JP3279999B2 - 車両のための投影原理にもとづく前照灯 - Google Patents
車両のための投影原理にもとづく前照灯Info
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- JP3279999B2 JP3279999B2 JP24011299A JP24011299A JP3279999B2 JP 3279999 B2 JP3279999 B2 JP 3279999B2 JP 24011299 A JP24011299 A JP 24011299A JP 24011299 A JP24011299 A JP 24011299A JP 3279999 B2 JP3279999 B2 JP 3279999B2
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- light
- headlight
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S41/00—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
- F21S41/40—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by screens, non-reflecting members, light-shielding members or fixed shades
- F21S41/43—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by screens, non-reflecting members, light-shielding members or fixed shades characterised by the shape thereof
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S41/00—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
- F21S41/20—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by refractors, transparent cover plates, light guides or filters
- F21S41/25—Projection lenses
- F21S41/255—Lenses with a front view of circular or truncated circular outline
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は車両のための投影原
理にもとづく前照灯であって、光源と、反射鏡と、反射
鏡により反射された光の光路内に配置され、前照灯から
出て行くビームの明暗境界を生じさせるための遮光板
と、この遮光板をかすめて通り過ぎた光を透過させるレ
ンズと、光の進行方向でレンズの後方に配置された透光
性のカバー板とを備えている形式のものに関する。
理にもとづく前照灯であって、光源と、反射鏡と、反射
鏡により反射された光の光路内に配置され、前照灯から
出て行くビームの明暗境界を生じさせるための遮光板
と、この遮光板をかすめて通り過ぎた光を透過させるレ
ンズと、光の進行方向でレンズの後方に配置された透光
性のカバー板とを備えている形式のものに関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の前照灯はドイツ連邦共和国特許
公開第４１０９６５７Ａ１号明細書により公知である。
この前照灯は光源と、反射鏡と、前照灯から出て行くビ
ームの明暗境界を生じさせるための、反射鏡により反射
された光の光路内に配置された遮光板と、この遮光板を
かすめて通り過ぎた光を透過させるレンズと、光の進行
方向でレンズの後方に配置された透光性のカバー板とを
備えている。その場合、このカバー板は主として前照灯
の光出口を覆うためだけに役立つにすぎず、光学的な機
能を全く有していないかまたはわずかにしか有しておら
ず、要するに光は可能な限り影響されずにカバー板を透
過する。このカバー板はその形状およびその外側の外形
の点ではカバー板を囲む車両部分例えばバンパーまたは
その他の部分に適合させられている。その場合、カバー
板は不所望な光学的作用を有する部分領域を有し、要す
るにこの部分領域によってそこを透過する光を例えば上
向きに偏向させることがあり、このことに起因して、対
向車両の運転者の眩惑を生じることがある。
公開第４１０９６５７Ａ１号明細書により公知である。
この前照灯は光源と、反射鏡と、前照灯から出て行くビ
ームの明暗境界を生じさせるための、反射鏡により反射
された光の光路内に配置された遮光板と、この遮光板を
かすめて通り過ぎた光を透過させるレンズと、光の進行
方向でレンズの後方に配置された透光性のカバー板とを
備えている。その場合、このカバー板は主として前照灯
の光出口を覆うためだけに役立つにすぎず、光学的な機
能を全く有していないかまたはわずかにしか有しておら
ず、要するに光は可能な限り影響されずにカバー板を透
過する。このカバー板はその形状およびその外側の外形
の点ではカバー板を囲む車両部分例えばバンパーまたは
その他の部分に適合させられている。その場合、カバー
板は不所望な光学的作用を有する部分領域を有し、要す
るにこの部分領域によってそこを透過する光を例えば上
向きに偏向させることがあり、このことに起因して、対
向車両の運転者の眩惑を生じることがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は対向車
両の運転者の眩惑を回避するように冒頭に記載した形式
の前照灯を改良することにある。
両の運転者の眩惑を回避するように冒頭に記載した形式
の前照灯を改良することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によれ
ば、請求項１に記載したように、カバー板が、カバー板
を透過する光を上向きに偏向させるであろう領域を有し
ており、かつ、遮光板とカバー板との間に配置された遮
蔽装置が設けられており、この遮蔽装置により、遮光板
を通り過ぎてカバー板の前記領域を透過するであろ光の
少なくとも一部が遮蔽されることにより解決される。
ば、請求項１に記載したように、カバー板が、カバー板
を透過する光を上向きに偏向させるであろう領域を有し
ており、かつ、遮光板とカバー板との間に配置された遮
蔽装置が設けられており、この遮蔽装置により、遮光板
を通り過ぎてカバー板の前記領域を透過するであろ光の
少なくとも一部が遮蔽されることにより解決される。
【０００５】
【発明の効果】請求項１にもとづく特徴を備えた本発明
による前照灯の利点は、カバー板の特別な構成なしに簡
単に前照灯からの光が上向きに出て行くことが回避され
る。
による前照灯の利点は、カバー板の特別な構成なしに簡
単に前照灯からの光が上向きに出て行くことが回避され
る。
【０００６】その他の請求項には本発明による前照灯の
有利な構成および改良が示されている。請求項３による
構成では、前照灯内を覗いても補助遮光板が直に見えな
いという利点が得られる。請求項５による構成では補助
遮光板のために付加的な組立費用および固定のための費
用が不要である。請求項６による構成では、遮蔽装置の
ために同様に付加的な費用および固定のための費用が不
要である。
有利な構成および改良が示されている。請求項３による
構成では、前照灯内を覗いても補助遮光板が直に見えな
いという利点が得られる。請求項５による構成では補助
遮光板のために付加的な組立費用および固定のための費
用が不要である。請求項６による構成では、遮蔽装置の
ために同様に付加的な費用および固定のための費用が不
要である。
【０００７】
【発明の実施の形態】次ぎに、図示の実施例につき本発
明を詳細に説明する。
明を詳細に説明する。
【０００８】車両、特に自動車のための、図１から図３
までに示した前照灯は投影原理にもとづいて構成されて
いる。この前照灯は下向きビーム（もしくはすれ違いビ
ーム）の発生に役立ち、その際、この前照灯は上向きビ
ーム（もしくは走行ビーム）の発生のための前照灯並び
に場合によりフォグランプおよびまたは点滅灯とともに
１つの前照灯ユニットにまとめられることができる。こ
の前照灯はグローランプまたはガス放電ランプであるこ
とのできる光源１０を備えている。さらに前照灯は凹状
に湾曲した反射面１４を有する反射鏡１２を備えてお
り、反射面１４はその頂点領域内に開口１６を有してお
り、この開口内に光源１０が挿入されて保持されてい
る。反射鏡１２の反射面１４は、光源１０から送られた
光がこの反射面により収束したビームとして反射される
ように湾曲しており、このことが図１および図３に光線
を表す複数の破線にもとづき示されている。反射鏡１２
の反射面１４は例えば少なくともほぼ楕円体に形成され
ることができ、または反射面により反射されるべき光線
の流れから規定されるその他の形状を有することができ
る。
までに示した前照灯は投影原理にもとづいて構成されて
いる。この前照灯は下向きビーム（もしくはすれ違いビ
ーム）の発生に役立ち、その際、この前照灯は上向きビ
ーム（もしくは走行ビーム）の発生のための前照灯並び
に場合によりフォグランプおよびまたは点滅灯とともに
１つの前照灯ユニットにまとめられることができる。こ
の前照灯はグローランプまたはガス放電ランプであるこ
とのできる光源１０を備えている。さらに前照灯は凹状
に湾曲した反射面１４を有する反射鏡１２を備えてお
り、反射面１４はその頂点領域内に開口１６を有してお
り、この開口内に光源１０が挿入されて保持されてい
る。反射鏡１２の反射面１４は、光源１０から送られた
光がこの反射面により収束したビームとして反射される
ように湾曲しており、このことが図１および図３に光線
を表す複数の破線にもとづき示されている。反射鏡１２
の反射面１４は例えば少なくともほぼ楕円体に形成され
ることができ、または反射面により反射されるべき光線
の流れから規定されるその他の形状を有することができ
る。
【０００９】反射鏡１２の反射面１４により反射された
光の光路内に非透光性の遮光板２０が配置されている。
この遮光板２０は反射鏡１２の光軸１３のほぼ下方に配
置されており、かつその上縁２１により光軸１３の高さ
にまで達している。遮光板２０の上縁２１は反射鏡１２
の反射面１４により反射された光と上縁２１をかすめて
通り過ぎた光とが所定形状および所定位置を有する明暗
境界を得るように成形されかつ配置されている。遮光板
２０は例えばほぼ反射鏡１２の前縁の平面内に配置さ
れ、または反射鏡からの光の進行方向１１にこの前縁か
ら離れて位置している。
光の光路内に非透光性の遮光板２０が配置されている。
この遮光板２０は反射鏡１２の光軸１３のほぼ下方に配
置されており、かつその上縁２１により光軸１３の高さ
にまで達している。遮光板２０の上縁２１は反射鏡１２
の反射面１４により反射された光と上縁２１をかすめて
通り過ぎた光とが所定形状および所定位置を有する明暗
境界を得るように成形されかつ配置されている。遮光板
２０は例えばほぼ反射鏡１２の前縁の平面内に配置さ
れ、または反射鏡からの光の進行方向１１にこの前縁か
ら離れて位置している。
【００１０】レンズ２２が光の進行方向１１に遮光板１
０から離されて、遮光板２０をかすめて通り過ぎた光の
光路内に配置されている。このレンズ２２は集光レンズ
として、例えば光の進行方向１１とは逆の方向に向いて
いて反射鏡１２に面している平面２３と光の進行方向１
１に向いた凸面２４とを備えた平面‐凸面レンズの形状
で形成されている。レンズ２２の凸面２４は球面状また
は非球面状に湾曲していてもよく、かつ種々異なる湾曲
を有する複数の部分領域に分割されていてもよい。レン
ズ２２は環状の縁２６を有しており、この縁によって、
レンズ２２は支持エエレメント３０の、光の進行方向１
１に向いた前縁のところに配置されている。レンズ２２
はその縁２６を介して、例えばこの縁に係合する、支持
エレメント３０に一体にまたは別体に形成されることの
できる締付けエレメントまたは係止エレメントによって
支持エレメント３０に保持されている。支持エレメント
３０は例えばレンズ２２から出発して光の進行方向１１
とは逆方向に反射鏡１２の前縁にまで達することがで
き、かつそのところに反射鏡１２の前縁に固定されるフ
ランジ３２を備えることができる。このフランジ３２は
例えば単数または複数のリベット３３またはねじによ
り、またはその他の形式で反射鏡１２の前縁に固定され
ることができる。支持エレメント３０は閉じた外周面を
有する鏡筒として形成されることができ、またはその周
囲に単数または複数の開口を有する鏡筒として形成され
ることができる。支持エレメント３０はプラスチックま
たは金属、特に曲げられた薄板から成ることができる。
０から離されて、遮光板２０をかすめて通り過ぎた光の
光路内に配置されている。このレンズ２２は集光レンズ
として、例えば光の進行方向１１とは逆の方向に向いて
いて反射鏡１２に面している平面２３と光の進行方向１
１に向いた凸面２４とを備えた平面‐凸面レンズの形状
で形成されている。レンズ２２の凸面２４は球面状また
は非球面状に湾曲していてもよく、かつ種々異なる湾曲
を有する複数の部分領域に分割されていてもよい。レン
ズ２２は環状の縁２６を有しており、この縁によって、
レンズ２２は支持エエレメント３０の、光の進行方向１
１に向いた前縁のところに配置されている。レンズ２２
はその縁２６を介して、例えばこの縁に係合する、支持
エレメント３０に一体にまたは別体に形成されることの
できる締付けエレメントまたは係止エレメントによって
支持エレメント３０に保持されている。支持エレメント
３０は例えばレンズ２２から出発して光の進行方向１１
とは逆方向に反射鏡１２の前縁にまで達することがで
き、かつそのところに反射鏡１２の前縁に固定されるフ
ランジ３２を備えることができる。このフランジ３２は
例えば単数または複数のリベット３３またはねじによ
り、またはその他の形式で反射鏡１２の前縁に固定され
ることができる。支持エレメント３０は閉じた外周面を
有する鏡筒として形成されることができ、またはその周
囲に単数または複数の開口を有する鏡筒として形成され
ることができる。支持エレメント３０はプラスチックま
たは金属、特に曲げられた薄板から成ることができる。
【００１１】遮光板２０は支持エレメント３０のフラン
ジ２３と一緒に反射鏡１２の前縁に例えばフランジ２３
を固定するのと同じ固定エレメントにより固定されるこ
とができる。遮光板２０は一体に支持エレメント３０に
形成されることもできる。反射鏡１２はその内部に挿入
された光源１０と、遮光板２０と、支持エレメント３０
と、レンズ２２と共に前照灯挿入体としての構成ユニッ
トを形成している。
ジ２３と一緒に反射鏡１２の前縁に例えばフランジ２３
を固定するのと同じ固定エレメントにより固定されるこ
とができる。遮光板２０は一体に支持エレメント３０に
形成されることもできる。反射鏡１２はその内部に挿入
された光源１０と、遮光板２０と、支持エレメント３０
と、レンズ２２と共に前照灯挿入体としての構成ユニッ
トを形成している。
【００１２】光の進行方向１１でレンズ２２の後方には
透光性のカバー板３４が配置されており、このカバー板
により前照灯の光出口が閉鎖される。カバー板３４はガ
ラスまたはプラスチックから成ることができ、かつその
輪郭線形状は前照灯を囲む車両部分のボディライン形状
に適合することができる。上述したように形成された前
照灯挿入体はケーシング３６内に配置されることがで
き、その際、カバー板３４はケーシング３６に、例えば
その前縁に固定されることができる。カバー板３４は光
の進行方向１１とは逆方向に向いたその内側で、かつ光
の進行方向１１に向いたその外側でほぼ平らに形成され
ており、かつこれによりほとんど光学的な作用を有して
いない。それゆえ、反射鏡１２により反射されて遮光板
２０をかすめて通り過ぎてレンズ２２を透過する光はカ
バー板３４を透過する際に偏向されない。
透光性のカバー板３４が配置されており、このカバー板
により前照灯の光出口が閉鎖される。カバー板３４はガ
ラスまたはプラスチックから成ることができ、かつその
輪郭線形状は前照灯を囲む車両部分のボディライン形状
に適合することができる。上述したように形成された前
照灯挿入体はケーシング３６内に配置されることがで
き、その際、カバー板３４はケーシング３６に、例えば
その前縁に固定されることができる。カバー板３４は光
の進行方向１１とは逆方向に向いたその内側で、かつ光
の進行方向１１に向いたその外側でほぼ平らに形成され
ており、かつこれによりほとんど光学的な作用を有して
いない。それゆえ、反射鏡１２により反射されて遮光板
２０をかすめて通り過ぎてレンズ２２を透過する光はカ
バー板３４を透過する際に偏向されない。
【００１３】しかし、カバー板３４はカバー板３４の輪
郭線形状をこれを囲む車両部分のボディライン形状に適
合させるために、またはスタイルの理由から光学的な作
用を有する下方の縁領域３８を有している。図１による
光線を表す破線４０から分かるように、カバー板３４の
縁領域３８を透過する光は上方へ偏向させられる。この
ことが対向車両の運転者の眩惑の原因となることがあ
り、これは不都合である。このことを回避するために、
補助遮光板４２の形状の遮蔽装置が設けられており、こ
の遮蔽装置は反射鏡１２により反射されて遮光板２０を
かすめて通り過ぎてカバー板３４の縁領域３８を透過す
るであろう光が少なくとも部分的にこの遮蔽装置により
遮蔽されるように配置され、かつ形成されている。図１
および図２に示された第１実施例では、補助遮光板４２
がレンズ２２と遮光板２０との間でレンズ２２の近くに
配置されている。補助遮光板４２はレンズ２２の下方の
縁のところから出発して、遮光板２０をかすめて通り過
ぎた光の光路内へ突入している。光路内への補助遮光板
のこの突入量並びに補助遮光板４２の上縁４３の輪郭線
形状は、遮光板２０をかすめて通り過ぎてレンズ２２を
透過する光の光路のどの部分が遮蔽されるべきであるか
に依存している。
郭線形状をこれを囲む車両部分のボディライン形状に適
合させるために、またはスタイルの理由から光学的な作
用を有する下方の縁領域３８を有している。図１による
光線を表す破線４０から分かるように、カバー板３４の
縁領域３８を透過する光は上方へ偏向させられる。この
ことが対向車両の運転者の眩惑の原因となることがあ
り、これは不都合である。このことを回避するために、
補助遮光板４２の形状の遮蔽装置が設けられており、こ
の遮蔽装置は反射鏡１２により反射されて遮光板２０を
かすめて通り過ぎてカバー板３４の縁領域３８を透過す
るであろう光が少なくとも部分的にこの遮蔽装置により
遮蔽されるように配置され、かつ形成されている。図１
および図２に示された第１実施例では、補助遮光板４２
がレンズ２２と遮光板２０との間でレンズ２２の近くに
配置されている。補助遮光板４２はレンズ２２の下方の
縁のところから出発して、遮光板２０をかすめて通り過
ぎた光の光路内へ突入している。光路内への補助遮光板
のこの突入量並びに補助遮光板４２の上縁４３の輪郭線
形状は、遮光板２０をかすめて通り過ぎてレンズ２２を
透過する光の光路のどの部分が遮蔽されるべきであるか
に依存している。
【００１４】補助遮光板４２は完全にまたは少なくとも
部分的に非透光性に形成されており、かつ例えば保持エ
レメント３０に固定されることができる。さらに補助遮
光板４２は、例えば支持エレメントの下方の外周面の一
部が上向きに曲げ起こされ、その結果、この曲げ起こさ
れた部分が光路内に突入して補助遮光板４２を形成する
ようにして一体に支持エレメント３０に形成されること
もできる。このことの利点は、補助遮光板４２のための
付加的な固定エレメントが不要であることにある。補助
遮光板４２はカバー板３４とレンズ２２との間に配置さ
れることもできるが、しかしその場合には外部からカバ
ー板３４を通して前照灯内を覗けばこの補助遮光板４２
が直に見えることになる。補助遮光板４２によって、前
照灯のその他の構成部分の変更なしに、カバー板３４の
縁領域３８内で上向きに偏向された光による眩惑が簡単
に回避される。前照灯挿入体は補助遮光板４２なしでも
製作されることができ、その結果、カバー板３４が不都
合に光を上向きに偏向させる領域を有していない場合の
ために簡単な適合が可能である。
部分的に非透光性に形成されており、かつ例えば保持エ
レメント３０に固定されることができる。さらに補助遮
光板４２は、例えば支持エレメントの下方の外周面の一
部が上向きに曲げ起こされ、その結果、この曲げ起こさ
れた部分が光路内に突入して補助遮光板４２を形成する
ようにして一体に支持エレメント３０に形成されること
もできる。このことの利点は、補助遮光板４２のための
付加的な固定エレメントが不要であることにある。補助
遮光板４２はカバー板３４とレンズ２２との間に配置さ
れることもできるが、しかしその場合には外部からカバ
ー板３４を通して前照灯内を覗けばこの補助遮光板４２
が直に見えることになる。補助遮光板４２によって、前
照灯のその他の構成部分の変更なしに、カバー板３４の
縁領域３８内で上向きに偏向された光による眩惑が簡単
に回避される。前照灯挿入体は補助遮光板４２なしでも
製作されることができ、その結果、カバー板３４が不都
合に光を上向きに偏向させる領域を有していない場合の
ために簡単な適合が可能である。
【００１５】図３には第２実施例にもとづく前照灯が示
されており、この前照灯でも基本的な構造は第１実施例
の場合と同じである。第１実施例と同じ部分は同じ符号
を備えており、かつ、以下には第２実施例による前照灯
の、主として第１実施例とは異なる特徴だけを説明する
にとどめる。カバー板３４の下方の縁領域３８を透過す
るであろう光の少なくとも部分的な遮蔽のための遮蔽装
置はレンズ２２に取り付けた少なくとも部分的に非透光
性の被覆４６により形成されている。この被覆４６は図
３に示されているようにレンズ２２の、光の進行方向１
１に向いた凸面２４または光の進行方向１１とは逆の方
向に向いた平面２３に取り付けられることができる。被
覆４６は少なくとも部分的にレンズ２２の、光がカバー
板３４の縁領域３８を透過する前に透過するであろう領
域にわたり延びている。被覆は完全に非透光性であるこ
とができ、または被覆を通してわずかながら光が透過し
てもその光がカバー板３４の縁領域３８を透過する際に
不都合な眩惑をもはや惹起することができないほどに少
なくとも部分的に非透光性であることができる。被覆４
６は部分的に反射性に形成されることができ、このこと
により、特に被覆がレンズ２２の光の進行方向１１に向
いた凸面２４上の、カバー板を通して見えるところに配
置されている場合には、前照灯の外形が改善される。被
覆４６は金属から成ることもでき、かつ例えばレンズ２
２のメタライジングにより取り付けることができる。第
２実施例による前照灯の場合でも、被覆４６を備えたレ
ンズ２２の使用により、不都合な眩惑が簡単に回避され
る。光を不都合に上向きに偏向させるような領域３８を
カバー板３４が有していない場合には、被覆４６を備え
ないレンズ２２を使用することができる。
されており、この前照灯でも基本的な構造は第１実施例
の場合と同じである。第１実施例と同じ部分は同じ符号
を備えており、かつ、以下には第２実施例による前照灯
の、主として第１実施例とは異なる特徴だけを説明する
にとどめる。カバー板３４の下方の縁領域３８を透過す
るであろう光の少なくとも部分的な遮蔽のための遮蔽装
置はレンズ２２に取り付けた少なくとも部分的に非透光
性の被覆４６により形成されている。この被覆４６は図
３に示されているようにレンズ２２の、光の進行方向１
１に向いた凸面２４または光の進行方向１１とは逆の方
向に向いた平面２３に取り付けられることができる。被
覆４６は少なくとも部分的にレンズ２２の、光がカバー
板３４の縁領域３８を透過する前に透過するであろう領
域にわたり延びている。被覆は完全に非透光性であるこ
とができ、または被覆を通してわずかながら光が透過し
てもその光がカバー板３４の縁領域３８を透過する際に
不都合な眩惑をもはや惹起することができないほどに少
なくとも部分的に非透光性であることができる。被覆４
６は部分的に反射性に形成されることができ、このこと
により、特に被覆がレンズ２２の光の進行方向１１に向
いた凸面２４上の、カバー板を通して見えるところに配
置されている場合には、前照灯の外形が改善される。被
覆４６は金属から成ることもでき、かつ例えばレンズ２
２のメタライジングにより取り付けることができる。第
２実施例による前照灯の場合でも、被覆４６を備えたレ
ンズ２２の使用により、不都合な眩惑が簡単に回避され
る。光を不都合に上向きに偏向させるような領域３８を
カバー板３４が有していない場合には、被覆４６を備え
ないレンズ２２を使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１実施例による前照灯の垂直縦断面
図である。
図である。
【図２】図１の矢印ＩＩの方向でみた前照灯の前面図で
ある。
ある。
【図３】本発明の第２実施例による前照灯の垂直縦断面
図である。
図である。
１０ 光源、 １１ 光の進行方向、 １２ 反射鏡、
１３ 光軸、 １４反射面、 １６ 開口、 ２０
遮光板、 ２１ 上縁、 ２２ レンズ、２３ 平面、
２４ 凸面、 ２６ 縁、 ２８ 受容部、 ３０
支持エレメント、 ３２ フランジ、 ３３ リベッ
ト、 ３４ カバー板、 ３６ ケーシング、 ３８
縁領域、 ４０ 光線、 ４２ 補助遮光板、 ４６
被覆
１３ 光軸、 １４反射面、 １６ 開口、 ２０
遮光板、 ２１ 上縁、 ２２ レンズ、２３ 平面、
２４ 凸面、 ２６ 縁、 ２８ 受容部、 ３０
支持エレメント、 ３２ フランジ、 ３３ リベッ
ト、 ３４ カバー板、 ３６ ケーシング、 ３８
縁領域、 ４０ 光線、 ４２ 補助遮光板、 ４６
被覆
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハルトムート シュテファン ドイツ連邦共和国 モーアグルント オ ト エターヴィンデン フートヴァイデ 17 (56)参考文献 特開 平９−161505（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−255605（ＪＰ，Ａ) 実開 平６−13004（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭58−179702（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭64−203（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F21S 8/12 B60Q 1/04 F21V 13/00
Claims (7)
- 【請求項１】 車両のための投影原理にもとづく前照灯
であって、光源（１０）と、反射鏡（１２）と、反射鏡
（１２）により反射された光の光路内に配置され、前照
灯から出て行くビームの明暗境界を生じさせるための遮
光板（２０）と、この遮光板（２０）をかすめて通り過
ぎた光を透過させるレンズ（２２）と、光の進行方向
（１１）でレンズ（２２）の後方に配置された透光性の
カバー板（２４）とを備えている形式のものにおいて、
カバー板（３４）が、カバー板を透過する光を上向きに
偏向させるであろう領域（３８）を有しており、かつ、
遮光板（２０）とカバー板（３４）との間に配置された
遮蔽装置（４２；４６）が設けられており、この遮蔽装
置により、遮光板（２０）を通り過ぎてカバー板（３
４）の前記領域（３８）を透過するであろ光の少なくと
も一部が遮蔽されることを特徴とする車両の投影原理に
もとづく前照灯。 - 【請求項２】 遮蔽装置（４２）が、遮光板（２０）と
カバー板（３４）との間に配置された補助遮光板として
形成されいる請求項１記載の前照灯。 - 【請求項３】 補助遮光板（４２）が遮光板（２０）と
レンズ（２２）との間に配置されている請求項２記載の
前照灯。 - 【請求項４】 レンズ（２２）が、反射鏡（１２）に結
合された支持エレメント（３０）に保持されており、か
つ、補助遮光板（４２）がこの支持エレメント（３０）
に保持されている請求項２または３記載の前照灯。 - 【請求項５】 補助遮光板（４２）が支持エレメント
（３０）と一体に形成されている請求項４記載の前照
灯。 - 【請求項６】 遮蔽装置（４６）が、少なくとも部分的
に非透光性である材料によるレンズ（２２）の部分的な
被覆により形成されている請求項１記載の前照灯。 - 【請求項７】 カバー板（３４）の前記領域（３８）が
カバー板の下方の縁の近くに配置されている請求項１か
ら６までのいずれか１項記載の前照灯。
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