JP3274666B2 - 締付操作受容型扉用蝶番 - Google Patents
締付操作受容型扉用蝶番Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、枢軸周りに回動
して開閉する扉において、気密性確保などのために扉を
固定枠体に対して引寄せ締付操作することができる蝶番
に関するものである。
して開閉する扉において、気密性確保などのために扉を
固定枠体に対して引寄せ締付操作することができる蝶番
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 このような締付操作受容型蝶番として
は、特願平11−044526号に記載されたものはあ
る。この先願の締付型蝶番においては、蝶番の固定翼板
自体はその取付部に対して、固定ネジの軸方向に移動可
能としたものであるが、固定枠体側の構造に制限を受け
る。
は、特願平11−044526号に記載されたものはあ
る。この先願の締付型蝶番においては、蝶番の固定翼板
自体はその取付部に対して、固定ネジの軸方向に移動可
能としたものであるが、固定枠体側の構造に制限を受け
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 本発明の目的は、構
造を単純化し、通常の蝶番が取り付けられるものであれ
ば、固定枠体側の構造に制限を受けずに適用でき、扉を
固定枠体に引寄せ締め付けるとき、蝶番に荷重がかから
ず、かつ故障が少なくて作動が円滑な締付操作受容型蝶
番を提供することである。
造を単純化し、通常の蝶番が取り付けられるものであれ
ば、固定枠体側の構造に制限を受けずに適用でき、扉を
固定枠体に引寄せ締め付けるとき、蝶番に荷重がかから
ず、かつ故障が少なくて作動が円滑な締付操作受容型蝶
番を提供することである。
【0004】
【発明が解決するための手段】 前記の課題を達成する
ために、本発明は、固定翼板10と回動翼板20を第1
壷金11部分と第2壷金21部分において枢軸30で連
結した蝶番において、前記固定翼板10の第1壷金11
内の第1枢軸孔12を、固定翼板10の長さ方向に少な
くとも枢軸30の半径乃至直径程、短径よりも長い長孔
に形成し、前記固定翼板10内には、それぞれのその端
末端面13から前記壷金部分の第1枢軸孔12に達する
押圧子ガイド孔14を少なくとも一箇づつ穿設し、各押
圧子ガイド孔14内には、この中を軸方向に摺動可能な
各押圧子15と、これを弾発的に押圧するコイルスプリ
ング16及び押圧ボルト17を挿入し、各押圧子15の
先端を前記枢軸30の外周面に当接させるものである。
ために、本発明は、固定翼板10と回動翼板20を第1
壷金11部分と第2壷金21部分において枢軸30で連
結した蝶番において、前記固定翼板10の第1壷金11
内の第1枢軸孔12を、固定翼板10の長さ方向に少な
くとも枢軸30の半径乃至直径程、短径よりも長い長孔
に形成し、前記固定翼板10内には、それぞれのその端
末端面13から前記壷金部分の第1枢軸孔12に達する
押圧子ガイド孔14を少なくとも一箇づつ穿設し、各押
圧子ガイド孔14内には、この中を軸方向に摺動可能な
各押圧子15と、これを弾発的に押圧するコイルスプリ
ング16及び押圧ボルト17を挿入し、各押圧子15の
先端を前記枢軸30の外周面に当接させるものである。
【0005】また、前記課題を達成するために、前記押
圧子ガイド孔14、押圧子15、コイルスプリング16
及び押圧ボルト17は、各第1壷金11毎に2箇設ける
ことが好ましい。また、前記課題を達成するために、前
記回動翼板20側の第2壷金21の数は、第1壷金11
の数よりも1箇多く設け、枢軸30は、第2壷金21間
において、両持支持構造としてあることが好ましい。ま
た前記課題を達成するために、前記固定翼板10の各壷
金11の両側と前記回動翼板20の各第2壷金21間に
は、固定壷金11が枢軸30の直径方向に移動可能とす
る逃げ空間22をそれぞれ形成するのが好ましい。
圧子ガイド孔14、押圧子15、コイルスプリング16
及び押圧ボルト17は、各第1壷金11毎に2箇設ける
ことが好ましい。また、前記課題を達成するために、前
記回動翼板20側の第2壷金21の数は、第1壷金11
の数よりも1箇多く設け、枢軸30は、第2壷金21間
において、両持支持構造としてあることが好ましい。ま
た前記課題を達成するために、前記固定翼板10の各壷
金11の両側と前記回動翼板20の各第2壷金21間に
は、固定壷金11が枢軸30の直径方向に移動可能とす
る逃げ空間22をそれぞれ形成するのが好ましい。
【0006】前述の通りに構成しているこの請求項1記
載の発明の蝶番においては、固定翼板10を固定枠体5
0に固着し、回動側翼板20を扉51に固着する。前記
コイルスプリング16によって押圧子15が枢軸30を
その直径方向に常時押圧しているから、その反力とし
て、固定翼板10は、枢軸30から遠ざかる方向に移動
し、枢軸30は、長孔の第1枢軸孔12の先端寄りに押
し付けられた状態となっている。
載の発明の蝶番においては、固定翼板10を固定枠体5
0に固着し、回動側翼板20を扉51に固着する。前記
コイルスプリング16によって押圧子15が枢軸30を
その直径方向に常時押圧しているから、その反力とし
て、固定翼板10は、枢軸30から遠ざかる方向に移動
し、枢軸30は、長孔の第1枢軸孔12の先端寄りに押
し付けられた状態となっている。
【0007】この状態で、扉51は固定枠体50に対し
て回転して開閉される。従って扉50が固定枠51に対
して閉じた状態としても、扉51は、第1枢軸孔12内
の枢軸30の遊び寸法だけ固定枠体51から離反した状
態となっている。
て回転して開閉される。従って扉50が固定枠51に対
して閉じた状態としても、扉51は、第1枢軸孔12内
の枢軸30の遊び寸法だけ固定枠体51から離反した状
態となっている。
【0008】この状態において、扉51を図示していな
い扉引寄せ手段によって、固定枠体51に向かって扉5
1の面と直角方向に移動させて締付けると、固定翼板2
0側に位置固定されている枢軸30は、各押圧子15を
それぞれのコイルスプリング16の弾発力に抗して、押
圧子ガイド孔14内にそれぞれ押し込み、扉51はその
固定枠体50に全周において密着させることができる。
い扉引寄せ手段によって、固定枠体51に向かって扉5
1の面と直角方向に移動させて締付けると、固定翼板2
0側に位置固定されている枢軸30は、各押圧子15を
それぞれのコイルスプリング16の弾発力に抗して、押
圧子ガイド孔14内にそれぞれ押し込み、扉51はその
固定枠体50に全周において密着させることができる。
【0009】扉51を開くときは前述の扉引寄せ手段に
よる締付けを緩めれば、枢軸30は各押圧子15によっ
て、枢軸30は第1壷金11の先端寄りに押し出され、
扉51全体は、枢軸部分が固定枠体51から少し突き出
され、、その後、この枢軸30の周りに扉51を開く。
よる締付けを緩めれば、枢軸30は各押圧子15によっ
て、枢軸30は第1壷金11の先端寄りに押し出され、
扉51全体は、枢軸部分が固定枠体51から少し突き出
され、、その後、この枢軸30の周りに扉51を開く。
【0010】請求項2記載の発明においては、前述の作
用の外、前記押圧しガイド孔14、押圧子15、コイル
スプリング16及び押圧ボルト17が各第1壷金11毎
に2箇づつ設けてあるから、枢軸部分は安全に扉など5
1の往復開閉運動は円滑となる。
用の外、前記押圧しガイド孔14、押圧子15、コイル
スプリング16及び押圧ボルト17が各第1壷金11毎
に2箇づつ設けてあるから、枢軸部分は安全に扉など5
1の往復開閉運動は円滑となる。
【0011】請求項3記載の作用においては、前記請求
項1または請求項2の作用の外、各押圧子15で押圧さ
れている部分の枢軸30は、回動翼板20の第2壷金で
両持支持されており、長期間の使用に対しても枢軸30
が扉など51を締付ける力で曲がる虞れはない。
項1または請求項2の作用の外、各押圧子15で押圧さ
れている部分の枢軸30は、回動翼板20の第2壷金で
両持支持されており、長期間の使用に対しても枢軸30
が扉など51を締付ける力で曲がる虞れはない。
【0012】請求項4記載の作用においては、請求項
1、2又は3の作用の外、前述の通り逃げ空間22を設
けてあるから、扉51を閉じたとき、固定翼板10と回
動翼板20が同一平面になるものでも、直角になるもの
でも何れの取付形式であっても、使用できる。前記逃げ
空間22を設けることを要件としていない蝶番において
は、扉など51を閉じたとき固定翼板10と回動翼板2
0が直角方向になるように取り付ける。
1、2又は3の作用の外、前述の通り逃げ空間22を設
けてあるから、扉51を閉じたとき、固定翼板10と回
動翼板20が同一平面になるものでも、直角になるもの
でも何れの取付形式であっても、使用できる。前記逃げ
空間22を設けることを要件としていない蝶番において
は、扉など51を閉じたとき固定翼板10と回動翼板2
0が直角方向になるように取り付ける。
【0013】
【発明の実施の形態】 図1から図4に示した実施例の
蝶番Aは、通常の蝶番同様に固定翼板10、回動翼板2
0及び枢軸30とよりなり、その固定翼板10の壷金1
1の数は2箇であり、回動翼板20の第2壷金21は3
箇として、第1壷金11より1箇多くしてある。各第1
壷金11の第1枢軸孔12は固定翼板10の長さ方向す
なわち板面方向に長い長方としてあり、この中で前記枢
軸30が直角方向に枢軸30の半径乃至直径相当寸法だ
け移動可能としてある。
蝶番Aは、通常の蝶番同様に固定翼板10、回動翼板2
0及び枢軸30とよりなり、その固定翼板10の壷金1
1の数は2箇であり、回動翼板20の第2壷金21は3
箇として、第1壷金11より1箇多くしてある。各第1
壷金11の第1枢軸孔12は固定翼板10の長さ方向す
なわち板面方向に長い長方としてあり、この中で前記枢
軸30が直角方向に枢軸30の半径乃至直径相当寸法だ
け移動可能としてある。
【0014】固定翼板10の枢軸30から最も離れた端
末端面13から前記第1枢軸孔12に向けて、それぞれ
少なくとも1箇の押圧子ガイド孔14が固定翼板10内
をくり抜いて、穿設される。この実施例においては、各
第1壷金11毎に2箇づつ平行に穿設してある。各押圧
子ガイド孔14内には、押圧子15を枢軸30に接する
位置に、押圧子ガイド孔14の軸方向に摺動自在に設け
てあり、更にそれぞれコイルスプリング16及びこれを
押圧する押圧ボルト17が、押圧子ガイド孔14の開口
部近傍の雌ねじ部18に螺合させて、前記コイルスプリ
ング16の弾発力により、前記押 圧子15を枢軸30に
押し当て、枢軸30を第1枢軸孔12の第1壷金11の
先端よりに押し付けている。
末端面13から前記第1枢軸孔12に向けて、それぞれ
少なくとも1箇の押圧子ガイド孔14が固定翼板10内
をくり抜いて、穿設される。この実施例においては、各
第1壷金11毎に2箇づつ平行に穿設してある。各押圧
子ガイド孔14内には、押圧子15を枢軸30に接する
位置に、押圧子ガイド孔14の軸方向に摺動自在に設け
てあり、更にそれぞれコイルスプリング16及びこれを
押圧する押圧ボルト17が、押圧子ガイド孔14の開口
部近傍の雌ねじ部18に螺合させて、前記コイルスプリ
ング16の弾発力により、前記押 圧子15を枢軸30に
押し当て、枢軸30を第1枢軸孔12の第1壷金11の
先端よりに押し付けている。
【0015】この実施例においては、回動翼板20の各
第2壷金21間に、第1壷金11が移動できる逃げ空間
22が設けてある。この蝶番Aを用いるには、固定翼板
10を固定枠体50に通常の蝶番同様にネジ止めし、回
動翼板20を扉51に同様ネジ止めする。このとき扉5
1が閉じた状態で、前記固定翼板10及び回動翼板20
が同一平面になるように、固定することが好ましい。ま
た、扉51を閉じたとき、扉51が固定枠体50に密着
せず、前記第1枢軸孔12の遊びの範囲で、扉51が固
定枠体50から浮いた状態に、固定翼板10を固定枠体
50に固定する。
第2壷金21間に、第1壷金11が移動できる逃げ空間
22が設けてある。この蝶番Aを用いるには、固定翼板
10を固定枠体50に通常の蝶番同様にネジ止めし、回
動翼板20を扉51に同様ネジ止めする。このとき扉5
1が閉じた状態で、前記固定翼板10及び回動翼板20
が同一平面になるように、固定することが好ましい。ま
た、扉51を閉じたとき、扉51が固定枠体50に密着
せず、前記第1枢軸孔12の遊びの範囲で、扉51が固
定枠体50から浮いた状態に、固定翼板10を固定枠体
50に固定する。
【0016】このようにすると、枢軸30は押圧子15
によって、第1壷金11の先端側に押し付けられた状態
で扉51が開閉回転する。次に扉51と締め付けるに
は、扉51を閉じた後、扉51の周辺に配備した、図示
してない引寄せ締付手段によって、固定枠体50に向か
って扉51を引き付ける。そうすると、回動翼板20と
共に枢軸30はすべての押圧子15をコイルスプリング
16の弾発力に抗して第1枢軸孔12内を移動する。こ
れによって扉51の全周を固定枠体50にパッキンなど
の弾性材を介して密着させる。このとき、固定翼板10
と回動翼板20とは接近するが、回動翼板20の第2壷
金21間に逃げ空間22が設けてあるから、第1壷金1
1は回動翼板20又第2壷金21は固定翼板10に当た
ることなく完全に締め付けられる。引き付け締付力を解
除すれば、コイルスプリング16の反発力で枢軸30の
位置は、元の状態に復帰する。
によって、第1壷金11の先端側に押し付けられた状態
で扉51が開閉回転する。次に扉51と締め付けるに
は、扉51を閉じた後、扉51の周辺に配備した、図示
してない引寄せ締付手段によって、固定枠体50に向か
って扉51を引き付ける。そうすると、回動翼板20と
共に枢軸30はすべての押圧子15をコイルスプリング
16の弾発力に抗して第1枢軸孔12内を移動する。こ
れによって扉51の全周を固定枠体50にパッキンなど
の弾性材を介して密着させる。このとき、固定翼板10
と回動翼板20とは接近するが、回動翼板20の第2壷
金21間に逃げ空間22が設けてあるから、第1壷金1
1は回動翼板20又第2壷金21は固定翼板10に当た
ることなく完全に締め付けられる。引き付け締付力を解
除すれば、コイルスプリング16の反発力で枢軸30の
位置は、元の状態に復帰する。
【0017】図5に示した別の実施例において、前記実
施例と同一符号のところは、同一の構成部分あるいは構
成部材である。異なるところは、回動翼板20に逃げ空
間22を設けてない点である。よって、扉51が閉じた
とき、固定翼板10と回動翼板20は直角になるように
取付ける必要がある。
施例と同一符号のところは、同一の構成部分あるいは構
成部材である。異なるところは、回動翼板20に逃げ空
間22を設けてない点である。よって、扉51が閉じた
とき、固定翼板10と回動翼板20は直角になるように
取付ける必要がある。
【0018】このようにすれば、扉51を閉じた状態で
締め付けると、固定翼板10の壷金11は回動翼板20
の第2壷金21間を、回動翼板20板面と直角方向に相
対的に移動し、回動翼板20は第1壷金に当たることな
く、引き寄せ締付けされる。その他の作用は前記実施例
と同様である。
締め付けると、固定翼板10の壷金11は回動翼板20
の第2壷金21間を、回動翼板20板面と直角方向に相
対的に移動し、回動翼板20は第1壷金に当たることな
く、引き寄せ締付けされる。その他の作用は前記実施例
と同様である。
【0019】
【発明の効果】 請求項1記載の発明においては、固定
翼板10と回動翼板20を連結する枢軸30周りに扉5
1が開閉回転できることは勿論であるが、前記のとおり
枢軸30は固定翼板10の板面方向に移動できるから、
扉51を固定枠体50に全周において引寄せ締め付ける
操作をしても、枢軸30に何らの影響はなく、完全に締
め付けられ、また引寄せ締付力を解除すれば、直ちに現
状に復帰する作用をなす。
翼板10と回動翼板20を連結する枢軸30周りに扉5
1が開閉回転できることは勿論であるが、前記のとおり
枢軸30は固定翼板10の板面方向に移動できるから、
扉51を固定枠体50に全周において引寄せ締め付ける
操作をしても、枢軸30に何らの影響はなく、完全に締
め付けられ、また引寄せ締付力を解除すれば、直ちに現
状に復帰する作用をなす。
【0020】請求項2記載の発明においては、各第1壷
金11毎に押圧子ガイド孔14、押圧子15、コイルス
プリング16及び押圧ボルト17が2組設けてあるか
ら、押圧力は安定し平均化する。
金11毎に押圧子ガイド孔14、押圧子15、コイルス
プリング16及び押圧ボルト17が2組設けてあるか
ら、押圧力は安定し平均化する。
【0021】請求項3記載の発明においては、枢軸30
は第2壷金21で両持支持された間を押圧子15で常時
押圧していることになり、枢軸30をコイルスプリング
16の反発力で曲げてしまう虞れはない。
は第2壷金21で両持支持された間を押圧子15で常時
押圧していることになり、枢軸30をコイルスプリング
16の反発力で曲げてしまう虞れはない。
【0022】請求項4記載する発明においては、固定翼
板10の板面方向と扉51の引寄せ締付方向とが一致す
るように取り付ければ、回動翼板20が締付状態におい
て、固定翼板10と面一でも直角の何れの方向でも、締
付時に第一壷金11が回動翼板20の何れの部分にも衝
突することなく、運動力が阻害されることなく、蝶番A
の取付作業が容易となる。
板10の板面方向と扉51の引寄せ締付方向とが一致す
るように取り付ければ、回動翼板20が締付状態におい
て、固定翼板10と面一でも直角の何れの方向でも、締
付時に第一壷金11が回動翼板20の何れの部分にも衝
突することなく、運動力が阻害されることなく、蝶番A
の取付作業が容易となる。
【図1】 本発明の一実施例に係る締付操作受容型蝶番
の非締付時の一部縦断正面図である。
の非締付時の一部縦断正面図である。
【図2】 該蝶番の締付時の一部縦断正面図である。
【図3】 該蝶番の扉に取り付けた状態の斜視図であ
る。
る。
【図4】 該蝶番の締付状態の斜視図である。
【図5】 本発明の別の実施例の締付状態を示す斜視図
である。
である。
10 固定翼板 11 第1壷金 12 第1枢軸孔 13 端末端面 14 押圧子ガイド孔 15 押圧子 16 コイルスプリング 17 押圧ボルト 20 回動翼板 21 第2壷金 22 逃げ空間 30 枢軸
Claims (4)
- 【請求項1】 固定翼板10と回動翼板20を第1壷金
11部分と第2壷金21部分において枢軸30で連結し
た蝶番において、前記固定翼板10の第1壷金11内の
第1枢軸孔12を、固定翼板10の長さ方向に少なくと
も枢軸30の半径乃至直径程、短径よりも長い長孔に形
成し、前記固定翼板10内には、それぞれのその端末端
面13から前記壷金11部分の第1枢軸孔12に達する
押圧子ガイド孔14を少なくとも一箇づつ穿設し、各押
圧子ガイド孔14内には、この中を軸方向に摺動可能な
各押圧子15と、これを弾発的に押圧するコイルスプリ
ング16及び押圧ボルト17を挿入し、各押圧子15の
先端を前記枢軸30の外周面に当接させることを特徴と
する締付操作受容型蝶番。 - 【請求項2】 前記押圧子ガイド孔14内、押圧子1
5、コイルスプリング16及び押圧ボルト17は、各第
1壷金11毎に2箇設けることを特徴とする請求項1記
載の締付操作受容型蝶番。 - 【請求項3】 前記回動翼板20側の第2壷金21の数
を、第1壷金11の数よりも1箇多く設け、枢軸30は
第2壷金21間において、両持支持構造としてあること
を特徴とする請求項1又は2記載の締付操作受容型蝶
番。 - 【請求項4】 前記固定翼板10の各壷金11の両側と
前記回動翼板20の各第2壷金21間には、固定壷金1
1が枢軸30の直径方向に移動可能とする逃げ空間22
をそれぞれ形成したことを特徴とする請求項1、2又は
3記載の締付操作受容型蝶番。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25125699A JP3274666B2 (ja) | 1999-09-06 | 1999-09-06 | 締付操作受容型扉用蝶番 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25125699A JP3274666B2 (ja) | 1999-09-06 | 1999-09-06 | 締付操作受容型扉用蝶番 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001073624A JP2001073624A (ja) | 2001-03-21 |
JP3274666B2 true JP3274666B2 (ja) | 2002-04-15 |
Family
ID=17220076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25125699A Expired - Fee Related JP3274666B2 (ja) | 1999-09-06 | 1999-09-06 | 締付操作受容型扉用蝶番 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3274666B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010001622A (ja) * | 2008-06-18 | 2010-01-07 | Tochigiya Co Ltd | 蝶番 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4806002B2 (ja) * | 2008-12-22 | 2011-11-02 | タキゲン製造株式会社 | 密閉用締込みヒンジ |
-
1999
- 1999-09-06 JP JP25125699A patent/JP3274666B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010001622A (ja) * | 2008-06-18 | 2010-01-07 | Tochigiya Co Ltd | 蝶番 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001073624A (ja) | 2001-03-21 |
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