理を
行うプログラム等の各種プログラムを記憶する。112
はディスプレイ・コントローラ(ディスプレイコントロ
ーラ)であり、FLCD2との間のインタフェースを制
御する。
【0027】108はI/Oコントローラであり、パラ
レルあるいはシリアルインタフェースを備え、ハードデ
ィスク装置4、フロッピーディスク装置5のためのディ
スク・インタフェースをも備えている。109はキーボ
ード(KBD)・コントローラであり、文字、数字等の
キャラクタやその他の入力を行うためのキーボード6、
マウス7との間のインタフェースを制御する。110は
リアルタイムクロックであり、クロックを計数して時間
を計時するタイマ機能も有している。111はオーディ
オサブシステムで、マイクからの音声信号を入力して中
速バス103に出力したり、あるいは中速バス103か
らの信号に基づいてスピーカに可聴信号を出力する。
【0028】次に、ディスプレイコントローラ112の
詳細な構成について、図3を用いて説明する。図3は本
発明の実施形態1のディスプレイコントローラの詳細な
構成を示すブロック図である。図3において、ディスプ
レイコントローラ112には、CRT用の表示制御回路
である既存のSVGAを利用したSVGA201が用い
られている。そして、ここでは、図3に示すディスプレ
イコントローラ112の詳細な構成を説明する前に、S
VGA201の詳細な構成について、図4を用いて説明
する。
【0029】図4は本発明の実施形態1のSVGAの詳
細な構成を示すブロック図である。図4において、例え
ば、ディスプレイコントローラ112の表示メモリのウ
インドウ領域内で書き換えられて表示される表示データ
は、ホストCPU101の制御の下にPCIバス102
を介してディスプレイコントローラ112に転送され、
FIFO216に一時的に格納される。また、表示メモ
リのウィンドウ領域をVRAM202の任意の領域に投
影するためのバンクアドレスデータもPCIバス102
を介してディスプレイコントローラ112に転送され
る。
【0030】そして、ホストCPU101からのコマン
ド、上述のバンクアドレスデータ、制御情報等のデータ
は、レジスタセットデータとしてSVGA201へ転送
される。また、SVGA201の状態等を示すデータが
レジスタゲットデータとしてSVGA201からホスト
CPU101へ転送される(図3参照)。FIFO21
6に格納されたレジスタセットデータ及び表示データ
は、順次FIFO216より出力され、データの種類に
応じてバスインタフェースユニット217、あるいはV
GA222中の各レジスタにセットされる。VGA22
2は、これらレジスタにセットされたデータの状態によ
って、バンクアドレスデータとその表示データ及び制御
コマンド等のデータを知ることができる。
【0031】VGA222は、表示メモリのウィンドウ
領域のアドレスとバンクアドレスデータに基づいて、こ
れらに対応するVRAM202におけるVRAMアドレ
スを生成する。これとともに、メモリ制御信号としての
ストローブ信号RAS及びCAS、チップセレクト信号
CSならびにライトイネーブル信号WEをメモリインタ
フェースユニット220を介してVRAM202へ転送
する。これにより、そのVRAMアドレスに表示データ
を書き込むことができる。このとき、書き換えられる表
示データは、同様の手順でメモリインタフェースユニッ
ト220を介してVRAM202へ転送される。
【0032】一方、VGA222は、後述するラインア
ドレス生成回路204から転送される要求ラインアドレ
スによって特定されるVRAM202の表示データを、
同様に転送されるラインデータ転送イネーブル信号に応
じてVRAM202から読み出し、FIFO221へ格
納する。FIFO221からは、表示データが格納され
た順序でFLCD2側へ送出される。
【0033】SVGA201には、更に、アクセラレー
タ機能を果たすデータマニピュレータ218及びグラフ
ィックスエンジン219が設けられている。例えば、ホ
ストCPU101が、バスインタフェースユニット21
7のレジスタに、円及びその中心と半径に関するデータ
をセットし円の描画を指示すると、グラフィックスエン
ジン219は、その円を描画する表示データを生成し、
データマニピュレータ218は、メモリインタフェース
ユニット220を介して、このデータをVRAM202
に書き込む。
【0034】書換検出/フラグ生成回路223は、VG
A222が発生するVRAMアドレスを監視し、VRA
M202の表示データが書き換えられた(書き込まれ
た)時の、すなわちライトイネーブル信号及びチップセ
レクト信号CSが“1”となった時のVRAMアドレス
を取り込む。そして、このVRAMアドレスならびにホ
ストCPU101から得られるVRAMアドレスオフセ
ット、総ライン数及び総ラインビット数の各データに基
づいてラインアドレスを計算する。この計算の概念を図
5に示す。
【0035】図5は本発明の実施形態1のラインアドレ
スの計算の概念を説明するための図である。図5に示さ
れるように、VRAM202上のアドレスXで示される
画素は、FLCD画面のラインNに対応する。また、各
ラインは複数の画素からなり、更に、各画素は複数(n
個)バイトからなるとする。このときのラインアドレス
(ライン番号N)は、以下のように計算される。
【0036】N=1+{(VRAMアドレス:X)−
(表示開始アドレス)}/(1ラインの画素数)×(1
画素のバイト数:n) 書換検出/フラグ生成回路223は、この計算されたラ
インアドレスに応じて、部分書換ラインフラグレジスタ
224にフラグをセットする。このときのVRAM20
2と部分書換ラインフラグレジスタ224の関係を図6
に示す。
【0037】図6は本発明の実施形態1のVRAMと部
分書換ラインフラグレジスタの関係を示す図でる。図6
に示すように、例えば、「L」という文字を表示するた
めにVRAM202上の対応するアドレスが書き換えら
れた場合、上記計算によって書き換えられたラインアド
レスが検出される。そして、このアドレスに対応する部
分書換ラインフラグレジスタ224にフラグが立てられ
る(“1”がセットされる)。
【0038】次に、図3の説明に戻る。CPU203
は、ラインアドレス生成回路204を介して部分書換ラ
インフラグレジスタ224の内容を読み取り、フラグが
セットされているラインアドレスをSVGA201へ送
出する。この時、ラインアドレス生成回路204は、上
記ラインアドレスデータに対応してラインデータ転送イ
ネーブル信号を送出し、SVGA201(のFIFO2
21)から、上記アドレスの表示データを二値化中間調
処理回路206に転送させる。
【0039】二値化中間調処理回路206は、R、G、
B(各5ビット:32K色)あるいはR(3ビット)、
G(3ビット)、B(2ビット)(合計256色)、
R、G、B、I(輝度)(各1ビット:16色)で表現
される多値表示データを、FLCD2の表示画面におけ
る各画素に対応した二値の画素データに変換する。尚、
実施形態1の上記表示画面の1画素は、図7に示すよう
に、各色についての面積の異なる表示セルを有してい
る。また、FLCD2は、横方向に1280画素、縦方
向に1024ラインの表示エリアを有し、このうち斜線
で示すボーダ部を除く1024画素×768ラインが有
効表示領域である。
【0040】次に、表示データのデータフォーマットに
ついて、図8を用いて説明する。図8は本発明の実施形
態1の表示データのデータフォーマットを示す図であ
る。図8(A)は、図7に示す表示ラインAのデータフ
ォーマットであり、先頭にラインアドレスが付され、そ
の表示ラインの画素データ部分はすべてボーダー画素デ
ータで構成されている。また、図8(B)は、図7に示
す表示ラインBのデータフォーマットであり、先頭にラ
インアドレスが付され、その表示ラインの画素データ部
分は実際に表示される画素データとその両端部にボーダ
ー画素データで構成されている。表示される画素データ
の各画素は、各色について2ビット(R1,R2,G
1,G2,B1,B2)を有する。従って、二値化中間
調処理回路206は、各15ビットあるいは各8ビット
または各4ビットのRGB表示データを、各色2ビット
のデータ(すなわち、RGBの各色を4値の画素データ
で表わす)に変換する。
【0041】尚、この二値化中間調処理回路206で用
いられる二値化中間調処理手法は公知のものを用いるこ
とができ、このような手法としては、例えば、誤差拡散
法、平均濃度法、ディザ法等が知られている。再び、図
3の説明に戻る。ボーダ生成回路205は、FLCD2
の表示画面におけるボーダー部の画素データを生成す
る。即ち、FLCD2の表示画面は、図7に示したよう
に、1280画素からなるラインを1024ライン有し
ており、この表示画面のうち、表示に用いられないボー
ダ部(斜線部)が表示画面を縁どるように形成される。
ボーダ生成回路205で生成されたボーダー部の画素デ
ータは、合成回路207により、二値化中間調処理回路
206からの画素データと直列合成される。更に、この
合成された画素データには、合成回路208においてラ
インアドレス生成回路204からの表示ラインアドレス
が合成された後、ドライバ209を介してFLCD2に
送出される。
【0042】次に、表示ラインアドレスと画素データを
FLCD2へ転送するタイミングについて、図9を用い
て説明する。図9は本発明の実施形態1の表示ラインア
ドレスと画素データをFLCDへ転送するタイミングを
示すタイミングチャートである。尚、図9では、表示ラ
インアドレスと画素データがAD0からAD7までの8
ビットパラレルデータとしてFLCD2へ転送されるも
のとする。
【0043】まず、FLCD2からデータの送信要求を
示す同期信号HSYNCが、レシーバ213を介してラ
インアドレス生成回路204に入力される。次に、ライ
ンアドレス生成回路204は、要求ラインアドレスをS
VGA201へ送出する。ここで、同期信号HSYNC
は、LOWレベル“0”のときにデータの送信要求を示
す負論理の信号とする。
【0044】これにより、SVGA201は要求ライン
アドレスに対応した表示データを出力する。これと同時
に、ラインアドレス生成回路204は表示ラインアドレ
スと画素データを識別する識別信号AHDLをHIGH
レベル“1”にしてドライバ210を介してFLCD2
に出力するとともに、表示ラインアドレスをFLCD2
へ転送する。
【0045】また、表示ラインアドレスをFLCD2へ
転送し終えた時点で、識別信号AHDLをLOWレベル
“0”にしてドライバ210を介してFLCD2に出力
する。これとともに、SVGA201から二値化中間調
処理回路206及び合成回路207、208を経由して
きた画素データがドライバ209を介してFLCD2へ
転送される。ここで識別信号AHDは、HIGHレベル
“1”のときにAD0からAD7までの信号線に表示ラ
インアドレスが出力されていることを示す。また、LO
Wレベル“0”のときにAD0からAD7までの信号線
に画素データが出力されていることを示す。
【0046】以上説明してきたディスプレイコントロー
ラ112の構成の各制御を、CPU203が行う。即
ち、CPU203は、ホストCPU101からFLCD
2の表示画面の総ライン数、総画素数及びカーソル情報
の各情報を受け取る。また、CPU203は、書換検出
/フラグ生成回路223に対して、VRAMアドレスの
オフセット、総ライン数及び総画素数の各データを送出
する。また、部分書換ラインフラグレジスタ224の初
期化を行う。また、ラインアドレス生成回路204に対
して表示開始ラインアドレス、連続表示ライン数、総ラ
イン数、総画素数及びボーダー領域の各データを送出
し、ラインアドレス生成回路204から部分書換ライン
フラグ情報を得る。更に、CPU203は、二値化中間
調処理回路206に対してバンド幅、総画素数及び処理
モードの各データを送出し、ボーダ生成回路205に対
してボーダパターンデータを送出する。また、CPU2
03は、FLCD2を初期化するためのリセット信号を
ドライバ212を介してFLCD2へ出力する。また、
FLCD2を待機状態であるスタティック状態にするた
めのコマンドや、FLCD2のバックライトを消灯させ
スリープ状態にするためのコマンドを、ドライバ211
を介してFLCD2へ出力する。
【0047】以上説明したように、ホストCPU101
から高速バス102を介して、何らかの描画命令が、デ
ィスプレイコントローラ112へ送られる。そして、F
LCD2からデータの送信要求を示す同期信号HSYN
Cが出力される毎に、表示の更新された表示ラインアド
レスと表示データがAD0からAD7までの信号線に出
力され、FLCDインタフェースコネクタ214を介し
てFLCD2へ転送される。FLCDインタフェースコ
ネクタ214は、以上説明したFLCD2を制御するた
めの信号線を一つのコネクタにまとめたものである。そ
して、ディスプレイコントローラ112とFLCD2と
は、このFLCDインタフェースコネクタ214を介し
て接続されることとなる。また、図1に示した中継器3
が動作するための電圧(本実施形態では、5ボルトで動
作するものとする)を供給するための信号BOXPOW
も、FLCDインタフェースコネクタ214を介してF
LCD2に供給される。215は、信号BOXPOWが
接地電圧(グランド)と短絡したような状態のときに、
過電流の流れるのを防止するためのヒューズである。
【0048】さて、図1に示したようにFLCD2が複
数台接続される表示制御システムにおいては、以上説明
したディスプレイコントローラ112における各種制御
信号が中継器3を介して各FLCD2に分配される。次
に、中継器3の構成について、図10を用いて説明す
る。<中継器3の説明>図10は本発明の実施形態1の
中継器の構成を示すブロック図である。
【0049】図10において、301〜303はコネク
タであり、コネクタ301は、ホストコンピュータ1と
の間でFLCD2のFLCD制御信号の送受信を行う。
コネクタ302は、FLCD2との間でFLCD制御信
号の送受信を行う。コネクタ303は、次段の中継器3
との間でFLCD制御信号の送受信を行う。305〜3
07はドライバであり、ホストコンピュータ1から出力
される信号線AD0〜AD7、AHDL及びFLCD2
を制御するためのリセット信号やコマンド信号は、コネ
クタ301を介した後レシーバ308を経由してドライ
バ306、307に接続される。ドライバ306からの
出力は、コネクタ302を介してFLCD2へ出力され
る。また、ドライバ307からの出力は、コネクタ30
3を介して次段の中継器3へと出力される。
【0050】FLCD2から出力される信号HSYNC
は、コネクタ302を介した後、レシーバ309を経由
してORゲート304の一方の入力信号線に接続され
る。次段の中継器3から出力される信号HSYNCは、
コネクタ303を介した後、レシーバ310を経由して
ORゲート304のもう一方の入力信号線に接続され
る。ORゲート304からの出力は、ドライバ305を
介してコネクタ301に接続され、ホストコンピュータ
1に出力される。
【0051】311は抵抗器であり、当該中継器3にF
LCD2が接続されなかった場合に、FLCD2からの
信号HSYNCを強制的にLOWレベル“0”とするた
めのものである。そのため、抵抗器311の一方は、コ
ネクタ302とレシーバ309との間の信号HSYNC
の信号線へ、もう一方を接地電圧(グランド)に接続さ
れる。これにより、当該中継器3にFLCD2が接続さ
れていなかったり、当該中継器3に接続されているFL
CD2の電源が投入されておらず、当該中継器3に接続
されているFLCD2が動作していない場合には、レシ
ーバ309の出力に接続されるORゲート304の一方
の入力線は強制的にLOWレベル“0”にされる。OR
ゲート304からの出力は、もう一方の入力線、すなわ
ち次段の中継器3から出力される信号HSYNCの状態
に応じて変化することとなる。つまり、次段の中継器3
から出力される信号HSYNCがHIGHレベル“1”
のときには、ORゲート304の出力はHIGHレベル
“1”となる。また、LOWレベル“0”のときにはO
Rゲート304の出力はLOWレベル“0”となる。
【0052】312は抵抗器であり、次段に中継器3が
接続されなかった場合に、次段の中継器3からの信号H
SYNCを強制的にLOWレベル“0”とするためのも
のである。そのため、抵抗器312の一方は、コネクタ
303とレシーバ310の間の信号HSYNCの信号線
へ、もう一方を接地電圧(グランド)に接続される。こ
れにより、次段に中継器3が接続されない場合には、レ
シーバ310の出力に接続されるORゲート304の一
方の入力線は強制的にLOWレベル“0”にされる。O
Rゲート304からの出力は、もう一方の入力線、すな
わちFLCD2から出力される信号HSYNCの状態に
応じて変化することとなる。つまり、FLCD2から出
力される信号HSYNCがHIHGレベル“1”のとき
には、ORゲート304の出力はHIGHレベル“1”
となる。また、LOWレベル“0”のときにはORゲー
ト304の出力はLOWレベル“0”となる。
【0053】ホストコンピュータ1から出力される信号
BOXPOWは、これら中継器3を構成するORゲート
304、ドライバ305〜307、レシーバ308〜3
10に電源を供給する信号である。また、コネクタ30
1を介して中継器3に接続された後、そのままコネクタ
303を介して次段の中継器3へ出力される。以上説明
した中継器3を複数台のFLCD2に接続することによ
り、一台のホストコンピュータ1に複数台のFLCD2
を接続することが可能となる。
【0054】次に、表示ラインアドレスと画素データを
複数台のFLCD2へ転送するタイミングについて、図
11を用いて説明する。図11は本発明の実施形態1の
表示ラインアドレスと画素データを複数台のFLCDへ
転送するタイミングを示すタイミングチャートである。
尚、図11の説明は、図12に示すような、3台のFL
CD2が接続された表示制御システムにおける場合を例
に挙げて説明していく。図12に示すように、FLCD
21、FLCD22、FLCD23からは、それぞれ非
同期にデータの送信要求を示す同期信号HSYNC2
1、HSYNC22、HSYNC23が出力される。中
継器33では、次段に中継器3が接続されていない。そ
のため、中継器33は、自身に接続されているFLCD
23から出力される同期信号HSYNC23がLOWレ
ベル“0”となったときに、HSYNC33をLOWレ
ベル“0”として前段の中継器32に出力する。
【0055】中継器32では、次段に接続されている中
継器33から出力される同期信号HSYNC23がLO
Wレベル“0”となり、更に中継器32に接続されてい
るFLCD22から出力される同期信号HSYNC22
がLOWレベル“0”となったときに、HSYNC32
をLOWレベル“0”として前段の中継器31に出力す
る。
【0056】同様に中継器31では、次段に接続されて
いる中継器32から出力される同期信号HSYNC22
がLOWレベル“0”となり、更に中継器31に接続さ
れているFLCD21から出力される同期信号HSYN
C21がLOWレベル“0”となったときに、HSNY
C31をLOWレベル“0”としてホストコンピュータ
1に出力する。
【0057】ホストコンピュータ1では、HSYNC3
1がLOWレベル“0”であることを検出すると、表示
ラインアドレスと画素データを識別する識別信号AHD
LをHIGHレベル“1”とするとともに表示ラインア
ドレスを中継器31へ転送する。また、表示ラインアド
レスを転送し終えた時点で、識別信号AHDLをLOW
レベル“0”とするとともに画素データを中継器3へ転
送する。このようにして、ホストコンピュータ1から出
力される信号線AD0〜AD7及び識別信号AHDL
は、中継器31、中継器32、中継器33を介してFL
CD21、FLCD22、FLCD23に出力される。
続いて、ホストコンピュータ1から画素データが出力さ
れると、FLCD21、FLCD22、FLCD23の
表示画面上に同時に同じ画像情報が表示される。
【0058】それぞれのFLCD21、FLCD22、
FLCD23から出力されたHSYNC21、HSYN
C22、HSYNC23は、それぞれのFLCD21、
FLCD22、FLCD23がホストコンピュータ1か
ら画素データが出力されたことを検出することにより、
HIGHレベル“1”に戻される。以降、ホストコンピ
ュータ1から1ライン分の画素データが出力された後、
再度、FLCD21、FLCD22、FLCD23が同
期信号HSYC21、HSYNC22、HSYNC23
をLOWレベル“0”とすることにより、繰り返しコン
ピュータ1から画素データの出力が行われる。このよう
にして、FLCD21、FLCD22、FLCD23の
表示画面に同時に同じ画像情報の表示を繰り返し行うこ
とができる。
【0059】次に、実施形態1の表示制御システムで実
行される処理の概要について、図13を用いて説明す
る。図13は本発明の実施形態1で実行される処理を示
すフローチャートである。まず、ステップS101にお
いて、ある中継器において、次段に接続されている中継
器からHSYNCが出力されたか否かを判定する。HS
YNCが出力されていない場合(ステップS101でN
O)、出力されるまで待機する。一方、HSYNCが出
力された場合(ステップS101でYES)、ステップ
S102に進む。
【0060】次に、中継器自身が接続している表示装置
から同期信号HSYNCが出力されたか否かを判定する
(ステップS102)。表示装置から同期信号HSYN
Cが出力されていない場合(ステップS102でN
O)、出力されるまで待機する。一方、表示装置から同
期信号HSYNCが出力された場合(ステップS102
でYES)、ステップS102に進む。
【0061】次に、前段に接続される装置に対し、HS
YNCを出力する(ステップS103)。次に、前段に
接続される装置がホストコンピュータであるか否かを判
定する(ステップS104)。ホストコンピュータでな
い場合(ステップS104でNO)、ステップS101
に戻る。一方、ホストコンピュータである場合(ステッ
プS104でYES)、ステップS105に進む。
【0062】そして、ホストコンピュータから表示デー
タを受信する(ステップS105)。受信した表示デー
タは次段以降に接続される中継器に順次送信する(ステ
ップS106)。以上説明したように、実施形態1によ
れば、1台の表示装置と、それ以降に接続される表示装
置から出力される画像情報要求信号の出力の有無を監視
し、その監視結果に基づいて表示制御装置から出力され
る画像情報を、全ての表示装置へ分配することができる
中継器を設けることにより、1台の表示制御装置に複数
台の表示装置を接続し、同じ表示画像を同時に複数台の
表示装置上に表示することが可能となる。これにより、
プレゼンテーション会場やデモンストレーション会場の
ような広い会場に配置した複数台の表示装置に同じ画像
情報を同時に表示することができる。
【0063】<実施形態2>実施形態2では、1台の表
示制御装置を用いて複数の表示装置に異なる画像情報を
表示することができる表示制御システムについて説明す
る。図14は本発明の実施形態2の表示制御システムの
概略構成を示す図である。図14において、1101は
ホストコンピュータであり、表示制御システム全体を制
御する。1102はキーボード、1103はマウスであ
り、文字、数字等のキャラクタやその他の入力を行う。
1104〜1108はFLCDであり、FLCD−I/
F1109を介してホストコンピュータ1101と接続
され、ホストコンピュータ1101から出力される各種
文字、イメージ等の画像情報の表示装置として用いられ
る。また、FLCD1104〜1108は、それぞれ装
置固有の装置ID(0以外)が割り当てられている。1
110〜1114は中継器であり、ホストコンピュータ
1101とFLCD1104〜1108をディジーチェ
ーン接続する。
【0064】次に、FLCD−I/F1109の詳細な
構成について、図15を用いて説明する。図15は本発
明の実施形態2のFLCD−I/Fの詳細を示すブロッ
ク図である。図15において、ホストコンピュータ11
01に内蔵されるホストCPU(不図示)は、まず、表
示先のFLCDの装置IDをシリアルI/Fを介してマ
イクロコントローラ204に通知する。マイクロコント
ローラ1204は、フレームメモリ制御回路1207の
装置ID設定レジスタ1240に、ホストCPUから通
知された装置IDを設定する。
【0065】続いて、ホストCPUは、システムバス1
230、SVGA1201を介してディスプレイメモリ
1202に表示データの転送を行う。表示データは、R
GB各色256階調を表現する24ビットデータの形態
を有している。また、SVGA1201は、表示画面の
左から右、上から下に向かって対応するディスプレイメ
モリアドレスの表示データを順次ディスプレイメモリ1
202から読み出し、二値化中間調処理回路1206に
転送する。この時、表示データとともに、表示データ有
効期間を示すデータイネーブル、基準クロックのDot
Clock、水平同期信号を示すHsync、垂直同期
信号を示すVsyncも転送する。
【0066】二値化中間調処理回路1206は、RGB
各色8ビットで表現される256階調の多値表示データ
を、FLCD(非図示)の表示画面に対応した16値の
画素データに変換する。尚、実施形態2では、表示画面
の1画素はR、G、B、Iの4ドットから構成される。
また、二値化中間調処理回路1206で行う二値化中間
処理方法としては、バンド単位(複数ライン単位)で誤
差拡散を行う誤差拡散法(ED法)を用いる。
【0067】そして、二値化中間調処理回路206で生
成された画素データは、データイネーブル信号に同期し
て、フレームメモリ制御回路1207へ送出される。フ
レームメモリ制御回路1207は、水平同期信号Hsy
nc、垂直同期信号Vsyncにより、ラインカウンタ
(不図示)の示す値から算出されるフレームメモリ12
34のフレームメモリアドレスへ画素データを書き込
む。このフレームメモリ1234への画素データの書き
込みの際、同時にフレームメモリ1234からの画素デ
ータの読み出しを行う。
【0068】そして、比較器1220で、書き込んだ画
素データと、読み出した画素データを比較する。比較の
結果、画素データが異なっていた場合は、画素データの
書き換えありと判断し書き換えフラグレジスタ1221
の対応する位置の書き換えフラグを1(オン)にする。
尚、書き換えフラグレジスタ1221は、各ビットが対
応するバンドの書き換えの有無を示すビット列から構成
されている。
【0069】マイクロコントローラ1204は、フレー
ムメモリ制御回路1207中の書き換えフラグレジスタ
1235から書き換えフラグを読み出す。これにより、
FLCD上の次の表示における書換ラインが決定され、
これをフレームメモリ制御回路1207にセットする。
この際、書き換えフラグがオンの領域を優先的に表示す
るようにする。
【0070】フレームメモリ制御回路1207は、FL
CDからのデータ要求信号に応じて、フレームメモリ1
208中のマイクロコントローラ1204により指示さ
れた出力ライン位置から画素データを読み出してFLC
Dヘ送出する。この際、マイクロコントローラ1204
から指示された装置IDと出力ラインアドレスと画素デ
ータをマルチプレクスして送信する。
【0071】装置IDによって指定されたFLCDは、
FLCD−I/F1109から受け取った画素データを
表示画面中のラインアドレスで指定されたライン位置で
表示する。1ライン分の画素データの受信が完了し、次
回の1ライン分の画素データを受けとることが可能とな
った時点で、データ要求信号をフレームメモリ制御回路
1207に送信する。また、装置ID=0が指定された
場合は、接続されている全てのFLCDに画素データを
送信する。
【0072】次に、実施形態2の表示制御システムの具
体的な構成例について、図16を用いて説明する。図1
6は本発明の実施形態2の表示制御システム具体的な構
成例を示す図である。図16に示すFLCD1104
は、表示制御システムを制御するための操作画面の表示
用の表示装置であり、ユーザはこの操作画面を操作する
ことで、表示先のFLCDの決定や各種設定を行う。F
LCD1105〜1108は、 FLCD1104で設
定された内容に応じて、ホストコンピュータから送信さ
れてくる画素データに基づく画像の表示を行う。
【0073】次に、FLCD1104に表示される操作
画面の詳細について、図17を用いて説明する。図17
は本発明の実施形態2の表示制御システムを制御するた
めの操作画面の詳細を示す図である。図17において、
ユーザはマウスポインター401を操作してドラッグア
ンドドロップの操作を行うことができる。ウインドウ4
10は、予めホストコンピュータ301に登録されてい
る画像をアイコン表示する。ここでは、登録されている
画像ファイルのアイコン411〜416がアイコン表示
されている。尚、ユーザはこのウインドウ410におい
て、新たな画像ファイルを追加登録したり、登録してあ
るファイルを削除したりすることができるのはもちろん
である。ウインドウ420は、図16に示したFLCD
1105〜1108の表示画面の表示状態のアイコン4
22〜425がアイコン表示されている。
【0074】ユーザは、表示対象の画像ファイルを表示
先のFLCDで表示されるように設定する場合は、ウイ
ンドウ410にアイコン表示されている画像ファイルか
ら表示対象の画像ファイルをドラッグして、ウインドウ
420の表示先のFLCD上でドロップする。また、ウ
インドウ420の内のアイコン430「全ての装置に表
示」上でドラッグした画像ファイルをドロップすると、
操作画面を表示するFLCD以外のFLCD全てがその
画像ファイルの表示先となるように設定される。
【0075】尚、図17に示す操作画面は、画像ファイ
ルのアイコン411をFLCD1106のアイコン42
3へ、画像ファイルのアイコン412をFLCD110
5、FLCD1107のアイコン422、アイコン42
4へ、画像ファイルのアイコン413をFLCD110
8のアイコン425へ、ドラッグアンドドロップした場
合の様子を示している。
【0076】次に、実施形態2の表示制御システムで実
行される処理の概要について、図18を用いて説明す
る。図18は本発明の実施形態2で実行される処理を示
すフローチャートである。尚、ここでは、ユーザが、あ
る表示装置にある画像の表示を要求した場合に実行され
る処理を例に挙げて説明する。
【0077】ステップS501において、ユーザによる
画像表示要求を待機する。ここで、画像表示要求とは、
ユーザが操作画面で画像ファイルのアイコンをドラッグ
してFLCDのアイコン上でドロップすることである。
ステップS502において、ユーザがドラッグした画像
ファイルの画像IDとFLCDの装置IDを取得する。
ステップS503において、装置IDとして存在しない
ダミーの装置IDをFLCD−I/F1109の装置I
D設定レジスタ1240に設定する。これは、ステップ
504におけるディスプレイメモリ1202への画像デ
ータの書き込み中に、未完成(書き込み中の中途半端な
表示データ)が表示されるのを防ぐためのものである。
【0078】ステップS504において、ステップS5
02で取得した画像IDの画像ファイルをディスプレイ
メモリ1202に書き込む。ステップS505におい
て、ステップ502で取得した装置IDをFLCD−I
/F1109の装置ID設定レジスタ1240に設定す
る。これにより、ユーザの指定したFLCDへの画像表
示が開始される。ステップS506において、一定時間
ウェイトする。このウェイト時間は、FLCDが一画面
(1フレーム)をスキャンするのに十分な時間とする。
【0079】ステップS507において、操作画面を表
示するFLCDの装置IDをFLCD−I/F1109
の装置ID設定レジスタ1240に設定する。ステップ
S508において、操作画面の内容をディスプレイメモ
リ1202に書き込み、操作画面を復元する。その後、
ステップ502に戻り、ユーザによる画像表示要求を待
機する。
【0080】以上説明したように、実施形態2によれ
ば、1台のホストコンピュータと複数の表示装置に対す
る表示を制御する表示制御システムを実現することがで
きる。これにより、ローコストで表示装置の接続台数が
制限されない柔軟な表示制御システムを提供することが
できる。尚、本発明は、複数の機器(例えば、ホストコ
ンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ
等)から構成されるシステムに適用してもよい。
【0081】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0082】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。プログラムコードを供
給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディ
スク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、
CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモ
リカード、ROMなどを用いることができる。
【0083】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能
が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0084】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0085】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図19、20のメモリマップ例に示す各モジ
ュールを記憶媒体に格納することになる。すなわち、実
施形態1では、少なくとも「監視モジュール」および
「分配モジュール」の各モジュールのプログラムコード
を記憶媒体に格納すればよい。
【0086】尚、「監視モジュール」は、複数の表示装
置の各表示装置から出力される画像情報要求信号の出力
の有無を監視する。「分配モジュール」は、監視結果に
基づいて、表示制御装置の画像メモリに記憶される画像
情報を複数の表示装置の各表示装置に分配する。また、
実施形態2では、少なくとも「指定モジュール」および
「制御モジュール」の各モジュールのプログラムコード
を記憶媒体に格納すればよい。
【0087】尚、「指定モジュール」は、画像情報の表
示先の表示装置を指定する。「制御モジュール」は、指
定された表示装置に対し、画像情報に基づく画像の表示
を制御する。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数台の表示装置の表示制御を単体の表示制御装置で制
御することができ、かつ接続される表示装置の数に制限
されない柔軟な表示制御システム及びその制御方法を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の表示制御システムの概略
構成を示す図である。
【図2】本発明の実施形態1のホストコンピュータの詳
細な構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施形態1のディスプレイコントロー
ラの詳細な構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施形態1のSVGAの詳細な構成を
示すブロック図である。
【図5】本発明の実施形態1のラインアドレスの計算の
概念を説明するための図である。
【図6】本発明の実施形態1のVRAMと部分書換ライ
ンフラグレジスタの関係を示す図でる。
【図7】本発明の実施形態1のFLCDの表示画面を示
す図である。
【図8】本発明の実施形態1の表示データのデータフォ
ーマットを示す図である。
【図9】本発明の実施形態1の表示ラインアドレスと画
素データをFLCDへ転送するタイミングを示すタイミ
ングチャートである。
【図10】本発明の実施形態1の中継器の構成を示すブ
ロック図である。
【図11】本発明の実施形態1の表示ラインアドレスと
画素データを複数台のFLCDへ転送するタイミングを
示すタイミングチャートである。
【図12】本発明の実施形態1表示制御システムの構成
例を示すブロック図である。
【図13】本発明の実施形態の全体図である。
【図14】本発明の実施形態2の表示制御システムの概
略構成を示す図である。
【図15】本発明の実施形態2のFLCD−I/Fの詳
細を示すブロック図である。
【図16】本発明の実施形態2の表示制御システム具体
的な構成例を示す図である。
【図17】本発明の実施形態2の表示制御システムを制
御するための操作画面の詳細を示す図である。
【図18】本発明の実施形態2で実行される処理を示す
フローチャートである。
【図19】本発明の実施形態を実現するプログラムコー
ドを格納した記憶媒体のメモリマップの構造を示す図で
ある。
【図20】本発明の実施形態を実現するプログラムコー
ドを格納した記憶媒体のメモリマップの構造を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2、21、22、23 FLCD 3、31、32、33 中継器 4 ハードディスク装置 5 フロッピーディスク装置 6 キーボード 7 マウス 101 ホストCPU 102 高速バス 103 中速バス 104 システムROM 105 DRAM 106、107 ブリッジ 108 I/Oコントローラ 109 キーボードコントローラ 110 リアルタイムクロック 111 オーディオサブシステム 112 ディスプレイコントローラ 201 SVGA 202 VRAM 203 CPU 204 ラインアドレス生成器 205 ボーダ生成器 206 二値化中間調処理回路 207、208 合成回路 209、210、211、212、305、306、3
07 ドライバ 213、308、309、310 レシーバ 214 FLCDインタフェースコネクタ 215 フューズ 216、221 FIFO 217 バスインタフェースユニット 218 データマニピュレータ 219 グラフィックエンジン 220 メモリインタフェースユニット 222 VGA 223 書換検出/フラグ生成回路 224 部分書換ラインフラグレジスタ 301、302、303 コネクタ 304 ORゲート 311、312 抵抗器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森本 はじめ 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 松本 雄一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 井上 健治 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 市橋 信春 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−163032(JP,A) 特開 平8−328514(JP,A) 特開 平5−100644(JP,A) 特開 昭64−38826(JP,A) 特開 平2−226333(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 3/00 - 5/42 G02F 1/133 505 - 580 G06F 3/14 - 3/153 340

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報を記憶する画像記憶メモリを有
    する表示制御装置と複数の表示装置を接続し、該複数の
    表示装置に対し該画像情報に基づく画像の表示を制御す
    る表示制御システムであって、 画像情報の表示先の表示装置を指定する装置情報を記憶
    する装置情報記憶手段と、情報の転送要求に基づいて、 前記装置情報と、表示装置
    の出力ラインアドレスと、該出力ラインアドレスで指定
    される表示ラインに表示する画像情報とを出力する出力
    手段とを有し、 前記装置情報で指定された表示装置が、前記出力ライン
    アドレスで指定される表示ラインに、前記画像情報に基
    づく画像の表示を行うと共に、画像情報を受け取ること
    が可能となったときに情報の転送要求を行うことを特徴
    とする表示制御システム。
  2. 【請求項2】 前記複数の表示装置それぞれには、固有
    の識別IDが割り当てられており、前記装置情報記憶手
    段は前記表示装置の識別IDを記憶することを特徴とす
    る請求項1に記載の表示制御システム。
  3. 【請求項3】 前記複数の表示装置の中の1つの操作画
    面表示用表示装置に、前記複数の表示装置の識別IDを
    表示する表示制御手段を有し、 前記装置情報記憶手段は、前記操作画面表示用表示装置
    上で指示された識別IDを記憶することを特徴とする請
    求項2に記載の表示制御システム。
  4. 【請求項4】 前記表示制御手段は、前記複数の表示装
    置の全てを対象とするための識別IDを前記操作画面表
    示用表示装置に表示することを特徴とする請求項3に記
    載の表示制御システム。
  5. 【請求項5】 前記表示制御手段は、更に、複数の画像
    ファイルを示す情報を前記操作画面表示用表示装置に表
    示し、 前記出力手段は、複数の画像ファイルの中の1つの画像
    ファイルの画像情報を出力することを特徴とする請求項
    3に記載の表示制御システム。
  6. 【請求項6】 画像情報を記憶する画像記憶メモリを有
    する表示制御装置と複数の表示装置を接続し、該複数の
    表示装置に対し該画像情報に基づく画像の表示を制御す
    る表示制御システムの制御方法であって、 画像情報の表示先の表示装置を指定する装置情報を装置
    情報記憶手段に記憶する記憶工程と、情報の転送要求に基づいて、 前記装置情報と、表示装置
    の出力ラインアドレスと、該出力ラインアドレスで指定
    される表示ラインに表示する画像情報とを出力する出力
    工程とを有し、 前記装置情報で指定された表示装置が、前記出力ライン
    アドレスで指定される表示ラインに、前記画像情報に基
    づく画像の表示を行うと共に、画像情報を受け取ること
    が可能となったときに情報の転送要求を行うことを特徴
    とする表示制御システムの制御方法。
  7. 【請求項7】 前記複数の表示装置それぞれには、固有
    の識別IDが割り当てられており、前記装置情報記憶手
    段は前記表示装置の識別IDを記憶することを特徴とす
    る請求項6に記載の表示制御システムの制御方法。
  8. 【請求項8】 前記複数の表示装置の中の1つの操作画
    面表示用表示装置に、前記複数の表示装置の識別IDを
    表示する表示制御工程を有し、 前記装置情報記憶手段は、前記操作画面表示用表示装置
    上で指示された識別IDを記憶することを特徴とする請
    求項7に記載の表示制御システムの制御方法。
  9. 【請求項9】 前記表示制御工程は、前記複数の表示装
    置の全てを対象とするための識別IDを前記操作画面表
    示用表示装置に表示することを特徴とする請求項8に記
    載の表示制御システムの制御方法。
  10. 【請求項10】 前記表示制御工程は、更に、複数の画
    像ファイルを示す情報を前記操作画面表示用表示装置に
    表示し、 前記出力工程は、複数の画像ファイルの中の1つの画像
    ファイルの画像情報を出力することを特徴とする請求項
    8に記載の表示制御システムの制御方法。
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