JP3274046B2 - インクタンク - Google Patents
インクタンクInfo
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- JP3274046B2 JP3274046B2 JP21329095A JP21329095A JP3274046B2 JP 3274046 B2 JP3274046 B2 JP 3274046B2 JP 21329095 A JP21329095 A JP 21329095A JP 21329095 A JP21329095 A JP 21329095A JP 3274046 B2 JP3274046 B2 JP 3274046B2
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- JP
- Japan
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- holding member
- ink tank
- compression ratio
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- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
- B41J2/175—Ink supply systems ; Circuit parts therefor
- B41J2/17503—Ink cartridges
- B41J2/17513—Inner structure
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、被記録媒体に向け
てインクを吐出して印字を行うインクジェット記録ヘッ
ドに対して供給するインクを収納した前記ヘッドに対し
て着脱自在に構成されるインクタンクに関し、インクタ
ンク内部に吸収体を収納してインクを保持する構成のイ
ンクタンクに関する。
てインクを吐出して印字を行うインクジェット記録ヘッ
ドに対して供給するインクを収納した前記ヘッドに対し
て着脱自在に構成されるインクタンクに関し、インクタ
ンク内部に吸収体を収納してインクを保持する構成のイ
ンクタンクに関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータやワード
プロセッサにおいてはノート型もしくはラップトップ型
といわれる小型軽量の可搬性に優れたものが提案されて
いて、それらの装置の出力機器としてのプリンターもそ
れに対応した小型のものが求められている。このような
小型のプリンターでは、インクタンクが記録ヘッドと一
体に構成され、インクが無くなった場合には記録ヘッド
毎交換する形態のインクジェットカートリッジが提案さ
れている。しかし、このインクジェットカートリッジは
インクタンクに比べて高価である記録ヘッドも同時に交
換されるのでコストパフォーマンスの点で優れていると
はいえなかった。このことを鑑みてインクタンク、記録
ヘッドそれぞれを分離可能としたヘッドカートリッジと
インクタンクカートリッジが提案されており以下にイン
クタンクカートリッジのその代表的な例を挙げる。
プロセッサにおいてはノート型もしくはラップトップ型
といわれる小型軽量の可搬性に優れたものが提案されて
いて、それらの装置の出力機器としてのプリンターもそ
れに対応した小型のものが求められている。このような
小型のプリンターでは、インクタンクが記録ヘッドと一
体に構成され、インクが無くなった場合には記録ヘッド
毎交換する形態のインクジェットカートリッジが提案さ
れている。しかし、このインクジェットカートリッジは
インクタンクに比べて高価である記録ヘッドも同時に交
換されるのでコストパフォーマンスの点で優れていると
はいえなかった。このことを鑑みてインクタンク、記録
ヘッドそれぞれを分離可能としたヘッドカートリッジと
インクタンクカートリッジが提案されており以下にイン
クタンクカートリッジのその代表的な例を挙げる。
【０００３】第１は、特開昭６３−３９５９に開示され
るように、インクタンクカートリッジ内に配設されたイ
ンク貯蔵用袋体にインクを収容し、インク漏れ防止のた
めにインクタンク開口部すなわちインク供給口にはイン
クジェットヘッドに設けられたインク供給管が挿入され
ると初め貫通する封止膜部材を設けた構成のインクタン
クカートリッジがある。
るように、インクタンクカートリッジ内に配設されたイ
ンク貯蔵用袋体にインクを収容し、インク漏れ防止のた
めにインクタンク開口部すなわちインク供給口にはイン
クジェットヘッドに設けられたインク供給管が挿入され
ると初め貫通する封止膜部材を設けた構成のインクタン
クカートリッジがある。
【０００４】第２に、特開平５−３４５４２０において
は、インクジェットヘッドと分離されたインクタンクカ
ートリッジ内にインクを収容するために、スポンジを用
いたものが提案されている。これは、インクジェットヘ
ッドをタンクと連結することでインク供給管がスポンジ
を押圧し、インク供給管近傍のスポンジの毛細管力を増
しインクを供給管近傍に集めることによりインクジェッ
トヘッドへの安定したインクの供給が行えるようにした
方式である。
は、インクジェットヘッドと分離されたインクタンクカ
ートリッジ内にインクを収容するために、スポンジを用
いたものが提案されている。これは、インクジェットヘ
ッドをタンクと連結することでインク供給管がスポンジ
を押圧し、インク供給管近傍のスポンジの毛細管力を増
しインクを供給管近傍に集めることによりインクジェッ
トヘッドへの安定したインクの供給が行えるようにした
方式である。
【０００５】上記の分離交換型のインクカートリッジに
おいて、記録ヘッド一体型インクカートリッジに比べ、
インク使い切り状態に達したときインクタンクのみを交
換可能としたためにコストパフォーマンは飛躍的に向上
した。しかし、分離型としたがために新たなる改善すべ
き課題も発生してしまった。
おいて、記録ヘッド一体型インクカートリッジに比べ、
インク使い切り状態に達したときインクタンクのみを交
換可能としたためにコストパフォーマンは飛躍的に向上
した。しかし、分離型としたがために新たなる改善すべ
き課題も発生してしまった。
【０００６】例えば、前述の特開昭６３−３９５９の場
合、インクを収容するためのインク貯蔵用袋体を用いて
いるが、このインクタンクカートリッジ内のインクをユ
ーザーが全て使い切る前に本カートリッジを取り外して
しまった場合、封止膜部材は破膜されているためインク
貯蔵用袋体内部に残存しているインクは外界に対して開
放された状態である。よって、インクタンクカートリッ
ジ取り外し後、インクの供給口からインク漏れを発生さ
せてしまう。また、このようなことを防ぐために、本方
式の開口部に、供給管より開閉可能なバルブを設けるこ
とが考えられるが、コストアップを招くことになり、ヘ
ッドに対して分離形としたことの効果が得られない。
合、インクを収容するためのインク貯蔵用袋体を用いて
いるが、このインクタンクカートリッジ内のインクをユ
ーザーが全て使い切る前に本カートリッジを取り外して
しまった場合、封止膜部材は破膜されているためインク
貯蔵用袋体内部に残存しているインクは外界に対して開
放された状態である。よって、インクタンクカートリッ
ジ取り外し後、インクの供給口からインク漏れを発生さ
せてしまう。また、このようなことを防ぐために、本方
式の開口部に、供給管より開閉可能なバルブを設けるこ
とが考えられるが、コストアップを招くことになり、ヘ
ッドに対して分離形としたことの効果が得られない。
【０００７】次に、特開平５−３４５４２０の場合、イ
ンクの収容はカートリッジ内部に収納されたスポンジに
よって行われているため、例えユーザーが使い切り前
に、インクタンクを取り外してしまっても、インクはス
ポンジの毛細管力によって、カートリッジ内より外界へ
漏れ出すことはない。しかし、このインクタンクカート
リッジは、スポンジが内部にほぼ均一に収納され、イン
クジェットヘッドのインク供給管がスポンジを押圧する
ことによって、供給管近傍のスポンジの毛細管力を増し
インクを供給管近傍に集めるとこで安定したインクの供
給を行っている。したがって、使用途中でインクタンク
カートリッジが取り外された場合、スポンジは再び初期
状態に復帰し毛細管力が均一化し、インクが供給口に集
まろうとすることがなくなる。そして開口部付近のイン
クが蒸発してしまった場合、スポンジの中心側にインク
が寄ってしまい、再度供給管にてスポンジを押圧し、毛
細管力をＵＰしても供給管近傍にインクを集めることが
できず、使用不能となり印字枚数は減少し、ランニング
コストのＵＰへつながってしまう。
ンクの収容はカートリッジ内部に収納されたスポンジに
よって行われているため、例えユーザーが使い切り前
に、インクタンクを取り外してしまっても、インクはス
ポンジの毛細管力によって、カートリッジ内より外界へ
漏れ出すことはない。しかし、このインクタンクカート
リッジは、スポンジが内部にほぼ均一に収納され、イン
クジェットヘッドのインク供給管がスポンジを押圧する
ことによって、供給管近傍のスポンジの毛細管力を増し
インクを供給管近傍に集めるとこで安定したインクの供
給を行っている。したがって、使用途中でインクタンク
カートリッジが取り外された場合、スポンジは再び初期
状態に復帰し毛細管力が均一化し、インクが供給口に集
まろうとすることがなくなる。そして開口部付近のイン
クが蒸発してしまった場合、スポンジの中心側にインク
が寄ってしまい、再度供給管にてスポンジを押圧し、毛
細管力をＵＰしても供給管近傍にインクを集めることが
できず、使用不能となり印字枚数は減少し、ランニング
コストのＵＰへつながってしまう。
【０００８】また、このようなことを防ぐために、カー
トリッジ内をスポンジなどによるインク保持部材と、イ
ンク保持部材からインク供給管へ安定してインクを導通
するための連結部材の２部品に構成したものが特開平５
−１０４３７５に提案されている。この構成によってイ
ンクタンクの再装着によるインク切れを回避することが
可能となり、インクタンクカートリッジ単体におけるコ
ストＵＰも最小限に抑えることができた。しかし、この
方式の場合、インク保持部材と連結部材が接触している
必要があり、例えば、スポンジを使用したインクカート
リッジの場合、長期にわたり保管された場合保管の状態
によっては、スポンジがクリープ変形を起こす場合があ
る。もし、このようなインクタンクカートリッジが外部
からの衝撃を受けた場合、衝撃を受けた方向にスポンジ
が座屈収縮を起こし、例えスポンジの弾性力が残存して
もこの弾性力が吸収体とインクタンク内壁面との摩擦抵
抗力に勝っていない限り、座屈によって移動した位置か
らスポンジが元の状態に復元することはなく、最悪の場
合、連結部材とインク保持部材の間の接触状態が維持さ
れず、離間した状態となってしまう。また、少しでもイ
ンクタンクのランニングコストを下げるために、インク
の充填量を多くすればするほど上述の衝撃力は上昇し、
座屈量も増し、一層連結部材とインク保持部材が接触で
きない場合が発生することとなるおそれがあった。
トリッジ内をスポンジなどによるインク保持部材と、イ
ンク保持部材からインク供給管へ安定してインクを導通
するための連結部材の２部品に構成したものが特開平５
−１０４３７５に提案されている。この構成によってイ
ンクタンクの再装着によるインク切れを回避することが
可能となり、インクタンクカートリッジ単体におけるコ
ストＵＰも最小限に抑えることができた。しかし、この
方式の場合、インク保持部材と連結部材が接触している
必要があり、例えば、スポンジを使用したインクカート
リッジの場合、長期にわたり保管された場合保管の状態
によっては、スポンジがクリープ変形を起こす場合があ
る。もし、このようなインクタンクカートリッジが外部
からの衝撃を受けた場合、衝撃を受けた方向にスポンジ
が座屈収縮を起こし、例えスポンジの弾性力が残存して
もこの弾性力が吸収体とインクタンク内壁面との摩擦抵
抗力に勝っていない限り、座屈によって移動した位置か
らスポンジが元の状態に復元することはなく、最悪の場
合、連結部材とインク保持部材の間の接触状態が維持さ
れず、離間した状態となってしまう。また、少しでもイ
ンクタンクのランニングコストを下げるために、インク
の充填量を多くすればするほど上述の衝撃力は上昇し、
座屈量も増し、一層連結部材とインク保持部材が接触で
きない場合が発生することとなるおそれがあった。
【０００９】このように連結部材とインク保持部材とが
接触できなくなると、両者間におけるインク授受が行わ
れず、インク切れを生じ、記録が不能となってしまう。
接触できなくなると、両者間におけるインク授受が行わ
れず、インク切れを生じ、記録が不能となってしまう。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した課
題点に鑑みてなされたものであって、環境変化に対する
保管性に安定的であり、記録ヘッドへ安定的にインクを
供給できるインクタンクを提供することを目的とする。
また、使用途中に記録ヘッドから取り外され、再び取り
付けられた際にも安定的にインクを供給することが可能
な分離型のインクタンクを提供することを目的とするも
のである。
題点に鑑みてなされたものであって、環境変化に対する
保管性に安定的であり、記録ヘッドへ安定的にインクを
供給できるインクタンクを提供することを目的とする。
また、使用途中に記録ヘッドから取り外され、再び取り
付けられた際にも安定的にインクを供給することが可能
な分離型のインクタンクを提供することを目的とするも
のである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記目的を
達成するため鋭意検討を行い、本発明に到達した。即
ち、本発明は、インクを吐出して記録を行なうインクジ
ェット記録ヘッドに対して着脱自在に構成されるととも
に、該記録ヘッドへ供給するインクを保持するインク保
持部材と、該インク保持部材を備えるとともに記録ヘッ
ドへインクを供給するためのインク供給口と大気と連通
するための大気連通口とを備えた本体と、を備えるイン
クタンクにおいて、前記インク保持部材は、前記インク
タンク本体内において、インクの供給口の存在する面及
びこの面と対向する面にて圧縮される圧縮率をＡとし、
この２つの面以外の面で圧縮される圧縮率をＢとすると
き、 Ａ＞Ｂ、かつ１．１≦Ａ≦１．６ の条件を満足するように収納されていることを特徴とす
るインクタンクを提供することである。
達成するため鋭意検討を行い、本発明に到達した。即
ち、本発明は、インクを吐出して記録を行なうインクジ
ェット記録ヘッドに対して着脱自在に構成されるととも
に、該記録ヘッドへ供給するインクを保持するインク保
持部材と、該インク保持部材を備えるとともに記録ヘッ
ドへインクを供給するためのインク供給口と大気と連通
するための大気連通口とを備えた本体と、を備えるイン
クタンクにおいて、前記インク保持部材は、前記インク
タンク本体内において、インクの供給口の存在する面及
びこの面と対向する面にて圧縮される圧縮率をＡとし、
この２つの面以外の面で圧縮される圧縮率をＢとすると
き、 Ａ＞Ｂ、かつ１．１≦Ａ≦１．６ の条件を満足するように収納されていることを特徴とす
るインクタンクを提供することである。
【００１２】さらに好ましくは、前記において、圧縮率
Ｂが １．０≦Ｂ≦１．４ であることを特徴とするインクタンクを提供することで
ある。
Ｂが １．０≦Ｂ≦１．４ であることを特徴とするインクタンクを提供することで
ある。
【００１３】さらに、より好ましくは前記圧縮率Ａ及び
圧縮率Ｂが １．１≦Ａ≦１．４、１．０≦Ｂ≦１．２ であることを特徴とするインクタンクを提供することで
ある。
圧縮率Ｂが １．１≦Ａ≦１．４、１．０≦Ｂ≦１．２ であることを特徴とするインクタンクを提供することで
ある。
【００１４】
【発明の実施の形態】さらに本発明は、前記のインク供
給口を前記インクタンク本体の長手方向以外の面に有す
ることを特徴とするインクタンクを提供することにあ
る。
給口を前記インクタンク本体の長手方向以外の面に有す
ることを特徴とするインクタンクを提供することにあ
る。
【００１５】さらに本発明は、前記インク供給口の存在
する面及びこの面と対向する面を除く前記インク保持部
材と前記インクタンク本体内壁との接触面積が、前記イ
ンク供給口の存在する面及びこの面と対向する面を除く
前記インク保持部材の表面積の１５％以下であることを
特徴とするインクタンクを提供することである。
する面及びこの面と対向する面を除く前記インク保持部
材と前記インクタンク本体内壁との接触面積が、前記イ
ンク供給口の存在する面及びこの面と対向する面を除く
前記インク保持部材の表面積の１５％以下であることを
特徴とするインクタンクを提供することである。
【００１６】さらに本発明は、前記インク保持部材は６
面体であり、該６面のうちいずれかの２面において熱圧
縮されることを特徴とするインクタンクを提供すること
である。
面体であり、該６面のうちいずれかの２面において熱圧
縮されることを特徴とするインクタンクを提供すること
である。
【００１７】
【００１８】
【００１９】
【００２０】
【００２１】
【００２２】
【００２３】
【００２４】
【００２５】
【実施例】実施例１ 図１は、本発明が適用されるインクタンクカートリッジ
（以下、インクタンクと称する）の一構成例を模式的に
示す断面図である。図１において、六面体のインクタン
ク１には、インク保持部材２が、圧縮挿入された状態に
配設されている。このとき、インク保持部材２は、イン
クジェットヘッド供給管が挿入される開口部４のリブ
０、及び大気連通口３を囲むようにして配設されたフタ
リブＰの端面にてＬ1 の長さに圧縮された状態である。
ここで挿入されたインク保持部材２は、外力が働かない
場合、長さＬ0 ／幅Ｈ0 の直方体でありこの状態を図２
に示す。本実施例１においてインク保持部材２はＬ0 ＞
Ｌ1 となっており、またＤ1 ＞Ｈ1 ＞Ｈ0 となってい
る。ここでインク供給口の存在する面とこれに対向する
面にてインク保持部材２を圧縮している圧縮率をＬ1／
Ｌ0 ＝Ａとし、この２面以外の対向する面にて圧縮して
いる圧縮率をＨ1 ／Ｈ0 ＝Ｂとする。
（以下、インクタンクと称する）の一構成例を模式的に
示す断面図である。図１において、六面体のインクタン
ク１には、インク保持部材２が、圧縮挿入された状態に
配設されている。このとき、インク保持部材２は、イン
クジェットヘッド供給管が挿入される開口部４のリブ
０、及び大気連通口３を囲むようにして配設されたフタ
リブＰの端面にてＬ1 の長さに圧縮された状態である。
ここで挿入されたインク保持部材２は、外力が働かない
場合、長さＬ0 ／幅Ｈ0 の直方体でありこの状態を図２
に示す。本実施例１においてインク保持部材２はＬ0 ＞
Ｌ1 となっており、またＤ1 ＞Ｈ1 ＞Ｈ0 となってい
る。ここでインク供給口の存在する面とこれに対向する
面にてインク保持部材２を圧縮している圧縮率をＬ1／
Ｌ0 ＝Ａとし、この２面以外の対向する面にて圧縮して
いる圧縮率をＨ1 ／Ｈ0 ＝Ｂとする。
【００２６】本実施例１にて使用しているインク保持部
材２は、発泡ポリウレタンフォームを用いているが、こ
のとき上述した圧縮率Ａは、所望の負圧を得るのに必要
な圧縮度のセルの大きさが得られていればよく、発泡ポ
リウレタンフォームの単位長さ当たりのセル数と圧縮前
の長さＬ0 によって自由に可変できる。
材２は、発泡ポリウレタンフォームを用いているが、こ
のとき上述した圧縮率Ａは、所望の負圧を得るのに必要
な圧縮度のセルの大きさが得られていればよく、発泡ポ
リウレタンフォームの単位長さ当たりのセル数と圧縮前
の長さＬ0 によって自由に可変できる。
【００２７】ここで、圧縮率Ａと圧縮率Ｂとをそれぞれ
表１に示す組み合わせとしてインクタンクを各サンプル
５つづつ作成し、これにインクを充填し、インクタンク
を６０℃の高温環境下にて１ヶ月保存後、落下衝撃（ラ
ワン材上に９０ｃｍの高さから、インク供給面に対向す
る面を下向きにして落下させる。）したときの内部吸収
体の位置ズレの様子を示すものである。
表１に示す組み合わせとしてインクタンクを各サンプル
５つづつ作成し、これにインクを充填し、インクタンク
を６０℃の高温環境下にて１ヶ月保存後、落下衝撃（ラ
ワン材上に９０ｃｍの高さから、インク供給面に対向す
る面を下向きにして落下させる。）したときの内部吸収
体の位置ズレの様子を示すものである。
【００２８】
【表１】表１ 表中Ａは、インクタンクのインク供給口面とそれに対向
する面とによって形成される（空間）方向のインク保持
部材の圧縮率、Ｂは、Ａ方向と直交する方向の２面によ
って形成される（空間）方向のインク保持部材の圧縮
率。 ◎は、サンプル数５つ中全数にわたってインクタンク内
部のインク保持部材にズレが確認されないもの。 ○は、サンプル数５つ中１〜２個インク保持部材にズレ
が確認されたが、実質的にインク供給性能に影響は与え
ないないもの。 △は、サンプル数５つ中２〜３個インク保持部材にズレ
が確認されたが、インク供給性には実質的に影響を与え
ないもの。 ×は、サンプル数５つ中３〜５個インク保持部材にズレ
が確認され、インク供給性の劣化が認められるサンプル
が確認されたもの。
する面とによって形成される（空間）方向のインク保持
部材の圧縮率、Ｂは、Ａ方向と直交する方向の２面によ
って形成される（空間）方向のインク保持部材の圧縮
率。 ◎は、サンプル数５つ中全数にわたってインクタンク内
部のインク保持部材にズレが確認されないもの。 ○は、サンプル数５つ中１〜２個インク保持部材にズレ
が確認されたが、実質的にインク供給性能に影響は与え
ないないもの。 △は、サンプル数５つ中２〜３個インク保持部材にズレ
が確認されたが、インク供給性には実質的に影響を与え
ないもの。 ×は、サンプル数５つ中３〜５個インク保持部材にズレ
が確認され、インク供給性の劣化が認められるサンプル
が確認されたもの。
【００２９】表１から明らかなように、圧縮率Ａと圧縮
率Ｂとの関係はＡ＞Ｂのときであって、圧縮率Ａは１．
１の〜１．６、圧縮率Ｂは１．０〜１．４の範囲の条件
で十分な特性が得られた結果となった。なお、より好ま
しくは、圧縮率Ａ＝１．１〜１．４、圧縮率Ｂ＝１．０
〜１．２の範囲の条件である。
率Ｂとの関係はＡ＞Ｂのときであって、圧縮率Ａは１．
１の〜１．６、圧縮率Ｂは１．０〜１．４の範囲の条件
で十分な特性が得られた結果となった。なお、より好ま
しくは、圧縮率Ａ＝１．１〜１．４、圧縮率Ｂ＝１．０
〜１．２の範囲の条件である。
【００３０】インク保持体の圧縮率はあまり大きすぎる
と、インクタンク内へのインク保持体の充填時にシワな
どがよってしまい、均一なインク保持体の充填ができな
くなってしまう。また、圧縮率が小さいと衝撃によって
容易に移動し、座屈してしまう可能性が高い。特に圧縮
率Ｂが１．０以下では、インクタンクとインク保持体と
の間に隙間ができることになり、インク保持体の高圧縮
充填時に傾きなどを生じやすく、シワを生じやすく、本
発明の目的であるバネ性が低下する。
と、インクタンク内へのインク保持体の充填時にシワな
どがよってしまい、均一なインク保持体の充填ができな
くなってしまう。また、圧縮率が小さいと衝撃によって
容易に移動し、座屈してしまう可能性が高い。特に圧縮
率Ｂが１．０以下では、インクタンクとインク保持体と
の間に隙間ができることになり、インク保持体の高圧縮
充填時に傾きなどを生じやすく、シワを生じやすく、本
発明の目的であるバネ性が低下する。
【００３１】 また、圧縮率Ａ＝１．１，１．２，１．４，１．６， 圧縮率Ｂ＝１．０，１．１，１．２，１．３，１．４ の組み合わせサンプルそれぞれ５つ作成し、インクジェ
ットヘッドに対して１０回連続した着脱動作を繰り返し
実行した後、インク供給口部分のインク保持部材の状態
を目視で観察するとともに、着脱動作後のインクタンク
を装置に取り付け、印字を行ったところ、表２に示すよ
うな結果を得た。
ットヘッドに対して１０回連続した着脱動作を繰り返し
実行した後、インク供給口部分のインク保持部材の状態
を目視で観察するとともに、着脱動作後のインクタンク
を装置に取り付け、印字を行ったところ、表２に示すよ
うな結果を得た。
【００３２】
【表２】 ◎は、１０回着脱動作後、インク供給口部部にインクが
保持たが復元していたもの。○は、１０回着脱動作後、
インク供給口部分にインク保持部材が十分に復元してい
ないものが１つ〜２つあったものの、印字は十分に行え
た。△は、１０回着脱動作後、インク供給口部分にイン
ク保持部材が復元していないが１〜２あったもので、印
字復元しないものでは印字が十分に行えなかったもの。
保持たが復元していたもの。○は、１０回着脱動作後、
インク供給口部分にインク保持部材が十分に復元してい
ないものが１つ〜２つあったものの、印字は十分に行え
た。△は、１０回着脱動作後、インク供給口部分にイン
ク保持部材が復元していないが１〜２あったもので、印
字復元しないものでは印字が十分に行えなかったもの。
【００３３】以上の結果を総合的に判断すると、通常の
使用状態においては圧縮部ＡとＢとはＡ＞Ｂの関係を満
足し、Ａ＝１．１〜１．６、Ｂ＝１．０〜１．４の範
囲、より好ましくは、Ａ＝１．１〜１．４、Ｂ＝１．０
〜１．２の範囲であれば、数回の着脱動作が実行されて
も十分に実用性があるインクタンクが得られる。
使用状態においては圧縮部ＡとＢとはＡ＞Ｂの関係を満
足し、Ａ＝１．１〜１．６、Ｂ＝１．０〜１．４の範
囲、より好ましくは、Ａ＝１．１〜１．４、Ｂ＝１．０
〜１．２の範囲であれば、数回の着脱動作が実行されて
も十分に実用性があるインクタンクが得られる。
【００３４】実施例２ 図３及び図４に示される実施例２はインクタンク内に挿
入されるインク保持部材をあらかじめ熱プレスし、挿入
後に圧縮形成される形状に近い形状に形成した圧縮吸収
体といわれるものの例である。
入されるインク保持部材をあらかじめ熱プレスし、挿入
後に圧縮形成される形状に近い形状に形成した圧縮吸収
体といわれるものの例である。
【００３５】この例においても、実施例１で行われた範
囲でインク保持部材の熱圧縮体を用いる限り、衝撃テス
トで座屈することなく、良好なインク供給性を確保でき
る。なお、本実施例においては、開口部４及び大気連通
口３の形成されている２面以外の４面を熱プレスした吸
収体を用いているが、実施例１に前述した如く、所望の
負圧を得るのに必要な圧縮後のセルの大きさが得られ、
かつ、インクタンク製造時に、熱プレス前の形状に復元
しない限りプレス面はどの面に行っても良い。ただし、
熱プレスによってインク保持部材のプレスされた箇所が
熱硬化する状態になるため、インク供給方向以外の面で
熱プレスすることが好ましい。
囲でインク保持部材の熱圧縮体を用いる限り、衝撃テス
トで座屈することなく、良好なインク供給性を確保でき
る。なお、本実施例においては、開口部４及び大気連通
口３の形成されている２面以外の４面を熱プレスした吸
収体を用いているが、実施例１に前述した如く、所望の
負圧を得るのに必要な圧縮後のセルの大きさが得られ、
かつ、インクタンク製造時に、熱プレス前の形状に復元
しない限りプレス面はどの面に行っても良い。ただし、
熱プレスによってインク保持部材のプレスされた箇所が
熱硬化する状態になるため、インク供給方向以外の面で
熱プレスすることが好ましい。
【００３６】なお、本構成をとることにより、インクタ
ンク製造時のインク保持部材の充填のしにくさを低減す
ることができ、より安定なインクタンを作成できた。
ンク製造時のインク保持部材の充填のしにくさを低減す
ることができ、より安定なインクタンを作成できた。
【００３７】実施例３ 図５は本発明の別の実施例を示したインクタンクの断面
図であり、ここで１１はインクタンクであり、インク保
持部材１２を圧縮した状態で挿入し、タンク蓋１３を超
音波溶着している。また１４はインクをヘッドに供給す
るインク供給口である。
図であり、ここで１１はインクタンクであり、インク保
持部材１２を圧縮した状態で挿入し、タンク蓋１３を超
音波溶着している。また１４はインクをヘッドに供給す
るインク供給口である。
【００３８】図６はインク保持部材１２のインクタンク
１１に圧縮挿入する前の寸法を表した図である。本実施
例では、ｃ−ｄ面間寸法Ｓ１＝２５ｍｍ、ｅ−ｆ面間寸
法Ｓ２＝２５ｍｍ、ａ−ｂ面間寸法Ｒ１＝８５ｍｍとな
っている。
１１に圧縮挿入する前の寸法を表した図である。本実施
例では、ｃ−ｄ面間寸法Ｓ１＝２５ｍｍ、ｅ−ｆ面間寸
法Ｓ２＝２５ｍｍ、ａ−ｂ面間寸法Ｒ１＝８５ｍｍとな
っている。
【００３９】図７は図５の断面ＱＱを表したものであ
り、１５は前記インクタンク１１に備わっているリブで
あり、この断面上では、リブ１５の部分のみがインク保
持部材１２と接触している。また、インクタンク１１は
変性ＰＰＯ、インク保持部材１２はウレタンフォームか
らできている。リブ１５の幅寸法は約１．５ｍｍであ
り、インクタンクへ挿入前のインク保持部材１２の断面
寸法はＳ３＝２２ｍｍ、Ｓ４＝２２ｍｍである。インク
保持部材１２はインクタンク１１に圧縮挿入されること
により、インク供給方向で８５ｍｍ／６１ｍｍ＝１．４
倍圧縮され、その直角方向では２５ｍｍ／２２ｍｍ＝
１．１倍圧縮されている。実施例１で説明した通り、イ
ンク供給口方向のインク保持部材１２の圧縮率がそれ以
外の方向の圧縮率よりも大きいため、落下衝撃を加えら
れても、インク保持部材１１がインク供給口１４から離
れることはない。
り、１５は前記インクタンク１１に備わっているリブで
あり、この断面上では、リブ１５の部分のみがインク保
持部材１２と接触している。また、インクタンク１１は
変性ＰＰＯ、インク保持部材１２はウレタンフォームか
らできている。リブ１５の幅寸法は約１．５ｍｍであ
り、インクタンクへ挿入前のインク保持部材１２の断面
寸法はＳ３＝２２ｍｍ、Ｓ４＝２２ｍｍである。インク
保持部材１２はインクタンク１１に圧縮挿入されること
により、インク供給方向で８５ｍｍ／６１ｍｍ＝１．４
倍圧縮され、その直角方向では２５ｍｍ／２２ｍｍ＝
１．１倍圧縮されている。実施例１で説明した通り、イ
ンク供給口方向のインク保持部材１２の圧縮率がそれ以
外の方向の圧縮率よりも大きいため、落下衝撃を加えら
れても、インク保持部材１１がインク供給口１４から離
れることはない。
【００４０】しかしながら本発明者は、以上述べた構成
によって、さらに本発明の目的を堅固なものとした。つ
まりインクタンク１１にリブ１５があることによって、
インク保持部材１１の内壁にインク保持部材１２が接す
る面積が減る。それによりインク保持部材１２の側面方
向の摩擦抵抗が減り、インク供給面と鉛直方向に落下衝
撃を加えた場合の側壁の摩擦力が小さくなり、インク保
持部材の衝撃方向の反発力が損なわれることがほとんど
なくなる。よって、外的衝撃が加わってもインク保持部
材は確実に元の状態に復元し、インクタンクのインク供
給性能の信頼性はさらに向上する。
によって、さらに本発明の目的を堅固なものとした。つ
まりインクタンク１１にリブ１５があることによって、
インク保持部材１１の内壁にインク保持部材１２が接す
る面積が減る。それによりインク保持部材１２の側面方
向の摩擦抵抗が減り、インク供給面と鉛直方向に落下衝
撃を加えた場合の側壁の摩擦力が小さくなり、インク保
持部材の衝撃方向の反発力が損なわれることがほとんど
なくなる。よって、外的衝撃が加わってもインク保持部
材は確実に元の状態に復元し、インクタンクのインク供
給性能の信頼性はさらに向上する。
【００４１】本発明者はインク保持部材１４の側面（イ
ンク供給方向と直交方向の面）のインクタンク内壁との
接触率を１５％以下にすることにより、落下衝撃を加え
たり、長期間にわたって保存したりしても、インクタン
クのインク供給性能を保証できるという知見を得た。
ンク供給方向と直交方向の面）のインクタンク内壁との
接触率を１５％以下にすることにより、落下衝撃を加え
たり、長期間にわたって保存したりしても、インクタン
クのインク供給性能を保証できるという知見を得た。
【００４２】
【００４３】
【００４４】
【００４５】
【００４６】
【００４７】
【００４８】
【図１】本発明の第１の実施例にかかるインクタンクの
概略構成を示す断面図である。
概略構成を示す断面図である。
【図２】本発明の第１の実施例に用いるているインク保
持部材の収納前の図である。
持部材の収納前の図である。
【図３】本発明の第２の実施例にかかるインクタンク概
略構成を示す断面図である。
略構成を示す断面図である。
【図４】本発明の第２の実施例に用いているインク保持
部材の収納前の図である。
部材の収納前の図である。
【図５】本発明の第３の実施例のインクタンクの概略構
成を示す断面図である。
成を示す断面図である。
【図６】本発明の第３の実施例に用いているインク保持
部材（インクタンク挿入前）の図である。
部材（インクタンク挿入前）の図である。
【図７】第５図Ｑ−Ｑ面における断面図である。
図１ ０ リブ １ インクタンク ２ インク保持部材 ３ 大気連通口 ４ インクジェットヘッド供給管が挿入される開口部 Ｌ1 インクタンクの装入された状態でのインク保持部
材の長さ Ｈ1 インクタンクの装入された状態でのインク保持部
材の幅 図２ Ｌ0 外力が働かない場合のインク保持部材の長さ Ｈ0 外力が働かない場合のインク保持部材の幅 図３ １ インクタンク ３ 大気連通口 ４ インクジェットヘッド供給管が挿入される開口部 ５ インク保持部材 Ｌ3 インクタンクの装入された状態でのインク保持部
材の長さ Ｈ3 インクタンクの装入された状態でのインク保持部
材の幅 図４ Ｌ4 外力が働かない場合のインク保持部材の長さ Ｈ4 外力が働かない場合のインク保持部材の幅 図５ １１ インクタンク １２ インク保持部材 １３ インクタンク蓋 １４ インクジェットヘッド供給管が挿入される開口
部 Ｒ2 インクタンクの装入された状態でのインク保持
部材の長さ 図６ １２ インク保持部材 Ｒ1 外力が働かない状態でのインク保持部材のａ−
ｂ面間寸法 Ｓ1 外力が働かない状態でのインク保持部材のｃ−
ｄ面間寸法 Ｓ2 外力が働かない状態でのインク保持部材のｅ−
ｆ面間寸法 図７ １１ インクタンク １２ インク保持部材 １５ インクタンクに備わっているリブ Ｓ３ 断面寸法 Ｓ４ 断面寸法
材の長さ Ｈ1 インクタンクの装入された状態でのインク保持部
材の幅 図２ Ｌ0 外力が働かない場合のインク保持部材の長さ Ｈ0 外力が働かない場合のインク保持部材の幅 図３ １ インクタンク ３ 大気連通口 ４ インクジェットヘッド供給管が挿入される開口部 ５ インク保持部材 Ｌ3 インクタンクの装入された状態でのインク保持部
材の長さ Ｈ3 インクタンクの装入された状態でのインク保持部
材の幅 図４ Ｌ4 外力が働かない場合のインク保持部材の長さ Ｈ4 外力が働かない場合のインク保持部材の幅 図５ １１ インクタンク １２ インク保持部材 １３ インクタンク蓋 １４ インクジェットヘッド供給管が挿入される開口
部 Ｒ2 インクタンクの装入された状態でのインク保持
部材の長さ 図６ １２ インク保持部材 Ｒ1 外力が働かない状態でのインク保持部材のａ−
ｂ面間寸法 Ｓ1 外力が働かない状態でのインク保持部材のｃ−
ｄ面間寸法 Ｓ2 外力が働かない状態でのインク保持部材のｅ−
ｆ面間寸法 図７ １１ インクタンク １２ インク保持部材 １５ インクタンクに備わっているリブ Ｓ３ 断面寸法 Ｓ４ 断面寸法
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 濱▲崎▼ 雄司 東京都大田区下丸子３丁目30番２号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 竹之内 雅典 東京都大田区下丸子３丁目30番２号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平６−320745（ＪＰ，Ａ) 特開 平７−137279（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B41J 2/175
Claims (6)
- 【請求項１】 インクを吐出して記録を行なうインクジ
ェット記録ヘッドに対して着脱自在に構成されるととも
に、該記録ヘッドへ供給するインクを保持するインク保
持部材と、該インク保持部材を備えるとともに記録ヘッ
ドへインクを供給するためのインク供給口と大気と連通
するための大気連通口とを備えた本体と、を備えるイン
クタンクにおいて、 前記インク保持部材は、前記インクタンク本体内におい
て、インクの供給口の存在する面及びこの面と対向する
面にて圧縮される圧縮率をＡとし、この２つの面以外の
面で圧縮される圧縮率をＢとするとき、 Ａ＞Ｂ、かつ１．１≦Ａ≦１．６ の条件を満足するように収納されていることを特徴とす
るインクタンク。 - 【請求項２】 請求項１において、圧縮率Ｂが １．０≦Ｂ≦１．４ であることを特徴とするインクタンク。
- 【請求項３】 請求項１において、圧縮率Ａ及び圧縮率
Ｂが １．１≦Ａ≦１．４、１．０≦Ｂ≦１．２ であることを特徴とするインクタンク。 - 【請求項４】 請求項１において、インク供給口を前記
インクタンク本体の長手方向以外の面に有することを特
徴とするインクタンク。 - 【請求項５】 請求項１において、前記インク供給口の
存在する面及びこの面と対向する面を除く前記インク保
持部材と前記インクタンク本体内壁との接触面積が、前
記インク供給口の存在する面及びこの面と対向する面を
除く前記インク保持部材の表面積の１５％以下であるこ
とを特徴とするインクタンク。 - 【請求項６】 請求項１において、前記インク保持部材
は６面体であり、該６面のうちいずれかの２面において
熱圧縮されることを特徴とするインクタンク。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21329095A JP3274046B2 (ja) | 1994-08-24 | 1995-08-22 | インクタンク |
| EP95113241A EP0698496B1 (en) | 1994-08-24 | 1995-08-23 | Ink container cartridge |
| DE69514447T DE69514447T2 (de) | 1994-08-24 | 1995-08-23 | Tintenbehälter |
| US08/518,729 US5852457A (en) | 1994-08-24 | 1995-08-24 | Ink container cartridge |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19981194 | 1994-08-24 | ||
| JP6-199811 | 1994-08-24 | ||
| JP21329095A JP3274046B2 (ja) | 1994-08-24 | 1995-08-22 | インクタンク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08112906A JPH08112906A (ja) | 1996-05-07 |
| JP3274046B2 true JP3274046B2 (ja) | 2002-04-15 |
Family
ID=26511766
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21329095A Expired - Fee Related JP3274046B2 (ja) | 1994-08-24 | 1995-08-22 | インクタンク |
Country Status (4)
| Country | Link |
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| US (1) | US5852457A (ja) |
| EP (1) | EP0698496B1 (ja) |
| JP (1) | JP3274046B2 (ja) |
| DE (1) | DE69514447T2 (ja) |
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| JP3450798B2 (ja) * | 1999-04-27 | 2003-09-29 | キヤノン株式会社 | 液体供給システム、該システムに用いられる液体収納容器、該システムを用いたインクジェットヘッドカートリッジ |
| JP2001063089A (ja) | 1999-08-30 | 2001-03-13 | Canon Inc | インクタンク、記録ヘッドカートリッジおよびインクジェット記録装置 |
| JP4579446B2 (ja) * | 2001-05-10 | 2010-11-10 | キヤノン株式会社 | 液体収納容器 |
| JP5006828B2 (ja) | 2008-04-04 | 2012-08-22 | キヤノン株式会社 | インクタンク |
| JP2011177917A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Canon Inc | インクジェットカートリッジの製造方法 |
| US8529035B2 (en) * | 2010-02-26 | 2013-09-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink jet cartridge and manufacturing method of ink jet cartridge |
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| JP6700719B2 (ja) | 2015-10-30 | 2020-05-27 | キヤノン株式会社 | 液体吐出装置及びヘッド |
| JP6611564B2 (ja) | 2015-10-30 | 2019-11-27 | キヤノン株式会社 | 液体収納ボトルおよび液体収納ボトルのパッケージ |
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| WO2019074132A1 (en) | 2017-10-13 | 2019-04-18 | Canon Kabushiki Kaisha | ITEM COMPRISING PASTILLE ELECTRODE, INK CARTRIDGE, RECORDING APPARATUS |
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| JP7224830B2 (ja) | 2018-09-28 | 2023-02-20 | キヤノン株式会社 | パッド電極を有する部材、インクカートリッジ、記録装置 |
| JP7154919B2 (ja) | 2018-09-28 | 2022-10-18 | キヤノン株式会社 | インクカートリッジ |
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|---|---|---|---|---|
| US5156471A (en) * | 1984-05-22 | 1992-10-20 | Seiko Epson Corporation | Ink-supplied wire dot matrix printer head |
| JPS633959A (ja) | 1986-06-24 | 1988-01-08 | Canon Inc | インク供給装置 |
| US4771295B1 (en) * | 1986-07-01 | 1995-08-01 | Hewlett Packard Co | Thermal ink jet pen body construction having improved ink storage and feed capability |
| JP2575205B2 (ja) * | 1989-01-13 | 1997-01-22 | キヤノン株式会社 | インクタンク |
| DK0419192T3 (da) * | 1989-09-18 | 1994-05-24 | Canon Kk | Blækstrålehoved og blækstråleregistreringsapparat |
| EP0589540B1 (en) * | 1989-10-20 | 1997-10-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink jet apparatus and ink jet cartridge and ink container mountable thereto |
| GB2249054B (en) * | 1990-07-10 | 1994-10-19 | Canon Kk | Ink tank,ink jet cartridge having the tank,and ink jet recording apparatus having the cartridge |
| JPH04214362A (ja) * | 1990-12-10 | 1992-08-05 | Canon Inc | インクジェット記録装置，インクタンク，および記録ヘッドとインクタンクとを一体としたヘッドカートリッジ |
| JP2543970Y2 (ja) * | 1991-06-24 | 1997-08-13 | 株式会社ブリヂストン | ウレタンフォ−ム充填容器 |
| JP2863655B2 (ja) * | 1991-08-02 | 1999-03-03 | 株式会社ブリヂストン | インク保持体 |
| US5430471A (en) * | 1991-08-30 | 1995-07-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Liquid container, recording head using same and recording apparatus using same |
| JPH05104375A (ja) | 1991-10-15 | 1993-04-27 | Kuroda Precision Ind Ltd | 自動工具交換装置 |
| JP2788685B2 (ja) * | 1991-10-21 | 1998-08-20 | シャープ株式会社 | インクカ−トリッジ、インク受給部、及びインク供給装置 |
| JPH05345420A (ja) | 1992-06-15 | 1993-12-27 | Canon Inc | インクジェット記録装置 |
| JPH0615845A (ja) * | 1992-06-30 | 1994-01-25 | Canon Inc | インクジェット記録用のインクタンク |
| JP3217141B2 (ja) * | 1992-07-31 | 2001-10-09 | 株式会社ブリヂストン | インク保持用フォーム体 |
| JP3101482B2 (ja) * | 1994-01-31 | 2000-10-23 | キヤノン株式会社 | 液体保持容器の製造方法、及び製造装置 |
| US5587731A (en) * | 1994-02-22 | 1996-12-24 | Bridgestone Corporation | Ink retainer |
-
1995
- 1995-08-22 JP JP21329095A patent/JP3274046B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1995-08-23 DE DE69514447T patent/DE69514447T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1995-08-23 EP EP95113241A patent/EP0698496B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-08-24 US US08/518,729 patent/US5852457A/en not_active Expired - Lifetime
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